
ゲームを快適に遊ぶならREDMAGIC 8 Proが最適解でしょうか。Nubia Technologyがゲーミングスマホ・REDMAGIC 8 Proを2023年2月21日に発売しました。
REDMAGIC 8 Proは6.8インチディスプレイにSoCに新世代のSnapdragon 8 Gen 2を搭載し静音薄型の冷却ファンを内蔵しゲームプレイ時も安定した動作を可能なゲーミンスマホです。
- 6.8インチ(最大120Hz)有機ELディスプレイ
- SoC:Snapdragon 8 Gen 2
- メモリ:12 / 16 GB、ストレージ:256 / 512 GB
- トリプルカメラ:50MP + 8MP + 2MP(マクロ)
- 生体認証:顔 + 画面内指紋認証
- スピーカー:ステレオ対応
- 充電:USB-C & ワイヤレス(Qi)非対応
- 通信:Bluetooth 5.3、Wi-Fi 7、5G/4G
- バッテリー容量:6,000mAh
もちろん、ゲームだけでなく普通に使うスマホとしてもしっかり使うことができるのでスマホはゲームメインで使うって方はかなりアリなスマホになるかもしれません。
この記事ではREDMAGIC 8 Proのデザイン、サイズ、使い勝手、性能、カメラの画質をレビュー・評価しています。実際に使ってどうかメリット、デメリットを書いています。
REDMAGIC 8 Proを検討してる方は参考にどうぞ!
- 完璧なるフラットデザインがカッコいい
- 6.8インチの大画面超狭狭ベゼルで没入感半端ない
- Snapdragon 8 Gen 2の高性能スマホ
- ICE 11.0 冷却システムで効率よく排熱可能
- ゲームスペース専用のボタンを搭載している
- 960Hzタッチレート + 520Hzショルダートリガー
- 顔認証 + 画面内指紋認証で快適に使える
- DdtsX Ultraサウンド認証のデュアルスピーカー
- 6000mAh大容量バッテリー + 65W充電
- 価格が103,800円と高機能なのに低価格
- IP防水防塵規格に非対応(水に弱い)
- ワイヤレス充電(Qi)に非対応
- おサイフケータイ(Felica)に非対応
- REDMAGIC Studio、Macに非対応
最強SoCのSnapdragon 8 Gen 2を搭載してるのにも関わらず端末価格が103,800円とお手頃なのも素晴らしいですが、ゲームに特化してることもあり防水規格、ワイヤレス充電、Felicaが使えないデメリットはあります。
REDMAGIC 8 ProはREDMAGIC公式ストアで販売していますが、以下のリンクからクーポンコード【RM8sin】入力で1,000円OFFとなります。(2023年12月末まで)
→ YouTubeで動画レビューもしています(シンスペース)
この記事の目次
REDMAGIC 8 Pro レビュー:外観

REDMAGIC 8 Proは6.8インチの有機ELディスプレイを搭載しとにかく画面サイズが大きいです。さらに、超狭狭ベゼルスタイル、インカメラが画面下にあるのでディスプレイの没入感は半端ないです。

めちゃくちゃカッコイイですね。これだけもREDMAGIC 8 Proを選ぶメリットがあるんじゃないかと思うくらいで、インカメラはディスプレイの下に埋め込まれていて目視で判別できない仕上がりとなっています。

REDMAGIC 8 Proの背面パネルはマット調の素材を採用した質感の高いものとなっています。

ゲーミングスマホっぽく文字が刻印されてる部分は光沢ある加工が施されていてゲーミングらしいけど落ち着いた雰囲気なのがいいですね。
REDMAGIC 8 Proはマット仕上げの「Matte」と透明カバー仕上げの「Void」を選ぶことができます。メモリとストレージの容量が「Void」の方が多くてよりハイエンドなモデルとなっています。

今回レビューしてるのは「Matte」でなかなかカッコいいスタイルになってるのではないでしょうか。指紋も付きにくくて質感は高めのデザインとなっています。

REDMAGIC 8 Proのサイドフレームは航空級アルミニウム合金を採用しマット仕上げで全体的に落ち着いた雰囲気となっています。

完全フラット仕上げで角張ったデザインとなっています。

角張ったデザインのスマホといえばXperia 1 IVですが完全にフラットに成りきれてない部分がありましたが、REDMAGIC 8 Proは隅々まで完全フラットデザインとなっています。
求めていたデザインがコレかもしれません…。操作ボタンは本体右側にサイドボタン(スリープ、電源ON・OFF)、ゲームスペーススイッチ(赤いスイッチ)を搭載しています。

