Xperia どれを選ぶ?違いを比較

ソニーのスマートフォンの最新エクスペリア(Xperia)はハイエンド、ミドルレンジ、エントリーモデルがあってどれがいいか迷いますよね。

しかも、Xperiaは旧型も販売継続しているので意外とラインナップが多くどのXperiaにするか選び甲斐があります。

Xperiaを選ぶ上においてと「Xpeiraで何をしたいのか」、「どんな使い方をしたいのか」、「購入費用予算はどれくらいか」で判断できるので自分に合った端末を探し出しましょう。

おすすめのXperiaを簡単にまとめました。2024年1月現在、最新のモデルはXperia 1 VXperia 5 VXperia 10 Vの3機種となっています。

Xperiaシリーズの違い
Xperi 世代 特徴 価格
PRO-I 2021年
ハイエンド
1型センサーで画質を重視した大画面高性能モデル。 9.9万円
1 V 2023年
ハイエンド
広角カメラが次世代センサーになったモデル 19.4万円
1 IV 2022年
ハイエンド
光学ズーム望遠カメラの大画面高性能モデル 12.4万円
1 III 2021年
ハイエンド
可変式望遠カメラを搭載した大画面高性能モデル
5 V 2023年
ハイエンド
2眼カメラの高性能小型モデル 13.9万円
5 IV 2022年
ハイエンド
単焦点望遠カメラを搭載した高性能小型モデル 8.9万円
5 III 2021年
ハイエンド
可変式望遠カメラを搭載した高性能小型モデル 4.9万円
1 II 2020年
ハイエンド
大画面高性能モデル
5 II 2020年
ハイエンド
高性能小型モデル
10 V 2023年
ミドル
普及モデル 5〜7万円
10 IV 2022年
ミドル
普及モデル 3〜6万円
ACE III 2022年
エントリー
低価格モデル 1〜2万円

1世代前のXperia 1 IVXperia 5 IVだけでなく2世代前のXperia 1 IIIXperia 5 IIIも継続販売されて意外と迷うところなんですよね。

ということで、この記事ではソニーのスマホ・Xperiaシリーズのサイズ・性能・カメラ・価格の違いを比較してどれがいいかおすすめを紹介していきます。

Xperiaを買いたいけどどれがいいか分からない、迷ってる方は参考にどうぞ!

Xperiaの特徴とスペックを比較

ソニーのスマホ・Xperia(エクスペリア)シリーズはハイエンド・ミドルレンジ・エントリーの3つの性能・価格のモデルがあって2020年〜2022年のモデルが購入できます。

Xperiaシリーズの違い
Xperia PRO 1 5 10 Ace
特徴 4K大画面ハイエンド、カメラ画質特化 4K大画面ハイエンド 小型ハイエンド 小型ミドル 低価格
動作速度 快適に使える それなりに使える 普通に使える
カメラ トリプル(最高画質) トリプル(高画質) トリプル シングル
価格 9.9万円 10〜20万円 7〜13万円 3〜6万円 1〜3万円

6.5インチのXperia 1 VXperia PRO-I、6.1インチのXperia 5 VXperia 10 V、5.5インチのXperia Ace IIIの5機種が最新のモデルとなっています。

型落ちモデルとして、Xperia 1 IVXperia 10 IVXperia 1 IIIXperia 5 IVも継続販売してるので、費用をとにかく抑えるなら少し前のモデルも良い選択肢となります。

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Xperia 1より以前のモデルはXperia XZ3Xperia XZ2 Compactがあって、世代は古いですがハイエンドのSoCチップでそれなりに使えるので中古で安く買うならいいかもしれません。

Xperiaは21:9縦長ディスプレイを採用

Xperiaシリーズは2019年モデルのXperia 1を皮切りに21:9の縦長ディスプレイを搭載したのが特徴でXperia 5、Xperia 10も同じように21:9の比率のディプレイを採用しています。

(低価格モデルのXperia Ace IIIは19:9の画面比率を採用)

21:9と18:9の画面比率の違い
21:9と18:9の画面比率を比較

一般的なスマートフォンの画面比率は(19.5:9 〜 20:9)が多い中でXperiaは映画のシネスコサイズに合わせた21:9でAmazonプライムビデオやNetflixなど映画画角のまま視聴できるのが特徴です。

映画だけでなく縦に長くて横に長い画面を活かせる2画面表示で表示領域が広くて情報が探しやすいので画面が見やすく操作しやすいのもいいですよ。

Xperiaの2画面表示
2画面表示

2画面表示機能はAndroidスマホなら他メーカーでも普通に使える機能ですが21:9のディスプレイのXperiaなら2つのアプリを同時起動しても広い画面でコンテンツを表示できます。

YotTubeを見ながらTwitterをしても画面が狭いと感じることがないのでとても便利ですよ。

サイドボタン式指紋認証を搭載している

Xperiaシリーズはサイドボタン式指紋認証を搭載しているので、登録した指をボタンに触れるだけで画面ロック解除ができます。

Xperiaの指紋認証センサー
サイドボタン式指紋認証

2019年のXperia 1、5はボタンではなく指紋認証センサーで認証精度がイマイチでしたが、2020年のマークIIシリーズよりボタン式の指紋認証センサーを採用しています。

(以前のXZシリーズもボタン式の指紋認証センサーを採用していた。)

Xperiaシリーズは顔認証は対応していません。指紋は使えるのでマスクしててもどこでも使えますが、自宅などボケーっとしてるときに顔認証できないのは少し不便かもですね。

Xperia 1シリーズ

Xperia 1 VとXperia 1 IV
Xperia 1 IV

Xperia 1は2019年にXperia XZ3の後継機種として発売されたモデルで2020年にXperia 1 II、2021年にXperia 1 III、2022年にXperia 1 IV、2023年6月に最新のXperai 1 Vが発売したハイエンドペリアです。

