ソニーのスマートフォン・Xperia(エクスペリア)シリーズにはハイエンドモデル、ミドルレンジモデル、エントリーモデルがありますが、どの端末を選ぶべきかは使い方、何をしたいのか、かける費用はどれくらいなのかで選ぶことができます。

ということで、ソニーのスマホ・Xperiaシリーズのサイズ・性能・カメラ・価格の違いを比較してどのモデルを選ぶべきか書きたいと思います。Xperiaの購入を検討している方は参考にしてみてください。

ソニー Xperia(エクスペリア)特徴

ソニーのスマホ・Xperia(エクスペリア)シリーズはハイエンド・ミドルレンジ・エントリーの3つの性能・価格帯のモデルがあり、現在販売される端末としては最新の2021年モデルと2020年モデルから選べるようになっています。

Xperiaシリーズの違い
シリーズ Xperia 1 Xperia 5 Xperia 10 Xperia Ace
特徴 4K対応大型画面ハイエンド 小型ハイエンド 小型ミドルレンジ 低価格
動作速度 快適に使える それなりに使える 普通に使える
カメラ トリプルカメラ(画質がいい) トリプルカメラ シングルカメラ
価格 10〜15万円 7〜10万円 3〜5万円 0.5〜2万円

2021年の最新モデルはXperia 1 III、Xperia 5 III、Xperia 10 IIIXperia Ace IIの4機種ありますが、Xperia 5 IIIは日本市場ではまだ未発表のため2021年8月現在、最新のモデルはXperia 5 IIとなっています。

国内専用モデルとしてXperia Ace IIがありますが、今は一部のMVNOでしか購入ができないXperia 8というモデルもあります。

Xperia 1以前のモデルはXperia XZ3Xperia XZ2 Compactなどがあり、これらのモデルはハイエンドのSoCチップを搭載しているので、まだ現役で使える性能を持っており中古でかなり安く手に入れることもできます。

Xperiaは21:9縦長ディスプレイを採用

Xperiaシリーズは2019年モデルのXperia 1を皮切りに21:9の縦長ディスプレイを採用しているのが特徴となっており、Xperia 5、Xperia 10も同じように21:9の比率のディプレイを搭載しています。(低価格モデルのXperia Ace IIは19:9の画面比率を採用)

21:9と18:9の画面比率の違い
21:9と18:9の画面比率の違い

一般的なスマートフォンの画面比率は(19.5:9 〜 20:9)になっていることが多いですが、Xperiaは映画のシネスコサイズに合わせた21:9となっています。そのため、 AmazonプライムビデオやNetflixなどで配信されてる映画の画角をそのまま楽しむことができます。

映画だけでなく縦に長い、横に長い画面を活かすことができる2画面表示で表示領域が広く、そう探しやすいというメリットもあります。

2画面表示機能はAndroidスマホなら他メーカーでも普通に使える機能ではありますが、21:9のディスプレイを搭載しているXperiaなら2つのアプリを同時起動しても広い画面でコンテンツを表示させることができ、YotTubeを見ながらTwitterをしても画面が狭いと感じることはありません。

サイドボタン式指紋認証を搭載している

Xperiaシリーズはサイドボタン式指紋認証を搭載しているので、登録した指をボタンに触れるだけで画面ロック解除ができます。

2019年モデルのXperia 1、5はボタンではなく指紋認証センサーでしたが認証精度があまり良くないという問題もあって2020年モデルのXperia 1 II、Xperia 5 II、Xperia 10 IIよりボタン式の指紋認証センサーになっています。(以前のXZシリーズもボタン式の指紋認証センサーを採用していた。)

なお、Xperiaシリーズは指紋認証に対応していますが顔認証には対応していません。

指紋は使えるのでマスクをしていても、どこでも使うことはできますが自宅などボケーっとしてるときに顔で認証することはできないのは少し不便を感じるかもしれません。

Xperia 1シリーズ

Xperia 1 III
Xperia 1 III

Xperia 1は2019年にXperia XZ3の後継機種として発売されたモデルで、2020年にXperia 1 II、2021年にXperia 1 IIIが発売となったハイエンドモデルとなっています。プロ向けのXperia Proというモデルもありますが、これはXperia 1 IIがベースとなっています。

