
MacBook AirとMacBook Proはどっちを選ぶべきか?
MacBookシリーズは2023年現在、エントリー向けのMacBook Air(M1)、MacBook Air(M2)、MacBook Pro 13インチ(M2)、プロ向けのMacBook Pro 14インチ、16インチの5つから選べます。
MacBookは全モデルにApple独自SoCとなるAppleシリコンを採用し基本的にどのモデルを選んでも快適なので一番価格の安いM1のMacBook Airでも難なく動画編集が可能となっています。
- MacBook Air:M1(2020)
- MacBook Air:M2(2022)
- MacBook Pro 13インチ:M2(2022)
- MacBook Pro 14インチ:M2 Pro / M2 Max
- MacBook Pro 16インチ:M2 Pro / M2 Max
となると、どのMacBookにするか悩ましいところですよね。めっちゃ迷って堂々巡りです。ということで、この記事ではMacBook AirとMacBook Proのサイズやスペック・性能を比較しました。
MacBook ProとAirの本体デザイン・サイズ・性能の違いを比較しつつどのMacBookを選ぶべきか、選び方を徹底解説してるのでMacBookのどれかの購入を検討してるなら参考にどうぞ!
この記事の目次
MacBook Air・Pro 違いを比較
本体デザインの違いを比較
MacBook Air、MacBook Proの本体デザインは基本的に同じでアルミ筐体のユニボディスタイルを採用しています。

最新のMacBook Air、Proは筐体の細かい形状も全く同じなので画面サイズの大小、本体の厚み、重量の違いのみとなっています。

M2のMacBook AirとMacBook Pro 14インチ、16インチは筐体の角が丸みのあるフラットデザインを採用していて持ち心地がソフトで優しい感じとなっています。

世代の古いMacBook Air(M1)はウェッジシェイプデザインを採用し、MacBook Pro 13インチは角の立ったフラットデザインを採用してるので最新モデルよりスリムな印象はあります。

新デザインのMacBook Air(M2)とMacBook Pro 14インチはフラットでありながらも角に丸みがあり優しい持ち心地なのに対して、旧デザインのMacBook AirとPro 13インチは角が鋭いスタイルとなっています。

新世代のMacBookシリーズは充電専用のMagSafe 3アダプタもちゃんと使えるのが良いですよね。充電しながら二つのUSB-C周辺機器を接続して作業ができます。

M2 MacBook AirとMacBook Pro 13インチはどちらもフラットデザインを採用し端末を閉じた時の見た目は似てますがディスプレイを開くと占有率が異なるため視認性は大きく異なります。

新世代のM2 MacBook AirとMacBook Pro 14インチ、16インチはベゼルの幅が狭くて上下左右が均一化されてるので見た目が美しく、美しいだけでなく視認性も良いので作業しやすいですよ。
本体サイズの違いを比較
2023年現在のMacBookシリーズのサイズは13.3インチ、13.6インチ、14インチ、16インチの4つもあるので「持ち運びを重視する」か「大画面で作業の作業を重視するか」でどのモデルにするか判断できます。

機種 | MacBook Air M1 | MacBook Pro M2 | MacBook Air M2 | MacBook Pro M2 Pro | |
---|---|---|---|---|---|
世代 | 2020 | 2022 | 2023 | ||
画面 | 13.3インチ | 13.6インチ | 14.2インチ | 16.2インチ | |
高さ | 0.41~1.61 | 1.56 | 1.13 | 1.55 | 1.68 |
幅 | 30.41 | 31.26 | 35.57 | ||
奥行き | 21.24 | 21.5 | 22.12 | 24.81 | |
重量 | 1.29 kg | 1.4 kg | 1.24 kg | 1.6 kg | 2.1 kg |
画面サイズが最も大きいのがMacBook Pro 16インチの16.2インチで、14.2インチ、MacBook Air(M2)の13.6インチ、MacBook Pro 13インチとAir(M1)は13.3インチとなります。
MacBook Pro 14インチの本体の厚みは1.55cm、Air(M2)は1.13cmと4.2mmの厚み差があります。

なので、全体的に本体サイズが大きいMacBook Pro 14インチは実際に持ち出すとMacBook Airよりも大きくて重いな感じることは多いですね。
ただ、これも考え方なんですよね。
リュックやカバンにMacBookを入れて持ち出すことが多いなら多少大きくても気にならないですし車移動なら大きくても問題ないです。

もし、電車バスなど公共交通機関での移動が多くて30分以上歩くことのある通勤、通学になると少しでもコンパクトで重量が軽いMacBook Airを選ぶメリットは大きいかもしれません。
また、MacBook Pro 14インチ、16インチは高性能なこともあって本体が分厚めでMacBook Airと比べるとモバイル性能は劣ってパームレストも少し高めです。

意外と事務作業やブログ執筆などキーボード作業に関してはキーボードの高さが低くてキーが少し低めの方が適しているのでテキスト入力をすることが多いならMacBook Airはおすすめです。
1世代前のMacBook Air(M1)も手前にかけて傾斜してるのでタイピングはしやすくて文章入力作業はしやすいのがいいですよね。

MacBook Airといえばシュッとしたデザインというイメージも強いですし、性能もAppleシリコンのM1チップを搭載してるのでそれなりに負荷のかかった作業も問題なくこなせるスペックを持っています。
画面解像度・画面サイズの違いを比較
MacBookシリーズの画面サイズは13.3インチ、13.6インチ、14.2インチ、16.2インチの4つのから選べます。