→ 最新のXperia 1 Vを詳しく見る

プロ向けのXperia PRO-IはXperia 1 IIIがベースとなっています。

Xperia 1 スペック
モデル Xperia 1 V
Xperia 1 V
Xperia 1 IV
Xperia 1 IV
Xperia PRO-I
Xperia 1 III
Xperia 1 III
Xperia 1 II
Xperia 1 II
サイズ
解像度
6.5インチ(3,840 × 1,644ピクセル)
画面 4KHDR 有機EL
120Hz
4KHDR 有機EL
擬似90Hz
SoC Snapdragon 8 Gen 2 Snapdragon 8 Gen 1 Snapdragon 888 5G Snapdragon 865 5G
メモリ 12 / 16GB 12GB 8GB
ストレージ 256 / 512GB 256GB 128GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
レンズ ZEISS T*コーティング ZEISS Tessar T* ZEISS T*コーティング
Dual PDセンサー 広角・超広角・望遠 広角
AF/AE演算 60fps(広角 / 超広角 / 望遠) 60fps(広角)
30fps(超広角 / 望遠)
高速連写 30コマ/秒(広角 / 超広角 / 望遠) 20コマ/秒(広角 / 超広角 / 望遠) 20コマ/秒(広角)
10コマ/秒(超広角 / 望遠)
広角 2層積層型
48MP(1/1.35型)・ƒ/1.9
12MP(1/1.7型)・ƒ/1.7 12MP(1/1.7型)・ƒ/1.7 20MP(1型)実質12MP(1/1.32型)
ƒ/2.0 ⇄ 4.0
12MP(1/1.7型)・ƒ/1.7
超広角 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2
望遠 光学3.5倍〜5.2、12MP(1/3.5型)ƒ/2.3〜ƒ/2.8 光学2.9倍⇄4.4、12MP(1/2.9型)ƒ/2.3⇄ƒ/2.8 光学2倍、12MP(1/2.9型)ƒ/2.4 光学3倍、12MP(1/3.4型)ƒ/2.4
3D
AIに変更
3D iTOF
インカメラ 1220万画素・ƒ/2.0 800万画素・ƒ/2.0
オーディオ エンクロージャー型フロントステレオ
アンプ強化
エンクロージャー型フロントステレオ ステレオ
Wi-Fi Wi-Fi 6E(a/b/g/n/ac/ax) Wi-Fi 6(a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth 5.3 5.2 5.1
通信 5G(Sub-6・ミリ波) 5G(Sub-6)
バッテリー 5,000mAh 4,500mAh 4,000mAh
ポート USB-C、3.5mmオーディオジャック
モニター入力 対応
サイズ 165 × 71 × 8.3mm 165 × 71 × 8.2mm 166 × 72 × 8.9mm 165 × 71 × 8.2mm 166 × 72 × 7.9mm
重量 187g 211g 188g 181g
カラー ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン ブラック、アイスホワイト、パープル フロストブラック フロストブラック、フロストパープル、フロストグレイ ブラック、ホワイト、パープル
価格 公式:194,700円
ドコモ:218,680円
au:210,240円
ソフトバンク:198,000円
公式:149,600円
ドコモ:190,872円
au:192,930円
ソフトバンク:199,440円
公式:119,900円 公式:108,000円
ドコモ:154,400円
au:178,800円
ソフトバンク:188,640円
中古:7万円前後
OS Android 13 Android 12 → 13 Android 11 → 13 Android 11 → 13 Android 10 → 11
発売日 2023年6月16日 2022年6月3日 2021年12月15日 2021年7月9日 2020年5〜6月

Xperia 1シリーズ、Xperia PRO-Iはどのモデルも6.5インチの21:9シネマワイドディスプレイを搭載し使用感・操作感はどれを選んでも違いはないですが、Xperia PRO-Iは筐体が少しゴツくて大きいです。

Xperia 1 V・1 IV・PRO-I

当然ながら新しいモデルの方が高性能なSoCを搭載し性能が良いですしカメラの画質も向上しているので快適にスマホを使いたいならXperia 1 Vがおすすめです。

リアカメラはいずれもトリプルカメラ仕様ですが、Xperia 1 Vは新世代の4800万画素 2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」で広角カメラの画質と雰囲気が大きく向上しています。

Xperia 1 V・Xperia PRO-I リアカメラ
Xperia 1 V・Xperia PRO-I

Xperia PRO-Iはソニーの高級デジカメRC100VIIの2010万画素(1型センサー)のExmor RSを採用し高画質を実現しレンズもガラスモールドを採用し世代が古いのでスペックは1 Vには及ばないですがカメラの画質はまだまだ負けてないモデルです。

また、Xperia 1 V、1 IV、1 IIIはペリスコープ望遠レンズを採用した望遠にこだわったモデルで物撮りにも使えるカメラに仕上がっていて、個性的なペリスコ望遠が欲しいなら1シリーズがおすすめです。

Xperia PRO-Iは単焦点レンジの標準カメラですが画質は自然でキレイなので標準画角でポートレート撮影をすることが多いならXperia PRO-Iはおすすめのモデルとなります。

Xperia 1シリーズ、Xperia PRO-Iは6.5インチの大きい縦長ディスプレイで2画面でアプリをながら操作したい、ゲームも快適に楽しみたいならおすすめのモデルとなります。

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Xperia 5シリーズ

Xperia 5 V
Xperia 5 V

Xperia 5は2019年に発売されたコンパクトハイエンドモデルで、2020年にXperia 5 II、2021年にXperia 5 III、2022年にXperia 5 IV、2023年にXperia 5 Vが発売となりました。

Xperia 5 スペック
モデル Xperia 5 V
Xperia 5 V
Xperia 5 IV
Xperia 5 IV
Xperia 5 III
Xperia 5 III
Xperia 5 II
Xperia 5 II
サイズ
解像度
6.1インチ(2,520 × 1,080ピクセル)
画面 HDR 有機EL(50%明るい)
60 / 120Hz
HDR 有機EL
60 / 120Hz
SoC Snapdragon 8 Gen 2 Snapdragon 8 Gen 1 Snapdragon 888 5G Snapdragon 865 5G
メモリ 8 / 12GB 8GB
ストレージ 128 / 256GB 128GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
レンズ ZEISS T*(ティースター)
Dual PDセンサー 広角・超広角 広角・超広角・望遠 広角
AF/AE演算 60fps(広角 / 超広角) 60fps(広角 / 超広角 / 望遠) 60fps(広角)
30fps(超広角 / 望遠)
高速連写 30コマ/秒(広角 / 超広角) 20コマ/秒(広角 / 超広角 / 望遠) 20コマ/秒(広角)
10コマ/秒(超広角 / 望遠)
広角 48MP(1/1.35型)・ƒ/1.9 12MP(1/1.7型)・ƒ/1.7
超広角 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2
望遠 光学2.5倍、12MP(1/3.5型)ƒ/2.4 光学2.9倍⇄4.4、12MP(1/2.9型)ƒ/2.3⇄ƒ/2.8 光学3倍、12MP(1/3.4型)ƒ/2.4
3D
インカメラ 1200万画素・ƒ/2.0 800万画素・ƒ/2.0
スピーカー フロントステレオ(新アンプ) フロントステレオ(音圧強化) フロントステレオ
Wi-Fi Wi-Fi 6E(a/b/g/n/ac/ax) Wi-Fi 6(a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth 5.3、LE Audio 5.2、LE Audio 5.2 5.1
通信 5G(Sub-6)
バッテリー 5,000mAh 4,500mAh 4,000mAh
ワイヤレス Qi対応
ポート USB-C、3.5mmオーディオジャック
モニター入力 対応
サイズ 154 × 68 × 8.6mm 156 × 67 × 8.2mm 157 × 68 × 8.2mm 158 × 68 × 8.0mm
重量 182g 172g 168g 163g
カラー ブラック、ホワイト、ブルー ブラック、エクリュホワイト、グリーン フロストブラック、フロストシルバー、グリーン、ピンク ブラック、グレー、ピンク、ブルー
価格 139,700円 99,000円
中古:6〜7万円
79,200円
中古:5〜6万円
中古:3〜5万円
OS Android 13 Android 12 → 13 Android 11 → 12 Android 10 → 11
発売日 2023年10月 2022年10月 2021年11月12日 2020年10〜11月

