
Appleのノート型MacBookはエントリーモデルのMacBook Air、プロモデルのMacBook Pro 13インチ・MacBook Pro 16インチの3つのモデルから選ぶことができるようになっています。
MacBook Air、MacBook Pro 13インチはM1チップを、MacBook Pro 16インチはIntelプロセッサを搭載しています。13インチにはM1チップだけでなくIntelプロセッサを搭載した端末もあり「どのモデルを選んだらいいのか?」と迷ってしまいますよね。
ということで、この記事ではMacBookのサイズ・スペック・使いやすさ・価格の違いを比較してみたので、それぞれの特徴からどのMacBookがおすすめなのか選び方も考察しました。MacBookを検討している方は参考にしてください。
この記事の目次
最新MacBookの選び方

スペックでどの機種にするか選ぶのもいいですが、MacBookをどのような用途で使うのか、それぞれの特徴から比較すると選びやすいです。
MacBook Air、MacBook Proのサイズと特徴をまとめました。MacBook AirとMacBook Pro 13インチ(標準モデル)はAppleシリコンのM1チップを搭載した新世代モデルとなっています。
機種 | サイズ | ポイント |
---|---|---|
MacBook Air | 13.3インチ M1モデル | ・M1チップを搭載(内蔵ファン無) ・文章作成が快適にできる ・動画編集が快適にできる ・持ち運びに適している ・価格が安い |
MacBook Pro | 13.3インチ M1モデル | ・M1チップを搭載(内蔵ファン有) ・文章作成が快適にできる ・動画編集が快適にできる ・バッテリー駆動時間が長い |
13.3インチ Intelモデル | ・Intelチップを搭載(内蔵ファン有) ・最大32GBのメインメモリ ・4つのUSB-Cポートを搭載している ・Winとの仮想化環境を作れる | |
16インチ Intelモデル | ・16インチの大画面プロモデル ・Intelチップを搭載(内蔵ファン有) ・最大64GBのメインメモリ ・6コアCPUとdGPUを搭載した高性能 ・画像処理、動画編集、3Dモデリングなど高度なグラフィック処理に向いている ・Winとの仮想化環境を作れる |
M1チップはiPhone、iPadに搭載しているAプロセッサをベースとした省電力で高性能なチップとなっていて、基本設計が従来のモデルとは異なります。
- M1チップ:ARMアーキテクチャ
- Intelチップ:x86/64アーキテクチャ
macOS Big SurでARMアーキテクチャに対応したので今まで通りMacとして使うことができるので問題はないですが、サードパーティ製のx86/64対応のソフトウェアはRosetta 2というエミュレーション経由で動作しています。
場合によっては動作が安定しなかったり、IntelチップのMacBookよりも処理速度が遅くなることもあります。とくに音楽制作でプラグインを使うと動作しないこともあるのでM1チップ搭載モデルへの乗り換えは控えた方が良さそうです。
Adobe系のデザインツールは動作が怪しいこともあるもののIllustrator、Photoshop、Premier Proなどは快適に動作しているのでそこそこ使うことができます。
では、細かくMacBookシリーズの違いについて比較していきたいと思いますが、MacBookを比較するポイントとして、持ち運びを重視するのか、処理性能を重視するのか、価格を重視するのかでどれを選ぶべきか見極めることができます。
MacBook Airの特徴

ブラウジング、SNS、YouTubeを見るなどコンテンツ消費をしたり、ブログの更新や資料作成が中心ならMacBook Airがおすすめです。
なお、MacBook Airは2020年11月にAppleシリコンのM1チップを搭載したモデルに刷新しておりチップはGPUが7コアか8コアかどちらかを選べるようになリマした。
標準 | 上位 | |
SoC | M1チップ (8コアCPU・7コアGPU) | M1チップ (8コアCPU・8コアGPU) |
RAM | 8GB(16GB増設可) | |
SSD | 256GB (512GB・1TB・2TBに変更可) | 512GB(1TB・2TBに変更可) |
価格 | 104,800円 | 129,800円 |
M1チップを搭載したMacBook Airは従来のMacBook Air(Intel)よりもCPUの処理性能は最大3.5倍、グラフィック処理性能が最大6倍、Neural Engineにより、機械学習は最大9倍高速になっています。
MacBook Airはファンレス機構となっているのでiPad Proと同じように無音での作業ができます。それだけM1チップは省電力になっているということですね。
これだけ性能が向上しているのにバッテリー駆動時間が12時間から18時間に向上しているのがスゴイところでもあります。実際の電池持ちは10時間前後といったところですが1日充電せずに使うことができるほど使いやすいバッテリー駆動時間を実現しています。
MacBook Airは今までは性能が低くてテキストベースの作業が中心となりがちでしたが、M1チップを搭載したことで性能が大きく向上して動画編集も快適にできるようになっています。
2019年7月に販売終了したMacBook(12インチ)は、Appleの整備済製品で購入できることがあります。

性能は低いですが持ち運びのしやすさを重視するならMacBook 12インチが圧倒的におすすめです。iPad Pro 12.9インチよりも軽いですし最高に使いやすい端末となっていますよ。今でもまだまだおすすめですモデルです。
MacBook Proの特徴