本体左側に音量ボタンを搭載しています。

ボタン配置としてはiPhoneと同じですね。ボタンの配置は端末中央に近いところにあるので操作性は良好です。
端末下にUSB-Cポート(USB 3.1)、内蔵スピーカー、マイクの穴を搭載しています。

REDMAGIC 8 Proは充電アダプタとケーブル(USB-C to C)が同梱していて最大65Wの高出力充電が可能で最短で約45分でフル充電が可能となっています。

端末下のカードスロットを付属のピンを使って開けることでnano SIMを入れることができます。

物理カードは裏表で2枚入れることが可能で、eSIMにも対応しDSDV(5G + 5G)環境で運用できます。(ただし、ドコモ5Gで使えるn79には非対応です。)microSDカード入れることはできません。
「Matte」のストレージ容量は256GBあって足りなくなることはそんなにないと思いますが、ゲームをたくさんプレイしたいなら512GBの「Void」にした方がいいかもしれません。
なお、REDMAGIC 8 Proは純正のクリアケースが付属してきます。

サイド部分が隠れてないケースなのでケースを装着しても本体横幅が広くなりません。筐体サイズが大きいREDMAGIC 8 Proですが、純正ケースをそのまま使って本体をしっかり守ることができます。
REDMAGIC 8 Pro レビュー:性能
REDMAGIC 8 Proのスペック
今回レビューしているとREDMAGIC 8 ProとREDMAGIC 7 Proのスペックを比較しました。
モデル | REDMAGIC 8 Pro | REDMAGIC 7 Pro |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.8インチ(2,480 × 1,116ピクセル)、有機EL、120Hz、DCI-P3、1300nit、Corning Gorilla Glass 5 | 6.8インチ(2,400 × 1,080ピクセル)、有機EL、165Hz、DCI-P3、1300nit、Corning Gorilla Glass 5 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ | 12GB LPDDR5X 16GB LPDDR5X |
16GB LPDDR5 |
ストレージ | 256GB UFS 4.0 512GB UFS 4.0 |
512GB UFS 3.1 |
冷却 | ICE 11.0 (冷却ファン + エアダクト + 高熱伝導性希土類元素 + 高熱伝導性ゲル + アンダースクリーングラフェンシート + 超熱伝導銅箔) | ICE 9.0(冷却ファン + エアダクト + ベイパーチャンバー + 高熱伝導性銅箔シート + サーマルジェル + 冷却用炭素繊維サーマルパッド + アルミヒートシンク) |
生体認証 | 顔 + 画面内指紋認証 | |
広角 | 50MP(1/1.57型)・ƒ/1.79 | 64MP(1/1.97型)・ƒ/1.79 |
超広角 | 8MP・ƒ/2.2 | |
マクロ | 2MP・ƒ/2.4 | |
インカメラ | 16MP・ƒ/2.0(第2世代アンダーディスプレイカメラ) | 16MP・ƒ/2.0(アンダーディスプレイカメラ) |
オーディオ | ステレオ | |
通信性能 | Wi-Fi 7(802.11be)、Bluetooth 5.3、5G | Wi-Fi 6(802.11ax)、Bluetooth 5.2、5G |
バッテリー | 6,000mAh | 5,000mAh |
防水防塵 | 非対応 | |
ポート | USB-C(65W急速充電) | |
サイズ重量 | 163.98 × 76.3 × 9.47 mm・228g | 166.27 × 77.1 × 9.98 mm・235g |
価格 | 103,800円〜 | 海外モデル: |
発売日 | 2023年2月22日 | 2022年2月(海外) |
REDMAGIC 8 ProはREDMAGIC公式ストアで販売していますが、以下のリンクからクーポンコード【RM8sin】入力で1,000円OFFとなります。(2023年12月末まで)
6.8インチ有機ELディスプレイを搭載
REDMAGIC 8 Proは6.8インチの有機EL(2,480 × 1,116ピクセル)ディスプレイを搭載していて画面がとにかく大きいです。

