Google Pixel 4 レビュー

2018年にシングルカメラなのに圧倒的な画質を見せつけたGoogle Pixel 3が日本でも発売しましたが、2019年10月24日に最新となるGoogle Pixel 4とPixel 4XLが発売となりました。

Pixel 4/4XLは指紋認証を廃止した代わりに顔認証機能に対応、リアカメラはデュアルカメラを搭載する事でAIカメラがさらに進化し星空を撮影できる天体モードにも対応しました。

ここではPixel 4のデザイン、スペック、使いやすさ、価格についてレビューしています。Pixel 3/3aとのカメラ画質の違いの比較もしているので乗り換えを検討している方は是非参考に!

なお、Pixel 4の顔認証機能は顔を登録するときにあることをするとマスクを装着した状態でも認証ができるので、マスクをいつも使っている方も必見のGoogleスマホですよ。

新型PIxel 4 スペック・デザイン・価格と特徴

Pixel 4 Clearly White
Pixel 4 Clearly White

2018年モデルのPixel 3シリーズはスペックこそは他メーカーのフラグシップスマホと同等か少し劣ったものでしたが、Googleが得意とするAIの機能をふんだんに盛り込んだ高機能なスマホでした。

Pixel 4/4XLの特徴
  • Pixel 4(5.7インチ):2,280×1,080ピクセル
  • Pixel 4XL(6.3インチ):3,040×1,440ピクセル
  • 90Hz スマートディスプレイで滑らかな画面表示
  • CPU・GPU:Snapdragon 855・Adreno 640
  • SSD・RAM:64/128GB・6GB
  • リアカメラ:1220万画素(広角 F/1.7) + 1600万画素(望遠 F2.4)
  • インカメラ:800万画素・f/2.0
  • 生体認証:顔認証(Face unlock)
  • モーションセンス、eSIM、Felicaに対応
  • 本体カラー:ブラック、ホワイト、オレンジ
  • Pixel 4:8万9980円〜
  • Pixel 4 XL:11万6600円〜
  • 発売日:2019年10月24日

カメラはAIで画像処理をすることで驚くほどキレイな写真を撮影できますが、新型のPixel 4/4XLはシングルカメラからデュアルカメラに進化しています。

シングルカメラでも圧倒的な画質を実現していたGoogleのAIカメラですがデュアルカメラになったことでカメラの画質がさらに向上。ポートレートモードの視野角が広くなりズームした時の画質が良くなっています。

生体認証機能はPixel 3は顔認証は非対応でしたが、Pixel 4は顔認証による認証機能を搭載。その代わり指紋認証センサーがなくなってしまいました。

どっちがいいのか難しいところですがPixel 4の顔認証はマスクをしながらでも画面ロック解除ができるので意外と便利ですよ。

(ただし、顔を登録するときにコツが必要。人によっては解除できないかも?)

\ソフトバンクでPixel 4の販売開始/

Pixel 4・Pixel 3 スペックの違いを比較

Pixel 4とPixel 3
Pixel 4とPixel 3

Pixel 4とPixel 3のスペックを比較してみました。

Pixel 4とPixel 3 スペックの比較
 Pixel 4Pixel 3
ディスプレイ5.7インチ(2,280 x 1,080ピクセル)5.6インチ(2,220 x 1,080ピクセル)
CPUSnapdragon 855Snapdragon 845
RAM6GB4GB
ストレージ64GB/128GB
リアカメラ1220万画素(広角)+ 1600万画素(望遠)、光学式手ぶれ補正1220万画素、光学式手ぶれ補正
フロントカメラ800万画素(標準)800万画素(標準・広角)
バッテリー容量2,800mAh2,915mAh
生体認証顔認証指紋認証
Wi-FiWi-Fi5(802.11a/b/g/n/ac)2×2 MIMO
LTE下りCAT18 1.2Gbps、上りCAT13 150Mbps下りCAT16 1.0Gbps、上りCAT5 75Mbps
LTE対応バンド27バンド:1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,18,19,20,25,26,28,29,30,38,39,40,41,46,48,66,7125バンド:1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,18,19,20,21,25,26,28,29,30,66,38,40,41,42,48
ワイヤレス充電対応
SIMnano SIM、eSIMnano SIM
ポートUSB Type-C 3.1 Gen 1
電源アダプタ18W USB-C 電源アダプター
SIMnano SIM、eSIMnano SIM
防水防塵IP68
サイズ147.1 x 68.8 x 8.2mm145.6 x 68.2 x 7.9 mm
重量162g148g

