この記事では最新のPixel(ピクセル)シリーズの比較をしておすすめ機種はどれなのかを紹介しています。
Googleのスマートフォン・PixelはハイエンドのProモデル、スタンダードの無印、エントリー向けのaシリーズの3つのシリーズありますが、どのモデルがいいのか迷うところかもしれません。
スマホで何をしたいのか、電話ができてメッセージのやり取りができればいいのか、それとも写真、動画もキレイに撮影したいのか、ゲームも遊びたいのか、予算はいくらなのかで選び方が異なってきます。
ということで、Google Pixelシリーズのサイズ・性能・カメラ・価格の違いを比較してどのモデルがいいかおすすめを紹介していくので、購入を検討してる方は参考にしてみてください。
この記事の目次
Google Pixel(ピクセル)の特徴
GoogleのスマホとなるPixel(ピクセル)シリーズを比較してみました。2023年現在、販売されているPixelは以下の6機種となっています。
Pixelシリーズはハイエンド、折りたたみ、スタンダード、エントリーでそれぞれ1機種しかモデルがないので選びやすいです。
最新モデルは2023年のPixel 8 Pro、Pixel 8、Pixel 7a、折りたたみのPixel Foldがあって、型落ちモデルとして2022年のPixel 7 Pro、Pixel 7もあります。
また、2021年のPixel 6以降であれば性能がそこそこ高いので中古でPixel 6 ProやPixel 6を選択肢に入れるのもおすすめです。十分使えるスマホです。
モデル | Proシリーズ |
無印シリーズ |
Aシリーズ |
---|---|---|---|
特徴 | 大画面 望遠カメラあり |
バランス重視 | 小型 価格控えめ |
サイズ | 6.7インチ | 6.3インチ | 6.1インチ |
画面 | 120Hz | 90Hz | 90Hz |
SoC 動作速度 |
Google Tensor G3 高速 |
Google Tensor G3 高速 |
Google Tensor G2 高速 |
カメラ | 広角 50MP(1/1.31型) 超広角 12P(1/2.55型) 光学5倍望遠 48PM(1/2.55型) |
広角 50MP(1/1.31型) 超広角 12MP(1/2.9型) – |
広角 64MP(1/1.73型) 超広角 13MP – |
NFC | Type A / B / Felica | ||
生体認証 | 顔 + 画面内指紋認証 | ||
防水防塵 | IP68 | IP67 | |
ワイヤレス充電 | Qi対応(12W) | Qi対応(7.5W) | |
価格 | 15万円 | 12万円 | 5〜6.2万円 |
シンプルで分かりやすいですね。画面サイズが小さいスマホがいいなら6.1インチのPixel 7aとなりますがPixel 7と同じGoogle Tensor G2を搭載し普通に使える性能をしっかり持っています。
少しで費用を抑えたいなら1世代前のPixel 6aにしてもいいですが、初代TensorはTensor G2よりも性能は劣り顔認証に対応していないので使いにくいと感じる場面はありますがそれなりに使えます。
大きい画面でより快適にスマホを使いたいなら6.2インチのディスプレイを搭載しベゼル幅が抑えられたPixel 8がいいです。Pixel 7aと似てサイズですがコンパクトに大画面スマホが使えます。
さらに画面が大きく迫力のサイズでコンテンツを楽しむならPixel 8 ProまたはPixel 7 Proがいいでしょう。光学5倍の望遠カメラも搭載してるのでカメラを楽しみたい方にもおすすめです。
SoCは独自チップのGoogle Tensorを搭載
2021年のPixel 6シリーズよりGoogleが独自で開発したSoC(システムオンチップ)となるGoogle Tensorを搭載し独自性が以前のモデルよりも高くなっています。
- Pixel 8シリーズ:Google Tensor G3
- Pixel Fold :Google Tensor G2
- Pixel 7シリーズ:Google Tensor G2
- Pixel 6シリーズ:Google Tensor
Pixel 5以前のモデルはQualcommのSnapdragonを採用していましたが現在はミドルレンジのPixel 6aもGoogle Tensorを搭載していてPixelシリーズとして最適化されています。
ちなみに、Tensorはサムスンが製造していて5GモデムはExynosを採用するなどExynosチップとの共通点は多いようです。
素のAndroidで新OSの対応が速い
PixelはGoogleが開発してるスマートフォンです。
AndroidはGoogleが開発したOSなの他メーカーがカスタマイズしたOSではなく素のAndroidを使えるので素のシンプルなAndroidを使いたい方にとっては最高のスマホとなっています。
最新バージョン(メジャーアップデートとか)もPixelシリーズが最も速く配信されるので少しでも速くAndroidの新機能を触れたい場合もPixelシリーズを選ぶメリットになるでしょう。
3年のAndroid OSアップデート保証
PixelシリーズはPixel 6以降はAndroid OSのメジャーアップデートを3年、セキュリティアップデートを5年保証していて、Pixel 8シリーズは7年保証となっています。
機種 | Android OS アップデート保証 |
セキュリティ アップデート保証 |
Pixel 8、Pixel 8 Pro | 2030 年 10 月 | 2030 年 10 月 |
Pixel Fold | 2026 年 6 月 | 2028 年 6 月 |
Pixel 7a | 2026 年 5 月 | 2028 年 5 月 |
Pixel 7、Pixel 7 Pro | 2025 年 10 月 | 2027 年 10 月 |
