Xperia XZ2は2018年5月31日に発売素たAndroidスマホで画面サイズがXperia XZ1の5.2インチから5.7インチにサイズアップしSnpadragon 845を搭載したハイエンドスマホです。
ここでは、Xperia XZ2のスペック、外観デザイン、カメラの画質、使いやすさをビューしています。
かなり前に発売されたスマホですが1万円くらいで中古で買えるので安くハイエンドスマホが欲しい方は参考にどうぞ！
この記事の目次
Xperia XZ2の特徴・評価
Xperia XZ2は2018年5月31日に発売されたエクスペリアのフラグシップモデルで、画面サイズが5.7インチの18:9のワイドディスプレイを搭載しています。
外観デザインも刷新されてXperia XZ1のスクエア型からラウンドフォルム型になっています。
Xperia XZ2はXperia初となる18:9のワイドディスプレイを搭載してCPUがより高性能なSnapdragon 845に刷新されてXperia XZ1よりも40%ほど性能が向上しています。
また、ワイヤレス充電にも対応したのでケーブルレスでスマホを充電できるようになり利便性が高くなりました。
- 5.7インチ 液晶（1,080 × 2,160）ディスプレイ
- Snapdragon 845 + 4GBメモリ + 64GBストレージ
- ハイレゾオーディオ、LDAC、aptX HDに対応
- IP68防水防塵（水深1.5m30分耐えれる）
- おサイフケータイ（Felica）に対応
- USB-C、ワイヤレス充電に対応
- ワンセグ・フルセグ視聴が可能
- サイズ：153 × 72 × 11.1 mm、198g
Xperiaシリーズはソニーらしくイヤホンやヘッドフォンの音質がとても良いので音楽をよく聞くことが多い方におすすめしたいスマホです。
Xperia XZ2は画面サイズも大きくなったので動画コンテンツをよく見る方におすすめ。綺麗な画面で迫力あるサウンドで動画を楽しめます。
- メインカメラの位置があまり良くない（指被りする）
- 指紋認証センサーの位置が下すぎて使いにくい
- テーブルに置くとクルクルと回りだして安定しない
- 3.5mmヘッドフォンジャックが廃止された
- フロントカメラの画素数が500万画素に
Xperia XZ1のフロントカメラは1,300万画素のイメージセンサーだったのがXZ2は500万画素のカメラにスペックダウンしました。
とはいえ、全体的なスペックはXperia XZ1よりもXperia XZ2の方が上なので少しでも性能の良いスマホを手にしたいならXperia XZ2がおすすめですよ。
Xperia XZ2 スペック比較
Xperia XZ2とXperia XZ1のスペックを比較してみました。
| モデル | Xperia XZ2 | Xperia XZ1 |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 5.7インチ（2,160 × 1,080）、トリルミナスディスプレイ for mobile HDR | 5.2インチ（1,980 × 1,080）、トリルミナスディスプレイ for mobile HDR |
| SoC | Snapdragon 845（2.8GHz×4＋1.8GHz×4）オクタコア | Snapdragon 835（2.45GHz×4＋1.9GHz×4）オクタコア |
| RAM | 4GB | |
| ストレージ容量 | 64GB | |
| 生体認証 | 背面式指紋認証 | サイドボタン式指紋認証 |
| リアカメラ | 1920万画素 裏面照射型CMOSメモリー積層型センサー Exmor RS for mobile、F2.0 | |
| インカメラ | 500万画素 裏面照射積層型CMOSセンサー Exmor RS for mobile、F2.2 | 1320万画素 裏面照射積層型CMOSセンサー Exmor RS for mobile、F2.0 |
| LTE | PREMIUM 4G（988Mbps/75Mbps） | PREMIUM 4G（788Mbps/50Mbps） |
| Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | |
| Bluetooth | 5.0 | |
| NFC | おサイフケータイ（FeliCa）対応 | |
| TV | ワンセグ/フルセグ対応 | |
| 防水/防塵 | 防水（IPX5/8）：水深1.5mで約30分間耐えれる性能、防塵（IP6X） | |
| 外部メモリ | microSDカード（最大400GB） | microSDカード（最大256GB） |
| SIMカード | nanoSIM | |
| バッテリー | 3060mAh | 2700mAh |
