
5.4インチのiPhone 12 miniは待望の小型サイズのiPhoneということもあり、4.7インチのiPhone 6s、iPhone 7など旧型からの乗り換えするのもおすすめです。
ここでは、旧型のiPhone 7、iPhone 8からiPhone 12 miniに機種変更をするメリット、デメリットについて書いています。
iPhone 7を使っている方は2022年で6年も経ってるので、そろそろ乗り換えしてもいい頃合いですし、ほんとにiPhone 12 miniに行ってもいいのか?
考えていきましょう。
この記事の目次
iPhone 12 miniに乗り換えるメリット
まず、4.7インチサイズのiPhone 6、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8からiPhone 12 miniに乗り換えるメリットから見ていきましょう。
世代とスペックが古いiPhone 6sからiPhone 12 miniへ乗り換えが最も違いが分かりやすくて比較すべき項目が多くなっていますが、iPhone 8 → iPhone 12 miniは大きな進化はないかもしれないですね。
画面サイズが大きく、筐体は持ちやすくなる
iPhone 12 miniに乗り換えすることで画面サイズが4.7インチから5.4インチと大きくなります。しかも、画面が大きくなるのに筐体サイズがコンパクトに軽くなるので、操作性は間違いなく向上すること間違いなしです。

iPhone 6s | iPhone 7 | iPhone 8 | iPhone 12 mini | |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.4インチ | ||
素材 | アルミニウムユニボディ | アルミフレーム + ガラス | ||
サイズ | 138.3 × 67.1 × 7.1mm | 138.4 × 67.3 × 7.3mm | 131.5 × 64.2 × 7.4mm | |
重量 | 143g | 138g | 148g | 133g |
これはホームボタンのないベゼルレスディスプレイを採用したことで実現できたことで、無駄なスペースをディスプレイに変えることでより広いディスプレイを採用でき、表示領域を広げることを可能となりました。
画面解像度が向上して高精細に
4.7インチのiPhoneの画面解像度は1,334 × 750ピクセル(326ppi)となっています。5.4インチのiPhone 12 miniは画面サイズが大きくなっただけでなく解像度が2,340 × 1,080ピクセル(476ppi)に向上しより高精細な画面になっています。
iPhone 6s | iPhone 7 | iPhone 8 | iPhone 12 mini | |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.4インチ | ||
ディスプレイ | 液晶・Retina HD | 有機EL・Super Retina XDR | ||
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,340 × 1,080ピクセル | ||
画素密度 | 326ppi | 476ppi | ||
表示カラー | フルsRGB | 広色域(P3) | ||
コントラスト比( | 1,400:1(標準) | 2,000,000:1(標準) | ||
最大輝度 | 500ニト(標準) | 625ニト(標準) | 625ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR) | |
True Tone | – | 対応(周囲の色に合わせて画面の色温度を自動調整) | ||
HDR | – | HDRの写真とビデオを色鮮やかに表示 |
1,334 × 750ピクセルのiPhone 8以前のモデルだと動画をHD画質でしか楽しむことができなかったですが、2,340 × 1,080ピクセルの解像度を持つiPhone 12 miniならフルHD画質で動画を楽しむことができます。
さらに、HDRディスプレイに対応しているので画質と色の表現力が高いHDR対応の動画を迫力の画質で楽しむことが可能となっています。
画面が割れにくく傷が入りにくくなる
iPhone 12 miniは構造を見直す(サイドフレームとガラスの高さを揃えることで)ことで落としてもガラスにかかる衝撃を分散して割れにくくなっています。

さらに、前面ガラスにはCeramic Sealed(セラミックガラス)と呼ばれる新素材を採用し従来のiPhoneよりも4倍も落下性能が向上し、さらにiPhone 11・11 Proより二重イオン交換プロセスという傷が入りにくい技術を採用していて擦り傷も抑えています。
