
毎月のスマホの料金…高いですね。少しでも月々のスマホ代を安くするために格安SIMを検討している方もいるかもですが、Y!mobile(ワイモバイル)に乗り換えしましょう!
大手キャリアからワイモバイルに乗り換えることで大幅に月々の料金を下げることができるのでスマホ料金を下げたい方は検討してみましょう。
ここでは、Y!mobile(ワイモバイル)にのりかえるメリット・デメリットを徹底解説しています。ワイモバイルはソフトバンクの格安サブブランドで同じ回線を使っていて時間帯によって通信速度が遅くならないのでおすすめです。
この記事の目次
Y!mobile(ワイモバイル)のメリット
最近はワイモバイルのTVCMをソフトバンクと同じくらいの頻度で見るので知名度もかなり向上しましたよね。
また、ソフトバンクショップに併設する形でワイモバイルの看板を掲げるお店も増えてきたの安心してワイモバイルに乗り換えるとどんなメリットがあるか見ていきましょう。
料金プランが安い
ワイモバイルは国内通話10分かけ放題の音声通話とデータ通信が組み合わせされたプランとなっていましたが、2021年2月からのシンプルプランは分離されて通話料金は従量制となり月額2,178円という安い価格設定が魅力の一つとなっています。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
基本料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
通話料 | 22円/30秒 | ||
家族割 | 2回線目以降-1,188円 | ||
料金(1回線目) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
料金(2回線目) | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
家族割にも対応していて2回線目以降は1,188円の割引を受けることができ、最安で990円で3GBのデータ通信ができる環境を手に入れることができます。
音声通話は20円/30秒で770円で国内通話10分かけ放題、1,870円で国内通話24時間かけ放題となります。シチュエーションによってプランを細かく設定できるのはいいですよね。
ワイモバイルとオンライン限定のahamo、povo、LINEMOの料金を比較してみました。
ワイモバイル | ahamo | povo | LINEMO | |
データ通信量 | 3GB | 〜20GB | 〜20GB | 〜20GB |
音声通話 | +770円で10分かけ放題 | 5分かけ放題 | +550円で5分かけ放題 | |
月々の料金 | 2,178円 | 2,970円 | 2,728円 | 2,728円 |
家族割 | -1,188円で2回線目以降は990円 | – | – | – |
一人で使うなら20GBのデータ通信ができる同じソフトバンク系のLINEMOのほうがいいかもしれないですが、家族で使うなら家族割が適用となるワイモバイルのほうが料金を抑えることが可能となります。
とくに15GBのデータ通信ができるシンプルMを家族割適用で2,090円とオンラインプランよりも安い金額となるので、お得感はあるのではないでしょうか。
スマホを安く購入できる
ワイモバイルはスマホ端末の販売もしています。しかも、キャリアよりも安い端末を販売しているのでスマホにお金をかけたくない方にとっては最高です。
例えば、iPhone SE(第2世代)は64GBモデルがソフトバンクだと57,600円(税込)ですが、ワイモバイルも価格は同じですがオンラインショップなら最大18,000円の割引があるので実質39,600円で手に入れることができます。
ワイモバイル | ソフトバンク | |
64GB | 57,600円 – 18,000円 = 39,600円 | 57,600円 |
128GB | 64,080円 – 18,000円 = 46,080円 | 64,080円 |
256GB | – | 78,480円 |
旧型モデルで心配かもですが、iPhone 7はまだまだ現役で使えるスペックを持っていて、下手に格安スマホを手に入れるよりも満足できるのかなぁーと思います。
最近はiPhone 12 mini、iPhone 12もワイモバイルで選べるようになって選択肢の幅が広がってきています。しかも、Apple Storeで買うよりも安く買うことができるようになっています。
https://www.sin-space.com/entry/ymobile-uqmobile-iphone-se2最新機種のiPhoneが欲しい方はiPhoneを比較しているこちらを参考に。
家族割でさらに1,188円割引
