Mac メインメモリ 8GBか16GBどっち?

この記事ではMacBookのメモリ容量の違いを比較しています。

MacBook Air、MacBook Pro 13インチのメインメモリ(RAM)の容量は標準で8GBとなっていますが、8GB → 16GBに増設すべきか迷うところです。

メインメモリの容量が多いと一度に処理ができるデータが多く快適にキビキビと動作し作業効率が上がるので予算があるならMacBookのメインメモリは増やすのおすすめです。

ただし、限られた予算の中でMacを選ぶことになるので、使用用途で8GBのメモリで足りるならカスタマイズする必要はないでしょう。

その判断が難しいところ…

ということで、MacBook Pro 13インチMacBook Air 13インチ、MacBook Air 15インチ、の「メインメモリの容量が8GBで足りるのか?」、「16GBに増設した方がいいのか?」を比較しました。

MacBookのメモリの容量を増やすかどうか迷ってる方は参考にしてみてください。

(デスクトップ型のiMac 24インチMac miniも同じ考え方となります。)

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MacBook メモリの容量

MacBook Air 8GB vs 16GB
16GB vs 8GB

Appleの独自SoC・AppleシリコンのMacシリーズのメインメモリの標準容量は8GBとなっています。

メインメモリの容量
  標準 CTOカスタマイズ
MacBook Air(M1) 8GB 16GB
MacBook Air(M2) 8GB 16GB、24GB
MacBook Pro 13(M1) 8GB 16GB
MacBook Pro 13(M2) 8GB 16GB、24GB
iMac 24インチ(M1) 8GB 16GB
Mac mini(M1) 8GB 16GB
Mac mini(M2) 8GB 16GB、24GB

全て同じ仕様で購入時に+28,000円で8GB → 16GBにカスタマイズ可能です。M2チップを搭載してるMacは24GBに増やすこともできます。

28,000円の価格差なら8GB → 16GBに増設した方が長期的に安心して使えるのでアレコレ考えたくない方は迷わずに16GBにカスタマイズしましょう。なんなら24GBにしておくのもおすすめです。

ただ、どうしても予算が足りず8GBを選ぶことになることもあるかもしれません。

でも、安心してください。

2020年モデル以降のAppleシリコンのMacばら8GBでも快適に動作します。実際にMacBook Air(M2)の8GBモデルでIllustrator、Photoshop、Safariを同時起動しました。

M1、M2のユニファイドメモリなら8GBでもアプリをいくつか同時に起動して作業してもそこそこ快適に動作してしまうんですよね。Intelモデルは8GBだとここまで動かすのは厳しいです。

それだけ、Appleシリコンが凄いということ。M1・M2モデルなら8GBメモリでもそれなりに使えてしまいます。

必要最低限のメモリ容量は?
  • M1、M2モデル:8GBあれば足りる
  • Intelモデル:とりあえず16GBは必須

アプリを複数起動してアレもこれもと作業しないなら8GBで十分動きます。Final Cut Proで動画編集も普通にこなせます。正直、8GBのメモリで動画編集でできるってスゴいです。

ただし、4K動画編集しながらマルチタスクすると動作がモタつくのでデザイン制作、アプリを複数起動して長時間同時作業するなら16GBに増設しておいた方がより快適に使うことができます。

軽めの作業が多くてこまめにアプリを落としながら作業するなら8GBで問題ないです。

8GBで足りるシーン(M1、M2)
  • ブラウジン、メール、SNSなど軽作業
  • YouTube、プライムビデオなど動画視聴
  • ワード、エクセル、パワーポイントなど資料作成
  • 軽い画像処理、ブログの更新など
  • 軽い動画編集(フルHD)も可能
  • HTML・CSSなどのコーディング

アプリを同時に起動しながらマルチタスクで作業することが多いなら16GBのメモリに増設しておくのがいいでしょう。動画編集もするなら16GBです。

16GBあるといいシーン(M1、M2)
  • マルチタスクで作業することが多い
  • Adobeのデザインツールを使う
  • 4Kや長尺の動画編集をすることがある
  • ウェブ制作、プログラミングをする