モバイルノートパソコンは画面サイズが小さいので13.6インチと14.2インチと0.2インチ差でも表示領域が大きく異なって快適度が変わってきます。
MacBook Air、MacBook Proの画面サイズと解像度、ディスプレイの仕様を比較しましてみました。

MacBook | Air(M1) | Pro(M2) | Air(M2) | Pro(M2 Pro・Max) | |
---|---|---|---|---|---|
世代 | 2020 | 2022 | 2023 | ||
サイズ | 13.3インチ | 13.6インチ | 14.2インチ | 16.2インチ | |
解像度 | 2,560 × 1,600 | 2,560 × 1,664 | 3,024 × 1,964 | 3,456 × 2,234 | |
画素密度 | 227ppi | 224ppi | 254ppi | ||
明るさ | 400ニト | 500ニト | 1,000ニト(ピーク:1,600ニト) | ||
カラー | 数百万色、広色域(P3)、True Tone | 10億色、広色域(P3)、True Tone | |||
リフレッシュレート | 60Hz | ProMotion(60〜120Hz) |
解像度もMacBook Air、Pro 13インチよりもMacBook Pro 14インチ、16インチの方が高くて細かい表示が可能で擬似解像度を「スペースを拡大」に表示領域を広くしてもキレイな画面で作業ができる柔軟性を持ち合わせています。
画面のリフレッシュレートはMacBook Air、Pro 13インチは60Hzですが、MacBook Pro 14インチ、16インチは最大120Hz(可変式)のProMotionテクノロジーに対応しています。

1秒間に120回画面が切り替わることでスクロールした時の文字や残像を抑えて滑らかな表示が可能となってワンランク上の体験をすることができます。
もちろん、アダプティブテクノロジーによりリスクロールしない時など単純に文字入力しているときは低リフレッシュレートに自動的になって消費電力を抑えてくれる頭のいい子です。
MacBook Air(M2)は13.6インチ(2,560 × 1,664ピクセル)、MacBook Air(M1)とMacBook Pro 13インチが13.3インチ(2,560 × 1,600ピクセル)です。

同じ13インチですが0.3インチほどMacBook Air(M2)の方が画面サイズが大きく縦に表示領域が広くてウィンドウ表示領域に少し余裕を持つことができます。

13.3インチでも執筆作業や動画編集も十分快適に可能ですが13.6インチは0.3インチ分が縦に伸びてメニュー分の領域が広くなるので意外と作業はしやすくなります。
MacBook Air(M2)は13.6インチ(2,560 × 1,664ピクセル)、MacBook Pro 14インチが14.2インチ(3,024 × 1,964)です。

13.3インチ → 13.6インチ → 14.2インチと絶妙なサイズアップで14.2インチはこの3機種の中でも最も表示領域が広くて作業しやすい大きさでベゼルの幅も狭いので見た目の良いですね。

画面が大きくなるだけでなく解像度が向上し画素密度が224ppi → 254ppiになってより多くの情報をキレイに表示もできるので動画編集やデザイン制作などクリエイティブな作業にも適したディスプレイとなります。
MacBook Pro 16インチは16.2インチ(3,456 × 2,234ピクセル)となって、MacBookシリーズで最も大きい画面サイズで外部モニターがなくてもなんとかなる大きさとなります。

14.2インチと16.2インチは画素密度は254ppiと解像度は同じで単純に画面サイズの違いだけでMacBook Pro 16インチにすることでウィンドウを並べることもできます。

MacBook Pro 16インチはモバイルノートですがウィンドウを並べてある程度の作業ができるので大きな画面で作業効率を上げることが可能です。
ただし、画面が大きいということは本体サイズも必然と大きくなってしまうので外出先のテーブルでの作業だったり、新幹線のテーブルの上での作業は少し狭いと感じるでしょう。
何よりも新幹線や電車だと画面サイズが大きすぎて隣の人の視線が気になる弊害もあるので14インチくらいがちょうど良い大きさかもしれません。
キーボードの違いとを比較
現在のMacBook Air、MacBook ProはいずれもフルサイズのMagic Keyboardを搭載していてMac miniやiMac 24インチで使うMagic Keyboardと同じ仕様を採用しています。

旧型のMacBook Air(2019)、MacBook Pro 13インチ(2019)、MacBook Pro 15インチ(2019)はキーの高さが薄いバタフライ構造でしたが2020年以降はシザー構造のMagic Keyboardに置き換わってます。

バタフライ構造のキーボードの 0.5mm と極薄キーでしたが、Magic Keyboardは 0.9〜1mm のストローク量(キーの厚み)でタイピングの跳ね返りをしっかり得られる作業しやすいキーボードです。
ちなみに、M2のMacBook Airのキーの高さは他のモデルよりも僅かにキーストロークが低くなっています。

比較しないと分からないレベルですが、キーが低いことで高速タイピングが他のモデルよりもしやすいのでタイピングすることが多いならM2 MacBook Airは作業しやすいです。
MacBook Pro 13インチ(M2)は使用状況・アプリに応じて表示が変わるTouch Bar(タッチバー)を搭載し画面の明るさ、ミッションコントロール、キーの明るさ、音量調整などのキーを表示できます。

「fn」キー押すとファンクションキーの表示に切り替えできるので、従来のキーボードのように使えてカスタマイズで自分好みの環境を構築可能でよく使う機能をショートカットできます。
初心者の方は意外とTouch Barは使いやすいと感じるかもしれませんが、慣れている方は普通にファンクションキーの方がいいかもしれませんね。
MacBook Air、MacBook Pro 14インチ、16インチは通常のファンクションキー + Touch IDの組み合わせのキーボードを搭載しています。

