GoogleがPixel 6 Pro・Pixel 6 を2021年秋に発売することを正式に発表しました。現時点ではデザインと大まかな概要のみを明らかにしただけとなっていますが、Google独自のSoCを搭載するなど今までのPixelシリーズとは少し違った革新的な端末になっています。

Pixel 6・Pixel 6 Proのスペックを比較

 
  Pixel 6 Pro Pixel 6
ディスプレイ 6.7インチ QHD+
エッジスクリーン
120Hzリフレッシュレート
6.4インチ FHD+
フラットスクリーン
90Hzリフレッシュレート
SoC Google Tensor(Tensor Processing Unit(TPU))
CPU、GPU、RAM、ML、Titan M2セキュリティチップなどを組み込んだシステム・オン・チップ
RAM
ストレージ
生体認証 画面内指紋認証センサー
リアカメラ 広角・超広角・望遠(光学4倍)
広角は従来より光を150%多く取り込めるセンサー
広角・超広角
広角は従来より光を150%多く取り込めるセンサー
インカメラ パンチホール型
オーディオ ステレオスピーカー対応
通信性能 Wi-Fi 6、5G対応(?)
バッテリー
ポート USB-C
サイズ 158.6 × 74.8 × 8.9mm(?) 163.9 × 74.8 × 8.9mm(?)
筐体素材 光沢のあるアルミフレーム マットなアルミフレーム
価格 未発表 未発表
発売日 2021年秋

Pixel 6シリーズの筐体デザインの基本は同じですが、Pixel 6 Proは6.7インチ、Pixel 6は6.4インチと画面サイズが異なっており、Pixel 6 Proは120Hzのリフレッシュレートに対応しトリプルカメラを搭載しています。

SoCはPixel 6 Pro、Pixel 6ともにGoogle Tensorチップを搭載しています。メインメモリはPixel 6 Proの方が容量が多くなるようです。

Pixel 6 Pro・Pixel 6のデザイン

Pixel 6 Pro・Pixel 6ともにフルディスプレイを採用したデザインを採用しインカメラはパンチホール型、背面側は特徴的なカメラを採用したデザインとなっておりカメラ部分を境にツートンカラーを採用しています。

Pixel 6 Pro、Pixel 6ともに三色展開となっておりカメラの位置が微妙に異なっています。

Pixel 6 Pro

Pixel 6 Proは光沢のあるアルミフレームを採用し、Pixel 6はマットなアルミフレームを採用しています。

Pixel 6

Pixel 6 Proは淡い色合いになっているのに対して、Pixel 6はポップな雰囲気の端末に仕上がっています。

画面サイズと解像度

Pixel 6 Proは画面サイズが6.7インチ、解像度がQHD+となった左右が少しだけ湾曲のあるエッジスクリーンを搭載しています。エッジスクリーンなので使いやすさが気になるところですが、エッジの角度は滑らかなので誤動作は起きにくいパネルになっているのかもしれません。

Pixel 6は画面サイズが6.4インチと少しだけ小さくなっており解像度がFHD+となっておりベゼルの幅がPixel 6 Proの方が狭くなっています。

リフレッシュレートはPixel 6 Proが120Hz、Pixel 6が90Hzに対応しています。

生体認証は画面内指紋認証

Pixel 6 Pro、Pixel 6ともに生体認証は画面内指紋認証に対応します。

顔認証の情報はないのでおそらく指紋認証のみ対応となるのでしょう。

Pixel 6シリーズはGoogle Tensorチップを搭載していますが、このチップにTitan M2を組み込んでいるため、このセキュアな領域に指紋データを格納し高度なセキュリティを確保しているものと見られます。

SoCのスペック

従来モデルのPixel 5まではSnapddragonを採用していましたが、Pixel 6シリーズはGoogleも独自開発していたSoC(システム・オン・チップ)となるGoogle Tensor(Tensor Processing Unit)に移行をすることになります。

