
Appleのノート型のMacBook Air・Proの外部ポートはUSB-CオンリーなのでUSB-A対応の周辺機器を使うには変換アダプタが必要となります。
ここでは、MacBook ProとMacBook Airに対応の「ODOMY USB Type-C ハブ 8in1 ドッキングステーション」のレビューをしています。
ODOMYのドッキングステーションは価格が安いわりに性能が良いのでいい感じです。
この記事の目次
ODOMY USB Type-C ハブ 8in1 レビュー
ドッキングステーションは価格の高いものが多いですが、「ODOMY USB Type-C ハブ 8in1 ドッキングステーション」は4,000円くらいで購入できるリーズナブルなアダプタです。
MacBook AirやMacBook Pro 13インチをデスクトップマシンとして使うのならドッキングステーションは便利なのでおすすめです!
接続できるポートについて
MacBook ProとMacbook Airに対応した「ODOMY USB Type-C ハブ 8in1 ドッキングステーション」は8つのポートに対応しています。
- 4K HDMI(30Hz)× 1
- USB-A(5Gbps)× 3
- Thunderbolt 3(PD充電・40Gbps)× 1
- USB-C(480Mbps データ転送) × 1
- SDカードスロット × 1
- MicroSDカードスロット × 1
USB-A、HDMI、SDカード、マイクロSDカードを始めUSB-CやThunderbolt 3の接続できるので、「ODOMY USB Type-C ハブ 8in1 ドッキングステーション」が一台あれば、あらゆるシーンで周辺機器を接続できることになります。
ただし、USB-Cポートのデータ通信は10GbpsではなくUSB 2.0の480Mbpsなのが惜しいところ。USB-AはUSB 3.0(5Gbps)に対応しているのでちょっと謎な仕様ですよね。
外観デザイン
筐体はアルミ素材を採用しているので、MacBook ProやMacBook Airにピッタリの雰囲気となっています。

2つのUSB-Cポートを使って接続するタイプとなっていて1ポートしかないMacBook 12インチ、iPad Air 4、iPad Pro 11インチ・12.9インチに使うことはできません。
側面側にHDMI(4K30p)が1ポート、USB-A(5Gbps)が3ポートあります。

奥側にThunderbolt 3(40Gbps)、USB-C(480Mbps)が1ポートづつ搭載しています。

雷マークのThunderbolt 3ポートはPD対応のポートなので充電ケーブルを接続することでMacBook Air・Proを充電しながら使うことができます。
Dataの方はPD非対応となっていてあくまでデータのやり取りをするだけのポートとなっています。
手前側にSDカードスロットとマイクロSDカードスロットが搭載されています。カードの抜き差しが少し硬いですが使っていくうちに慣れてくると思います。

筐体サイズは113 x 35 x 11 mmとなっていて手で持った時の大きさはこんな感じです。

MacBook Proから取り外してリュックの中に入れても邪魔にならないコンパクトなサイズとなっています。
本体の裏側にはゴムが取り付けられています。

ホコリやゴミが付着しやすいですが、取り外した時に滑って落とすという事故は起きにくいようになっているのかなと思います。
MacBook Pro 13インチに装着する
「ODOMY USB Type-C ハブ 8in1 ドッキングステーション」をMacBook Pro 13インチのUSB-Cポートに接続するとこんな感じのスタいるになります。

段差が出ないようにきちんと設計されているので、MacBook Proとの統一性はかなり良くなっていますね。

充電しながら外部モニター(USB-C対応)への画面出力とUSBメモリ、SDカードを接続するとこんな感じとなります。

ちなみに、SDカードスロットが手前にあるおかげで抜き差しがやりずらいです。

MacBook Proの筐体がすぐ隣になるのでSDカードの側面を持って抜き差しできないんですよね。なので、本体を持ち合わせて抜き差しすることになるでしょう。
対応しているMacBook Proは以下のモデルです。
- MacBook Pro 15インチ(2016年モデル以降)
- MacBook Pro 16インチ(2019年モデル以降)
- MacBook Pro 13インチ(2016年モデル以降)
- MacBook Air(2018年モデル以降)
最新のMacBook Pro 16インチ、MacBook Air(2020)にも対応しているので安心して使うことができます。
MacBook Air 13インチに装着する
MacBook Air(2019/2018)に「ODOMY USB Type-C ハブ 8in1 ドッキングステーション」を接続するとこんな感じですね。

ただし、USB-Cポートの位置の関係で画面を閉じるとこのようにドックステーションがはみ出してしまいます。

周辺機器を使うときだけ装着するのであればドックステーションが本体からはみ出していたとしても問題はないです。
ただ、気になる方はMacBookの1ポートに対応した「Batianda USB Type-C ハブ 5in1 ドッキングステーション」を使った方がいいでしょう。
USB-C対応モニターとの接続
雷マークのThunderbolt 3ポートにUSB-C対応の外部モニターをケーブル一本で接続することで充電しながら画面出力ができます。

Display Portモードでの画面出力になるので4K60Pで画面表示が可能となっています。
USB-CポートのPD充電機能って本当に便利ですよね。ケーブル一本で充電しながら画面出力できてしまうのですから。
HDMI対応モニターとの接続
HDMI対応モニターとの接続はHDMIポートに使って接続することになります。HDMIからの4K出力はできますがリフレッシュレートは30Hzとなります。

Thunderbolt 3に充電ケーブルを同時接続することで充電しながらHDMIモニターへの画面出力ができるでデスクトップ環境を作り出すこともできますね。
USB-Cに対応した4Kモニターを導入することで使用するケーブルの本数を減らすことができるのでおすすめですよ。
通信速度について
USBメモリ、SDカードのデータ転送速度について調べてみました。
USB-Aの転送速度
USBメモリの転送速度をDiscSpeed Testで計測してみました。

- 読み取り速度:60.6MB/s
- 書き込み速度:37.0MB/s
USB-CとAの変換アダプタを介して計測しても同じくらいの転送速度になったのでUSBメモリの速度に依存しているような気がします。
SDカードの転送速度
SDカードのデータ転送速度をDiscSpeed Testで計測してみました。使用したカードはUHS-Ⅱに対応したSDカードとなっています。

- 読み取り速度:23.6MB/s
- 書き込み速度:24.0MB/s
このSDカードはデータ通信が非常に高速なUHS-Ⅱに対応したもので専用のカードリーダーだと100MB/sくらいのデータ通信ができますが、「ODOMY USB-C ハブ 8in1 ドッキングステーション」は30MB/sほどの速度しか出ません。
大容量のRAWデータや動画データの読み取りはドッキングステーションだと時間がかかるので、UHS-Ⅱ対応のSDカードを快適に使うには専用のカードリーダーを使うのがおすすめです。
ODOMY USB-C ハブ 8in1 レビュー まとめ
MacBook Pro(2016年以降)、MacBook Air(2018年以降)で使える「ODOMY USB Type-C ハブ 8in1 ドッキングステーション」は8つのポートに対応したドッキングステーションです。
ケーブルのない本体に直接装着するタイプなので見た目がスッキリするのでシンプルにMacBook Proを使いたい方におすすめのUSB-Cハブアダプタではないでしょうか。
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