2023年のiPhone 15シリーズもいつもと同じように無印のスタンダードモデル・iPhone 15 / 15 Plusとプロモデル・iPhone 15 Pro / iPhone 15 Pro Maxがあります。
iPhone 15は124,800円〜、iPhone 15 Proは159,800円〜と価格差は35,000円なので費用を重視するなら間違いなくiPhone 15を選ぶべきでしょう。
では、高いお金を支払ってまでiPhone 15 Proにするメリットはあるのか?この記事ではiPhone 15とiPhone 15 Proのスペックと価格を比較して、使用用途に合わせてどっちがいいかまとめました。
無印かProかどっちにするか迷ってる方は参考にしてください。
この記事の目次
iPhone 15 vs 15 Pro 比較
本体デザインの違い
iPhone 15とiPhone 15 Proの本体デザインは基本的には同じで全体的にフラットなデザインに筐体四隅は丸みのあってサイドフレームはフラットですが角が削ぎ落とされた手に馴染むスタイルです。
サイドフレームの形状が変更となり14 Proは完全フラットなステンレスフレームでしたが、iPhone 15 Proは角が丸く加工されたチタニウムフレームを採用しています。
iPhone 15はマットアルミフレームに、背面パネルは表面をナノ結晶粒子で磨き上げてエッチング加工したマットな質感のカラーインフューズドガラスを採用しています。(ガラスに色を練り込んだ感じになってる)
iPhone 15 Proは背面パネルは手触りの良いテクスチャードマットガラスに、調火星探査機の合金と同じ航空宇宙産業レベルのチタニウムを採用して質感の高い筐体を採用しています。
チタニウムを採用し重量も従来のステンレスと比べても軽くて軽量化もされています。
iPhone 15、iPhone 15 Proどもにマット加工が施された筐体に統一されてるのでどちらを選んでも指紋でベタベタになって見栄えが悪くならず違いは質感か見栄えだけとなります。
どちらも筐体右側にサイドボタン、左側に音量ボタンがあって、iPhone 15は今まで通りミュートスイッチですがiPhone 15 Proはアクションボタンを搭載しています。
アクションボタンを長押しすることで割り当てした機能を起動できる便利なショートカットボタンで以下の機能割り当てが可能です。
- サイレントモードのON/OFF
- 懐中電灯のON/OFF
- カメラアプリの起動
- フォーカスモードの切り替え
- ボイスメモの開始/停止
- アクセシビリティ
- ショートカットの実行
カメラをアクションボタン長押しで起動できたり、懐中電灯のON / OFFもiPhoneの画面をスリープ解除しなくても可能です。この辺りの操作性を重視するならiPhone 15 Proは魅力となります。
充電ポートはどちらもLightningを廃止してUSB-Cポートを搭載してるのでMacBook Air、iPad Airなどの別の端末から充電したりデータ転送が可能となります。
ただし、iPhone 15のUSB規格はUSB 2(最大480MB/s)なのでデータ転送速度が遅いので動画データを移動には適していません。
iPhone 15 ProのUSB-CはUSB 3(最大10GB/s)のデータ転送が可能で大容量データを素早く移動させることができます。
また、iPhone 15 Proで対応しているProRes撮影をUSB接続した外付けストレージに直接記録もできるので、プロの動画撮影現場でもしっかり使える性能を持っています。
iPhone 15の本体カラーはブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5色から選べます。
薄めの淡いカラーが可愛らしいですよね。明るめのライトな色合いのiPhoneが欲しいなら無印のiPhone 15 / 15 Plusがいいのではないでしょうか。
iPhone 15 Proの本体カラーはブラックチタニウム、ホワイトチタニウムブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色から選べます。
サイドフレームがチタニウムになって全体的に落ち着いた雰囲気の見た目になってカッコいいが溢れています。カメラの出っ張りはありますがそれ以上に質感が良いです。
本体サイズの違い
6.1インチのiPhone 15と15 Proの本体サイズと重量の違いを比較しました。