Xperia 1 スペック
モデル Xperia 1 III Xperia 1 II Xperia 1
サイズ
解像度
6.5インチ(3,840 × 1,644ピクセル)
ディスプレイ 4KHDR 有機EL
120Hz
4KHDR 有機EL
擬似90Hz
4KHDR 有機EL
60Hz
SoC Snapdragon 888 5G Snapdragon 865 5G Snapdragon 855
メインメモリ 12GB 8GB 6GB
ストレージ 256GB 128GB 64GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
リアカメラ カールツァイスレンズ
全カメラ:DPセンサー
カールツァイスレンズ・広角・超広角:DPセンサー 広角カメラ:メモリー積層型センサー
広角 1220万・ƒ/1.7
超広角 1220万・ƒ/2.2
望遠 1220万・光学2.9倍ƒ/2.3 ⇆ 光学4.4倍切替・ƒ/2.8・AIズーム 1220万・光学3倍・ƒ/2.4 1220万・光学2倍・ƒ/2.4
3D 3D iTOF
インカメラ 800万画素・ƒ/2.0
オーディオ エンクロージャー型フロントステレオスピーカー フロントステレオスピーカー ステレオスピーカー
Wi-Fi Wi-Fi 6(a/b/g/n/ac/ax) Wi-Fi 5(a/b/g/n/ac)
Bluetooth 5.2 5.1 5.0
モバイル通信 5G(Sub-6・ミリ波) 5G(Sub-6) 4G LTE
バッテリー 4,500mAh 4,000mAh 3,200mAh
ポート USB-C、3.5mmオーディオジャック USB-C
モニター入力 対応
サイズ 165 × 71 × 8.2mm 166 × 72 × 7.9mm 167 × 72 × 8.2mm
重量 188g 181g 178g
本体カラー フロストブラック、フロストパープル、フロストグレイ(ドコモ) ブラック、ホワイト、パープル(ドコモ) ブラック、パープル、ホワイト(SB/au)、グレー(au)
価格 ドコモ:154,400円
au:178,800円
ソフトバンク:188,640円
ahamo:79,200円、中古:7万円前後 中古:5万円前後
OS Android 11 Android 10 → 11 Android 9 → 11
発売日 2021年7月9日 2020年5〜6月(SIMフリー版は10月30日) 2019年6月14日

Xperia 1シリーズはどのモデルも6.5インチの21:9シネマワイドディスプレイを搭載しているので使用感・操作感はどれを選んでも違いはほとんどありません。

とはいえ、新しいモデルの方が高性能なSoCを搭載していたり、カメラの画質が向上していたり、5Gに対応しているなど性能が単純に良いので、少しでも快適にスマホを使いたいなら最新のXperia 1 IIIを選ぶのがいいです。

2021年モデルのXperia 1 IIIは4K 120Hzに対応した世界初の有機ELディスプレイを搭載しており、トリプルカメラの望遠レンズも可変式のペリスコープカメラを採用するなど、とにかくハイエンドなモデルとなっています。

4K解像度の120Hzの滑らかディスプレイの操作性は圧巻ですし、カメラの画質もとても自然な描画できるのでカメラの画質に拘りたいという方におすすめのハイエンドスマホです。

ただし、端末価格が15万円とかなり高価なので、実用性と価格のバランスを考えると2020年モデルのXperia 1 IIがおすすめです。ahamoなら71,500円(機種変更は79,200円)で買うことができます。

2020年のXperia 1 IIは1世代前のモデルになりますが、4Kシネマワイドディスプレイ、カールツァイス製のレンズを採用したトリプルカメラを搭載しているので、とても雰囲気のある写真を撮影することができます。これが7〜8万円で買えてしまうのはコスパ最強といってもいいです。

