P20 lite vs nova lite 2

2018年6月にリリースされたP20 liteは価格の安いエントリーモデルとなっていますが、別シリーズのスマホとしてnova lite 2というモデルもあります。HUAWEIのスマートフォンにはいくつかのシリーズがあり、どれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。

ということで、HUAWEI P20 liteとnova lite 2は何が違うのか徹底比較してみたいと思います。


 

P20 lite・nova lite 2 何が違うのか徹底比較

外観デザイン・サイズの違い

まず、P20 liteとnova lite 2の外観デザインの違いを比較してみます。

P20 liteは背面に細かいヘアライン入りのガラス素材が採用されており、nova lite 2はアルミ素材が採用されているので、見た目の雰囲気は随分と異なるのが分かります。

P20 liteとnova lite 2 外観比較

P20 liteはHUAWEIのロゴやCEマークなど刻印されていないので、とてもスッキリとしたデザインとなっています。また、カメラを横向きに使うことを想定してHUAWEIのロゴなどが横向きに刻印されているのがなかなかカッコいいのかなと思います。

nova lite 2はアルミ素材の筐体を採用しており、シルバーの細いアンテナラインが入っているのが特徴となっています。

本体サイズはnova lite 2よりもP20 liteの方が少しだけ小型化されています。

P20 liteとnova lite 2 サイズ比較

モデルP20 litenova lite 2
ディスプレイ5.84インチ5.65インチ
サイズ148.6 x 71.2 x 7.4〜8.6 mm150.1 x 72 x 7.45 mm
重量145 g143 g

重量はP20 liteの方が少しだけ重くなっていますが、これはガラスはアルミよりも重いことが影響しているのかもしれません。数値上は2gしか差がありませんが、実際に手で持つとP20 liteの方がずっしりとした印象を受けます。

ディスプレイの違い

P20 liteとnova lite 2 ディスプレイ比較

両モデルとも縦長ディスプレイが採用されていますが、P20 liteはノッチ(切り欠き)デザインを採用することでnova lite 2よりも100ピクセル長く少しだけ画面が長くなっているので、一度に表示できる少しだけですが情報量も多くなっています。

モデルP20 litenova lite 2
ディスプレイ5.84インチ
2,280 x 1,080ピクセル
5.65インチ
2,160 x 1,080ピクセル
アスペクト比19:918:9

また、P20 liteは四隅が丸くなっているディスプレイとなっており、見た目の印象が随分と違うのが分かります。P20 liteはパッと見で可愛らしい雰囲気がありますよね。

P20 liteとnova lite 2 画面上部比較

ノッチスタイルのデザインは賛否あるかと思います。最初はかなり違和感のあるデザインなのですが、しばらく使っていくうちにノッチデザインは気にならなくなり、むしろ可愛いとすら思えてくるので、特に気にする必要がないでしょう。

ちなみに、P20 liteのノッチは画面設定の「ノッチ部分を隠す」を設定することで隠すことができるようになっています。

P20 lite ノッチ部分を隠す

ディスプレイはともにLCD(液晶ディスプレイ)が採用されていますが、メーカーが異なるのか、製造ラインが異なるのかは不明ですが色合いが若干異なります。

P20 liteとnova lite 2 ディスプレイ 色合い比較

カラーモードをデフォルト状態でP20 liteは青っぽい色合いになっていますが、nova lite 2は黄色っぽい色合いとなっています。

電源ポートの違い

nova lite 2は電源ポート(USB)は従来のMicro-Bとなっていますが、P20 liteはUSB Type-Cが採用されています。

P20 liteとnova lite 2 電源コネクタの違い

P20 liteは外部モニター表示には対応していないのでUSB-Cの全ての機能を使うことはできませんが、USB-Cは裏表のないコネクタなので方向を気にせずに充電することができるというメリットがあります。

