SanDisk Extreme Portable SSD E61 レビュー

動画編集をしてるとパソコンの内蔵ストレージはあっという間に埋まって容量が足りなくなってしまいます。

そこで、外付けストレージの出番ですが転送速度が速いSanDisk Extreme Portable SSD E61ならデータを外付けSSDに置いたまま作業ができるので便利です。

SanDisk Extreme Portable SSD E61は最大1050MB/sの読み出し速度を実現しつつ高さ2メートルの落下に耐えIP55の防滴防塵性能のあるSSDで外で動画編集するというニーズにも応えてくれます。

この記事では、SanDisk Extreme Portable SSD E61(SDSSDE61)のデザイン、サイズ、転送速度をレビューしています。

SDSSDE61はエントリーモデルのSanDisk Portable SSD E30よりも高価ですが価格に見合った快適性を手に入れることができます。

高性能な外付けSSDを検討している方は参考にどうぞ。

SanDisk Extreme E61のメリット
  • 転送速度 1050MB/sと超高速ストレージ
  • 外付けSSDにデータを置いたまま作業できる
  • パソコンの内蔵ストレージが少なくてもOK
  • 耐久性の高い外付けストレージ
  • IP55防滴防塵で濡れても大丈夫
SanDisk Extreme E61のデメリット
  • 端末価格が高め

SanDisk Extreme Portable SSD E61の特徴

SanDisk Extreme Portable SSD E61
SanDisk Extreme Portable SSD E61
SanDisk Extreme Portable SSD E61の特徴
  • 容量:480GB / 1TB / 2TB / 4TB
  • 転送速度:1050MB/s
  • 256bitハードウェア暗号化
  • パスワードロック機能
  • ポート:USB 3.2 Gen 2(Type-C)
  • 耐久性:2mの高さからの落下に耐える
  • 防滴防塵:IP55
  • サイズ:52.5 × 100.8 × 9.6 mm 52g
  • USB-C to Cケーブル(Type-A アダプタ付属)
  • 3年のメーカー保証付き
  • 価格:1.1万円〜4.7万円

SanDisk Extreme Portable SSD E61は最大1,050MB/sの読み出し速度ができる高性能な外付けSSDで編集データをSSDに置いたまま編集しても問題ありません。

容量は480GB、1TB、2TB、4TBの4つから選べます。

大容量の4TBになると7.2万円とさすがに高価なの動画編集に命を捧げる方でないと無理かもしれませんが、2TBは3.6万円となんとか手が出る価格となります。

SanDisk Extreme Portable SSD E61は最大2mからの落下に耐えられる耐久性の高さだけでなくIP55の防滴防塵にも対応しアクティブな方にもおすすめできるストレージです。

端末価格は480GBが1.1万円、1TBが1.4万円、2TBが2.5万円とSanDisk Portable SSDシリーズの中でも手にしやすい価格となっています。

SanDisk Extreme Portable SSD E61 レビュー

では、SanDisk Extreme Portable SSD E61を詳しくレビューしていきます。

筐体デザインとサイズ

SanDisk Extreme Portable SSD E61の同梱品はUSB-C to CケーブルとType-Aの変換アダプタ、説明書とシンプルです。

SanDisk Extreme Portable SSD E61 同梱品
同梱品一式

筐体はSanDiskの他のPortable SSDシリーズと同じでブラックをベースに粒加工が施されたデザインとなっています。

素材はしっとりとしたラバー素材で衝撃に強そうなものとなっていてフックを取り付けできる部分はオレンジに加工されています。

SanDisk Extreme Portable SSD E61 本体デザイン
ラバー製の素材を採用

最大2メートルの落下に耐えられる耐衝撃性能があるので外に持ち運んで作業したい方も安心して使うことができます。

筐体裏側はしっとりとした手触りのラバー素材にSanDiskのロゴが刻印されています。

SanDisk Extreme Portable SSD E61 裏側
しっとりとした素材

衝撃に強そうで安心な素材になってるのですが、埃が付きやすいのでゴミが少し気になるかもしれません。

筐体サイズは52.5 × 100.8 × 9.6 mmと手のひらサイズとなっていますが、下位モデルのPortable SSD E30と比べると一回り大き苦なっています。

SanDisk Extreme Portable SSD E61・E61
左:E61、右:E61

重量は52gとこのタイプの外付けSSDにしては少し重めですが「高速なSSD + 高耐久性」の付加価値があります。

SanDisk Extreme Portable SSD E61は本体上部にフックを取り付けられるよう取っ手があります。

SanDisk Extreme Portable SSD E61 フック
フックに取り付け可能

キーホルダーやフックを取り付けることで持ち運びしやすい外付けSSDとして使うことができますし盗難防止に役立てることもできます。

IP55防滴防塵に対応している

SanDisk Extreme Portable SSD E61はIP55の防滴防塵に対応しています。

SanDisk Extreme Portable SSD E61 防滴防塵仕様
IP55防滴防塵仕様
IP55の特性
  • IP5X:塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作に問題ない
  • IPX5:あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない

水の中に入れるのはNGですが、雨に濡れる程度の水であれば壊れることがなく大事なデータをしっかり守ることができます。

下位モデルのExtreme Portable SSD E61は同様にIP55に対応してますがPortable SSD E30はIP55非対応なので外で使うことが多いならE61かE60がおすすめです。

