
最近はスティック型のワイヤレスイヤホンも多くなりましたが、SoundPEATS(サウンドピーツ)から4,299円で買うことができるスティック型のワイヤレスイヤホン・ SoundPEATS TrueCapsuleが発売されました。
この記事では、SoundPEATS TrueCapsule(トゥルーカプセル)のデザイン、装着感、音質、使い勝手などのをレビューしています。
価格が安い割に良い仕上りのワイヤレスイヤホンなのでなかなか良いですぞ…!
この記事の目次
SoundPEATS TrueCapsule レビュー

SoundPEATS TrueCapsuleはお手頃価格の4,299円で買える低価格のワイヤレスイヤホンです。
スタイルはスティックタイプのカナル型イヤホンでタッチセンサーも搭載しているので、イヤホン本体を軽くタッチするだけで音楽プレーヤーをコントロール可能。
この価格帯でタッチセンサー付きってなかなかないような?
- スティック型の完全ワイヤレスイヤホン
- カナル型イヤホンで安定した装着性
- バイオセルロース振動板を採用し高音質
- 指紋がつきにくいナノコーティング仕様
- IPX5の防水・防汗仕様で雨の中の運動にも使える
- タッチセンサーで操作ができる
- 一度の充電で4時間の連続再生
- ケースとの併用で24時間使用可能
- とにかく軽いので持ち運びが楽チン
イヤホン本体が軽くて装着感は良い印象がありカナル型イヤホンで密閉感があり迫力のサウンドを楽しむことができます。
SoundPEATS TrueCapsuleの音質については、この価格から考えられないくらい良いサウンドを楽しむことができます。低音から高音までレスポンスの良い音が出ていますし、ボーカル域の音は聞きやすい。
とくに音離れが良いんでしょうね。一つ一つの音がとても聴きやすいので立体感があります。
では、SoundPEATS TrueCapsuleを詳しく見ていきましょう。
本体と充電ケースの外観デザイン
パッケージと付属品
SoundPEATS TrueCapsuleのパッケージは黒を基調としたものとなっていて、本体はスポンジにしっかり包まれているので安心感がありますね。

付属品はイヤホン本体の他に充電ケース、イヤーチップ、充電ケーブル(MicroUSB)、説明書などとなっています。

充電ケーブルはありますが充電アダプタは同梱していないので、他デバイスで使っていない場合は用意する必要があるので注意しましょう。
充電ケースの外観と使いやすさ
SoundPEATS TrueCapsuleは横長タイプの充電ケースでマットな素材を採用しているのて触り心地の良いケースとなっています。

まあ、とにかく小さいんですよ。充電ケースが小さくて軽いのでポケットに入れて持ち歩くこともできるでしょう。

イヤホン本体はこんな感じで入っています。

イヤホン本体をケースに入れると自動的に充電ケースから給電されるので、いつでも充電されたイヤホンで音楽を楽しむことができます。
充電ケースの背面部分にMicroUSBがあるので、ここに充電ケーブルを接続してバッテリー充電することになります。

充電アダプタは付属していないので、スマホやその他のデバイスで使っている充電アダプタを代用することになります。なお、バッテリー容量が小さいのか充電時間はあまりかからないです。
充電ケースの側面にはバッテリー残量を示すLEDインジゲーターを搭載しているので、どれくらいバッテリーが残っているのか感覚的に確認することができます。

- ○●●●:10〜24%
- ○○●●:25〜49%
- ○○○●:50〜74%
- ○○○○:75〜100%
SoundPEATS TrueCapsuleはイヤホン単体でのバッテリー駆動時間は4時間で、ケースと組み合わせで最大24時間ほど使うことができます。
1日中使うというシチュエーションはあまりないと思いますが、2〜3日の出張であれば充電なしで使うことができるバッテリー駆動時間なので安心して使うことができそうです。
イヤホン本体の外観デザイン
SoundPEATS TrueCapsuleはイヤーチップをドライバーに取り付けて耳にねじ込んで装着するカナル型イヤホンです。

耳にねじ込むタイプは密着性が高くて遮音性も高いので、低音の効いた迫力のあるサウンドを楽しめます。
音漏れも少ないので満員電車の中でも気兼ねなく音楽を楽しむことができますね。
スティック部分にSoundPEATSのロゴが刻印されています。

