MacBook Pro・MacBook Air 違いを比較

Appleのモバイルノートは2022年1月現在、エントリーモデルのMacBook Air、プロモデルのMacBook Pro 13インチMacBook Pro 14インチ、16インチの4つのモデルから選ぶことができます。

現在は全てのモデルがIntelからAppleシリコンを搭載したモデルに置き換わったことで基本的にどのモデルを選んでも動作が速くて快適に使うことができる性能を持っています。

  • MacBook Air:M1
  • MacBook Pro 13インチ:M1
  • MacBook Pro 14インチ:M1 Pro / M1 Max
  • MacBook Pro 16インチ:M1 Pro / M1 Max

この記事では、MacBookの違いを比較しています。デザイン、サイズ、性能、使い勝手を見ているのでこれからノート型のMacBookの購入を検討している方は参考にしてみてください。

MacBook Air・Pro 違いを比較

本体サイズの違いを比較

2021年10月現在の最新のMacBookの画面サイズは13.3インチ、14インチ、16インチの3つから選ぶことができます。持ち運びを重視するのか、大画面で作業をするのかでどのモデルを選ぶべきか判断できます。

MacBook サイズ比較
MacBookの画面サイズを比較
本体サイズの違い(cm)
モデル MacBook Air MacBook Pro
世代 2020 2021
画面 13.3インチ 14.2インチ 16.2インチ
高さ 0.41~1.61 1.56 1.55 1.68
30.41 31.26 35.57
奥行き 21.24 22.12 24.81
重量 1.29 kg 1.4 kg 1.6 kg 2.1 kg

画面サイズの大きい16インチが最も大きな筐体を採用していて、次いで14インチ、13インチがコンパクトな筐体となっています。

バランス重視なら13インチ・14インチ

MacBook AirとMacBook Proは同じ13.3インチですが、Airの方が傾斜のあるウェッジデザインとなっていて持ちやすくて軽いので持ち運びしやすい端末となっています。

上にあるのがAir、下にあるのがProとなっています。

MacBook AirとMacBook Proとデザインの違い
MacBook AirとProとデザインの違い

どちらも13インチなので横幅と奥行きは同じとなっています。ただ、少しでも身軽に扱いたいならMacBook ProよりもMacBook Airにするのがおすすめです。Airというほど軽くはないですがProと比べたら軽くて持ち運びはしやすいので外で使うにも適した端末となっています。

MacBook Pro 13インチのサイズ感
MacBook Pro 13インチのサイズ感

ただ、MacBook Pro 13インチも取り回しのしやすいサイズ感となっており、MacBook Airと同じ感覚で使うことができます。リュックやカバンの中に入れて持ち運ぶことが多いならどちらを選んでも問題はないです。

MacBook Pro 14インチは画面サイズが大きくなって筐体サイズが13インチよりも少しだけ大きくなっていますが、13インチと同じ感覚で持ち運びできますし、パフォーマンスも高くて、モバイル性能も高くてと最強の端末になっているといってもいいかもしれません。

作業効率重視なら16インチ

MacBook Pro 16インチは画面サイズが広大で作業効率を上げたいならおすすめの端末ですが、筐体サイズはかなり大きくて気軽に持ち運ぶには適していません。

MacBook Pro 16インチのサイズ感
MacBook Pro 16インチのサイズ感

とくに新幹線やバスで移動中に作業をしたいとなると16インチは大きすぎて扱いにくいです。スタバの丸テーブルもかなギリギリになってしまうので、モバイル性能よりもパフォーマンスと画面が大きい事による作業効率の向上を重視する方におすすめの端末となっています。

例えば、外に持ち出すことは月に数回で自宅や職場で違う部屋で作業をすることが多いのなら筐体が少し大きくても問題ありません。また、外部モニターを使ってメインマシンとして使うことを想定している場合もMacBook Pro 16インチという選択肢は大アリです。

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画面解像度・画面サイズの違いを比較

MacBook Air、MacBook Proの画面サイズと解像度、ディスプレイの仕様を比較しました。

画面サイズと解像度の違い
モデル MacBook Air MacBook Pro
世代 2020 2021
ディスプレイサイズ 13.3インチ 14.2インチ 16.2インチ
解像度 2,560 × 1,600 3,024 × 1,964 3,456 × 2,234
画素密度 227ppi 254ppi
画面明るさ 400ニト 500ニト 1,000ニト(1,600ニトのピーク輝度)
カラー 数百万色以上対応、広色域(P3)、True Tone 10億色対応、広色域(P3)、True Tone
リフレッシュレート 60Hz ProMotionテクノロジー(最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート)

