MacBook Pro・MacBook Air 違いを比較

Appleのノート型MacBookはエントリーモデルのMacBook Air、プロモデルのMacBook Pro 13インチMacBook Pro 16インチの3つのモデルから選べます。

この記事ではMacBookのサイズ・スペック・価格の違いを比較しています。購入を検討していてどれくらい大きさ、性能が異なるのか気になる方は参考にしてみてください。

MacBook Air・Pro 違いを比較

本体サイズの違いを比較

2021年最新のMacBookシリーズの画面サイズは13.3インチと16インチの2つから選ぶことができますが、持ち運びを重視するか、大きい画面がいいかで選ぶことができます。

MacBookシリーズの画面サイズ
  • 13.3インチ:MacBook Air、MacBook Pro
  • 16インチ:MacBook Pro
  • 12インチ:MacBook(2019年7月販売終了)
  • 15.4インチ:MacBook Pro(2019年11月販売終了)

ディスプレイサイズに合わせて本体の大きさも違ってきます。

MacBook・MacBook Pro 16・MacBook Pro 13 サイズ比較
MacBook・MacBook Pro 16・MacBook Pro 13
本体サイズの違い(cm)
モデルMacBookMacBook AirMacBook Pro
世代201720202019
画面12インチ13.3インチ15.4インチ16インチ
高さ0.35〜1.310.41~1.612019:1.49
2020:1.56
1.551.62
28.0530.4134.9335.79
奥行き19.6521.2424.0724.59
重量0.92 kg1.29 kg2019:1.37 kg
2020:1.4kg
1.83 kg2.0 kg

MacBook AirはMacBook Pro 13インチと同じ画面サイズですが、傾斜のあるウェッジデザインとなっていて持ちやすくて軽いので持ち運びしやすい端末となっています。

MacBook AirとMacBook Proとデザインの違い
MacBook AirとMacBook Proとデザインの違い

少しでも身軽にMacBookを持ち運びたいならMacBook ProよりもMacBook Airを選ぶのがいいでしょう。

MacBookを重ねて本体サイズを比較してみました。上からMacBook、MacBook Air、MacBook Pro 13インチ 、MacBook Pro 16インチとなっています。

MacBook・MacBook Air・Proの大きさ比較
MacBook・MacBook Air・Proの大きさ比較

MacBook Pro 16インチは13インチと比べるとかなり大きいので、モバイル性能よりも作業性を重視したい方におすすめのモデルとなっています。

作業効率重視なら16インチ

MacBook Pro 16インチは画面サイズが大きいので作業効率は良いです。ただ、アクティブに動く方にとってはちょっと大きすぎるのかも。喫茶店のテーブルに置いて作業してもちょっと大きい…と感じることもあります。

MacBook Pro 15インチも同じような感じですが16インチと比べるとひとまわり小さく大画面で作業したいけど少しでも軽く持ち運びたいというならおすすめ。

MacBook Pro 15インチ・16インチ サイズ比較
MacBook Pro 15インチ・16インチ サイズ比較

MacBook Pro 16インチはiMac 27インチ以上の性能を持っているので、動画編集など負荷のかかる作業をするならおすすめです。MacBook Pro 16インチは持ち運びはしにくいですが、自宅や職場で使うことが多いなら問題ありません。

むしろ、iMacと違って自分の部屋で作業したり、リビングに持っていって作業することもできるので設置場所を考えないで済むというメリットがあります。

なお、MacBook Pro 15インチはAppleストアでの販売は終了しているのでApple整備済製品から買うことになります。

バランス重視なら13インチ

どこにでも持ち運んで作業したいならMacBook AirMacBook Pro 13インチがおすすめです。新幹線や飛行機の中で作業できるサイズ感なので移動しながら使うこともできます。

MacBookシリーズの本体大きさ
MacBookシリーズの本体大きさ

MacBook Airはくさび型の手前にかけて細いスタイルなので持ち運びはしやすいですし、動画編集をせずテキストベースの作業をすることが多いならおすすめです。

もし、13インチのMacBookをメインマシンで使うならモバイル性能を維持したまま高性能なプロセッサを搭載しているMacBook Pro 13インチを選ぶのがいいでしょう。動画編集もそこそここなすことができますよ。

画面解像度・画面サイズの違いを比較

MacBook Air、MacBook Proの画面サイズ、解像度、スペックを比較しました。

画面サイズと解像度の違い
モデルMacBook AirMacBook Pro
世代20202019・2020
ディスプレイサイズ13.3インチ15.4インチ16インチ
解像度2,560 × 1,6002,880 × 1,8003,072 × 1,920
画素密度227ppi220ppi226ppi
仕様400ニトの輝度、広色域(P3)、True Tone500ニトの輝度、広色域(P3)、True Tone