Pixel 6、Pixel 6 Pro | 2024 年 10 月 | 2026 年 10 月 |
Pixel 6a | 2025 年 7 月 | 2027 年 7 月 |
Pixel 5a (5G) | 2024 年 8 月 | 2024 年 8 月 |
Pixel 5 | 2023 年 10 月 | 2023 年 10 月 |
Pixel 4a (5G) | 2023 年 11 月 | 2023 年 11 月 |
Pixel 4a | 2023 年 8 月 | 2023 年 8 月 |
Pixel 4、Pixel 4 XL | 2022 年 10 月 | 2022 年 10 月 |
source:Google Pixel ヘルプ
2022年10月に発売したPixel 7 Pro、Pixel 7はAndroid 12だったので2025年のAndroid 15まで、2027年10月までセキュリティアップデートできるので長く使う場合もPixelなら安心です。
さらに、Pixel 8シリーズは2030年までアップデート保証があるのでとにかく長いですね。
顔 + 指紋認証に対応している
Pixelシリーズは世代によって対応してる生体認証が異なります。
- 顔 + 画面内指紋認証:Pixel 8 Pro、Pixel 8、Pixel Fold、Pixel 7 Pro、Pixel 7、Pixel 7a
- 画面内指紋認証:Pixel 6 Pro、Pixel 6、Pixel 6a
- 背面式指紋認証:Pixel 5、Pixel 5a (5G)
最新のPixel 8 Pro、Pixel 8、Pixel Fold、Pixel 7aは顔認証と画面内指紋認証にも対応。顔認証は簡易型で暗所やマスクをしてると認証できませんが画面内指紋認証があるおかげで快適です。
Pixel 6aは画面内指紋認証のみに対応なので、指の調子が悪くて乾燥してると認証できずにパスコード入力が求められることもあるので使いにくいと感じることもあります。
なお、少し古いですが2020年のPixel 5、Pixel 5a (5G)は背面式指紋認証に対応して他ので画面内指紋認証よりも精度が高くて使いやすいです。
Felica(おサイフケータイ)に対応
PixelシリーズはNFC(無接触決済)に対応していてVisaタッチが使える世界標準のType A/Bだけでなく日本、台湾で普及してるType F(Felica)にも対応しています。
Suica、PASMOなど交通系カードもしっかり使えますし、iD、QUICPay、WAONなどの電子決済系カードもPixelシリーズで使うことができます。
Pixel Proシリーズ
PixelのProシリーズは2021年のPixel 6シリーズから登場したモデルで、大画面と光学望遠カメラを搭載してるのが特徴となっていて最新モデルはPixel 7 Proとなっています。
モデル | Pixel 8 Pro |
Pixel 7 Pro |
Pixel 6 Pro |
---|---|---|---|
サイズ | 6.7インチ | ||
解像度 | 2,992 × 1,344 | 3,120 × 1,440 | |
パネル | LTPO AMOLED | ||
リフレッシュレート | 最大120Hz | ||
SoC | Google Tensor G3 | Google Tensor G2 | Google Tensor |
メモリ | 12GB LPDDR5X | 12GB LPDDR5 | |
ストレージ | 128 / 256GB / 512GB (UFS 3.1) |
128 / 256GB (UFS 3.1) |
|
生体認証 | 顔 + 画面内指紋認証 | 画面内指紋認証 | |
広角 | 50MP(1/1.31型)・ƒ/1.68 | 50MP(1/1.31型)・ƒ/1.9 | |
超広角 | 48MP(1/2型)・ƒ/1.95 | 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2 | 12MP(1/2.9型)・ƒ/2.2 |
望遠 | 光学5倍 48MP(1/2.5型)・ƒ/2.8 最大30倍ズーム |
光学5倍 48MP(1/2.5型)・ƒ/3.5 最大30倍ズーム |
光学4倍 48MP(1/2型)・ƒ/3.5 最大20倍ズーム |
動画撮影 | 4K/60fps HDR | ||
イン | 10.5MP・ƒ/2.2 | 10.8MP・ƒ/2.2 | 11MP・ƒ/2.2 |
オーディオ | スピーカー:ステレオ ワイヤレス:SBC、AAC、aptX HD、LDAC |
||
Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 | |
Bluetooth | 5.3 | 5.2 | |
通信 | 5G(Sub-6・ミリ波) | ||
NFC | NFC A/B、Felica(おサイフケータイ)対応 | ||
バッテリー | 5,005mAh | 5,000mAh | 5,003mAh |
ポート | USB-C PD3(30W) | USB-C PD3(23W) | |
無線充電 | 対応(Qi) | ||
防水 | IP6X、IPX8 | ||
サイズ | 162.6 × 76.5 × 8.8 mm | 162.9 × 76.6 × 8.9 mm | 163.9 × 75.9 × 8.9 mm |
重量 | 213g | 212g | 210g |
カラー | Porcelainl Bay Obsidian |
Hazel Snow Obsidian |
Cloudy White Stormy Black Sorta Sunny |
価格 | 15〜17万円 | 12〜13万円 | 8〜12万円 |
OS | Android 14 | Android 12 → 13 | Android 11 → 13 |
発売日 | 2023年10月12日 | 2022年10月13日 | 2021年10月28日 |