画面サイズは13.3インチ、14.2インチ、16.2インチの3つとなっています。

MacBook サイズ比較
MacBookの画面サイズを比較

解像度がそれぞれ異なっておりMacBook Air、Pro 13インチは2,560 × 1,600ピクセル(227ppi)、14インチは3,024 × 1,964ピクセル(254ppi)、16インチは3,456 × 2,234ピクセル(254ppi)とより高精細なLiquid Retina XDRディスプレイを採用しています。

MacBook Pro 14インチ、16インチはProMotionテクノロジー(最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート)に対応しウェブサイトなどのスクロール時の文字が残像が少なく滑らかに動作し軽快に操作することができます。

さらに、アダプティブテクノロジーによりリフレッシュレートが可変駆動し静止しているときは低リフレッシュレートに自動的になって消費電力を減らしてくれます。

13.3インチと14.2インチの画面サイズはそこまで大きな違いはありません。

MacBook Pro 13インチと14インチ

筐体サイズほぼ同じで画素密度が227ppi → 254ppiになることで多くの情報量を一度に表示できるため作業効率は間違いなくMacBook Pro 13インチよりも14インチの方が上となります。とくにデザイン制作、動画編集をするならMacBook Pro 14インチがおすすめです。

14.2インチと16.2インチは画素密度は254ppiと解像度は同じ。単純に画面サイズの違いだけとなっています。

MacBook Pro 14インチと16インチ

MacBook Pro 16インチを選ぶことでウィンドウを並べての作業も可能となります。

MacBook Pro 16インチ(2019)画面サイズ
MacBook Pro 16インチ(2019)

上の画像はMacBook Pro 16インチ(2019)ですがモバイルノートでありながらもウィンドウを並べて切り替える必要はあるものの作業できます。このように、最新のMacBook Pro 16インチでもより大きな画面で作業効率を上げることができるでしょう。

ただし、MacBook Pro 14インチと16インチは画面サイズの広さを優先したことで画面上部にあるFaceTimeカメラの部分を避けるようにiPhone 13のようにノッチがあります。メニューバーの部分にあるので邪魔にはならないですが、明るい壁紙を設定してると少し気になるかも..ですね。

キーボードの違いとTouch Barの有無を比較

新しいシザー構造のMagic keyboard
新しいシザー構造のMagic keyboard

旧型のMacBook Air(2019)MacBook Pro 13インチ(2019)MacBook Pro 15インチ(2019)はキーの高さを極限まで薄くしたバタフライ構造のキーボードでしたが2020年以降はシザー構造のMagic Keyboardに置き換わってます。

Magic Keyboardとバタフライ構造キーボード
Magic Keyboardとバタフライ構造キーボード

バタフライ構造のキーボードの0.5mm、Magic Keyboardは1mmのキーの高さがありストローク量(キーの厚み)が大きくタイピングの跳ね返りをしっかり体感できるので普通に誰でも使いやすいキーボードになっています。

MacBook Pro 13インチは使用状況・アプリに応じて表示が変わるTouch Bar(タッチバー)を搭載。標準設定では従来のキーと同じように画面の明るさ、ミッションコントロール、キーの明るさ、音量調整などのキーを表示できます。

Touch Barの表示
Touch Barの表示

「fn」キー押すとファンクションキーの表示に切り替えることもできるので、従来のキーボードと同じように使うことができ、さらに表示をカスタマイズできるので、自分好みの環境を構築できるのが良いところ。よく使う機能を追加してショートカットすることができます。

また、サードパーティ製のアプリ・BetterTouchToolを使うことでDockを表示させたり、天気を表示することができます。

Touch BarにDockを表示させる
Touch BarにDockを表示させる

DockをTouch Barの表示できるので、画面側のDockを非表示にしたとしてもタッチで簡単にアプリの起動ができるので、画面領域を広くすることができるのでMacBook Pro 13インチにおける作業効率を上げることができます。

MacBook AirとMacBook Pro 14インチ、16インチはTouch Barを廃止しキーボードの上部にはファンクションキー + Touch IDの組み合わせの一般的なキーボードを搭載しています。

MacBook Pro 14インチ、16インチ

MacBook Pro 14インチ、16インチはフルハイトのファンクションキー列の物理キーが搭載されています。ショートカットキーで作業する場合はTouch Barではなく物理キーボードの方が作業がしやすいという声を反映されたものになっているのでしょう。