iPhoneは落としたくないものですが、ついつい落下してガラスが割れてしまった…なんて事故をiPhone 12 miniなら防ぐことができるかもしれないですね。
顔認証を使って画面ロック解除ができる
4.7インチのiPhoneは生体認証に指紋認証のTouch IDを内蔵したホームボタンを搭載していましたが、iPhone 12 miniは顔認証のFace IDを搭載し顔を登録することで顔を画面に向けるだけで画面ロック解除ができます。

iPhoneの顔認証(Face ID)は3Dで顔を認識ができるTrueDepthカメラを画面上部に搭載し、精度の高い顔認証が可能です。
顔で画面ロック解除だけでなく、Apple Payによる決済も画面をパッと見るだけでできます。
また、真っ暗闇でも赤外線センサーなどを駆使することできちんと顔を認識してくれるので使い勝手はとてもいいです。
マスクをしていても顔認証ができる
以前はFace IDはマスクをしてると顔認証ができなかったのが、iOS 15.4以降はマスク対応しマスクをしていてもしっかり顔で認証が可能となりました。

iPhoneのFace IDは3Dセンサーを使った高度な認証システムなので暗いところでもしっかり顔を認識してくれるので、Touch IDがなくてもストレスはありません。
快適に使うことが可能となっています。
超広角カメラで視野の広い写真を撮影できる
4.7インチのiPhoneのリアカメラは全て広角カメラのみをで、iPhone 12 miniは超広角カメラを搭載したデュアルカメラ仕様となっています。

超広角カメラで同じ場所からも視野の広い写真を撮影ができて、撮影の幅を広げられます。風景もより広く躍動感のある感じで撮影することができます。
iPhone 6s | iPhone 7 | iPhone 8 | iPhone 12 mini | |
リア | 1200万画素・f/2.2 | 1200万画素・f/1.8・光学式手ぶれ補正 | 1200万画素(広角:f/1.6、超広角:f/2.4)・光学式手ぶれ補正 | |
イン | 500万画素・f/2.2 | 700万画素・f/2.2 | 1200万画素・f/2.2 | |
高画質機能 | HDR | スマートHDR | スマートHDR3、Deep Fusion、ナイトモード | |
動画撮影 | 4K(30fps)対応 | 4K(24/30/60fps)対応 | 4K(24/30/60fps)、Dolby Vision対応HDR撮影、オーディオズーム、QuickTakeビデオ、ステレオ録音に対応 |
もちろん、通常の広角カメラもf/1.6の明るいレンズを搭載し最新のA14 Bionicを搭載したことで写真の画質も大幅に向上していて、背景をぼかすことができるポートレートモードを使って雰囲気のある写真を簡単に撮影できます。
また、動画も4K画質で撮影できるだけでなく、60fpsのフレームレートでの撮影に対応しているので高画質でありながら滑らかな動画を気軽に簡単に撮影することができます。
内蔵スピーカーの音質が向上する
iPhone 6sはモノラルスピーカー、iPhone 7はステレオスピーカーとなってますが、受話スピーカー側の音圧レベルが低くてステレオだけどバランスの崩れたサウンドとなっています。
iPhone 6s | iPhone 7 | iPhone 8 | iPhone 12 mini | |
内蔵スピーカー | モノラル | ステレオ | ステレオ(空間オーディオ再生 Dolby Atmosに対応) |
iPhone 12 miniはステレオスピーカーを搭載していてDoldy Atmosによる空間オーディオ再生にも対応し音質がかなり向上しています。
端末のみので音楽を楽したり、動画を見ることが多いならiPhone 12 miniへの乗り換えはおすすめです。
ここから、上記のiPhone 12 miniに乗り換えるメリットに加えて、個別でiPhone 12 miniにするメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
iPhone 6s → 12 miniにするメリット・デメリット

iPhone 6sは2015年9月に発売し4.7インチのディスプレイにA9に2GBのメインメモリを搭載した端末となっています。iPhone SE(第1世代)と同じスペックですね。
iPhone 6s | iPhone 12 mini | |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.4インチ |
ディスプレイ | 液晶・Retina HD・フルsRGB | 有機EL・Super Retina XDR・広色域(P3)・True Tone・HDRディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,340 × 1,080ピクセル |