[ad2]

USB-C to Cケーブルが付属している

SanDisk Extreme Portable SSD E61はUSB-C to Cケーブルが同梱しケーブルの長さは15cmほどと短く扱いやすいサイズとなっています。

SanDisk Extreme Portable SSD E61 USB-C to C
USB-C to Cケーブル

USB-C to CケーブルなのでiMac 24インチMacBook AirなどUSB-Cポートしかない端末でもそのまま接続して使うことができます。

SanDisk Extreme Portable SSD E61とMacBook Pro
USB-C to Cで接続

Windows PCやiMac 27インチMac miniでType-Aを使いたい場合は付属のType-A変換アダプタを使って接続が可能です。

SSDの性能・データ転送速度

SanDisk Extreme Portable SSD E61は最大1050MB/sでデータ転送ができる性能を持っています。MacBook Pro 14インチに接続してデータ転送速度を計測してみました。

SanDisk Extreme Portable SSD E61 転送速度
実測
SDSSDE61 転送速度
  • 書き込み速度(Write):851 MB/s
  • 読み込み速度(Read):726 MB/s

Disk Speed Testによる転送速度は書き込み、読み込みともに800MB/s前後となっています。下位モデルのE60、E30は400MB/sなので約2倍の読み書き速度になっています。

400MB/sでもデータを外付けSSDに置いたまま作業できますが、リアルタイムでデータのやり取りをする動画編集においては800MB/sの速度ができるE61の方がラグが少なく快適に作業できます。

約24GBのFinal Cut Proの編集データをMacBook Pro 14インチ → SanDisk Extreme Portable SSD E61にコピーしてみました。

データを29秒で移動させることができました。大容量データを扱うならSanDisk Extreme Portable SSD E61は使いやすいストレージといってよさそうです。

下位モデルのE60は同じ容量のデータ移動に1分ほどかかるので半分の時間で済むのは作業効率を上げることができます。

あらゆる端末で使える外付けSSD

SanDisk Extreme Portable SSD E61は初期状態でexFAXフォーマットされているのでWindows、Mac、iOS / iPadOSなどで使うことができます。

SanDisk Extreme Portable SSD E61とiPad Pro
iPad Proの外付けSSDとしても

もちろん、MacのディスクユーティリティからNTFSフォーマットして使うこともできるので使う環境に合わせてフォーマットして使うのがおすすめです。

なお、初期状態のストレージにはファイル暗号化ソフトが同梱されていて256ビットハードウェア暗号化、パスワードロックをかけることもできます。

機密情報を外で取り扱うことになるのでしっかりセキュリティーを掛けられるようになってるのは安心できます。

[ad4]

SanDisk Extreme Portable SSD E61 レビュー:まとめ

SanDisk Extreme Portable SSD E61
SanDisk Extreme Portable SSD E61
SanDisk Extreme E61のメリット
  • 転送速度 1050MB/sと超高速ストレージ
  • 外付けSSDにデータを置いたまま作業できる
  • パソコンの内蔵ストレージが少なくてもOK
  • 耐久性の高い外付けストレージ
  • IP55防滴防塵で濡れても大丈夫
SanDisk Extreme E61のデメリット
  • 端末価格が高め

SanDisk Extreme Portable SSD E61のメリット

SanDisk Extreme Portable SSD E61は高さ2mから落下しても耐えることができるだけでなくIP55の防滴防塵の安心設計の外付けSSDです。

さらに、データの読み書き速度が下位モデルのPortable SSD E60、Portable SSD E30の約2倍の速さなので大容量データを扱うパワーユーザーの方も使えます。

容量は500GB、1TB、2TB、4TBの4つから選べます。動画編集をしてると2TBでも容量が足りなくなってくるので4TBも選択肢にあるのはいいですよね。

SanDisk Extreme Portable SSD E61のデメリット

価格が少し高いのでデータを保存するためだけの外付けSSDに使うには勿体無いです。

頻繁にデータの読み書きするときに真価を発揮するSSDなので写真や動画データを取り扱うならSanDisk Extreme Portable SSD E61を選ぶとより快適な作業が可能となります。

SanDisk Extreme Portable SSD E61がおすすめな人は

SanDisk Extreme Portable SSD E61 おすすめな人
  • SSDにデータを置いたまま作業したい
  • パソコンにデータを置きたくない
  • 耐久性の高い外付けSSDが欲しい
  • 少し水に濡れても安心したい
  • 大容量SSD(4TB)を低価格で欲しい

外で作業することが多いならSanDisk Extreme Portable SSD E61を選ぶメリットは高いです。落としてもデータが吹き飛ぶリスクを抑えることができます。

また、SanDiskのSSDラインナップの中ではE61は低価格で480GBが0.9万円、1TBが1.4万円、2TBが2.5万円となっています。

とくに2TBの大容量ストレージが欲しい方におすすめです。

もし、もっと低価格な外付けSSDが欲しいならBUFFALO SSD-PGMU3がおすすめです。2.3万円ほどで買うことができます。

→ SanDisk Portable SSDシリーズはこちら

外付けSSD おすすめはこちら