CPU・GPU・RAMの違い

P20 liteとnova lite 2は同じ型式のCPU・GPUが搭載されているので、基本的な性能は全く同じとなっていますが、RAMの容量がnova lite 2は3GBなのに対してP20 liteは4GBとより多く搭載している違いがあります。

モデルP20 litenova lite 2
CPUKirin659
2.36GHz x 4
1.7 GHz x 4
Kirin659
2.36GHz x 4
1.7 GHz x 4
GPUMali-T830 MP2
RAM4GB3GB
ストレージ32GB(UQ mobile、Y!mobile、SIMフリー)
64GB(au)
32GB
外部ストレージmicroSDXC: 256GB

Geekbench 4のスコア性能はほぼ同じとなっています。

モデルP20 litenova lite 2
シングルコアスコア937938
マルチコアスコア36863681
GPUスコア31263042

AnTuTuによるベンチマークスコアです。少しだけnova lite 2の方がスコアが高くなっていますが、ほぼ同じといっていいでしょう。

モデルP20 litenova lite 2
総合8720588441
CPU4135141829
GPU1316113218
UX2407724014
RAM23972426
ROM62196954

CPUとGPUの性能はほぼ同じなので処理能力も変わりませんが、P20 liteは4GBのRAMを搭載しているので、nova lite 2よりも少しだけ動作が安定しているように感じます。特に複数のアプリを起動している状態でマルチタスクで切り替えるときなどはP20 liteの方が動作が安定しているように感じます。


 

LTEの対応回線と通信速度の違い

nova lite 2はドコモとソフトバンクの回線しか対応していませんが、P20 liteはVoLTEに対応しているのでau回線も使うことができるようになっています。

モデルP20 litenova lite 2
対応回線ドコモ、au、ソフトバンクドコモ、ソフトバンク
対応周波数バンドFDD:Band1/3/7/8/18/19/26/28
TDD:Band41
FDD:Band1/3/5/7/8/19/20
VoLTEドコモ、ソフトバンク回線:非対応
au回線:対応
非対応
受信速度ドコモ:262.5 Mbps
au:225 Mbps
ソフトバンク:受信187.5 Mbps(?)
ドコモ:150 Mbps
ソフトバンク:112.5 Mbps
送信速度ドコモ:50 Mbps
au:25 Mbps
ソフトバンク:25 Mbps
ドコモ:50 Mbps
ソフトバンク:25 Mbps

前モデルのP10 liteもau回線に対応していたので、P liteシリーズはドコモ、au、ソフトバンクの全ての通信会社を利用できるという違いを持たせているのかもしれません。

使用できる通信回線の違いの他にもnova lite 2よりもP20 liteの方がLTEの通信性能が高いのも特徴となっており、実際にP20 liteとnova lite 2に楽天モバイル(ドコモ回線)のSIMカードを入れてRBB SPEEDを使って通信速度を計測してみたところ…

P20 lite vs nova lite 2 LTE通信速度

モデルP20 litenova lite 2
受信速度54.33Mbps21.79Mbps
送信速度11.58Mbps10.45Mbps
PING66ms73ms

楽天モバイルって以前よりも速度が速くなりましたね…。ちょっとビックリしてしまいましたが、同じSIMカードで同じ時間帯に速度計測してもnova lite 2よりもP20 liteの方が通信速度が速くなっていることが確認できます。

Wi-Fiの対応規格と通信速度

nova lite 2は2.4GHz帯のWi-Fiにしか対応してませんが、P20 liteは5GHz帯のac規格に対応しているので、より安定した高速通信をすることができます。

P20 lite vs nova lite 2 Wi-Fi規格

モデルP20 litenova lite 2
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
(周波数帯域:2.4GHz/5GHz)
IEEE802.11a/b/g/n
(周波数帯域:2.4GHz)