CPU | A9 | A14 Bionic |
メインメモリ | 2GB | 4GB |
ストレージ容量 | 16/32/64/128GB(販売時期によって異なる) | 64/128/256GB |
リアカメラ | 1200万画素(広角)・f/2.2 | 1200万画素(超広角 f/2.0 + 広角 f/1.6)、光学式手振れ補正 |
インカメラ | 1200万画素・f/2.2 | 500万画素・f/2.2 |
高画質技術 | 4K30fps動画撮影 | 4K60fps動画撮影、スマートHDR3、Deep Fusion、ナイトモード |
生体認証 | 指紋認証・Touch ID | 顔認証・Face ID |
モバイル通信 | 4G LTE-Advanced | 5G(Sub-6)、ギガビット級4G LTE |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(ac) | Wi-Fi 6(ax) |
超広帯域チップ | – | U1チップ |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 |
電子マネー | – | FeliCa、予備電力機能付きエクスプレスカードに対応 |
耐水防塵 | – | IP68(水深6メートルに30分) |
ワイヤレス充電 | – | Magsafe:最大15W、Qi:最大7.5W |
充電ポート | Lightning | Lightning(30分で最大50%の急速充電) |
素材 | アルミニウムユニボディ | アルミフレーム + ガラス |
サイズ | 138.3 × 67.1 × 7.1mm | 131.5 × 64.2 × 7.4mm |
重量 | 143g | 133g |
発売時期 | 2015年 | 2020年 |
発売から5年経過したモデルでありながらも最新のiOS 14に対応し現役で使うことができることに驚いてしまいますが、さすがに現在のモデルと比べると機能が少ないのでiPhone 12 miniに乗り換えることで使いやすくなるでしょう。
- 画面サイズが4.7 → 5.4インチと大きくなる
- ディスプレイの表示が高精細でキレイになる
- 筐体サイズがコンパクトになって持ちやすくなる
- 動作速度が体感で分かるほど速くなって快適になる
- 顔認証機能が使えるようになる(自宅で使いやすい)
- カメラの視野角が広くなり画質がキレイになる
- 雨に濡れても問題なく使えるようになる
- おサイフケータイでキャッシュレス決済ができるようになる
- バッテリーの持ちが良くなる
- 充電速度が向上し、ワイヤレス充電もできる
- 指紋認証が使えなくなる
- 3.5mmオーディオジャックが使えなくなる
iPhone 12 miniの方が画面サイズが大きいのに端末の大きさがコンパクトで軽量なのでiPhone 6sから乗り換えることで操作性能は大きく向上することになります。
iPhone 6sは最新のiOS 14もインストールして使うことができる一番古いモデルとなっています。アプリの起動が少し遅かったり、スクロールがカクツクなどの症状は出てきてるのでiPhone 12 miniに乗り換えることで快適になります。
動作速度が速くなりとにかく快適になる
A9プロセッサはまだ現役で使うことができる性能を持っていますが、画面の描画速度は遅くなってきているので、ブラウザやTwitterの起動がワンテンポ遅かったり、Twitterはスクロールがカクツキがあったりします。
iPhone 12 miniの乗り換えることで最強のA14 BionicプロセッサでTwitterができるので、とにかく快適に操作できるようになります。
内蔵スピーカーがモノラルからステレオになる
iPhone 6sの内蔵スピーカーはモノラルでしたが、iPhone 12 miniは筐体下にあるスピーカーだけでなく受話スピーカーを代用してステレオでの音楽再生ができるようになっています。
動画や音楽を迫力のステレオサウンドで楽しむことができますよ。
耐水防塵に対応、電子マネーも使えるようになる
また、iPhone 6sは耐水防塵、おサイフケータイには非対応です。
濡れると壊れるし、電子決済によるキャッシュレス決済ができませんでしたが、iPhone 12 miniに乗り換えることでコンビニの支払いや電車の改札はiPhoneだけできるようになります。
急速充電、ワイヤレス充電ができる
iPhone 6sは急速充電、ワイヤレス充電は非対応でしたが、iPhone 12 miniは20Wの充電器を使うことで30分で最大50%充電できる急速充電に対応しています。
さらに、Qi対応のワイヤレス充電にも対応、MagSafe対応の充電器を使うことで最大15Wの急速充電もできるようになります。
3.5mmオーディオジャックが使えなくなる