Xperia 1は2世代前のモデルとなるので少し性能は劣りますが、4KシネマワイドディスプレイにハイエンドチップのSnapdragon 855を搭載しているので、2021年モデルのミドルレンジクラスのスマホよりも快適に使うことができるかと思います。

OSもAndroid 11に対応しているので最新の状態でスマホを使うことができます。ただし、今後のOSアップデートはセキュリティーアップデートのみになるかもです。

Xperia 5シリーズ

Xperia 5 II
Xperia 5 II

Xperia 5は2019年に発売されたコンパクトハイエンドモデルで、2020年にXperia 5 II、2021年にXperia 5 IIIが世界市場で発売が予定されております。

Xperia 5 スペック
モデル Xperia 5 III Xperia 5 II Xperia 5
サイズ
解像度
6.1インチ(2,520 × 1,080ピクセル)
ディスプレイ HDR 有機EL
120Hz
HDR 有機EL
120Hz
HDR 有機EL
60Hz
SoC Snapdragon 888 5G Snapdragon 865 5G Snapdragon 855
メインメモリ 8GB 8GB 6GB
ストレージ 256GB 128GB 64GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
リアカメラ カールツァイスレンズ
全カメラ:DPセンサー
カールツァイスレンズ・広角・超広角:DPセンサー 広角カメラ:メモリー積層型センサー
広角 1220万・ƒ/1.7
超広角 1220万・ƒ/2.2
望遠 1220万・光学2.9倍ƒ/2.3 ⇆ 光学4.4倍切替・ƒ/2.8・AIズーム 1220万・光学3倍・ƒ/2.4 1220万・光学2倍・ƒ/2.4
3D 3D iTOF
インカメラ 800万画素・ƒ/2.0
オーディオ エンクロージャー型フロントステレオスピーカー フロントステレオスピーカー ステレオスピーカー
Wi-Fi Wi-Fi 6(a/b/g/n/ac/ax) Wi-Fi 5(a/b/g/n/ac)
Bluetooth 5.2 5.1 5.0
モバイル通信 5G(Sub-6・ミリ波) 5G(Sub-6) 4G LTE
バッテリー 4,500mAh 4,000mAh 3,000mAh
ポート USB-C、3.5mmオーディオジャック USB-C
モニター入力 対応
サイズ 157 × 68 × 8.2mm 158 × 68 × 8.0mm 158 × 68 × 8.2mm
重量 169g 163g 164g
本体カラー ブラック、グリーン ブラック、グレー、ピンク、ブルー、パープル(ドコモ) ブルー、グレー、レッドブラック(ドコモ・au)
価格 未定 SIMフリー:10万円
中古:6〜9万円
SIMフリー:6万円
中古:4〜5万円
OS Android 11 Android 10 → 11 Android 9 → 11
発売日 日本未発表 2020年10〜11月 2019年10〜11月

2021年モデルのXperia 5 IIIは日本での発売は未定で現時点ではXperia 5 IIから選ぶことができるようになっています。

2020年モデルのXperia 5 IIは6.1インチの片手サイズのディスプレイを搭載しているだけでなく120Hzのリフレッシュレートにも対応、さらにカールツァイス製のレンズを採用したトリプルカメラを搭載してるので、まさにハイエンドコンパクトモデルとなってます。

キャリアでの購入もできますが、SIMフリー版がAmazonで販売されていたり、中古市場なら6〜9万円で販売されていたりもするので、かなりアリなモデルとなっています。片手の中に収まるハイエンドスマホとしては最高かも?

2019年モデルのXperia 5も6.1インチのシネマワイドディスプレイを採用した片手ハイエンドモデルです。世代が少し前ですが、ハイエンドチップのSnapdraogn 855を搭載ているので今でも十分快適に扱うことができる端末となっています。

中古でしか買うことができないですが、5万円前後で手に入れることができるので2021年モデルのミドルレンジスマホを買うくらいならXperia 5を選択肢に入れてもいいかも?

