MacBook Pro 13インチ(2019)1.4GHzモデル レビュー

2019年7月に突如発売したMacBook Pro 13インチ(2019,Two Thunderbolt 3 ports)はハイエンドモデルと同じようにTouch Barを搭載したエントリーモデルとなり、MacBook Proは全機種でTouch Barを搭載することになりました。

この記事では、MacBook Pro 13インチ(2019)のエントリーモデル(下位モデル)の本体デザイン、スペック、性能、使いやすさについて詳しくレビューしています。

2018年モデルのMacBook Pro 13インチ(2.3GHzモデル)とMacBook Airとの違いも比較しているので参考にしていただければと思います!

MacBook Pro 13インチ(2019)1.4GHzモデル レビュー

もともと、MacBook Pro 13インチのラインナップはTouch BarなしモデルTouch Barありモデルの2機種ありました。

しかし、2019年7月にTouch Barなしモデルが廃止されて、MacBook Pro全機種でTouch Barを搭載したモデルに刷新されました。

MacBook Pro 13インチモデルの違い
世代2019年2018年2019年2017年
クラス上位下位
CPU第8世代
Intel Core i5-8279U
2.4GHz 4コア
TDP 28W
第8世代
Intel Core i5-8259U
2.3GHz 4コア
TDP 28W
第8世代
Intel Core i5-8257U
1.4GHz 4コア
TDP 15W
第7世代
Intel Core i5-7360U
2.3GHz 2コア
TDP 15W
GPUIris Plus Graphics 655(eDRAM 128MB)Iris Plus Graphics 645(eDRAM 128MB)Iris Plus Graphics 640(eDRAM 64MB)
RAM8GB/16GB 2,133MHz LPDDR38GB 2,133MHz LPDDR3
Touch Barありなし
USB-C(Thunderbolt3)4つ2つ
価格198,800円〜198,800円〜(現在は整備済製品を163,800円で購入可139,800円〜142,800円〜
(現在は整備済製品を124,800円で購入可)

この記事でレビューしているのは2019年の下位モデル(1.4GHz)です。

MacBook Pro 13インチ(2019,Two Thunderbolt 3 ports)は下位モデルという位置付けの機種ですが、上位モデルとの違いはCPUプロセッサのクロック周波数、USB-Cポートの数だけで、6万円も安く買うことができます。

今まではMacBook Pro 13インチの一番安かったのはTouch Barなしの2コアプロセッサ・USB-C 2ポートを搭載した機種でしたが、その代わりとなるモデルがここでレビューするMacBook Pro 13インチ(2019,Two Thunderbolt 3 ports)となります。

下位モデル 2018年 → 2019年
  • CPUコア:2コア → 4コア(TDP 15Wは維持!)
  • Touch Bar:なし → あり

MacBook Pro 13インチ(2017・Touch Barなし)は2017年からアップデートされず、2018年にMacBook Air 13インチが発売されたこともあり今回のアップデートで廃止…ということになってしまいました。

まあ、なくなるだろうな…とは思っていましたがTouch Barが嫌いなユーザーさんにとっては辛い現実です。

MacBook Pro 13インチ(2019)
MacBook Pro 13インチ(2019)
MacBook Pro 13インチ(2019,Two TB3 ports)の特徴
  • 13.3インチ(2,560 x 1,600ピクセル)P3対応ディスプレイ
  • クアッドコア(1.4GHz)プロセッサを搭載
  • メインメモリは8GB(16GBにカスタマイズ)
  • SSDストレージは128/256/512GB/1TB(128GBをチョイス)
  • Touch Bar・Touch IDを搭載している
  • USB-C(Thunderbolt 3)は2ポート
  • 価格は139,800円〜

実は今回、このモデルを購入したのには理由があります。

MacBook Pro 13インチ(2018・TouchBarあり)はバッテリーの持ちが悪かったんですよね。半日ほど使うとバッテリーが切れてしまうこともしばしば。

そんな中で今回発売された価格の安いほうのモデルはCPUプロセッサのクロック周波数を2.4GHz → 1.4GHzに抑えたものになっています。

つまり、バッテリー駆動時間が上位モデルよりも向上している可能性を感じたのです。

Appleの公式発表の数値は上位モデル、下位モデルともに10時間のバッテリー駆動時間となっていますが、クロック周波数が2.3GHzと1.4GHzではかなり違うので全く同じバッテリー駆動時間なはずはない。

そんな淡い期待を抱いてMacBook Pro 13インチ(2018・2.3GHz)→ MacBook Pro 13インチ(2019・1.4GHz)に乗り換えをしてみることにしました。

で、実際に使ってバッテリー駆動時間を計測してみたところ電池の持ちはかなり長くなったことを確認

やったぜ!ということで、この辺りの使用感の違いについても詳しくレビューしていきたいと思うので気になる方は見ていってください!