Pixel 8 Pro
2023年10月に発売したPixel 8 Proは6.7インチの大画面ディスプレイにGoogle Tensor G3、12GBのメモリを搭載したスマホです。
従来型のPixel 7 ProはラウンドパネルでしたがPixel 8 Proはフラットパネルになって、背面パネルも光沢ガラスではなく非光沢ガラスを採用し柔らかい手触りの端末となっています。
リアカメラは50MP(1/1.31型)の広角、超広角48MP(1/2型)、光学5倍望遠48MP(1/2.5型)トリプルカメラ仕様で全カメラが高画素センサーになって解像感の高い撮影ができます。
GoogleのAI機能として音声消しゴムマジック、ベストテイク、編集マジック、音声からの文字起こし機能などを使うことができます。
Pixel 8 ProはGoogle公式ストアで159,900円で取り扱いをしています。ドコモ、au、ソフトバンクからも購入可能で以前に比べて販路が広く手に入れやすくなりましたね。
→ Pixel 8 Proを詳しくみる
Pixel 7 Pro
Pixel 7 Proは2022年10月に発売したPixelシリーズのハイエンドモデルで6.7インチの大画面ディスプレイにGoogle Tensor G2、12GBのメモリを搭載したスマホです。
生体認証は顔認証と画面内指紋認証に対応しているのでマスクしてる時も自宅でゆっくりしてる時に顔を向けるだけでサクッと幅広いシーンで使うことができますね。
リアカメラのカメラバーがラグジュアリーなデザインでオシャレ感があるのもPixel 7 Proの魅力でしょうか。
リアカメラは50MP(1/1.31型)の広角、12MPの超広角(1/2.55型)、48MP(1/2.5型)の光学5倍望遠カメラを搭載し望遠画角がPixel 6 Proの4倍から5倍になってよりズームして撮影ができます。
カメラの画質はさすがGoogleのAIカメラといったところ。全域で高精細で高倍率ズームの望遠カメラで迫力の写真にを撮影可能となっています。
Pixel 7 ProはGoogle公式ストアで124,300円から購入が可能でau、ソフトバンクからも手に入れることができます。
→ Pixel 7 Proを詳しく見る
Pixel 6 Pro
Pixel 6 Proは2021年10月に発売したハイエンドモデルでGoogle Tensorを搭載した1世代前の端末ですが、6.7インチの大画面ディスプレイを搭載し基本スペックは現行モデルと遜色ないスマホです。
画面サイズが大きいので動画や電子書籍などコンテンツを楽しむには最高のスマホです。
ただし、生体認証は顔認証には非対応で画面内指紋認証のみに対応してるので指の調子が悪い時に画面ロック解除しにくいデメリットがあるので注意です。
リアカメラは50MP(1/1.31型)の広角、12MPの超広角、48MP(1/2型)の光学4倍望遠カメラを搭載しセンサーサイズがPixel 7 Proよりも大きいのがメリットです。
バッテリー持ちはPixel 7 Proと比べると良くないですが、十分現役で使えるハイエンドスマホなので大画面モデルで望遠カメラを使って撮影したい、でも費用を抑えるならおすすめです。
Pixel 6 Proは中古のイオシスなどで5〜6万円くらいで買うことができるのでコストパフォーマンスはとても良いかもしれませんね。
→ Pixel 6 Proを詳しく見る
Pixel Fold:折りたたみ端末
2023年7月に発売したGoogleの折りたたみスマホ・Pixel Foldは閉じた状態でスマホとして使いながら、端末を開くとタブレットとしても使えるフォルダブル端末です。
5.8インチのカバーディスプレイを搭載し端末を開くことでタブレットとしても使えるフォルダブルスマホで通常時は閉じた状態で持ち出せるフレキシブルな端末です。
メインディスプレイを折りたたむので端末の厚みは12.1mmと分厚めで本体横幅も79.5mmと幅広で大きめスマートフォンといった感じで閉じたままでも普通にゲームもプレイ可能な画面比率なのが操作しやすいです。
端末を開くと7.6インチのディスプレイによりタブレット感覚で使うことができて、動画を大画面で視聴したり電子書籍を本物の本と同じ折り目で楽しむことが可能です。
Pixel Foldは広角、超広角、望遠のトリプルカメラを搭載していて折りたたみ端末だけどカメラのスペックもそれなりの性能のものを搭載しています。Pixel 8 Proよりもセンサーサイズが小さいので画質はそれなりですが普通に使えるレベルのカメラとなっています。
モデル | Google Pixel Fold |
---|---|
メインディスプレイ | サイズ:7.6インチ(6:5) 解像度:2,208 × 1,840ピクセル リフレッシュレート:最大120Hz |
カバーディスプレイ | サイズ:5.8インチ(17.4:9) 解像度:2,092 × 1,080ピクセル リフレッシュレート:最大120Hz |
SoC | Google Tensor G2 |
メモリ | 12GB LPDDR5 |
ストレージ | 256GB / 512GB(UFS 3.1)、microSDカード:× |
生体認証 | 顔 + サイドボタン式指紋認証 |
リアカメラ | 広角:48MP(1/2型)・F/1.7 超広角:10.8MP(1/3型)・F/2.2 望遠×5:10.8MP(1/3.1型)・F/3.1 |
インカメラ | 8MP(1/4型)・F/2.0 |
オーディオ | ステレオスピーカー、空間オーディオ対応、3.5mmオーディオジャックなし |
通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、5G(Sub-6) |
NFC | NFC A / B / Felica(おサイフケータイ) |
ポート | USB-C(PD3 PPS / USB 3.2 Gen 2) |
ワイヤレス充電 | Qi対応 |