iPhone 6sは3.5mmオーディオジャックを搭載しているので一般的な有線イヤホンを使って音楽を楽しむことができます。外部スピーカーも有線で気軽に接続できるので汎用性はとても高いのかなとは思います。
ちなみに、iPhoneは7以降のモデルから3.5mmオーディオジャックを廃止していて、Lightningコネクタに対応したEarPodsを使うか変換アダプタを使うことになります。
今はワイヤレスでイヤホンを使う時代でもあります。AriPods・AirPods Proを使うことでワイヤレスで快適に音楽を楽しむことができるので、iPhone 12 miniに乗り換えたらAirPods Proを手に入れることをおすすめします。
iPhone 7 → 12 miniにするメリット・デメリット

iPhone 7は2016年9月に発売し4.7インチのディスプレイにA10 Fusionプロセッサに2GBのメインメモリを搭載した端末です。
iPhone 7 | iPhone 12 mini | |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.4インチ |
ディスプレイ | 液晶・Retina HD・広色域(P3) | 有機EL・Super Retina XDR・広色域(P3)・True Tone・HDRディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,340 × 1,080ピクセル |
CPU | A10 Fuson | A14 Bionic |
メインメモリ | 2GB | 4GB |
ストレージ容量 | 32/128/256GB(販売時期によって異なる) | 64/128/256GB |
リアカメラ | 1200万画素(広角)・f/1.8・光学式手振れ補正 | 1200万画素(超広角 f/2.0 + 広角 f/1.6)、光学式手振れ補正 |
インカメラ | 1200万画素・f/2.2 | 500万画素・f/2.2 |
高画質技術 | 4K30fps動画撮影 | 4K60fps動画撮影、スマートHDR3、Deep Fusion、ナイトモード |
生体認証 | 指紋認証・Touch ID | 顔認証・Face ID |
モバイル通信 | 4G LTE-Advanced | 5G(Sub-6)、ギガビット級4G LTE |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(ac) | Wi-Fi 6(ax) |
超広帯域チップ | – | U1チップ |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 |
電子マネー | – | FeliCa、予備電力機能付きエクスプレスカードに対応 |
耐水防塵 | IP67(水深1メートルに30分) | IP68(水深6メートルに30分) |
ワイヤレス充電 | – | Magsafe:最大15W、Qi:最大7.5W |
充電ポート | Lightning | Lightning(30分で最大50%の急速充電) |
素材 | アルミニウムユニボディ | アルミフレーム + ガラス |
サイズ | 138.3 × 67.1 × 7.1mm | 131.5 × 64.2 × 7.4mm |
重量 | 138g | 133g |
発売時期 | 2016年 | 2020年 |
iPhone 7はデザインがスッキリとしていてアルミボディを採用している端末としては、スタイルの良さから人気のモデルでもありました。また、耐水防塵、おサイフケータイにも対応したので実用性において十分使うことができる端末です。
- 画面サイズが4.7 → 5.4インチと大きくなる
- ディスプレイの表示が高精細でキレイになる
- 筐体サイズがコンパクトになって持ちやすくなる
- 動作速度がそれなりの速くなって快適になる
- 顔認証機能が使えるようになる(自宅で使いやすい)
- カメラの視野角が広くなり画質がキレイになる
- バッテリーの持ちが良くなる
- 充電速度が向上し、ワイヤレス充電もできる
- 指紋認証が使えなくなる
発売から4年経過したモデルですが2019年に発売したiPad(第7世代)にも採用されてるA10 Fusionプロセッサを搭載しているので最新のiOS 14に対応しそこそこ快適に動作するので、基本的にまだ使える端末とみていいでしょう。
動作がそこそこ快適になる
iPhone 7に搭載しているA10 Fusionはそこそこ性能の高いプロセッサなので、価格の安いAndroidスマホと比べると動作は軽くて快適に使うことができるスペックを持っています。
とはいえ、4年も前のプロセッサなので2020年の最強のチップとも言われるA14 Bionicを搭載しているiPhone 12 miniに乗り換えることで体感でわかるくらい動作が快適になることは間違いないでしょう。