パッケージ・付属品

MacBook Pro 13インチ(2019)のパッケージは2018年モデルと同じで、白を基調として横から見たMacBook Proが印刷されています。下位モデルで初搭載となるTouch Barもしっかりありますね。

MacBook Pro 13インチ(2019)パッケージデザインと付属品
パッケージと付属品

付属品は説明書、Appleのロゴシール、充電アダプタ、USB-Cケーブルとなっています。

上位モデルと同じ61Wタイプの充電アダプタが付属しています。

61Wの充電アダプタ
61WのUSB-C対応の充電アダプタが付属

急速充電にも対応しているので、すぐに充電してバッテリーを補充することが可能となっています。

MacBook Proを初起動!

なお、MacBook Proはディスプレイを開くだけで自動的に起動する仕様となっています。基本的に電源ボタンを押さなくても電源を切ったり、スリープ解除をすることができるのは何気に便利です。

本体・外観デザイン

MacBook Pro 13インチ(2019)の本体デザインは上位モデルとほぼ同じです。並べて比較すると微妙に違う点がありますが、ほぼ同じです。

カッコイイ!やっぱりカッコイイ!

MacBook Proってやっぱりカッコイイですよね。MacBook Proはやっぱりスペースグレイが似合ってる。黒リンゴがいい。

MacBook Pro 13インチ(2019)背面デザイン
MacBook Pro 13インチ(2019)のリンゴマーク

個人的にはMacBook Airよりも好きかもしれない。なんだろう、無駄がないデザインというか。機能美ってこういうことなんだろうなぁって思います。

MacBook Pro 13インチ(2019)デザイン
MacBook Pro 13インチのデザイン

13.3インチ(2,560 x 1,600ピクセル)のP3対応のRetinaディスプレイを搭載しています。

13.3インチP3対応Retinaディスプレイ
13.3インチP3対応Retinaディスプレイを搭載している

上位モデルと同じようにP3の色域のRetinaディスプレイに対応しているので、色鮮やかな画面表示が可能となっています。また、True Toneテクノロジーに対応していて周囲の環境光に合わせて目に優しい色合いに自動的に調整してくれるようになっています。

True Toneテクノロジーの有無
左:P3対応True Toneあり、右:True Tonnなし

やっぱり、P3 + True Toneに対応したRetinaディスプレイは見やすいです。しばらく、MacBook Airを使ってましたが、「どこがどう違うのかを説明しろ!」と言われると難しいですが、見やすいのは間違いないですね。

本体左サイドにUSB-Cポートを2つ搭載しています。

本体左側のUSB-C(Thunderbolt 3)ポート
USB-C(Thunderbolt 3)ポートが2つ
MacBook Pro Thunderbolt 3の仕様
 MacBook Pro2019(1.4GHz)MacBook Pro2019/2018MacBook Pro 2017
Touch Barありなし
USB-C10Gbps(2ポート)10Gbps(4ポート)10Gbps(2ポート)
Thunderbolt 340Gbps:2ポート40Gbps:4ポート20Gbps:2ポート、40Gbps:2ポート40Gbps:2ポート

フルスピード(40Gbps)のThunderbolt 3に対応しているので、外付けeGPU(Blackmagic eGPU Pro)を接続することで、グラフィックス性能を大幅に向上させることができます。

MacBook Pro 13インチのGPUはCPU内蔵型なので動画編集には少し荷が重いですが、eGPUを活用することで快適に動画編集も可能となります。MacBook Airと違ってCPUの性能が高いので効果は大きそう。