モデル | iPhone 15 | iPhone 15 Pro |
---|---|---|
画面 | 6.1インチ | 6.1インチ |
サイズ | 147.6 × 71.6 × 7.80 mm | 146.6 × 70.6 × 8.25 mm |
重量 | 171 g | 187 g |
素材 | アルミ + カラーインフューズドガラス | チタニウム + テクスチャードマットガラス |
防水防塵 | IPX8 / IP6X(水深6mに30分耐えられる) |
同じ6.1インチなのでほぼ同じ筐体サイズですが、iPhone 15 Proの方が高さと横幅が1mmほど小さくなっていますが、端末厚みはiPhone 15の方が0.45mmほど厚くなっています。
iPhone 15 Proはチタニウムを採用して軽量化したとはいえ、iPhone 15よりも16gほど重くなっています。
6.7インチのiPhone 15 Plusと15 Pro Maxの本体サイズと重量の違いを比較しました。
モデル | iPhone 15 Plus | iPhone 15 Pro Max |
---|---|---|
画面 | 6.7インチ | 6.7インチ |
サイズ | 160.9 × 77.8 × 7.80 mm | 159.9 × 76.7 × 8.25 mm |
重量 | 201 g | 221 g |
素材 | アルミ + カラーインフューズドガラス | チタニウム + テクスチャードマットガラス |
防水防塵 | IPX8 / IP6X(水深6mに30分耐えられる) |
こちらも同じくiPhone 15 Pro Maxの方が高さと横幅は1mmほどコンパクトになっていますが、厚みが0.45mmほど分厚いです。画面の大きさを重視して軽量化するなら15 Plusがいいかもしれませんね。
ディスプレイの違い
iPhone 15、15 Proのディスプレイの違いを比較しました。
モデル | iPhone 15 | iPhone 15 Pro |
---|---|---|
サイズ | 6.12インチ(19.5:9) | |
解像度 | 2,556 × 1,179ピクセル | |
リフレッシュレート | 60Hz | 最大120Hz(ProMotion) 常時表示対応 |
仕様 | Super Retina XDRディスプレイ(有機EL)、HDR対応、広色域P3、True Tone | |
コントラスト比(標準) | 2,000,000:1 | |
画面輝度 | 最大1,000ニト(標準) ピーク1,600ニト(HDR) ピーク2,000ニト(屋外) |
|
画面上 | Dynamic Island | |
パネル素材 | Ceramic Shield、耐指紋性撥油コーティング |
基本スペックは同じですがiPhone 15 Proはベゼル幅が抑えられて没入感が高くなってるのと、ProMotionテクノロジーで最大120Hzのリフレッシュレートで滑らか操作が可能で常時表示にも対応します。
iPhone 15 Plus、15 Pro Maxのディスプレイの違いを比較しました。
モデル | iPhone 15 Plus | iPhone 15 Pro Max |
---|---|---|
サイズ | 6.69インチ(19.5:9) | |
解像度 | 2,769 × 1,290ピクセル | |
リフレッシュレート | 60Hz | 最大120Hz(ProMotion) 常時表示対応 |
仕様 | Super Retina XDRディスプレイ(有機EL)、HDR対応、広色域P3、True Tone | |
コントラスト比(標準) | 2,000,000:1 | |
画面輝度 | 最大1,000ニト(標準) ピーク1,600ニト(HDR) ピーク2,000ニト(屋外) |
|
画面上 | Dynamic Island | |
パネル素材 | Ceramic Shield、耐指紋性撥油コーティング |
6.7インチモデルも基本スペックは同じでiPhone 15 Pro Maxの方がベゼルが狭くて120Hzリフレッシュレートと常時表示ディスプレイに対応しています。
iPhone 15シリーズは全モデルで画面上部にDynamic Islandを搭載しています。
画面上にタイマーやミュージックプレイヤーなどを表示してワンタップで操作したりアプリに切り替えたりとちょっとしたマルチタスクで使うことができます。