実際にWi-Fi通信の速度の違いを計測してみました。

Wi-Fi通信速度比較

たまたまPING速度が低下してしまいましたが、nova lite 2よりもP20 liteの方が倍以上の通信速度となることがほとんどです。

モデルP20 litenova lite 2
受信速度84.23Mbps36.86Mbps
送信速度87.96Mbps46.62Mbps
PING270ms18ms

5GHz帯は通信範囲は狭いですが安定性が高く電子レンジを使っても通信が途切れることがなく、動画などの大容量コンテンツもスムーズにダウンロードすることができるので、自宅でWi-Fiを使うときには重宝する規格です。

動画コンテンツをたくさん楽しみたいという方はP20 liteを選んだ方がいいのかもしれませんね。

Bluetooth性能は同じ

nova lite 2とP20 liteはともにデュアルBluetooth 4.2に対応をしています。

モデルP20 litenova lite 2
Bluetoothデュアル 4.2デュアル 4.2

Bluetooth 4.2はデータ転送の効率化が進められたことで転送速度が4.1よりも高速化され、消費電力も少なくなったバージョンとなっています。

Bluetooth 4.2を2つの機器で同時に使うことができるデュアルBluetoothに対応したので、スマートバンドとワイヤレスイヤホンを同時に使用することが可能となります。


 

指紋・顔認証、ロック解除方法の違い

両モデルとも指紋認証と顔認証に対応しています。端末を手で持って背面中央に配置された指紋センサーを使って画面ロック解除をすることができますし、フロントカメラを使って顔認証により画面ロックをすることができます。

P20 liteとnova lite 2ではモーションコントロールの機能に若干の違いがあります。

P20 lite vs nova lite 2 モーションコントロール

P20 liteは「モーションコントロール」から「持ち上げる」をONにすることで端末を持ち上げるだけで画面を表示させることができる機能を使うことができるようになります。

nova lite 2は「モーションコントロール」から「ダブルタップ」をONにすることで、画面をダブルタップすることで画面を表示させたり日表示させることができるようになります。

  • P20 lite:端末を持ち上げるだけで顔認証 → ロック解除が可能
  • nova lite 2:画面をダブルタップして顔認証 → ロック解除が可能

なぜ、使える機能が若干違うのかがよく分からないのですが、両モデルにはこのような細かい違いがあるので、どちらかが使いやすいかでどちらのモデルを選択するか決めてもいいのかもしれません。

デュアルカメラの画質の違い

両モデルとも二つのカメラを搭載したデュアルカメラ仕様となっていますが、P20 liteのメインカメラは1600万画素に高画素化されたイメージセンサーを搭載しているのが特徴となっています。

P20 lite vs nova lite 2 背面カメr

ちなみに、nova lite 2のデュアルカメラの位置が隅っこすぎで端末を横に持つと指被りをしてしまうことが多々あります。HUAWEIはこれを認識していたのでしょうか。P20 liteでは指被りしにくく改善されています。

モデルP20 litenova lite 2
背面カメラ1,600万画素(F2.2、1.12μm)
200万画素(F2.4)
1,300万画素 200万画素
前面カメラ1,600万画素(F2.0、1.0μm) インテリジェント・マッピング 4 in 1ライトフュージョン搭載800万画素

もちろん、両モデルとも簡単にボケ写真を撮影することができるワイドアパーチャ機能を使うことができ、撮影後に細かく調整をすることもできるようになっています。

ワイドアパーチャ機能

P20 liteとnova lite 2のカメラで撮り比べをしてみました。

20180618131735j:plain

紫陽花の花びらを拡大してみます。

20180618131837j:plain

P20 liteは1600万画素のイメージセンサーを搭載しているためか花びらがより繊細に綺麗に表現できているようですね。

20180618132138j:plain

20180618132153j:plain

色合いが若干異なるでしょうか。P20 liteは温かみのある色が出ますが、nova lite 2は青っぽい色が出るようです。どちらが良いのかは好みの問題だと思いますが、高精細な写真を撮るならP20 liteということになりますね。

