
出張行くときは充電のコンセントが足りな苦なる問題が発生するのでモバイルバッテリーを持って行きますが、容量が大きくて同時充電できるデバイスが多いモバイルバッテリーがあると最高ですよね。
そんなワガママに答えてくれるのがCIOの「SuperMobile Charger(スーパーモバイルチャージャー)【CI-SC2】」というモバイルバッテリーです。
SuperMobile ChargerはUSB充電(Type-C・A)とワイヤレス充電の3つの充電タイプに対応したモバイルバッテリーです。
どんなデバイスでも充電することができるので一台あると快適なガジェット生活が送れるようになるかもです!
この記事の目次
CIO SuperMobile Charger レビュー

SuperMobile Charger(CI-SC2)は8,000mAhの大容量バッテリーを内蔵したモバイルバッテリーで、USB充電だけでなくワイヤレス充電にも対応したモバイルバッテリーとなっています。
- 8,000mAhの大容量バッテリーを内蔵
- USB-Cに対応(最大18W)
- USB-Aに対応(最大18W)
- ワイヤレス充電に対応(最大7.5/10W)
- コンセント直付で充電するタイプ
ACプラグを内蔵していてコンセントに直接挿して充電できるので、充電するデバイスがワイヤレス充電対応なら、ケーブルレスで出先で充電することが可能となっています。
できるだけ荷物を減らしたい方にとってはSuperMobile Chargerは頼もしい存在になるのではないでしょうか。
本体デザインとサイズ
SuperMobile Chargerの筐体の大きさは手のひらサイズとなっており、8,000mAh(28.8Wh)のバッテリーを内蔵している割にコンパクトといっていいでしょう。

MacBook Pro 15インチに付属している81Wの充電アダプタと同じくらいの大きさでしょうか。
筐体サイズは大きめですが8,000mAhのバッテリー容量を内蔵したワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリーですからね。これ。
公式ではiPhone 8なら2.9回、iPhone Xなら1.9回ほど充電できるバッテリー容量があるとしています。
USB充電に対応
SuperMobile ChargerはUSB充電に対応し従来のType-AだけでなくType-Cも対応していて、USB-Cポートに対応した最近のスマートフォンや2018年モデルのiPad Proの充電も可能となっています。

対応している充電規格は以下のとおりです。
- PD3.0(PowerDelivery):Appleデバイス
- Qualcomm QuickCharge4.0:Androidデバイス
- Fast Charger Protoc:HUAWEIデバイス
最大で18Wの電源供給ができるようになっています。

最近のハイエンドスマートフォンは急速充電に対応している機種が増えてきていますが、充電アダプタが対応していないと恩恵を受けることができません。
SuperMobile Chargerは各端末の急速充電規格に対応しているので、急いでるときにバッテリー補給することができるのでたくさんのガジェットを持っている方におすすめです。
こんな感じでUSB-AにLightningケーブルを使ってiPhone XS Maxを、USB-Cを使ってGoogle Pixel 3aを2台同時に充電することができます。

バッテリー充電速度についてあとで詳しく書いていますが、とにかく充電速度が速いので使い勝手はとても良いです。
また、SuperMobile Chargerはバッテリー残量が1%刻みで表示されるようになっているので、あとどれくらい充電できるのか予測が立てやすいのもいいですね。
ワイヤレス充電に対応
SuperMobile ChargerはQi規格のワイヤレス充電にも対応しています。

- iPhone:最大7.5W
- Android:最大10W
普通のワイヤレス充電器は出力が5Wと少ないので充電に時間がかかってしまいますが、SuperMobile ChargerはiPhoneなら7.5Wで充電ができるので、少し速く充電できるようになっています。
給電方法は電源プラグとUSB-C
バッテリーへの充電はプラグ式コンセント方式となっており、充電したいときにプラグを引き出すことがでバッテリー補充ができます。

バッテリーを補給するためのケーブルが必要ないので使っているスマホがワイヤレス充電に対応していれば、出張先などにケーブルを持っていかなくても使えるので荷物を減らすことができそう。
電源タップから給電しながらUSB充電
電源タップでSuperMobile Chargerを充電しながらスマホを充電することもできます。

なんか電源アダプタのようなスタイルですが、モバイルバッテリーなんですよね。これ。なんか勘違いしてしまいそうですが、SuperMobile Chargerを外に持っていってスマホやタブレットをどこでも充電することができます。
USB-Cから給電しながらワイヤレス充電
電源プラグだけでなくUSB-CポートからSuperMobile Chargerを充電することもできます。

