この記事ではTP-LinkのWi-Fiルーターの比較をしおすすめ機種をまとめています。
TP-LinkのWi-Fiルーターは豊富なラインナップから生活スタイルに合わせたモデルを選ぶことができますが、種類が多すぎてどれがいいのか迷います。
実際に僕自身もTP-Linkのルーターを数多く使ってきてますが「どれがいいんだろうな..」となってしまうこともあります。
ただ、使う環境によって最適なWi-Fiルーターを選べるので、この記事ではTP-LinkのWi-Fiルーターを比較していってどの機種がいいのか、適してるのか見ていきます。
TP-LinkのWi-Fiルーター どれががいい?
まず、結論から。TP-LinkのおすすめのWi-Fiルーターは以下の7機種です。
- Archer AX3000:省スペースでマンションに
- Archer AX4800:外部アンテナ搭載で戸建てに
- Deco X60:メッシュWi-Fi、広めの戸建てに
- Deco X50:V6プラスメッシュWi-Fi、戸建てに
- Deco X20:低価格メッシュWi-Fi、広めの戸建てに
- Deco XE75:Wi-Fi 6Eの高速メッシュWi-Fi
- Archer A10 Pro:購入費用を抑えたい人向け
いずれのモデルもそこそこの性能を持っていて価格も丁度良くバランスの取れたモデルとなっています。
省スペースに設置する → Archer AX3000
多くの方のおすすめできるのが縦置き省スペースでルーターを設置できるArcher AX3000です。
- Wi-Fi 6(802.11ax/ac/n/b/g)対応
- 5GHz:2402Mbps (802 11ax,HE160)
- 2.4GHz:574Mbps (802 11ax)
- V6プラス(IPv6 IPoE)に対応
- 内蔵2アンテナ + デュアルバンド + ビームフォーミング
- OFDMA・MU-MIMOで複数端末と同時通信
- 4ストリームで42台の端末と同時接続
- スマホでかんたん管理(Tetherアプリ)
- 1Gb × 4 LANポートを搭載してる
- WPSボタンで簡単接続ができる
- 本体サイズ:166 × 157 × 45 mm
- 価格:税込 9,500円(実売価格)
Archer AX3000はアンテナを内蔵しつつ縦置きができる設置場所を選ばないコンパクトなWi-Fiルーターです。
本体サイズが小さいのでちょっとした隙間に設置できるだけでなく壁掛けしてスペースの節約も可能です。
3〜4LDKのコンパクトな戸建てなら十分使えますし、マンション住まいの方にも丁度良いWi-Fiルーターとなっています。
Wi-Fi 6(2402 + 574 Mbps)に対応してるので通信速度もそこそこ速くて、V6プラスことIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に対応してるので普通に快適なWi-Fi環境を構築できます。
→ Archer AX3000を詳しく見る
3LDK〜4LDK 一台運用 → Archer AX4800
3LDK〜4LDKのマンション、戸建てで一台運用するならArcher AX4800がおすすめです。
- Wi-Fi 6(802.11ax/ac/n/b/g)対応
- 5GHz:4324Mbps (802 11ax,HE160)
- 2.4GHz:574Mbps (802 11ax)
- V6プラス(IPv6 IPoE)に対応
- 外部6アンテナ + デュアルバンド + ビームフォーミング
- OFDMA・MU-MIMOで複数端末と同時通信
- 6ストリームで80台の端末と同時接続
- スマホでかんたん管理(Tetherアプリ)
- 1Gbps WLAN ×1、1Gbps LAN ×4
- USB 3.0ポートを搭載しネットワークストレージ化も
- WPSボタンで簡単接続ができる
- 本体サイズ:262.2 × 144.3 × 51 mm
- 実売価格:税込 11,800円
Archer AX4800は外部アンテナを搭載してるので一台でより遠くまで電波を飛ばせるので5LDK戸建てでもしっかり使える性能を持っています。
AX3000よりアンテナの本数が多いこともありWi-Fi 6(4324Mbps + 574 Mbps)の高速通信が可能で広く電波が届くだけでなく通信速度も速いです。
もちろん、V6プラスにも対応してるので一般的なPPPoE(プロバイダのIDとパスワードを入力するタイプ)で速度が出ない環境でも対応が可能です。
→ Archer AX4800を詳しく見る
外部アンテナを搭載してるArcherシリーズでも上位モデルなら5LDKの大きめの家でも全ての部屋をカバーできますが、設置場所によっては遠くの部屋だと電波が弱いことがあります。
5LDK以上戸建てで通信速度優先 → Deco X60
そこで、おすすめなのが複数台のルーターを組みわせて通信するメッシュWi-Fi対応のDeco X60です。
- Wi-Fi 6(802.11ax/ac/n/b/g)対応
- 5GHz:2402Mbps (802 11ax)
- 2.4GHz:574Mbps (802 11ax)
- 内蔵4アンテナ + デュアルバンド + ビームフォーミング
- OFDMA・MU-MIMOで複数端末と同時通信
- 6ストリームで150台の端末と同時接続(3パック)
- スマホでかんたん管理(Decoアプリ)
- 1Gbps WLAN/LAN ×2
- 本体サイズ:110 × 110 × 114 mm
