
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)は2017年3月に発売し3年経過していますが、携帯端末に特化したNintendo Switch Lite(ニンテンドースイッチライト)と新しいNintendo Switchが発売となりました。
モバイルゲーム機として生まれ変わるNintendo Switch Liteの登場によって3DSの役目を終えることになりますが、この記事ではNintendo Switch LiteとNintendo Switchのデザイン、サイズ、スペックの違いを比較しています。
どっちを選んだらいいのか、シチュエーション別での使い方も考えてみたのでこれからニンテンドースイッチを購入しようかな…と考えている方は是非参考にしてください!
この記事の目次
Nintendo Switch LiteとNintendo Switchの違いを比較
Nintendo Switch Lite(ニンテンドースイッチライト)は2019年9月20日に、新型のNintendo Switchは2018年8月30日以降に順次出荷されています。
携帯端末に特化したのがNintendo Switch Liteで画面が6.2インチから5.5インチに小さくなって本体サイズが小さく軽量化されたモデルとなっていて、バッテリー持ち改善されています。

- 5.5インチのディスプレイを搭載
- 本体にコントローラーを内蔵し小型化
- 携帯モードに対応したゲームを遊べる
- バッテリー起動時間は3〜7時間
- 端末価格は19,800円
価格も安いのでテレビでスイッチを遊ぶことがないならスイッチライトで十分すぎますよね。
そして、通常モデルのニンテンドースイッチも2019年8月30日に新型モデルに切り替わるのですが、こちらはバッテリー駆動時間が改善されたマイナーアップデートモデルとなっています。

- 6.2インチのディスプレイを搭載
- コントローラーは取り外しができる
- 携帯・テーブル・TVモードに対応したゲームを遊べる
- バッテリー起動時間は4.5〜9.0時間
- 端末価格は29,800円
従来のスイッチはバッテリー持ちがあまりよくなかったので、新型のニンテンドースイッチに乗り換えることで外で遊ぶことが多い方にとっては嬉しいアップデートとなっています。
本体サイズの違い
ニンテンドースイッチライトは画面サイズが5.5インチに小型化してJoy-Conと本体を一体化したため全体的にコンパクトな本体サイズとなっています。

Nintendo Switch Lite | Nintendo Switch | |
コントローラー | 本体一体型 | Joy-Con(取り外し可能) |
本体サイズ | 91.1 x 208 x 13.9mm | 102 x 239 x 13.9mm |
重量 | 275g | 398g |
本体の厚みは変化ありませんが、Nintendo SwitchよりもNintendo Switch Liteの方が横幅が4センチ近くも小さくなってコンパクトサイズになっているのが分かります。

また、Nintendo Switch Liteの本体重量はNintendo Switchの398gから123gも軽くなった275gなので持ち運びがしやすく、長時間遊んだとしても手の疲労感も必要最低限に抑えることができそう。
画面サイズの違い
ニンテンドースイッチは6.2インチ(1,280 x 720ピクセル)のディスプレイを搭載していますが、ニンテンドースイッチライトは5.5インチ(1,280 x 720ピクセル)の少し小ぶりのディスプレイを搭載しています。

Nintendo Switch Lite | Nintendo Switch | |
画面サイズ | 5.5インチ | 6.2インチ |
解像度 | 1,280 x 720ピクセル(30fps) | 携帯・テーブルモード:1,280 x 720ピクセル(30fps) TVモード:1,980 x 1,080ピクセル(60fps) |
タッチパネル | 内蔵 |
ニンテンドースイッチライトの5.5インチという画面サイズはゲームするには小さいんじゃないのかなって心配でしたが、よくよく考えてみたらスマホゲームもこの画面サイズで普通に遊べるので特に問題はないですよね。
で、実際にスイッチライトで遊んでみたところ全く問題なかったです。
むしろ、本体が小さくなったことで操作しやすい。おそらく、画面が小さくなったことでコントローラーの幅が狭くなり操作性が向上しているのでしょう。

コントローラー内蔵型になったことで本体の剛性も向上しているんでしょうね。操作性は通常版よりもしやすいのかなと思います。
遊べるモードの違い
Nintendo Switchは専用のドックに本体を入れることで、テレビに画面を表示することができる「TVモード」、本体からJoy-conを取り外して遊ぶ「テーブルモード」、Joy-Conを本体に取り付けて「携帯モード」で遊ぶことができます。
しかし、Nintendo Switch Liteはテレビ出力は非対応となり「携帯モード」のみの対応となります。

なので、Nintendo Switch Liteは携帯モードに対応していないタイトルに関しては遊ぶことができないということになります。(遊べるけどHD振動、モーションIRカメラ、Joy-Con内蔵のモーションセンサーを使うゲームができない。)
Nintendo Switch Lite | Nintendo Switch | |
TVモード | × | ○ |
テーブルモード | △(Joy-conを別途購入) | ○ |
携帯モード | ○ | ○ |
ちなみに、Joy-conを別途購入することでNintendo Switch Liteでもテーブルモードで遊ぶことは可能。さらに、HD振動やモーションIRカメラを使った遊びができるようになります。
- 1-2 Swich
- スーパーマリオパーティ
- マリオテニスエース
- 一緒にチョキッとスニッパーズ
- Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit
- Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit
- Nintendo Labo Toy-Con 03: Drive Kit
とはいえ、Joy-conは単体で購入すると8,000円ほど必要となり、充電するためのJoy-Con充電グリップかこのような充電スタンドが必要となります。
この充電スタンドを使えばニンテンドースイッチライトでもプロコントローラーを使ってテーブルモードで遊ぶことができそう。
ただ、画面が小さいこと、意外と高くつくことを考えたら普通にNintendo Switchを買ったほうがいいでしょうね。ニンテンドーラボのダンボールのサイズも合わないと思いますし。
コントローラーの違い
Nintendo Switchは本体からコントローラーを取り外すことができ、Nintendo Switch Liteは一体型コントローラーなので取り外してゲームを遊ぶことができません。
それだけでなく、Nintendo Switch Liteの左側のコントローラーの方向キーが独立型ボタンから十字キーボタンに変更されているのも大きな違いとなっています。