いずれのモデルも6.1インチの21:9の縦長有機ELディスプレイで使用感はほぼ同じですが世代の新しいXperia 5 VはSnapdragon 8 Gen 2を搭載した高性能モデルです。

Xperia 5 Vは完全フラットデザインを採用し角張った筐体デザインになってガッチリした雰囲気のスマホに生まれ変わっています。

発熱も抑えられていますし画面も明るくて内蔵スピーカーの音質が向上しバッテリー持ちも良いので扱いやすいスマホに進化しましたが、Xperia 5 Vはリアカメラが広角と超広角のデュアルカメラになったところは注意すべきところです。

Xperia 5 V・Xperia 5 IV
Xperia 5 V・Xperia 5 IV

Xperai 5 IVは2.5倍(60mm)の単焦点望遠レンズを、Xperia 5 IIIは可変式(70 – 105 mm)のペリスコープレンズで尖ったスペックだったので面白みがありました。

とはいえ、Xperia 5 Vの広角カメラはXperia 1 Vと同じ48MPの高画素センサーを搭載し広角カメラで望遠画角を賄うことができるので、ある程度の望遠画角であれば画質を維持しています。

Xperia 5シリーズは6.1インチのディスプレイを採用しつつ本体横幅を抑えることで片手で使えるコンパクトハイエンドモデルで性能を妥協したくないけど小さめのスマホが欲しい方におすすめとなっています。

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Xperia 10シリーズ

Xperia 10 V
Xperia 10 V

Xperia 10は元々は世界市場のみで販売してましたが日本市場は2019年にXperia 8、2020年にXperia 10 II、2021年にXperia 10 III、2022年にXperia 10 IV、2023年7月にXperia 10 Vが発売します。

Xperia 10 スペック
モデル Xperia 10 V
Xperia 10 V
Xperia 10 IV
Xperia 10 IV
Xperia 10 III
Xperia 10 III
Xperia 10 II
Xperia 10 II
サイズ
解像度
6.1インチ 6.0インチ
解像度 2,520 × 1,080ピクセル
ディスプレイ 有機EL
60Hz
HDR 有機EL
60Hz
有機EL
60Hz
SoC Snapdragon 695 5G Snapdragon 690 5G Snapdragon 665
メモリ 6GB 4GB
ストレージ 128GB 64GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
広角 4800万・ƒ/1.8 1200万・ƒ/1.8 1200万・ƒ/2.0
超広角 800万・ƒ/2.2
望遠 ×2 800万・ƒ/2.2 800万・ƒ/2.4
インカメラ 800万画素・ƒ/2.0
スピーカー フロントステレオ フロントモノラル
Wi-Fi Wi-Fi 5(a/b/g/n/ac)
Bluetooth 5.1
モバイル通信 5G(Sub-6) 4G LTE
バッテリー 5,000mAh 4,500mAh 3,600mAh
ポート USB-C、3.5mmオーディオジャック
サイズ 155 × 68 × 8.3mm 153 × 67 × 8.3mm 154 × 68 × 8.3mm 157 × 69 × 8.2mm
重量 159g 161g 169g 151g
カラー ブラック、ホワイト、ラベンダー、セージグリーン ブラック、ホワイト、ミント、ラベンダー(ドコモ) ブルー、ピンク、ブラック、ホワイト、イエロー(ドコモ) ブラック、ホワイト、ミント、ブルー(ドコモ)
価格 7万円前後 7万円前後 5万円前後 2〜3万円
OS Android 13 Android 12 → 13 Android 11 → 12 Android 10 → 11
発売日 2023年7月 2022年7月 2021年5〜6月 2020年5〜6月

Xperia 10シリーズは画面サイズが上位の5シリーズとほぼ同じ6.0インチの縦長ディスプレイを搭載しつつ、性能と価格を抑えたミドルレンズスマホとなっています。

Xperia 10 IV・Xperia 10 V
Xperia 10 IV・Xperia 10 V

とはいっても、カメラは望遠カメラを含むトリプルカメラ仕様を搭載しておりXperia 10 Vは4800万画素の高画素センサーを搭載しそれなりにカメラも楽しめるようになりました。

スペックはSnapdragon 695 5Gですがブラウジング、SNS、ちょっとしたゲームをするくらいなら十分使える性能を持っていますし片手操作もできる扱いやすいスマホに仕上がっています。

重たいゲームをプレイすることがない、カメラの画質もあまりこだわりがない、費用を抑えたいならミドルレンジのXperia 10 V、Xperai 10 IVはおすすめのモデルです。

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Xperia Aceシリーズ

Xperia Ace III
Xperia Ace III

Xperia Aceシリーズは日本市場にのみ販売されている端末で、2019年にXperia Ace、2021年にXperia Ace II、2022年にXperia Ace IIIが発売となりました。