DCI-P3色域カバー色域カバー率100%対応し色鮮やかな表示で見やすいのゲーム画面も見やすくキレイな画質で楽めます。

また、REDMAGIC 8 Proはリフレッシュレートも120Hzに対応しスクロールした時に文字の残像が少なく滑らかに操作可能です。

120Hz、90Hz、60Hzのリフレッシュレートに手動で設定できて、可変式なのでスクロールしてない時は自動的にリフレッシュレートを抑えて消費電力を抑えることができます。
大画面で120Hzリフレッシュレートは快適で電力効率もしっかり考えられてるので安心して使えますね。
SoCはSnapdragon 8 Gen 2を搭載
REDMAGIC 8 ProのSoC(システムオンチップ)は2023年のハイエンドスマホに多く採用されるSnapdragon 8 Gen 2を搭載しています。メモリは12GB(または16GB)、ストレージが256GB(または512GB)となっています。

モデル | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8+ Gen 1 / 8 Gen 1 |
---|---|---|
CPU | Kryo Cortex-X3 ×1 Cortex-A715 ×2 Cortex-A710 ×2 Cortex-A510 ×3 |
Kryo 680 Cortex-X2 ×1 Cortex-A710 ×3 Cortex-A510 ×4 |
GPU | Adreno 740 | Adreno 730 |
Memory | LPDDR5X 4,200MHz |
LPDDR5 3,200MHz |
storage | UFS 4.0 | UFS 3.1 |
NPU | New Hexagon | Hexagon |
ISP | New 18-bit Spectra ISP | トリプル18-bit Spectra ISP |
HDR | Dolby Vision、HDR10+、HDR10、HLG | Dolby Vision、HDR10+、HDR10、HLG |
Camera | 8K30fps /4K 120fps | 8K30fps /4K 120fps |
モデム | Snapdragon X70 5G | Snapdragon X65 5G |
Process | 4nm(TSMC) | 4nm(TSMC / Samsung) |
Snapdragon 8 Gen 2はパフォーマンスが35%高速化し電力効率が40%も向上したハイエンドなSoCですが、AIの処理は435%も高速化されるなど大きな進化をしたチップとなっています。
8 Gen 1は高性能コア(1 + 3)+ 効率コア(4)なのに対して、Snapdragon 8 Gen 2は高性能コア(1 + 2 + 2)+ 効率コア(3)の変則的な構成となっています。
8 Gen 2のREDMAGIC 8 Pro、8+ Gen 1のXiaomi 12T Pro、8 Gen 1のXperia 1 IVでAntutuでスコア計測をしました。

モデル | REDMAGIC 8 Pro | Xiaomi 12T Pro | Xperia 1 IV |
---|---|---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8+ Gen 1 | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ | 12GB | 8GB | 12GB |
ストレージ | 256GB | 128GB | 256GB |
総合 | 1285788 | 1045805 | 920926 |
CPU | 279695 | 249780 | 226962 |
GPU | 562405 | 457495 | 393945 |
MEM | 250830 | 162882 | 146776 |
UX | 192858 | 175648 | 153243 |
発熱 | 33.8° | 35.3° | 33° |
バッテリー | 4%消費 | 5%消費 | 5%消費 |
さすがです。Snapdragon 8 Gen 2は最新のSoCだけあってSnapdragon 8+ Gen 1よりも20%もトータルの性能が高くなっていて、思ってた以上に性能が向上してるようですね。
実際にREDMAGIC 8 Proがどれくらいの操作感になってるのかChromeブラウザ、Twitterを動かしてみました。
ブラウザやSNSくらいなら軽々ですね。
というか、8 Gen 1を搭載してるスマホとの差はほとんどないくらいSoCの性能が向上しているので軽めのアプリしか使わないなら差を感じないかもしれません。
もちろん、ゲームも快適にプレイ可能でPUBGモバイルの「HDR」「極限」でキレイな画面で滑らかにプレイ可能でロビーからダウンロードできる「FHD」は「ウルトラ」となります。

