
ついに出た!MacBook Pro 16インチを満足いくスピードで充電できる急速充電器が!それが、RAVPowerのRP-PC128という最大90Wの出力に対応した充電器です。
ここでは、RAVPower RP-PC128のデザイン・サイズ・充電出力をレビューしています。
パワー半導体素材に「窒化ガリウム(GaN)」を採用しているのでAppleの純正の充電アダプタと比較しても小さいので持ち運びもしやすいので、MacBook Pro 16インチ・13インチを外で充電したい時にぜひ使いたい充電アダプタですよ。
この記事の目次
RAVPower RP-PC128 特徴

- 窒化ガリウム(GaN)対応の小型充電器
- 1ポート接続:90Wの充電出力でMacBook Pro 16インチを充電できる
- 2ポート接続:45W+45Wの充電出力でMacBookを2台同時充電できる
- 90W充電に対応したUSB-Cケーブルが付属している
- プラグは折りたたみ式で持ち運びしやすい
- 本体サイズ:65 x 65 x 32 mm、重量:195g
- 価格:5,399円
RAVPower RP-PC128は半導体素材に窒化ガリウム(GaN)を採用した最大出力90W、USB-Cポートを2つ搭載していた充電アダプタとなっています。
MacBook Pro 16インチの充電器は96Wとさらに上をいく出力ですが、90WのRAVPower RP-PC128でも問題なく急速充電できます。普段使いしてもいいくらい充電速度が速いので、純正の電源アダプタの代わりに使ってもいいでしょう。
RAVPower RP-PC128は90W充電に対応したUSB-Cケーブル(1.5m)が付属しています。

60W以上の充電をするにはE-Marker内蔵のケーブルが必要となるのですが、付属のケーブルは90Wの高出力も問題なく充電できるので買ってすぐに安心して使うことができるのはいいですね。
RAVPower RP-PC128 レビュー
小型化を実現するGaN素材を採用
RAVPower RP-PC128は、次世代パワー半導体素材のGaN(窒化ガリウム)を採用した充電器で、従来のシリコン素材の充電器と比べて電力損失と発熱量を抑えることができてコンパクトサイズを実現しています。

手のひらサイズで90Wの高出力充電ができて、2つのUSB-Cポートを搭載しているのが素晴らしいです。MacBook Pro 16インチがなくてもMacBook ProとAirを1台づつ同時充電したり、iPad Proを充電することができます。
MacBook Proの充電器とサイズを比較
MacBook Pro 16インチに付属している96W USB-C 充電アダプタと比較すると充電器の厚みはRAVPower RP-PC128の方がありますが、縦横サイズは小さくコンパクトになっていますね。

90Wと96Wの充電器の大きさの違い。こんなにも違うのかと。恐るべし窒化ガリウム(GaN)。

ちなみに、61WのRAVPower RP-PC105の大きさとほとんど同じサイズです。

ほぼ同じサイズなのに出力できる電力が90Wに増えているのが技術革新を感じさせてくれます。RAVPower RP-PC128は1つの端末の充電で最大90W、2つの端末の充電では45W + 45Wで充電が可能となります。
- PC(1デバイス):最大90Wで充電できる
- PC(2デバイス):最大45W + 45Wで充電できる
- PC + iPad Pro(2デバイス):最大60W + 30Wで充電できる
iPad Proの充電になると最大30Wの出力になりますが、パソコン側のポートは60Wとなります。
折り畳み式のプラグで持ち運びしやすい
RAVPower RP-PC128は折りたたみ式のプラグを搭載しています。

まあ、サードパーティ製の充電器では折り畳みプラグはもはやスタンダード機能ですね。RAVPowerの充電器は数多くのモデルがありますが、基本的に同じデザインを採用しています。
MacBook Pro 16インチの充電器として
RAVPower RP-PC128は、MacBook Pro 15インチはもちろんですがMacBook Pro 16インチの充電器の代わりとして使うことができます。

Macの「システム情報」の「電源」は「90W」で認識されているのが確認できました。

出力されてる電力を計測してみたところ(19.1V ×4.53A = 86W)で充電されていました。

Appleの純正の96W充電器も実測で86W〜90Wほどの出力なので、ほぼ同じ給電容量といっていいでしょう。
RAVPower RP-PC128 | Apple 96W USB-C電源 | |
0分 | 0% | 0% |
30分 | 27% | 30% |
60分 | 58% | 59% |
90分 | 78% | 85% |
120分 | 94% | 100% |
実際に充電してみたところ2時間ちょっとでMacBook Pro 16インチをフル充電できました。純正と遜色ないレベルですね。
ちなみに、2台同時接続にすると45Wに出力が低下しますが、充電ができなくなることはありません。
MacBook Pro 13インチ・Airの充電器として
MacBook Pro 13インチ、MacBook Airを同時充電することもできます。

実際にMacBook Pro 13インチを充電して出力を確認してみたところ、(19.4V × 2.19A = 42.5W)で充電できてました。

MacBook Pro 13インチの純正アダプタは61Wですが、30W以上の充電器であれば充電はできるので45Wも出力できていればバッテリー補給は問題なくすることができます。
ここではMacBookの接続を紹介していますが、USB-Cに対応したモバイルノートであれば2台接続で最大45Wの出力で充電できます。多くのノートPCは45W〜60Wほどの充電器を採用しているので問題なく充電することができるでしょう。
MacBook Air・iPad Proの充電器として
USB-Cポートを搭載しているiPad Pro 11インチ・12.9インチ、iPad Air 4も充電することができます。もちろん、MacBook Airなどのモバイルノートの2台同時充電ができます。

iPad Proは付属の充電器は18Wとなっていますが、30W以上の充電器を使うことで最大30Wの急速充電ができるのですが、RAVPower RP-PC128から充電することで(14.5V × 1.96A = 28.4W)で充電できてました。

MacBook AirとiPad Proの組み合わせで使っている方は多そうなので、このような使い方は実用的のように感じます。
RAVPower RP-PC128 レビュー:まとめ

RAVPower RP-PC128は半導体素材にGaN(窒化ガリウム)を採用し90Wの高出力充電に対応しながら筐体サイズをコンパクトにまとめ上げた充電器です。
- 最大90Wの急速充電ができる
- USB-C PD 2ポート搭載している
- 2台同時充電なら45Wで充電できる
- USB-Cケーブルが付属している
- 本体がそこまで熱くならない
- 端末価格が5,399円と安い
MacBook Pro 16インチの充電器よりもコンパクトなのにほぼ同じ出力で充電できるだけでなく、2台同時充電ができるのはとても魅力的です。端末価格も安いのでiPad Proの充電器も併用する形で使うのもいいかもしれないですね。
- 特になし
惜しいところは特にないです。十分満足できる充電器です。90Wまで高出力充電がこのサイズで出来るだけでも買う価値はあります。どこでも、いつでもMacBook Pro 16インチを急速充電できる!
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