ディスプレイの比率は21:9ではなく一般的なスマホと同じなので縦長ディスプレイが苦手でコンパクトにやすいスマホが欲しい方におすすめです。

Xperia Aceシリーズ
Xperia Ace スペック
Xperia Ace III Ace II Ace
サイズ 5.5インチ 5.0インチ
解像度 1,496 × 720ピクセル 2,160 × 1,080ピクセル
パネル 液晶ディスプレイ(60Hz)
SoC Snapdragon 480 5G MediaTek Helio P35 Snapdragon 630
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
広角 1300万・ƒ/1.8 1300万・ƒ/2.0 1200万・ƒ/1.8
深度 200万・深度カメラ・ƒ/2.4
インカメラ 500万画素・ƒ/2.2 800万画素・ƒ/2.0 800万画素・ƒ/2.4
オーディオ モノラルスピーカー
Wi-Fi Wi-Fi 5(a/b/g/n/ac)
Bluetooth 5.1 5.0
通信 5G(Sub-6) 4G LTE
バッテリー 4,500mAh 2,760mAh
ポート USB-C、3.5mmオーディオジャック
サイズ 140 × 69 × 8.9mm 140 × 67 × 9.3mm
重量 162g 159g 154g
カラー ブラック、グレー、ブルー、ブリックオレンジ ブラック、ホワイト、ブルー ブラック、ホワイト、パープル(
価格 1.1〜3.5万円 0.5〜2万円 中古1〜1.7万円
OS Android 12 Android 11 → 12 Android 9 → 10
発売日 2022年6月 2021年5〜6月 2019年6月

Xperia Aceシリーズは初代は性能の高いモデルでしたが、Xperia Ace II以降はコンパクトなボディに性能と価格を抑えたエントリー向けのエクスペリアになっています。

Xperia Ace III

スペックはとりあえずブラウジング、SNSするなら使える性能は持っています。とくにXperia Ace IIIはSnapdragon 480 5Gを搭載したことでまともに使える性能に進化しています。

ドコモ、au、UQ mobile、ワイモバイルでも買えるので手に入れやすいメリットもあります。

Xperia PRO-I

Xperia 1 Ⅲの上位モデルとしてXperia PRO-Iというカメラの性能を大幅に向上したモデルもあります。

基本スペックはXperia 1 Ⅲと同じで6.5インチの4Kディスプレイ、Snapdragon 888、12GBメインメモリを搭載しストレージ容量は512GBと大容量となって写真、動画をたくさん撮影できるように強化しています。

Xperia PRO-I スペック
ディスプレイ 6.5インチ(3,840 × 1,644ピクセル)
4K HDR 有機ELディスプレイ
120Hzリフレッシュレート
SoC Snapdragon 888 5G
メインメモリ 12GB
ストレージ 512GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
リアカメラ 広角:1220万画素(1.0型)・ƒ/2.0
超広角:1220万画素・ƒ/2.2
望遠:1220万画素・光学2.1倍・ƒ/2.4
インカメラ 800万画素・ƒ/2.0
オーディオ エンクロージャー型ステレオスピーカー
通信性能 Wi-Fi 6(802.11ax)、Bluetooth 5.2、5G通信(Sub-6・ミリ波)
バッテリー 4,500mAh
防水防塵 IP68
NFC Felica対応(おサイフケータイ)
SIMカード デュアルSIM(nanoSIM)
ポート USB-C(3.2 Gen2)、3.5mmオーディオジャック、ワイヤレス充電非対応
サイズと重量 166 × 72 × 8.9mm・211g
価格 SIMフリー:198,000円
発売日 2021年12月15日

Xperia PRO-Iはリアカメラに1.0型の大型センサーを搭載した広角カメラを搭載しスマホとは思えないくらい高精細で雰囲気のある写真を撮影できるプロモデルとなっています。

PRO-I、1 IV、1 III、1 II 本体比較
PRO-I、1 IV、1 III、1 II

本体のデザインもスレッドの入ったスタイルでホールド感が向上し動画専用のボタンも搭載し、Video Pro動画専用アプリで動画配信もリアルタイムでできるようにもなっています。

世代としてはXperia 1 IIIと同じですが望遠よりも広角カメラの画質にこだわりたいならXperia PRO-Iはいい選択肢となります。価格も値下げされて14万円くらいで買えます。安くなりました。

Xperiaのサイズを比較

Xperiaはシリーズによって画面サイズが異なります。

Xperiaシリーズの画面サイズ比較
画面サイズ比較
画面サイズ
  • Xperia PRO-I:6.5インチ
  • Xperia 1:6.5インチ
  • Xperia 5:6.1インチ
  • Xperia 10 V:6.1インチ
  • Xperia 10 IV以前:6.0インチ
  • Xperia Ace:5.5インチ

Xperia Aceシリーズと旧世代のXperia以外は21:9の縦長のディスプレイを搭載しているので、シネマワイドの映画をフルサイズで楽しめますし、PUBGモバイルなどのFPSゲームに適しています。

Xperia PRO-I、1、5、10は独自機能のサイドセンスによって片手でアプリの切り替えが可能です。

Xperia サイドセンス
サイドセンス機能

さらに、2画面表示機能も広い表示領域で情報収集も可能です。

Xperia 2画面表示機能
2画面表示機能

YouTubeの画面をしっかりと確保しながらTwitterやブラウジングができるので、マルチタスクでスマホを使うことが多い方にとっては使いやすい端末でし。

Xperia 1は6.5インチの大型ディスプレイを搭載していますが、他社メーカーのスマホと比べると本体の横幅が抑えられているので意外と片手で操作できてしまいます。

Xperiaシリーズ 画面サイズ比較
画面サイズ比較

Xperia 5、Xperia 10は68mmに横幅が抑えられていて完全んい片手操作ができるのでコンパクトにスマホを扱いたいという方におすすめできる端末となっています。

しかも、縦長なので2画面表示もしっかり使うことができます。

Xperiaの性能・動作速度を比較

Xperia 1、Xperia 5はどちらもハイエンドのSoC(システム・オン・チップ)を搭載しているので快適な動作速度となっています。

世代が新しいモデルの方がより処理速度が早いですが、2019年のXperia 1でも2021年のミドルレンジのXperia 10 IIIよりも性能は高くなっています。

Antutuで性能差を比較するとこんな感じです。

Snapdragon 8 Gen 2のXperia 1 Vはかなり高性能で発熱も抑えられるので安定感抜群ですが、それなりの性能でいいならSnapdragon Gen 1のXperia 1 IVXperia 5 IVでも十分ですね。