| サイズ | 153 x 72 x 11.1 mm | 148 x 73 x 7.4 mm |
| 重量 | 198g | 156g |
画面サイズが大きくなって本体サイズも大型化、バッテリー容量も増えて連続通話時間が1,170分から1,480分と長くなって長くスマホを使いたい方にとっては嬉しいアップデートといえるでしょう。
Xperia XZ2 レビュー
手に馴染むラウンドフォルムスタイル
Xperia XZ2のディスプレイ部分は上下のベゼル幅を従来のXperiaよりも少し狭くすることでよりワイドな18:9比率の5.7インチ液晶ディスプレイを搭載。
最新のスマホは全面ディスプレイスタイルが多くなっていますが、Xperia XZ2は従来のスマホデザインの完成形モデルと言ってもいいのかもしれません。
筐体の素材はサイドフレームにアルミ素材、背面パネルはガラス素材が採用されていて高級感のあるデザインに仕上げられています。旧型のXperia XZ1と違い無個性なデザインになったので好みが分かれそうなところではあります。
背面パネルの中央にメインカメラ（レンズ、センサー、LEDフラッシュ）と指紋認証センサーが搭載されています。
Xperia XZ2は従来のスクエア型の角ばったスタイルからデザインが刷新されて手に馴染むラウンドフォルムスタイルとなっています。（アビエントフローデザインと呼ばれている。）
Xperia XZ2の本体の厚みはXperia XZ1の7.4mm → 11.1mmとかなり分厚く丸みを帯びたラウンドフォルムスタイルですが数値ほどの分厚さは感じません。
ただし、Xperia XZ2のラウンドフォルムスタイルは使いにくいと感じる場面があります。背面パネルが大きく丸みを帯びているためテーブルに置いた時に端末がクルクルと回ってしまうんですよね（笑）
これは、ちょっと使いにくいです。
手で持って使うにはXperia XZ2のスタイルは使いやすくていいのですが、テーブルに置くと落ち着きのない動きをするのでちょっといただけません。
実際にXperia XZ3では回らないように改良されているので問題があったと認識しているのでしょうね。
Xperia XZ2の本体右側に音量ボタン、電源ボタン、カメラボタンがあります。
サイド中央にあるカメラボタンを押すとスリープ状態や別アプリを起動している時などあらゆる場面からカメラを瞬時に起動できます。カメラボタンはXperiaシリーズ伝統のボタンで使い勝手の良い便利なボタンですよね。
画面上部には受話レシーバーとセンサー、フロントカメラが搭載し18:9のディスプレイを採用するためにベゼルの幅はかなり狭くなっています。
SONYのロゴは画面下に移設されてマイクは本体ギリギリに搭載することでベゼル幅を狭くしています。
ちなみに、Xperia XZ3は有機ELディスプレイになるのでXperia XZ2が液晶ディスプレイを搭載した最後のハイエンドモデルとなります。
USB-Cポートを搭載している
Xperia XZ2の充電ポートは引き続きUSB-Cを搭載しケーブルの上下を確認しなくても簡単に充電できます。
PCと接続でXperia XZ2のストレージにアクセスすることができるのでハイレゾ音声データを転送するときに便利ですね。
ただし、USB-Cポートからの画像出力ができないので外部モニターに接続して大画面表示できません。
あくまで充電するためのポートであって、USB-Cに対応しているデバイスであれば充電器を共用できるというメリットがあります。
指紋センサーは背面パネルに
また、旧モデルのXperia XZ1の指紋認証センサーは電源ボタンに内蔵されてましたがXperia XZ2は背面パネルの中央に指紋センサーが搭載しています。
位置的にもう少し上にあると使いやすいんですけどね。
カメラの位置もXperia XZ1は上部に搭載されていたので写真撮影する時に指被りしてしまう失態はなかったのですが、Xperia XZ2は指被りしてしまうのことがあります。
3.5mmオーディオジャックは廃止へ
また、Xperia XZ2は3.5mmオーディオジャックが廃止となって有線のヘッドフォンを使う場合はUSB-Cポートから変換アダプタを使って接続する必要があります。
WF-1000XM4などワイヤレスイヤホンを使うなら問題ないですが有線イヤホンも最近は流行ってるので少し勿体無いような気がします。
ちなみに、後継機種のXperia 1 II、Xperia 5 II以降は3.5mmオーディオジャックが復活しています。
SIMカード・microSDカードスロット
Xperia XZ2は本体上部にnanoSIMカードとmicroSDカードを入れることができるカードスロットを搭載しています。
Xperiaのいいところはカードスロットを開けるために専用のピンがなくても簡単に開けられます。気軽にmicroSDカードを入れ替えできるのは便利です。