OSもAndroid 11に対応しているので最新の状態でスマホを使うことができます。ただし、今後のOSアップデートはセキュリティーアップデートのみになるかもです。

Xperia 10・8シリーズ

Xperia 10 III
Xperia 10 III

Xperia 10は元々は世界市場のみで販売されていたモデルで日本市場は2019年にXperia 8、2020年にXperia 10 II、2021年にXperia 10 IIが発売となりました。いずれのモデルも6インチの21:9の縦長ディスプレイを搭載しています。

Xperia 10/8 スペック
モデル Xperia 10 III Xperia 10 II Xperia 8
サイズ
解像度
6.0インチ(2,520 × 1,080ピクセル)
ディスプレイ HDR 有機EL
60Hz
有機EL
60Hz
液晶
60Hz
SoC Snapdragon 690 5G Snapdragon 665 Snapdragon 630
メインメモリ 6GB 4GB
ストレージ 128GB 64GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
広角 1200万・ƒ/1.8 1200万・ƒ/2.0
超広角 800万・ƒ/2.2
望遠 800万・光学2倍・ƒ/2.4 800万・光学2倍・ƒ/2.4
インカメラ 800万画素・ƒ/2.0
オーディオ フロントモノラルスピーカー モノラルスピーカー
Wi-Fi Wi-Fi 5(a/b/g/n/ac)
Bluetooth 5.1 5.0
モバイル通信 5G(Sub-6) 4G LTE
バッテリー 4,500mAh 3,600mAh 2,760mAh
ポート USB-C、3.5mmオーディオジャック
サイズ 154 × 68 × 8.3mm 157 × 69 × 8.2mm 158 × 69 × 8.1mm
重量 169g 151g 158g
本体カラー ブルー、ピンク、ブラック、ホワイト、イエロー(ドコモ) ブラック、ホワイト、ミント、ブルー(ドコモ) ブラック、ホワイト
価格 5万円前後 2〜3万円 1〜2万円
OS Android 11 Android 10 → 11 Android 9 → 10
発売日 2021年5〜6月 2020年5〜6月 2019年10月

Xperia 10/8シリーズは動作速度が少し遅めで快適に使うには程遠い端末となっていましたが、2021年モデルのXperia 10 IIIはSnapdragon 690 5Gに6GBのメインメモリを搭載したことで、かなり快適に動作するようになり、普段使いにおいては問題ない動作速度となっています。

トリプルカメラを搭載し幅広い写真撮影もできますし、5G通信にも対応しているので5万円くらいで片手サイズのそれなりに使えるXperiaを手に入れることができるのは大きなメリットとなっています。

2020年モデルのXperia 10 IIは動作速度が少しもっさりしてるので、とにかく安い価格で縦長ディスプレイのXperiaを手に入れたい方におすすめです。メッセージ、ブラウジング、YouTubeを見るくらいであれば十分使うことができる性能となっています。

ワイモバイルなら2.5万円くらいで手に入れることができますし、中古でもかなり安く販売されているのでかなり手頃な端末となっています。

Xperia 8は現在は中古で1〜2万円くらいで手に入れることができるので、Xperia 10 IIよりもさらに安く費用を抑えたいのなら選んでもいいかもしれません。Snapdragom 630を搭載しているため動作速度は少し厳しいかもしれないですね。

Xperia Aceシリーズ

Xperia Aceシリーズは日本市場にのみ販売されている端末となっており、ディスプレイの比率は21:9ではなく一般的なスマホと同じなので縦長ディスプレイが苦手でコンパクトにスマホを扱いたいという方におすすめのモデルです。