SoCの性能をAntutu(V10)で比較してみました。

Xperia 性能差
Xperia 1 V・5V 1 IV・5 IV 1 III・5 III・PRO-I 1 II・5 II 10 V・10 IV Ace III
SoC SDM 8 Gen 2 SDM 8 Gen 1 SDM 888 5G SDM 865 5G SDM 695 5G SDM 480 5G
RAM 12 / 16GB 12 / 16GB 12GB
8GB
8GB 6GB 4GB
トータル 1377515 999263 778128 741299 463890 389850
CPU 350002 293465 168195 236784 153724 134392
GPU 573146 324043 288674 194509 103060 85469
MEM 200133 200058 142703 140848 100006 94075
UX 254234 181697 178556 169158 107100 85914

ミドルの695 5Gとハイエンドの865 5Gは2世代離れていますがハイエンドとミドルの壁は分厚く、1.7倍ほど性能差で意外と発熱しないのでゲームを長時間プレイするのに適しています。

Xperiaを快適に使うならSnapdragon 8シリーズのXperia 1シリーズ、Xperia 5シリーズがおすすめですが、ミドルのXperia 10 Vでもそれなりに快適に使えます。

エントリー向けのXperia Ace IIIはSnapdragon 480 5Gになったことで性能が向上しXperia 10 IIIに近い性能になったのでブラウジング、SNSなら普通に快適に使えるスペックを持っています。

Xperiaのカメラを比較

Xperia PRO-I、Xperia 1、Xperia 5、Xperia 10ともにトリプルカメラ、Xperia Ace IIIはシングルカメラを搭載しています。(5 Vはデュアルカメラ)

Xperia リアカメラ比較

基本的にハイエンドのXperia 1とXperia 5は世代ごとに同じカメラを搭載し画質もほぼ同じなのでXperia 1/5シリーズ・Xperia 10・Xperia Aceで画質と性能が違う認識でいいでしょう。

Xperiaのカメラ比較
モデル Xperia 5 V Xperia 1 V Xperia 1 IV Xperia 1 III
Xperia 5 III
Xperia PRO-I Xperia 1 II
Xperia 5 II
Xperia 10 V Xperia 10 IV
Xperia 10 III
Xperia 10 II
Xperia Ace III
レンズ ZEISS T*コーティング ZEISS Tessar T* ZEISS T*コーティング 標準
アプリ Photo Pro
Video Pro
Cinema Pro
Photo Pro
Cinema Pro
Photo Pro
Video Pro
Cinema Pro
Photo Pro
Cinema Pro
標準カメラ
標準カメラ
広角 2層積層型
48MP(1/1.35型)・ƒ/1.9
12MP(1/1.7型)・ƒ/1.7 12MP(実質1.32型)・ƒ/2.0 ⇄ 4.0 12MP(1/1.7型)・ƒ/1.7 48MP(1/2型)・ƒ/1.8 12MP(1/2.8型)・ƒ/1.8 13MP(1/3型)・ƒ/2.0
超広角 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2 8MP(1/4型)・ƒ/2.2
望遠 12MP(1/3.5型)
光学3.5〜5.2倍
ƒ/2.3〜ƒ/2.8
12MP(1/2.9型)
光学2.9 ⇄ 4.4倍
ƒ/2.3 ⇆ƒ/2.8
12MP(1/2.9型
光学2倍・ƒ/2.4
12MP(1/3.4型
光学3倍・ƒ/2.4
8MP(1/4.4型)
光学2倍・ƒ/2.4
3D iTOF(Xperia 1シリーズのみ)
AF リアアルタイム瞳AF
リアルタイムトラッキング
リアアルタイム瞳AF
高速撮影 全カメラ
30コマ/秒
全カメラ
20コマ/秒
広角20コマ/秒
超広角10コマ/秒
望遠10コマ/秒
10コマ/秒 ??
AF/AE演算 全カメラ
60回/秒
広角60回/秒
超広角30回/秒
望遠30回/秒
30回/秒 ??
インカメラ 1200万画素・ƒ/2.0 800万画素・ƒ/2.0

Xperia 1 V / 5Vは次世代のセンサーとなる新開発の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を世界で初めて搭載しています。

source:Sony

センサーサイズが1.7倍大型化し2層型センサーによってフォトダイオードの拡大により1画素あたりの集光量を最大化しより高感度・低ノイズ撮影が可能となります。

各ピクセルを2つのフォトダイオードに分割して位相差AFでオートフォーカスの速度が高速で正確さを実現するDP(デュアルフォトダイオード)センサーとなっています。

source:Sony

DPはXperia 1 V / 5V、1 IV / 5 IV、1 III / 5 IIIは全カメラに搭載、Xperia 1 II、5 IIは広角と超広角カメラで採用し世代の新しいモデルになればなるほどオートフォーカス速度、精度が向上しています。

望遠カメラは1V、1 IVは光学ズームができるペリスコープレンズ、1 III、5 IIIは可変式のペリスコープレンズを搭載しています。5 Vは非搭載で5 IVは一般的な単焦点レンズとなっています。

ハイエンドの世代間による画質の差

Xperiaのハイエンドシリーズは世代間でカメラの画質が微妙に異なります。とくにXperia 1 V / 5 Vは次世代の新型センサーを採用し広角カメラの画質が向上しています。

とくに暗所撮影における解像感が高くなって黒い部分のディテールもしっかり残して撮影が可能です。

1200万画素から4800万画素の高画素センサーになったことでXperia 1 Vはズーム2倍で撮影しても高精細に表現できるのも魅力です。

広角・超広角・望遠カメラの解像感、色合いの違いをXperia 1 IV、1 III、1 IIの3機種で比較して見ました。

Xperia 1 IV 広角カメラで公園を撮影
1 IV:広角カメラ
Xperia 1 III 広角カメラで公園を撮影
1 III:広角カメラ
Xperia 1 II 広角カメラで公園を撮影
1 II:広角カメラ

広角カメラはいずれも1220万画素(1/1.7型)のイメージセンサーにF/1.7のレンズを搭載してるため基本的に同じ画質で撮影が可能です。

Xperia 1/5 広角カメラ画質比較
部分拡大

ただ、処理が異なるのか色合いが少し異なり最新のXperia 1 IVはより高精細な写真に仕上がっています。(といっても、ほぼ誤差レベルですが。)

超広角カメラもいずれも1220万画素(1/2.55型)のセンサーにF/2.2のレンズを搭載しています。

Xperia 1 IV 広角カメラで公園を撮影
1 IV:超広角カメラ
Xperia 1 III 広角カメラで公園を撮影
1 III:超広角カメラ
Xperia 1 II 広角カメラで公園を撮影
1 II:超広角カメラ