REDMAGIC 8 Proのタッチサンプリングレートは480Hzがデフォルトでタッチ精度は高いです。タッチしてから反応するまでのラグがほぼないですし快適にプレイできます。
さらに、遅延を低減したい場合も設定から980Hzに上げることができてタッチ精度をさらに上げて音ゲーなんかも楽しめます。
原神のデフォルト設定は「中」となっています。

デフォルトがなぜ中なのか謎でSnapdragon 8 Gen 2を搭載してるので画質を「最高」にしてフレームレートを「60」にしても余裕で動かすことができます。

最高画質、フレーレート60にしてプレイしてみた動画です。
とにかくストレスフリーです。ヌルヌル動きますしコマ落ちもほとんどしないので最高画質で長時間プレイしてもなんら問題ない性能を持ってるようですね。
YouTubeのレビューで詳しくやってます。
REDMAGIC 8 Proは空冷の冷却ファン(20000RPM)を含む「ICE 11.0 冷却システム」を採用しており10層の冷却構造で発熱しやすいゲームプレイ中も効率的に冷却しながら安定した動作を実現しています。

スマホの小さな筐体にファンを内蔵してしまうのが驚きでもありますが、本体右側と左側にファン用の穴が空いています。この穴から吸気と排気をして熱を上手く逃がしています。

最高画質の原神プレイ中に端末の発熱を計測器を使って計測してみました。


REDMAGIC 8 Proは空冷ファンのあるカメラ下部分が冷えてるのが分かります。ただ、意外とXiaomi 12T Proの冷却システムも強くてMaxで35.3°なのに対してREDMAGIC 8 Proは37.3°となっていました。
思ったほどではないみたいですが空冷ファンのある部分は冷えてるので長時間のゲームプレイにおいては端末全体の発熱は抑えることはできて安定性は向上しそうです。
REDMAGIC 8 Proの電池持ち
REDMAGIC 8 Proのバッテリー容量は6,000mAhと大容量となっていて電池持ちはかなり良いです。Xiaomi 12T Pro、Xperia 1 IVとバッテリーライフを比較しました。
モデル | REDMAGIC 8 Pro | Xiaomi 12T Pro | Xperia 1 IV |
---|---|---|---|
容量 | 6,000mAh | 5,000mAh | |
YouTube 60分 | 74 → 68% 6%消費 | 59 → 48% 11%消費 | 70 → 64% 6%消費 |
PUBG 30分 | 65 → 60% 5%消費 | 74 → 67% 7%消費 | 55→ 49% 6%消費 |
原神 30分 | 60→ 54% 6%消費 | 36→ 28% 8%消費 | 62 → 55% 7%消費 |
8時間待機 | 35→ 30% 5%消費 | 48→ 41% 7%消費 | 63 → 59% 4%消費 |
充電 | USB-C |
やはり物理的にバッテリー容量が多いREDMAGIC 8 Proは電池持ちが良くて原神を30分プレイしても6%消費に抑えられています。
内蔵ファンを動かした状態でこの電池持ちの良さなので1日数時間ゲームをプレイしたとしても余裕で1日使えるバッテリーライフとなっています。
REDMAGIC 8 Pro レビュー:カメラ

REDMAGIC 8 Proのカメラは広角、超広角、マクロのトリプルカメラ仕様となっています。
- 広角:5000万画素(1/1.57型)・F1.79
- 超広角:800万画素・F2.2
- マクロ:2MP・F2.4
- インカメラ:16MP(第2世代UDC)・F2.2
広角カメラは5000万画素(1/1.57型)のSamsung GN 5センサーで雰囲気ある写真撮影ができて、超広角は800万画素と物足りないものの普段使いならちゃんと使えるカメラ性能を持ったスマホとなっています。
通常撮影だけでなく様々なモードも搭載しています。


- 写真、プロ、ビデオ、夜、ポートレート、スローモション、パノラマ、3D、ぼかし背景、軌道、ファントム、フレーズフレーム、ヒッチコック、VLOG、車の軌道、クローン、モノクロ、スタートレイル、星空、電子絞り、ライトペン、多重露光、アートカメラ、タイムラプス、フルサイズ、ID写真、ドキュメント、マクロ、漫画
モードを切り替えて様々な写真、動画撮影が可能ですし、ドキュメントとか実用性の高い使い方もできます。
リアカメラの画質
REDMAGIC 8 Proのカメラの画質をレビューしていきます。