MacBook Pro 13インチはM1チップかIntelチップのどちらかを選ぶことができます。MacBook Pro 16インチはIntel 6コアプロセッサ + dGPUを搭載しているのでより高度な処理が必要な場面で使うことが可能となっています。
MacBook Pro 13インチ | MacBook Pro 16インチ | ||
モデル | M1モデル | Intelモデル | |
標準 | M1(8コア) 8GB RAM 256GB SSD 134,800円 | Corei5(4コア) 16GB RAM 512GB SSD 188,800円 | Corei7(6コア) 16GB RAM 512GB SSD 248,800円 |
上位 | M1(8コア) 8GB RAM 512GB SSD 154,800円 | Corei5(4コア) 16GB RAM 1TB SSD 208,800円 | Corei9(8コア) 16GB RAM 1TB SSD 288,800円 |
M1チップは高性能コア4つ、高効率コア4つのCPUを搭載しているので、処理が必要な時にフル稼働し高速処理します。メールチェックなど低負荷時は高効率コアで電力を抑えながら処理ができるので電池持ちが12時間 → 20時間と大きく向上しています。
メインメモリはMacBook Pro 13インチ(M1)は16GBに、MacBook Pro 13インチ(Intel)は32GBまで増設することができます。
MacBook Pro 16インチはIntelの6コアプロセッサに外部GPUを搭載していてメインメモリを32GBまたは64GBに増設できるのでグラフィック制作などデータの使用量が多い作業をすることが多い場合におすすめです。
M1チップを搭載したMacBook Pro 13インチは性能が大きく向上していて、Core i5(2.0GHz)よりもポテンシャルは高くなっているので、16GBのメインメモリと2ポートあれば十分という方はMacBook Pro 13インチ(M1)を選ぶのがおすすめです。
MacBook Air(M1)よりもMacBook Pro 13インチを選ぶメリットとしてはバッテリー駆動時間がこちらの方が長いところになります。以前は性能がProの方が良かったですが、同じM1チップを搭載したことで性能はほぼ同じとなっています。
もし、16インチの大画面で作業をしたいならMacBook Pro 16インチがいいでしょう。ただ、近い将来にAppleシリコンを搭載した16インチができる可能性が高いので少し待った方がいいかもしれません。
では、MacBookの違いについてそれぞれ比較していきましょう。
MacBook Air・Pro 違いを比較
本体サイズの違いを比較
2021年最新のMacBookシリーズの画面サイズは13.3インチと16インチの2モデルとなっているので、持ち運びを重視するか、大きい画面がいいかで選ぶことができます。
- 13.3インチ:MacBook Air、MacBook Pro
- 16インチ:MacBook Pro
- 12インチ:MacBook(2019年7月販売終了)
- 15.4インチ:MacBook Pro(2019年11月販売終了)
ディスプレイサイズに合わせて本体の大きさも違ってきます。

モデル | MacBook | MacBook Air | MacBook Pro | ||
---|---|---|---|---|---|
世代 | 2017 | 2020 | 2019 | ||
画面 | 12インチ | 13.3インチ | 15.4インチ | 16インチ | |
高さ | 0.35〜1.31 | 0.41~1.61 | 2019:1.49 2020:1.56 | 1.55 | 1.62 |
幅 | 28.05 | 30.41 | 34.93 | 35.79 | |
奥行き | 19.65 | 21.24 | 24.07 | 24.59 | |
重量 | 0.92 kg | 1.29 kg | 2019:1.37 kg 2020:1.4kg | 1.83 kg | 2.0 kg |
MacBook AirはMacBook Pro 13インチと同じ画面サイズですが、傾斜のあるウェッジデザインとなっていて持ちやすくて軽いので持ち運びしやすい端末となっています。

少しでも身軽にMacBookを持ち運びたいならMacBook ProよりもMacBook Airを選ぶのがいいでしょう。
MacBookを重ねて本体サイズを比較してみました。上からMacBook、MacBook Air、MacBook Pro 13インチ 、MacBook Pro 16インチとなっています。

MacBook Pro 16インチは13インチと比べるとかなり大きいので、モバイル性能よりも作業性を重視したい方におすすめのモデルとなっています。
作業効率重視なら16インチ
MacBook Pro 16インチは画面サイズが大きいので作業効率は良いです。ただ、アクティブに動く方にとってはちょっと大きすぎるのかも。喫茶店のテーブルに置いて作業してもちょっと大きい…と感じることもあります。
MacBook Pro 15インチも同じような感じですが16インチと比べるとひとまわり小さく大画面で作業したいけど少しでも軽く持ち運びたいというならおすすめ。

MacBook Pro 16インチはiMac 27インチ以上の性能を持っているので、動画編集など負荷のかかる作業をするならおすすめです。MacBook Pro 16インチは持ち運びはしにくいですが、自宅や職場で使うことが多いなら問題ありません。
むしろ、iMacと違って自分の部屋で作業したり、リビングに持っていって作業することもできるので設置場所を考えないで済むというメリットがあります。
なお、MacBook Pro 15インチはAppleストアでの販売は終了しているのでApple整備済製品から買うことになります。
バランス重視なら13インチ
どこにでも持ち運んで作業したいならMacBook AirとMacBook Pro 13インチがおすすめです。新幹線や飛行機の中で作業できるサイズ感なので移動しながら使うこともできます。