イヤホン全体がマットな素材でナノコーティング処理されているので指紋が付きにくく汚れにくいのが個人的には嬉しい仕様。
他メーカーのイヤホンって光沢のものが多くて汚れ付きやすいですよね。

潔癖症気味の僕にとっては嬉しい。
耳の穴のサイズに合わせてイヤーチップは各種サイズが用意されています。

イヤーチップは上に引っ張ることで簡単に外すことができます。

カナル型イヤホンはイヤーチップのサイズが耳に合っていないと低音が全く出ないで合っていないかどうかはすぐにわかります。
低音が小さく高音ばかり鳴っている場合はイヤーチップのサイズが小さいので大きいサイズに変更しましょう。
迫力ある低音サウンドが鳴ればOKです。
自動ペアリングで簡単接続
SoundPEATS TrueCapsuleは自動ペアリングに対応していてケースから取り出すだけで電源がONになり前にペアリングしたデバイスと自動接続されるので、取り出してからすぐに使うことができます。

初期設定のペアリング作業もイヤホンをケースから出してスマホのBluetoothの設定画面から簡単に設定することができます。

最初の設定だけしておけばあとは何もしなくてもすぐに使えるのは便利ですよね。
タッチセンサーで操作できる

SoundPEATS TrueCapsuleは左右イヤホンの背面部分にタッチセンサーを搭載していて、いろんな操作ができるようになっています。
- 再生・停止・受話・終話:左側を2回タップする
- 次の曲にスキップする:右側を1.5秒間タップする
- 前の曲に戻る:左側を1.5秒間タップする
- 通話拒否:左側を1.5秒間タップする
- 通話切り替え:右側を2秒間タップする
- 音声アシスタント起動:左側を2秒間タップする
音量はペアリングしているデバイスから直接調整することになりますが、音声アシスタントを起動して音量を調整することは可能となっています。。
軽くて自然な付け心地

SoundPEATS TrueCapsuleは耳にねじ込むタイプのカナル型のイヤホンなので密着感のある付け心地となっています。
とはいえ、窮屈感のない自然な付け心地を実現していて、耳から外れるということもほぼありません。
もし、耳に合わない場合はイヤーチップやイヤージャケットのサイズを選ぶことができるので、自分の耳にフィットさせることができるでしょう。
SoundPEATS TrueCapsule 音質評価

SoundPEATS TrueCapsuleは5,000円以下で買うことができる格安ワイヤレスイヤホンですが、ビックリするくらい音質は良いです。
- 6mmのダイナミックドライバー
- バイオセルロース振動板を採用
- AACコーデックに対応
バイオセルロース振動板とは紙の約1/1000と非常に細い繊維構造の振動版なんだそうで解像感が高く音離れもいいので立体感のあるサウンドを楽しむことができます。
さらにこの価格帯のイヤホンでは頑張ったACCコーデックにも対応しているのでiPhoneなどのiOS端末で使うと音質が良くなっています。
気になるSoundPEATS TrueCapsulenの音質ですが…めちゃくちゃ良いです!
低音から高音まで解像感は高くて立体感のあるサウンドを楽しむことができます。それぞれの楽器の音が定位しているので広がりある音になってるんですよ。
ボーカル域も自然なので聴きやすくて何時間でも音楽聴いてられますね。
最初は「ん..?」って思ったんですけど数時間使っていくといきなり音質が良くなりました(笑)エージングが進んだってわけじゃないと思うんですけど調子悪かったんでしょうか。
独断と偏見でSoundPEATS TrueCapsuleの音質を6段階で評価しました。
- 低音:☆☆☆☆★★(4/6)
- 中音:☆☆☆☆★★(4/6)
- 高音:☆☆☆☆★★(4/6)
- 解像感:☆☆☆☆★★(4/6)
- 総合評価:☆☆☆☆★★(16/24)
価格を考慮してない評価なので低めスコアですが、同価格帯のイヤホンで比較すると満点に近いくらい音質はいいと思います。
4,299円とは思えないくらい。
動画の映像と音声のズレは少ない
SoundPEATS TrueCapsuleはYouTubeなど動画コンテンツの映像と音声のズレは少ないので動画は見やすいのかなと思います。
また、Bluetooth 5.0に対応しているので音飛びを抑えた安定した接続で音楽を楽しむことが可能となっています。
IPX5の防水仕様で濡れても大丈夫
SoundPEATS TrueCapsuleはIPX5に対応していて、ちょっとした雨の中での使用もできます。
IPX5は約3メートルの距離から12.5リットル/分の水を3分間噴流しても壊れることがない防水性能を持ったデバイスに与えられるもので、防水といっても水の中に水没させると壊れてしまう可能性があるので注意です。