広角カメラは5000万画素(1/1.57型)の高画素大型センサーを搭載してるので、被写体に寄って撮影することでボケ感をハードウェアのみで演出できるにで雰囲気ある写真に仕上げることができます。

色合いも自然でいい感じですよね。

高画素センサーなのでデジタルズーム×2の撮影も画質劣化を抑えながら高精細な写真に仕上げることができます。

REDMAGIC 8 Pro(50MP・1/1.57型)とXperia 5 IV(12MP・1/1.7型)で比較してみました。
明るさがかなり異なりますがREDMAGIC 8 Proは全体的に明るい写真に仕上がる傾向があります。画角をズームする場合は望遠カメラを搭載してないですが広角カメラのデジタルズームで最大10倍までの撮影に対応しています。
REDMAGIC 8 Pro 広角(×10)、Xperia 5 IV 望遠(×7.5)で比較してみました。
さすがに光学望遠レンズを搭載してるXperia 5 IVは解像感が高いですね。それでも、REDMAGIC 8 Proもデジタルズームでそれなりに頑張っています。
REDMAGIC 8 Pro とXperia 5 IV の超広角カメラで比較してみました。
REDMAGIC 8 Proは広角カメラと超広角カメラの色の整合性がとれてなく色合いが少しおかしく、800万画素のセンサーなので解像感はイマイチで超広角カメラはとりあえず視野の広い写真撮影ができる程度と見ておくのが良さそうです。
広角カメラはそれなりの写真を暗いシーンにおいてもしっかり撮影可能でライトの白トビしやすいシーンもしっかり抑えながらいい感じに仕上げてくれます。

暗いシーンなど引き締めるところはしっかり引き締めてバランス感覚の良い写真に仕上がってるのではないでしょうか。これだけ、しっかり撮影できてれば十分使えます。

広角カメラのデジタルズーム2倍でバス停を撮影しましたが、デジタルズームを感じさせない解像感の高い写真になりました。

ライトの光源もしっかり白トビを抑えていい感じです。

1/1.57型の大型センサーなので光の玉ボケもソフトウェアの力なしで表現可能です。

デジタルズームとの組み合わせでさらに玉ボケを大きく表現できます。

夜間撮影においてもノイズの少ないキレイな写真に仕上げられますし普段使いにおいては十分使えるカメラシステムといって良さそうですね。
REDMAGIC 8 Pro 広角カメラとZenfone 9の広角カメラで撮影し比べてみました。
HDRの効きはZenfone 9の方が上でしょうか。REDMAGIC 8 Proの電飾看板の白トビを抑えていますが、抑えきれてない箇所もあります。
どちらも望遠カメラを搭載していないモデルですがデジタルズーム時の画質はREDMAGIC 8 ProよりもZenfone 9の方が上となっています。どちらもデジタルズーム5倍で撮影比較しました。
ただし、最大ズーム時はREDMAGIC 8 Proの方が画質が良いので得意不得意の画角はあるのかもしれません。
REDMAGIC 8 Proは夜景モードを搭載しています。
暗いシーンだと解像感が甘いと感じる場面があるのが夜景モードをONにした状態で撮影すると解像感が向上しクッキリとした画質に仕上がります。
ハム子さんをREDMAGIC 8 Proの広角カメラ(×2)で撮影しました。

デジタルズームですがヒゲもしっかり表現できています。かわいいですね。少し明るさが暗めですかね?

食レポはシーンによっては暗めに写ることがありますが色合いは自然でそれなりに使うことができそうです。

やっぱ、明るさが少し暗いかな?
8K / 4K60fps 撮影に対応
REDMAGIC 8 Proのカメラは 4K 60fps だけでなく8K 24fps の動画撮影にも対応しています。

- 8K 24fps
- 4K 60fps / 30fps
- フルHD 60fps / 30fps
- HD 30fps
電子手ぶれ補正もしっかり効かせて撮影ができるので動画撮影能力はそこそこ高いように感じます。
センサーサイズも大きめなのにで余裕がある感じしますし被写体に寄った時に背景もしっかりボケるので雰囲気ある動画になりますよ。
REDMAGIC 8 Pro メリット(良いところ)
6.8インチの大画面で没入感半端ない
REDMAGIC 8 Proは6.8インチの大画面ディスプレイを搭載してるだけでなく極狭ベゼルでコンテンツの没入感が凄いです。