MacBook Airはくさび型の手前にかけて細いスタイルなので持ち運びはしやすいですし、動画編集をせずテキストベースの作業をすることが多いならおすすめです。
もし、13インチのMacBookをメインマシンで使うならモバイル性能を維持したまま高性能なプロセッサを搭載しているMacBook Pro 13インチを選ぶのがいいでしょう。動画編集もそこそここなすことができますよ。
画面解像度・画面サイズの違いを比較
MacBook Air、MacBook Proの画面サイズ、解像度、スペックを比較しました。
モデル | MacBook Air | MacBook Pro | |||
---|---|---|---|---|---|
世代 | 2020 | 2019 | |||
ディスプレイサイズ | 13.3インチ | 15.4インチ | 16インチ | ||
解像度 | 2,560 × 1,600 | 2,880 × 1,800 | 3,072 × 1,920 | ||
画素密度 | 227ppi | 220ppi | 226ppi | ||
仕様 | 400ニトの輝度、広色域(P3)、True Tone | 500ニトの輝度、広色域(P3)、True Tone |
旧型のMacBook Air(2017)などそれ以前のモデルは解像度が低い非Retinaディスプレイなので文字・画像が少しぼやけたように見えます。

数年前まではこれが当たり前の解像度でしたが、4Kテレビなどの高精細ディスプレイが普及て現在のMacBook Air、MacBook Proは全てのモデルが高精細なRetinaディスプレイを搭載しています。
MacBook AirとMacBook Proは広色域(P3)ディスプレイに対応しているのでより深みのある色鮮やかな表現ができるようになっています。(IntelプロセッサのMacBook Air 2020はsRGBのパネルとなっています。)
広色域(P3)ディスプレイはパッと見では違いは分かりませんが、見比べると赤色や青色の色が濃く表示できるので、写真の現像作業をすることが多いならP3ディスプレイを搭載しているモデルがおすすめです。
さらに、True Toneテクノロジーに対応しています。

True Toneテクノロジーは環境光に合わせて目に優しい色合いに自動調整してくれるので長時間作業しても目が疲れにくいとディスプレイとなっています。ただ、色が変わってしまうのでデザイン系の仕事をする場合はOFFにして使うのがいいかと思います。
画面サイズよる作業性の違い
MacBook AirとMacBook Proは13.3インチの二つの画面サイズ、MacBook Proは16インチの画面サイズも選ぶことができます。

MacBook Pro 16インチ・15インチは画面が大きくて複数のウィンドウを同時表示できるのでマルチタスク作業がしやすく、あれもこれもアプリを同時起動して作業する人にとって夢のマシーンです。
画面サイズが大きいのでIllustratorやPhotoshopを使ったデザイン作業、UIが多い動画編集の効率が上がります。いろんなソフトウェアを起動しながらの作業、マルチタスクをするならおすすめのサイズとなっています。
MacBook Air、MacBook Pro 13インチはモバイル性と作業性のどちらも活かせるバランスの取れた画面サイズです。
持ち運びのしやすさは今は販売終了してしまったMacBook 12インチにはかないませんが、13インチの画面サイズは作業もしやすいので効率を損なうことがないバランスの取れたものとなっています。
ブログの更新、資料作成などテキストベースの作業であれば十分すぎる画面サイズで、マルチタスクでの作業も問題なくすることができます。
- MacBook Air:作業しやすい画面サイズで持ち運びしやすい
- MacBook Pro 13インチ:作業しやすい画面サイズでより電池持ちがいい
- MacBook Pro 16インチ:処理性能を重視したどこでも作業できる
今まではMacBook AirではなくMacBook Pro 13インチを選ぶ理由は性能の高さだったのですが、M1チップを搭載したことで処理性能はほぼ同じになってしまったので、電池持ちの良さがMacBook Pro 13インチのメリットとなります。
操作性・使いやすさを比較
最新モデルはシザー構造のMagic Keyboard

旧型のMacBook Air(2019)、MacBook Pro 13インチ(2019)、MacBook Pro 15インチ(2019)はキーの高さを極限まで薄くしたバタフライ構造のキーボードを採用していました。
バタフライ構造のキーボードはタイピング感や信頼性に問題があり改良に改良を重ねてきましたが、MacBook Pro 16インチをはじめ最新モデルはすべてシザー構造のMagic Keyboardに刷新されました。

世代 | MacBook | MacBook Air | MacBook Pro |
---|---|---|---|
2016 | 第1世代バタフライ | – | 第2世代バタフライ |
2017 | 第2世代バタフライ | シザー構造 | 第2世代バタフライ |
2018 | – | 第3世代バタフライ | 第3世代バタフライ |
2019 | – | 第4世代バタフライ | 13・15インチ:第4世代バタフライ 16インチ :Magic Keyboard |
2020 | – | Magic Keyboard |
バタフライ構造のキーボードのキーの高さは0.5mmと薄くなっていましたが、Magic Keyboardのキーの高さは1mmと高さがあります。
- バタフライ構造:0.5mm
- シザー構造:1mm
個人的にはバタフライ構造のキーボードはキーが薄く高速タイピングがしやすく使いやすかったのですが、Magic Keyboardはストローク量(キーの厚み)が大きくタイピングの跳ね返りをしっかり体感できる違和感のないキーボードになりました。
バタフライ構造のキーボードとMagic Keyboardのタイピング音を比較してみました。
タイピング音はMagic Keyboardの方が大きいと感じるかもしれないですが、バタフライ構造キーボードが苦手という方にとっては最高のキーボードになるでしょう。
最新のMacBook Air、MacBook Proはすべてのモデルでシザー構造のMagic Keyboardを搭載しています。
Touch Bar(タッチバー)の有無と必要性
MacBook Airのキーボードの上部にはファンクションキー + Touch IDを、MacBook Proはタッチでショートカット機能を使うことができるTouch IDを内蔵したTouch Barを搭載しています。