旧型のMacBook Air(2017)などそれ以前のモデルは解像度が低い非Retinaディスプレイなので文字・画像が少しぼやけたように見えます。

非RetinaとRetinaディスプレイの画質の違い
非RetinaとRetinaディスプレイの画質の違い

数年前まではこれが当たり前の解像度でしたが、4Kテレビなどの高精細ディスプレイが普及て現在のMacBook Air、MacBook Proは全てのモデルが高精細なRetinaディスプレイを搭載しています。

MacBook AirとMacBook Proは広色域(P3)ディスプレイに対応しているのでより深みのある色鮮やかな表現ができるようになっています。(IntelプロセッサのMacBook Air 2020はsRGBのパネルとなっています。)

広色域(P3)ディスプレイはパッと見では違いは分かりませんが、見比べると赤色や青色の色が濃く表示できるので、写真の現像作業をすることが多いならP3ディスプレイを搭載しているモデルがおすすめです。

さらに、True Toneテクノロジーに対応しています。

True Toneディスプレイの違い
左:True Toneなし、右:True Toneあり

True Toneテクノロジーは環境光に合わせて目に優しい色合いに自動調整してくれるので長時間作業しても目が疲れにくいとディスプレイとなっています。ただ、色が変わってしまうのでデザイン系の仕事をする場合はOFFにして使うのがいいかと思います。

画面サイズよる作業性の違い

MacBook AirとMacBook Proは13.3インチの二つの画面サイズ、MacBook Proは16インチの画面サイズも選ぶことができます。

12インチ・13インチ・16インチの画面サイズを比較
12インチ・13インチ・16インチの画面サイズを比較
MacBook Pro 16/15.4インチ

MacBook Pro 16インチ・15インチは画面が大きくて複数のウィンドウを同時表示できるのでマルチタスク作業がしやすく、あれもこれもアプリを同時起動して作業する人にとって夢のマシーンです。

画面サイズが大きいのでIllustratorやPhotoshopを使ったデザイン作業、UIが多い動画編集の効率が上がります。いろんなソフトウェアを起動しながらの作業、マルチタスクをするならおすすめのサイズとなっています。

MacBook Air・Pro 13インチ

MacBook Air、MacBook Pro 13インチはモバイル性と作業性のどちらも活かせるバランスの取れた画面サイズです。

持ち運びのしやすさは今は販売終了してしまったMacBook 12インチにはかないませんが、13インチの画面サイズは作業もしやすいので効率を損なうことがないバランスの取れたものとなっています。

ブログの更新、資料作成などテキストベースの作業であれば十分すぎる画面サイズで、マルチタスクでの作業も問題なくすることができます。

本体サイズの違い:まとめ
  • MacBook Air:作業しやすい画面サイズで持ち運びしやすい
  • MacBook Pro 13インチ:作業しやすい画面サイズでより電池持ちがいい
  • MacBook Pro 16インチ:処理性能を重視したどこでも作業できる

今まではMacBook AirではなくMacBook Pro 13インチを選ぶ理由は性能の高さだったのですが、M1チップを搭載したことで処理性能はほぼ同じになってしまったので、電池持ちの良さがMacBook Pro 13インチのメリットとなります。

操作性・使いやすさを比較

最新モデルはシザー構造のMagic Keyboard

新しいシザー構造のMagic keyboard
新しいシザー構造のMagic keyboard

旧型のMacBook Air(2019)MacBook Pro 13インチ(2019)MacBook Pro 15インチ(2019)はキーの高さを極限まで薄くしたバタフライ構造のキーボードを採用していました。

バタフライ構造のキーボードはタイピング感や信頼性に問題があり改良に改良を重ねてきましたが、MacBook Pro 16インチをはじめ最新モデルはすべてシザー構造のMagic Keyboardに刷新されました。

Magic Keyboardとバタフライ構造キーボード
Magic Keyboardとバタフライ構造キーボード
MacBookシリーズのキーボード
世代MacBookMacBook AirMacBook Pro
2016第1世代バタフライ第2世代バタフライ
2017第2世代バタフライシザー構造第2世代バタフライ
2018第3世代バタフライ第3世代バタフライ
2019第4世代バタフライ13・15インチ:第4世代バタフライ
16インチ :Magic Keyboard
2020Magic Keyboard