Xperia Ace スペック
モデル Xperia Ace II Xperia Ace
サイズ
解像度
5.5インチ(1,496 × 720ピクセル) 5.0インチ(2,160 × 1,080ピクセル)
ディスプレイ 液晶
60Hz
SoC MediaTek Helio P35 Snapdragon 630
メインメモリ 4GB
ストレージ 64GB
生体認証 サイドボタン式指紋認証
広角 1300万・ƒ/2.0 1200万・ƒ/1.8
深度 200万・深度カメラ・ƒ/2.4
インカメラ 800万画素・ƒ/2.0 800万画素・ƒ/2.4
オーディオ モノラルスピーカー
Wi-Fi Wi-Fi 5(a/b/g/n/ac)
Bluetooth 5.0
モバイル通信 4G LTE
バッテリー 3,600mAh 2,760mAh
ポート USB-C、3.5mmオーディオジャック
サイズ 140 × 69 × 8.9mm 140 × 67 × 9.3mm
重量 159g 154g
本体カラー ブラック、ホワイト、ブルー ブラック、ホワイト、パープル(
価格 0.5〜2万円 中古1〜1.7万円
OS Android 11 Android 9 → 10
発売日 2021年5〜6月 2019年6月

Xperia Ace IIはドコモ専売モデルとなっており新規契約、のりかえなら5,000円くらいで買うことができるドコモの格安スマホといっていいモデルです。

価格が安いので性能はかなり低いですが、メッセージ、ブラウジング、YouTubeを見るといった使い方であれば十分使うことができます。ただし、ディスプレイが暗いので明るいところで、とくに外で使うことが多い場合は選ばない方がいいでしょう。

ドコモでしか買うことができないですが、中古や新古品であればAmazon、楽天、Yahooショッピング、イオシスなどで販売されているので意外と購入はしやすい端末となっています。

Xperia Aceは2019年に発売されたコンパクトモデルです。性能が少し厳しくなってきてますがXperia Ace IIよりも画面解像度が高くて明るいので普段使いにおいては普通に使える端末となっています。

Xperiaのサイズを比較

Xperiaはシリーズによって画面サイズが異なります。

  • Xperia 1:6.5インチ
  • Xperia 5:6.1インチ
  • Xperia 10:6.0インチ
  • Xperia Ace Ⅱ:5.5インチ

Xperia Aceシリーズと旧世代のXperia以外は21:9の縦長のディスプレイを搭載しているので、シネマワイドの映画をフルサイズで楽しむことができ、PUBGモバイルなどのFPSゲームに適した画面となっています。

さらに、2画面表示機能も広い表示領域を得ることができます。

YouTubeの画面をしっかりと確保しながらTwitterやブラウジングができるので、マルチタスクでスマホを使うことが多い方にとっては使いやすい端末になっているのかなと感じます。

Xperia 1は6.5インチの大型ディスプレイを搭載していますが、他社メーカーのスマホと比べると本体の横幅が抑えられているので、意外と片手で使うこともできます。

Xperia 5、Xperia 10は68mmに横幅が抑えられてるため、完全なる片手操作ができるので、コンパクトにスマホを扱いたいという方にはおすすめできる端末となっています。しかも、縦長ディスプレイなので2画面表示もしっかり使うことができます。

Xperiaの性能・動作速度を比較

Xperia 1、Xperia 5はどちらもハイエンドのSoC(システム・オン・チップ)を搭載しているので快適な動作速度となっています。

世代が新しいモデルの方がより処理速度が早いですが、2019年のXperia 1でも2021年のミドルレンジのXperia 10 IIIよりも性能は高くなっています。

Antutuで性能差を比較するとこんな感じです。

Xperia 性能差
モデル Xperia 1 III・5 III Xperia 1 II・5 II Xperia 1・5 Xperia 10 III Xperia 10 II Xperia Ace II
SoC SDM 888 5G SDM 865 5G SDM 855 SDM 690 5G SDM 665 Helio P35
RAM 12GB
8GB
8GB 6GB 4GB
トータル 720000 635000 350000 345000 165000 105000
CPU 167000 182000 115000 110000 68000 38000
GPU 300000 210000 150000 76000 26000 15000
MEM 102800 102000 12000 63000 36000 27000
UX 151000 135000 67000 95000 35000 24800

