Soundcore Liberty 2 Pro レビュー

AppleがAirPods Proを発売しましたが、Ankerからも完全ワイヤレスイヤホンのプロモデルとなる「Soundcore Liberty 2 Pro」を発売しています。

Soundcore Liberty 2 Proは11mmの大型ドライバーを内蔵、aptXのコーディックにも対応してとにかく音質にこだわったモデルで、USB-Cポートにワイヤレス充電にも対応した贅沢仕様で14,380円という破格で買うことができます。

ここでは、Soundcore Liberty 2 Proの本体デザイン、音質、操作性についてレビューしています。AirPods Proは高い、でもちょっとイイ音で音楽を楽しみたいという方はぜひ参考にしてください。

Soundcore Liberty 2 Pro 特徴

Soundcore Liberty 2 Pro
Soundcore Liberty 2 Pro

Soundcore Liberty 2 Proは「グラミー賞を受賞した10名のプロデューサーに推奨されている」というなんだか凄そうな称号を得た完全ワイヤレスイヤホンです。

Soundcore Liberty 2 Proの特徴
  • Soundcore独自の同軸音響構造(A.C.A.A)のドライバーを搭載
  • HearIDにより耳の聞き取りやすさを測定して自動イコライザー調整
  • 高い音声認識ができる4つのマイクを搭載
  • グラミー賞を受賞した10名のプロデューサーに推奨されている
  • ケースのワイヤレス充電に対応している
  • USB-C対応で急速充電に対応している
  • IPX4等級の防水に対応
  • 最大32時間(イヤホン単体8時間)音楽再生
  • 価格:14,380円

通常のワイヤレスイヤホンに採用されているドライバー(音を鳴らす部分)は6mmほどの大きさのものを使っていることが多いですが、Soundcore Liberty 2 Proは11mmという大きなドライバーを採用。

これね、まじで1万円代のワイヤレスイヤホンとしては驚きの音質を実現しています。さすがグラミー賞のプロデューサーが推奨しているだけある。(よくわらないけど。)

また、使いやすさも旧Libertyシリーズと比べても向上していて、USB-Cポートによる充電に対応し、さらにワイヤレス充電にも対応してしまいました。

この価格でワイヤレス充電に対応するってマジかよ?って思ったけど本当に充電できてしまうんだから凄いよね。Soundcore Liberty 2 Proは価格相応どころか2万円くらいしてもおかしくないワイヤレスイヤホンというのが正直な感想。

ただし、耳から外した時に自動的に音楽が停止しないなど「なぜ?」と思うところもありますが、音質を重視するなら買いのワイヤレスイヤホンとなっていますよ。

Soundcore Liberty 2 Pro レビュー

では、Soundcore Liberty 2 Proを見ていきたいと思います。

パッケージ・付属品

Soundcore Liberty 2 Proのパッケージはしっかりとデザインされたものとなっていて高級感のあるものに仕上がっています。

Soundcore Liberty 2 Pro パッケージ
Soundcore Liberty 2 Pro パッケージ

開封すると透明プラの蓋があるのですが、この構造はAnkerの旧ワイヤレスイヤホンブランドのZoro Liberty+と同じパッケージですね。

内容物はイヤホン本体、充電ケース、USBケーブル(C to A)、イヤーチップ(全7サイズ)、イヤーウィング(全4サイズ)、説明書となっています。

Soundcore Liberty 2 Pro 付属品
Soundcore Liberty 2 Pro 付属いん

Soundcore Liberty 2 Proのイヤーチップとウィングは以下のサイズが用意されています。

イヤーチップ・ウィングの種類
  • イヤーチップ:XS、S、M、M+、L、L+、XL
  • イヤーウィング:S、M、L
Soundcore Liberty 2 Pro イヤーチップの種類

本体に装着されているのはイヤチップがM+サイズ、イヤーウィングがMサイズとなっています。僕の耳はM+では小さすぎたのでXLサイズを使っています。

イヤーチップが小さいと低音がしっかりと再生されないので、実際に装着してみて音を確認して自分にあうチップを選びましょう。これだけ種類があればどれか必ず合うものが見つかると思いますよ。

充電ケースの外観デザイン

片手に収まるサイズ

Soundcore Liberty 2 Proの充電ケースは非光沢な指紋の付きにくいマットな樹脂製ケースとなっていて、丸みのあるスタイルとなっています。

Soundcore Liberty 2 Pro 充電ケース
Soundcore Liberty 2 Proの充電ケース

充電ケースの大きさは手のひらサイズ(78 × 55 × 28mm)で持ち運びしやすい大きさです。(公式のサイズがなかったので実測値)

充電ケースのサイズ感
充電ケースのサイズ感

総重量は70g、イヤホン単体で8g(片耳)となっています。イヤホン単体では軽くもなく重くもなく…といったところでしょうか。

蓋の開け方が近未来的

で、Soundcore Liberty 2 Proの充電ケースの凄いところがコレ。凄いというかちょっとビックリしたところ。

蓋を投じた状態
蓋を投じた状態

なんと、スライド式!カッコイイ!!イヤホンなのに無駄に近未来感!