バッテリー | 4,821 mAh |
サイズ | オープン時:158.7 × 139.7 × 5.8 mm クローズ時:139.7 × 79.5 × 12.1 mm |
重量 | 283 g |
OS | Android 13(5年アップデート保証) |
端末価格 | 253,000円 |
発売日 | 2023年7月27日(木) |
Pixel Foldはフォルダブルスマホなので価格は高めですが、閉じながらも使いやすい端末に仕上がってるので普段使いができる端末としてはとても魅力的なモデルとなっています。
→ Pixel Foldを詳しくみる
Pixel 無印シリーズ
Pixelシリーズの標準モデルでProモデルが登場する前からずっと存続するいわゆるピクセルスタンダードで、現在の最新モデルはPixel 8ですが2世代前のPixel 5もまだ現役で使えるスペックを持っています。
モデル | Pixel 8 |
Pixel 7 |
Pixel 6 |
Pixel 5 |
---|---|---|---|---|
サイズ | 6.2インチ | 6.3インチ | 6.4インチ | 6.0インチ |
解像度 | 2,400 × 1,080 | 2,340 × 1,080 | ||
パネル | AMOLED | |||
リフレッシュレート | 60/120Hz | 最大90Hz | ||
SoC | Google Tensor G3 | Google Tensor G2 | Google Tensor | Snapdragon 765G 5G |
メモリ | 8GB LPDDR5X | 8GB LPDDR5 | 8GB LPDDR4X | |
ストレージ | 128 / 256GB(UFS 3.1) | 128GB(UFS 2.1) | ||
生体認証 | 顔 + 画面内指紋認証 | 画面内指紋認証 | 背面式指紋認証 | |
広角 | 50MP(1/1.31型)・ƒ/1.69 | 50MP(1/1.31型)・ƒ/1.9 | 12.2MP(1/2.55型)・ƒ/1.7 | |
超広角 | 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2 | 12MP(1/2.9型)・ƒ/2.2 | 16MP・ƒ/2.2 | |
動画撮影 | 4K/60fps HDR | 4K/60fps | ||
イン | 10.5MP・ƒ/2.2 | 10.8MP・ƒ/2.2 | 8MP・ƒ/2.0 | |
オーディオ | スピーカー:ステレオ ワイヤレス:SBC、AAC、aptX HD、LDAC |
|||
Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 | |
Bluetooth | 5.3 | 5.2 | 5.0 | |
通信 | 5G(Sub-6) | |||
NFC | NFC A/B、Felica(おサイフケータイ)対応 | |||
バッテリー | 4,575mAh | 4,355mAh | 4,614mAh | 4,080mAh |
ポート | USB-C PD3(27W) | USB-C PD3(23W) | USB-C PD2(18W) | |
無線充電 | 対応(Qi) | |||
防水 | IP6X、IPX8 | |||
サイズ | 150.5 × 70.8 × 8.9 mm | 155.6 × 73.2 × 8.7 mm | 158.6 × 74.8 × 8.9 mm | 144.7 × 70.4 × 8 mm |
重量 | 187g | 197g | 207g | 151g |
カラー | Hazal Rose Obsidian |
Lemongrass Snow Obsidian |
Sorta Seafoam Kinda Coral Stormy Black |
Just Black Sorta Sage |
価格 | 11〜13万円 | 8〜10万円 | – | – |
OS | Android 14 | Android 12 → 13 | Android 11 → 13 | Android 10 → 13 |
発売日 | 2023年10月12日 | 2022年10月13日 | 2021年10月28日 | 2020年10月15日 |
Pixel 8
2023年10月に発売したPixel 8はスタンダードモデルで6.2インチのディスプレイにGoogle Tensor G3、8GBのメモリを搭載し本体サイズがPixel 8 Proよりも小さく操作性の良いモデルです。
上位のPixel 8 Proと同じTensor G3を搭載し動作速度はほぼ同じですが、メモリがPixel 8 Proは12GBですがPixel 8は8GBなので負荷のかかるゲームなどで差が出る可能性があります。
リアカメラは50MP(1/1.31型)の広角、12MPの超広角のデュアルカメラを採用しています。広角カメラはPixel 7よりも明るいレンズを搭載してるので暗所撮影に強くなってます。
望遠カメラは搭載していないのですが普段使いにおいてはちょうど使いやすいカメラ構成と言っていいでしょう。GoogleのAI機能も使えるのでゲームをそこまでしないならPixel 8はちょうどいいスマホとなっています。
Pixel 7
2022年10月に発売したPixel 7はスタンダードモデルで6.3インチのディスプレイにGoogle Tensor G2、8GBのメモリを搭載したモデルとなっています。
Pixel 7もPixel 7 Proと同じTensoe G2を搭載していますがメモリが12GBではなく8GBとなっています。
また、リフレッシュレートも120Hzではなく90Hzとスペックが控えめで性能を少し抑えたモデルとなっています。とはいえ、Pixel 7も生体認証は顔認証と画面内指紋認証に対応し操作性の良いスマホです。
カメラバーはマットアルミフレームを採用しPixel 7 Proよりも落ち着いたデザインでいい感じです。