耐水性能が大幅に向上する
iPhone 7の耐水性能はIP67(水深1メートルに30分耐えられる)なので、雨に濡れたくらいでは壊れることはないようになっています。
ただ、水深1メートルなのでプールの中に誤って落としてしまうと壊れてしまう可能性があります。そんな中でiPhone 12 miniはIP68(水深6メートルに30分耐えられる)に対応しました。
水深6メートルってすごいですよね。かなり深いプールに落としてしまったとしても、生き返る可能性が高くなるので、水辺の多いところでiPhoneを使うことが多いならiPhone 12 miniに乗り換えるメリットは大きいでしょう。
急速充電、ワイヤレス充電ができる
iPhone 7も急速充電、ワイヤレス充電は非対応でしたが、iPhone 12 miniは20Wの充電器を使うことで30分で最大50%充電できる急速充電に対応しています。
さらに、Qi対応のワイヤレス充電にも対応、MagSafe対応の充電器を使うことで最大15Wの急速充電もできるようになります。
iPhone 8 → 12 miniにするメリット・デメリット

iPhone 8は2017年9月に現在のiPhone 12・12 Proの原型でもあるiPhone Xとともに発売し4.7インチのディスプレイにA11 Bionicプロセッサに2GBのメインメモリを搭載した端末です。
iPhone 8 | iPhone 12 mini | |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.4インチ |
ディスプレイ | 液晶・Retina HD・広色域(P3)・True Tone | 有機EL・Super Retina XDR・広色域(P3)・True Tone・HDRディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,340 × 1,080ピクセル |
CPU | A11 Bionic | A14 Bionic |
メインメモリ | 2GB | 4GB |
ストレージ容量 | 64/128/256GB(販売時期によって異なる) | 64/128/256GB |
リアカメラ | 1200万画素(超広角 f/2.0 + 広角 f/1.6)、光学式手振れ補正 | 1200万画素(広角)・f/1.8・光学式手振れ補正 |
インカメラ | 500万画素・f/2.2 | 1200万画素・f/2.2 |
高画質技術 | 4K60fps動画撮影 | 4K60fps動画撮影、スマートHDR3、Deep Fusion、ナイトモード |
生体認証 | 指紋認証・Touch ID | 顔認証・Face ID |
モバイル通信 | 4G LTE-Advanced | 5G(Sub-6)、ギガビット級4G LTE |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(ac) | Wi-Fi 6(ax) |
超広帯域チップ | – | U1チップ |
Bluetooth | 5.0 | |
電子マネー | FeliCa、エクスプレスカードに対応 | FeliCa、予備電力機能付きエクスプレスカードに対応 |
耐水防塵 | IP67(水深1メートルに30分) | IP68(水深6メートルに30分) |
ワイヤレス充電 | Qi:最大7.5W | Magsafe:最大15W、Qi:最大7.5W |
充電ポート | Lightning(30分で最大50%の急速充電) | |
素材 | アルミフレーム + ガラス | |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3mm | 131.5 × 64.2 × 7.4mm |
重量 | 148g | 133g |
発売時期 | 2017年 | 2020年 |
iPhone 8は背面パネルにガラス筐体を採用しワイヤレス充電(Qi)に対応しケーブルレスでバッテリーの補給ができるようになった革新的な端末でもあります。
- 画面サイズが4.7 → 5.4インチと大きくなる
- ディスプレイの表示が高精細でキレイになる
- 筐体サイズがコンパクトになって持ちやすくなる
- 動作速度がちょっと速くなって快適になる
- 顔認証機能が使えるようになる(自宅で使いやすい)
- カメラの視野角が広くなり画質がキレイになる
- バッテリーの持ちが良くなる
- 充電速度が向上する
- 指紋認証が使えなくなる
指紋認証を内蔵したホームボタンも搭載しているので、マスクをしていても普通に使うことができますし、この筐体をベースにして内部スペックを強化したiPhone SE(第2世代)が2020年3月に発売されるなどしています。
動作速度がちょっとは向上する
iPhone 8は2017年に発売した端末で機械学習のNeural Engineを内蔵したA11 Bionicを搭載。まだまだ使うことができる性能を持ったプロセッサとなっています。