キーボード部分が黒くなったので従来のモデルとはかなり印象の異なるキーボードとなっています。なかなかスタイリッシュでかっこいいですよね。

生体認証はTouch ID(指紋)を搭載している

MacBook Air、MacBook Proともに指紋認証のTouch IDを搭載しているので、登録した指をTouch IDに当てるだけで簡単に画面ロック解除ができます。

ファンクションキーとTouch Bar
ファンクションキーとTouch Bar

わざわざパスワードを入れることなく画面ロック解除をができます。

マスクをしていてもちゃんと使えて使いやすさとセキュリティを両立できるシステムに仕上がっています。Apple Watchを装着しているならスリープ解除しただけで画面ロック解除ができるスマートな機能も使うことができます。

トラックパッドの比較

MacBook Air、MacBook Proには感圧式のトラックパッドを搭載し快適にカーソル操作、ジェスチャー操作できます。本体サイズに合わせて大きさが異なっておりMacBook Pro 16インチ → 13インチ → MacBook Airの順に小さくなっています。

トラックパッドの大きさ比較
MacBook ProとAirのトラックパッドの大きさ比較

Macのトラックパッドを触った方はお分かり頂けると思いますが、操作性がとても良くストレスなくカーソル操作できるの良いところですよね。ジェスチャー操作がとにかく快適で流れるようにアプリを切り替えることができます。

トラックパッドの操作感

MacBook Air、MacBook Proのトラックパッドは感圧式となっていて、単語の上にカーソルを持ってきてグッとトラックパッドを押すこむと辞書で意味を調べたりすることもできるので、調べ物をしている時に威力を発揮することもできます。

スピーカー違いを比較

MacBook Air、MacBook Proはキーボード横にスピーカーを搭載しています。

MacBook Pro 14、16インチのスピーカー
スピーカーの違い
モデル MacBook Air MacBook Pro
世代 2020 2021
サイズ 13.3インチ 14.2インチ 16.2インチ
スピーカー ステレオサウンド(Dolby Atmos対応) ハイダイナミックレンジステレオ(Dolby Atmos対応) フォースキャンセリングウーファーを備えた原音に忠実な6スピーカーシステム(Dolby Atmos対応)

MacBook Proシリーズはモデルチェンジするたびにスピーカーの音質が向上しており、MacBook Pro 13インチの内蔵スピーカーでもハイダイナミックレンジステレオで迫力のサウンドを楽しむことができます。

さらに、2021年モデルのMacBook Pro 14インチ、16インチはフォースキャンセリングウーファーを搭載した6スピーカーシステムを搭載し低音から高音まで忠実に再生されるサウンドを楽しむことも可能です。

モバイルノートPCなのに6スピーカーって凄いですよね。MacBook Pro 16インチ(2019)のスピーカーでもビックリするくらい音質がいいのでHomePod miniはなくても十分音楽を楽めますし映画も迫力サウンドで視聴できます。

なお、最新のMacBookは全モデルがDolby Atomsに対応したので音の広がりも良くなっておりモバイルノートとは思えない良質なサウンドを楽しむことが可能です。

外部ポートの違いを比較

MacBook Air・MacBook Proに搭載しているポートの種類と数を比較しました。

MacBookシリーズの ポートの種類と数
モデル MacBook Air MacBook Pro
サイズ 13.3インチ 14.2インチ 16.2インチ
チップ M1 M1 Pro / M1 Max
左サイド USB-C(Thunderbolt 3)× 2 USB-C(Thunderbolt 4)× 2 MagSafe 3、USB-C(Thunderbolt 4)×2、ヘッドフォンジャック
右サイド ヘッドフォンジャック SDXCカードスロット、USB-C(Thunderbolt 4)×1、HDMIポート
USB 3.1 Gen2(10Gbps)、4.0(40Gbps)
TB Thunderbolt 3(40Gbps) Thunderbolt 4(40Gbps)

MacBook AirMacBook Pro 13インチはUSB-Cポートとヘッドフォンジャックしか搭載していないシンプルなものとなっています。MacBook Pro 16インチ(2019)も同じようにシンプルなポート構成でしたが、2021年モデルのMacBook Pro 14インチ、16インチはSDXCカードスロット、HDMIポートが復活しました。

USB-Cのポート数は多い方が安心ですが2つあれば基本的に問題はありません。

というか、2016年〜2020年のMacBookシリーズはUSB-Cポートしかなかったのでこれに慣れてしまったというのが本音でしょうか。

ケーブル1本で充電しながらマルチアダプタを使うことで様々な周辺機器にアクセスできますし、USB-C外部モニターと組み合わせるならポート数の少ないMacBook Air/Pro 13インチでも十分。ケーブル一本で電力供給を受けながら画面表示できてシンプルな配線で構築可能です。