ファンクションキー | MacBook 12 MacBook Air 13(2017) MacBook Pro 13(2017・2016) |
---|---|
ファンクションキー + Touch ID | MacBook Air(2018〜2020) |
Touch Bar + Touch ID | MacBook Pro 13(2016〜2019) MacBook Pro 15(2016〜2019) |
Touch Bar + Touch ID + ESCキー | MacBook Pro 16(2019) MacBook Pro 13(2020) |
MacBook Air、MacBook Proともに指紋認証のTouch IDを搭載しているので指で画面ロック解除ができます。

わざわざパスワードを入れることなく画面ロック解除をができるので、使いやすさとセキュリティを両立が可能にです。MacBook Airはファンクションキーとなっていますが、Touch IDを搭載し同じように指で解除できるようになっています。
MacBook Proは使用状況・アプリに応じて表示が変わるTouch Bar(タッチバー)を搭載していて、標準設定では従来のキーと同じように画面の明るさ、ミッションコントロール、キーの明るさ、音量調整などのキーを表示することができます。

「fn」キー押すとファンクションキーの表示に切り替えることもできるので、従来のキーボードと同じように使うことができます。

Touch Barの表示はカスタマイズすることができるので、自分好みの環境を構築できるのが良いところ。よく使う機能を追加してショートカットすることができます。

また、サードパーティ製のアプリ・BetterTouchToolを使うことでDockを表示させたり、天気を表示することができます。

DockをTouch Barの表示できるので、画面側のDockを非表示にしたとしてもタッチで簡単にアプリの起動ができるので、画面領域を広くすることができるのでMacBook Proにおける作業効率を上げることができます。
トラックパッド 大きさの違いを比較
MacBook Air、MacBook Proには感圧式のトラックパッドを搭載し快適にカーソル操作、ジェスチャー操作ができるようになっています。

トラックパッドはMacBookの本体サイズに合わせて大きさが異なり、MacBook Pro 16インチ → 13インチ → MacBook Airの順に小さくなっています。

Macのトラックパッドを触った方はお分かり頂けると思いますが、操作性がとても良くストレスなくカーソル操作できるの良いところですよね。ジェスチャー操作がとにかく快適で流れるようにアプリを切り替えることができます。
MacBook Air、MacBook Proのトラックパッドは感圧式となっていて、単語の上にカーソルを持ってきてグッとトラックパッドを押すこむと辞書で意味を調べたりすることもできるので、調べ物をしている時に威力を発揮することもできます。
スピーカーの音質の違いを比較
MacBook Air、MacBook Proはキーボード横にスピーカーを搭載しています。

モデル | MacBook | MacBook Air | MacBook Pro | |
---|---|---|---|---|
世代 | 2017 | 2020 | 2019 | |
サイズ | 12インチ | 13.3インチ | 16インチ | |
スピーカー | ステレオ | ステレオサウンド(Dolby Atmos対応) | ハイダイナミックレンジステレオ(Dolby Atmos対応) | フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーシステム(Dolby Atmos対応) |
MacBook Proシリーズはモデルチェンジするたびにスピーカーの音が良くなってますが、MacBook Pro 16インチはフォースキャンセリングウーファーを搭載した6スピーカーシステムを搭載しています。
モバイルノートなのに6スピーカーってちょっと凄いですよね…。16インチのスピーカーの音質はビックリするくらい良いです。低音から高音まで再生されるのでHomePod miniなどは必要ないでしょう。
MacBook Pro 13インチのステレオスピーカーも低音から高音までキレイな音となっていてどのモデルも迫力のサウンドを楽しめます。MacBook Airは音質が劣りますが、このサイズの端末としては高音質なサウンドを楽しめます。
なお、最新のMacBookは全モデルがDolby Atomsに対応したので音の広がりも良くなっておりモバイルノートとは思えない良質なサウンドを楽しむことが可能になっています。
USBのポートの種類と数の違いを比較
MacBook・MacBook Air・MacBook Proに搭載しているポートの種類と数を比較しました。
モデル | MacBook Air | MacBook Pro | ||
---|---|---|---|---|
サイズ | 13.3インチ | 16インチ | ||
チップ | M1 | Intel | ||
左サイド | USB-C × 2 | |||
右サイド | 3.5mmオーディオジャック | USB-C × 2、3.5mmオーディオジャック | ||
USB | 3.1 Gen2(10Gbps) | |||
TB | Thunderbolt 3(40Gbps) |
MacBook Air 2017は従来のUSB-A・SDカードスロットがありますが、2015年以降のMacBookと2016年以降のMacBook Pro、MacBook Airは電源コネクタや従来のUSB-Aポートなどを廃止しUSB-Cポートのみとなりました。

M1チップを搭載しているMacBook Air、MacBook Pro 13インチはUSB-Cポートが左側に2ポート、IntelチップのMacBook Pro 13インチと16インチと同じように右側にもUSB-Cポートを搭載し合計4ポート搭載しています。

USB-Cのポート数は多い方が安心なのは当然なのですが、2つあれば基本的に問題はないでしょう。充電しながらマルチアダプタを使うことで様々な周辺機器にアクセスすることができます。
また、USB-Cに対応した外部モニターと組み合わせるならポート数の少ないMacBook Air/Pro 13インチでも十分です。
USB-Cはケーブル一本で電力供給を受けながら画面表示する事ができるのでシンプルな配線で構築が可能となります。