リアカメラは50MP(1/1.31型)の広角、12MPの超広角のデュアルカメラを採用しています。望遠カメラは搭載してないですが望遠画角で撮影しないなら十分な構成ではないでしょうか。
Pixel 7はGoogle公式サイトで82,500円と手にしやすい価格で販売していて、キャリアからもau、ソフトバンク、スマホ乗り換え.comなら少し安く買うことも可能です。
中古でも販売されてるので費用を抑えたい方にもおすすめのモデルです。
→ Pixel 7を詳しく見る
Pixel 6
Pixel 6は2021年10月に発売した1世代前のPixelシリーズのスタンダードモデルとなっていて6.4インチのディスプレイにGoogle Tensorを搭載したスマホです。
スタンダードモデルですがPixel 6 Proと同じSoCを搭載してるので快適に使うことができますし、1世代前とはいえまだまだ現役で使えるスペックを持っています。
生体認証は顔認証には対応せず画面内指紋認証のみとなっています。これはPixel 6 Proでも同じなので指が乾燥しやすい方は顔認証に対応してるPixel 7を選んだ方がいいかもしれません。
リアカメラは50MP(1/1.31型)の広角、12MPの超広角のデュアルカメラを採用していて最新のPixel 7と同じスペックなのでカメラは十分キレイな写真に仕上げることができます。
となると、Pixel 7ではなくPixel 6でいいのでは?となりますが顔認証に対応していない、サイドフレームが樹脂加工が施されたアルミフレームなので質感がPixel 7よりもチープに見えるかもしれません。
また、Pixel 6は電池持ちもPixel 7と比べると良くないのでトータルの使いやすさは最新のPixel 7には敵わないのは注意すべき点となります。
とはいえ、Pixel 6は中古で3〜5万円くらいなので費用を抑えるなら良き選択肢になるのではないでしょうか。
Pixel 5
Pixel 5は2020年10月に発売したモデルで6インチの小型ディスプレイにSoCはQualcomm Snapdragon 765Gを搭載しGoogle独自チップ移行前の端末となっています。
画面サイズが6インチで片手操作しやすく操作性を重視するならPixel 5はとても良い端末です。SoCはSnapdragon 765Gなので動作速度は最新モデルと比べると遅めですがブラウジング、SNS、動画視聴など普段使いなら問題ありません。
生体認証は背面式指紋認証に対応し物理センサーらしく精度も良いので扱いやすいスマホとなっています。
リアカメラは12MP(1/2.55型)の広角に12MPの超広角のデュアルカメラを採用しセンサーサイズが小さめでPixel 6以降のような雰囲気ある写真撮影は苦手ですがGoogle AIカメラでキレイな画質での撮影が可能となっています。
Pixel 5は中古で2.5〜3.5万円ほどで買えるので安いのも魅力ですしまだ3年目なのでキレイな個体も多いことでしょう。
ただし、Pixel 5は少し前の端末なのでAndroid OSのアップデートは次回のAndroid 14が最後になるので長期間使うには少し適さないスマホなので注意しましょう。
→ Pixel 5を詳しく見る
Pixel aシリーズ
Pixel aシリーズはいわゆる廉価版でスペックを落として価格を安くして多くの方に手に取りやすい端末で、現在はPixel 7aが最新モデルとなっています。
モデル | Pixel 7a |
Pixel 6a |
Pixel 5a(5G) |
Pixel 4a |
---|---|---|---|---|
サイズ | 6.1インチ | 6.34インチ | 5.8インチ | |
解像度 | 2,400 × 1,080 | 2,340 × 1,080 | ||
パネル | AMOLED | |||
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz | ||
SoC | Google Tensor G2(GS201) | Google Tensor G1(GS101) | Snapdragon 765G 5G | Snapdragon 730G |
メモリ | 8GB LPDDR5 | 6GB LPDDR5 | 6GB LPDDR4X | |
ストレージ | 128GB(UFS 3.1) | 128GB(UFS 2.1) | ||
生体認証 | 顔 + 画面内指紋認証 | 画面内指紋認証 | 背面式指紋認証 | |
広角 | 48MP(1/1.73型)・ƒ/1.89 | 12.2MP(1/2.55型)・ƒ/1.7 | ||
超広角 | 13MP・ƒ/2.2 | 12MP・ƒ/2.2 | 16MP・ƒ/2.2 | – |
動画撮影 | 最大4K/60fps | |||
イン | 13MP・ƒ/2.2 | 10.8MP・ƒ/2.2 | 8MP・ƒ/2.0 | |
オーディオ | スピーカー:ステレオ ワイヤレス:SBC、AAC、aptX HD、LDAC |
|||
Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 | |
Bluetooth | 5.3 | 5.2 | 5.0 | |
通信 | 5G(Sub-6) | 4G | ||
NFC | NFC A/B、Felica(おサイフケータイ)対応 | |||
バッテリー | 4,385mAh | 4,410mAh | 4,680mAh | 3,140mAh |
ポート | USB-C PD3(18W) | USB-C PD2(18W) | ||
無線充電 | Qi対応 | – | ||
防水 | IP6X、IPX7 | – | ||
サイズ | 152 × 72.9 × 9.0 mm | 152.2 × 71.8 × 8.9 mm | 155 × 75.1 × 7.6 mm | 144 × 69.4 × 8.2 mm |