- 実売価格:税込 2-pack:30,800円、3-pack:45,800円
2台または3台でメッシュWi-Fi環境を構築するとで家全体を通信速度が速い電波で満たせます。家の大きさに合わせて2台ではなく3台運用もおすすめです。
Deco X60は内蔵アンテナを4つ搭載してるので2台パックで快適な通信環境を手に入れられます。5LDKの戸建てなら全ての部屋を良質な電波で埋め尽くすことができますよ。
また、Decoシリーズは違う機種との組み合わせができるメリットもあります。
我が家は5LDKの戸建てに住んでいますがDeco X60 + Deco X90 + Dec X90の3台のDecoで使っています。違う機種と組み合わせできるので汎用性が高いのがいいですよね。
どの部屋でも満遍なく快適な通信速度が出るので4〜5人家族でそこそこ大きめの家に住んている、そこそこ大きめのオフィスを構えてるのならDeco X60は良い選択肢となります。
→ Deco X60を詳しく見る
5LDK以上戸建てV6プラスを使う → Deco X50
5LDK以上の戸建てでV6プラスで接続したいならDeco X50あおすすめです。
- Wi-Fi 6(802.11ax/ac/n/b/g)対応
- 5GHz:2402Mbps (802 11ax,HE160)
- 2.4GHz:574Mbps (802 11ax)
- 内蔵2アンテナ + デュアルバンド + ビームフォーミング
- OFDMA・MU-MIMOで複数端末と同時通信
- 6ストリームで150台の端末と同時接続(3パック)
- スマホでかんたん管理(Decoアプリ)
- 1Gbps WLAN/LAN ×3
- 本体サイズ:110 × 110 × 114 mm
- 実売価格:税込 2-pack:24,180円、3-pack:36,800円
Deco X50はV6プラスにも対応したメッシュWi-Fiなので一般的なPPPoEで速度が出ない環境でもDeco X50のみで対応することができます。
内蔵アンテナが2つとDeco X60よりも少ないですが価格も安いです。もし、通信速度も担保したいならX50の1パック(13,800円)とX60の2パック(30,800円)の3台体制にするといいかもです。
5LDK以上戸建て価格の安さ優先 → Deco X20
5LDK戸建てで価格の安さを優先するならDeco X20がおすすめです。
- Wi-Fi 6(802.11ax/ac/n/b/g)対応
- 5GHz:1201Mbps (802 11ax)
- 2.4GHz:574Mbps (802 11ax)
- 内蔵2アンテナ + デュアルバンド + ビームフォーミング
- OFDMA・MU-MIMOで複数端末と同時通信
- 6ストリームで150台の端末と同時接続(3パック)
- スマホでかんたん管理(Decoアプリ)
- 1Gbps WLAN/LAN ×2
- 本体サイズ:110 × 110 × 114 mm
- 実売価格:税込 2-pack:20,800円、3-pack:30,800円
Deco X20はXシリーズで最も低価格なWi-Fi 6対応のメッシュWi-Fiで通信速度が最大1201Mbpsと控えめなので速度を求めるのは向いてないです。
ただ、メッシュWi-Fiで広範囲に電波を飛ばすことができるので広い戸建てなので十分使える性能を持った低価格ルーターとなっています。
費用をとにかく抑えたいけどメッシュWi-Fi環境を作りたいならおすすめです。
→ Deco X20を詳しく見る
最新Wi-Fi 6Eで高速安定通信 → Deco XE75
最新規格のWi-Fi 6Eを使って快適通信がしたいならDeco XE75がおすすめです。
- Wi-Fi 6E(802.11ax/ac/n/b/g)対応
- 5GHz:2402Mbps (802 11ax)
- 2.4GHz:574Mbps (802 11ax)
- 内蔵4アンテナ + トライバンド + ビームフォーミング
- 6GHzがDecoユニット間専用のバックホールに
- OFDMA・MU-MIMOで複数端末と同時通信
- 6ストリームで200台の端末と同時接続(2パック)
- スマホでかんたん管理(Decoアプリ)
- 1Gbps WLAN/LAN ×3
- 本体サイズ:105 × 105 × 169 mm
- 実売価格:税込 1-pack:22,800円、2-pack:42,680円
Deco XE75は6GHz帯を使って通信ができるW-Fi 6Eに対応したいメッシュWi-Fiルーターです。
W-Fi 6Eに対応したPixel 7 Pro、Galaxy S23 Ultra、iPad Pro 11インチ・12.9インチなど安定した高速通信ができます。
Decoユニット間専用のバックホールに6GHz帯を使うこともできるのでWi-Fi 6Eに対応してない端末の通信速度も速くなって安定するので速度を重視するならおすすめのルーターです。
→ Deco XE75を詳しく見る
ちなみに、外部アンテナモデルのArcher AXE75もあるので1台運用するならコチラの方がいいかもしれませんね。
購入費用を抑えたい → Archer A10 Pro
購入費用を抑えたいならArcher A10 Proがおすすめで価格の安いモデルは他にも沢山ありますが実売価格で6,230円で買うことができます。
- Wi-Fi 5(802.11 ac/n/b/g)対応
- 5GHz:1733Mbps (802 11ac)
- 2.4GHz:800Mbps (802 11ac)
- V6プラス(IPv6 IPoE)に対応