ケーブル一本で電力供給を受けながら4Kモニターへの画面出力もできるってスゴいですよね。
「MacBookはUSB-Cポートが一つしかないので使い勝手が悪いんだ。」…と思ってしまいますが、USB-C対応の4Kモニターならケーブル一本で電力供給を受けながら画面表示ができます。
さらに、モニター側のUSBを使うことでプリンターや外部HDDと接続できるので、デスクトップPCの代わりとして使う事が十分にできる拡張性を持っています。
MacBookシリーズの周辺機器、アクセサリーについてはこちらをどうぞ。
MacBook スペック・性能の違いを比較
M1チップ・Intelプロセッサの性能比較
MacBook Air、MacBook Pro 13インチ、16インチのCPUの型式・性能を比較しました。
モデル | MacBook Air | MacBook Pro | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
サイズ | 13インチ | 16インチ | ||||
世代 | 2020 | 2019 | ||||
CPU | Intel Gen10 | Apple M1 | Intel Gen10 | Intel Gen9 | ||
型式 | Core i3-1000G1 | Core i5-1030G7 | M1チップ | Core i5-1038NG7 @2.0GHz | Core i7-9750H @2.6GHz | |
CPU | 2コア | 4コア | 8コア | 4コア | 6コア | |
iGPU | Iris Plus Graphics | 7コア | 8コア | Iris Plus Graphics | Iris Plus Graphics 630 | |
dGPU | – | Radeon Pro 5300M | ||||
シングルコア | 1053 | 921 | 1687 | 1725 | 1214 | 1076 |
マルチコア | 1959 | 2806 | 7433 | 7147 | 4447 | 5675 |
Opne CL | 5211 | 8149 | 17120 | 18656 | 8419 | i:1646 d:25297 |
Metal | 6302 | 9247 | 18703 | 21819 | 8526 | i:1539 d:23932 |
MacBook AirとPro 13インチはどちらも同じM1チップなので基本的な性能は同じでマルチコアで7000〜7400ほどのスコアとなっています。まさかのMacBook Pro 16インチよりスコアが高いという、これは恐るべし性能ですね…。
MacBook Airはファンレス機構になったことから排熱性能がMacBook Proと比べると弱いので連続して負荷のかかる作業が必要な時はProの方が処理性能が高いものになるのですが、日常使いで
MacBook Pro 16インチはAMD Radeon Proのグラフィックチップを内蔵していることもありグラフィックの処理がM1チップを搭載している端末よりも性能が上となっています。
グラフィック制作、動画編集など負荷のかかる作業をするなら16インチを使うのがいいでしょう。実際に各モデルで14分の動画書き出し時間をFinal Cut Proで比較してみました。
- MBA 2018(2コア):25分48秒
- MBA 2020(2コア):11分56秒
- MBA 2020(M1・8GB):7分52秒
- MBP 13 2020(4コア・1.4GHz):11分26秒
- MBP 13 2020(4コア・2.0GHz):10分31秒
- MBP 13 2020(M1・16GB):7分37秒
- MBP 16 2019(6コア・2.6GHz):4分54秒
MacBook Air(M1)、MacBook Pro 13インチ(M1)の書き出し速度が脅威的ですよね。さすがにMacBook Pro 16インチには敵わないですが、匹敵する性能となっています。
M1チップを搭載したAirとProは基本的に性能が同じとなっています。Airの標準モデルはGPUコアが7つ、ProはGPUコアが8つという違いはあるものの、使用感はほぼ同じです。
その代わり、MacBook Pro 13インチ(M1)には内蔵ファンを搭載しているので長時間作業による熱排熱性能が高く、動画の書き出し時間などに少しだけ差がdてきます。また、バッテリー容量が多いので電池持ちがいいのもProのメリットと言えるでしょう。
- MacBook Air(M1):デザイン制作、動画編集に
- MacBook Pro 13(M1):デザイン制作、動画編集の長時間作業に
- MacBook Pro 13(Intel):USB-Cが4ポートいる、仮想化環境が必要
- MacBook Pro 16:より快適に作業をしたいなら
ただし、M1チップを搭載したモデルは仮想化環境が作れない、USB-Cポートが2つしかないなど制限もあるため高度な作業をしたい方はIntelチップを搭載したMacBook Pro 13インチ(Intel)を選ぶのがいいでしょう。
メインメモリの違いを比較
M1チップのMacBook Air、MacBook Pro 13インチのメインメモリは8GBが標準仕様となっていますが、購入時に最大16GBに増設することができます。
MacBook Pro 13インチ(Intel)は標準で16GBのRAMを搭載し最大32GBにカスタマイズ、MacBook Pro 16インチは最大で64GBまでカスタマイズできるようになっています。
モデル | 標準モデル | CTO(カスタマイズ) |
---|---|---|
MBA(2018/2019) | 8GB 2,133MHz LPDDR3 | 16GB 2,133MHz LPDDR3 |
MBA(Intel・2020) | 8GB 3,733MHz LPDDR4X | 16GB 3,733MHz LPDDR4X |
MBA 2020(M1・2020) | 8GBユニファイドメモリ | 16GBユニファイドメモリ |
MBP 13インチ(2018/2019) | 8GB 2,133MHz LPDDR3 | 16GB 2,133MHz LPDDR3 |
MBP 13インチ(Intel・2020) | 8GB 3,733MHz LPDDR4X | 16GB/32GB 3,733MHz LPDDR4X |
MBP 13インチ(M1・2020) | 8GBユニファイドメモリ | 16GBユニファイドメモリ |
MBP 15インチ(2018/2019) | 16GB 2,400MHz DDR4 | 32GB 2,400MHz DDR4 |
MBP 16インチ(2019) | 16GB 2,666MHz DDR4 | 32GB/64GB 2,666MHz DDR4 |
メモリ容量は標準の8GBでも十分使うことができますが、少しでも快適に作業したいなら16GBに増設するのがおすすめです。
とくにAdobeのIllustratorやPhotoshopなどのクリエイティブツールや仮想化ソフトでWindows 10を使う、さらに動画編集もするならメインメモリの容量は16GBまたは32GBにしてきましょう。
ちなみに、M1チップのMacに搭載しているユニファイドメモリは高帯域幅で低レイテンシのメモリが1つの領域に収められています。
CPU、GPU、Neural Engineの間でやり取りされるデータを複数のアプリが効率良く共有でき高速でスムーズなデータのやり取りができ高速化することができます。とにかく、ユニファイドメモリの転送速度が高速です。