メモリの増設はApple Storeで購入時に可能となってるので買うときに判断が迫られるのでしっかり考えてポチりましょう。

メモリメモリ(RAM)の役割

メインメモリ(RAM)はMacだけではなくWindowsパソコンやiPhone/iPad/Androidなどのスマートフォンにも搭載されていてコンピューターには必要不可欠なものです。

メインメモリの役割を簡単に表現するなら「CPUがHDD/SSDから引き出してきたデータを処理する場所」で、机の広さでCPU、ストレージ、メインメモリ(RAM)を例えることが多いですよね。

CPU/ストレージ/RAMの役割
  • CPU・GPU:作業をする人(コア数は人数)
  • RAM(メモリ)書類を広げる机の広さ
  • SSDストレージ:書類を入れる本棚・引き出し

机が狭い(4GB / 8GB)と一度に書類を広げられずCPUが一度に処理できるデータ量が少なくなりますが、机が広い(16GB / 32GB)と書類を一気に広げて効率的に処理ができるのです。

つまり、より多くのアプリ、データを扱うことが多いならメインメモリの容量は多い方が快適に作業が可能となるのです。

空き容量が少なくなると圧縮される

Macは限りある机の広さを有効活用するために使ってない書類(データ)を積み上げて(メモリ圧縮)机の広さを確保しています。

しばらく使っていない書類(データ)は机から手に届く範囲の近い本棚や引き出し(HDD/SSDのスワップ領域)に一次的に置くことで机の広さをキープしているのです。

8GB メモリ状態
macOSのメモリ管理
Macのメモリ圧縮技術
  • 空きスペースがなくなる → データを圧縮する
  • 圧縮データを一時的にストレージにキャッシュ保存する
  • 再使用時にストレージからデータを移動、圧縮したデータを復元する

使ってない書類(データ)は積み上げられた書類を広げる作業が発生し処理が必要で、データ容量の大きい画像動画データだと容量が少ないと速度が遅くなります。

どうしてもより多くのデータ容量を扱うことが多くなる画像処理、動画編集をするなら16GBに増設しておくのがマストとなります。

M2モデルはさらに上の24GBのメモリも選べるのでエントリーモデルでも大容量メモリが選べる時代になったのは嬉しいですよね。

空き容量が余裕ならマルチタスクも快適

机が広い(16GB)と一度に広げられる書類(データ)が多く、使っていない書類(データ)もそのまま置けます。しばらく使ってないデータも素早く取り出して処理が可能です。

16GB メモリ状態

メモリ状況も8GBよりも16GBの方が同じアプリを起動してもメモリ圧縮しているアプリは少なく、スワップ領域も使わずスムーズに処理ができちゃうんですね。

ただ、M2、M1のユニファイドメモリは8GBでSSDストレージ側にスワップ領域にデータを一時保存してもモタつきが少なく快適な動作を実現しています。

SSDストレージの転送速度も高速になって8GBと容量が少なくスワップが発生してもサクサク動作するので信じられないかもですがM2、M1のMacBookは8GBの容量があれば十分です。

ただし、動画編集、画像編集してブラウザのタブ開いてTwitterする…といったハードな処理を求めるのならユニファイドメモリの8GBでもキツイので16GBがおすすめです。

M1/M2チップと従来のメインメモリ

従来のIntel MacBookのメインメモリは基板にオンボード実装されてCPUとメモリは別のチップに分かれています。DDR4メモリーというのがメインメモリです。

Intelモデルのメインメモリ
Intelモデルのメインメモリ

AppleシリコンのM1チップは統合型のSoC(システムオンチップ)になってCPU、GPU、NPU、コントローラIOのコアが1つのシリコンに格納し、メインメモリもチップに内蔵した超高速ユニファイドメモリです。

画像だと大きく見えますが、M1チップの大きさは3〜4cm程のとっても小さいチップで、その中にメインメモリが格納されていることに驚きですよね。

Appleシリコンのメモリ
Appleシリコンのメインメモリ

高帯域幅を持つ低レイテンシのメモリを1つにまとめてCPU、GPU、Neural Engineの間で複数のアプリが効率良く共有しメモリの転送速度が向上して超快適になっているのです。

実際に8GBのM1チップのMacBook Airを使ってますが快適に動作しますし、一般用途であれば8GBのメインメモリがあれば十分快適に動作する性能で満足いくレベルで作業ができますよ。