MacBookから4Kモニターを接続
MacBookから4Kモニターを接続

ケーブル一本で電力供給を受けながら4Kモニターへの画面出力もできるってスゴいですよね。「MacBookはUSB-Cポートが一つしかないので使い勝手が悪いんだ。」…と思ってしまいますが、USB-C対応の4Kモニターならケーブル一本で電力供給を受けながら画面表示ができます。

さらに、モニター側のUSBを使うことでプリンターや外部HDDと接続できるので、デスクトップPCの代わりとして使う事が十分にできる拡張性を持っています。

MacBook Pro 14インチ、16インチは充電専用のMagSafe 3ポートも搭載されてました。

USB-Cポートからの充電もできますが付属してくるのはMagSafe 3ケーブル(2m)となっていて各モデルに同梱されているUSB-C電源アダプタを使ってMacBook Proを充電できます。MagSafeは磁力で接続されているため足でケーブルを引っ掛けたとしても本体が吹き飛ぶことがない安全設計の電源ケーブルです。

プロの撮影現場などで電源に接続したまま使ってもトラブルが起こらないようにした配慮なのかもしれませんね。

MacBook スペック・性能の違いを比較

M1・M1 Pro・M1 Maxの性能比較

2021年10月以降に発売されたMacBookシリーズはIntelプロセッサを搭載したモデルはなくなってAppleシリコンのM1、M1 Pro、M1 Pro Maxを搭載しています。

M1シリーズ

MacBook Air、MacBook Pro 13インチはM1、MacBook Pro 14インチ、16インチはM1 ProまたはM1 Maxを搭載しています。参考までにMacBook Pro 16インチ(2019)のIntelプロセッサの性能も記載しておきます。

SoCの違いを比較
モデル MacBook Air MacBook Pro
サイズ 13インチ 14.2インチ 16.2インチ 16インチ
世代 2020 2021 2019
SoC/CPU M1 M1 Pro / M1 Max Intel Gen9(Core i7-9750H
@2.6GHz)
高性能CPU 4コア 6コア / 8コア 6コア
高効率CPU 4コア 2コア
GPU 7 / 8コア 8コア 14 / 16 /24 /32コア IPG630/Radeon Pro 5300M
メディアエンジン ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW、ビデオエンコードエンジン、ビデオエンコードエンジン、ProResエンコード/デコードエンジン
トランジスタ数 160億個 337億個 570億個
シングルコア 1687 1725 8コア:1707
10コア:1745
1076
マルチコア 7433 7147 8コア:11030
10コア:12422
5675
Opne CL 17120 18656 14コア:34155
16コア:38359
32コア:60167
i:1646
d:25297
Metal 18703 21819 14コア:
16コア:41914
32コア:68870
i:1539
d:23932

M1のMacBook Air、MacBook Pro 13インチは基本的に同じ性能です。MacBook Airの標準モデルはGPUコアが7つ、MacBook Pro 13インチはGPUコアが8つと少しだけグラフィック性能が高くなっていますが実際に使ってみた感じは違いないです。

MacBook Airはファンレス機構で排熱性能がMacBook Proと比べると弱め。連続負荷のかかる作業はProの方が処理性能が上です。ただ、普段使いにおいてはMacBook Airでも問題ありません。

M1チップはとにかく高性能なSoCなので快適な作業環境を生み出してくれること間違いなしです。

2021年10月24日発売のMacBook Pro 14インチ、16インチに搭載しているM1 Pro、M1 Maxはさらに上いく性能となっており8コアで11030、10コアで12422とM1よりも1.7倍も処理速度が向上しています。

さらに、グラフィック性能はM1(8コアGPU)よりもM1 Pro(14コアGPU)が1.8倍も向上しています。ヤバいですね…。ブレイクスルーどころじゃないというかM1 Pro、M1 Maxはとにかく性能が向上しているのがわかります。

M1 Pro、M1 Maxはメディアエンジンを内蔵しているため動画の書き出しなどの処理が高速化しています。実際にどれくらい速度が異なるのか動画の書き出し時間をFinal Cut Proで比較してみました。

動画書き出し速度
  • MBA 2018(2コア):25分48秒
  • MBA 2020(2コア):11分56秒
  • MBA 2020(M1・8GB):7分52秒
  • MBP 13 2020(4コア・1.4GHz):11分26秒
  • MBP 13 2020(4コア・2.0GHz):10分31秒
  • MBP 13 2020(M1・16GB):7分37秒
  • MBP 14 2021(M1 Pro・16GB):4分59秒
  • MBP 16 2019(6コア・2.6GHz):4分54秒