使いやすさ、持ちやすさ
Xperia XZ2は5.7インチディスプレイを搭載しどちらかというと画面サイズが大きい方に分類されるスマートフォンです。
Xperia XZ2を手で持った感じとしては6.5インチのiPhone XS Maxと近いサイズ感があります。
画面サイズが5.7インチと大きいので片手操作するのは少し厳しいものがあります。
文字入力くらいなら片手でしようと思えばできますし、Xperia XZ2には片手モード画面に切り替えることもできるので画面の大きさを重視するなら悪くないサイズ感です。
また、2画面モード機能も快適に動作するので画面の大きさを生かした使い方もできるのではないでしょうか。
Xperia XZ2は2画面モードにしてアプリ間で使用してもヌルヌル快適に動作するだけの性能を持っています。
ただ、個人的にスマホの2画面表示はどんな時に使ったらいいのか分からないのですが。Twitterしながらヤフーニュースとか見ればいいのかな？
Xperia XZ2はXperia XZ1の5.2インチから5.7インチにサイズアップし横幅はそのままサイズを維持しつつ縦の高さだけ拡大したものになっています。
解像度はフルHD＋（2,160 x 1,080ピクセル）です。
| Xperia XZ2 | Xperia XZ1 | |
| ディスプレイ | 5.7インチ（2,160 x 1,080） | 5.2インチ（1,980 x 1,080） |
| サイズ | 153 x 72 x 11.1 mm | 148 x 73 x 7.4 mm |
| 重量 | 198g | 156g |
HDRに対応したトリルミナスディスプレイ for mobile（液晶）を搭載し画面はとてもキレイです。有機ELではなく普通の液晶ディスプレイですが色鮮やかです。
Xperia XZ2のスペック・性能
CPU・GPUも性能
Xperia XZ2はSnapdragon 845になって性能がXperia XZ1よりも約30〜40%ほど向上しています。Xperia XZ2、Xperia XZ1、iPhone 8、P20 liteのCPUの違いを比較してみました。
| モデル | Xperia XZ2 | Xperia XZ1 | iPhone 8 |
|---|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 845 | Snapdragon 835 | A11 Bionic |
| クロック周波数 | （ARM Cortex A75 2.8GHz × 4）+（ARM Cortex A55 1.8GHz × 4） | （Kryo 280 2.8GHz × 4）+（Kryo 280 1.8GHz × 4） | 2.39GHz（高性能2）+（高効率4） |
| GPU | Adreno 630 | Adreno 540 | Apple GPU 3コア |
| RAM | 4GB LPDDR4X | 2GB LPDDR4X | |
Snapdragon 845はXperia XZ2の後継機種であるXperia XZ3やGalaxy S9にも採用されている現行のフラグシップモデルにも搭載されているCPUプロセッサとなっています。Geekbench 4によるベンチマークスコアで性能を比較してみました。
| モデル | Xperia XZ2 | Xperia XZ1 | iPhone 8 |
|---|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 845 | Snapdragon 835 | A11 Bionic |
| シングルコア | 2311 | 1916 | 4276 |
| マルチコア | 8724 | 6622 | 10710 |
| GPU | 13022 | 8041 | 15407 |
Snapdragon 845はSnapdragon 835よりも大幅に性能が向上し、iPhone 8のA11 Bionicには一歩及ばないですがKiron 980やExynos 9810と同等の性能を持ったSoCとなっています。
Aututuによるベンチマークスコアも比較してみました。
| モデル | Xperia XZ2 | Xperia XZ1 | iPhone 8 |
|---|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 845 | Snapdragon 835 | A11 Bionic |
| トータル | 293130 | 211990 | 249142 |
| CPU | 93254 | 73493 | 98372 |
| GPU | 125665 | 82513 | 89850 |