微妙にディスプレイのインチ数が増えているのでPixel 4の方が少しだけ画面が大きくなっているようです。また、最新のSnapdragon 855 + 6GB RAMによりPixel 4の動作速度はPixel 3よりも間違いなくサクサク快適になっていることでしょう。

Pixel 4XL・Pixel 3XL スペックの違いを比較

Pixel 4XLとPixel 3XLのスペックを比較してみました。

Pixel 4XLとPixel 3XL スペックの比較
 Pixel 4XLPixel 3XL
ディスプレイ6.3インチ(2,880 x 1,440ピクセル)6.3インチ(2,880 x 1,440ピクセル)
CPUSnapdragon 855Snapdragon 845
RAM6GB4GB
ストレージ64GB/128GB
リアカメラ1220万画素(広角)+ 1600万画素(望遠)、光学式手ぶれ補正1220万画素、光学式手ぶれ補正
フロントカメラ800万画素(標準)800万画素(標準・広角)
バッテリー容量3,700mAh3,430mAh
生体認証顔認証指紋認証
Wi-FiWi-Fi5(802.11a/b/g/n/ac)2×2 MIMO
LTE下りCAT18 1.2Gbps、上りCAT13 150Mbps下りCAT16 1.0Gbps、上りCAT5 75Mbps
LTE対応バンド27バンド:1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,18,19,20,25,26,28,29,30,38,39,40,41,46,48,66,7125バンド:1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,18,19,20,21,25,26,28,29,30,66,38,40,41,42,48
ワイヤレス充電対応
電源アダプタ18W USB-C 電源アダプター
SIMnano SIM、eSIMnano SIM
ポートUSB Type-C 3.1 Gen 1
サイズ160.4 x 75.1 x 8.2mm158.0 x 76.7 x 7.9 mm
重量193g184g

本体サイズが少しだけ大きくなってしまうのが残念。特に本体の厚みが7.9mmから8.2mmになるのは意外と大きいような気がします。(デュアルカメラの出っ張りの可能性もあります。)

なお、nanoSIM以外にもeSIMにも対応しているのでSIMカードを入れ替えしなくてもデータ通信のSIMの切り替えができるようになります。(日本対応は不明。)

\ソフトバンクでPixel 4の販売開始/

Pixel 4 レビュー・評価

パッケージ・付属品

Pixel 4のパッケージは白をベースとしたものとなっています。

Pixel 4 パッケージ
Pixel 4 パッケージ

蓋を開けるとPixel 4本体がお披露目。iPhoneと同じ構成ですね。

Pixel 4 開封

付属品はUSB Type-C 18Wアダプター、USB-C充電ケーブル、クイックスイッチアダプター(USB-C to A)、SIMピン、説明書となっています。

Pixel 4 付属品

Pixel 3は有線イヤホンが付属していたと思いますが、Pixel 4は必要最低限の付属品になったようです。

付属の18Wの充電アダプタを使ってPixel 4を充電することで急速充電でバッテリーを補給することが可能。

Pixel 4の18w急速充電器
Pixel 4の18w急速充電器

出力電力を確認してみたところ8.7V × 1.6A = 14Wで給電ができています。

約14WでPixel 4を充電できる

充電速度はとても速く、1時間ほどで30% → 80%と50%ほど回復。時間がない時に限ってバッテリーが切れそうな時がありますが、Pixel 4ならちょっとした時間で十分な電力を充電することができそう。

