写真や動画のデータ容量っていつの間にか増えるので外付けSSDにデータを使うことになります。
SanDisk Extreme Portable SSD E60なら転送速度が速いのでSSDにデータを置いたまま作業も可能です。
上位モデルに転送速度1050MB/sのExtreme Portable SSD E61がありますが少し高価です。下位のPortable SSD E30は防滴防塵に対応していません。
そこで、ちょうどいいのがSanDisk Extreme Portable SSD E60です。読み出し速度550MB/sに高さ2mの落下に耐えてIP55の防滴防塵性能のあるSSDとなっています。
この記事では、SanDisk Extreme Portable SSD E60(SDSSDE60)のデザイン、サイズ、転送速度をレビューしています。
SDSSDE60はエントリーモデルのSanDisk Portable SSD E30よりも高価ですが価格に見合った快適性を手に入れることができます。
高性能な外付けSSDを検討している方は参考にどうぞ。
- 550MB/sの高速ストレージ
- 250GBの小容量モデルも選べる
- 落下2mに耐えられる耐久性の高さ
- IP55防滴防塵で濡れても大丈夫
- 容量によってはE61の方が安い
この記事の目次
SanDisk Extreme Portable SSD E60の特徴
SanDisk Extreme Portable SSD E60は最大550MB/sの読み出し速度ができる外付けSSDで編集データをSSDに置いたまま編集も可能な外付けストレージです。
- 容量:250GB / 500GB / 1TB / 2TB
- 転送速度:550MB/s
- 128bitハードウェア暗号化
- パスワードロック機能
- ポート:USB 3.1 Gen 2(Type-C)
- 耐久性:2mの高さからの落下に耐える
- 防滴防塵:IP55
- サイズ:50 × 96 × 9 mm 38g
- USB-C to Cケーブル(Type-A アダプタ付属)
- 3年のメーカー保証付き
- 価格:0.9万円〜3.7万円
容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4つから選べます。SanDiskのPortable SSDシリーズで250GBモデルがあるのはE60のみとなっています。
ただ、価格が少し高いので少しでも安く外付けSSDが欲しいならほぼ同じデータ転送速度の下位モデルのPortable SSD E30の方がおすすめです。
Extreme Portable SSD E60にするメリットがあるのか?
と思ってしまいますが、E60はE30は対応していないIP55の防滴防塵に対応しているところです。ちょっと水に濡れても大事なデータを守ることができる安心感があります。
端末価格は250GBが0.9万円、1TBが1.1万円、2TBが3.7万円です。
安くはないですが防塵防滴で耐衝撃性能もあるので大事なデータを守りたいならExtreme Portable SSD E60という選択肢は大きなメリットとなります。
SanDisk Extreme Portable SSD E60 レビュー
では、SanDisk Extreme Portable SSD E60を詳しくレビューしていきます。
筐体デザインとサイズ
SanDisk Extreme Portable SSD E60の同梱品はUSB-C to CケーブルとType-Aの変換アダプタ、説明書とシンプルです。
筐体はSanDiskの他のPortable SSDシリーズと同じでブラックをベースに粒加工が施されたデザインとなっています。
素材の素材はしっとりとしたラバー素材で衝撃に強いものとなっています。また、フックを取り付けできる部分はオレンジに加工されています。
SanDiskといえばこのオレンジのカラーでいいアクセントとなっていますね。
Extreme Portable SSD E60は最大2メートルの落下に耐えられる耐衝撃性能を持っていて外で作業したい方も安心して使うことができます。
筐体裏側はしっとりとした手触りのラバー素材にSanDiskのロゴが刻印されています。
柔軟性があって衝撃に強そうで安心な素材にですが、埃が付きやすいので細かいゴミが少し気になるかもしれません。
筐体サイズは50 × 96 × 9 mmと手のひらサイズで重量は38gと軽く持ち運びもしやすいものとなっています。
SanDisk Extreme Portable SSD E60は本体上部にフックを取り付けられるよう取っ手があります。
キーホルダーやフックを取り付けることで持ち運びしやすい外付けSSDとして使うことができて盗難を防止することもできます。
IP55防滴防塵に対応している
SanDisk Extreme Portable SSD E60はIP55の防滴防塵に対応し少し水が濡れても壊れることがない安心設定となっています。
- IP5X:塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作に問題ない