バタフライ構造のキーボードのキーの高さは0.5mmと薄くなっていましたが、Magic Keyboardのキーの高さは1mmと高さがあります。

ストローク量の違い
  • バタフライ構造:0.5mm
  • シザー構造:1mm

個人的にはバタフライ構造のキーボードはキーが薄く高速タイピングがしやすく使いやすかったのですが、Magic Keyboardはストローク量(キーの厚み)が大きくタイピングの跳ね返りをしっかり体感できる違和感のないキーボードになりました。

バタフライ構造のキーボードとMagic Keyboardのタイピング音を比較してみました。

タイピング音はMagic Keyboardの方が大きいと感じるかもしれないですが、バタフライ構造キーボードが苦手という方にとっては最高のキーボードになるでしょう。

最新のMacBook Air、MacBook Proはすべてのモデルでシザー構造のMagic Keyboardを搭載しています。

Touch Bar(タッチバー)の有無と必要性

MacBook Airのキーボードの上部にはファンクションキー + Touch IDを、MacBook Proはタッチでショートカット機能を使うことができるTouch IDを内蔵したTouch Barを搭載しています。

ファンクションキーとTouch Bar
ファンクションキーとTouch Bar
Touch BarとTouch ID 対応機種
ファンクションキーMacBook 12
MacBook Air 13(2017)
MacBook Pro 13(2017・2016)
ファンクションキー + Touch IDMacBook Air(2018〜2020)
Touch Bar + Touch IDMacBook Pro 13(2016〜2019)
MacBook Pro 15(2016〜2019)
Touch Bar + Touch ID + ESCキーMacBook Pro 16(2019)
MacBook Pro 13(2020)

MacBook Air、MacBook Proともに指紋認証のTouch IDを搭載しているので指で画面ロック解除ができます。

MacBookのTouch ID
MacBookのTouch ID

わざわざパスワードを入れることなく画面ロック解除をができるので、使いやすさとセキュリティを両立が可能にです。MacBook Airはファンクションキーとなっていますが、Touch IDを搭載し同じように指で解除できるようになっています。

MacBook Proは使用状況・アプリに応じて表示が変わるTouch Bar(タッチバー)を搭載していて、標準設定では従来のキーと同じように画面の明るさ、ミッションコントロール、キーの明るさ、音量調整などのキーを表示することができます。

Touch Barの表示
Touch Barの表示

「fn」キー押すとファンクションキーの表示に切り替えることもできるので、従来のキーボードと同じように使うことができます。

ファンクションキーの表示もできる
ファンクションキーの表示

Touch Barの表示はカスタマイズすることができるので、自分好みの環境を構築できるのが良いところ。よく使う機能を追加してショートカットすることができます。

また、サードパーティ製のアプリ・BetterTouchToolを使うことでDockを表示させたり、天気を表示することができます。

Touch BarにDockを表示させる
Touch BarにDockを表示させる

DockをTouch Barの表示できるので、画面側のDockを非表示にしたとしてもタッチで簡単にアプリの起動ができるので、画面領域を広くすることができるのでMacBook Proにおける作業効率を上げることができます。

トラックパッド 大きさの違いを比較

MacBook Air、MacBook Proには感圧式のトラックパッドを搭載し快適にカーソル操作、ジェスチャー操作ができるようになっています。

MacBookシリーズのトラックパッドの大きさ
MacBookシリーズのトラックパッドの大きさ

トラックパッドはMacBookの本体サイズに合わせて大きさが異なり、MacBook Pro 16インチ → 13インチ → MacBook Airの順に小さくなっています。

トラックパッドの大きさ比較
MacBook ProとAirのトラックパッドの大きさ比較

Macのトラックパッドを触った方はお分かり頂けると思いますが、操作性がとても良くストレスなくカーソル操作できるの良いところですよね。ジェスチャー操作がとにかく快適で流れるようにアプリを切り替えることができます。

トラックパッドの操作感

MacBook Air、MacBook Proのトラックパッドは感圧式となっていて、単語の上にカーソルを持ってきてグッとトラックパッドを押すこむと辞書で意味を調べたりすることもできるので、調べ物をしている時に威力を発揮することもできます。

スピーカーの音質の違いを比較

MacBook Air、MacBook Proはキーボード横にスピーカーを搭載しています。

MacBookシリーズのスピーカー比較
MacBookシリーズのスピーカー比較
スピーカーの違い
モデルMacBookMacBook AirMacBook Pro
世代201720202019
サイズ12インチ13.3インチ16インチ
スピーカーステレオステレオサウンド(Dolby Atmos対応)ハイダイナミックレンジステレオ(Dolby Atmos対応)フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーシステム(Dolby Atmos対応)

MacBook Proシリーズはモデルチェンジするたびにスピーカーの音が良くなってますが、MacBook Pro 16インチはフォースキャンセリングウーファーを搭載した6スピーカーシステムを搭載しています。