メモリ容量の違いによる比較(M2・M1)

8GB・16GB 動作速度の違い(M2・M1)

フルHDの動画(22分)をFinal Cut Proでの書き出し時間をM1をのMacBook Air、Pro、Mac miniで計測してみましたが8GBと16GBで書き出し時間は大きな差はありません。

動画書き出し速度(フルHD)
  • MacBook Air(M1・8GB):11分32秒
  • MacBook Pro(M1・16GB):11分18秒
  • iMac 24(M1・16GB):11分15秒
  • Mac mini(M1・8GB):11分06秒
  • MacBook Pro(Intel・8GB):18分53秒
  • MacBook Pro(Intel・16GB):15分22秒

IntelのMacBookはメモリ容量で動画の書き出し速度に差が出ますが、Appleシリコンは差は少ないです。Mac mini(M1)の書き出しが速いのは排熱性能の違いが影響しています。

ただし、作業しながら動画書き出しする場合はM1/M2モデルでもメモリが多い方が書き出し速度を維持できるので時間を節約するなら16GBがおすすめとなります。

MacBook Pro 13インチ(M1)とMacBook Pro 13インチ(Intel)のメモリの転送速度を計測してみました。

メモリの規格
  • M2:6,400 MHz LPDDR5
  • M1:4,266 MHz LPDDR4X
  • Intel:3,733MHz LPDDR4X

Intelモデルのメモリは15〜33GB/sのデータ転送速度、M1のユニファイドメモリは14〜62GB/sと倍のデータ転送速度になって高速にデータのやり取りが可能です。

これはM2モデルも同様でLPDDR5になったことでさらにメモリ速度が100GB/sに速度向上しより速くCPU、GPUにデータの受け渡しができるようになりました。

M2/M1は8GBのメモリで十分動作する

M2/M1のユニファイドメモリは標準構成の8GBでも十分快適に動作します。

MacBook Air 8GBメモリ
MacBook Air 8GBメモリ

一般的な使い方なら8GBのメインメモリでも快適で実際に使うとテキストベースの資料作成、ブログの更新なら8GBでも大丈夫で動作が極端に遅くなることはないです。

Final Cut Proによる動画編集もフルHDなら8GBで問題なく作業可能で、4K動画も他のアプリを起動しながら作業しないなら大丈夫でしょう。

複数アプリを同時に使うなら16GBがいい

ただし、複数のアプリを同時に使ったタブを多数開く場合は8GBだと動作がモタつくことが出てくるので16GBあった方がいいです。

MacBook Air 16GBメモリ
MacBook Air 16GBメモリ

M2/M1はメインメモリの容量差で動作速度が変わることはないですが、一度に起動できるアプリの数、アプリの切り替え速度が異なってきます。

実際にMacBook Air(M2)の8GBと16GBで動作速度を比較しました。

8GBのメインメモリでSafariのウィンドウを50個ほど同時に起動するとmacOS全体の動作が遅くMission Controlの動作がモタつくのが16GBなら動作が遅くならず快適に動作します。

複数のアプリを起動した状態でのIllustratorの動作も16GBのメモリがあった方が快適に動作し作業効率を損なうことなく使うことができるのです。

4K動画編集するなら16GBがいい

Final Cut Proで4K動画編集するなら16GBメインメモリはあると快適に作業が可能で、8GBでも4K動画の編集できますがプチフリーズすることがあります。

MacBook Airで4K動画編集
M2で4K動画編集

フルHD動画なら書き出し中も他の作業ができましたが、4K動画になると8GBのだと処理が重くなって厳しくなるのでマルチタスク作業するなら16GBのメモリがおすすめです。

M2、M1はメモリよりストレージを多く

M2/M1チップのMacのメモリ周りが優秀で少ないメモリでも効率よく処理できるので最低構成でもそれなりに作業が可能です。

ただし、256GBの低容量モデルでストレージ容量の空きが少なくなるとスワップのための容量が足りなく「メモリが足りません」という警告が表示しアプリが停止することがあります。