Snapdragon 888を搭載している2021年のハイエンドモデルはどのスコアを見ても高くて性能が高くなっていますが、2020年モデルのハイエンドのSnapdrago 865も十分すぎる高性能なチップとなっています。

つまり、値下がりしているXperia 1 IIはかなりお買い得な端末になってるということですね。

Xperia 1のSnapdragon 855とXperia 10 IIIのSnapdragon 690はほぼおなじ性能といっていいですが、体感としてはやはりハイエンドのXperia 1の方が動作が速くて安定しているように思います。

スマホを快適に使いたいならSnapdragon 800シリーズのXperia 1シリーズ、Xperia 5シリーズがおすすめですが、Xperia 10 IIIであればミドルレンジでも十分快適に使うことができます。Xperia 10 II、Xperia Ace IIになると少し動作が遅くなってくるので快適性を重視する方には適していません。

なお、ゲームを楽しみたい方はハイエンドのXperia 1 III、Xperia 1 II、Xperia 5 IIがおすすめ。ゲームエンハイサーを搭載しているのでリフレッシュレートの設定、タッチ精度の調整ができます。Xperia 1 IIIならより細かい調整ができるようになっているので、ガチのゲーマーの方はいいでしょう。

Xperiaのカメラを比較

Xperia 1、Xperia 5、Xperia 10ともにトリプルカメラ、Xperia Ace IIはデュアルカメラを搭載しています。

基本的にハイエンドのXperia 1とXperia 5は世代ごとに同じカメラを搭載し画質もほぼ同じとなっているので、Xperia 1/5シリーズ・Xperia 10・Xperia Aceで画質、性能が変わりと見ていただければいいでしょう。

Xperiaのカメラ比較
モデル Xperia 1 III・5 III Xperia 1 II・5 II Xperia 1・5 Xperia 10 III・10 II Xperia Ace II
レンズ カールツァイス ソニー
特徴 全カメラ:DPセンサー
AI超解像ズーム
Photo Pro
Cinema Pro
広角・超広角:DPセンサー
Photo Pro
Cinema Pro
標準カメラアプリ
広角:メモリー積層型センサー
Cinema Pro、標準カメラアプリ
標準カメラアプリ
広角 1220万・ƒ/1.7 1200万・ƒ/2.0 1300万・ƒ/2.0
超広角 1220万・ƒ/2.2 800万・ƒ/2.2
望遠 1220万
光学2.9倍ƒ/2.3 ⇆ 光学4.4倍切替・ƒ/2.8
1220万・光学3倍・ƒ/2.4 1220万・光学2倍・ƒ/2.4 800万・光学2倍・ƒ/2.4
3D 3D iTOF 3D iTOF 200万画素・深度カメラ
インカメラ 800万画素・ƒ/2.0

DP(デュアルフォトダイオード)センサーはオートフォーカスの速度が高速なイメージセンサーで、Xperia 1 III、Xperia 5 IIIは全カメラに採用しており、Xperia 1 II、Xperia 5 IIは広角と超広角カメラで採用し、望遠カメラは一般的なセンサーとなっています。

ハイエンドの世代間による画質の差

Xperiaのハイエンドシリーズは世代間でカメラの画質が異なるので広角・超広角・望遠カメラの解像感、色合いの違いを2021年モデルのXperia 1 IIIと2020年モデルのXperia 1 IIで比較してみました。

広角と超広角カメラはどちらも同じDPセンサーを搭載しているので、解像感と色合いはほぼ同じといっていいでしょう。

望遠カメラはXperia 1 IIIはDPセンサーに置き換わったためXperia 1 IIよりも解像感が向上して色鮮やかな表現が可能となりました。

さらに、Xperia 1 IIIの望遠カメラは画角を切り替えることができる可変式ペリスコープカメラを搭載しており、光学4.4倍での撮影が可能となっています。Xperia 1 IIの望遠光学3倍 + デジタルズーム1.4倍で撮影したものです。