重量 | 193.5g | 178g | 183g | 143g |
カラー | Snow Sea Charcoal Coral |
Charcoal Chalk Sage |
Mostly Black | Just Black Barely Blue |
価格 | 62,700円 | 53,900円 | 2.5〜3.3万円 | 1.9〜3万円 |
OS | Android 13 | Android 12 → 13 | Android 11 → 13 | Android 10 → 13 |
発売日 | 2023年5月12日 | 2022年7月28日 | 2021年8月26日 | 2020年8月20日 |
Pixel 7a
Pixel 7aは2023年5月に発売した6.1インチの小型ディスプレイを搭載した廉価モデルです。といっもハイエンドのPixel 7 Proと同じGoogle Tensor G2を搭載してるので性能はほぼ同じです。
メモリも8GBになって原神など負荷のかかるゲームもPixel 6aよりも快適に動かせるようになったのも大きな進化といえます。
本体デザインもPixel 7シリーズと同じ爽やかなスタイルとなって、画面内指紋認証だけでなく顔認証にも対応し幅広いシーンで安心して使える性能に進化しています。
カメラも刷新されて広角カメラが48MP(1/1.73型)のクアッドベイヤーセンサーになって解像感が向上しただけでなくデジタルズーム時の画質もより自然に表現できるようになりました。
防水防塵はIP67と上位モデルのIP68よりも等級が低いですが少し濡れるくらいなら問題ないですし、Pixel 7aはワイヤレス充電もできるので限りなくスタンダードモデルのPixel 7のスペックに近づいています。
さらに、Pixel 7aはドコモで取扱をするためドコモの帯域であるB21、n79が使えるメリットもあります。他のPixelはドコモ回線だと少し不利になる場面があったのが解消されます。
→ Pixel 7aを詳しく見る
Pixel 6a
Pixel 6aは2022年7月に発売したモデルで6.1インチの小型ディスプレイにハイエンドのPixel 6 Proと同じGoogle Tensorを搭載した安いのに使える端末です。
Pixel 6aはメモリが6GBと少なくマルチタスクでアプリを使うと不安定になることもありますが、ブラウジング、SNS、動画視聴など一般的な使い方なら十分使えるスペックなので問題ないでしょう。
生体認証は画面内指紋認証のみで顔認証には対応していません。手が乾燥してると反応しないこともあるので注意してください。
リアカメラは12MP(1/2.55型)の広角に12MPの超広角のデュアルカメラを採用しておりPixel 5と近いスペックとなっており普通に画質はキレイですし4K 60fpsの動画撮影も可能となっています。
Pixel 6aはGoogle公式サイトで53,900円で買えます。au、ソフトバンク、スマホ乗り換え.comでも少し安く買うことが可能となっています。
→ Pixel 6aを詳しくみる
Pixel 5a(5G)
Pixel 5a (5G)は2021年8月に発売した6.34インチのディスプレイを搭載した価格の安いモデルです。少し前のモデルなので基本的に中古で買うことになります。
SoCにはSnapdragon 765Gを搭載しGoogle独自チップに切り替わる前のスマホですが、ブラウジング、SNS、動画視聴をするくらいなら十分快適に使える性能をもっています。
画面サイズが6.34インチと少し大きいので画面が大きいスマホがいいけど費用を抑えたい方におすすめのモデルです。生体認証は背面式指紋認証に対応してるのでマスクしながらも使えます。
リアカメラは12MP(1/2.55型)の広角に16MPの超広角のデュアルカメラを採用しており画質も十分キレイなので大きなこだわりがないなら使えるカメラシステムとなっています。
Pixel 5a(5G)はソフトバンクでまだ購入が可能ですが、中古で3〜3.5万円ほどで手に入れることが可能で2024年8月までAndroid OSのアップデートに対応してるのでAndroid 15までサポートしてくれます。
少し前のモデルではありますが意外と長く使えますし、バッテリー持ちもいいので普段使いのスマホとしてはバランス感覚は良き端末に仕上がっています。
→ Pixel 5a(5G)を詳しく見る
Pixelのサイズで比較
Pixelシリーズは機種によって、世代によって画面サイズが違うので規則性がありませんが、Pixel 8 Proは6.7インチ、Pixel 8は6.2インチ、Pixel 7aは6.1インチとなっています。
ハイエンドモデルは画面が大きくて価格の安いモデルは小さくなる傾向がありますので、ゲームを大きな画面で快適に楽しみたい、動画視聴をするなら6.7インチのPixel 8 Proがおすすめです。
Pixel 8は6.2インチの画面サイズでコンパクトと大きさを共存させたいいとこ取りな端末となっています。
Pixel 8は6.3インチから6.2インチと画面サイズが小さくなったことで本体横幅が70.8mmとPixel 7aの72.9mmよりもコンパクトで操作しやすい端末で片手操作もしやすいです。
6.1インチのPixel 7aは6.1インチの方がコンパクトな印象がありますが、実は6.2インチのPixel 8の方がベゼルの幅が狭くて小型化されてるのが特徴となっています。
本体重量もPixel 7aは193.5gあるのに対してPixel 8は187gと軽量なのでとにかくコンパクトで軽い端末が欲しいならPIxel 8は良き選択肢になるのではないでしょうか。
Pixelの性能・動作速度を比較
Pixel 8のGoogle Tensor G3、Pixel 7のTensor G2、Pixel 6のTensor、Pixel 5のSnapdragon 765Gのスペック、性能を比較してみました。
モデル | Pixel 8 |
Pixel 7 |