でも、試しに上からコップで水をSoundPEATS TrueCapsuleに注いてみましたが壊れることなく音楽鳴りましたよ。
なので耐水性能はそこそこ高いと見て良さそう。雨の中でもトレーニングをしたい時も使うことができるので実用性はかなり高いでしょう。
SoundPEATS TrueCapsule 惜しい点
イヤホンを外しても再生し続ける
SoundPEATS TrueCapsuleは近接センサーを内蔵してないので耳からイヤホンを外しても音楽や動画は再生し続ける仕様となっていて、充電ケースにイヤホンを片付けると自動的に接続を切れます。
まあ、すぐに充電ケースに戻せば停止するので特に問題はないのかな?
片耳再生に対応
SoundPEATS TrueCapsuleは片耳再生に対応していて片方のイヤホンだけでペアリングし音楽を再生できます
ちょっと会話をしないと行けない場合で片耳だけ外しておいたり、バッテリー切れになりそうな時に片方だけケースに入れておくことで充電することもできるので何気に便利ですよね。
音量調整が単体でできない
SoundPEATS TrueCapsuleは音量の調整をイヤホン単体ですることができません。
ペアリングしているデバイスで直接調整するか、音声アシスタントを声で起動して音量調整することになります。
SoundPEATS TrueCapsuleのスペック
SoundPEATS TrueCapsuleのスペックを兄弟機であるSoundPEATS TrueFreeと比較をしてみました。
SoundPEATS TrueCapsule | SoundPEATS TrueFree+ | SoundPEATS TrueFree | |
ドライバー | 6.0mm | 6.0mm | 6.0mm |
バッテリー駆動時間 | 4時間 | 4時間 | 4時間 |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
対応コーデック | AAC、 SBC | SBC | |
防水性能 | IPX5 | IPX4 | – |
バッテリー駆動時間(充電ケース込み) | 24時間 | 35時間 | 20時間 |
周囲音取込み機能 | なし | なし | なし |
連携アプリ | なし | なし | なし |
価格 | 4,299円 | 3,980円 | 2,999円 |
SoundPEATS(サウンドピーツ)のTrueシリーズはとにかく安いですね。どれも5,000円以下で下位モデルのSoundPEATS TrueFreeだと2,999円ですからね。

価格が安くなると音質はまあ…って感じになりますが、この価格で完全ワイヤレスイヤホンを楽しむことができるのは素晴らしい。
(SoundPEATS TrueFree、数ヶ月前に購入してレビューできてないなぁ…。)
まとめ:SoundPEATS TrueCapsule 低価格なのに素晴らしい!

スティック型の完全ワイヤレスイヤホン・SoundPEATS TrueCapsuleの良い点と惜しい点についてまとめます。
- AACコーデック対応で音質が良い
- イヤホンの付け心地が良い
- 自動ペアリングで使いやすい
- 指紋が付きにくく汚れにくい
- 片耳再生ができる
- 雨に濡れても大丈夫
- 4,299円とお手頃価格
- 自動停止機能が搭載されていない
- 音量の調整がイヤホン単体でできない
- 外部音取り込み機能がない
SoundPEATS TrueCapsuleは4,299円で買える格安の完全ワイヤレスイヤホンです。
ワンランク上のイヤホンに搭載されている外部音を取り込む機能が使えませんが、そもそも使わない機能ならなくても良いですし音楽を楽しむだけなら何ら不満はないです。
イヤホンの付け心地は良くて、音質もこの価格にしては良くて、動画と音声の遅延もほとんどないのでコストパフォーマンスは良いのかなと感じます。
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