Xperia 1 IIIは色鮮やかになって画質が大きく向上しているのがわかります。光学4.4倍(105mm相当)の望遠画角で撮影しても画質は低下することはなく、迫力の写真を高倍率レンズで撮影することができます。

Xperia 1 IIは最大9倍ズームまで、Xperia 1 IIIは最大12.5倍までズームして撮影ができます。

同じ画角に合わせてみてもXperia 1 IIIの望遠カメラの画質が向上しています。

Xperia 1 IIIは通常のデジタルズームだけでなく超解像AIズームを搭載しより高精細な画質で写真を撮影できるようになっています。光学の2.9倍望遠カメラ、広角カメラを2.9倍ズームし超解像AIズーム、デジタルズームで比較をしてみました。

光学望遠カメラの画質が最もキレイですが、超解像ズームを使うことでデジタルズームでも解像感の高い画質に仕上げることができています。

ハイエンドとミドル カメラの画質の差

ハイエンド(Xperia 1・Xperia 5)とミドルレンジ(Xperia 10)でどれくらい画質に差が出てくるのかも比較してみたいと思います。ここで比較するのは2020年モデルのXperia 5 II、2021年のXperia 10 IIIとなっています。

Xperia 5 IIは1220万画素のDPセンサー、Xperia 10 IIIは1200万画素の一般的なセンサーを採用しているため、画質というか明るさ、処理の違いに大きな差が出ており、Xperia 10 IIIは全体的に暗い写真に仕上がることが多いです。

Xperia 5 IIはHDRの機能をしっかり活用することで白トビを抑えつつ自然な写真に仕上げることができます。

Xperia 10 IIIもHDRを使って写真を撮影できるのですが、効きがあまりよくない感じがしますね。

Xperia 5 IIは光学3倍の望遠カメラ、Xperia 10 IIIは光学2倍の望遠カメラを搭載しています。

Xperia 5 IIの方がよりズームして撮影できるだけでなく、画質も上となっています。暗いところだけでなく明るいところでの撮影もXperia 5 IIの方がキレイに撮影することができます。

なお、動画撮影についてもXperia 10 IIIよりもXperia 5 IIの方がクオリティの高くなっています。色鮮やかさだけでなく、手ぶれ補正もしっかり抑えられているので、写真だけでなく動画撮影をすることが多いのならミドルレンジのXperia 10 IIIよりもハイエンドモデルを選ぶのがおすすめです。

Xperia 10 IIIとXperia 5 IIの比較は動画でもしています。→ YouTube | シンスペース


Xperiaの内蔵スピーカーの比較

ハイエンドのXperia 1、Xperia 5シリーズはステレオスピーカーを搭載していますが、Xperia 10、Xperia Aceシリーズはモノラルスピーカーなので、ステレオで音楽を聴いたり、映画を楽しみたい、ゲームをするならハイエンドモデルを選ぶのがいいです。

世代によってステレオスピーカーの音質が異なるのですが、最新のXperia 1 IIIはエンクロージャータイプのスピーカーを採用したことで引き締まったサウンドになっています。また、対応している規格も異なります。

Xperia オーディオ比較
モデル Xperia 1 III・5 III Xperia 1 II・5 II Xperia 1・5 Xperia 10 III Xperia 10 II Xperia Ace II
スピーカー フルステージフロントステレオ フロントステレオ ステレオ フロントモノラル モノラル
空間オーディオ Dolby Atmos、360 Reality Audio、360 Spatial Sound Dolby Atmos、360 Reality Audio Dolby Atmos
ハイレゾ LDAC、aptX HD、FLAC、ALAC、DSD DSEE HX、LDAC
ハイレゾにアップスケール DSEE Ultimate DSEE HX DSEE Ultimate DSEE HX

Xperiaは圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングしてくれるDSEEを使うことができますが、DSEE UltimateはAIを使ってより高精度に音声をハイレゾ化してくれるので、高音質なイヤホンを使うことで迫力のあるサウンドを楽しむこともできます。

Xperiaの充電方式

XperiaシリーズはどのモデルもUSB-Cポートによる充電となりますが、Xperia 1 IIIとXperia 1 IIのみワイヤレス(Qi)による充電ができます。Xperia 5 III、Xperia 5 IIは同じくハイエンドモデルではありますが、ワイヤレス充電は非対応となっています。

生活環境からケーブルを消し去りたいと考えてるなら大画面モデルのXperia 1 IIIかXperia 1 IIを選ぶのがいいでしょう。

どのXperiaがおすすめか?