MacBook Air(M2)、MacBook Pro 14インチ、16インチはフルハイトのファンクションキー列の物理キーを搭載しファンクションキーへのアクセスはしやすくなっています。
ファンクションキーを多用する方はMacBook Air(M2)、MacBook Pro 14インチ、16インチがおすすめです。
生体認証のTouch IDの違いを比較
MacBook Air、MacBook Proともに指紋認証のTouch IDを搭載しているので、登録した指をTouch IDに当てるだけで簡単に画面ロック解除が可能となっています。

新しいデザインを採用しているMacBook Air(M2)とMacBook Pro 14インチ・16インチはフルハイトのファンクションキーになってTouch IDのサイズが大きく使いやすいです。
出来ることは同じで指紋認証でマスクをしながらも使えて、セキュリティを両立できますし、Apple Watchを装着していればスリープ解除だけで画面ロック解除もできます。
トラックパッドの比較
MacBook Air、MacBook Proには感圧式のトラックパッドを搭載し快適にカーソルの移動やジェスチャー操作ができます。

本体サイズに合わせて大きさが異なっておりMacBook Pro 16インチ → 14インチ → 13インチ → Air(M2) → Air(M1)の順に小さくなっています。
Macのトラックパッドは操作性が良くストレスなくカーソル操作できます。ジェスチャー操作がとにかく快適で流れるようにアプリを切り替え可能です。
MacBook Air、MacBook Proのトラックパッドは感圧式で単語の上にからカーソルをグッとトラックパッドを押すこむと辞書で意味を調べることもできます。
スピーカー違いを比較

MacBook Air、MacBook Proはキーボード横にスピーカーを搭載していてステレオで音楽や動画コンテンツの視聴が可能となっています。
MacBook | Air(M1) | Pro(M2) | Air(M2) | Pro(M2 Pro・Max) | |
---|---|---|---|---|---|
世代 | 2020 | 2022 | 2023 | ||
サイズ | 13.3インチ | 13.6インチ | 14.2インチ | 16.2インチ | |
スピーカー | 2スピーカー | 2スピーカー(ハイダイナミックレンジ) | 4スピーカー | 6スピーカーシステム |
MacBookはモデルチェンジするたびにスピーカーの音質が向上しており、MacBook Pro 13インチのハイダイナミックレンジスピーカーもそこそこ良い音で音楽を楽しめます。
MacBook Air(M2)は4スピーカー、MacBook Pro 14インチ、16インチはフォースキャンセリングウーファーを含む6スピーカーシステムで低音から高音まで忠実な音質を楽します。

MacBook Air(M2)はキーボードとディスプレイの間のヒンジ部分にスピーカーを内蔵し他のモデルよりもステレオの広がり方は控えめですがクラムシェルモードにしても音が篭らないメリットがあります。
内蔵スピーカーの音質にとにかくこだわるならMacBook Pro 14インチ・16インチですね。

6スピーカーシステムはビックリするくらい音質がいいので、HomePod miniはなくても音楽や映画を迫力サウンドで楽しむことができます。
外部ポートの違いを比較
MacBook Air・MacBook Proに搭載しているポートの種類と数を比較しました。

MacBook | Air | Pro | Air | Pro | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 13.3インチ | 13.6インチ | 14.2インチ | 16.2インチ | |
チップ | M1 | M2 | M2 Pro / M2 Max | ||
左サイド | USB-C × 2 | USB-C × 2 | MagSafe 3、USB-C ×2、ヘッドフォンジャック | ||
右サイド | ヘッドフォンジャック | SDXCカードスロット、USB-C × 1、HDMIポート | |||
USB | 3.1 Gen2(10Gbps)、4.0(40Gbps) | ||||
TB | Thunderbolt 3(40Gbps) | Thunderbolt 4(40Gbps) |
MacBook AirとMacBook Pro 13インチ(M2)はUSB-Cを2つにヘッドフォンジャックを搭載し、MacBook Pro 14インチ、16インチはSDXCカードスロット、HDMIポートを搭載しています。

USB-Cのポート数は多い方が使いやすいですが、2ポートあれば問題はありません。2016年〜2020年のMacBookシリーズはUSB-Cポートしかなかったので慣れたのもあります。

ただし、USB-Cが二つしかないMacBook Air(M1)、MacBook Pro 13インチは充電時は1つしかUSB-Cポートが使えないデメリットがあります。
例えば、充電しながら外付けSSDを接続しながら動画編集中に追加のデータをSDカードスロットから取り込みしたくてもできず困ったことになります。

しかし、MacBook Pro 14インチならUSB-Cポートが3つあるのでSDカードリーダーを接続して外付けSSDを使ったままデータを取り込むことが可能で、SDカードも使えます。

UHS-IIの高速タイプのSDカードに対応してるので動画データなど大容量データを素早く本体に移動できるので動画編集時にめちゃくちゃ役に立ちます。
さらに、HDMIポートも搭載していて2枚以上の外部ディスプレイを接続してマルチチスプレイ環境の構築が可能でUSB-Cで画面出力と充電が同時にできるUSB-C対応の4Kモニターが使えます。

