ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのキャリアでiPhoneを買うと少し高い…というイメージがあるかもしれません。

ただ、返却プログラムを上手く活用すると意外と費用を抑えながら新しいiPhoneを乗り換えが可能なので上手く活用してiPhoneの購入費用を抑えていきたいですね。

キャリアで一括購入は高い

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのiPhoneは価格設定がApple Storeの定価よりも少し高い価格設定になっており、例えばiPhone 15の価格を比較すると割高感があります。

iPhone 15(128GB)端末価格
  • Apple Store:124,800円
  • ドコモ:149,490円
  • au:145,640円
  • ソフトバンク:142,920円
  • 楽天モバイル:131,800円

Apple公式サイトで購入すると一括124,800円ですがキャリアだと1〜2万円ほど上乗せされた価格設定になってるんですね。

正直、なんで上乗せしてるの?

…と、疑問を感じますがキャリアは新規契約をどうしても取りたいという魂胆から定価を引き上げてMNPなど乗り換え時に割引を入れて安くなる価格設定をしているのです。

キャリアはMNP乗り換えなら安くなる

通信キャリアのMNP(乗り換え)でiPhoneを購入すると各社ともの割引価格になります。端末によっても異なりますがMNP乗り換えで2万円〜4万円の割引で購入可能です。

例えば、iPhone 15(128GB)をMNPすると以下の価格となります。

iPhone 15(128GB)一括端末価格 MNP
  • Apple Store:124,800円
  • ドコモ:105,490円
  • au:101,640円
  • ソフトバンク:120,936円
  • 楽天モバイル:131,800円(33,000pt還元)

乗り換えが前提になるならApple StoreでiPhoneを買うよりも安く買うことができます。機種によっても異なるので各キャリアのオンラインショップで価格を確認してください。

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返却プログラムがお得にiPhoneを使える

円安の影響もあって端末価格が高くなってしまったiPhoneですが返却プログラムは端末を2年後(もしくは1年)に返却すると残価が免除となるサービスです。

2024年になってからドコモ、au、ソフトバンクは一部機種において24ヶ月(または12ヶ月)の支払い金額の値下げを実施し意外と安いんですよね。というか、安いです。

各キャリアの返却プログラム
  • ドコモ:いつでもカエドキプログラム+(2〜24ヶ月目に返却で免除)
  • au:スマホトクするプログラム(13〜25ヶ月目に返却で免除)
  • ソフトバンク:新トクするサポート バリュー(13ヶ月目に返却で免除)、新トクするサポート スタンダード(25ヶ月目に返却で免除)
  • 楽天モバイル:買い替え超トク(25ヶ月目に返却で免除)

例えば、iPhone 15(128GB)はコモとauはMNP乗り換えで現在は44,000円の割引が入るので返却プログラムを使うと実質負担が33,000円前後となります。

iPhone 15(128GB)分割価格 MNP
  • Apple Store:4,438円 × 36回
  • ドコモ:1,372円 × 23回(実質31,570円)
  • au:1,448円 + 1,426円 × 22回(実質31,570円)
  • ソフトバンク:1円 × 12回(実質12円)
  • 楽天モバイル:2,745円 × 23回(実質98,800円)

ドコモ、auは2年間で実質負担額が31,570円なので1年換算で約15,500円。24ヶ月ほど使って25ヶ月目に新機種に機種変更または通信キャリアを乗り換えで継続的に安く新しいiPhoneを使い続けることができます。

端末を返却することが前提となるので自分のモノにはなりませんが定期的に新しいiPhoneを使いたいなら毎年15,000円で2年ごとに新しいモデルに乗り換えできるのは悪くはないですよね。

むしろ安いくらいかもしれません。

ソフトバンクもiPhone 15は12ヶ月で返却できる新トクするサポート(バリュー)に対応しMNP乗り換えなので-21,984円の割引が入って月々1円になって実質12円となります。

「は?12円?」ってなるかもですが本当です。本当に月々1円でiPhone 15を使えます。ただし、13ヶ月目から月々3,359円に価格が跳ね上がるので13ヶ月目に機種変更は必須です。

毎年新しいiPhoneに機種変更をしていくマメな方向けですね。正直、毎年機種変更は普通の人は面倒だと思います。

ソフトバンクの新トクするサポート(バリュー)についてはこちらの記事で詳しく書いています。(→ iPhone 15が1円で使える。本当にお得かソフトバンクの策略と注意点