本体右サイドには3.5mmオーディオジャックを搭載しています。

MacBook Pro 13インチ(2019)3.5mmオーディオジャック
本体右側には3.5mmオーディオジャックのみ

上位モデルは右側にもUSB-C(Thunderbolt 3)を搭載していて合計4つのUSB-Cポートを使うことができます。

下位モデルは2つしかポートを搭載していませんが正直なところ4つも同時接続して使ったことがないので、ほとんどの方は2つで十分のような気もします。

改良型バタフライ構造のキーボードのタイプ音を比較

MacBook Pro 13インチ(2019)MacBook Air(2018)と同じ超薄型のバタフライ構造のキーボードが採用されています。

MacBook Pro 13インチ(2019)バタフライ構造のキーボード
第3.5世代のバタフライ構造キーボード

バタフライ構造のキーボードは色々と問題があり毎年のようアップデートされていますが、2019年モデルもさらに改良された第3.5世代のバタフライ構造のキーボードが採用されています。

MacBook Proのキーボードの違い
  • MBP 2016:第2世代バタフライ構造
  • MBP 2017:第2世代改良型バタフライ構造
  • MBP 2018:第3世代バタフライ構造
  • MBP 2019:第3.5世代バタフライ構造(第4世代?)

(公式では世代が発表されていませんが、内部の素材の変更だけなので3.5世代としました。)

iFixtの分解によると第3世代のバタフライ構造キーボードの内部にはシリコン素材が採用されていたのが、第3.5世代はナイロンポリマー製になっているそうです。

新型のキーボードは信頼性が向上しただけでなく、タイピング音も静かになったと言われています。

ということで、実際にどれくらいタイプ音が小さくなったのかMacBook Air(2018)とMacBook Pro(2019)で比較をしてみました。

動画の後半で連打でキーボードを打って比較しているので打鍵音の違いがよく分かるかと思いますが、MacBook Pro(2019)に採用された改良されたバタフライ構造キーボードのタイプ音は確かに静かになっていました。

Premiere Proの音声波形で比較してもMacBook Pro(2019)のキーボードの方が静かになっていることがわかります。

MacBook Pro(2019)キーボードの静寂製の音声波形
MacBook Pro(2019)のキーボードの方が波形が低い

使い始めは違いは分からなかったのですが、ちゃんと比較すると打鍵音の違いがよくわかりますね。

4回の改良を経てようやくここまで来たか…って感じですが、次のMacBook Proはバタフライ構造のキーボードは廃止されるかもしれないんですよね。

個人的にはこのキーボードは好きなんだけどな。力を入れなくても流れる用意タイピングできますし。みんなは嫌いなのかな?

なお、キーボードの下には感圧式のマルチジェスチャーに対応したい大きなトラックパッドが搭載されています。

MacBook Pro(2019)大型の感圧式トラックパッド
感圧式のトラックパッドを搭載

感圧式トラックパッドは指の押す強弱によって違う操作をすることができるiPhoneの3D Touchのような機能が搭載されています。

2019年秋モデルとなる次期iPhoneは3D Touchが廃止される可能性が噂されていますが、MacBookシリーズの感圧式トラックパッドはどうなるんでしょうかね…。3D Touch以上に使っていないような気がしますが。

Touch Barを搭載

MacBook Pro(2019)の下位モデルはファンクションキーは非搭載となり賛否あるTouch Barをついに搭載してきました。

MacBook Pro(2019)のTouch Bar
MacBook Pro(2019)のTouch Bar

Touch Barの右側には指紋認証センサーのTouch IDを搭載しているので、スリープ解除も指一本ですることができるようになりました。

Touch IDは便利なのは間違いないですが、Touch Barは絶対に必要かどうかと聞かれれば必要ではないですよね。でも、使いこなすことができれば意外と便利に使うことができるんですよ。

Touch BarがMacBook Proに搭載されてから3年が経過しましたが、使いこなしているユーザーさんも増えてきてるんじゃないですかね。

MacBook Pro(2019)のTouch ID
MacBook Pro(2019)のTouch ID

なお、MacBook Pro 13インチ(2019)のセキュリティチップはApple T2を搭載しています。

T2チップはTouch IDなどのセキュアなデータの保護だけでなくシステム管理コントローラ、画像信号プロセッサ、オーディオコントローラ、SSD コントローラなども統合されたチップです。

CPU・GPU・メインメモリ・SSDの性能

下位モデルのMacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)はクアッドコアの第8世代のIntel Core i5-8259U(1.4GHz)プロセッサを搭載しています。