SoC スペック・性能の違い
iPhone 15 ProのSoC(システムオンチップ)は最新の3nmプロセスで製造されたA17 Proを搭載しています。iPhone 14 ProはA16 Bionicとなっています。
モデル | iPhone 15 | iPhone 15 Pro |
---|---|---|
SoC | A16 Bionic | A17 Pro |
CPU | 高性能2コア 高効率4コア |
高性能2コア 高効率4コア |
GPU | 5コア | 6コア |
Neural Engine | 16コア:17兆回/秒 | 16コア:35兆回/秒 |
メモリ | 6GB LPDDR5 | 8GB LPDDR5 |
ストレージ | 128 / 256 /512GB | 15 Pro:128 / 256 / 512 GB / 1TB 15 Pro Max:256 / 512 GB / 1TB) |
トランジスタ数 | 160億個 | 190億個 |
プロセス | N4P(TSMC 第2世代5nm) | 3nm(TSMC) |
iPhone 15 Proに採用されたA17 Proは高性能コアが2つ、省電力コアが4つの6コアCPUでA16 Bionicと同じコア数ですが、CPUが10%、GPUが20%ほど高速化された最新のチップとなります。
A17 ProのGPUの性能が向上しハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングによりA16 Bionicと比べて最大4倍速いレイトレーシングができるProクラスのグラフィック性能を持っています。
A16 Bionicでもゲームを楽しむには十分高性能なチップですが、A17 Proはさらに上を行くグラフィック性能で今後より表現力の上がったゲームが出てくることになるでしょう。
A17 Proは最新のTSMC 3nmプロセスルールで製造されたチップで電力効率向上にも期待したいところです。(ただし3nmプロセス初のチップなので実際の電力効率は不透明。)
カメラのスペックを比較
iPhone 15 / 15 Plusは広角、超広角のデュアルカメラを搭載し、iPhone 15 Pro / 15 Pro Maxは広角、超広角、望遠のトリプルカメラ + LiDARスキャナを搭載しています。
モデル | iPhone 15 / 15 Plus | iPhone 15 Pro / 15 Pro Max |
---|---|---|
広角 | 48MP(1/1.5型・2.0μm)・ƒ/1.6・センサーシフト式手ぶれ補正 | 48MP(1/1.28型・2.44μm)・ƒ/1.78・第2世代センサーシフト式手ぶれ補正・レンズフレア防止加工 |
超広角 | 12MP(1/3.5型)・ƒ/2.4 | 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2・マクロ対応 |
望遠 | – 最大ズーム10倍 |
15 Pro:光学3倍・12MP(1/3.5型・0.9μm)・ƒ/2.8・最大ズーム15倍 15 Pro Max:光学5倍・12MP(1/3.06型・1.12μm)・ƒ/2.8・最大ズーム25倍 |
インカメラ | 12MP(1/3.6型)・ƒ/1.9 | |
センサー | – | LiDARスキャナ |
高画質技術 | Photonic Engine、Deep Fusion、スマートHDR 5 | |
写真機能 | ポートレート、ポートレートライティング(6モード)、ナイトモード、フォトグラフスタイル、Apple ProRAW | |
動画機能 | 4K HDR(24 / 25 / 30 / 60fps)、4K HDR 30fps シネマティック、アクションモード、タイムラプス、QuickTake、オーディオズーム、ステレオ録音 | 4K HDR(24 / 25 / 30 / 60fps)、4K HDR 30fps シネマティックモード、4K 60fps ProRes撮影(外部ストレージ記録時)、Logビデオ撮影、アカデミーカラーエンコーディングシステム、アクションモード、マクロ撮影、タイムラプス、QuickTake、オーディオズーム、ステレオ録音 |
iPhone 15の広角カメラは4800万画素(1/1.5型・2.0μm)の高画素センサーにƒ/1.6の明るめのレンズを搭載しています。