奇抜な本体デザイン・カラー

にしても、Pixel 4の本体デザインはとても個性的ですよね。今回購入したモデルはClearly White(あきらかに白)で背面パネルがホワイトのモデルです。

Pixel 4 背面デザイン
Pixel 4 背面デザイン

Pixel 4はサイドフレームが黒色、サイドボタンはピンクにカラーリングされたちょっと従来のスマホにはない色使いとなっています。

ブラックフレームとカラーボタン
ブラックフレームとカラーボタン

フレームの素材はおそらくアルミだと思いますが、ちょっと柔らかみのある処理が施されています。筐体がホワイトなのにフレームがブラック。個性的なデザインですよね。

Pixel 4 本体上部
Pixel 4 本体上部

賛否ありそうな配色。ちなみに筐体カラーがオレンジのモデルもブラックフレームとなっていて筐体の色は関係なしでフレームはブラックということになります。

Pixel 4
Pixel 4 本体カラー

本体下部にUSB-Cポートと内蔵スピーカーを搭載しています。

USB-Cポートを搭載

USB 3.1 Gen1(5Gbps)の高速通信に対応しているので4K動画など大容量データも素早く転送させることもできます。なお、外部ディスプレイへの出力には非対応なのでPixel 4の画面を有線で表示させることはできません。

もし、Pixel 4の画面を外部モニターに出力したい場合はChromecastを使うことになります。せっかくUSB-Cに対応しているのにケーブル1本で接続できる機能が使えないのは残念…。

カメラ部分を見て分かるように、二つのカメラを搭載したデュアルカメラ仕様になっていて、カメラ部分が少しだけ出っ張りのあるスタイルになっていることがわかります。

Pixel 4 リアカメラ
Pixel 4 リアカメラ

ホワイトとオレンジはマットガラスを採用しているため指紋がつかないパネルとなっています。ブラックカラーは光沢のあるガラスとなっています。

Pixel 3シリーズの背面部分の筐体は上部と下部で色合いが異なるツートンカラースタイルでしたが、Pixel 4はアルミニウムのサイドフレーム(黒色)に統一されて背面パネルはガラス素材となっています。

Pixel 4とPixel 3a
Pixel 4とPixel 3a

ツートンカラーは個性的で好きだったので少し残念。

90Hzのスムーズディスプレイを搭載

Pixel 4は5.7インチ(FHD+)、Pixel 4XLは6.3インチ(QHD+ )の有機ELディスプレイを搭載しています。

Pixel 4 ディスプレイ
Pixel 4 ディスプレイ

ベゼルレスディスプレイとなっていて上下のベゼルが少しだけ太くなっているのが特徴。

角丸ディスプレイ
角丸ディスプレイ

Pixel 3は画面は中央に設置されてましたが、Pixel 4はAndroid 10のジェスチャー操作がしやすいように画面が下寄りに配置されています。

また、Pixel 4はスムーズディスプレイに対応してリフレッシュレートが60Hz → 90Hzに高速化しています。

なので、Pixel 3よりもヌルヌル画面が動かすことが可能に。ただし、画面の明るさが75%以上でないとスムーズディスプレイを有効化できないらしいので90Hzになる場面は限定的なのかな。

ちょっとだけPixel 4の方が画面がスムーズ…なのかな?

そもそも、Pixel 3aの動作もスムーズに動作しますし、90Hzと60Hzの差なのでちょっと分かりにくいかもですね。なんで120Hzじゃないのかな。

ちなみに、タブレットではiPad Pro 11インチ・12.9インチはProMotionテクノロジーの120Hz駆動のディスプレイを搭載。スマートフォンではSHARPのAQUOS R3が120Hz駆動の滑らかなディスプレイを搭載しています。

\ソフトバンクでPixel 4の販売開始/

リアカメラはデュアルカメラに

Pixel 4のリアカメラはシングルからデュアルカメラにスペックアップし、カメラ周りもSuicaのペンギンちゃんのような顔のようなデザインになってしまいました。

デュアルカメラを搭載
デュアルカメラを搭載

Pixel 4は色々と挑戦してるなぁ…と感心するばかり。iPhone 11 Proのカメラも賛否あるところですが、これも好き嫌いがありそうなスタイルですよね。

出っ張りカメラ
ちょっとだけ出っ張りカメラ

Google Pixelのカメラの最大の特徴はGoogleの膨大な画像データをAIが分析してキレイで雰囲気のある写真を簡単に撮影ができるという点です。Pixel 4はデュアルカメラになることでさらに高みを目指すことになります。

Pixel 4には1220万画素の1.4μmのイメージセンサーを搭載した「広角」カメラ、二つ目は1600万画素のイメージセンサーを搭載した「望遠」カメラとなっています。