格安SIMサービスで家族割があるところは少ないですが、ワイモバイルは家族割があり2回線目以降であれば1,188円の割引を受けることができます。
ワイモバイルの家族割は家族で契約して申し込みをすることで割引を受けることができ、主回線の他に最大9回線まで家族割を組み合わせることができるので、同じ家に住んでいない祖父母や親戚も合わせて1,188円安く使うことができます。
また、ワイモバイルで驚きなのが家族ではない恋人も家族割を適用させることができるんですよね。

恋人も家族割できると聞くとスゲーって思ってしまいますが同じ住所に住んでいることが条件となり住民票も同じ住所になっていないといけないため、ただ恋人だから家族割が適用されるというわけではないのです。
つまり、何か事情があり結婚できない事実婚として生計を立てている人のための家族割サービスということになるのでしょうね。
ソフトバンク光/Airで割引(お家割セットA)
もし、自宅にソフトバンク光の固定回線かソフトバンク Airを設置している場合は「おうち割セット(A)」の適用が可能となります。
- シンプルS・M・L:1,188円割引
おうち割セット(A)は家族割との併用はできずおうち割セット(A)が優先される形になります。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
基本料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
通話料 | 22円/30秒 | ||
おうち割セット | 1回線目から-1,188円 | ||
料金(2回線目) | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
家族割は2回線目以降が割引の対象になるのに対しておうち割セット(A)は1回線目から割引になるので家族割よりも料金が安くすることができます。
ソフトバンク光/Airは月額4,730円で使うことができますが、ワイモバイルの料金もおうち割セットにより各回線で1,188円の割引になるので、トータルの通信料金を抑えることができます。
子回線専用プラン(シェアプラン)でデータシェア
ワイモバイルには子回線専用プランであるシェアプランという他の回線にデータを分け合うことができる仕組みがあり、最大3枚のSIMカードにデータ容量を分け合うことが可能となっています。

シェアプランの基本料金は親回線が契約しているプランによって異なっていますがスマホプランSは1,078円、スマホプランM/Lは539円でシェアすることができます。
- シンプルS:1,078円
- シンプルM/L:539円
- スマホベーシックプランS:1,078円
- スマホベーシックプランM・R:539円
- スマホベーシックプランL:0円
- データプランS:1,078円
- データベーシックプランL:0円
シンプルM・Lなら追加料金539円でデータをシェアできるのでiPadなどのタブレットを併せて使っているなら安く、お得にデータ通信を分け合うことができるのではないでしょうか。

スマホプランRのデータ量は最大で17GBあるので複数台シェアしても十分なデータ量を確保することができそうです。
iPhoneをメイン機にしてサブ機のiPad Pro、iPad miniにシェアプランのSIMカードを入れても5,170円(6ヶ月間は4,470円、家族割があれば3,470円)で使うことができるのでお得ですよね。これはいいかもしれない。
データ通信速度が速い
ワイモバイルはソフトバンク回線を使って通信サービスを展開しています。ワイモバイルはソフトバンクが運営しているので他の格安SIMサービスのように回線を借りずに自社でまかなっています。
他の格安SIMサービスだと回線が混み合うお昼の時間帯など極端にデータ通信速度が落ちてしまう現象が発生してますが、ワイモバイルは通信速度が遅くなることなく一日通して通信速度はそこそこ速くなっています。
実際にワイモバイルの通信速度を計測してみたことがあるのですが1日通して安定した通信速度を維持していることが確認できます。
2019年2月7日 | 9:30 | 11:30 | 12:40 | 13:30 | 20:00 | |
---|---|---|---|---|---|---|
docomo | 受信 送信 | 110.6 10.8 | 56.4 16.4 | 96.1 9.37 | 142.1 8.54 | 36.6 13.9 |
UQ mobile | 受信 送信 | 43.3 5.65 | 39.4 10.0 | 41.5 8.01 | 61.9 6.67 | 43.6 8.85 |
Y!mobile | 受信 送信 | 77.2 5.06 | 42.5 4.68 | 57.2 5.35 | 49.8 11.0 | 45.7 4.06 |