ただ、なぜかXperia 1 IIIが最もぼやっとした画質になって1 IV、1 IIの方が解像感の高い写真に仕上がる傾向があります。謎です。

Xperia 1/5 超広角カメラ画質比較

Xperia 1 IIは以前はもう少し解像感に乏しい写真に仕上がる傾向がありましたが、いつしかのアップデートによりカメラの画質が改善したのかもしれません。

望遠カメラはXperia 1 VとXperia 1 IVが1220万画素(1/3.5型)のペリスコープレンズの光学ズームに対応したカメラを搭載しています。

Xperia 1 V 望遠カメラで夜の街を撮影
1 V:望遠カメラ(×5.2)

スペックは同じですがXperai 1 Vはレンズ組み立て時にキャリブレーションをして精度出しをしAIの重ね合わせ合成技術によって解像感が向上しています。

Xperia 1 IV 望遠カメラで夜の街を撮影
1 IV:望遠カメラ(×5.2)

Xperia 1 IIIが1220万画素(1/2.9型)のペリスコープレンズ、1 IIが1220万画素(1/3.4型)の単焦点レンズですがセンサーの性能があまり良くないので1 III以降のモデルと比べると画質はイマイチです。

Xperia 1 III 望遠カメラで公園を撮影
1 III:望遠カメラ(×4.4)
Xperia 1 II 望遠カメラで公園を撮影
1 II:望遠カメラ(×3)

ペリスコープ望遠レンズはライトの光の表現が煌びやかで華やかになるので個人的にはXperia 1 V、1 IV、1 IIIはとてもいいですね。

超解像ズーム12.5倍でXperia 1 V、1 IV、1 IIIで画質を比較しました。

Xperia 1 V、1 IV、1 III 望遠カメラの画質比較

センサーサイズが1/2.9型と大きいXperia 1 IIIの解像感は高いですが、Xperia 1 Vもレンズの精度とソフトウェアの向上によってXperia 11 IVより高精細な表現が可能となっていますね。

また、ペリスコープ望遠レンズを搭載しているXperia 1 V、1 IV、1 III、5 IIIは最短撮影距離が短く被写体に寄って撮影できるので物撮りも可能です。

このような撮影は標準的な望遠カメラを搭載しているXperia PRO-I、Xperia 5 IVでは難しいです。

Xperia 1 V、1 IV、5 IV、1 III、5 III、10 IV、PRO-Iは通常のデジタルズームだけでなく超解像AIズームで高精細な画質で写真を撮影が可能です。

光学の2.9倍望遠カメラ、広角カメラを2.9倍ズームし超解像AIズーム、デジタルズームで比較をすると、光学望遠カメラの画質が最もキレイですが、超解像ズームでデジタルズームでも解像感の高い画質となってます。

ハイエンドとミドル カメラの画質の差

ハイエンド(1/5シリーズ)とミドル(10シリーズ)でどれくらい画質に差があるのか比較してみます。2021年のXperia 1 III、2022年のXperia 10 IVで比較して見ました。

Xperia 1 III 広角カメラで水道の蛇口を撮影
Xperia 1 III 広角
Xperia 10 IV 広角カメラで水道の蛇口を撮影
Xperia 10 IV 広角

やっぱ違いますね。10 IVの広角カメラは1200万画素(1/2.8型)の小さいセンサーなので背景のボケ量が小さくHDRの処理も弱めとなって白トビ気味となっています。

夜もナイトモードならそれなりに白トビを抑えて撮影できますが、数秒間の撮影時間がかかるだけでなく画質はハイエンドのXperia 1 IIIの方が上となっています。

Xperia 1 III 広角カメラで夜の街を撮影
Xperia 1 III 広角
Xperia 10 IV 広角カメラのナイトモードで夜の街を撮影
10 IV 広角 ナイトモード

超広角カメラも夜だと10 IVは通常撮影だと白トビし解像感のない写真になってしまうので、ナイトモードを使っての撮影が基本となってしまうでしょう。

Xperia 1 IV 超広角カメラで夜の街を撮影
Xperia 1 IV 超広角
Xperia 10 IV 超広角カメラのナイトモードで夜の街を撮影
10 IV 超広角ナイトモード

ハイエンドとミドルのカメラの差は大きいですね。

Xperia 1 IV 望遠カメラで夜の街を撮影
Xperia 1 IV 望遠×3.5
Xperia 10 IV 望遠カメラのナイトモードで夜の街を撮影
10 IV 望遠×2 ナイトモード

Xperia 1 IVの方がよりズームして撮影できるだけでなく画質も上で暗いところだけでなく明るいところでの撮影も基本的にハイエンドのXperia 1シリーズ、5シリーズの方が良くなっています。

なお、動画撮影についてもXperia 10 IVよりもXperia 1 IV、5 IV、5 III、5 IIの方がクオリティの高くなっています。

色鮮やかさだけでなく、手ぶれ補正もしっかり抑えられているので、写真だけでなく動画撮影をすることが多いのならミドルレンジよりもハイエンドを選ぶのがおすすめです。

Xperia 10 IIIとXperia 5 IIの比較は動画でもしています。→ YouTube | シンスペース


Xperiaの内蔵スピーカーの比較

ハイエンドのXperia 1、Xperia 5シリーズはステレオスピーカー、Xperia 10、Xperia Aceシリーズはモノラルスピーカーなので、音楽や映画の視聴やゲームをするならハイエンドモデルがおすすめです。

いずれのモデルもフロントスピーカーで画面の目の前から音が鳴る感じですが、1 V、1 IV、1 III、5 V、5 IVはエンクロージャー化により本体共振がなく引き締まったクリアなサウンドを楽しめます。

Xperia オーディオ比較
Xperia 1 V
5 V
1 IV
5 IV
1 III 5 III
1 II
5 II
10 IV
10 III
Ace III
スピーカー フルステージフロントステレオ(エンクロージャー) フロントステレオ モノラル
アンプ 新型
ハイレゾ LDAC、aptX Adaptive LDAC
アップスケール DSEE Ultimate DSEE HX DSEE Ultimate
LE audio 対応 ×

また、圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングしてくれるDSEEは最新モデルは「Ultimate」になってAIを使ってより高精度にハイレゾ化してくれるのでWF-1000XM4などハイエンドイヤホンで迫力のサウンドを楽しめます。