Soundcore Liberty 2 Proのスライド式の蓋
Soundcore Liberty 2 Pro スライド式の蓋

というか、最初は蓋の開け方が分からなくて無理矢理こじ開けようとしてしまいましたよ。一応、フィルムで開け方が貼ってあったのですがちょっと分かりにくい。まあ、イイんだけど。

ケースとイヤホン
ケースとイヤホン

でもね、このスライド式の蓋。慣れるととっても使いやすいんですよ。

片手で開閉できる
片手で開閉できる

片手で開け閉めができるようになるから操作性はとても良い。片手で蓋を開けてイヤホンをサッと取り出す。流れは完璧ですね。


充電はUSB-Cポートに対応

Soundcore Liberty 2 Proの充電ケースはUSB-Cポートに対応しているので、AndroidスマホでスタンダードになったUSB-Cケーブルを使って充電することが可能。

充電はUSB-Cポートに対応
充電はUSB-Cポートに対応

充電ケースにLEDインジゲーターを搭載していてバッテリー残量が3段階で確認することができます。

バッテリー残量の表示
バッテリー残量の表示
バッテリー残量
  • LED1:30%未満
  • LED2:30〜70%
  • LED3:70%以上

バッテリー残量を表示させるには蓋を開けるか、背後にある小さなボタンを押す必要があります。

このボタン、めちゃくちゃ押しにくいところにある。基本は蓋を開けてバッテリー残量を確認すればイイと思うので問題はないのかなと思います。

ワイヤレス充電にも対応

Soundcore Liberty 2 Proはワイヤレス充電にも対応しています。

平置き式のワイヤレス充電器・Anker PowerWave 7.5 Padと組み合わせることでケーブルレスでイヤホンの充電が可能となります。

ワイヤレス充電に対応したイヤホンは多くなってきましたが、この価格帯で対応しているのは凄いのひとことですよね。

煩わしいケーブルから解放されたいならSoundcore Liberty 2 Proという選択肢はアリです。

sin-space.com/entry/ankerpowerwave-75-pad

イヤホン本体のデザイン

Soundcore Liberty 2 Proはスタイリッシュなデザインとなっていて、SoundCoreのロゴ部分はアルミ素材を採用した高級感あふれるモノとなっています。

Soundcore Liberty 2 Pro デザイン
高級感あるデザイン

このタイプのワイヤレスイヤホンとしては小ぶりな大きさで重さが片耳7gとなっています。

イヤホンのサイズ感
イヤホンのサイズ感

イヤホンの上部には物理ボタンを搭載していて曲の再生、一時停止、スキップなどが耳元でできるようになっています。

物理ボタンを搭載
物理ボタンを搭載
操作方法
  • 1回押す:再生・一時停止・受話・終話
  • 左2回押す:次の曲を再生
  • 右2回押す:前のスキップ
  • 1秒押し:通話拒否、音声アシスタント起動

音量調整は対応していないので音声アシスタントを起動するか手元にあるスマホを使ってちょちょいと調整することになります。

装着感について

Soundcore Liberty 2 Proのイヤホンの形はソニーのWF-1000XM3と似ているところがあるかもしれませんね。

Soundcore Liberty 2 ProとWF-1000XM3
Soundcore Liberty 2 ProとWF-1000XM3

装着感もWF-1000XM3と似ているところがあります。自然で窮屈感は一切なく、長時間の装着も耐えることができるのかなぁと思います。

もちろん、個人差はありと思います。Soundcore Liberty 2 Proは7サイズのイヤーチップ、3サイズのイヤーウィングを交換できるので安心してください。

イヤーチップを取り外したところ
イヤーチップを取り外したところ

イヤーチップは上に引き抜くだけで簡単に取り外しができます。好みのサイズのチップを探してみてください。

Soundcore Liberty 2 Proを耳に装着するとこんな感じです。

耳に装着した感じ

WF-1000XM3よりも小ぶりな筐体サイズなので主張感は抑えられている感じ。個人的にはけっこう好きですよ。

ペアリングは簡単

Soundcore Liberty 2 ProのペアリングはBluetoothの設定画面から簡単にすることができます。

iPhoneiPadの場合はイヤホン本体を充電ケースから取り出した状態で、

iOSのBluetooth設定画面
iOSのBluetooth設定画面

「設定」→「Bluetooth」の画面を開くと「その他のデバイス」に「Soundcore Liberty 2 Pro」と表示されるのでタップするだけでOKです。

Androidの場合はイヤホン本体を充電ケースから取り出した状態で、

AndroidのBluetooth設定画面
AndroidのBluetooth設定画面

「設定」→「機器接続」→「新しい機器とペア設定する」を選択した画面に「Soundcore Liberty 2 Pro」が表示されるのでタップして「ペア設定」すればOKです。

なお、マルチペアリング機能に非対応で、初期設定しているAndroid → iOSに切り替えをする場合はAndroid側の接続を解除してからiOS側に切り替える必要があります。