iPhone 15 Proの広角カメラは4800万画素(1/1.28型・2.44μm)の高画素センサーにƒ/1.78のレンズを搭載しています。
同じ4800万画素ですがiPhone 15 Proの方がより大きなセンサーで一度に取り込むことができる光量が多くて暗所撮影においてノイズが少なくキレイな撮影が可能となります。
iPhone 15、15Proともにクアッドピクセルセンサーを生かして光学2倍と同等画質の撮影ができるクロップズームに対応しズームも劣化の少ない画質で撮影が可能です。
iPhone 15 Proの広角カメラはデフォルト画角を24mm、28mm、35mmに設定を変更可能で28mmに設定しておけばカメラ起動時に28mmに固定されます。
ポートレートで得意な画角でスピーディーに撮影できるようになるのはいいですね。
超広角カメラはiPhone 15、15 Proともに搭載していますが、iPhone 15 Proの方がセンサーサイズが大きくより高精細な撮影が可能でマクロモードにも対応しています。
望遠カメラはiPhone 15 Proと15 Pro Maxで搭載しています。iPhone 15 Proは1200万画素(1/3.5型・0.9μm)・ƒ/2.8・光学3倍(77mm)のレンズを搭載しています。
望遠カメラの仕様としてはiPhone 14 Proと同じで最大デジタルズーム15倍までズームして撮影が可能です。
iPhone 15 Pro Maxは光学5倍(120mm)の高倍率望遠カメラを搭載しセンサーサイズも14 Proの25%大きく(1/3.06型・1.12μm)なって画質が向上します。
光学5倍望遠レンズは革新的なテトラプリズムなデザインでレンズから取り込まれる光はガラス構造の中で4回反射させてレンズとセンサーの距離を離してより長い焦点距離を実現しています。
光を屈折させる構造は4回屈折させてセンサーを従来のスマホカメラと同じ位置に置けるのが革新的ですね。5倍(120mm)の高倍率画角になって最大デジタルズーム25倍までズームして撮影が可能です。
iPhone 15 Proは広角と超広角の二つのカメラを使ってSpatial video(3Dビデオ)の撮影ができます。
Spatial videoはApple Vision Proで使える3D動画機能でiPhone 15 Pro / 15 Pro Maxは将来を見据えた端末となっています。
iPhone 15 Proは新しいLogエンコーディングに対応しProResがパワフルになってビジュアルエフェクトとカラーグレーディングの幅が広がります。
また、メジャーな映画製作の世界的な色彩基準であるACES(アカデミーカラーエンコーディングシステム)に対応した初めてのスマホとなっています。
電池持ち、充電ポートの違い
各モデルの電池持ちはこのようになっています。
iPhone | 15 | 15 Plus | 15 Pro | 15 Pro Max |
---|---|---|---|---|
バッテリー容量 | 3,349 mAh | 4,383 mAh | 3,274 mAh | 4,422 mAh |
ビデオ再生 | 最大20時間 | 最大26時間 | 最大23時間 | 最大29時間 |
ストリーミングビデオ再生 | 最大16時間 | 最大20時間 | 最大20時間 | 最大25時間 |
オーディオ再生 | 最大80時間 | 最大100時間 | 最大75時間 | 最大95時間 |
充電ポート | USB-C(入力:27W、出力:4.5W) | |||
ワイヤレス | MagSafe(最大15W) Qi2(最大7.5W) |
基本的に画面サイズが大きいモデルがバッテリーの持ちが良くなっていますが、可変リフレッシュレートのProMotionテクノロジー対応のProモデルの方が電池持ちが良くなる傾向があります。
オーディオ再生はディスプレイ非表示の状態なので15 / 15 Plusの方が電池持ちが良くなる傾向があるようです。
オーディオの違い
iPhone 15シリーズは各モデルともに内蔵スピーカーはステレオに対応しドルビーアトモスにも対応しています。
モデル | iPhone 15 | iPhone 15 Pro |
---|---|---|
スピーカー | ステレオ(ドルビーアトモス対応) | |
AirPods | 空間オーディオ対応 |
仕様は同じで内蔵スピーカーの音質もおそらく同じです。Apple純正のAirPods(第3世代)やAirPods Proを使うことで空間オーディオによる音の広がりを擬似的に楽しむことが可能です。