M1モデルのメインメモリは8GBでも意外と快適に動作してしまうんですよね。こちらの記事で詳しく書いていますが、M1チップを搭載したモデルであれば8GBのメモリがあれば十分快適に作業することができます。
今までは可能なら16GBの容量にカスタマイズするのが通説のようになっていましたが、M1チップはその当たり前が覆された感じがします。8GBの少ない容量でも、データ通信速度が高速化したことで十分快適に動作してしまいます。
MacBookのメインメモリについてはこちらで詳しく解説しています。
SSDの速度の違いを比較
ストレージの性能SSDは体感速度・快適性に直結する要なものになっていますが、MacBook Air、MacBook ProのSSDストレージはデータの読込速度、書込速度ともに高速なSSDを採用しています。
M1チップを搭載したMaBook Air、MacBook Pro 13インチ、IntelプロセッサのMacBook Pro 16インチともに最大3.2GB/sの読み出し速度に対応し高速化し、大容量のデータも素早く読み出したり書き込みできるようになっています。

モデル | MacBook Air | MacBook Pro | |||
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 13.3インチ | 15.4インチ | 16インチ | ||
モデル | M1 | Intel | |||
容量 | 256GB | 256GB | 512GB | ||
読込速度(READ) | 2180MB/s | 2813MB/s | 2200MB/s | 2506MB/s | 2531MB/s |
書込速度(WRITE) | 2116MB/s | 2389MB/s | 1848MB/s | 2582MB/s | 2630MB/s |
SSDは容量が少ないと速度が遅くなる特性がありましたが、M1モデルより低容量の256GBモデルでもデータ転送速度が向上し512GBモデルと大差ないスピードを手に入れています。
さらに、速度を高速化して快適な作業環境を手に入れたいなら1TBモデルなど高容量ストレージを選ぶのがいいでしょう。
M1モデルはSoCによるユニファイドメモリによる高速化、ストレージの高速化により全てのパーツが高次元で最適化されているため、これまでにないくらい快適な動作速度を実現しているのでしょうね。
バッテリー駆動時間の違いを比較
MacBookシリーズのバッテリー性能を比較してみました。M1チップを搭載したMacBook Pro 13インチは大幅に電力効率が向上し電池持ちが最大10 → 20時間となりました。
モデル | MacBook Air | MacBook Pro | ||
---|---|---|---|---|
サイズ | 13.3インチ | 16インチ | ||
世代 | Intel → M1 | Intel → M1 | Intel・2020 | Intel・2019 |
バッテリー容量 | 49.9Wh | 58.2Wh | 58.0Wh | 100Wh |
駆動時間 | 12時間 → 18時間 | 10時間 → 20時間 | 11時間 |
MacBook Air(M1)は18時間、MacBook Pro 13インチ(M1)は20時間、MacBook Pro 16インチは11時間の電池持ちとしていてます。
実際に各モデルのバッテリー駆動時間を計測してみました。ブログを更新したり、ブラウジングをしたり、Twitterをしたり軽作業中心で使ってみて電池持ちを確かめています。
モデル | MacBook Air | MacBook Pro | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 13インチ | 15インチ | 16インチ | |||
CPUコア数 | 1.1GHz/2コア | M1 | M1 | 2.0GHz/4コア | 2.0GHz/6コア | |
世代 | 2020 | 2019 | ||||
公称値 | 11時間 | 18時間 | 20時間 | 10時間 | 11時間 | |
実測値 | 6.5時間 | 10時間 | 13時間 | 6.0時間 | 4時間 | 5.5時間 |
MacBook Pro 16インチは5.5時間ほどの電池持ちで公式の数値には程遠いものとなっていますが、15インチよりもバッテリー容量が増えたこともあり長く使うことが可能となっています。
M1チップを搭載したMacBook Air(M1)は6.5時間 → 10時間、MacBook Pro 13インチ(M1)は6時間 → 13時間と2倍も電池持ちが向上しています。M1チップすごい…!
今までは半日の作業で電池が減って充電しないといけなかったところ、M1モデルなら10時間は作業で切るので充電しなくても1日乗り越えることが可能となります。これは、ものすごい進化です。
なお、MacBookのスペックはAppleの公式サイトから簡単に比較できるようになってるので合わせて確認してきましょう。
MacBook 価格の違いを比較
4モデルの中で価格が一番安いのはMacBook Airです。続いてMacBook Pro 13インチ、MacBook Pro 16インチとなります。
モデル | サイズ | 最小構成価格 |
---|---|---|
MacBook Air(Intel・2020) | 13.3インチ | 84,800円〜(整備済製品) |
MacBook Air(M1・2020) | 13.3インチ | 104,800円〜 |
MacBook Pro(M1・2020) | 13.3インチ | 134,800円〜 |
MacBook Pro(Intel・2020) | 13.3インチ | 188,800円〜 |
MacBook Pro | 16インチ | 248,800円〜 |
MacBook Air(Intel・2020)、MacBook Pro(Intel 1.4GHz・2020)が廃止されましたが、AmazonやAppleの整備済製品で購入できることがあります。
ただ、2020年モデルのMacBook Airは端末価格が安いので普通に新品を購入するのもいいかもしれないですね。MacBook Airを104,800円〜で購入できるのはなかなか魅力的ですよね。
MacBook Pro 15インチは256GBモデルが258,800円でしたが、MacBook Pro 16インチは512GBで248,800円なので実質値下げとなっています。1TBモデルでも288,800円なのでコストパフォーマンスは良くなったように感じます。
MacBook Air・Pro おすすめはどれ?
MacBookを使ってどんな作業をするかでどのモデルを選ぶべきか決めることができます。簡単にどのモデルを選ぶべきかを分類してみました。
- 端末価格の安さを重視 → MacBook Air(M1)
- モバイル性・性能を重視 → MacBook Air(M1)
- バッテリー・性能を重視 → MacBook Pro 13インチ(M1)
- 拡張性重視 → MacBook Pro 13インチ(Intel)
- 画面の大きさ・性能重視 → MacBook Pro 16インチ(Intel)
とにかく安く買いたいならMacBook Air(M1)です。性能を重視する場合はM1チップ搭載モデルはMacBook Air、Pro 13インチのどちらでもいいでしょう。基本性能は同じです。
ただ、バッテリー駆動時間はMacBook Air(M1)よりもバッテリー容量が多いMacBook Pro(M1)の方が上となっています。なので、持ち運びのしやすさを重視するならAir、バッテリー持ちを重視するならProという選び方となります。
Intelチップの時はAirの方が電池持ちが上でしたが、M1チップはProの方が電池持ちがいいということになります。
MacBookがおすすめな人