MacBook Pro 13インチのCPU
モデルMacBook Pro 13インチ
年式2019年2018年2017年
クラス上位下位上位下位
タッチバーありなし
CPU第8世代 Intel Core i5-8279U第8世代 Intel Core i5-8257U第8世代 Intel Core i5-8259U第7世代 Intel Core i5-7360U
GPUIris Plus Graphics 655(eDRAM 128MB)Iris Plus Graphics 645(eDRAM 128MB)Iris Plus Graphics 655(eDRAM 128MB)Iris Plus Graphics 640(eDRAM 64MB)
コア数2.4GHz 4コア1.4GHz 4コア2.3GHz 4コア2.3GHz 2コア
熱電力設定(TDP)28W15W28W15W

タッチバーなしのMacBook Pro(2017)に採用されていたCPUは2コアプロセッサでしたが、MacBook Pro(2019)下位モデルのCPUは4コアプロセッサに刷新されました。

しかも、TDPが28Wではなく15Wと省電力なプロセッサを採用しているのでバッテリー駆動時間の改善が期待できるんですよね。

CPUの性能は上位モデルとほぼ同じ

CPUの性能をGeekbench 4で比較してみました。

MacBook Pro 13インチ(2019)CPUの性能比較
MacBook Pro 13インチ(2019)vs(2018)CPUの性能比較
CPUの性能比較
モデルMacBook Pro 13インチ
年式2019年2018年2017年
クラス上位下位上位下位
CPUCore i5-8279UCore i5-8257UCore i5-8259UCore i5-7360U
シングルコア5593478346494510
マルチコア1763817177172179421

なんと、なんと。2019年の下位モデルと上位モデルのCPUの性能はほぼ同じ!ビックリしました。これならTDP28WのMacBook Pro(2.4GHz)を選ぶよりも、消費TDP15WのMacBook Pro(1.4GHz)を選んだ方がいいような??

GPUの性能も比較してみました。

MacBook Pro 13インチ(2019)GPUの性能比較
MacBook Pro 13インチ(2019)vs(2018)CPUの性能比較
GPUの性能比較
モデルMacBook Pro 13インチ
年式2019年2018年2017年
クラス上位下位上位下位
CPUCore i5-8279UCore i5-8257UCore i5-8259UCore i5-7360U
OpenCLデータなし47834649データなし
Metalデータなし350353490729476

MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)のGPUの性能もなかなか高いものとなっていますね。上位モデルとほぼ同じ。

これは、上位モデルを選ぶメリットをあまり感じなくなってしまいますね。

SSDの性能は少し落ちる

2019年モデルのMacBook Pro 13インチ(1.4GHz)のSSDの転送速度は読み込み速度が35%ほど低下していることが話題になっていましたが、実際Disk Speed Testで計測してみたところ、確かにSSDの性能はは少し落ちているようです。

MacBook Pro 13インチ(2019・1.4GHz)、MacBook Air(2018)の128GBモデルでSSDの性能を比較してみました。

SSDの性能比較
MacBook Pro 13インチ(2019)vs Air(2018)

さらに、MacBook Pro 13インチ(2019・128GB)、MacBook Air(2018・256GB)の容量の違うSSDも比較してみました。

MacBook Pro 13インチ(2019/128GB)vs Pro(2018/256GB)
SSDの性能比較
モデルMacBook Pro 13インチMacBook Air
年式2018年(2.3GHz)2019年(1.4GHz)2018年
ストレージ容量256GB128GB128GB
Write(書き込み)1227.5MB/s480.5MB/s383.1MB/s
Read(読み込み)2595.3MB/s1209.7MB/s1486.7MB/s

MacBook Air(2018)とMacBook Pro(2019/1.4GHz)のSSD容量は128GBと同じですが、MacBook Proの方が読み込み速度が20%ほど遅くなっています。

書き込み速度はMacBook Proの方が上ですが、状況によっては逆転することもあるので誤差範囲なのかな。にしても、ProがAirに負けてしまうとは…。

とはいえ、MacBook AirよりもMacBook Proの方がCPUの性能が高いので体感速度は圧倒的にMacBook Proの方が速いです。SSDの性能はあまり気にしなくてもいいようにも感じます。

あと、少しでもSSDのパフォーマンスを上げたいなら少なくとも256GBモデルを選んだ方がいいでしょう。特に動画編集などデータ量の多い処理をする場合はSSDの容量は多いに越したことはないです。