- IPX5:あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない
水の中に入れるのはNGですが、雨に濡れる程度の水であれば壊れることがなく大事なデータをしっかり守ることができるでしょう。
もし、濡れる心配がないなら下位モデルのPortable SSD E30を選ぶのがおすすめです。
USB-C to Cケーブルが付属している
SanDisk Extreme Portable SSD E60はUSB-C to Cケーブルが同梱しケーブルの長さは15cmほどと短く扱いやすいサイズとなっています。
USB-C to CケーブルなのでiMac 24インチ、MacBook AirなどUSB-Cポートしかない端末でもそのまま接続しデータのやり取りが可能です。
さらに、USB-C to A変換アダプタも付属してきます。
Windows PC、iMac 27インチ、Mac miniなどの外付けSSDとしても使うことができるので汎用性はとても高いストレージとなっています。
SSDの性能・データ転送速度
SanDisk Extreme Portable SSD E60は最大550MB/sでデータ転送ができる性能を持っていますが、MacBook Pro 14インチに接続してデータ転送速度を計測してみました。
- 書き込み速度(Write):401 MB/s
- 読み込み速度(Read):388 MB/s
Disk Speed Testによる転送速度は書き込み、読み込みともに400MB/s前後でした。下位モデルのE30は380MB/sなので僅かですがE60の方が速度が速くなっています。
400MB/sのデータの読み書きができればデータを外付けSSDに置いたまま作業ができるので動画編集データを内蔵ストレージに移動させる時間を節約できます。
約24GBのFinal Cut Proの編集データをMacBook Pro 14インチ → SanDisk Extreme Portable SSD E60にコピーしてみました。
動画データを56秒で移動できました。
下位モデルのE30は同じ容量のデータ移動に1分30秒ほど時間がかかるのでスピードテストのスコア以上にE60にすることで快適に作業できそうです。
あらゆる端末で使える外付けSSD
SanDisk Extreme Portable SSD E60は初期状態でexFAXフォーマットされている状態でWindows、Mac、iOS / iPadOSで使えます。
MacのディスクユーティリティからNTFSフォーマットして使えるので環境に合わせてフォーマットして使うのがおすすめです。
初期状態のストレージにはファイル暗号化ソフトが同梱されていて128ビットハードウェア暗号化、パスワードロックをかけることもできます。
機密情報を外で取り扱うことがあってもしっかりセキュリティーをかけることができるので安心して使うことができますね。
SanDisk Extreme Portable SSD E60 レビュー:まとめ
SanDisk Extreme Portable SSD E60のメリット
- 550MB/sの高速ストレージ
- 250GBの小容量モデルも選べる
- 落下2mに耐えられる耐久性の高さ
- IP55防滴防塵で濡れても大丈夫
SanDisk Extreme Portable SSD E60は高さ2mから落下しても耐える耐久性の高いストレージです。さらに、IP55の防滴防塵で濡れても安心できます。
データの読み書き速度が下位モデルのPortable SSD E30よりも実測で速いので大容量データを扱うことが多いなら快適に使うことができるでしょう。
SanDisk Extreme Portable SSD E60のデメリット
- 容量によってはE61の方が安い
容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4つから選べます。
2TBだと上位のExtreme Portable SSD E61の方が安いことがあるので500GB、1TBの容量で少しでも費用を抑えたいならE60がおすすめです。
SanDisk Extreme Portable SSD E60がおすすめな人は
- SSDにデータを置いたまま作業したい
- パソコンにデータを置きたくない
- 耐久性の高い外付けSSDが欲しい
- 少し水に濡れても安心したい
- 500GB、1TBを低価格で欲しい
外で作業することが多いならSanDisk Extreme Portable SSD E60を選ぶメリットは高いです。落としてもデータが吹き飛ぶリスクを抑えることができます。
また、SanDiskのSSDラインナップの中ではE61は低価格で480GBが0.9万円、1TBが1.4万円、2TBが2.5万円となっています。
とくに2TBの大容量ストレージが欲しい方におすすめです。
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