Pixel 4とPixel 3 スペックの比較
 Pixel 4Pixel 3
リアカメラ1220万画素/F1.7(広角)+ 1600万画素/F2.4(望遠)、光学式手ぶれ補正1220万画素/F1.8、光学式手ぶれ補正
フロントカメラ800万画素(標準)800万画素(標準・広角)

iPhone 11は広角と超広角のデュアルカメラでしたが、Pixel 4は広角と望遠のデュアルカメラとなっていて方向性が異なります。

撮影できる画角を比較
カメラの構成の違い
  • iPhone 11:広角 + 超広角
  • iPhone 11 Pro:広角 + 超広角 + 望遠
  • Pixel 4/4XL:広角 + 望遠
  • Pixel 3/3XL:広角

ライバルのiPhone 11は超広角カメラでの撮影ができるに対してPixel 4で超広角による撮影はできないのがちょっと残念ですよね。超広角カメラでどんな写真が撮影できるかはこちらの記事をどうぞ。

広角カメラの画質

Pixel 4のリアカメラ(広角)は1220万画素のイメージセンサーを搭載しPixel 3と同じですが、レンズがƒ/1.8 → ƒ/1.7とほんのわずかですが明るくなっています。

F値が明るくなると暗いところでもノイズの少なくキレイに写真を撮影することができます。

Pixel 4とPixel 3aで画質を比較してみましょう。なお、Pixel 3とPixel 3aのカメラの画質は同じとなっています。(画像クリックで拡大します。)

Pixel 4 vs Pixel 3a 夜間の地下道を撮影
夜間の地下道を撮影

パッと見の違いは色合いがPixel 4の方が青白くなっているのが分かりますが、ノイズも少なくなっています。

Pixel 4 vs Pixel 3a ノイズ比較(広角カメラ)
ノイズ比較(広角カメラ)

Pixe 4はちょっとだけ明るくなったレンズと進化したAIカメラのおかげでノイズ耐性は向上したといっていいでしょう。といっても、ここまで拡大しないと分からないレベルなんですけどね。

昼間の明るい公園を撮影。ちょっと条件を悪くして逆光での撮影で比較してみました。

Pixel 4 vs Pixel 3a 逆光比較
逆光シーンの比較

Pixel 4は「HDR+」を搭載していてPixel 3よりも逆光環境に強くなっていますが、確かにPixel 4の方が被写体がより明るく描画できていますね。なお、iPhone 11やiPhone 11 ProにもスマートHDRという機能が搭載されています。

Pixel 4 室内撮影
Pixel 4 室内撮影

室内撮影もPixel 4の方が明るくキレイに撮影できることが多いので、ちょっとした差ではありますが進化しているのは間違いないようです。

望遠カメラの画質

Pixel 4は「望遠カメラ」が新たに搭載していてズームした時の画質が大幅に向上しています。

Pixel 4、Pixel 3ともに最大8倍ズームまで拡大して撮影ができますが、Pixel 4は望遠カメラとの組み合わせとなるので光学2倍 + デジタルズーム4倍となります。

ズーム性能
  • Pixel 4:光学2倍 + デジタル4倍 = 最大8倍
  • Pixel 3:デジタルズーム8倍

デジタルズーム8倍で無理矢理拡大するよりも望遠カメラと組み合わせることでが画質がキレイにすることができます。こちらは最大ズームした時のものを比較した画像です。

Pixel 4 vs Pixel 3a ズーム性能比較
ズーム画質の比較(Pixel 4 vs 3)

Pixel 3よりもPixel 4の方がクッキリと描画できています。さすが望遠カメラを搭載してるだけのことがあります。

とはいえ、Pixel 3の広角カメラもかなり優秀で望遠カメラを搭載しているiPhone 11 ProやGalaxy S10と近い画質を実現してるんですよね。

ズーム画質の比較(iPhone 11 Pro vs Galaxy S10)

Pixel 4はズームしても綺麗な写真に仕上がるようにAIパワーを活用した超解像技術が盛り込まれていますが、Pixel 3も同じように超解像技術を使って現像しているのでシングルカメラでも十分…という見方もできそうですね。