- ブログ更新や文章作成など執筆作業がメイン
- 出張が多いので荷物を軽くコンパクトにしたい
- 新幹線や飛行機の中でも作業したい
MacBook 12インチは本体が軽くてコンパクトなので、作業スペースの狭い新幹線や飛行機などに持ち運んで執筆作業をすることができます。
性能はさほど高くはないでが資料作成・執筆作業ならできますし、どこでも作業できるのが良いところ。MacBookは非RetinaのMacBook Air 2017よりも性能は上なのでデザイン作業や動画編集もやろうと思えばできます。
- 画面が小さくデザイン・動画編集には向いていない
- 性能が低くデザイン・動画編集には向いていない
- USB-Cポートが一つしかない
外部ポートがUSB-Cが一つしかないので拡張性は低いですが、USB-C対応の外部モニターとの組み合わせである程度は拡張性はフォローすることができます。
MacBook 12インチはラインナップから消えましたが、AmazonやAppleの整備済製品でで購入することが可能となっています。
MacBook Airがおすすめな人

MacBook Airは13インチのディスプレイを搭載し104,800円〜から買うことができるコストパフォーマンスの良いデバイスとなっています。
- 資料作成、ブログ更新、執筆作業をしたい
- 動画編集も快適に作業したい
- 喫茶店で作業したい、少しでも軽く持ち運びたい
- ファンクションキーありのTouch IDを使いたい
- とにかく安くMacBookを手に入れたい
MacBook AirはMacBookシリーズの中で最も価格が安い端末となっています。しかも、M1チップを搭載したことで性能はMacBook Pro 13インチ(M1)とほぼ同じとなりました。
動画編集も問題なくすることができる性能を持っているので、Proがなくてもいろんなことが快適にできるようになります。
Proと違って内蔵ファンがないので長時間負荷のかかる作業が苦手ですが、ほぼ誤差範囲の性能差となっています。ほとんどの方はMacBook Airで満足することができると言ってもいいくらいコストパフォーマンスが高い最高のマシンとなっています。
- Airのわりに筐体が少し重い
- Rosetta 2の動作に不安がある
- USB-Cポートが2つだけ
- 仮想化環境を構築不可(Win 10起動できない)
- 接続可能外部モニターは1台のみ
M1チップは従来のアプリはRosetta 2を経由して動作するので少しだけ遅くなることがあったり互換性に問題がある可能性もあります。また、Boot CampでWinodws 10が起動できなかったり、外部モニターは最大1台までなど制限があるので注意です。
MacBook Pro 13インチがおすすめな人