マルチペアリングはJabra Elite 65tが非常に優秀で音楽を再生するだけでデバイスを認識して瞬時に切り替えをしてくれますよ。

音質について

同軸音響構造(A.C.A.A)を搭載

Soundcore Liberty 2 Proは「バランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーを同軸上に配置したSoundcore独自の同軸音響構造(A.C.A.A)」を採用していて、この価格帯では考えられないようなサウンドを奏でてくれます。

Soundcore Liberty 2 Proのドライバー部分

どういうこと?って思いますが、要は高音と低音を担当するドライバーを一つのところに配置した大型ドライバーを採用しているということです。

A.C.A.A構造
A.C.A.A構造

ドライバーの周囲に低音を再生するダイナミックドライバーを搭載し、中央に高音を再生するバランスドアーマチュアドライバーを搭載しているので歪みのないピュアなサウンドを楽しめるというわけですね。

AAC・aptXに対応

Soundcore Liberty 2 ProはSBC、AAC、aptXの3つのコーデック(データ送信方式)に対応しています。

リスト
  • SBC:一般的なコーデック
  • AAC:Appleデバイス、Android 8以降のコーデックでSBCより高音質で遅延が少ない
  • aptX:AndroidデバイスのコーデックでSBC・AACより高音質で遅延が少ない

aptXの対応はちょっと良いワイヤレスイヤホンじゃないと対応していない事が多いですが、Soundcore Liberty 2 Proはしっかり対応しています。

AndroidのXperia 5の開発者モードでオーディオコーデックを確認してみたところしっかりaptXで通信をしていました。

aptXに対応している

なお、aptXに対応していないイヤホン(例えばWF-1000XM3など)だとAACでのコーデックが適用されます。

実際にXperia 5とSoundcore Liberty 2 ProでAACとaptXに切り替えて聴き比べてたところ、aptXの方がクリアなサウンドを再生する事ができてましたよ。

なので、Androidのスマホを使っているならaptXに対応しているSoundcore Liberty 2 Proはマストなのかもしれませんね。

音質の評価

で、実際にSoundcore Liberty 2 Proで一般的なJ-POPを聴いてみたところ、ビックリするくらい音が良いんですよ。一般的な楽曲であれば普通に満足できる音質に仕上がっているのかなと思います。

音は個人によって聞こえ方が違うのであくまで参考にしてください。

Soundcore Liberty 2 Pro 音質良いところ
  • 迫力の重低音を楽しめる
  • 高音の伸びもありキレがありクリアな音質
  • ボーカルの艶もあり良い
Soundcore Liberty 2 Pro 音質で気になるところ
  • 中音がほんの少し弱い(イコライザーでどうにかなる?)
  • 低音が少し強すぎる(いわゆるドンシャリ系の音質)

Soundcore Liberty 2 Proは専用のアプリ「SoundCore」をインストールしてデフォルト設定の22種類のイコライザーを設定できるので、ある程度の不満は解消する事ができるでしょう。

HearIDで耳に合ったイコライザーを自動作成

このアプリのイコライザーには「HearID」という音の聞き取りやすさを測定して最適なイコライザーを作成してくれる機能を搭載しています。

HearID 計測画面

ちょっと時間がかかってしまうので面倒くさいのですが、自動設定(イヤホンをパーソナライズ)してくれたイコライザーを聞くと確かに音楽が聴きやすいんですよね。

イヤホンをパーソナライズ
イヤホンをパーソナライズ

右耳、左耳で計測するので聞き取りにくい音域を強化してくれるのでステレオのバランスもしっかり取ることができます。

細かい調整は自分ではできないので好みの音質になるわけではないですが、フラットなサウンドにしっかりと合わせてくれます。

Soundcore Liberty 2 Pro レビュー・評価のまとめ

Soundcore Liberty 2 Pro
Soundcore Liberty 2 Pro

Soundcore Liberty 2 ProはAnkerの完全ワイヤレスイヤホンの最上位モデルですが価格が14,000円ほどで買えてしまうコストパフォーマンスに優れたイヤホンとなっています。

おすすめポイント
  • 1万円代のイヤホンと思えないサウンドを奏でる
  • スライド式の蓋がカッコいい
  • 装着感が自然て1日中付けてても疲れない
  • aptXに対応している
  • USB-Cポートに対応している
  • ワイヤレス充電に対応している
  • 14,380円で購入できる。安い!
残念ポイント
  • 自動再生・停止機能に非対応
  • マルチペアリング自動切り替えに非対応
  • 低音がちょっと強い…

細かいところで不満点はありますが、Soundcore Liberty 2 Proはトータルで見てバランスの良い使いやすいワイヤレスイヤホンに仕上がっています。

AppleのAirPods Proが発売されましたが27,800円とちょっとお高いので、ちょっと安くていいProならSoundcore Liberty 2 Proを選ぶのもアリなのではないかな…と思います。

Soundcore Liberty 2 Pro
■ おすすめ度:
4.5
■ 音質:
4
■ バッテリー持ち:
4
■ 使いやすさ:
4
■ 価格の安さ:
5

Ankerのワイヤレスイヤホン、スピーカーは記事はこちら。

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