MacBook AirMacBook Pro 13インチの書き出し速度が脅威的です。さすがに外部GPUを搭載しているMacBook Pro 16インチ(2019)には敵わないですが匹敵する性能となっています。

メインメモリの違いを比較

M1、M1 Pro、M1 MaxはCPU、GPU、I/O、Neural Engineとメインメモリが組み込まれたユニファイドメモリを採用しています。

M1シリーズ

CPUとGPUが1つのユニファイドメモリを共有しデータの受け渡しをするためデータをコピーせずに素早い処理が可能となっています。メモリのデータ転送速度をユニファイドメモリと従来のオンボードメモリで比較をしてみました。

ユニファイドメモリと従来のメモリの速度比較
ユニファイドメモリと従来のメモリの速度比較

オンボードメモリは読み込み28GB/s、書き込み44GB/s、ユニファイドメモリは読み込みが46GB/s、書き込みが65GB/sと倍以上の転送速度が出ています。M1のメインメモリは8GBでも意外と快適に動作するので複雑な処理をしないなら8GBのメモリがあれば事足りるでしょう。

SoCの違いを比較
モデル MacBook Air MacBook Pro
サイズ 13インチ 14.2インチ 16.2インチ 16インチ
世代 2020 2021 2019
SoC/CPU M1 M1 Pro M1 Max Intel Gen9(Core i7-9750H
@2.6GHz)
RAM 8GB
16GB
16GB
32GB
16GB
32GB
64GB
16GB
32GB
64GB
タイプ ユニファイドメモリ オンボードメモリ
メモリ帯域 最大67GB/s 最大200GB/s 最大400GB/s

M1チップのMacBook Air、MacBook Pro 13インチのメインメモリは8GBが標準仕様ですが、購入時に最大16GBに、MacBook Pro 14インチ、16インチは16GBが標準仕様でM1 Proが32GBに、M1 Maxが64GBまで購入時に増設可能です。

Appleシリコンを搭載しているMacBookはメインメモリの容量が8GBでも十分快適に動かすことができます。例えば資料作成、計算処理、ブログの執筆といった軽めの作業なら8GBのメモリがあれば十分です。

ただし、ブラウザのタブを大量に開きたい、Twitterをもっと快適にしたい、少しでも快適に使うことを望むならAppleシリコンでも16GBのメモリにするのがおすすめ。とくにAdobeのクリエイティブツールで作業や動画編集するならメインメモリは16GB以上にするのがおすすめです。

MacBook Pro 14インチ、16インチはM1 ProまたはM1 Maxを選ぶことができ、標準メモリ容量は16GBとなっています。

基本的に標準仕様のままでいいはずですが3Dレンダリングなど負荷のかかるプロの仕事をしたり動画編集で4K60fps、8K動画などを扱うなら32GBにカスタマイズしておいた方がいいかもしれません。

MacBookのメインメモリについてはこちらで詳しく解説しています。

SSDの速度の違いを比較

M1チップを搭載したMaBook Air、MacBook Pro 13インチ、IntelプロセッサのMacBook Pro 16インチともにストレージは最大3.2GB/sの転送速度に対応し大容量のデータも素早く読み出したり書き込みできるようになっています。また、MacBook Pro 14インチ、16インチは8TBの容量を選ぶことで最大7.4GB/sの転送速度に対応しています。

各モデルでSSDストレージの転送速度の違いを比較してみました。

M1モデルとIntelモデルのSSDストレージ速度
M1モデルとIntelモデルのSSDストレージ速度
SSDストレージの性能比較
モデル MacBook Air MacBook Pro
サイズ 13.3インチ 15.4インチ 16インチ
モデル M1 Intel
容量 256GB 256GB 512GB
読込速度(READ) 2180MB/s 2813MB/s 2200MB/s 2506MB/s 2531MB/s
書込速度(WRITE) 2116MB/s 2389MB/s 1848MB/s 2582MB/s 2630MB/s

SSDは容量が少ないと速度が遅くなる特性がありましたがM1モデルより低容量の256GBモデルでもデータ転送速度が向上し512GBモデルと大差ありませんが、さらに快適な作業環境を手に入れたいなら1TBモデルなど高容量ストレージを選ぶのがおすすめです。