動画編集することが多いのならメインメモリは16GBにカスタマイズしておくか、512GBまたは1TBにストレージ容量を増やしておくのがいいでしょう。

M2チップを搭載したMacBook Air(8GB)とMacBook Air(16GB)で動作速度の違いを動画でレビューしています。

M2 MacBook Airは256GBのストレージの速度が少し遅いこともあってストレージを512GBにするか、メモリは16GBにした方がより快適に使うことができるでしょう。

M1チップを搭載したMacBook Air(8GB)とMacBook Pro 13インチ(16GB)で色々と比較しています。

M1モデルは256GBのストレージ容量でもストレージ速度がそこそこ速いので標準モデルでもそこそこ動きます。マルチタスクで作業することがないなら標準モデルでも問題ないです。

メモリ容量の違いによる比較(Intel)

8GB・16GBの違い(Intel)

IntelのMacBook Pro 13インチ(2019・8GBメモリ)とMacBook Pro 13インチ(2019・16GBメモリ)で動作速度を比較してみました。

16GBと8GBのMacBook Pro 13インチ
16GBと8GBのMacBook Pro 13インチ

CPUのスペックは全く同じでメインメモリの容量のみが違うので動作速度にどのような影響を与えるのか正確に分かるかと思います。

メインメモリ容量の違いによる動作速度
メインメモリの容量 16GB 8GB
macOS起動 30秒 32秒
Illustrator起動(500MB)1回目 20秒 27秒
Illustrator起動(500MB)2回目 14秒 17秒
Photoshop起動(10MBの容量の40枚の画像) 43秒 58秒
FCP動画書き出し
14分フルHD
13分37秒 13分56秒

同じスペックのCPUを搭載したMacBook Pro 13インチでもメインメモリの容量が8GBよりも16GBの方が全体的に動作が高速化しているのが分かります。

大容量データの起動速度は8GBよりも16GBの方が速く、Photoshopで10MBの画像を40枚同時に開いた場合に動作速度に大きな差が出て8GBのモデルだと動作が遅くなっています。

Intelモデルは16GBのメモリに

IntelのMacBookのメインメモリは8GBだとキツイです。普通にExcelやWordでテキストベースの作業したり、ブログの更新でも動作がモタつくので16GBは必須です。

また、8GBだとアプリを複数起動するとでMission Controlで切り替えると動作も不安定でマルチタスクの作業が多いなら8GBよりも16GBのメインメモリを選ぶのがおすすめです。

デザイン制作・画像・動画編集は16GB必須

Intelモデルでデザイン制作、画像処理、動画編集など重い処理をするなら16GBのメモリは必須です。

動画編集は8GBだと編集作業すらままならないので、Intelモデルを選ぶ場合は迷わず16GBのメインメモリにしましょう。

作業内容でメモリメモリの容量を決める

メインメモリ(RAM)は多ければ多いほど余裕ができて動作が安定します。これは紛れもない事実です。

MacBook Pro

とはいえ、メモリを増やせばコストが高くなりお財布が寂しくなるのも事実でバランスが重要となります。

Macのメモリ(RAM)容量は8GBで足りるのか。16GBに増設した方がいいのかは、Macでどのような作業をしたいかによって判断すればいいでしょう。

なお、M1チップのMacにするか、IntelチップのMacにするかで考え方が変わってきます。

8GBで足りる作業(M1・M2)

M1、M2チップを搭載したMacは性能が高いので基本的に8GBのメモリがあればOKです。

8GBで足りるシーン(M1、M2)
  • ブラウジン、メール、SNSなど軽作業
  • YouTube、アマプラなど動画視聴
  • ワード、エクセル、パワーポイントなど資料作成
  • 軽い画像処理、ブログの更新など
  • 軽い動画編集(フルHD)も可能
  • HTML・CSSなどのコーディング

8GBのメモリでも資料作成、画像処理、動画編集も普通にモタつきなく作業可能でブログ更新で使うにも十分使えるので必要最低限のことしかしないなら十分です。

メインメモリの容量の考え方として複数のアプリを同時に起動しマルチタスク作業をするかどうかで8GBにするか、16GBにするか考えるのがおすすめです。

もちろん、使うアプリによっても違いますがSafariやChromeを同時起動して使うならなら8GBでも十分快適にマルチタスク可能で軽めのアプリしか使わないなら8GBのメモリでいいです。