モバイルノートなのに6スピーカーって凄いですよね…。16インチのスピーカーの音質はビックリするくらい良い。低音から高音まで再生されるのでHomePod miniなどは必要ないでしょう。

MacBook Pro 13インチのステレオスピーカーも低音から高音までキレイな音となっていてどのモデルも迫力のサウンドを楽しめます。MacBook Airは音質が劣りますが、このサイズの端末としては高音質なサウンドを楽しめます。

なお、最新のMacBookは全モデルがDolby Atomsに対応したので音の広がりも良くなっておりモバイルノートとは思えない良質なサウンドを楽しむことが可能になっています。

USBのポートの種類と数の違いを比較

MacBook・MacBook Air・MacBook Proに搭載しているポートの種類と数を比較しました。

MacBookシリーズの ポートの種類と数
モデルMacBook AirMacBook Pro
サイズ13.3インチ16インチ
チップM1Intel
左サイドUSB-C × 2
右サイド3.5mmオーディオジャックUSB-C × 2、3.5mmオーディオジャック
USB3.1 Gen2(10Gbps)
TBThunderbolt 3(40Gbps)

MacBook Air 2017は従来のUSB-A・SDカードスロットがありますが、2015年以降のMacBookと2016年以降のMacBook Pro、MacBook Airは電源コネクタや従来のUSB-Aポートなどを廃止しUSB-Cポートのみとなりました。

MacBookシリーズの左サイドの外部ポート
MacBookシリーズの左サイドの外部ポート

M1チップをのMacBook Air、MacBook Pro 13インチはUSB-Cポートが左側に2ポート、IntelチップのMacBook Pro 13インチと16インチと同じように右側にもUSB-Cポートを搭載し合計4ポート搭載しています。

MacBookシリーズの右サイドの外部ポート
MacBookシリーズの右サイドの外部ポート

USB-Cのポート数は多い方が安心なのは当然なのですが、2つあれば基本的に問題はないでしょう。充電しながらマルチアダプタを使うことで様々な周辺機器にアクセスすることができます。

また、USB-Cに対応した外部モニターと組み合わせるならポート数の少ないMacBook Air/Pro 13インチでも十分です。

USB-Cはケーブル一本で電力供給を受けながら画面表示する事ができるのでシンプルな配線で構築が可能となります。

MacBookから4Kモニターを接続
MacBookから4Kモニターを接続

ケーブル一本で電力供給を受けながら4Kモニターへの画面出力もできるってスゴいですよね。

「MacBookはUSB-Cポートが一つしかないので使い勝手が悪いんだ。」…と思ってしまいますが、USB-C対応の4Kモニターならケーブル一本で電力供給を受けながら画面表示ができます。

さらに、モニター側のUSBを使うことでプリンターや外部HDDと接続できるので、デスクトップPCの代わりとして使う事が十分にできる拡張性を持っています。

MacBookシリーズの周辺機器、アクセサリーについてはこちらをどうぞ。

MacBook スペック・性能の違いを比較

M1チップ・Intelプロセッサの性能比較

MacBook Air、MacBook Pro 13インチ、16インチのCPUの型式・性能を比較しました。

CPU 性能の違い
モデルMacBook AirMacBook Pro
サイズ13インチ16インチ
世代20202019
CPUIntel Gen10Apple M1Intel Gen10Intel Gen9
型式Core i3-1000G1Core i5-1030G7M1チップCore i5-1038NG7
@2.0GHz
Core i7-9750H
@2.6GHz
CPU2コア4コア8コア4コア6コア
iGPUIris Plus Graphics7コア8コアIris Plus GraphicsIris Plus Graphics 630
dGPURadeon Pro 5300M
シングルコア10539211687172512141076
マルチコア195928067433714744475675
Opne CL5211814917120186568419i:1646
d:25297
Metal6302924718703218198526i:1539
d:23932

MacBook AirとPro 13インチはどちらも同じM1チップなので基本的な性能は同じでマルチコアで7000〜7400ほどのスコアとなっています。まさかのMacBook Pro 16インチよりスコアが高い。これは恐るべし性能ですね…。

MacBook Airはファンレス機構になったことから排熱性能がMacBook Proと比べると弱いので連続して負荷のかかる作業が必要な時はProの方が処理性能が高いものになるのですが、日常使いで

MacBook Pro 16インチはAMD Radeon Proのグラフィックチップを内蔵していることもありグラフィックの処理がM1チップを搭載している端末よりも性能が上となっています。

グラフィック制作、動画編集など負荷のかかる作業をするなら16インチを使うのがいいでしょう。実際に各モデルで14分の動画書き出し時間をFinal Cut Proで比較してみました。