ケーブル一本で電力供給を受けながら画面表示できてシンプルな配線で構築可能で、例えばMacBook Pro 13インチとStudio Displayをケーブル1本で接続して画面表示と給電ができます。
さらに、モニター側のUSBを使うことでプリンターや外部HDDと接続できるので、デスクトップPCの代わりとして使うこともできます。
MacBook Air(M2)、MacBook Pro 14インチ、16インチは充電専用のMagSafe 3ポートも搭載しています。

MagSafeは磁力で接続されているため足でケーブルを引っ掛けたとしても本体が吹き飛ばない安全設計の電源ケーブルです。
プロの撮影現場などで電源に接続したまま使ってもトラブルが起こらないようにした配慮したのでしょう。個人的には子どもらが足を引っ掛ける事故を防ぐことができるのが嬉しいです。
- MacBook Air(M2)
- MacBook Pro 14インチ
- MacBook Pro 16インチ
また、MagSafeで充電することでUSB-Cポートを潰さずに使えるメリットもあります。

M2のMacBook AirでもMagSafe 3で充電しながら外付けSSDとSDカードリーダーを同時に使って作業が可能です。
ちなみに、USB-Cポートの充電も可能で付属してくるのはMagSafe 3ケーブル(2m)で同梱のUSB-C電源アダプタを使って充電が可能です。
MacBook スペック・性能の違いを比較
M2・M2 Pro・M2 Maxの性能比較
2021年10月以降のMacBookはIntelモデルは無くなりAppleシリコンのM1、M1 Pro、M1 Pro Maxを、2022年以降はM2、M2 Pro、M2 Pro Maxを搭載したモデルのみとなりました。

2022年のMacBook Air(M2)とMacBook Pro 13インチ(M2)はM2チップを搭載しています。

M1チップとM2、M2 Pro、M2 Maxのスペックを比較しました。
MacBook | Air | Pro | Air | Pro | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 13インチ | 13.6インチ | 14.2インチ | 16.2インチ | |
世代 | 2020 | 2022 | 2023 | ||
SoC | M1 | M2 | M2 Pro / M2 Max | ||
高性能CPU | 4コア | 6コア / 8コア | |||
高効率CPU | 4コア | 4コア | |||
GPU | 7 / 8コア | 10コア | 8 / 10コア | 16 / 19 / 30 / 38コア | |
メディアエンジン | – | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW、ビデオエンコードエンジン、ビデオエンコード |
|||
トランジスタ数 | 160億個 | 200億個 | 400億個 | 670億個 | |
プロセス | 5nm | 5nm(第2世代) |
M1も十分快適に使えるスペックを持っていますが、M2世代になったことでより処理性能が向上しより快適に作業が可能となっています。
MacBook | Air | Proインチ | Air | Pro 14インチ | |
---|---|---|---|---|---|
SoC | M1 | M2 | M2 Pro / M2 Max | ||
シングルコア | 1701 | 1920 | 1907 | 1952 | |
マルチコア | 7433 | 8244 | 8815 | 10:15013 12:15018 12:15071 |
ベースSoCとなるM1のシングルコアCPUは1700、M2のシングルコアは1900となっていてM2 Pro、M2 Maxにしてもシングルコアスコアは同じなのでブラウジング、表計算といった軽めの作業において体感で差を感じることはないでしょう。
マルチコアCPUのコア数が多くなるのでマルチコアで動かすデザイン系アプリ、動画編集などはM2 Pro、M2 Maxの方がより快適に素早く動かせるようになっています。
MacBook | Air | Pro 13インチ | Air | Pro 14インチ | |
---|---|---|---|---|---|
SoC | M1 | M2 | M2 Pro / M2 Max | ||
Opne CL | 17120 | 27297 | 8:17284 10:27297 |
16:40221 19:45972 38:70217 |
|
Metal | 18703 | 30204 | 8:26750 10:30204 |
16:47336 19:52640 38:85737 |
GPUの性能はM1 → M2になっただけでも40%ほど処理性能が高くなってGPUコア数が多いM2 Pro、M2 Maxにするととてつもない処理性能を手に入れることができます。
MacBook Airはファンレス機構で排熱性能がMacBook Proと比べると弱めで連続負荷のかかる作業はProの方が処理性能が上ですが、普段使いにおいてAirでも問題ないでしょう。
メディアエンジンも搭載してるので動画編集時のレンダリング作業の速度も大きく向上します。実際にどれくらいの時間で動画の書き出しができるのか比較してみました。
- MBA 2018(Intel 2コア):25分48秒
- MBA 2020(Intel 2コア):11分56秒
- MBA 2020(M1・8GB):7分52秒
- MBP 13 2020(Intel 4コア・1.4GHz):11分26秒
- MBP 13 2020(Intel 4コア・2.0GHz):10分31秒
- MBP 13 2020(M1・16GB):7分37秒
- MBP 14 2021(M1 Pro・16GB):4分59秒
- MBP 16 2019(Intel 6コア・2.6GHz):4分54秒
Intelプロセッサを搭載していたMacBookと比べるとAppleシリコンを搭載しているモデルは動画書き出し速度はは驚異的に速くなっていて動画編集をしてるなら乗り換えは必須です。
- MacBook Pro 13(Intel・1.4GHz):32分57秒
- MacBook Air(M1・8GB):19分54秒
- MacBook Pro 13(M1・16GB):19分34秒
- MacBook Pro 13(M2・8GB):19分20秒
- MacBook Air(M2・16GB):19分12分
- MacBook Pro 14(M1 Pro・16GB):17分32秒
- MacBook Pro 14(M2 Pro・16GB):18分36秒
AppleシリコンはM1チップがすでに高性能なSoCなので最新のM2 Proになっても4Kの書き出し速度が1分30秒〜2分ほどしか向上しません。
それでも、間違いなくM1やM2の通常性能のSoCよりもM2 Proなどプロ向けの SoCで作業効率が向上するので仕事で選ぶならM2 Pro、M2 MacのMacBook Pro 14インチがおすすめです。
メインメモリの違いを比較
AppleシリコンのM1シリーズ、M2シリーズのSoCはCPU、GPU、I/O、Neural Engineが組み込まれてメモリも直接配線し接続できるユニファイドメモリを採用しています。