TensorはGoogleが4年前から開発をしていたSoCとなっており、ベースとなっているのはGoogleのデータセンターのサーバーですでに実用化していたものをスマートフォン向けにカスタマイズしたTPUとなっています。

データセンターで使っていたTPUをクリップサイズのチップに小型するのに4年もかかったことをGoogleのスンダー・ピチャイCEOが明かしております。

TensorのCPU、GPUなど全てGoogleが独自に開発したものとなっており機械学習(ML)と人工知能(AI)に特化していて、インターネットのない環境でもスタンドアロンで処理することができて音声認識の精度が改善、カメラの画像処理エンジンも大きく向上しているそうです。

また、セキュリティチップ・Titan M2も組み込まれています。

Google Tensorの具体的な性能は明らかになっていませんが、データセンターで採用されているチップと同等レベルの性能を持っているので、かなり高性能なチップになっていることは間違いないでしょう。

カメラのスペック

Pixel 6シリーズのリアカメラは特徴的なデザインを採用していていGoogleはカメラ部分を「カメラバー」と呼んでいてセンサーやレンズが高度になりすぎて従来の四角い枠内に収めることができないため、このようなカメラデザインを採用したようです。

Pixel 6は広角、超広角のデュアルカメラ、、Pixel 6 Proは広角、超広角、望遠のトリプルカメラを搭載しており望遠カメラは光学4倍となっています。形状から見てペリコープ型のレンズを搭載している可能性が高そうです。

解像度は明かされてないですがPixel 5は1220万画素の広角カメラ、1600万画素の超広角カメラを搭載していたので、Pixle 6シリーズの広角、超広角カメラは同じスペックになるかもしれません。

なお、Pixel 6シリーズの広角カメラは光を150%多く取り込めるセンサーを採用しPixel 5よりも1.5倍大きいイメージセンサーとなっているようです。

GoogleはThe Vergeにデモを披露しており写真を撮影したときに複数の写真を同時撮影し1枚の写真に仕上げるHDRの仕組みだけでなく超広角カメラからも情報を収集してTPUが顔を認識、被写体ブレなどを抑えて高精細な写真に仕上げてくれるそうです。

また、HDR動画の撮影にも対応していてPixel 6、Pixel 5、iPhone 12 Pro Maxで比較しPixel 6が最も自然な動画を撮影できていたそうです。

Pixel 6に搭載されているTensorチップは写真にHDRを適用させるのと同じように動画の全てのフレームにHDRを適用できるようになって、動画の表現力が大きく向上しているとのこと。カメラの性能アップにも期待できそうです。

Pixel 6 Pro・Pixel 6の端末価格

Pixel 6 Pro・Pixel 6の端末価格はまだ発表されていません。

Pixel 5は78,800円だったのでPixel 6が8万円前後、Pixel 6 Proが10万円OVERといったところでしょうか。Google StoreでSIMフリー版だけでなくドコモ、au、ソフトバンクのどこが取り扱うのか注目です。

Pixel 6 Pro・Pixel 6の発売日

Pixel 6 Pro・Pixel 6は2021年秋に発売となります。

Pixel 6 Pro・Pixel 6 最新情報:まとめ

Pixel 6 Pro・Pixel 6が2021年秋に発売することをGoogleが正式に発表しました。

2020年モデルのPixel 5は世界的なパンデミックもあってか進化というよりも無難な端末となっていましたが、Pixel 6 Pro、Pixel 6はGoogleの独自チップ・TPUを搭載し革新的な端末に生まれ変わることになります。

PixelのカメラはPixel 3Pixel 4Pixel 5と継続してIMX363というイメージセンサーを採用してきており、ソフトウェアの力で画質向上をしていましたが、ついにPixel 6で新しいイメージセンサーを採用し大幅に画質向上が期待できます。

さらに、光学4倍の望遠カメラを採用することで望遠画角の撮影が楽しくなることは間違いないですし、どんな端末になっているのかとても興味深いものになりそうです。

すでにGoogle StoreにはPixel 6のページが公開されており随時情報が更新されるはずです。

sauce:GoogleTHE VERGE