20180619001247j:plain

P20 liteは1600万画素に高画素化してますが、高感度耐性はほぼ同等レベルとなっているようです。ただ、ホワイトバランスの設定が異なるのか、P20 liteの方が実際の色合いに近い写真を撮影することができます。

なお、両モデルとも像面位相差AFに顔認識機能も搭載しているので動き回る子どもを撮るのにもそこそこ使えるのかなと思います。どちらも同じ感じに撮れるのですが、P20 liteの方が温かみのある雰囲気に撮影できるように感じます。

価格の違い

P20 liteとnova lite 2はAmazonや楽天市場などのオンラインショップ、各NVNOから購入することが可能となっていますが、基本的にP20 liteよりもnova lite 2の方が安い価格設定となっています。

  • P20 lite:3〜3.4万円
  • nova lite 2:2万〜2.5万円

買うところによって金額は変動しますが、nova lite 2よりもP20 liteの方が1万円ほど高い価格設定になっていることが多いです。また、MVNOによってはキャンペーンでnova lite 2を激安価格で販売していることもあるので、お得に買うことができる可能性があります。

例えば、楽天モバイルなら通話SIMの申し込みが条件となりますが、6,700円で購入することができたりします。


 

まとめ:P20 lite・nova lite 2 どっちを選ぶべきか?

最後にP20 liteとnova lite 2のそっちを選ぶべきなのか、メリットとデメリットをまとめたいと思います。

P20 liteを選ぶべき人

資金に余裕があるなら基本的には性能の高いP20 liteを選ぶべきなのかなーと思います。

  • au/UQ mobileの回線を使いたい
  • 少しでも通信速度は速い方がいい(LTEとWI-Fiの速度が速い)
  • 動画コンテンツをたくさん楽しみたい
  • スマートウォッチとワイヤレスイヤホンを同時利用したい
  • 端末を持ち上げるだけで画面のロック解除したい
  • ガラス筐体のデザインがカッコいい
  • 落とすとガラスが割れる可能性がある

au回線のSIMカードを使いたい方は迷いなくP20 liteを選ぶべきでしょう。また、5GHz帯のWi-Fiに対応しているので、動画などデータ量の多いコンテンツを楽しむことが多い方はP20 liteにしましょう。

P20 liteはauやUQ mobile、ワイモバイルからもそれぞれの通信会社に対応したP20 liteを購入することもでき、端末割引を受けることができるので実質端末価格は安く買うことができます。

UQ mobileのプランM以上なら実質12,000円でP20 liteを手に入れることができます。

Y!mobileのスマホプランM以上なら実質15,400円でP20 liteを手に入れることができます。

nova lite 2を選ぶべき人

少しでもスマホ端末の価格を抑えたい方はnova lite 2なのかな。

  • docomo/SoftBankの回線しか使わない
  • 動画とか見ないから通信速度はあまり気にしない
  • ダブルタップで画面のロック解除をしたい
  • 少しでも軽い端末がいい
  • とにかく端末価格は安い方がいい

ドコモ回線をメインで使うのであれば端末価格が安いnova lite 2もいいと思います。性能はP20 liteには敵いませんが、この端末価格でデュアルカメラと顔認証機能が使えるのは大きなメリットといえるでしょう。

楽天モバイルは通話SIMを利用を前提にnova lite 2を6,700円で販売するキャンペーンなんかもやっていて、かなり安く購入することが可能となっています。最近の楽天モバイルは通信速度も速いしなかなかいいかも?

OCNモバイルONEも通話SIMを利用を前提にnova lite 2が4,800円で購入することができるキャンペーンを実施しています。これはかなり安いですね…。

P20 liteとP10 liteの比較やnova lite 2の詳細レビューなどもこちらの記事からぜひどうぞ!

少し端末価格が高いですが、ASUS Zenfone 5Qはとにかくデザインがカッコいいです。特にレッドモデルがいい!!