Xperiaの充電方式

Xperiaシリーズは全てのモデルがUSB-Cポートを搭載していてUSB-Cケーブルを使って充電することになって、上位モデルはQiワイヤレス充電にも対応しています。

Xperia 充電方式
Xperia 1 V
5 V
1 IV
5 IV
1 III
1 II
5 III
5 II
10 IV
10 III
Ace III
有線充電 USB-Cポート
ワイヤレス充電 Qi(ワイヤレス)
おすそわけ充電 対応

Xperia 10シリーズはワイヤレス充電ができませんが、現役のXperia 1シリーズ、5シリーズはワイヤレス充電に対応しリバース充電も使うコトができます。

最大15WのQi充電に対応してるので生活環境からケーブルを消し去りたいならXperia 1 VやXperia 5 Vなどハイエンドモデルを選びましょう。

Xperiaはどれがいい?おすすめはコレ

カメラスマホが欲しい → Xperia 1 V

カメラの画質を重視した最高峰のXperiaが欲しいならXperia 1 Vがおすすめです。PROの冠を持ってるXperia PRO-IよりもXperia 1 Vの方がカメラの画質が上です。

次世代の2層型センサーはやはり強いです。解像感が高くなってAIの合成技術が進化し従来モデルよりも艶やかな写真に仕上げてくれますし暗所撮影にも強くなっています。

望遠カメラのペリスコープレンズのスペックは1 IVと同じですが精度が向上して画質が向上しています。子どもらの表現もよくなってるのでトータルでXperia 1 Vのカメラは1 IVよりも大きく進化しています。

SoCにSnapdragon 8 Gen 2を搭載し性能が向上し発熱も抑えられてスマホとしての使い勝手もXperia史上最強のモデルなので最高峰が欲しいならXperia 1 Vがおすすめです。

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費用を抑えて高性能なの → Xperia 1 IV

操作感でいうと1世代前のXperia 1 IVもまだまだ大丈夫です。Xperia 1 Vと比べると性能、カメラの画質は劣るものの、ハイエンドのXperiaには代わりなので十分使えます。

Xperia 1 IV
Xperia 1 IV

基本的に出来ることは最新のXperia 1 Vと同じです。ただ、少し発熱がしやすい傾向があったり、長時間の動画撮影が苦手だったりするのでその辺りは考慮する必要があります。

また、1世代前のモデルですが最新のオーディオ規格のLE audioにも対応するので費用を抑えながらペリスコープ望遠のあるXperiaが欲しいならXperia 1 IVがおすすめです。

Xperia 1 Vが発売になってXperia 1 IVは値引き販売されていて各キャリアで割引販売してるので意外と安く購入できますよ。

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高性能大画面で広角重視 → Xperia PRO-I

Xperia 1 IIIと迷っていて望遠よりも広角カメラの画質を重視するならXperia PRO-Iがおすすめです。世代は1 IIIと同じで1 IVよりも古いですが十分快適に使えるモデルとなっています。

Xperia PRO-I
Xperia PRO-I

広角カメラに1.0型のイメージセンサー(実質1/1.3型)を搭載し雰囲気ある写真撮影できます。広角においてはXperia 1 IVよりもキレイで雰囲気ある撮影ができます。

望遠カメラも50mm(×2)とポートレートで使いやすい画角で普段使いは1 IVや1 IIIよりも使いやすいカメラです。(ただし、撮影後にラグが発生してモタツキが出ることも)

価格もこなれてきて99,000円で手に入れますし512GBのストレージ容量でこの価格なら納得できるかもしれません。

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高性能小型で人物撮影重視 → Xperia 5 V

6.1インチの小型Xperiaで高性能なモデルが欲しいならXperia 5 Vがおすすめ。Snapdragon 8 Gen 2で性能が高くて片手で操作可能でとにかく使いやすいモデルです。

望遠カメラがないですが48MP高画素センサーの広角カメラで2〜6倍のズームができるので普段用途においては十分使えるスペックを持っています。

ポートレートモード(ぼけ効果)の精度も自然になって前ボケの表現も可能になったので人物撮影のポートレート撮影するならいいかもしれません。

6.1インチの片手で操作できるサイズ感が欲しいならXperia 5 Vはおすすめです。完全フラットデザインですっきりとした見た目がとてもいいですね。

Xperia 5 V 正面デザイン

内蔵スピーカーもエンクロージャー型のフロントステレオスピーカーにXperia 1 Vと同じ新型アンプを搭載してリアリティのあるサウンドを視聴できます。

価格が14〜15万円と少し高めなのが気になりますが片手操作できるハイエンドスマホとしてXperia 5 Vは良き選択肢になるはずです。

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高性能小型で費用の安さ重視 → Xperia 5 IV

費用を抑えたい、片手操作ができるハイエンドXperiaが欲しいなら1世代前のXperia 5 IVがいいでしょう。

Xperia 5 IV
Xperia 5 IV

Snapdragon 8 Gen 1を搭載してるので普段使いだけでなくゲームもそれなりにプレイ可能です。ただし、発熱しやすいので負荷にかかるアプリを長時間使うのには適してないです。

そして、Xperia 5 Vで廃止となった望遠カメラをしっかり搭載しているので望遠画角の撮影を少ししたいならXperia 5 IVの方がいいです。

単焦点レンズの60mm(×2.5倍)になって標準的なスペックですが、子どもなど家族や猫ちゃん、ワンちゃんを撮影するには丁度いい画角で撮影しやすいですよ

端末価格も値下げされて99,000円で買うコトができて、イオシスの未使用品でも62,800円で販売してるのでコストパフォーマンスはとても良きモデルです。

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大画面で費用抑える → Xperia 1 III

価格と性能のバランスを考慮すると2021年のハイエンドモデルのXperia 1 IIIがおすすめです。価格も13万円に値下げされてるので手にしやすくなってきてます。

Xperia 1 III
Xperia 1 III

Xperia 1 IIIも望遠カメラにペリスコープレンズを搭載したハイエンドモデルで2.9倍(70mm)と4.4倍(105mm)で可変式となっています。

1 IVの85mmよりもポートレート寄りの画角なので人物撮影もしやすいので人を撮影することが多いなら1 IVよりも1 IIIの方がおすすめです。

内蔵スピーカーの音質も1 IV並に良いですし性能と価格のバランスは意外と取れてるので6.5インチの大画面4KディスプレイのXperiaで性能高いの欲しいなら選択肢としてアリです。

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高性能小型で費用を抑えたい → Xperia 5 III