端末も角張ってて保持しやすいですしゲームなどコンテンツを楽しむには最高のスマホです。電子書籍も画面が大きいので読みやすいですし漫画の吹き出し文字もしっかり読めるのが最高です。

また、エッジメニューにも対応していて画面のサイド部分からアプリを呼び出すことができます。

アプリをタップするとポップアップウィンドウでコンテンツを表示できるので、違うアプリを使いながら違うアプリを呼び出して使えたりもします。

もちろん、2画面表示機能も使えるので二つのアプリを同時に表示して使うこともできます。デフォルトの文字の大きさが少し大きいので設定からフォントサイズを小さくして使うのがおすすめです。
ゲームスペース専用のボタンを搭載している
REDMAGIC 8 Proは端末右下部分に赤色のスライドスイッチを搭載していてスライドすると「ゲームスペース」を起動できます。

ゲームスペースはホーム画面がゲーム専用画面になるので、この状態で通常のホーム画面に行くことができません。いわゆる、プレステのホーム画面みたいなもんですね。

ゲームスペースから細かいゲーム設定が可能となっています。
- タッチサンプリングレート:480Hz or 960Hz
- タッチ感度、滑らかさ、誤動作範囲設定
- CPU性能:バランス、ライズ、ビヨンド
- GPU性能:標準、節電、高品質、カスタム
- 表示:デフォルト、車、射撃、MOBA、自動
- ネットワーク:Wi-Fi低遅延
- 録画機能:SD、ハイビジョン
- プラグイン設定
これらの設定はゲームプレイ中も画面の横からスライド操作することで呼び出して再設定が可能となっています。

ゲーミングスマホらしく細かい設定ができるようになってるので、快適なゲーム体験を自分好みに設定して楽しめると思います。
ちなみに、REDMAGIC 8 Proは分離充電が可能となっていてシステム側に直接給電が可能でバッテリーに負荷をかけずにゲームを楽しむこともできます。
ショルダートリガーでゲームが快適に
REDMAGIC 8 Proは「ショルダートリガー」というタッチセンサーを端末右側の上下に搭載しておりゲームプレイ時に「L・R」ボタンとして使うことができます。

このショルダーボタンがめちゃ便利なんです。設定から「L」と「R」を押した時に反応する箇所を画面上に設定「L」を押すと歩いて、「R」を押して攻撃ができます。

画面を触れることなく歩いたり攻撃ができるので長時間プレイ時にとても有効的で操作しやすいです。ゲームをすることが多いならショルダーボタンだけでREDMAGIC 8 Proを選ぶメリットはあると思うほどです。
顔認証 + 画面内指紋認証で快適に使える
REDMAGIC 8 Proは顔認証に対応しています。ディスプレイ下にインカメラを搭載したアンダーディスプレイカメラですが、しっかり顔を認証して画面ロック解除できます。

マスク対応で少し暗いところでも認証してくれますが、本当に真っ暗なところだと顔認証できません。ただ、画面内指紋認証に対応してるので指を乗せて画面ロック解除できます。

画面内指紋認証のアニメーションがカッコいいですよね。設定から他のデザインに変更ができるのもREDMAGIC 8 Proならではといったところでしょうか。
精度と速度はまあまあ良いので顔と指紋のデュアル生体認証で快適に使うことができます。
Ddts Ultraサウンド認証のデュアルスピーカー
REDMAGIC 8 Proはステレオスピーカーを搭載しています。

Ddts Ultraサウンド認証を受けていて広がりのあるサウンドを楽しめるようになっています。ゲームの音もリアルに聞こえてくるので音が重要なゲームもしっかり楽しめます。
ただ、音質はそこまで良いということはなく音楽は中高域重視のサウンドで、音のバランスも少しズレてるのでそれなりなのかなといった印象です。
ただ、3.5mmオーディオジャックを搭載していますし、高音質コーデックのLDAC、aptX Adaptiveにも対応し96KHzのハイレゾ音声の視聴も可能です。
電池持ちが最高 + 65W急速充電に対応
REDMAGIC 8 Proは6,000mAhの大容量バッテリーを搭載してるので電池持ちはかなり良いスマホです。ゲームを長時間プレイしても1日使えるバッテリーライフでモバイルバッテリーに必要性はありません。

