
こういう充電器を待っていたんだ。
RAVPower RP-PC112はGaN(窒化ガリウム)を採用した高出力充電器ですがとにかく小さいのに強力に充電してくれる最高の充電アダプタです。
この充電器は61Wの高出力なのにコンパクト、プラグも折りたたみ式なので持ち運びにも適しているので、外でMacBook Pro 13インチ、MacBook Pro 14インチなど使う方におすすめの電源アダプタです。
ここでは、RAVPower RP-PC112(61W USB-C)のデザイン、充電性能、使い勝手についてレビューしているので参考にしてみてください。
※現在、AmazonでノーブランドとしてPC112が継続販売しています。端末価格が3,299円とかなり安いのでおすすめです。
この記事の目次
RAVPower RP-PC112 レビュー
新世代のGaN素材を採用
RAVPower RP-PC112は次世代パワー半導体素材・GaN(窒化ガリウム)を採用した充電器で従来のシリコン素材を採用し充電器と比べて電力損失と発熱量を抑えることができて、小型化を実現した充電アダプタです。

最近はGaN(窒化ガリウム)を採用してコンパクト性能を向上させた充電アダプタが増えてきています。
Ankerでも60Wのコンパクトな充電器・Anker PowerPort Atom IIIを発売しているのですが、RAVPower RP-PC112の筐体サイズは他社のものと比べると小さいんですよね。
モデル | サイズ | 重量 |
---|---|---|
RAVPower RP-PC112JPD 61W | 4.9 × 4.9 × 3.2 cm | 118g |
Anker PowerPort Atom III 60W | 6.1 × 5.8 × 2.8 cm | 132 g |
AUKEY PA-D4 60W | 6.4 × 6 × 2.9 cm | 122g |
ほぼ同じ出力なら大きさは出来るだけ小さい方がいいですよね。ちょっとした差ではありますが、少しでも小さい方が荷物を軽くすることができるので、外で作業をする方にとっては最高の充電器となるでしょう。
なお、30WタイプのRAVPower RP-PC120という充電アダプタもあります。
MacBook Pro 13インチの充電器の代替えに最高
RAVPower RP-PC112は61Wの出力できる電源アダプタですが、MacBook Pro 13インチの純正の電源アダプタ(61W USB-C電源アダプタ)と同じ出力となっています。
全く同じ61Wの充電器なのにこのサイズ差。30Wの充電器とほぼ同じ大きさなんですよね。

まあ、とにかくめちゃくちゃ小さいです。少し分厚いのは気になりますが電源タップの隣のアダプタが薄いものであれば特に問題はないのかなと思います。

リビングのにあるカウンターで立ちながらMacBook Pro 13インチで作業をすることが多く、カウンター下にあるコンセントで充電することが多いのですが純正の電源アダプタだと大きすぎて邪魔になるんですよね。

でも、RAVPower RP-PC112はサイズがコンパクトなので邪魔にならない。子どもがよく通る場所でもあるのでとても助かっています。充電器が小さいことで持ち運びしやすいとメリットもありますが個人的には普段使いでとても役に立っています。
出力ポートはUSB-C 1つのみ
RAVPower RP-PC112の出力端子は「USB-C 1ポートのみ」となっています。

同じ61WのRAVPower RP-PC105というモデルはUSB-CとUSB-Aの2ポート搭載していますが、あえて1つだけに絞っているのはいい判断ですよね。
たしかに2ポートあったほうがMacBook ProとiPhoneを同時に充電できるメリットはありますが、充電器のサイズが少し大きくなってしまうので、あえてUSB-Cポートを一つに限定し本体サイズを思いっきりコンパクトにしたRAVPower RP-PC112は素晴らしいです。
プラグは折り畳み式
RAVPower RP-PC112はプラグを折り畳むことができるようになっています。

なので、使わないときはプラグを折り畳んでポーチなどに収納することがでます。

やっぱり、充電アダプタのプラグは収納できるのが便利で使い勝手はいいですよね。
実際の出力と充電時間
RAVPower RP-PC112はUSB-C PD(Power Delivery)による急速充電に対応しています。

- 5V × 3A = 15W
- 9V × 3A = 27W
- 12V × 3A = 36W
- 15V × 3A = 45W
- 20V × 3A = 60W
- 20.3V × 3A = 61W
それぞれのデバイスに合わせて自動的に出力が変わるので、スマホからノートPCまで幅広く充電できるようになっています。
2018年以降のiPhoneが急速充電に対応していて、現行モデルとしてiPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 12、iPhone 11、iPhone XR、iPhone SE(第2世代)は30分で50%のスピードで充電できます。
iPhone XS Maxでどれくらいの出力で充電できている計測してみました。

約18WでiPhoneを充電できているようですね。30分くらいの充電で50%ほどのバッテリーを回復させることができるので、急いで充電をしない時は本当に助かりますよ。
バッテリーの負担が気になるところですが、iOSシステムがしっかりとバッテリー管理をしているので劣化は可能な限り抑えることができているはずです。
MacBook Pro 13インチは約55Wで充電していました。

この数値は純正の61Wの充電アダプタとほぼ同じなので、小さいのに同じようにMacBook Proを充電することができて、2〜3時間くらいでフル充電が可能となっています。
もちろん、MacBook ProだけでなくUSB-Cポートを搭載しているMacBook 12インチやMacBook Air、iPad Air 4、iPad mini 6の充電器としても使うことができます。各端末の出力を計測してみたところこんな感じになってました。
- MacBook Pro 13インチ:約55W
- MacBook Air:約40W
- MacBook 12インチ:約27W
- iPad Pro 12.9インチ:約30W
MacBookよりもiPad Proの方が給電入力値が多く驚いてしまいましたが、MacBook AirやiPad ProはRAVPower RP-PC112を使うことで、純正の充電アダプタを使うよりも速く充電することができるようです。
RAVPower RP-PC112:まとめ

RAVPowerの61W USB-C PD対応の急速充電器「RP-PC112」は新素材のGaN(窒化ガリウム)を採用した61WのUSB-C PDに対応した急速充電器です。
- USB-C PD対応で61Wの急速充電ができる
- 61W出力で筐体がコンパクトで使いやすい
- 充電保護システムで安心して使える
- 端末価格が3,299円とリーズナブル
めちゃくちゃ小型でコンパクトで持ち運びに適しているので、MacBook Pro 13インチの相棒としてふさわしい充電アダプタです。
また、端末価格も3,299円とリーズナブルでたまにAmazonでクーポンを発行していて安く買うことができます。
- 壁のコンセントから抜けやすい
注意点として、電源タップで使う場合は問題はないですが、壁コンセントで使うとケーブルで引っ張られたりすると抜け落ちてしまうことがあります。
ケーブルを足にひっかけてデバイスが落ちるよりはいい…という見方もできますが長く使っているといつの間にかグラグラになってることもあります。
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1回のチャージ額 | 通常会員 | プライム会員 |
---|---|---|
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