なので、SuperMobile Chargerを充電しながらiPhone XS Maxをワイヤレス充電することもできるのです。
これ、万能すぎるでしょ。使う環境によって自由自在に使い分けることができるのです。
充電時間について
実際にSuperMobile Chargerを使ってiPhone XS Maxをワイヤレス充電しながら、Google Pixel 3aをUSB-Cで充電して時間を計測してみました。

充電速度の結果はこんな感じ。
時間 | iPhone XS Max | Pixel 3a | SuperMobile Charger |
---|---|---|---|
9:15 | 66% | 44% | 100% |
9:45 | 77% | 80% | 84% |
10:15 | 85% | 98% | 74% |
入れ替え | iPhone XS Max | AQUOS R3 | SuperMobile Charger |
10:15 | 85% | 47% | 74% |
10:45 | 90% | 84% | 58% |
11:15 | 100% | 100% | 45% |
iPhone XS Maxは約2時間のワイヤレスで66% → 100%の満タンにすることができました。
30分で10%ほど充電されるので3時間ほどあれば50%は充電できる感じですね。一方でUSBから充電はとにかく速いです。
Google Pixel 3aは約1時間で44% → 約100%に、AQUOS R3も約1時間で47% → 約100%に充電することができました。
さらにiPhone XS MaxをUSBで充電をしてみたところ…
時間 | iPhone XS Max | SuperMobile Charger |
---|---|---|
9:05 | 26% | 100% |
9:35 | 72% | 86% |
10:05 | 89% | 79% |
10:25 | 100% | 75% |
30分で26% → 72%と46%も急速充電できており、1時間20分ほどで26% → 100%と74%も充電できました。
SuperMobile ChargerのUSB充電はモバイルバッテリーとしてはかなり速い!これはいいかも。
バッテリー残量表示について
なお、SuperMobile Chargerの注意点としてバッテリー残量が40%以下になると数値が速く減ってしまうなど不安定になることがあります。
メーカーに問い合わせたところ、一度に多くの電力を放出すると表示がおかしくなることがあるようで、完全放電、完全充電を何回か繰り返す事で自動修復して発生頻度が減るとのこと。

実際に3回ほど放電と充電を繰り返してみたところ、きちんとバッテリー残量が表示されるようになりました。
もしかしたら、購入して同じような症状が出てしまう場合もあるかもなので情報共有しておきますね。
MacBookも充電できる
SuperMobile ChargerはMacBook(12インチ)やSurface Go(10インチ)など小さいパソコンの充電も可能となっています。
MacBookの充電アダプタは30Wなので出力が足りませんが充電は可能で、実際に充電してみたところ3時間で50% → 80%と30%ほど充電ができていました。
正直なところMacBookへの充電はあまり期待してなかっただけに思っていたよりSuperMobile Chargerは使えますね。
少しハードな使い方となりますが、ワイヤレス充電をしながらMacBookを充電することもできます。

同時充電するとMacBook側への電力供給は18W → 15Wになるので、バッテリー残量をなんとか維持する感じで使えるでしょうか。
同時にワイヤレス充電ができるので出先での充電をシンプルにできるのは便利でしかないですね。
ToughLine(USB-C Lightningケーブル)
CIOがAppleのMFi認証を取得した「PD Type-C to Lightningケーブル(ToughLine)」を発売しています。
「PD Type-C to Lightningケーブル(ToughLine)」はPD対応のケーブルとなっていて最大18Wの充電が可能で従来のケーブルよりも耐久性を向上させたケーブルとなっています。

実際に断線しにくいかどうかは分かりませんが、根元の部分はコンパクトながらもしっかりとした作りになっているようです。

また、ケーブル部分は純正のUSB-C – Lightningケーブルよりも細いので取り回しがしやすくなっています。
PD充電に対応したケーブルなのでSuperMobile Chargerdとの組み合わせで問題なくiPhone XS Maxを約16W(8.87V × 1.82A)で急速充電できているようです。

誤差かもですが、純正のケーブルよりも電流が安定しているような?

分からないけど。
いずれにしても「PD Type-C to Lightningケーブル(ToughLine)」はケーブル部分が細いので使いやすいのは間違いないです。今度から旅先に持っていくケーブルはこれを使っていきたいと思います。
まとめ:ワイヤレス・USBの同時充電できるの快適すぎる!

SuperMobile Chargerは、8,000mAh(28.8Wh)のバッテリーを内蔵したモバイルバッテリーです。
USB-C/Aのケーブル充電だけでなくワイヤレス充電にも対応し同時充電もできるので、複数のデバイスを持っているガジェッターにとっては便利なモバイルバッテリーとなっています。
ワイヤレス充電とUSB充電に対応したモバイルバッテリーってあまり無いので、このような商品が増えてくれるのはスマホやタブレットをたくさん使っている身としてはとても助かりますね。これからも期待したいところ。
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