また、付属の電源アダプタを使うことで65Wの超高速充電が可能となっていて45分でフル充電できる充電性能を持ち合わせています。
実際に充電してみたところ30分で80%ほどバッテリーを回復できました。

120W充電にXiaomi 12T Proほどではないにせよ45分でフル充電できるのでちょっとした隙間時間だけで使い続けることができるのは便利です。
なお、他社製の充電アダプタを使って充電できますが「NEO charge」となって充電速度が少し落ちます。それでも、充電速度は高速なので無理して純正アダプタを使う必要はないかもしれません。
103,800円〜と高機能なのにお手頃価格
REDMAGIC 8 Proはメモリ12GB、ストレージ256GBのMatteなら103,800円で買うことができます。安いです。
- Matte(12GB / 256GB):103,800円
- Void(16GB / 512GB):128,800円
上位モデルのメモリ16GB、ストレージ512GBでも128,800円なのでコスパはいいですよね。この価格で最新のSoCを搭載したスマホを手に入れることができます。
REDMAGIC 8 Pro デメリット(悪いところ)
IP防水防塵規格に対応していない
ただし、REDMAGIC 8 ProはIP規格の防水防塵に非対応となっています。そもそも、空冷ファンを搭載していてい端末に吸排気口となる穴が空いてるので水には弱いです。

物理的に穴が空いてるので雨や雪が降ってるところで使いにくく、写真撮影をするにしても雨が穴に入らないように気をつけながら使う必要があります。
(水が入っても分離してると思うのでSoCがあるようなところに水が入り込むことはないはずです。)
ゲーミングスマホなのでファンを搭載して熱排気することを重視した結果なので割り切って使うならアリなのかなといったところでしょうか。
ただ、少し注意しながら使う必要はあるでしょう。
ワイヤレス充電に対応してない
REDMAGIC 8 Proはワイヤレス充電に対応してません。
USB-Cポートによる有線ケーブルによる充電のみ対応です。ただ、65Wの急速充電が使えるので隙間時間で充電できるメリットがあるので問題は少ないです。
おサイフケータイ(Felica)に対応してない
REDMAGIC 8 Proは国内モデルであってもFelicaに対応していないので、QUICPayやiD、Suicaなどの交通系カードなどおサイフケータイを使って電子決済ができません。
NFC A/Bには対応してるのでVisaタッチは使えます。また、QRコード決済も使えるのでFelicaを普段から使ってないならREDMAGIC 8 Proを選んでも問題ないでしょう。
REDMAGIC 8 Proレビュー・評価:まとめ

REDMAGIC 8 Pro おすすめな人は
REDMAGIC 8 Proをレビューしました。最後にどんな人におすすめかまとめました。
- フラットなスマホが欲しい
- ゲームを快適にプレイしたい
- 動画を大画面で視聴したい
- 電子書籍を大画面で読みたい
ゲーミングスマホなのでゲームを快適に楽しみたいならREDMAGIC 8 Proを選んで間違いないですが、フラットなスマホが欲しいという方もこのモデルはおすすめです。

フラットを極めたといっても過言ではないくらい角張ったスタイルなのでデザインだけで選んでもいいんじゃなかなと思うほどです。
ゲームをしないって方も画面が大きくてベゼルが極狭で無駄がないので動画視聴や電子書籍を読む端末として使うのもいいかと思います。これくらい大きかったらちょっとした小型タブレットのように使えます。
実際、これでいいじゃなかな?って思うことが本当に増えました。スマホとして使うというよりタブレットとしてコンテンツ消費マシンとして使う、ゲーミングスマホだけど普通に使うのもアリだなぁ〜といった感想です。
REDMAGIC 8 ProはREDMAGIC公式ストアで販売していますが、以下のリンクからクーポンコード【RM8sin】入力で1,000円OFFとなります。(2023年12月末まで)
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