CPUとGPUが1つのユニファイドメモリを共有しデータの受け渡しをしていてデータをコピーせずに素早い処理ができます。
メモリのデータ転送速度をユニファイドメモリと従来のオンボードメモリで比較をしてみました。

オンボードメモリ → ユニファイドメモリになったことで倍以上のデータ転送速度になって動作がとにかく速く、標準の8GBでも快適に動作するので複雑な処理をしないなら8GBあれば十分です。
(もちろん、アプリをたくさん起動するなら16GBのメモリがあったほうが快適なので使い方次第なところはあります。)
なお、M2 Pro、M1 Proはさらにメモリ帯域が倍になってるのでさらに高速性能を発揮することができます。

MacBook | Air(M1) | Pro(M2) | Air(M2) | Pro(M2 Pro・Max) | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 13インチ | 13.6インチ | 14.2インチ | 16.2インチ | |
世代 | 2020 | 2022 | 2021 | ||
SoC | M1 | M2 | M1 Pro | M1 Max | |
RAM | 8GB 16GB |
8GB 16GB 24GB |
16GB 32GB |
16GB 32GB 64GB |
|
タイプ | ユニファイド(LPDDR4X) | ユニファイド(LPDDR5) | |||
メモリ帯域 | 67GB/s | 100GB/s | 200GB/s | 400GB/s |
MacBook AirとPro 13インチのメモリはカスタマイズで標準8GB → 16GB / 24GBに増やせて、MacBook Pro 14インチ、16インチは16GBからM2 Proが32GB、M2 Maxが64GBまでとなります。
(MacBookシリーズは後からメモリを増設できないので最初に容量を決める必要があります。)
メモリの容量は資料作成、計算処理、ブログの執筆といった軽めの作業なら8GBあれば十分動かすことができますが、ブラウザのタブを大量に開いたりすると動作がモタつきがあります。
なので、Twitterを快適にしたかったり、少しでも効率を上げるならメモリは16GBあると快適になりますしAdobeのクリエイティブツールや動画編集も軽やかに作業できます。
14インチと16インチは標準仕様のままでいいですが3Dレンダリングや負荷のかかるプロの仕事をしたり動画編集で4K60fps、8K動画などを扱うなら32GBにカスタマイズがおすすめです。
→ MacBookのメインメモリについて詳しく見る
SSDの速度の違いを比較
M1、M2のMaBook Air、MacBook Pro 13インチは最大3.2GB/sに対応した高速ストレージを搭載し大容量データも素早く読み出したり書き込み可能です。
MacBook Pro 14インチ、16インチは8TBで最大7.4GB/sとさらに高速化し、より多くのデータを1度に処理することが可能となっています。
SSDストレージの転送速度の違いを比較してみました。

モデル | MacBook Air | MacBook Pro | ||
---|---|---|---|---|
サイズ | 13.6インチ | 13.3インチ | 14インチ | |
モデル | M2 | M1 | M2 | M2 Pro |
容量 | 256GB | 512GB | ||
読込速度(READ) | 833MB/s | 2854MB/s | 2884MB/s | 3025MB/s |
書込速度(WRITE) | 1675MB/s | 2229MB/s | 2516MB/s | 3316MB/s |
M1の256GBは(128GB × 2チップ)の並列処理で速度が2800MB/sだったのがM2は(256GB × 1チップ)になって速度が1600MB/sに低下してます。
M2 Proの512GBも同様でM1 Pro(512GB × 2チップ)は5000MB/sほど、M2 Pro(512GB × 1チップ)は3000MB/sと速度低下しています。
少しでも安定性を求めるならM2モデルは512GB以上のモデル、M2 Proは1TB以上のモデルにすることで本来の性能を引き出すことができます。
SSDの速度が落ちても高速ストレージなのは違いないので快適に使えますし、MacBook AirよりもMacBook Proを選ぶことでより快適度が向上します。
- MacBook Air:最大3.2GB/s
- MacBook Pro 13インチ:最大3.2GB/s
- MacBook Pro 14インチ:最大7.4GB/s
- MacBook Pro 16インチ:最大7.4GB/s
SSDの速度が速くなるとアプリの起動、データの読み出し、保存など全ての動作が高速化して快適に作業が可能となります。
とくに動画編集や3Dレンダリングなどの負荷のかかる作業になるとMacBook Pro 14インチの高速SSDの恩恵を受けることができるかと思います。
→ Macストレージ容量について詳しく見る
バッテリー駆動時間の違いを比較