総合性能を比較

最後にNovabenchによる総合性能を比較してみました。

Novabench スコア比較
MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)vs (2018/2.3GHz)
総合性能の比較
モデルMacBook Pro 13インチ(Touch Barあり)MacBook Pro 13インチ(Touch Barなし)
年式2019年2018年2017年
CPU4コア 1.4GHz4コア 2.3GHz2コア 2.3GHz
SSD128GB256GB256GB
CPU4コア 1.4GHz4コア 2.3GHz2コア 2.3GHz
トータル156915131175
CPU849833523
GPU315315275
RAM256258216
Disk93163162

驚くことに2019年下位モデルの性能は上位モデルとほぼ同じという結果となりました。Disk性能はSSDストレージが128GBなので差が出ているだけです。

ちなみに、2018年上位モデルと2019年上位モデルの差はCPUプロセッサのクロック周波数が2.3GHzから2.4GHzにアップしただけで、少しだけ性能が高くなっただけ…ということになります。

実際の動作速度の違いを比較

本当に下位モデルと上位モデルの性能に差はあまりないのか?

MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)、MacBook Pro 13インチ(2018/2.3GHz)で実際のアプリの起動速度やデータ保存速度など計測してみました。

実際の動作速度の違い
モデルMacBook Pro 2019MacBook Pro 2018(TouchBarあり)MacBook Air 2018MacBook Pro 2017(Touch Barなし)
CPUの型式Core i5-8257U
@1.4GHz 4コア
Core i5-8259U @2.3GHz 4コアCore i5-8210Y @1.6GHz 2コアCore i5-7360U @2.3GHz 2コア
RAMの容量16GB16GB16GB8GB
SSDの容量128GB256GB128GB256GB
macOS 起動時間44.69秒36.76秒39.43秒
Illustrator CC 起動時間(500MBのデータ)初回:33.09秒
2回目:19.42秒
初回:33.86秒
2回目:22.23秒
初回:33.09秒
2回目:19.42秒
初回:-
2回目:22秒
Illustrator CC 保存して終了(500MBのデータ)38秒40秒50秒57秒
Photoshop CC を起動して50MB RAWデータを開く9秒7秒9秒11秒
iMover 1.5GB 書き出し38秒28秒68秒77秒
パラレルデスクトップでWindows 10を起動15秒14秒17秒データなし

1.4GHzにクロックダウンされたとはいえクアッドコアって性能いいんですね。

macOSの起動時間やiMoverの書き出し時間に少しだけ差がありますが、下位モデルと上位モデルの性能差はほとんどないといっていいのではないでしょうか。

バッテリー駆動時間の違いを比較

MacBook Pro 13インチ(2019・1.4GHz)で個人的に一番期待していたのが、バッテリー駆動時間の向上です。上位モデルは電池があまり持たないのでモバイルバッテリーが必須でしたが、なかなか面倒くさいですよね。

できることならモバイルバッテリーなしで半日ほど使えるマシンが欲しい。各モデルのバッテリー容量はこんな感じになっています。

MacBook Pro 13インチのバッテリー容量
モデルMacBook Pro 13インチ(Touch Barあり)MacBook Pro 13インチ(Touch Barなし)
年式2019/2018(上位)2019(下位)2017年
バッテリー容量58.0Wh58.2Wh49.2Wh

で、実際のバッテリー駆動時間をMacBook Pro 13インチ(2019・1.4GHz)とMacBook Pro 13インチ(2018・2.3GHz)、MacBook Air(2018)のバッテリー起動時間を計測してみました。

作業内容はブログの記事の作成、インターネット、ツイッター、画像編集などをしていて基本的な作業内容は同じにしてバッテリー駆動時間を計測しています。

結果はこんな感じ。

実際のバッテリー駆動時間
モデルMacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)MacBook Pro 13インチ(2018/2.3GHz)MacBook Air(2018)
公式の駆動時間10時間10時間12時間
実際の駆動時間6時間半5時間9時間

おおおおお!期待していた通り、MacBook Pro 13インチ(2019・1.4GHz)の電池持ちは上位モデルよりも長いことがわかりました。

2018年モデルのMacBook Proはバッテリーの劣化も多少はあるかもしれませんが、まだ購入して1年くらいなのでそんなにヘタってはいないと思うので、1.4GHzのエントリーモデルは上位モデルのバッテリー駆動時間よりも長いのは間違いないでしょう!