動画書き出し速度
  • MBA 2018(2コア):25分48秒
  • MBA 2020(2コア):11分56秒
  • MBA 2020(M1・8GB):7分52秒
  • MBP 13 2020(4コア・1.4GHz):11分26秒
  • MBP 13 2020(4コア・2.0GHz):10分31秒
  • MBP 13 2020(M1・16GB):7分37秒
  • MBP 16 2019(6コア・2.6GHz):4分54秒

MacBook Air(M1)MacBook Pro 13インチ(M1)の書き出し速度が脅威的ですよね。さすがにMacBook Pro 16インチには敵わないですが、匹敵する性能となっています。

M1チップを搭載したAirとProは基本的に性能が同じとなっています。Airの標準モデルはGPUコアが7つ、ProはGPUコアが8つという違いはあるものの、使用感はほぼ同じです。

その代わり、MacBook Pro 13インチ(M1)には内蔵ファンを搭載しているので長時間作業による熱排熱性能が高く、動画の書き出し時間などに少しだけ差がdてきます。また、バッテリー容量が多いので電池持ちがいいのもProのメリットと言えるでしょう。

CPUの違いで選ぶ
  • MacBook Air(M1):デザイン制作、動画編集に
  • MacBook Pro 13(M1):デザイン制作、動画編集の長時間作業に
  • MacBook Pro 13(Intel):USB-Cが4ポートいる、仮想化環境が必要
  • MacBook Pro 16:より快適に作業をしたいなら

ただし、M1チップを搭載したモデルは仮想化環境が作れない、USB-Cポートが2つしかないなど制限もあるため高度な作業をしたい方はIntelチップを搭載したMacBook Pro 13インチ(Intel)を選ぶのがいいでしょう。

メインメモリの違いを比較

M1チップのMacBook Air、MacBook Pro 13インチのメインメモリは8GBが標準仕様ですが、購入時に最大16GBに増設することができます。

MacBook Pro 13インチ(Intel)は標準で16GBのRAMを搭載し最大32GBにカスタマイズ、MacBook Pro 16インチは最大で64GBまでカスタマイズできるようになっています。

メインメモリ(RAM)の容量
モデル標準モデルCTO(カスタマイズ)
MBA(2018/2019)8GB 2,133MHz LPDDR316GB 2,133MHz LPDDR3
MBA(Intel・2020)8GB 3,733MHz LPDDR4X16GB 3,733MHz LPDDR4X
MBA 2020(M1・2020)8GBユニファイドメモリ16GBユニファイドメモリ
MBP 13インチ(2018/2019)8GB 2,133MHz LPDDR316GB 2,133MHz LPDDR3
MBP 13インチ(Intel・2020)8GB 3,733MHz LPDDR4X16GB/32GB 3,733MHz LPDDR4X
MBP 13インチ(M1・2020)8GBユニファイドメモリ16GBユニファイドメモリ
MBP 15インチ(2018/2019)16GB 2,400MHz DDR432GB 2,400MHz DDR4
MBP 16インチ(2019)16GB 2,666MHz DDR432GB/64GB 2,666MHz DDR4

メモリ容量は標準の8GBでも十分使うことができますが、少しでも快適に作業したいなら16GBに増設するのがおすすめです。

とくにAdobeのIllustratorやPhotoshopなどのクリエイティブツールや仮想化ソフトでWindows 10を使う、さらに動画編集もするならメインメモリの容量は16GBまたは32GBにしてきましょう。

ちなみに、M1チップのMacに搭載しているユニファイドメモリは高帯域幅で低レイテンシのメモリが1つの領域に収められています。

CPU、GPU、Neural Engineの間でやり取りされるデータを複数のアプリが効率良く共有でき高速でスムーズなデータのやり取りができ高速化することができます。とにかく、ユニファイドメモリの転送速度が高速です。

ユニファイドメモリと従来のメモリの速度比較
ユニファイドメモリと従来のメモリの速度比較

M1モデルのメインメモリは8GBでも意外と快適に動作してしまうんですよね。こちらの記事で詳しく書いていますが、M1チップを搭載したモデルであれば8GBのメモリがあれば十分快適に作業することができます。

今までは可能なら16GBの容量にカスタマイズするのが通説のようになっていましたが、M1チップはその当たり前が覆された感じがします。8GBの少ない容量でも、データ通信速度が高速化したことで十分快適に動作してしまいます。

MacBookのメインメモリについてはこちらで詳しく解説しています。

SSDの速度の違いを比較

ストレージの性能SSDは体感速度・快適性に直結する要なものになっていますが、MacBook Air、MacBook ProのSSDストレージはデータの読込速度、書込速度ともに高速なSSDを採用しています。