MacBook Air、MacBook ProはAppleシリコンになってからの電力効率が高く、IntelのMacBookと比べて1.7倍ほどのバッテリーライフを実現し公称値で11〜17時間の電池持ちです。
MacBook | Air(M1) | Pro(M2) | Air(M2) | Pro(M2 Pro・Max) | |
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 13.3インチ | 13.6インチ | 14インチ | 16インチ | |
世代 | 2020 | 2022 | 2023 | ||
バッテリー | 49.9Wh | 58.2Wh | 52.6Wh | 70Wh | 100Wh |
公称値 | 15時間 | 17時間 | 15時間 | 11時間 | 14時間 |
実際の電池持ちを比較してみます。ブログの更新、画像処理といった軽作業で使った時のバッテリーライフとなっています。
- MacBook Air(Intel):6.5時間
- MacBook Pro 13インチ(Intel):6時間
- MacBook Pro 14インチ(M2 Pro):9時間
- MacBook Pro 14インチ(M1 Pro):10時間
- MacBook Air(M1):10時間
- MacBook Air(M2):10時間
- MacBook Pro 13インチ(M1):13時間
- MacBook Pro 13インチ(M2):13時間
Intelモデルから比べてMacBook Air(M1)は6.5時間 → 10時間、MacBook Pro 13インチ(M1)は6時間 → 13時間と2倍も電池持ちが向上しています
M1チップは本当に電力効率が良好でM2も同じくらいの電力効率なのでバッテリーライフは長く1回の充電で長く作業が可能となっています。
M1、M2チップを搭載してるモデルならどれも電池持ちが良いですがバッテリーライフを重視するならMacBook Pro 13インチがおすすめとなります。
MacBook 価格の違いを比較
MacBook Air、MacBook Pro 13インチ、MacBook Pro 14インチ、MacBook Pro 16インチの端末価格は以下のとおりでMacBook Airが最も安く手に入れやすい端末となっています。
価格 | 整備済製品 | |
MacBook Air(M1) | 134,800円〜 | 106,800円〜 |
MacBook Pro 13インチ(M1) | 販売終了 | 126,280円〜 |
MacBook Air(M2) | 164,800円〜 | – |
MacBook Pro 13インチ(M2) | 178,800円〜 | – |
MacBook Pro 14インチ(M2 Pro) | 288,800円〜 | 201,800円〜(M1 Pro) |
MacBook Pro 16インチ(M2 Pro) | 348,800円〜 | 253,800円〜(M1 Pro) |
MacBook Air(M1)でもデザイン作業や動画編集をしないのなら十分快適に使える性能を持っているので費用を抑えたいならおすすめです。
もっとカッコイイのがイイならMacBook Air(M2)にしましょう。普段から使う端末だからこそ見た目は大事です。よりスリムでディスプレイも大きくて作業効率も向上します。
MacBook Pro 14インチ、16インチはM2 Proなど処理性能の高いSoCを搭載してるため28万円〜と高価な端末です。デザイン制作、動画編集、3Dレンダリングなどプロの仕事で使うならおすすめのモデルです。
M2 Pro、M2 Max、メモリ、ストレージのカスタマイズで追加費用がかかってきます。
- M2 Pro(10CPU/16GPU)→ M2 Pro(12CPU/16GPU):+42,000円
- M2 Pro(10CPU/16GPU)→ M2 Pro(12CPU/30GPU):+76,000円
- M2 Pro(10CPU/16GPU)→ M2 Max(12CPU/38GPU):+104,000円
- 16GB → 32GBユニファイドメモリ:+56,000円
- 32GB → 64GBユニファイドメモリ:+56,000円
- 64GB → 96GBユニファイドメモリ:+56,000円
M2 Pro、M2 MaxはM2と比べてもパワーアップしているので、メインメモリは16GBでも十分動作しますが4K動画編集などより負荷のかかる作業するなら32GBにした方が安心感はあります。
なお、MacBook Air、MacBook Pro 13インチは現行モデルでありながらも整備済製品ですでに販売されているため定価よりも安い価格で手に入れることができます。
MacBook Air・Pro どれを買うべき?

現在のMacBookは全モデルでAppleシリコンのM1、M2、M2 Pro、M2 Maxを搭載していますが、どのモデルがいいのかまとめました。
- 価格の安さを重視 → MacBook Air(M1)
- 持ち運びのしやすさ → MacBook Air(M2)
- バランスを重視する → MacBook Air(M2)
- バッテリーの持ち → MacBook Pro 13(M2)
- 処理性能重視 → MacBook Pro 14(M2 Pro / Max)
- 大画面と処理性能 → MacBook Pro 16(M2 Pro / Max)
まとめると自ずとどのMacBookがいいのか見えてきます。
費用をとにかく抑える → MacBook Air(M1)

安く費用を抑えるならMacBook Air(M1)がおすすめ。134,800円と安く購入できますし、性能もM1チップを搭載しているのでちょっとした動画編集など負荷のかかる作業もできます。
端末自体の軽くてコンパクトな端末なので出先でも普通に使うことが可能なオールラウンダーな現役機種となっています。
持ち運ぶことが多い → MacBook Air(M2)
外で作業することが多いなら持ち運びのしやすいMacBook Air(M2)がおすすめです。新しいデザインで小型軽量化してM2で処理性能も向上し見た目もカッコイイのがいいですよね。

持ち運び重視ならM1モデルでもいいですが、M2モデルはデザインがフラットになって重心がパームレスト手前に移動したことで持ちやすくなってるんですよね。
さらに、重量が軽くなってるので通勤や通学で持ち運ぶ機会が多いならより軽いM2チップを搭載したMacBook Airがおすすめとなります。
電池持ち重視 → MacBook Pro 13インチ