通信性能の違いを比較
通信性能の違いを比較しました。
モデル | iPhone 15 | iPhone 15 Pro |
---|---|---|
Wi-Fi | Wi‑Fi 6(802.11ax) 2×2 MIMO対応 |
Wi‑Fi 6E(802.11ax) 2×2 MIMO対応 |
Bluetooth | 5.3 | |
空間認識 | 超広帯域チップ U2 | |
Smart Home | – | Threadネットワークテクノロジー |
NFC | リーダーモード対応NFC、予備電力機能付きエクスプレスカード、FeliCa対応 | |
SIMカード | nanoSIM + eSIM | |
5G mmWV | – | – |
5G | 5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79) | |
4G LTE | FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71) TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53) |
Bluetoothはどちらもバージョン5.3に対応しています。
Wi-FiはiPhone 15 ProはWi-Fi 6E(6GHz)に対応し対応のルーターを使うことで端末の多いところでも快適にデータ通信ができるようになります。
さらに、iPhone 15 Proはスマートホームと直接操作できるThreadネットワークテクノロジーに対応。具体的な使い方はまだこれからですが、HomePod mini、Apple TV 4KがThreadに対応してるのでスマートホームを構築するなら15 Proがいいでしょう。
また、iPhone 15、15 Proは第2世代の超広帯域チップを搭載して最大で3倍遠くの他のデバイスと接続が可能となります。
モノだけでなく少し離れたところにいる友人を探したりすることもできるので使い方の幅が広がります。
iPhone 15・15 Pro スペック比較
iPhone 15とiPhone 15 Proのスペックを比較しました。
iPhone | 15 | 15 Plus | 15 Pro | 15 Pro Max |
---|---|---|---|---|
サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
解像度 | 2,556 × 1,179 | 2,769 × 1,290 | 2,556 × 1,179 | 2,769 × 1,290 |
リフレッシュレート | 60Hz | 1-120Hz | ||
SoC | A16 Bionic | A17 Pro | ||
メモリ | 6GB LPDDR5 | 8GB LPDDR5 | ||
ストレージ | 128〜512GB | 128GB〜1TB | 256GB〜1TB | |
生体認証 | Face ID(顔認証)、マスク対応、横向き対応 | |||
広角 | 48MP(1/1.5型)ƒ/1.6 | 48MP(1/1.28型)ƒ/1.78 | ||
超広角 | 12MP(1/3.5型)ƒ/2.4 | 12MP(1/2.55型)ƒ/2.2 | ||
望遠 | – | – | 光学3倍・12MP(1/3.5型)ƒ/2.4 | 光学5倍・12MP(1/3.06型)ƒ/2.8 |
インカメラ | 12MP(1/3.6型)・ƒ/1.9 | |||
オーディオ | ステレオスピーカー | |||
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E | ||
Bluetooth | 5.3 | |||
5G/4G | 5G NR / 4G LTE | |||
バッテリー | 3,349 mAh | 4,383 mAh | 3,274 mAh | 4,422 mAh |
防水防塵 | IP6X / IPX8 | |||
ポート | USB-C | |||
ワイヤレス | MagSafe(15W) Qi / Qi2(7.5W) |
|||
センサー | ハイダイナミックレンジジャイロ、高重力加速度センサー、近接センサー、デュアル環境光センサー、気圧計 | |||