こちらの記事で比較しているので気になる方は参考にどうぞ。

夜景モードで暗いシーンも綺麗に

Pixel 4はPixel 3に引き続き、夜景モード(ナイトシフト)を搭載しています。夜景モードに切り替えることで数秒間に複数枚の写真を自動的に連続撮影してAIが合成するので、暗いところでも明るい写真に仕上げてくれます。

夜景モードを使って深夜12時頃の街並みを撮影していました。実際の明るさはこれくらいで、かなり暗いです。

Xperia 5の夜景モード
Xperia 5

Xperia 5の夜景モードは忠実に再現してくれるみたい。しかし、Pixel 4、Pixel 3a、iPhone 11 Pro、Galaxy S10のナイトモードはこんなに明るく、綺麗に写真を仕上げてくれます。

暗闇によるナイトモードの比較
暗闇によるナイトモードの比較

Pixel 3の夜景モードもとても綺麗でしたが、Pixel 4の夜景モードはさらに進化していてより明るくノイズの少ない写真に仕上げることが可能となっています。

上記写真を拡大して比較してみました。

暗闇によるナイトモードの比較(拡大)

Pixel 4はPixel 3よりも解像感が向上しているのが分かります。というか、iPhone 11 Proのディテールがちょっとヤバイですけどね(笑)

夜の街並み ナイトモードの比較
夜の街並み ナイトモードの比較

夜の街並みのナイトモードを使って撮影ができます。(夜景モードにしなくても十分綺麗に撮影できますが…)

拡大するとPixel 4のスゴさが引き立ちます。

お店の看板の文字も綺麗に描画できていますね。というか、Pixel 3でも十分にキレイなんですよね。

iPhone 11 Proはこういうシーンはちょっと苦手な印象がありますね。スマートHDRは暗部を無理矢理明るくする傾向があるのでノイズが多くなってしまうというか。

天体モードで星空を撮影可能に

ちなみに、Pixel 4は天体モードにも対応しています。三脚は必要になりますが暗いところで固定したことを検知すると自動的に夜景モードから天体モードに切り替わります。

天体写真機能がONに
天体写真機能がONに

シャッターボタンを押すと約3分間の撮影が開始します。

Pixel 4で星空を撮影中
Pixel 4で星空を撮影中

夜景モードは長くても10秒ほどの撮影時間となりますが、天体モードは3〜4分ほどの撮影時間となります。

通常の夜景モードで撮影すると星を撮れないことはないですが、ノイズが多くてあまりキレイではありません。

Pixel 3aの夜景モード
Pixel 3aの夜景モード

しかし、Pixel 4の天体モードならノイズがほとんどない写真に仕上げることが可能に。

Pixel 4の天体モードで撮影
Pixel 4の天体モードで撮影

住宅街なので肉眼では星をほとんど目視することができないのですが、Pixel 4の天体モードなら気軽にこんな写真が撮影できてしまいます。

ポートレートモードの画角が広角寄りに

Pixel 4はデュアルカメラを搭載したことでポートレートモード(背景ぼかすモード)の画角がPixel 3よりも広くなり広い視野から撮影できるようになりました。

Pixel 4・Pixel 3 3 ポートレートモードの画角の違い
Pixel 4・3 ポートレートモードの画角の違い

Pixel 3はポートレートモードに切り替えると画角がズームして広い視野での撮影ができなかったのが、Pixel 4は少しだけ広い視野での撮影ができるように改善されています。

Pixel 4 ポートレートモード

撮影の幅が広がることになるのでこれは嬉しい改善点。

Pixel 4のポートレートモード
Pixel 4のポートレートモード

暗所でもきっちりと背景をぼかしてくれるのはさすがPixel 4ですね。

Pixel 4のポートレートモード

Pixel 4はiPhone 11 Proのように超広角カメラを楽しむことはできませんが、背景をぼかしたり、夜景モードの完成度はかなり高く、レスポンスも良いので撮影していて楽しくなる、そんなスマートフォンに仕上がっていると感じます。

\ソフトバンクでPixel 4の販売開始/

デュアル露出補正に対応

Pixel 4はデュアル露出補正に対応していてリアルタイムで明暗を細かく調整することができるようになりました。

デュアル露出補正

明るさを調整できるスマホは普通にありますが、Pixel 4は暗部も細かく調整できるのがすごいところ。逆光のあるシーンでの撮影がしやすくなるのは間違い無いでしょう。