片手操作と性能を重視しつつペリスコープ望遠カメラが欲しいならXperia 5 IIIがおすすめです。最新の5 IVの望遠カメラはペリスコ望遠廃止になったのでペリスコ欲しいならコレです。

Xperia 5 III
Xperia 5 III

基本スペックはXperia 1 IIIと同じでSnapdragon 888 5Gを搭載し120Hzのリフレッシュレートにも対応しゲームも満足いくレベルでプレイが可能です。

Xperia 5 IIIの望遠カメラは1 IIIとほぼ同じでペリスコープレンズを搭載し、2.9倍(70mm)と4.4倍(105mm)で可変式となっていて、ポートレート撮影にも適しています。

内蔵スピーカーの音質はそれなりでワイヤレス充電に対応していないなど5 IVよりも劣るところはありますが、価格は99,000円とハイエンドとしては安いのでおすすめです。

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安いハイエンドな大画面が欲しい → Xperia 1 II

ミドルレンジ並の価格でハイエンドな大画面なモデルが欲しいなら2020年のハイエンドモデルXperia 1 IIがおすすめです。

Xperia 1 II
Xperia 1 II

カメラもカールツァイスT*コーティングのトリプルレンズを搭載していますし基本性能は10 IVよりも圧倒的に上なので「最新モデル」にこだわりがないなら1 IIはアリです。

ただし、Androidのバージョンは12で止まっています。新品販売も終了してるので基本的に中古で手に入れることになります。

とはいえ、5万円くらいで買えたりするのでとにかく安く大画面のXperiaが欲しいならありですね。ミドルのXperia 10 IVと同じくらいの価格でSnapdragon 865 5Gを搭載したハイエンドスマホが買えます。

小型ハイエンドで費用抑える → Xperia 5 II

Xperia 5 IIは6.1インチの片手操作できる2020年のハイエンドモデルで現在は販売は終了していますが中古で5万円くらいで買うことができます。

Xperia 5 Ⅱ
Xperia 5 Ⅱ

1 IIの小型版ですが120Hzのリフレッシュレートの有機ELディスプレイもしっかり搭載し、ペリスコ望遠カメラのない5 IVに似てるというか似ています。

ペリスコ望遠がいらないなら5 IVではなく5 IIでもいいかも?って思えるくらい十分に使えるスペックを持っており原神も普通に遊べます。

むしろ、発熱しにくいので5 IVよりも長時間プレイには敵してる可能性すらあります。(→詳しくはYouTubeのシンスペースチャンネルで比較しています。)

Androidのアップデート問題はありますが、1 IIよりも5 IIの方が個人的にはおすすめです、

Xperia 5 IIはこちら

4〜6万円で安く買う → Xperia 10 V

最新モデルが欲しいけどハイエンドは高くてどうしようって方は2023年のミドルレンジのXperia 10 Vまたは2022年のXperia 10 IVがおすすめです。

Xperia 10 V・10 IV
Xperia 10 V・10 IV

Xperia 10 Vは6.1インチの縦長有機ELディスプレイを搭載しフラットなデザインになって小型で軽量なので操作しやすいモデルでめちゃくちゃ軽いです。

また、Snapdragon 695 5Gを搭載しブラウジング、SNS、ちょっとしたゲームなら十分動くスペックは持ってるので普段使いのスマホとしてはちょうど良い端末なんですよね。

何よりもデザインがフラットでマット調でいいでよね。見た目はハイエンドのXperiaっぽく見えますしとにかくコンパクトにスマホを使うならXperia 10 Vはおすすめです。

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ソニー公式ストアでSIMフリーモデルが販売されています。Amazonのストアからも購入可能です。

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Xperia 10 Vはこちら

また、1世代前のXperia 10 IVもまだまだ使えます。基本スペックは10 Vと同じですし問題ないでしょう。

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3〜4万円でめちゃ安く買う → Xperia 10 III

もっと安くXperiaを手に入れたいなら2021年のミドルレンジモデル・Xperia 10 IIIがおすすめです。

Xperia 10 III
Xperia 10 III

ハイエンドモデルと比べると性能不足な感じはありますが、メッセージ、ブラウジング、Twitter、YouTubeを見るくらいなら十分な性能があって普通に楽しめます。

また、Xperia 10 IVで非対応となった4K撮影が10 IIIなら可能でHDR再生にも対応してるので、意外にもこちらの方が性能が高い部分もあったりします。

ただし、カメラの画質が思うほどよくない、レスポンスがよくないなどのデメリットもあるのでカメラをあまり使わないけど縦長ディスプレイのスマホが欲しいならXperia 10 IIIはおすすめです。

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2〜3万円でもっと安く買う → Xperia Ace III

さらにもっと、もっと安くXperiaが欲しい、縦長ディスプレイは少し苦手という方は2022年のエントリーモデル・Xperia Ace IIIがおすすめです。

Xperia Ace III
Xperia Ace III

Xperia Ace IIは動作が遅くて少しストレスがありましたが、Xperia Ace IIIは普通に使うなら十分快適に動かせるようになったので費用を抑えたい方にはおすすめです。

ただし、ディスプレイは暗いので外で使うことが多いならXperia Ace IIIではなくXperia 10 IVを選ぶのがいいです。

Xperia Ace IIIはこちら

Xperia おすすめはどれ?:まとめ

Xperiaはラインナップが豊富なので幅広い層に向けてそれぞれに適した端末を選ぶことができるので、スマホに何を求めるかで決めることができるでしょう。

Xperia おすすめ機種:まとめ
  • 高性能で望遠カメラ重視 → Xperia 1 IV
  • 高性能で広角カメラ重視 → Xperia PRO-I
  • 高性能で丁度いいモデル → Xperia 1 III
  • 片手操作できて高性能なモデル → Xperia 5 IV
  • 片手操作できて丁度いいモデル → Xperia 5 III
  • キャリアで安く買う → Xperia 10 IV
  • 費用をとにかく抑える → Xperia Ace III

ローエンドからハイエンドまで価格の幅も広いのでiPhoneよりも選択肢の幅があるので選びやすいのはあります。

型落ちモデルでも良いならハイエンドモデルを8万円前後で手に入れることもできますし、小型ハイエンドが良いならXperia 5 IIIも良い選択肢になるのかなと思います。

費用をとにかく抑えたいならXperia Ace IIIがおすすめです。他のモデルと比べると動作速度はそれなりですが、スマホとしてはしっかり使えるスペックを持っています。