| UX | 64132 | 48108 | 50673 |
| MEM | 10079 | 7876 | 10247 |
AuTuTuによるスコアだとSnapdragon 845はSnapdragon 835よりも40%ほど性能が高く、A11 Bionicよりも20%ほど高いスコアとなっています。
体感速度はあまり違いを感じないですがグラフィックス処理など高負荷時の快適性はSnapdragon 845のXperia XZ2のほうが使いやすくなっています。
ちなみに、2022年のスマホと比較するとSnapdragon 845はSnapdoragon 695 5Gを搭載したXperia 10 IVと同等性能となっています。
実際の動作速度
iPhone 8とXperia XZ2でGoogle Chromeの画面表示速度を実際に並べて比較してみました。
意外にもiPhone 8よりもXperia XZ2の方が画面の切り替わりが早く素早く表示できます。
CPUの性能はXperia XZ2よりもiPhone 8の方が上ですが、RAMの容量が多いことやOSの違いが影響を及ぼしているのかもしれません。
Xperia XZ2 カメラのスペック・画質
リアカメラの画質
Xperia XZ2の広角カメラは1,920万画素（1/2.3型）のイメージセンサーとf/2.0のレンズを搭載しています。
| モデル | Xperia XZ2 Premium | Xperia XZ2 | Xperia XZ1 | iPhone 8 |
|---|---|---|---|---|
| 画素数 | 1920 + 1220万画素（ソニー製1/2.3型 Exmor RS for mobile） | 1920万画素（ソニー製1/2.3型 Exmor RS for mobile） | 1200万画素 | |
| レンズ | f/1.6 + f/1.8 | f/2.0 | f/1.8 | |
| 手ぶれ補正 | – | 光学式手ぶれ補正 | ||
上位のXperia XZ2 Premiumはダブルカメラとなっていますが、Xperia XZ2はシングルカメラですが1,920万画素のメインカメラを搭載し高精細な写真を撮影できるようになっています。
Xperia XZ2とiPhone 8で金沢市を一望できるところから撮影をしてみました。
どちらも綺麗に撮影できるのでどっちがより精細に撮影できているかわかりません。ということで、一部分を拡大表示してみましょう。
iPhone 8のメインカメラは1200万画素のイメージセンサーなので画素数だけで見ればXperia XZ2の1,900万画素には及びません。
しかし、それでも細かいところまでしっかり表現できているようにみえます。
Xperia XZ2は1900万画素の高画素センサーによって、さらに細かいところまで表現できているようです。iPhone 8でぼやけて見えている部分がくっきりはっきり表現されている感じでしょうか。
天気が良かったというのもありますがXperia XZ2はとても色鮮やかな綺麗な写真を撮影することができます。
AIカメラを搭載しているわけではありませんが、シーンを自動的に判別して綺麗に色合いを調整してくれる機能が搭載されているので、青空は青、木々などの植物は緑といった感じでメリハリのある写真を撮ることができます。
被写体に寄った時の背景のボケ具合があまり綺麗ではないように見えますが、とても高精細な写真を片手で気軽に撮影することが可能となっています。
Xperia XZ2はf/2.0の明るめのレンジを搭載しているので暗いところや夜間も綺麗な写真を撮ることができます。
ただし、iPhone 8のように光学式手ぶれ補正機能は非搭載なので手ブレを起こしてしまうことがあるので、しっかりと構えて撮影する必要があります。
Xperia XZ2とiPhone 8で撮影したこの写真の入り口の部分を拡大して見ましょう。
iPhone 8は大きなノイズが目立ち徐行の看板もぼやけてしまっていますが、Xperia XZ2で撮影した画像はノイズが少なくて看板の文字もなんとなく形になるほど表現できています。
iPhoneのカメラは大きな画面で見るとノイズが多かったりディテールのないのっぺりとした写真が多いですが、Xperia XZ2はディテールを保ちながらノイズを抑えて大きな画面で写真を見返しても違和感が少ないです。
ライトアップされた兼六園の看板を撮影してみましたが、iPhone 8は完全に白とびしてますがXperia XZ2は白とびせずキレイに撮影できています。
iPhone XSならスマートHDRを駆使して白とびさせずに撮影できますがiPhone 8には少し難しかったようです。
兼六園の雪吊りのライトアップも綺麗に撮影できます。
手ブレしないように構えて撮影をしていますが、手持ちでも夜間撮影は十分にすることができます。