M1モデルはSoCによるユニファイドメモリによる高速化、ストレージの高速化により全てのパーツが高次元で最適化されているため、これまでにないくらい快適な動作速度を実現しているのでしょうね。

バッテリー駆動時間の違いを比較

MacBookシリーズのバッテリー性能を比較してみました。M1チップを搭載したMacBook Pro 13インチは大幅に電力効率が向上し電池持ちが最大10 → 20時間となりました。

電池持ちの公称値
モデル MacBook Air MacBook Pro
サイズ 13.3インチ 14.2インチ 16.2インチ 16インチ
SoC M1 M1 M1 Pro / M1 Max Intel・2019
バッテリー容量 49.9Wh 58.2Wh 70Wh 100Wh
駆動時間 18時間 20時間 17時間 21時間 11時間

MacBook Pro 14インチはコア数の多いM1チップを搭載していることもあり、MacBook Pro 13インチよりもバッテリー駆動時間は17時間と少なめですが、MacBook Pro 16インチはIntel → M1 Proになったことで11時間が21時間と倍近い電池持ちを実現しています。

実際に各モデルのバッテリー駆動時間を計測してみました。ブログを更新したり、ブラウジングをしたり、Twitterをしたり軽作業中心で使ってみて電池持ちを確かめています。

12インチ・13インチのバッテリー性能
モデル MacBook Air MacBook Pro
画面サイズ 13インチ 15インチ 16インチ
CPUコア数 1.1GHz/2コア M1 M1 2.0GHz/4コア 2.0GHz/6コア
世代 2020 2019
公称値 11時間 18時間 20時間 10時間 11時間
実測値 6.5時間 10時間 13時間 6.0時間 4時間 5.5時間

MacBook Pro 16インチは5.5時間ほどの電池持ちで公式の数値には程遠いものとなっていますが、15インチよりもバッテリー容量が増えたこともあり長く使うことが可能となっています。

M1チップを搭載したMacBook Air(M1)は6.5時間 → 10時間、MacBook Pro 13インチ(M1)は6時間 → 13時間と2倍も電池持ちが向上。M1チップすごい。半日の作業で電池が減って充電が必要だったシーンもM1なら10時間は作業可能。

充電しなくても1日乗り越えることができてしまいます。

なお、MacBookのスペックはAppleの公式サイトから簡単に比較できるようになってるので合わせて確認してきましょう。

MacBook 価格の違いを比較

MacBook Air、MacBook Pro 13インチ、MacBook Pro 14インチ、MacBook Pro 16インチの端末価格は以下のとおりでMacBook Airが最も安く手に入れやすい端末となっています。

端末価格比較
  価格 整備済製品
MacBook Air(M1) 115,280円〜 97,680円〜
MacBook Pro 13インチ(M1) 148,280円〜 126,280円〜
MacBook Pro 14インチ(M1 Pro) 239,800円〜
MacBook Pro 16インチ(M1 Pro) 299,800円〜
MacBook Pro 16インチ(Intel) 227,800円〜

MacBook Air(M1)でもデザイン作業や動画編集をしないのなら十分快適に使える性能を持っていて多くの方におすすめできるモデルです。MacBook AirはMacBook Pro 13インチとほぼ同じ性能ですがバッテリー容量が異なるため外で使うことが多く充電する機会が少ないならMacBook Pro 13インチを選ぶのがおすすめです。

MacBook Pro 14インチ、16インチはM1 Proと上位SoCを搭載しているため24万円〜と高価な端末となっています。デザイン制作、動画編集、3Dレンダリングなどプロの仕事のために使うならこれらのモデルを選ぶのがいいでしょう。

M1 Pro、M1 Max、メモリ、ストレージのカスタマイズで追加費用がかかってきます。

  • M1 Pro(8CPU・14GPU)→(10CPU・14GPU):+22,000円
  • M1 Pro(8CPU・14GPU)→(10CPU・16GPU):+38,000円
  • M1 Pro(8CPU・14GPU)→ M1 Max(10CPU・24GPU):+60,000円
  • M1 Pro(8CPU・14GPU)→ M1 Max(10CPU・32GPU):+82,000円
  • 8GB → 16GBユニファイドメモリ:+22,000円
  • 16GB → 32GBユニファイドメモリ:+44,000円
  • 16GB → 64GBユニファイドメモリ:+88,000円

M1 Pro、M1 MaxはM1と比べてもパワーアップしているので、メインメモリは16GBでも十分動作するとは思いますが、4K動画編集などより負荷のかかる作業をするなら32GBにしておいた方が安心感はあります。