MacBook Pro 13インチはM1チップを搭載した価格の安いモデルとIntelチップを搭載したモデルを選ぶことができますが、どちらのモデルも性能は高く動画編集も可能となっています。
- ブログ更新や文章作成など執筆作業をする
- 電池の減りを気にせずに使いたい(M1)
- プログラミングをすることが多い
- デザイン制作・動画編集もする
- 自宅でも外でも効率よく作業をしたい
- Touch Bar・Touch IDを使いたい
MacBook Pro 13インチはバランス感覚の良いノートPCで、軽い作業からそこそこ負荷のかかる作業も可能で、サイズが程よい大きさで持ち運びもしやすいのでとても使いやすいノートPCとなっています。
M1モデルはバッテリー駆動時間がMacBook Air(M1)よりも長いので、充電環境のないところで長く作業をすることが多い方におすすめのモデルとなっています。普通に使って13時間ほど電池が持ってしまうのはすごいの一言です。
- ファンクションキーが使えない
- 発熱があり電池持ちが悪い(Intel)
- Rosetta 2の動作に不安がある(M1)
- USB-Cポートが2つだけ(M1)
- 仮想化環境を構築不可(M1)
- 接続可能外部モニターは1台のみ(M1)
基本的にM1チップを搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。3Dグラフィックスを多用したアプリ・ゲーム以外の互換性はRosetta 2で保たれていますし、高性能なM1チップのおかげでかなり快適に動作しています。
M1モデル | Intelモデル | |
CPU | 8コア マルチコアスコア:7400 | 4コア 2.0GHz マルチコアスコア:4447 |
RAM | 8GBユニファイドメモリ | 16GB 3,733MHz LPDDR4X |
USB-C | 2つ | 4つ |
実際のバッテリー持ち | 13時間 | 6.5時間 |
256GB | 134,800円 | – |
512GB | 154,800円 | 188,800円 |
Intelチップを搭載しているモデルは発熱がすごくて電池持ちが悪いので外で長く使うことはできません。ただ、32GBのメインメモリにカスタマイズできるので扱うデータ量の多いならいいのかもしれません。
また、M1チップを搭載しているMacBook Air、Proは仮想化環境を作ることができません。Boot CampでWindows 10の起動ができないので注意です。
MacBook Pro 16インチがおすすめな人

MacBook Pro 16インチはより大きな画面と高性能な6コアプロセッサにより、動画編集やグラフィック処理も軽快に処理できるものとなっています。
- 大きな画面とスペックの高さであらゆる作業を快適にしたい
- デザイン作業・動画編集を快適にしたい
- アプリを複数起動しながら快適に作業したい
- Touch Barを使いたい
- USB-C 4つを使って効率よく接続したい
- あまり外に持ち運ぶことはしない
MacBook Pro 16インチはCPU・GPUがデスクトップマシン並みの性能なので、あらゆる作業を快適にしたい方におすすめ。動画編集を快適にすることができますよ。
- 本体サイズが大きい
- ファンクションキーが使えない
- 本体サイズが大きくて重い
本体サイズが大きいので持ち運びには適していませんが、頑張って持ち出すことで最高性能のMacBook Proの性能を外でも使うことができます。また、自宅で使うにしても自分の部屋、リビングに移動しながら使うことができます。
作業効率を重視したいなら16インチ、モバイル性能を重視したいならMacBook Pro 15インチがいいでしょう。
ただし、MacBook Pro 15インチはApple整備済み製品かAmazon・楽天などから買うことになります。
外部モニターとの組み合わせ
外部ディスプレイの4Kモニターとの組み合わせで性能を重視するならMacBook Pro 16インチですが、本体サイズが大きくてMacBook Pro内蔵のキーボードやトラックパッドを使いながら作業は難しくなります。

ワイヤレスキーボードやマウスを準備する必要があるでしょう。あと、16インチだとモニターの大半がMacBook Proの本体に隠れてしまうのでちょっと使いづらいんですよね。
でも、MacBook Pro 13インチなら外部モニターをMacBookの後ろに縦置きしても画面をしっかり確認できるので、内蔵キーボードとトラックパッドをそのまま使うことができので無駄なくMacBookを活かすことが可能です。
Appleで購入できる5K解像度に対応したLG UltraFine 5K DisplayならMacBook側から明るさ調整をすることができるなどMacとの親和性は抜群となっています。
ただ、価格がちょっと高いのでLGの4Kモニターを購入した方がいいのかなと思います。27UK850-WはUSB-Cポートにも対応しているのでMacBookを充電もしながら画面表示することが可能となっています。
MacBook Air・Pro どっちががおすすめ?

最新のMacBookはラインナップが整理されて、MacBook Air、MacBook Pro 13インチ、MacBook Pro 16インチの3機種から選ぶことになりますがAirを選ぶべきか、Proを選ぶべきなのか?
- Air:ブログ更新、資料作成などテキストベースの作業が多い
- Pro:プログラミング、デザイン制作、動画編集することが多い
Adobe IllustratorやPhotoshopでデザイン制作をすることが多いならMacBook Proを選んだ方がいいです。MacBook Airだとやはり処理の遅さを感じることがあります。
しかし、資料の制作やブログの更新など執筆作業がメインならMacBook Airを選ぶのがいいでしょう。プログラミングも基本的にコード入力なのでMacBook Airでも快適に操作できますがエミューレート作業などがある場合はProの方がいいかも。
バッテリーの持ちはMacBook Airの方が長く作業することができます。Proは高性能でサクサク動作するのは確かですが、本体が発熱するので手汗かいてしまうのですが、MacBook Airは発熱が少ないので作業が快適なんですよね。
なので、使用用途に合わせてAirかProかを選ぶのがいいのかなと思います。2020年3月30日にMacBook Air(2020)が発売となります。新旧のスペックを比較しているので参考にしてください。
MacBookシリーズはAppe公式サイトにて定期的に整備済製品として販売されていることが多く、通常価格よりもかなり安くMacBookやMacBook Proを購入することができるので、買うことを検討している方はチェックしてみてください!
iMacとMacBook Proの違いを比較した記事やiMacをレビューした記事もあります。
iMac 27インチのレビューはこちらです。
MacBook Air、MacBook Proのストレージ容量の選び方についてはこちらをどうぞ!
MacBook Proを買ったら揃えて起きたい周辺機器とアクセサリーはこちらからどうぞ!
こんばんわ
Mac noteの選び方として内蔵フアンの有無も明記すべきかと思います。
よろしくお願いします。