サイズ | 147.6 × 71.6 × 7.80 mm | 160.9 × 77.8 × 7.80 mm | 146.6 × 70.6 × 8.25 mm | 159.9 × 76.7 × 8.25 mm |
重量 | 171 g | 201 g | 187 g | 221 g |
OS | iOS 17 → iOS 18 |
iPhone 15シリーズ 価格比較
iPhone 15シリーズの価格を比較しました。
価格 36回払い |
iPhone 15 | iPhone 15 Plus | iPhone 15 Pro | iPhone 15 Pro Max |
---|---|---|---|---|
128GB | 124,800円 3,466円 / 月 |
139,800円 3,883円 / 月 |
159,800円 4,438円 / 月 |
– |
256GB | 139,800円 3,883円 / 月 |
154,800円 4,300円 / 月 |
174,800円 4,855円 / 月 |
189,800円 5,272円 / 月 |
512GB | 169,800円 4,716円 / 月 |
184,800円 5,133円 / 月 |
204,800円 5,788円 / 月 |
219,800円 6,105円 / 月 |
1TB | – | – | 234,800円 6,522円 / 月 |
249,800円 6,938円 / 月 |
iPhone 15(128GB)が124,800円、iPhone 15 Pro(128GB)が159,800円なので無印とProは3万円の価格差です。
3万円でProの機能に「魅力を感じるか」が焦点となります。
iPhone 15、iPhone 15 Pro どっちを買う?
では、最後に無印のiPhone 15がいいのか、プロのiPhone 15 Proのどっちがいいのかまとめます。
iPhone 15がいい人は
- できるだけ片手で軽やかに使いたい
- 普通にゲームを楽しみたい
- カメラで望遠画角で撮影することがない
- ポップで明るい色のモデルが欲しい
- 費用を抑えたいけど新型が欲しい
iPhone 15、15 Proともに6.1インチのディスプレイを搭載してるので本体サイズはほぼ同じですがiPhone 15の方が本体重量が少しだけ軽いので持ちやすいです。
出来るだけ片手で軽やかにiPhoneを使いたいならiPhone 15がおすすめです。
A16 Bionicを搭載してるのでゲームも快適に遊べますしiPhone 15 ProのA17 Proまでの性能が必要ない(多くの方は必要ないと思う。)なら十分なスペックとなっています。
望遠カメラを搭載していないのですがiPhone 15は48MPのクアッドピクセルセンサーになったことで光学2倍相当の撮影に対応し最大ズームも10倍までとなり十分使えるカメラに進化しています。
iPhone 15はポップ本体カラーを採用しており15 Proにはない明るいカラーなのもいいですよね。また、価格も15 Proよりも3万円安いのでお財布にも少しだけ優しいです。
→ iPhone 15を詳しく見る
iPhone 15 Proがいい人は
- 120Hzリフレッシュレートで操作したい
- 常時表示ディスプレイを使いたい
- ゲームをとにかく快適にプレイしたい
- アクションボタンでカメラ起動したい
- カメラの操作感と画質にこだわりたい
- プロの動画マンの人(外付けSSDなど)
- LiDARスキャナで3Dモデリングしたい
- スマートホームを構築している(Thread)
120Hzのリフレッシュレートでスクロールを滑らかにしたい、常時表示ディスプレイで常に時間を確認したい、ゲーム性能は最強がいいならiPhone 15 Proにしましょう。
望遠カメラがあるので遠くの被写体を撮影したい、ポートレートで少し離れて家族の写真を残したい方は15 Proがいいです。広角カメラもセンサーサイズが大きいので画質もProの方が上です。
カメラもアクションボタンからワンボタンで起動できるので使いやすくなります。また、外付けSSDに対応し長尺の動画撮影をする方もiPhone 15 Proはかなり使えるんじゃないかと思います。
無印のiPhone 15よりも3万円高いですが3万円でコレだけの機能が追加されることを考えると相対的に見てコスパはいいのではないでしょうか。
→ iPhone 15 Proを詳しく見る
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