- 外部3/内部1アンテナ + デュアルバンド + ビームフォーミング
- MU-MIMOで複数端末と同時通信
- スマホでかんたん管理(Tetherアプリ)
- 1Gbps WLAN ×1、1Gbps LAN ×4
- WPSボタンで簡単接続ができる
- USB 3.0ポートを搭載しネットワークストレージ化も
- 本体サイズ:216 × 164 × 36.8 mm
- 実売価格:税込 6,230円
Wi-Fi 6には非対応ですが(1733 + 800 Mbps)のデータ通信が可能でV6プラスに対応してるので普通に使える性能を持っています。
電波はそこまで遠くまでは飛ばないので小さめの家だったり、アパートでおすすめのルーターです。この一台だけで快適な通信環境を手に入れることができます。
また、V6プラスに対応してないDecoシリーズの接続先ルーターとして使えます。
過去にArcher A10 Pro ⇄ Deco X20で運用してましたがV6プラスに接続しながら快適にデータ通信ができてました。
→ Archer A10 Proを詳しく見る
TP-Link Wi-Fiルーターの種類
TP-LinkのWi-Fiルーターにはいくつかの種類がありますが、大きく分けるとブラックカラーを主体にした「Archer」シリーズ、ホワイトカラーを主体にした「Deco」シリーズがあります。
- Archer :一台運用が基本でV6プラス対応モデルが多い
- Deco:メッシュWi-Fiで複数台で使うことが前提
Archerシリーズ
Archerシリーズは外部アンテナを搭載したモデルが多くなっており、ハイエンドモデルならより強力なアンテナにより遠くまで電波を飛ばせるので一台設置で快適なWi-Fi環境を構築しやすいです。
もちろん、一台運用を基本としつつもRE705などの中継器を使ったりDecoシリーズを接続することでWi-Fiの範囲を伸ばせるので安心してください。
とりあえずArcherシリーズを設置してみたけど隅っこの部屋の電波が届かない場合も対処することが可能となっています。
ちなみに、最新モデルとなるArcher AX3000、AX80は外部アンテナを搭載していないモデルもあります。
縦置きできるので隙間に設置できるのでスペースが少ない環境も気軽にWi-Fi環境を構築できるメリットがあります。
Decoシリーズ
Decoシリーズはアンテナを内蔵した円柱タイプのWi-Fiルーターで複数のルーターと連携するWi-Fiメッシュに対応し部屋数が多めの5LDK以上の戸建てで快適なWi-Fi環境を構築しやすいです。
光回線のモデムの隣にDecoを設置して…
少し離れたリビングにもう一台のDecoを設置すると家全体で安定した通信が可能となります。
コレでも電波が届かない大きな家に住んでたり、もっと通信速度を向上させたい、安定させたいなら上位モデルのDecoを追加して使うこともできます。
3つのDecoを各部屋に散らして配置することで家中を満遍なく良質なWi-Fiで埋め尽くすことが可能です。
また、端末が多いので同時接続台数も増えるので沢山スマホを持ってる方や、タブレット、パソコン、インターネットTVなど数多くの端末を同時に使うことがあるならDecoにすることで安定性向上が期待できます。
TP-Link Wi-Fiルーターの選び方
設置環境で決める:マンション or 戸建て
設置する自宅、オフィスの大きさでどの機種がいいか決めることができます。
単身で1LDK〜2LDKのアパートに住んでるなら必要最低限のアンテナを搭載した価格の安いルーターがあれば十分快適に使えます。(もちろん、単身でも最強ルーターにしてもいいです。)
- Archer AX3000(2402Mbps + 574Mbps):9,500円
- Archer AX23(1201 + 574Mbps):8,800円
- Archer AX10(1201 + 300Mbps):7,900円
- Archer A10 Pro(1733 + 800Mbps):6,230円
- Archer C6(837 + 300Mbps):4,780円
基本的にArcherシリーズから選ぶことになってAXシリーズはWi-Fi 6に対応しています。ただ、A10 ProはWi-Fi5ですが最大通信は1,733Mbpsと速くなってるのが特徴です。
Decoシリーズでも一台運用できるので問題ないですが、あまり意味はないのでV6プラスに対応してるモデルが多いArcherシリーズから選ぶのがいいです。
Archer A6、C6でも十分使えると思いますがゲームとかも普通に楽しむなら少しでも通信速度が速くなるArcher A10 Pro、Archer AX23あたりがおすすめです。
家族2〜4人で3LDK〜4LDKのマンションや戸建てに住んでるなら中間グレードのArcher、またはDecoも2パックがおすすめです。
- Archer AX80(4804 + 1148Mbps):16,800円
- Archer AX73(4804 + 574Mbps):15,500円
- Archer AX4800(4324 + 574Mbps):14,100円
- Archer AX55(2402 + 574Mbps):8,990円
- Deco X60(2402 + 574Mbps):30,800円(2パック)
- Deco X50(2402 + 574Mbps):24,800円(2パック)
- Deco X20(1201 + 574Mbps):20,800円(2パック)
3LDKならArcher AX4800など一台で十分カバー可能ですが、4LDKになると設置場所によっては通信速度が遅くなる場合もあるので中継器が必要になるかもしれません。