電池持ちを重視するならMacBook Pro 13インチがおすすめです。M1、M2は電力効率の良いSoCとなっていますがMacBook Pro 13インチは筐体がAirよりも大きくバッテリー容量を多いです。
- MacBook Air(M1):49.9Wh
- MacBook Air(M2):52.6Wh
- MacBook Pro 13インチ(M2):58.2Wh
つまり、同じSoCを搭載してるMacBook Air、より高性能なMacBook Pro 14インチよりも電池持ちが良くて軽作業時の電池落ちはAirの10時間から3時間も長い13時間も使えます。
外での作業で電源を取れる機会が少なくて電池持ちを重視したいならMacBook Pro 13インチを選ぶことになります。出来ること自体はMacBook Airとほぼ同じで長く作業できた方がいいですよね。
処理性能を重視する → MacBook Pro 14インチ

処理性能を重視するならM2 Pro、M2 Maxの高性能チップが載っているMacBook Pro 14インチがおすすめで16インチならより性能が高くなっています。
より大きなディスプレイで120Hzの滑らかな画面で作業効率を上げることができますし、外部モニターも複数台の出力ができるのでマルチ環境で効率よく作業することもできます。
少し価格が高いですが仕事で使うならMacBook Pro 14インチはおすすめのモデルで個人的にはメインのマシンとして使っています。
作業効率を重視する → MacBook Pro 16インチ
MacBook Pro 16インチは画面サイズが広大で作業効率を上げたいならおすすめの端末ですが、筐体サイズはかなり大きくて気軽に持ち運ぶには適していません。

とくに新幹線やバスで移動中に作業をすると16インチは大きすぎて使いにくくスタバの丸テーブルもギリギリです。
モバイル性能よりもパフォーマンスと画面サイズによる作業効率の向上を重視する方におすすめです。
外に持ち出すのが月に数回で自宅や職場で違う部屋で作業が多いのなら筐体が大きくても問題はなくて外部モニターを使ってメインマシンとしてMacBook Pro 16インは大アリです。
MacBook Air(M1)がおすすめな人

MacBook Air(M1)は13インチのディスプレイを搭載し134,800円〜でかえるコストパフォーマンスのいいMacBookです。
- 持ち運んで外で作業ができる
- M1が高性能で価格のわりに何でもできる
- 資料作成、ブログ更新、執筆作業に最適
- 動画編集(4K60P)も快適に作業できる
- バッテリー持ちがそこそこ良い
- 端末価格が134,800円と安め
MacBook Air(M1)はウェッジシェイプデザインを採用した「Airといえばコレ!」なスタイルなので見慣れた安心感のある端末です。
資料作成やブログの更新、画像処理などに使えますし普通に使い方なら実測で10時間くらいの電池持ちがあるので外でもしっかり使うことができます。
SoCにM1を搭載しIllustratorなどのデザイン作業や4K動画編集もできるので新世代のM2チップやM1 Proでなくても問題ありません。
ファンレスなので負荷のかかる長時間作業には適しませんが普段使いにおいてはちょうどいいスペックと価格を持っています。
- 120Hzに対応していない
- Airなのに少し重く感じる
- ファンレスで熱に少し弱い?
- USB-Cポートが2つだけ
- 接続可能外部モニターは1台のみ
MacBook Air(M1)は「Air」のわりに少し重めです。とはいえ、MacBook Pro 13インチよりも軽く、Air(M2)は手が出ないけど少しでも持ち運びしやすいモデルが欲しいならいい選択肢になります。
134,800円ですがMacBook Air 整備済製品なら11万円くらいで手に入れることもできます。
MacBook Air(M2)がおすすめな人

MacBook Air(M2)は筐体デザインが新しくなってM2チップを搭載した新世代のMacBook Airです。見た目がカッコイイだけでなく数値以上に軽さを感じられるのがいい感じです。
- 新世代デザインで見た目がカッコいい
- 本体が薄くて軽くて持ち運びしやすい
- 画面サイズが13.6インチと大きくなった
- 負荷のかかる作業も発熱が抑えられる
- 動画編集(4K60P)も快適に作業できる
- バッテリー持ちがそこそこ良い
- キーボードのキーの高さが低くなった
- クラムシエルモードでも音が籠らない
- MagSafe 3による充電に対応した
M1 → M2による性能アップはあまりないですが見た目がおしゃれになって本体カラーが選べるだけでなっただけでMacBook Air(M2)を選ぶメリットはあります。
デザインも重量感を感じない軽さになってキーボードのタイピングもしやすくなっているので執筆作業をすることが多い方にもおすすめのモデルとなっています。
- 120Hzに対応していない
- M1 → M2の性能アップを体感できない
- 内蔵SSDの速度がM1より低下(256GB)
- ファンレスで熱に少し弱い?
- 接続可能外部モニターは1台のみ
M2の256GBモデルはM1よりもストレージ速度が遅いのがネックですが実際の使用感はそこまで大きな差はありません。
ただ、アプリを同時に起動してマルチタスクをすると動作がもたつくことがあるので気になる方は512GB以上の容量を選んでおきましょう。
MacBook Pro 13インチがおすすめな人は