顔認証(Face unlock)を搭載

Pixel 4の顔認証機能
Pixel 4の顔認証機能

背面パネルにあった指紋センサーが廃止されてPixel 4シリーズは顔認証機能に対応しました。

Pixel 4 フロントカメラ
Face unlockの仕組み

顔認証するために新たに4つのセンサー(赤外線カメラ(左)、赤外線カメラ(右)、ドットプロジェクター、投光器)が搭載し構成としてはiPhone XシリーズのFace IDと似ています。

超高速で画面ロック解除ができる

顔認証に対応したことで背面にあった指紋認証は廃止になったのは残念ですが、Pixel 4の顔認証機能は顔を画面に向けるだけで画面ロック解除を超高速でしてくれるのでとても便利。

もしかしたらiPhone 11よりもいいかも。画面をタップするだけで画面解除できます。

ただし、Pixel 4の顔認証機能は角度に弱く背の高いテーブル置いての顔認証はできないことが多いですね。

これはちょっと不便かも。改善して欲しい。ちなみに、Pixel 4の顔認証機能は横向き、逆向きでも認証できるようになっています。

Pixel 4はディスプレイ内指紋認証は対応しませんでした。Samsung Galaxy 10/10HUAWEI P30 Proが採用しているので残念といえば残念。

でも、Pixel 4の顔認証機能はなかなか優秀なので指紋認証なくてもいいかも?

マスク装着でも使える(設定の仕方によって)

Pixel 4の顔認証機能はマスクを付けたままでも認証することができます。正確には「顔を登録するときに途中までマスクを付けて登録をすれば」という条件付き。

顔の登録はマスクを付けたままできませんが途中まで顔の登録ができるようになってます。上の青色の部分(口から顎の部分)が登録できないと思います。

Pixel 4 マスク装着の顔を登録するコツ
マスク装着の顔を登録するコツ

で、登録できないところまで行ったらマスクを外して顔を登録をするのです。すると、不思議なことにマスクを装着した状態・マスクを外した状態でも顔認証を突破できるようになるんですよね(笑)

ちょっと便利すぎてビックリです。花粉症なので春にマスクしたままでもPixel 4を使うことができるのはマジで嬉しい。

ただし、通常の顔登録ではマスクを付けたまま顔認証ができないので、顔の形によっては無理な場合があったり今後のアップデートで登録ができなくなる可能性はあるので注意ですね。

モーションセンスで手で操作

顔認証だけでなくPixel 4/4XLはSoliセンサー(レーダーチップ)を使うことで、モーションセンスにも対応しています。

モーションセンスには本体の前で手で払う動作をすることで着信に反応したり、音楽操作が出来てしまう機能となっています。

日本ではすぐに使うことができませんが、認証が通ってから機能が解放されることになるようです。予定では2020年春とのこと。

CPU・メインメモリ・ストレージ容量

Pixel 3・3XLはフラグシッププロセッサのSnapdragon 845に4GBの容量のメインメモリを搭載していましたが、Pixel 4は後継プロセッサのSnapdragon 855に6GBのRAMが組み合わせとなりました。

Pixel 4 CPU・RAM・SSD
Pixel 4/4XLPixel 3/3XL
CPUSnapdragon 855Snapdragon 845
RAM6GB4GB
SSD64GB/128GB64GB/128GB

Snapdragon 855は2019年夏のフラグシップモデルに採用されたCPUでSONY Xperia 1SHARP AQUOS R3Samsung Galaxy S10/S10+などに採用されています。

Snapdragon 855とSnapdragon 845の性能の違いはこんな感じ。

Pixel 4 Geekbenchスコア
Pixel 4/4XLPixel 3/3XL
CPUSnapdragon 855Snapdragon 845
シングルコアスコア34302340
マルチコアスコア108008900

Snapdragon 855は845よりも20〜30%ほど処理速度が速いだけでなく省電力性能も向上したプロセッサとなっています。

Antutuを使ってCPUの性能を比較してみました。(Pixel 4とPixel 3aの比較となります)

Pixel 4 Antutuスコア
Pixel 4/4XLPixel 3a
プロセッサ名Snapdragon 855Snapdragon 670
トータル397880185647
CPU12471368947
GPU16416049088
MEM5688935772
UX5211831840