なお、MacBook Air、MacBook Pro 13インチは現行モデルでありながらも整備済製品ですでに販売されているため定価よりも安い価格で手に入れることができます。

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MacBook Air・Pro 違い比較:まとめ

現在のMacBookは全モデルでAppleシリコンのM1、M1 Pro、M1 Maxを搭載しました。M1とIntelが混在していた時は選ぶのが少しややこしかったですが、全モデルで目的に合わせて選べるようになりました。

どのMacBookを選ぶべきか
  • 端末価格の安さ → MacBook Air(M1)
  • 持ち運びのしやすさ → MacBook Air(M1)
  • バッテリーの持ち → MacBook Pro 13インチ(M1)
  • 処理性能を重視 → MacBook Pro 14インチ(M1 Pro / M1 Max)
  • 画面の大きさと処理性能 → MacBook Pro 16インチ(M1 Pro / M1 Max)

とにかく安く買いたいならMacBook Airです。

115,280円〜で買えてMacBookの中で最も軽くてコンパクトな端末なので外で使うことが多い方にもおすすめ。ただ、バッテリー駆動時間はバッテリー容量が多いMacBook Pro 13インチが上なので持ち運びのしやすさを重視するならAir、バッテリー持ちを重視するならProという選び方となります。

一般用途においてはM1 Pro、M1 Maxを搭載しているMacBook Pro 14インチ、16インチはオーバースペックなところがあり多くの方はM1を搭載しているモデルを選んでおいて問題は無いかと思います。

MacBook Airがいい人

MacBook Air
MacBook Air

MacBook Airは13インチのディスプレイを搭載し104,800円〜から買うことができるコストパフォーマンスの良いデバイスとなっています。

MacBook Airがいい人は
  • 資料作成、ブログ更新、執筆作業をしたい
  • 動画編集も快適に作業したい
  • 喫茶店で作業したい、少しでも軽く持ち運びたい
  • ファンクションキーありのTouch IDを使いたい
  • とにかく安くMacBookを手に入れたい

MacBook AirはMacBookシリーズの中で最も価格が安い端末となっています。しかも、M1チップを搭載したことで性能はMacBook Pro 13インチ(M1)とほぼ同じとなりました。

動画編集も問題なくすることができる性能を持っているので、Proがなくてもいろんなことが快適にできるようになります。

Proと違って内蔵ファンがないので長時間負荷のかかる作業が苦手ですが、ほぼ誤差範囲の性能差となっています。ほとんどの方はMacBook Airで満足することができると言ってもいいくらいコストパフォーマンスが高い最高のマシンとなっています。

MacBook Airの注意点
  • Airのわりに筐体が少し重い
  • USB-Cポートが2つだけ
  • 接続可能外部モニターは1台のみ

M1チップは従来のアプリはRosetta 2を経由して動作するので少しだけ遅くなることがあったり互換性に問題がある可能性もあります。また、Boot CampでWinodws 10が起動できなかったり、外部モニターは最大1台までなど制限があるので注意です。

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MacBook Pro 13インチがいい人

MacBook Pro
MacBook Pro

MacBook Pro 13インチはM1チップを搭載した価格の安いモデルとIntelチップを搭載したモデルを選ぶことができますが、どちらのモデルも性能は高く動画編集も可能となっています。

MacBook Pro 13がいい人は
  • ブログ更新、文章など執筆作業をする
  • 電池の減りを気にせずに使いたい
  • プログラミングをすることが多い
  • デザイン制作・動画編集もする
  • 自宅でも外でも効率よく作業をしたい
  • Touch Bar・Touch IDを使いたい

MacBook Pro 13インチバランス感覚の良いノートPCで、軽い作業からそこそこ負荷のかかる作業も可能で、サイズが程よい大きさで持ち運びもしやすいのでとても使いやすいノートPCとなっています。

M1モデルはバッテリー駆動時間がMacBook Airよりも長いので、充電環境のないところで長く作業をすることが多い方におすすめのモデルとなっています。普通に使って13時間ほど電池が持ってしまうのはホントに凄いです。

MacBook Pro 13の注意点
  • ファンクションキーが使えない
  • USB-Cポートが2つだけ
  • 接続可能外部モニターは1台のみ

MacBook Pro 13インチはTouch Barを搭載したモデルとなっておりファンクションキーがありません。物理キーボードでファンクションキーを使いたい方は適していないモデルとなっています。

また、MacBook ProでありながらもポートがUSB-C 2つしか搭載していないので周辺機器をたくさん接続して使えないデメリットもあり接続可能な外部モニターも1台となっております。