M1チップを搭載したMaBook Air、MacBook Pro 13インチ、IntelプロセッサのMacBook Pro 16インチともに最大3.2GB/sの読み出し速度に対応し高速化し、大容量のデータも素早く読み出したり書き込みできるようになっています。

M1モデルとIntelモデルのSSDストレージ速度
M1モデルとIntelモデルのSSDストレージ速度
SSDストレージの性能比較
モデルMacBook AirMacBook Pro
サイズ13.3インチ15.4インチ16インチ
モデルM1Intel
容量256GB256GB512GB
読込速度(READ)2180MB/s2813MB/s2200MB/s2506MB/s2531MB/s
書込速度(WRITE)2116MB/s2389MB/s1848MB/s2582MB/s2630MB/s

SSDは容量が少ないと速度が遅くなる特性がありましたが、M1モデルより低容量の256GBモデルでもデータ転送速度が向上し512GBモデルと大差ないスピードを手に入れています。

さらに、速度を高速化して快適な作業環境を手に入れたいなら1TBモデルなど高容量ストレージを選ぶのがいいでしょう。

M1モデルはSoCによるユニファイドメモリによる高速化、ストレージの高速化により全てのパーツが高次元で最適化されているため、これまでにないくらい快適な動作速度を実現しているのでしょうね。

バッテリー駆動時間の違いを比較

MacBookシリーズのバッテリー性能を比較してみました。M1チップを搭載したMacBook Pro 13インチは大幅に電力効率が向上し電池持ちが最大10 → 20時間となりました。

電池持ちの公称値
モデルMacBook AirMacBook Pro
サイズ13.3インチ16インチ
世代Intel → M1Intel → M1Intel・2020Intel・2019
バッテリー容量49.9Wh58.2Wh58.0Wh100Wh
駆動時間12時間 → 18時間10時間 → 20時間11時間

MacBook Air(M1)は18時間、MacBook Pro 13インチ(M1)は20時間、MacBook Pro 16インチは11時間の電池持ちとしていてます。

実際に各モデルのバッテリー駆動時間を計測してみました。ブログを更新したり、ブラウジングをしたり、Twitterをしたり軽作業中心で使ってみて電池持ちを確かめています。

12インチ・13インチのバッテリー性能
モデルMacBook AirMacBook Pro
画面サイズ13インチ15インチ16インチ
CPUコア数1.1GHz/2コアM1M12.0GHz/4コア2.0GHz/6コア
世代20202019
公称値11時間18時間20時間10時間11時間
実測値6.5時間10時間13時間6.0時間4時間5.5時間

MacBook Pro 16インチは5.5時間ほどの電池持ちで公式の数値には程遠いものとなっていますが、15インチよりもバッテリー容量が増えたこともあり長く使うことが可能となっています。

M1チップを搭載したMacBook Air(M1)は6.5時間 → 10時間、MacBook Pro 13インチ(M1)は6時間 → 13時間と2倍も電池持ちが向上しています。M1チップすごい…!

今までは半日の作業で電池が減って充電しないといけなかったところ、M1モデルなら10時間は作業で切るので充電しなくても1日乗り越えることが可能となります。これは、ものすごい進化です。

なお、MacBookのスペックはAppleの公式サイトから簡単に比較できるようになってるので合わせて確認してきましょう。

MacBook 価格の違いを比較

4モデルの中で価格が一番安いのはMacBook Airです。続いてMacBook Pro 13インチ、MacBook Pro 16インチとなります。

モデルサイズ最小構成価格
MacBook Air(Intel・2020)13.3インチ84,800円〜(整備済製品)
MacBook Air(M1・2020)13.3インチ104,800円〜
MacBook Pro(M1・2020)13.3インチ134,800円〜
MacBook Pro(Intel・2020)13.3インチ188,800円〜
MacBook Pro(Intel・2019)16インチ248,800円〜

MacBook Air(Intel・2020)、MacBook Pro(Intel 1.4GHz・2020)が廃止されましたが、AmazonAppleの整備済製品で購入できることがあります。

ただ、2020年モデルのMacBook Airは端末価格が安いので普通に新品を購入するのもいいかもしれないですね。MacBook Airを104,800円〜で購入できるのはなかなか魅力的ですよね。

MacBook Pro 15インチは256GBモデルが258,800円でしたが、MacBook Pro 16インチは512GBで248,800円なので実質値下げとなっています。1TBモデルでも288,800円なのでコストパフォーマンスは良くなったように感じます。