もし、モデムのある場所が家の中心ではなく端っこにある場合はDecoシリーズを2台使って配置した方が満遍なく電波を満たすことができます。
ちなみに、僕の家は5LDKですがDeco X20 2台運用でも普通に快適に使えたので配置によっては2パックでも問題なかったですよ。
家族4人以上で5LDK以上の広めのマンションや戸建てに住んでるなら中間〜上位グレードのArcher、またはDecoシリーズの3パック構成がおすすめです。
- Archer AX90(4804Mbps + 1201 + 574Mbps):29,800円
- Archer AX80 + RE900XD(4804 + 1148Mbps):16,800円 + 14,600円
- Archer AX3000 + RE705(2402 + 574Mbps):9,500円 + 10,800円
- Deco X60(2402 + 574Mbps):30,800円(2パック)
- Deco X50(2402 + 574Mbps):24,800円(2パック)
- Deco X20(1201 + 574Mbps):30,800円(3パック)
Archer AX90は外部アンテナを8つ搭載したトライバンドのWi~Fi 6ルーターで他のモデルよりも一台で広い範囲をカバーできるので5LDKでも一台で運用が可能です。
ただし、いくら電波が強いとはいえモデムの配置の関係で家の中央に置けない場合は一台での運用は難しいので、縦置き省スペースに設置できるArcher AX80と同じスペックの中継器のRE900XDを組み合わせがおすすめです。
たあ、この組み合わせは費用が少し掛かってしまうのでワンランク下のArcher AX3000 + RE705の方がコストパフォーマンスはいいのでコッチの方がいいかもしれません。
契約タイプで決める:V6プラス非対応 or 対応
光回線の契約は大きく分けると一般的なPPPoE(プロバイダのIDとパスワードを入力)で接続するタイプとIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)で接続タイプがあります。
- PPPoE
- IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)
PPPoEは一般的な接続方法ですが回線や地域、時間帯によって通信速度が遅くなることがあります。
とくに影響を受けないのであれば問題ないですが、極端に通信速度が遅くなる場合は光回線の契約オプションでIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)はいわゆるV6プラスを使うことができます。
V6プラスはルーター側で対応してる必要があってTP-LinkのルーターはArcherシリーズは一部を除いて多くのモデルで対応しDecoシリーズはDeco X50、Deco M5の2機種のみとなっています。(2023年3月現在)
- Archer C2300、A10、A2600、A6、C80、A10 Pro、A2600 Pro、AX10、AX55、AX4800、AX72、AX73、GX90、AX53、AX20、AX23、AX4800、AX80、Deco M5、Deco X5
これらの機種でV6プラスことIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)を使って通信が可能となっています。V6プラス対応機種の詳細は公式ページを確認してください。→ IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト
我が家は以前は通常のPPPoEで接続してましたが夜になると通信速度が10Mbps以下に低下してましたがドコモ光 + GMOでV6プラスオプションに切り替えたところ300〜500Mbpsに速度が大きく向上しました。
V6プラスは固定IPが使えない機種によってはWebカメラが使えないことがありますが、我が家のEcho Show 10のWebカメラは外からもAlexaアプリから起動して映像出力が可能でした。
最大通信速度で決める
Wi-Fiの通信速度の速さを重視したいならハイエンドのルーターを選ぶ必要がありますが、性能の高いモデルをまとめました。
通信速度の速いルーターを抜粋しました。
- Archer GX90(4804 + 1201 + 574Mbps):33,800円
- Archer AX90(4804 + 1201 + 574Mbps):29,800円
- Archer AX80(4804 + 1148Mbps):16,800円
- Deco XE75(2402 + 2402 + 574Mbps):38,800円
この中で最もコスパがいいのがArcher AX80で内部アンテナタイプのコンパクトなルーターで3〜4LDKまでなら一台で速度の速い環境を作ることができます。
Archer GX90はゲーミング用のWi-Fiルーターでゲーム専用のバンドを使うことで低遅延で快適なゲーム環境を構築できます。
普通のAXシリーズでゲームが出来ないと言うわけではなく0.1秒を競うようなゲームをする場合においてGXシリーズが優位になる感じです。
多くの方はAXかDecoを選んで問題ありません。
3LDK〜4LDKのマンション、戸建てなら一台運用が可能なArcher AX90、5LDK以上ならWi-Fi 6E対応のDeco XE75がおすすめです。
拡張性の高さで決める