mineo D | 受信 送信 | 27.2 12.8 | 30.8 14.4 | 0.41 1.05 | 12.5 8.85 | 1.53 10.4 |
mineo A | 受信 送信 | 48.0 7.21 | 39.2 5.78 | 1.05 8.00 | 40.4 7.49 | 30.2 6.97 |
LINEモバイル D | 受信 送信 | 7.3 7.54 | 46.4 13.7 | 0.19 6.11 | 2.44 8.43 | 0.98 17.1 |
NifMo | 受信 送信 | 55.1 7.33 | 62.2 17.0 | 0.42 8.88 | 49.0 13.4 | 63.5 13.0 |
楽天モバイル D | 受信 送信 | 18.9 12.2 | 27.5 13.2 | 0.92 9.87 | 18.4 11.3 | 2.53 9.27 |
通信速度が違うとどうれくらい使いやすさに影響があるのかワイモバイルと楽天モバイルで実機で比較してみました。日曜日の12時頃に試したものでワイモバイルの受信速度は40Mbpsほど出ていましたが、楽天モバイルは2Mbpsくらいに速度が低下している状態です。
ワイモバイル | 楽天モバイル | |
受信速度 | 42.6Mbps | 2.69Mbps |
送信速度 | 3.86Mbps | 12.2Mbps |
一目瞭然でワイモバイルの方が快適にインターネットをすることができるのが分かります。このようにワイモバイルならお昼や夜の回線が混み合う時間帯でも大手キャリアと同じ品質のデータ通信をすることができるのです。
10分かけ放題・24時間かけ放題プラン
大手キャリアの国内通話かけ放題プランは5分間となっていますがワイモバイルはオプションをつけることで10分の国内通話が無料となります。
また、60歳以上の方が「かんたんスマホ」を購入してスマホプランを契約することで「スーパー誰とでも定額」を無料で使うことが可能となり10分以上の通話も24時間かけ放題となるお得なサービスもあります。
僕の両親で実際にあったことなんですけど、通話切り忘れで3万円近い高額請求された経験があるので、無料で24時間かけ放題になるのは非常にありがたいサービスです。
ソフトバンクWi-Fiスポットが無料で使える
ワイモバイルを契約するとソフトバンクWi-Fiスポットを無料で使うことができ、以下のステッカーがあるところで接続できます。

ソフトバンクWi-Fiスポットはカフェやレストラン、主要駅で接続することができるWi-Fiサービスとなっていてデータ通信量を少しでも節約したい方には嬉しいサービスです。
特に自宅に固定回線がない方はソフトバンクWi-FiスポットでiPhoneのアップデートをしたりアプリのダウンロードをすることでデータ通信量を節約することができるのでおすすめです。
キャリアメールが使える
他の格安SIMサービスに乗り換えるとキャリアメールが使えなくなってしまいますが、ワイモバイルは@yahoo.ne.jpや@ymobile.ne.jpといったアドレスがもらえて大手キャリアと同じようにキャリアメールを使ってメッセージの送受信ができます。
UQ mobileもキャリアメールがありますが月額200円の有料サービスです。ワイモバイルは無料で使うことができるのでキャリアメールを今まで通り使いたい方はワイモバイルはおすすめです。
LINEの年齢認証ができる
LINEはID検索機能を使うには年齢認証を受ける必要がありますが、LINEモバイル以外の格安SIMに乗り換えると年齢認証ができなくなってしまうのでID検索機能が使えなくなってしまいます。
ワイモバイルはキャリアと同様にLINEの年齢認証ができるのでID検索機能も問題なく使うことができるのでLIENを活用している方には本当におすすめです。
ヤフープレミアムに無料で加入できる
ワイモバイルに乗り換えるとYahoo!の有料会員「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」に無料で加入することができます。
- ヤフオクの出品時の落札利用料が安くなる
- 雑誌110誌、漫画13,000冊が読み放題に
- プロ野球のパリーグ、バスケットのBリーグの試合が見放題
- ヤフーショッピングとLOHACAの買い物がでポイント5倍
- 最大10万円の買いものあんしん補償
ヤフープレミアムは他にも数多くの特典を受けることができます。ヤフープレミアムは通常は508円の有料サービスなのでワイモバイルに乗り換えるだけでこの特典を受けることができるのはお得ですよね。
キャリア決済の支払いができる
ワイモバイルはキャリア決済のワイモバイルまとめて支払いを使うことができます。
- ドコモ:d払い