16GBあった方がいい作業(M1・M2)

デザイン系のアプリのillustratorとPhotoshopを同時に起動したり、Final Cut ProとPhotoshopを同時に使うなどの同時に負荷のかかる作業するなら16GBに増設するのがおすすめです。

16GBあるといいシーン(M1、M2)
  • マルチタスクで作業することが多い
  • Adobeのデザインツールを使う
  • 4Kや長尺の動画編集をすることがある
  • ウェブ制作、プログラミングをする

とくに、4K動画編集は16GBのメモリは欲しいですね。

実際にMacBook Air(M1・8GB)でも4K動画の編集作業はできますが、プチフリーズするので4K動画するなら16GBにしておきましょう。

+28,000円を追加するだけでめちゃくちゃ快適になります。

ただ、ずっとフリーズするわけではなく1秒以内に復帰するので意外とすぐ作業に戻れるので編集作業はできるのは驚き。5分くらいの4K動画なら8GBのメモリでも大丈夫です。

8GBで足りる作業(Intel)

MacBook メインメモリ8GB
MacBook(メインメモリ 8GB)

Intelモデルでもメインメモリが8GBでできる作業は意外と多くてそこそこの動作速度でいいなら問題ありません。

メインメモリ 8GBでOKな作業(Intel)
  • インターネット閲覧
  • メール、SNS、動画閲覧
  • 文章作成(ワード、エクセルなど)
  • ブログ執筆
  • 簡単な画像・動画編集

基本的に簡単な作業であれば8GBのメモリがあれば十分使えます。また、メインメモリが8GBあっても負荷の高い作業ができない訳ではなく処理時間が長くなるだけなんですね。

動画編集もできますが書き出し速度に時間がかかるので急いで作業をするつもりはない、のんびりと作業すればいいよ、と仏のような考えの持ち主の方なら8GBのメモリで十分でしょう。

16GBあった方がいい作業(Intel)

MacBook Pro メインメモリ16GB
MacBook Pro(メインメモリ 16GB)

IntelプロセッサのMacBook Pro 13インチ、16インチのメインメモリは標準で16GBを搭載しているので基本的にカスタマイズの必要性はありません。

メインメモリ 16GBでOKな作業(Intel)
  • デザイン制作作業
  • 仮想化ソフトを使ったWinとのデュアルブート
  • 動画編集作業
  • あらゆる作業を同時進行(マルチタスク)

Illustratorでペラモノのチラシをデザインするなら8GBのメモリでも十分ですがページモノだとデータ量が多くなるので16GBあった方がより快適に作業できるでしょう。

16GBのメインメモリがあれば動画編集の書き出しもそこそこ速く処理できます。様々な作業を快適に同時進行させたい場合も16GBのメモリはあった方がいいでしょう。

また、4Kモニターを接続してデュアルモニター環境を構築する場合も8GBよりも16GBの方がより安定した動作をさせることができます。

32GB以上あると方がいい作業(Intel)

さらに快適な環境で作業したいなら32GBに増設しましょう。iMac 27インチなら16GBもメインメモリ(RAM)を2枚追加するだけで40GBに増設することができます。

32GBのメインメモリが必要になる場面は少ないですが、動画編集やデザイン制作などクリエイティブ作業を快適にこなしたいならおすすめです。

2020年のMacBook Pro 13インチ(Intel)は32GBまでメインメモを増設可能でMacBook Pro 16インチは最大64GB、iMac 27インチも最大で128GBまで増設できます。

MacBook メモリを増設する方法

Macのメインメモリは購入してからメモリを増設したいと思ってもできないので注意です。数年間使い続ける意思があるなら買うときに16GBにメモリ増設しておくのがおすすめです。

M1、M2 MacBookは+28,000円で16GBにメモリを増設できます。M2 MacBookはさらに+28,000円で24GBのメモリにできるのでより快適性を求めることも可能です。

メインメモリの増設は購入時にApple公式サイトかApple正規の代理店でしかできません。もし、16GBのMacが欲しい方は以下のリンクの「Apple公式サイト」から確認してみてください。

なお、iMac 27インチは自分でメモリを増設することができます。実際にiMac 27インチのメインメモリを8GBから40GBに換装したので増設方法をこの記事で解説しています。

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