MacBook Air・Pro 違い比較:まとめ

MacBookを使ってどんな作業をするかでどのモデルを選ぶべきか決めることができます。簡単にどのモデルを選ぶべきかを分類してみました。

どのMacBookを選ぶべきか
  • 端末価格の安さを重視 → MacBook Air(M1)
  • モバイル性・性能を重視 → MacBook Air(M1)
  • バッテリー・性能を重視 → MacBook Pro 13インチ(M1)
  • 拡張性重視 → MacBook Pro 13インチ(Intel)
  • 画面の大きさ・性能重視 → MacBook Pro 16インチ(Intel)

とにかく安く買いたいならMacBook Air(M1)です。性能を重視する場合はM1チップ搭載モデルはMacBook Air、Pro 13インチのどちらでもいいでしょう。基本性能は同じです。

ただ、バッテリー駆動時間はMacBook Air(M1)よりもバッテリー容量が多いMacBook Pro(M1)の方が上となっています。なので、持ち運びのしやすさを重視するならAir、バッテリー持ちを重視するならProという選び方となります。

Intelチップの時はAirの方が電池持ちが上でしたが、M1チップはProの方が電池持ちがいいということになります。

MacBookがいい人

MacBook 12インチ
MacBookがおすすめな人は
  • ブログ更新や文章作成など執筆作業がメイン
  • 出張が多いので荷物を軽くコンパクトにしたい
  • 新幹線や飛行機の中でも作業したい

MacBook 12インチ本体が軽くてコンパクトなので、作業スペースの狭い新幹線や飛行機などに持ち運んで執筆作業をすることができます。

性能はさほど高くはないでが資料作成・執筆作業ならできますし、どこでも作業できるのが良いところ。MacBookは非RetinaのMacBook Air 2017よりも性能は上なのでデザイン作業や動画編集もやろうと思えばできます。

MacBookの注意点
  • 画面が小さくデザイン・動画編集には向いていない
  • 性能が低くデザイン・動画編集には向いていない
  • USB-Cポートが一つしかない

外部ポートがUSB-Cが一つしかないので拡張性は低いですが、USB-C対応の外部モニターとの組み合わせである程度は拡張性はフォローすることができます。

MacBook 12インチはラインナップから消えましたが、AmazonAppleの整備済製品でで購入することが可能となっています。

MacBook Airがいい人

MacBook Air
MacBook Air

MacBook Airは13インチのディスプレイを搭載し104,800円〜から買うことができるコストパフォーマンスの良いデバイスとなっています。

MacBook Airがおすすめな人は
  • 資料作成、ブログ更新、執筆作業をしたい
  • 動画編集も快適に作業したい
  • 喫茶店で作業したい、少しでも軽く持ち運びたい
  • ファンクションキーありのTouch IDを使いたい
  • とにかく安くMacBookを手に入れたい

MacBook AirはMacBookシリーズの中で最も価格が安い端末となっています。しかも、M1チップを搭載したことで性能はMacBook Pro 13インチ(M1)とほぼ同じとなりました。

動画編集も問題なくすることができる性能を持っているので、Proがなくてもいろんなことが快適にできるようになります。

Proと違って内蔵ファンがないので長時間負荷のかかる作業が苦手ですが、ほぼ誤差範囲の性能差となっています。ほとんどの方はMacBook Airで満足することができると言ってもいいくらいコストパフォーマンスが高い最高のマシンとなっています。

MacBook Airの注意点
  • Airのわりに筐体が少し重い
  • Rosetta 2の動作に不安がある
  • USB-Cポートが2つだけ
  • 仮想化環境を構築不可(Win 10起動できない)
  • 接続可能外部モニターは1台のみ

M1チップは従来のアプリはRosetta 2を経由して動作するので少しだけ遅くなることがあったり互換性に問題がある可能性もあります。また、Boot CampでWinodws 10が起動できなかったり、外部モニターは最大1台までなど制限があるので注意です。

MacBook Pro 13インチがいい人

MacBook Pro
MacBook Pro

MacBook Pro 13インチはM1チップを搭載した価格の安いモデルとIntelチップを搭載したモデルを選ぶことができますが、どちらのモデルも性能は高く動画編集も可能となっています。

MacBook Pro 13がおすすめな人は
  • ブログ更新や文章作成など執筆作業をする
  • 電池の減りを気にせずに使いたい(M1)
  • プログラミングをすることが多い
  • デザイン制作・動画編集もする
  • 自宅でも外でも効率よく作業をしたい
  • Touch Bar・Touch IDを使いたい