Pixel 6 |
Pixel 5 |
---|---|---|---|---|
SoC | Google Tensor G3 | Google Tensor G2 | Google Tensor | Snapdragon 765G 5G |
CPU | Cortex-X3 ×1 Cortex-X715 ×4 Cortex-A510 ×4 |
Cortex-X1 ×2 Cortex-A78 ×2 Cortex-A55 ×4 |
Cortex-X1 ×2 Cortex-A76 ×2 Cortex-A55 ×4 |
Cortex-A76 ×2 Cortex-A55 ×6 |
GPU | Mali-G715 | Mali-G710 MP7 | Mali-G78 MP20 | Adreno 620 |
メモリ | 8GB LPDDR5X | 8GB LPDDR5 | 8GB LPDDR4X | |
プロセス | 4nm | 5nm | 5nm LPE | 7nm |
Google Tensor G3の基本構成はTensorと似ていますが、真ん中の高性能コアがCortex-A78からA715になって性能が底上げされて、GPUコアがMali-G710からG715になって処理性能が向上しています。
Antutuで性能を比較しました。
モデル | Pixel 8 | Pixel 7 | Pixel 6 |
---|---|---|---|
SoC | Google Tensor G3 | Google Tensor G2 | Google Tensor |
メモリ | 8GB LPDDR5X | 8GB LPDDR5 | |
ストレージ | 128GB(UFS 3.1) | ||
トータル | 1037832 | 879819 | 834346 |
CPU | 305943 | 239847 | 227393 |
GPU | 372736 | 277422 | 282371 |
MEM | 165695 | 155427 | 140298 |
UX | 193458 | 207123 | 184284 |
※ Pixel 6aのTensorはメモリが6GBなのでAntutu v10 3D Liteでの計測になるためGPUのスコアが少し高めに出ています。
Tensor G2 → G3になることでトータルで20%ほど性能が向上していて、より快適に操作することが可能です。
Google Tensor → Tesnor G2が思ったほど伸びていないですがAntutu(V9)のゲームの動作はG2を搭載しているPixel 7の方が滑らかに動作しています。
ブラウザやSNSくらいだと動作に差を感じることはないですが、負荷のかかるゲームはTensor G2を搭載してるPixel 7シリーズの方が安定してるのは間違いないです。
なお、電池持ちはPixel 8シリーズ、7シリーズともに良好です。6シリーズは少し持ちが悪いのでバッテリーライフを機にするならPixel 7以降のモデルを選ぶといいでしょう。
Pixelのカメラを比較
Pixel 8 Proは広角、超広角、望遠のトリプルカメラを搭載し、Pixel 8、Pixel 7aは広角、超広角のデュアルカメラを搭載しています。
モデル | Pixel 8 Pro | Pixel 8 | Pixel 7a |
---|---|---|---|
広角 | 50MP(1/1.31型)・ƒ/1.68 | 50MP(1/1.31型)・ƒ/1.9 | 64MP(1/1.73型)・ƒ/1.89 |
超広角 | 48MP(1/2型)・ƒ/1.95 | 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2 | 12MP(1/2.9型)・ƒ/2.2 |
望遠 | 光学5倍・48MP(1/2.5型)・ƒ/2.8 最大30倍ズーム |
最大8倍ズーム | 最大8倍ズーム |
動画撮影 | 4K/60fps HDR | ||
イン | 10.5MP・ƒ/2.2 | 13MP・ƒ/2.2 |
広角カメラはPixel 8 Pro、Pixel 8、Pixel 7 Pro、Pixel 7ともに同じで5000万画素(1/1.31型)の大型高画素センサーを搭載し、Pixel 8シリーズはレンズがF/1.68と明るく暗所に強く高精細な表現が可能です。
また、センサーサイズが大きい方が背景のボケ感を演出しやすくなります。例えば、Pixel 8(1/1.31型)とPixel 7a(1/1.73型)と比較するとこれだけ雰囲気が変わります。
センサーサイズが大きいモデルの方が被写体に寄った時によりボケ感を演出することができます。
また、センサーサイズが大きい方が画質も良くなる傾向がありPixel 7aの64MP(1/1.73型)よりもPixel 8の50MP(1/1.31型)の方が解像感が高くなっています。
なお、Pixel 8 Pro、Pixel 8は広角1〜2倍画角での撮影は同じですが3〜4倍画角はPixel 8 Proは望遠カメラのデータを合成して画質向上をしています。
望遠5倍での撮影をすることが少なくても3〜4倍など普段使いするような画角の画質もPixel 8 Proの方がキレイになる傾向があります。
また、Pixel 8 Proは光学5倍の望遠カメラとPixel 8の広角カメラのデジタルズーム5倍ではこれくらいの画質差があります。
また、超広角カメラもPixel 8の12MP(1/2.55型)からPixel 8 Proは48MP(1/2型)と高画素センサー + センサーサイズが大きくなって画質が向上しています。
PIxelシリーズは廉価モデルのPixel 7aでも十分きれいな写真、動画撮影が可能ですが上位モデルをえらうことでワンランク上の画質の撮影ができるので、カメラにこだわるならPixel 8 Pro、Pixel 8を選ぶのがいいでしょう。
望遠カメラが必要ならPixel 8 Proがおすすめです。
Pixelはどれがおすすめ?