とにかく高性能なモデル:Xperia III

とにかく高性能なモデルを選ぶなら2021年のハイエンドモデルのXperia IIIがおすすめです。端末価格が15万円と高いだけあって、全てにおいて満足できる性能、操作感、カメラを手に入れることができます。

4K画質で120Hzのリフレッシュレートに対応したスマホはXperia 1 IIIだけですし、とにかく滑らかな操作感が素晴らしい。使っていて気持ちの良い端末となっております。

内蔵スピーカーの音質もXperiaシリーズで最もいい仕上がりとなっているので4Kディスプレイで映画を見たい方はおすすめです。Dolby Atmosとの相乗効果で立体感のある迫力のサウンドで楽しむことができます。

性能・価格のバランスで選ぶ:Xperia 1 II

性能・価格のバランスで選ぶなら2020年のハイエンドモデルXperia 1 IIがおすすめです。

Xperia 1 IIはキャリア販売は終了していますが、ahamoなら7〜8万円で手に入れることができますし、中古市場でも7万円前後で販売されているので、少しでも安く、ハイエンドのスマホが欲しいのならいい選択肢となります。

2020年のハイエンドモデルはまだまだ快適に使える性能を持った端末となっていますし、カメラの画質もXperia 1 IIIには及ばないものの十分な画質で撮影することができるので、バランスの整った端末になっているかと思います。

性能・操作性で選ぶ:Xperia 5 II

性能・操作性で選ぶなら2020年の小型ハイエンドモデル・Xperia 5 IIがおすすめです。

6.1インチのディスプレイサイズでありながらも縦長なので片手で操作できるので操作性はとてもいいです。さらに、Xperia 1 IIIと同じように120Hzのリフレッシュレートに対応していて滑らかに操作することができます。

価格・バランスで選ぶ:Xperia 10 III

価格・バランスで選ぶなら2021年のミドルレンジモデル・Xperia 10 IIIがおすすめです。

ハイエンドモデルのXperia 5 IIと比べると性能不足を感じてしまいますが、メッセージ、ブラウジング、Twitter、YouTube、ちょっとしたゲームであれば十分な性能を持っているので普通に楽しむことができます。

多くの方はXperia 10 IIIで満足することができるでしょう。ただし、カメラの画質が思うほどよくない、レスポンスがよくないなどのデメリットもあります。カメラにあまりこだわりがないのであればXperia 10 IIIはいい選択肢になります。

価格で選ぶなら:Xperia Ace II

価格の安さで選ぶなら2021年のエントリーモデル・Xperia Ace IIがおすすめです。

ドコモを使っていてとにかく安い費用でXperiaを使いたい方はXperia Ace IIを選んでいいと思います。動作速度は遅めではありますが、一般用途においてはちゃんと動きますし、カメラもしっかり撮影できますし、なぜかカメラのレスポンスはXperia 10 IIIよりもいいくらいです。

ただし、ディスプレイは暗いので外で使うことが多いならXperia Ace IIではなくXperia 10 IIIを選ぶのがいいです。

他にも旧型ならXperia 10 II、Xperia 8という選択肢もあります。この2機種はそこまで古いモデルではなく1〜2万円くらいで今も手に入れることができます。

また、XZシリーズで少し前までドコモオンラインショップで販売していたXperia XZ3もいいかもですね。ハイエンドチップのSnapdragon 845を搭載してるのでまだそれなりに使えて中古で2万円前後で買うことができます。

ただ、長く使うことを考えてるならXperia 1よりも新しいモデルを選ぶのがいいです。