MacBook Pro 13インチバランス感覚の良いノートPCで、軽い作業からそこそこ負荷のかかる作業も可能で、サイズが程よい大きさで持ち運びもしやすいのでとても使いやすいノートPCとなっています。

M1モデルはバッテリー駆動時間がMacBook Air(M1)よりも長いので、充電環境のないところで長く作業をすることが多い方におすすめのモデルとなっています。普通に使って13時間ほど電池が持ってしまうのはすごいの一言です。

MacBook Pro 13の注意点
  • ファンクションキーが使えない
  • 発熱があり電池持ちが悪い(Intel)
  • Rosetta 2の動作に不安がある(M1)
  • USB-Cポートが2つだけ(M1)
  • 仮想化環境を構築不可(M1)
  • 接続可能外部モニターは1台のみ(M1)

基本的にM1チップを搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。3Dグラフィックスを多用したアプリ・ゲーム以外の互換性はRosetta 2で保たれていますし、高性能なM1チップのおかげでかなり快適に動作しています。

M1・Inteklチップの価格差
M1モデルIntelモデル
CPU8コア
マルチコアスコア:7400
4コア 2.0GHz
マルチコアスコア:4447
RAM8GBユニファイドメモリ16GB 3,733MHz LPDDR4X
USB-C2つ4つ
実際のバッテリー持ち13時間6.5時間
256GB134,800円
512GB154,800円188,800円

Intelチップを搭載しているモデルは発熱がすごくて電池持ちが悪いので外で長く使うことはできません。ただ、32GBのメインメモリにカスタマイズできるので扱うデータ量の多いならいいのかもしれません。

また、M1チップを搭載しているMacBook Air、Proは仮想化環境を作ることができません。Boot CampでWindows 10の起動ができないので注意です。

MacBook Pro 16インチがおすすめな人

MacBook Pro 16インチ・15インチ
MacBook Pro 16インチ・15インチ

MacBook Pro 16インチはより大きな画面と高性能な6コアプロセッサにより、動画編集やグラフィック処理も軽快に処理できるものとなっています。

MacBook Pro 16がおすすめな人は
  • 大きな画面とスペックの高さであらゆる作業を快適にしたい
  • デザイン作業・動画編集を快適にしたい
  • アプリを複数起動しながら快適に作業したい
  • Touch Barを使いたい
  • USB-C 4つを使って効率よく接続したい
  • あまり外に持ち運ぶことはしない

MacBook Pro 16インチはCPU・GPUがデスクトップマシン並みの性能なので、あらゆる作業を快適にしたい方におすすめ。動画編集を快適にすることができますよ。

MacBook Pro 16の注意点
  • 本体サイズが大きい
  • ファンクションキーが使えない
  • 本体サイズが大きくて重い

本体サイズが大きいので持ち運びには適していませんが、頑張って持ち出すことで最高性能のMacBook Proの性能を外でも使うことができます。また、自宅で使うにしても自分の部屋、リビングに移動しながら使うことができます。

作業効率を重視したいなら16インチ、モバイル性能を重視したいならMacBook Pro 15インチがいいでしょう。

ただし、MacBook Pro 15インチはApple整備済み製品かAmazon・楽天などから買うことになります。

外部モニターとの組み合わせ

外部ディスプレイの4Kモニターとの組み合わせで性能を重視するならMacBook Pro 16インチですが、本体サイズが大きくてMacBook Pro内蔵のキーボードやトラックパッドを使いながら作業は難しくなります。

MacBookシリーズ 外部モニター接続
MacBookシリーズ 外部モニター接続

ワイヤレスキーボードやマウスを準備する必要があるでしょう。あと、16インチだとモニターの大半がMacBook Proの本体に隠れてしまうのでちょっと使いづらいんですよね。

でも、MacBook Pro 13インチなら外部モニターをMacBookの後ろに縦置きしても画面をしっかり確認できるので、内蔵キーボードとトラックパッドをそのまま使うことができので無駄なくMacBookを活かすことが可能です。

Appleで購入できる5K解像度に対応したLG UltraFine 5K DisplayならMacBook側から明るさ調整をすることができるなどMacとの親和性は抜群となっています。

ただ、価格がちょっと高いのでLGの4Kモニターを購入した方がいいのかなと思います。27UK850-WはUSB-Cポートにも対応しているのでMacBookを充電もしながら画面表示することが可能となっています。

MacBookシリーズはAppe公式サイトにて定期的に整備済製品として販売されていることが多く、通常価格よりもかなり安くMacBookやMacBook Proを購入することができるので、買うことを検討している方はチェックしてみてください!

iMacとMacBook Proの違いを比較した記事やiMacをレビューした記事もあります。

iMac 27インチのレビューはこちらです。

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