iPhone 6sや7 → iPhone 12 miniなら体感できるレベルで動作速度が高速化するのは分かると思いますが、iPhone 8 → 12 miniだと思うほどの速度差はないかもしれません。
アプリの起動や描画速度がワンテンポ違うのは感じることはできるかもしれませんが、それが乗り換えの理由にするには少々難しいのかもしれません。
耐水性能が大幅に向上する
iPhone 8の耐水性能はIP67(水深1メートルに30分耐えられる)とiPhone 7と同じクラスとなっていて、水深1メートルなのでプールの中に誤って落としてしまうと壊れてしまう可能性があります。
そんな中でiPhone 12 miniはIP68(水深6メートルに30分耐えられる)に対応したので、プールの中に誤って落としてしまったとしても耐えることができる可能性を高めることができます。
ワイヤレス急速充電に対応する
iPhone 8はワイヤレス充電に対応しているのでQi対応のワイヤレス充電器を使うことでバッテリー補給ができるようになっています。iPhoneでワイヤレス充電ができるようになったのは2017年のこの世代からですね。
iPhone 12 miniはQi規格だけでなくApple独自のMagSafe充電器を使って15Wの急速充電をしてバッテリー補給を無線で素早くできるようになりました。
iPhone 8 → iPhone 12 miniへの乗り換えは性能や機能においては大きな進化はありませんが、動作速度が改善されてカメラの画質がキレイになって超広角カメラでの撮影ができるなど使い方の幅が広がることになります。
iPhone 12 mini 端末価格
iPhone 12 miniのストレージは64GB、128GB、256GBの3つから選ぶことができますが、64GBモデルなら94,380円で買うことができます。
64GB | 128GB | 256GB | |
iPhone 12 | 94,380円 | 99,880円 | 111,980円 |
iPhone 12 mini | 82,280円 | 87,780円 | 99,880円 |
iPhone 11 | 71,280円 | 76,780円 | 88,880円 |
iPhone XR | 60,280円 | 65,780円 | – |
iPhone SE2 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
iPhone 12 miniとiPhone 12のスペックはほぼ同じです。どちらもA14 Bionicプロセッサに広角・超広角のデュアルカメラを搭載しているので、単純に画面サイズと筐体のサイズの違いだけで選ぶことができます。
もし、5.4インチの画面だと小さいと感じるなら6.1インチのiPhone 12を選ぶのもいいでしょう。6.1インチとはいえ5.8インチのiPhone 11 Proと同じくらいの筐体サイズなので操作性はとてもいいと思います。
旧型のiPhoneからiPhone 12 miniに乗り換えるべき?

比較的まだ新しいiPhone 8をお使いなら無理してiPhone 12 miniに乗り換える必要性はないです。動作速度が向上してカメラの画質はキレイになりますが「出来ること」は変わらないので、まだiPhone 8でも十分に戦うことができます。
iPhone 7を使っている方は、そろそろiPhone 12 miniに乗り換えるのはいいと思います。バッテリーが劣化して買い換えサインは出てきてるはず。出来ることはさほど変わりないですが、4年の進化をしっかり感じ取ることができるはず。
iPhone 6sを大事に使っている方は、iPhone 12 miniに乗り換えましょう。動作速度が爆速になるだけでなく、電子マネーが使えるようになったり、ちょっとした雨の中でもiPhoneを使えるようになるので、「出来ること」が確実に増えて世界を広げることができます。
ただし、指紋認証が使えなくなるのでマスクをしていることが多くて、外に出ることが多いならiPhone SE(第2世代)を選ぶのがおすすめです。マスクをしていても普通に快適に使うことができますし、なんといっても価格が4万円前後で買えてしまうのでとにかく安く手に入れることができます。
なお、2021年新型のiPhone(2021)が2021年9月に発表される見込みです。それに伴い、iPhone 12 miniの販売は終了になるでしょう。
iPhone 12 Pro、iPhone 12はこちらです。
iPhoneの比較・おすすめはこちらです。
iPhone 12 miniはキャリアで使う場合は5Gのプランに乗り換える必要があります。5Gの料金比較はこちらです。
確かに私のiphone8はまたまだストレスなく使えるレベルなので迷います。
ただ、単純に物欲で欲しいのです笑