返却プログラムはドコモ、au、ソフトバンクでiPhoneを機種変更をしてくならお得なので上手く活用するのがいいでしょう。(楽天モバイルはそんなにお得ではない。)

iPhoneを返却して使うメリット

iPhone 13 Pro

iPhoneをお手頃価格で使える

ドコモ、au、ソフトバンクの返却プログラムを使ってiPhoneを購入すれば2年後(もしくは1年後)に返却が必要ですが意外と安く使うことができます。

お手頃価格で手に入れられる機種は限定されるものの最新のiPhoneならiPhone 15がお得に手続き可能です。

iPhone 15(128GB)分割価格 MNP
  • Apple Store:4,438円 × 36回
  • ドコモ:1,372円 × 23回(実質31,570円)
  • au:1,448円 + 1,426円 × 22回(実質31,570円)
  • ソフトバンク:1円 × 12回(実質12円)
  • 楽天モバイル:2,745円 × 23回(実質98,800円)

ちなみに、ドコモはiPhone 14(128GB)も安い価格設定でMNP乗り換え前提なら(527円 × 23 = 実質負担12,133円)で使えます。

iPhone 14(128GB)分割価格 MNP
  • Apple Store:4,700円 × 24回
  • ドコモ:527円 × 23回(実質12,133円)
  • au:販売終了
  • ソフトバンク:1円 × 24回(実質24円)
  • 楽天モバイル:2,516円 × 23回(実質60,384円)

auは販売終了しています。

ソフトバンクは2年間で実質24円でiPhone 14が使えて1年後に機種変更が必要となるiPhone 15よりも手間なく安く使えていいかもしれませんね。

定期的に新しいiPhoneに機種変更できる

返却プログラムを使うことで2年ごとに機種変更をしようというやる気がみなぎってくるはずです。

返却せずにそのまま使っていいですが月々の支払額が増えるので機種変更した方が費用を抑えられるのでそうですよね。

返却は強制ではないですが返却して新しいモデルに乗り換えた方がお得になるので、そうなると人間はやる気が出るものです。

定期的に新しいiPhoneに乗り換えをしていくなら通信キャリアの返却プログラムを上手く活用するのは賢い方法です。

iPhoneを返却して使うデメリット

実質負担額が安いのは一部機種のみ

返却プログラムで実質負担額が安いのは一部のiPhoneのみでプロモデルは実はそんなに安くないんですよね。

現在、返却プログラムで最初の24ヶ月(または12ヶ月)が安くてお得なのはiPhone 15、iPhone 14、iPhone 14 Plusのみです。

返却プログラムがお得な機種
  • iPhone 15
  • iPhone 14
  • iPhone 14 Plus

実質2〜3万円(ソフトバンクは12円〜24円)ですが、iPhone 15 Proなど上位機種は実質10〜13万円と返却しなきゃいけないのに高めなのです。

つまり、通信キャリアの返却プログラムを使う場合は選べる機種は限られるということは理解しておく必要があるでしょう。

返却が必要で自分のモノにならない

返却プログラムで端末費用を抑えられますが24ヶ月(または12ヶ月)が経過後に端末の返却が必須となります。

返却しなくてもいいですが残価は高くて最終的には価格の高いキャリア版の価格で支払うことになりますので、忘れずに返却手続きをしないと損することになります。

24ヶ月後の返却の通知はないので自ら返却手続きをしないといけないのでご自分でしっかり管理できる方は得するプログラムとなっています。

故障や損傷時は追加料金が必要

iPhone 13 mini 傷

端末返却時に画面が割れて損傷してたり大きな傷が入ってる場合は追加費用として22,000円が加算されることがあります。

生活傷は加算されないですが画面や背面パネルが割れてると追加費用が必要となるので、普段からケースをしっかり装着し保護ガラスを貼り付けて丁寧に扱うことが求められます。

機種変更し忘れるとトータルで高い

返却プログラムは端末を返却しないといけないので自分のモノになるわけではありません。

故障や損傷してる場合は追加費用を支払って返却する必要があるので注意ですし、少し気を使って扱う必要があります。

とはいえ、定期的にiPhoneを新しくしてくなら返プログラムを上手く活用することで端末代金を抑えることができますよ。

どこの返却プログラムがおすすめ?

iPhone 13 mini

今現在、どこの通信キャリアと契約してるかによってお得度が変わってきますがドコモ、auの返却プログラムが丁度使いやすいように感じます。

ソフトバンクのiPhone 15は実質12円はめちゃくちゃ安くていいのですが、13ヶ月後に機種変更しないといけないので少し面倒くさいですよね。

しかも、機種変更後は端末代金が跳ね上がるので高く感じるかもしれません。(1円になる条件としてMNP乗り換えがあるため)

なので、ドコモのiPhone 15、iPhone 14 Plus、auのiPhone 15あたりがバランスが取れていて良いのかなと感じました。

機種限定ではありますが、キャリア版のiPhoneを選んでも意外と安い費用で使えるので定期的にiPhoneを機種変更したいならおすすめのサービスですよ。

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