- au:auかんたん決済
- ソフトバンク:ソフトバンクまとめて支払い
- ワイモバイル:ワイモバイルまとめて支払い
キャリア決済はインターネットで購入したりApp Store、Apple Music、iTunes、Playストアなどで購入した商品の支払いをワイモバイルの通信料金とまとめて支払いすることができるもので、最近はリアル店舗でもキャリア決済できるところが増えてきていますね。
スマホをセット購入できる
ワイモバイルはiPhone SE(第2世代)をセット購入することができます。ワイモバイルは安めの端末を取り扱っているのでかなりお得にスマホを手に入れることができます。
また、最近はiPhone 12もワイモバイルで取り扱いをしています。しかも、Apple StoreよりもiPhone 12 mini、iPhone 12ともに安い価格となっているのでお得です。
2年縛りがなくなった
ワイモバイルは元々は2年縛りがありましたが、2019年10月よりいつでも解約ができるようになりました。
- 契約期間:なし
- 契約解除料:なし
ただし、現在契約している旧プランの場合は解除料が必要となるので、もしワイモバイルからMNPしたい場合は注意が必要です。
Y!mobile(ワイモバイル)のデメリットとは
ワイモバイルはメリットがかなり多い印象がありますが、デメリットもあるので乗り換えを検討している方はしっかりと押さえておきましょう。
データプランの料金が高い
ワイモバイルはデータ通信のみできるデータSIMプラン、タブレットプランがありますが、使える容量の割に高いのがネックとなっています。
- データSIMプラン(1GB):1,078円
- データプランS(1GB):2,178円
- データプランL(7GB):4,065円
データSIMプランはワイモバイルのSIMスターターキットから申し込みができるプランで、データプランSよりも1,000円安いのに1GBのデータ通信ができるようになっています。
MVNOの格安SIMのデータSIMの料金は3GBで900円が一般的なのでワイモバイルのデータプランの料金は高いと言っていいでしょう。なので、サブ機でiPadを使う場合はスマホプランLを契約してシェアプランを使った方がお得なのかなと思います。
データの繰越ができない
ワイモバイルは当月使い切ることができなかったデータ量を翌月に繰り越すことができません。最近はドコモ、au、ソフトバンクも繰越ができないプランになってしまいましたが、MVNOの格安SIMは翌月に繰り越しできるところが多いです。
繰越ができない割に料金プランが3つと大雑把なので人によっては毎月データ量が余ってしまう可能性はあるのかなと思います。
家族でデータ容量をシェアできない
ワイモバイルは家族割はありますが家族間でデータ容量をシェアして使うことはできないので、親回線で料金高めのスマホプランLを契約して子回線で安いスマホプランSを契約してデータ容量を渡すことができません。
通信速度の切り替えができない
他の格安SIMサービスはデータ量を節約したいときにアプリから簡単に通信速度を低速モードにしてデータ消費をしないようにすることができます。しかし、ワイモバイルはこのような低速モードに切り替えることができないので、ユーザー側で通信量の調整をすることができません。
まとめ:ワイモバイルは安さと使いやすさとを両立している
大手キャリアも色々と組み合わせることで通信料金を抑えることはできますが、ワイモバイルは料金プランがシンプルで素直に簡単に月々の料金を安くできます。
一人で使う場合も3GBのデータ通信ができるシンプルSなら2,178円なので安い金額でスマホを使うことができるようになります。
「格安SIMの方が安いでしょ?」
と思う方も多いかと思います。確かに料金だけで比較するならmineo(マイネオ)やIIJmioといった本当の格安SIMサービスの方が安くすることができます。
しかし、かけ放題の音声通話は専用アプリを使わないといけなかったり、お昼の時間帯のインターネットの通信速度が使いものにならないくらい低下するなど、何かをガマンする必要があります。
そんな中でワイモバイルはソフトバンクが運営しているだけあってお昼の時間帯など回線が混み合う時間帯でも通信速度が落ちることがありません。
快適にスマホを使える安さと使いやすさを上手くバランスを取った格安SIMサービスになっていると感じます。なので、月々の通信料金をとにかく下げたいならY!mobile(ワイモバイル)はおすすめですよ!
やっぱりキャリアがいいという方はこちらをどうぞ。
https://www.sin-space.com/entry/softbank-price-plan
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