TP-LinkのWI-Fiルーターは有線LANを使っての接続対応していおり、上位モデルになると2.5Gbpsの高速通信に対応したモデルがあります。
とくに、10Gbpsの高速インターネットの契約をしてるなら10Gbpsのイーサネットに対応したいルーターを選ぶことで最高の性能、体験を引き出すことができます。
- Archer GX90、Archer AX90、 Archer AX80、Deco 95
また、USB 3.0ポートを搭載してるルーターならストレージを接続することでネットワークストレージの構築も可能なっています。
ちょっとしたデータを保管してあらゆる端末からアクセスできるサーバーとしても使うことも可能です。
- Archer GX90(USB 2.0)、AX90(USB3.0 + 2.0)、 AX80、AXE75、AX73、AX72、AX4800、AX20(USB 2.0)、A10 Pro、A2600 Pro、Deco X95
基本的に上位のモデルが対応してることが多くなっていますが、意外にも低価格モデルのArcher A10 Proでも使うことができます。
TP-Link Wi-Fiルーターのスペック比較
Archerシリーズのスペックを比較しました。
Archer | 規格 | 通信速度 | アンテナ | ストリーム | CPU | 最大接続台数 | IPv6 IPoE | WAN | LAN | USB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GX90 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
4804Mbps 1201Mbps 574Mbps |
外部8 | 8 | 4コア 1.5GHz | 100台 | ○ | 2.5Gbps × 1 | 1Gbps × 8 | 3.0 × 1 2.0 × 1 |
AX90 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
4804Mbps 1201Mbps 574Mbps |
外部8 | 8 | 4コア 1.5GHz | 100台 | ○ | 2.5Gbps × 1 1Gbps × 1 |
1Gbps × 3 | 3.0 × 1 |
AX80 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
4804Mbps 1148Mbps |
内蔵4 | 8 | 4コア 1.6GHz | 100台 | ○ | 2.5Gbps × 1 1Gbps × 1 |
1Gbps × 3 | 3.0 × 1 |
AX73 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
4804Mbps 574Mbps |
外部6 | 6 | 3コア 1.5GHz | 80台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | 3.0 × 1 |
AX72 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
4804Mbps 574Mbps |
外部6 | 6 | 2コア 1.0GHz | 80台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | 3.0 × 1 |
AX4800 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
4324Mbps 574Mbps |
外部6 | 6 | 3コア 1.5GHz | 80台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | 3.0 × 1 |
AX55 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
2402Mbps 574Mbps |
外部4 | 4 | 2コア 1.0GHz | 48台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | 3.0 × 1 |
AX53 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
2402Mbps 574Mbps |
外部4 | 4 | 2コア 1.0GHz | 42台 | × | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | × |
AX50 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
2402Mbps 574Mbps |
外部4 | 4 | 2コア | 48台 | × | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | 3.0 × 1 |
AX23 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
1201Mbps 574Mbps |
外部4 | 4 | 3コア 1.5GHz | 36台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | × |
AX20 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