使いやすさを重視:Pixel 8
トータルバランスで使いやすいスマホにまとまってるのはスタンダードモデルのPixel 8です。6.2インチと片手操作したい方に適していて質感も高めで扱いやすい端末となっています。
上位モデルのPixel 8 Proと同じGoogle Tensor G3を搭載していて動作速度も快適に使えますしリフレッシュレートは120Hzですが十分滑らかにアプリを動かすことができます。
望遠カメラは非搭載ですが多くの方は広角と超広角カメラがしっかりしていれば問題なく十分すぎるスペックではないでしょうか。
ゲームのしやすさを重視:Pixel 8 Pro
ゲームをそれなりに快適に遊ぶならPixel 8 Proがおすすめです。最新のGoogle Tensor G3に12GBのメモリを搭載してるのでPixel 8やPixel 7a よりも安定してます。
ただ、Tensor G3はゲームに適したSoCではないので快適性を重視するなら普通にiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S23 Ultraを選んだ方がいいです。これは間違いないです。
画面サイズも6.7インチと大きく見やすく迫力の画面で楽しめるのはいいですよね。他にも動画視聴が多かったり、電子書籍を読むことが多いなら画面サイズが大きいモデルがいいでしょう。
望遠画角の画質を重視:Pixel 8 Pro
望遠画角で撮影することが多いならズームしても画質がキレイなPixel 7 Proがおすすめです。光学5倍の望遠カメラを搭載しているので遠くの被写体もクリアに切り取ることも可能です。
望遠カメラにしては1/2.5型と大きめのセンサーを搭載してるので暗いところもノイズの少ない写真に仕上げることができます。
もちろん、Pixel 6 Proの望遠カメラでも同じような写真撮影が可能でむしろセンサーサイズが1/2型と大きいので暗所撮影はより強いかもしれません。(比較するとそう大きな差はない)
Pixel 6 Proも十分キレイですし実用で使いやすい光学4倍なので、使い方次第ではPixel 7 Proよりも使いやすいカメラシステムといっていいかもしれません。
Pixel 7 Proは画面内指紋認証だけでなく顔認証も使えるのでスマホとしての使い勝手の良さはPixel 6 Proよりも格段に良く完成度の高い端末となっています。
→ Pixel 8 Proを詳しく見る
迷ったらコレ、ほぼ全入り:Pixel 7a
どのモデルがいいか迷ったらPixel 7aを買っておいて後悔することはないような気がします。
6.1インチのディスプレイなので動画見るにしても、電子書籍を読むにしても丁度良い多いさで片手操作もやろうと思えば可能な大きさです。
Pixel 7、Pixel 7 Proなどの上位モデルは画面サイズが大きいので少しでもコンパクトにスマホを使えます。
また、価格が62,700円でありながらTensor G2で快適に動作しますし顔 + 画面内指紋認証で快適に画面ロック解除も可能、カメラの画質も良くなってるので不満がほとんどありません。
しかも、ドコモの5G(n79)にもしっかり対応してるのは大きいのでドコモ、au、ソフトバンク、楽天のどのSIMカードを入れても性能をフルに使い倒すことができます。
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価格の安さを重視:Pixel 6a
Pixel 6aは現在は中古で買えるので性能はそこそこでいいから少しでも費用を抑えたい、片手でスマホを使いたいなら選択肢としてはアリです。
基本性能はPixel 6とほぼ同じですしPixel 7aよりも本体サイズが小さくて重量も軽いので扱いやすいモデルとなっています。
ただし、顔認証に対応しておらず画面内指紋認証のみとなるため快適さはPixel 7aに敵わないのは注意しましょう。とはいえ、53,900円と安いですし中古なら3.7万円ほどなので選択肢としてはアリです。
さらに費用を抑えたいなら型落ちとなるPixel 5、Pixel 5a(5G)を中古で買うのもアリです。最新モデルよりも長く使うことはできませんが2〜3万円前後で買えます。
Pixel 5なら5.8インチと画面サイズがコンパクトで片手で使うには丁度良いスマホですし、普段使いのスマホとしては使いやすい端末でもあります。
カメラ重視で費用抑える:Pixel 7 Pro
雰囲気ある写真を撮影したい、望遠カメラを使って迫力の写真撮影をしたい、でも費用を抑えたい…となるなら型落ちのPixel 7 Proを中古で買うのもいいでしょう。
7〜8万円でPixel 7 Proを買うことができます。2025年10 月までAndroid OSのアップデートが提供されるのでおそらくAndroid 16まで、2027年10月までセキュリティアップデートもあります。
音声消しゴムマジックや編集マジックはPixel 8 ProかPixel 8しか対応してないですが、ボイスレコーダーの文字書き起こし機能は使えるので実用性は高いです。
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Pixelシリーズ おすすめ機種:まとめ
Pixelシリーズはラインナップはシンプルなので選びやすいスマホかもしれませんね。
- 使いやすさとバランス重視 → Pixel 8
- ゲーム、コンテンツの見やすさ重視 → Pixel 8 Pro
- 望遠画角のカメラを重視する → Pixel 8 Pro
- 折りたたみスマホが欲しい → PIxel Fold
- 迷ったらコレ、ほぼ全部入りのコスト重視 → Pixel 7a
- 片手操作のしやすさを重視する → Pixel 8
- 価格の安さを重視する → Pixel 7a、Pixel 6a
多くの方にお勧めできるのはサイズ、性能、価格ともにバランスの取れてるPixel 7aです。顔と指紋認証で使うことができますし扱いやすいスマホです。
望遠カメラも重視するならPixel 8 Pro、Pixel 7 Proにすればいいですし、価格の安さを重視するならPixel 7a、Pixel 6aあたりをチョイスすれば問題ないでしょう。
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