それにしてもMacBook Airって本当に電池の持ちがいいですよね…。資料作成やブログ更新などの執筆作業がメインなら、本当に最強のノートMacなんじゃないかなって思います。

MacBook Pro(2019)と(2018)外観の違い

MacBook Pro 13インチ(2019)vs(2018)外観
MacBook Pro 13インチ(2019)vs(2018)外観

せっかくなので、MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)とMacBook Pro 13インチ(2018/2.3GHz)の外観デザインの違いを比較しておきましょう。ほぼ同じなんですけど、微妙に違う箇所もあったので。

本体左サイドに搭載しているUSB-Cポートの位置は全く同じとなっています。

MacBook Pro 13インチ(2019)vs(2018)本体左サイドを比較
上がMacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)

本体右サイドはオーディオジャックのみとなっています。

MacBook Pro 13インチ(2019)vs(2018)本体右サイドを比較
MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)はオーディオジャックのみ

上位モデルは熱排気口が本体下の左右にもあるのに対して、下位モデルは左右の排気口が存在せず本体後に排気口が搭載されているだけとなっています。

排気口の違い
MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)は排気口が少ない

それだけTDP 15Wの1.4GHzのクアッドコアプロセッサの電力効率が良いってことなのでしょう。実際に使っててもMacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)の方が本体が極端に熱くなることが少ないので、普通に使っていても省電力になっているんだな…と感じることができます。

これね、ちょっとショックだったんですけど、MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)のスピーカーの音質は上位モデルと比べて悪くなっています。

MacBook Pro 13インチ スピーカーの違いを比較
左:MacBook Pro 13インチ(2018)、右:Pro 13インチ(2019/1.4GHz)

上位モデルは低音から高音まではしっかり再生できてモバイルノートとは思えないくらいの高音質サウンドを楽しむことができますが、エントリーモデルは低音がスカスカでメリハリのない普通の音質になってしまいました。

おそらく、MacBook Pro(2017・タッチバーなし)と同じ音質だと思います。もしかしたら、MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)の筐体は(2017・タッチバーなし)と同じものを採用しているのかもしれませんね。

まとめ:MacBook Pro 13インチの完成モデル

MacBook Pro 13インチの上位モデルは2018年よりCPUが2コア → 4コアになり大幅に処理性能が向上しました。しかし、実際のバッテリー駆動時間が短くなるというデメリットも抱えてしまうことに。これは2019年の上位モデルも同じことがいえるでしょう。

そんな中で2017年以来アップデートしていなかった下位モデル(タッチバーなし)がタッチバーと4コアのCPUプロセッサを搭載して登場。上位モデルよりもCPUのクロック周波数が抑えられたモデルとなっているので、バッテリーの持ちも改善されています。

まさに、MacBook Pro 13インチの弱点を克服したモデルといってもいいでしょう!

MacBook Pro 13インチ(2019/1.4GHz)おすすめポイント
  • P3対応の13インチRetinaディスプレイを搭載
  • True Toneテクノロジーにも対応している
  • 電力効率の良い1.4GHzのクアッドコアプロセッサを搭載
  • 上位モデルとの性能差はあまりない
  • Touch Bar・Touch IDを搭載している
  • バッテリー駆動時間が上位モデルよりも長い
  • 端末価格 139,800円〜と上位モデルよりも6万円も安い

上位モデルよりも6万円も安いのに性能がほぼ同じで電池の持ちがいいというMacBook Pro 13インチの完成モデルといってもいいでしょう。その6万円を使ってメインメモリを8GB → 16GBにして、SSDストレージを128GB → 256GBにカスタマイズした方がよっぽど合理的です。

ただし、USB-Cポートが2つしか使えないので周辺機器をたくさん接続して使うことが多いなら上位モデルを選ぶのがおすすめです。

2019年モデルのMacBook Proは全モデルがTouch Barを搭載することになりました。賛否あるTouch Barについてはこちらの記事をどうぞ!

MacBook Pro、MacBook Air、iPad Proのどれを買うか迷った方はこちらの記事を参考にしてください!

やっぱり、デスクトップ型のiMacがいい!という方はこちら!