1201Mbps 574Mbps |
外部4 | 4 | 4コア 1.5GHz | 36台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | 2.0 × 1 |
AX10 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
1201Mbps 300Mbps |
外部4 | 4 | 3コア 1.5GHz | 26台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | × |
A10 Pro A2600 |
Wi-Fi5 5GHz/2.4GHz |
1733Mbps 800Mbps |
外部3 内蔵1 |
– | 2コア 1.5GHz | 48台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | 3.0 × 1 |
C10 | Wi-Fi5 5GHz/2.4GHz |
1300Mbps 600Mbps |
外部4 | – | 1コア 1.2GHz | 36台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | × |
C6 | Wi-Fi5 5GHz/2.4GHz |
867Mbps 300Mbps |
外部4 | – | 2コア | 15台 | ○ | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | × |
A6 | Wi-Fi5 5GHz/2.4GHz |
867Mbps 300Mbps |
外部4 | – | 2コア | 15台 | × | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | × |
ArcherシリーズはV6プラスに対応したモデルが多いので幅広い環境に1台で対応できます。
Decoシリーズのスペックを比較しました。
Deco | 規格 | 通信速度 | アンテナ | ストリーム | CPU | 最大接続台数 | IPv6 IPoE | WAN/LAN | USB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
X95 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
4804Mbps 2402Mbps 574Mbps |
内蔵4 + 4 | 8 | 4コア 1.7GHz | 200台 | × | 2.5Gbps × 1、1Gbps × 2 | × |
XE75 | Wi-Fi6E 6GHz/5GHz/2.4GHz |
2402Mbps 2402Mbps 574Mbps |
内蔵4 | 6 | 4コア 1.7GHz | 200台 | × | 1Gbps × 2 | × |
X60 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
2402Mbps 574Mbps |
内蔵4 | 6 | 4コア 1.0GHz | 150台 | × | 1Gbps × 2 | × |
X50 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
2402Mbps 574Mbps |
内蔵2 | 4 | 2コア 1.0GHz | 150台 | ○ | 1Gbps × 2 | × |
X20 | Wi-Fi6 5GHz/2.4GHz |
1201Mbps 574Mbps |
内蔵4 | 4 | 4コア 1.0GHz | 150台 | × | 1Gbps × 2 | × |
S7 | Wi-Fi5 5GHz/2.4GHz |
1300Mbps 600Mbps |
内蔵3 | – | 1コア 1.2GHz | 100台 | × | 1Gbps × 3 | × |
メッシュWi-Fi環境を構築するならDecoシリーズですがV6プラスに対応したモデルは少なくなっていますが、Archerシリーズと組み合わせることもできます。
TP-Linkのルーターがおすすめ機種:まとめ
TP-LinkのWi-Fiルーターはラインナップが豊富でどれを選んだらいいか分からなくなりがちですが、幾つかに絞って選んでいくのがおすすめです。
- Archer AX3000:省スペースでマンションに
- Archer AX4800:外部アンテナ搭載で戸建てに
- Deco X60:メッシュWi-Fi、広めの戸建てに
- Deco X50:V6プラスメッシュWi-Fi、戸建てに
- Deco X20:低価格メッシュWi-Fi、広めの戸建てに
- Deco XE75:Wi-Fi 6Eの高速メッシュWi-Fi
- Archer A10 Pro:購入費用を抑えたい人向け
多くの方はArcher AX4800が1台あれば快適な通信環境を手に入れることができます。外部アンテナタイプでそこそこ電波も強いですしV6プラスにも対応し快適に通信が可能です。
価格が安いエントリー向けのルーターでも十分快適な通信性能を手に入れることができますし、RE705などの中継器を追加することで「あと少し足りない電波」を拡張も可能です。
他社製のルーターと組み合わせもできる(最新モデルは共通規格のEasy Meshに対応してる)ので汎用性は高く安定性のある通信が可能となっています。
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