MacBook Pro 13インチはM2チップを搭載しバッテリー容量も多いので高性能と電池持ちの良さを両立したモデル。Touch Barを搭載しているのでファンクションキーではなく可変式のUIを使いたい方にもおすすめです。
- 資料作成、ブログ更新、執筆作業に
- 動画編集(4K60P)も快適に作業できる
- バッテリーの持ちがとても良い
- ファン内蔵で高負荷作業もできる
- 外で使うことが多く充電回数を減らせる
- 可変式のTouch Barが使える
MacBook Pro 13インチはバランス感覚の良いノートPCで、軽い作業から負荷のかかる作業もできて、サイズが程よい大きさで持ち運びもしやすいのでとても使いやすいモデルです。
バッテリー駆動時間がMacBook Airよりも長いので、充電環境のないところで長く作業することが多い方におすすめ。普通に使って13時間ほど電池が持ってしまうのはホントに凄いです。
- 120Hzに対応していない
- ファンクションキーが使えない
- USB-Cポートが2つだけ
- 接続可能外部モニターは1台のみ
MacBook Pro 13インチはTouch Barを搭載したモデルでファンクションキーがありません。物理キーボードでファンクションキーを使いたい方は適していないモデルとなっています。
また、MacBook ProでありながらもポートがUSB-C 2つしか搭載していないので周辺機器をたくさん接続して使えないデメリットもあり接続可能な外部モニターも1台となっております。
MacBook Pro 14インチがおすすめな人は

2023年モデルのMacBook Pro 14インチはM2 Pro / M2 Maxを搭載しており筐体サイズがMacBook Pro 13インチとほぼ同じまま画面の大きさが14.2インチとより表示領域が拡大したモデルとなっています。
- 自宅でも外でも効率よく作業できる
- 120Hzリフレッシュレートに対応
- M2 Proの性能が高くて快適
- 資料作成、ブログ更新、執筆作業に
- 動画編集(4K60P)も快適に作業できる
- デザイン制作も快適に作業できる
- マルチタスクで快適に作業できる
- 多彩な外部ポートで周辺機器を使いたい
資料作成やブログ更新などに使うにはオーバースペック気味なハイエンドな端末ですが、M2 Pro / M2 Maxを搭載し4K動画も快適に処理できてデザイン作業など仕事で使うマシンとしては最適です。
MacBook Pro 14インチはUSB-CだけでなくSDXCカードスロット、HDMIポートも備えており、今までハブを使う必要があったシーンもこの1台だけで全てをこなすことができます。
- 端末は少し大きめで重め
- MacBook Pro 13より電池持ちはイマイチ
- 端末価格が288,800円〜と高い
高性能なM2 Pro / M2 Maxを搭載したことでM1のMacBook Pro 13インチと比べると電池持ちは劣ります。
より長い時間使いたいなら13インチにした方がいいでしょう。ただ、劣るとはいえ最長で17時間と従来のIntelモデルと比べるとバッテリー持ちは向上してるので気にしなくてもいいかもです。
MacBook Pro 16インチがおすすめな人は

MacBook Pro 16インチはM2 Pro / M2 Maxを搭載した大画面・ハイエンドな端末で、あらゆる作業をサクッとこなせる画面の大きさと処理性能を誇ったMacBook Proの最高峰モデルです。
- 大きな画面で快適に作業したい
- 動作速度でストレスを感じたくない
- デザイン作業・動画編集を快適に
- マルチタスクで快適に作業
- 多彩な外部ポートで周辺機器を使いたい
- あまり外に持ち運ぶことはしない
MacBook Pro 16インチの基本性能はMacBook Pro 14インチと同じなので大きな画面サイズで作業をしたい方向けのクリエイターの方におすすめできる端末です。
筐体サイズが大きいおかげで大容量のバッテリーを積むことができ最大21時間の長時間駆動も可能。電源のないところでの作業も実際の時間で半日は問題なく使えるスペックとなっているとみていいでしょう。
- 本体サイズが大きくて重い
- 端末価格が348,800円〜と高め
本体サイズが大きいので持ち運びには適していませんが、頑張って持ち出すことで最高性能のMacBook Proの性能を外でも使うことができます。また、自宅で使うにしても自分の部屋、リビングに移動しながら使えます。
MacBook Air(M1)、MacBook Pro 13インチ(M1)、MacBook Pro 14インチ・16インチには整備済製品があって新品よりも安くてに入れることも可能となっています。
外部モニターとの組み合わせ
外部ディスプレイの4Kモニターとの組み合わせで性能重視するならMacBook Pro 16インチですが、本体サイズが大きくてMacBook Pro内蔵のキーボードやトラックパッドでの作業は難しくMagic Keyboardやトラックパッドがあった方がいいかもです。

16インチだとモニターの大半がMacBook Proの本体に隠れて使いにくいですがMacBook Pro 13インチなら外部モニターをMacBookの後ろに縦置きしても画面をしっかり確認できます。
内蔵キーボードとトラックパッドをそのまま使えて無駄なくMacBookを活かせますし、AppleのStudio Displayなら5Kの高解像度の画面で作業できて6スピーカーの高音質サウンドも楽しめます。

M1、M2のMacBookはクラムシェルモードも爆速で切り替えできて安定しているのでデスクトップマシンとしてもしっかり使えるメリットもあります。
ただ、価格がちょっと高いのでLGの4Kモニターを購入してもいいでしょう。27UK850-WはUSB-Cポートにも対応しMacBookを充電もしながら画面表示も可能です。
→ iMacとMacBookの比較はこちら
→ iMac 24インチ、iMac 27インチのレビューはこちら
MacBook Air、MacBook Proのストレージ容量の選び方についてはこちらをどうぞ!
MacBook Proを買ったら揃えて起きたい周辺機器とアクセサリーはこちらからどうぞ!
こんばんわ
Mac noteの選び方として内蔵フアンの有無も明記すべきかと思います。
よろしくお願いします。