廉価版モデルのPixel 3aとフラグシップモデルのPixel 4との比較なのでCPUの性能は2倍以上の差があります。

特にGPUの性能が3倍ほどの差となっているのでゲームを快適に楽しみたいならSnapdragon 800シリーズのPixel 3かPixel 4を選ぶべきでしょう。

ただ、インターネットやSNSくらいならPixel 3aでも十分すぎるくらいサクサク快適に動作するので、そこまで性能に拘らないならPixel 4を選ぶ必要性はないのかな。

\ソフトバンクでPixel 4の販売開始/

バッテリー容量と電池持ち

バッテリー容量はPixel 4が2,800mAhに、Pixel 4XLが3,700mAhとなっています。

バッテリー容量
  • Pixel 3:2,915mAh → Pixel 4:2,800mAh
  • Pixel 3XL:3,430mAh → Pixel 4XL:3,700mAh

Pixel 4に関してはバッテリー容量が減っているので駆動時間が少し心配ですがPixel 4XLは容量が増えていることが分かります。

実際の電池持ちですが使い方によっても違いますが、iPhone 11 Proと比べると減りが速いように感じます。

ただ、ディスプレイの常時表示をした状態で使っているので常時表示をOFFにすることで電池持ちが少しは良くなると思います。

Pixel 4 常時表示機能
Pixel 4 常時表示機能

時間の確認だけでなく、音楽聴いてても曲名が表示されるから何の曲か分かるので常時表示機能は便利ですよね。だから、僕は表示させたままにしてる。

なお、Pixel 4はワイヤレス充電にも対応しています。

Pixel 4 ワイヤレス充電に対応
ワイヤレス充電に対応

スタンド型のワイヤレス充電器・Anker PowerWave 7.5 Standを使えばYou Tubeを見ながら充電できるので便利です。

Pixel 4を買えるところ・端末価格

Pixel 4/4XLはGoogleストアでSIMフリー版を買うことができ、通信キャリアではソフトバンクが取り扱いをしています。現時点ではドコモで取り扱いはしていませんがいずれ販売する可能性はある?

2018年モデルのPixel 3の端末価格は95,000円〜、Pixel 3XLは119,000円〜ですが、Pixel 4が8万9980円、Pixel 4 XLが11万6600円となり少しだけ値下げされてPixel 4は80,000円代で買えるようになりました。

ちなみに、Pixel 3/3 XLは廉価版モデルのPixel 3a/3a XLが発売されてから何度か値下げされたり、ソフトバンクでほぼ同じ価格で販売したりしています。

\ソフトバンクでPixel 4の販売開始/

Pixel 4 レビュー・評価:まとめ

Pixel 4
Pixel 4

Pixel 4は5.7インチの画面サイズ(19:9)で本体幅68.8mmと片手に収まるサイズ感でとても使いやすいモデルとなっています。

Pixel 3よりも画面の位置が下に配置されたことで、Android 10から搭載されたジェスチャー操作との相性は抜群。

Pixel 4とPixel 3のディスプレイ比較
Pixel 4とPixel 3のディスプレイ比較

Pixel 3はシングルカメラでありながらAIカメラによってキレイな写真を撮影することができましたが、Pixel 4/4XLは「デュアルカメラ × AIカメラ」となり、撮影の幅が広がったことは間違いないでしょう。

Pixel 4とPixel 3のリアカメラ比較
Pixel 4とPixel 3のリアカメラ比較
Pixel 4のおすすめポイント
  • 5.7インチの有機ELディスプレイを搭載
  • 本体の横幅68.8mmで片手操作もできるサイズ
  • スムーズディスプレイ(90Hz)で滑らかな動作
  • 顔認証機能に対応(登録の仕方でマスク装着も認識できる)
  • Snapdragon 855 + 6GBで快適操作
  • デュアルカメラ(広角・望遠)で撮影スタイルが広くなった
  • ポートレートモードの視野が広がって使いやすい
  • おサイフケータイに対応
  • IP68等級の防水防塵性能
Pixel 4 惜しいところ
  • 本体デザインが奇抜すぎる
  • 指紋認証に対応していない
Google Pixel 4