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MacBook Pro 14インチがいい人

MacBook Pro 14インチ

2021年モデルのMacBook Pro 14インチはM1 Pro / M1 Maxを搭載しており筐体サイズがMacBook Pro 13インチとほぼ同じまま画面の大きさが14.2インチとより表示領域が拡大したモデルとなっています。

MacBook Pro 14がいい人は
  • 自宅でも外でも効率よく作業をしたい
  • 動作速度でストレスを感じたくない
  • デザイン作業・動画編集を快適に
  • マルチタスクで快適に作業
  • 多彩な外部ポートで周辺機器を使いたい

資料作成やブログ更新などに使うにはオーバースペック気味なハイエンドな端末となってますが、高性能なM1 Pro / M1 Maxを搭載しているので4K動画も快適に処理できる能力を持っていて、デザイン作業など仕事で使うマシンとしては最適です。

MacBook Pro 14インチはUSB-CだけでなくSDXCカードスロット、HDMIポートも備えており、今までハブを使う必要があったシーンもこの1台だけで全てをこなすことができます。

MacBook Pro 14の注意点
  • MacBook Pro 13よりも電池持ちはイマイチ
  • 端末価格が239,800円〜と高い

高性能なM1 Pro / M1 Maxを搭載したことでM1のMacBook Pro 13インチと比べると電池持ちは劣ってしまいます。

なので、より長い時間使いたいなら13インチにした方がいいでしょう。ただ、劣るとはいっても最長で17時間と従来のIntelモデルと比べるとバッテリー持ちは向上しています。そこまで気にすることでもないのかもしれません。

MacBook Pro 16インチがいい人

2021年モデルのMacBook Pro 16インチはM1 Pro / M1 Maxを搭載した大画面・ハイエンドな端末となっており、あらゆる作業をサクッとこなすことができる画面の大きさと処理性能を誇ったMacBook Proの最高峰モデルです。

MacBook Pro 16がいい人は
  • 大きな画面で快適に作業したい
  • 動作速度でストレスを感じたくない
  • デザイン作業・動画編集を快適に
  • マルチタスクで快適に作業
  • 多彩な外部ポートで周辺機器を使いたい
  • バッテリーの持ちがいい(最大21時間)
  • あまり外に持ち運ぶことはしない

MacBook Pro 16インチの基本性能はMacBook Pro 14インチと同じなので大きな画面サイズで作業をしたい方向けのクリエイターの方におすすめできる端末となっています。

筐体サイズが大きいおかげで大容量のバッテリーを積むことができ最大21時間の長時間駆動も可能。電源のないところでの作業も実際の時間で半日は問題なく使えるスペックとなっているとみていいでしょう。

MacBook Pro 16の注意点
  • 本体サイズが大きくて重い
  • 端末価格が299,800円〜と高め

本体サイズが大きいので持ち運びには適していませんが、頑張って持ち出すことで最高性能のMacBook Proの性能を外でも使うことができます。また、自宅で使うにしても自分の部屋、リビングに移動しながら使うことができます。

\MacBook Proをチェックする /

なお、MacBook Pro 16インチ(2019)は整備済製品で安く手に入れることができます。性能はまだまだ高いですし、少しでも安く大画面モデルが欲しい方はぜひ。

\Mac整備済製品をチェックする /

外部モニターとの組み合わせ

外部ディスプレイの4Kモニターとの組み合わせで性能を重視するならMacBook Pro 16インチですが、本体サイズが大きくてMacBook Pro内蔵のキーボードやトラックパッドを使いながら作業は難しくなります。

MacBookシリーズ 外部モニター接続
MacBookシリーズ 外部モニター接続

ワイヤレスキーボードやマウスを準備する必要があるでしょう。あと、16インチだとモニターの大半がMacBook Proの本体に隠れてしまうので使いにくいですがMacBook Pro 13インチなら外部モニターをMacBookの後ろに縦置きしても画面をしっかり確認できます。

内蔵キーボードとトラックパッドをそのまま使うことができので無駄なくMacBookを活かすことが可能。Appleで購入できる5K解像度に対応したLG UltraFine 5K DisplayならMacBook側から明るさ調整をすることができるなどMacとの親和性は抜群となっています。

ただ、価格がちょっと高いのでLGの4Kモニターを購入した方がいいのかなと思います。27UK850-WはUSB-Cポートにも対応しているのでMacBookを充電もしながら画面表示することが可能となっています。

iMacとMacBook Proの違いを比較した記事やiMacをレビューした記事もあります。

iMac 27インチのレビューはこちらです。

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