夜でも顔認識してくれるので人物撮影も問題ないでしょう。ただし、Xperia XZ2の顔認識の追尾速度があまり速くはないので慣れが必要になるのかなと思います。
フロントカメラは500万画素に
Xperia XZ1のフロントカメラは1,300万画素の広角画角に対応していましたが、Xperia XZ2は500万画素のいたって普通のカメラにスペックダウンしてしまいました。女性向けのXperia XZ2 Compactのフロントカメラも広角カメラが廃止されているので、あまり評判が良くなかったんでしょうかね。
その他の使い勝手
イヤホン・ヘッドフォンの音質が良い
さすがソニーのスマホです。Xperia XZ2はオーディオ周りの音質がとても良いです。
Apple Musicなどの音楽ストリーミングサービスも音質も良くてついつい聴き入ってしまいますね。
Xperia XZ2はXperia XZ1と同じように高音質技術が盛り込まれたスマホとなっています。
- DSEE HX：圧縮音源をハイレゾ相当の解像度にアップスケール
- LDAC、aptX HD：転送速度が速い規格でワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を楽しめる
- ハイレゾ + デジタルノイズキャンセリング：ハイレゾ音源を臨場感あるサウンドで楽しめる。（有線時のみ）
Xperia XZ2は有線接続でハイレゾ対応のヘッドホンでハイレゾサウンドを楽しむことができるようになっています。ワイヤレスでもハイレゾ相当の音質を聴けるLDACやaptX HDという規格に対応しているので高音質なサウンドを気軽に楽しむことができます。
ただし、3.5mmヘッドフォンジャックを廃止してしまったのでハイレゾサウンドを楽しむにはUSB-Cの変換アダプタを使う必要があるのが少し残念なところです。
ワイヤレス充電に対応した
Xperia XZ2はワイヤレス充電に対応しました。なので、サードパーティ製のQi対応の充電器を使うことでケーブルレスで充電できるようになりました。
PS4 リモートプレイができる
Xperia XZ2はGoogle Playに公開されているPS4 Remote PlayというアプリをインストールすることでPS4・PS4 Proとのリモートプレイが可能となっています。
PS4 Remote Playを使ってPS4をリモートプレイできるのはXperiaだけなので、PS4をスマホで楽しみたい方はXperiaを選ぶメリットは大きいのではないでしょうか。
こちらの動画はXperia XZ3とPS4を使ってリモートプレイをしたものです。Xperia XZ2ではないですが、同じスナドラ845を搭載しているので同じ感じでプレイできるのかなと思います。
PS4の操作は画面上に表示されるソフトウェアコントローラーを使いますが、PS4のDUALSHOCK4をBluetoothで接続して使うこともできるのでスマホだから操作性が悪いということはありません。
Xperia XZ2のディスプレイ解像度はフルHD＋と高解像度なので画面は小さいですが綺麗なPS4のグラフィックスを余すこと表示することが可能となっています。
Xperia XZ2 レビュー・評価：まとめ
Xperia XZ2は細かいところがイマイチだと感じる部分がありますが、基本性能はXperia XZ3とほぼ同じです。
- 5.7インチ 液晶（2,160 × 1,080）ディスプレイ
- Snapdragon 845 + 4GB + 64GBストレージ
- ハイレゾオーディオ、LDAC、aptX HDに対応
- IP68防水防塵（水深1.5m30分耐えれる）
- おサイフケータイ（Felica）に対応
- USB-C、ワイヤレス充電に対応
- ワンセグ・フルセグ視聴が可能
- サイズ：153 × 72 × 11.1 mm、198g
5年以上も前の端末ですがほぼ全部入りのスマホなんですよね。Snaodragon 845なので2022年のミドルクラスの性能は持ってますしカメラも普通に撮影可能です。
- メインカメラの位置がイマイチ（指被りする）
- 指紋認証センサーの位置が下すぎて使いにくい
- テーブルに置くとクルクルと回って安定しない
- 3.5mmヘッドフォンジャックが廃止された
- フロントカメラの画素数が500万画素に
ただ、さすがに古い端末なのでバッテリー劣化してると思うので中古で1万円だとしても電池持ちはあまり期待できないでしょう。あくまで本当に費用を抑えたいならアリです。
なお、現在のXperiaはXperia 1 IV、Xperia 5 IV、Xperia 10 IVが販売されていてローエンドモデルとしてXperia Ace IIIがあります。
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