Joy-conは本体から取り外して一つのコントローラーとして使うことを想定しているので十字キーにすることができませんでしたが、Nintendo Switch Liteは一体型なので普通に十字キーにすることができたんでしょうね。
携帯モードで遊ぶことが多いならニンテンドースイッチよりもニンテンドースイッチライトの方がいいのかも。普通に遊びやすそうですよね。
ストレージ容量・microSDカード
Nintendo Switch Liteの本体内蔵のストレージ容量は32GBとなっていて無印のNintendo Switchと同じ容量となっています。
Nintendo Switch Lite | Nintendo Switch | |
内蔵ストレージ | 32GB | 32GB |
microSDカード | 最大2TBまで | 最大2TBまで |
どうせなら64GBに増やして欲しかったなぁ…という気持ちはありますが販売価格のことを考慮すると難しいのかもしれません。
パッケージ版のゲームカードを購入して遊ぶのなら32GBのストレージ容量でも十分足りますが、ダウンロード版を買うことが多い方は間違いなくmicroSDカードを使ってニンテンドースイッチの本体容量を増やす必要があります。
最近はmicroSDカードの価格も安くなりましたので気軽に容量を増やせるのはいいですよね。
バッテリー持ちの違い
Nintendo Switchは携帯・テーブルモードで遊んだ時のバッテリーの持ちは2.5〜6.5時間ほとどなっていましたが、Nintendo Switch Liteは3〜7時間とバッテリーの持ちが向上しています。
Nintendo Switch Lite | 新型Nintendo Switch | 旧型Nintendo Switch | |
バッテリー容量 | 3,570mAh | 4,310mAh | |
バッテリー駆動時間 | 約3〜7時間 | 約4.5〜9時間 | 約2.5〜6.5時間 |
Nintendo Switchで「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を遊んだ場合は3時間ほどの電池持ちなところ、Nintendo Switch Liteはバッテリー容量が少なくなっているのにも関わらず4時間遊べるようになっているとのこと。
なお、2019年8月下旬以降に出荷される通常のNintendo Switchも新型モデルに切り替わってバッテリー持ちが2〜3.5時間ほど向上することになります。
バッテリー容量が同じなのに電池持ちが良くなった理由は搭載しているNVIDIAのカスタマイズTegraプロセッサーが刷新されて消費電力が下がったとみられています。
現在、販売されているモデルは全て電池持ちが向上したモデルになっているので迷うことなく買うことができるはずです。
発熱が減って曲がりにくくなるかも

CPUが改良されたことで性能の向上にも期待したいところですが処理速度に違いはありません。あくまでバッテリー持ちが良くなるだけのようです。なので、テレビモードでニンテンドースイッチを遊んでいるユーザーさんは新型モデルに乗り換えるメリットはほぼないでしょう。
ただ、消費電力が下がったということは本体からの発熱も抑えられているでしょう。ということは、本体が曲がってしまう事象を解決できているもかもしれませんね。
我が家の子どもたちによって毎日のように遊ばれている旧型のNintendo Switchは常に発熱(スリープ状態でも発熱しているので…)している状態で本体がほんの少しだけ反ってしまっています…。
Switch Liteは有線LANは使えない?
Nintendo Switchは専用ドックにUSBポートを搭載していて、ここに有線LAN接続アダプタを接続することで有線でネットワークに接続が可能となります。

Nintendo Switch Liteは専用ドックを使うことができないので有線によるインターネットの接続ができなくなります。ただ、変換アダプタを使うことで有線LAN接続できることを確認しました。
このようにUSB-C to A変換アダプタを使うことによって有線でインターネット接続が可能となります。

有線LANで接続するメリットとしては回線が安定するのでオンライン対戦で回線落ちを防ぐことができるようになります。
Nintendo Switch Lite | Nintendo Switch | |
専用ドック | × | ○ |
ネットワーク接続 | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac、アダプタで有線LAN接続可 |
Bluetooth | 4.1 | 4.1 |
NFC | ○ | △(Joy-con側に搭載) |
スプラトゥーン2やマリオカート8DX、スマブラなどはインターネット対戦が醍醐味です。インターネット回線が安定しないと回線落ちで途中で遊べなくなるエラーが発生することもあり、オンライン対戦のあるゲームを楽しみたいという方は有線LAN環境を作っておくのがオススメですよ。
なお、Nintendo Switch LiteはNFCを内蔵していますが、Nintendo SwitchはJoy-ConにNFCを搭載しているという違いとなっています。
価格とカラーラインナップの違い
Nintendo Switch Liteは無印Nintendo Switchよりも10,000円も安く買うことができます。
Nintendo Switch Lite | Nintendo Switch | |
価格 | 19,980円 | 29,800円 |
この1万円の価格差をどう見るか…ですけどね。
Nintendo Switch Lite | Nintendo Switch | |
画面サイズ | 5.5インチ | 6.2インチ |
専用ドック | × | ○(付属) |
コントローラー | 一体型 | Joy-Con(付属) |
プレイモード | 携帯モード | TVモード、テーブルモード、携帯モード |
スタンド | 内蔵 | – |
バッテリー駆動時間 | 3.0〜7.0時間 | 4.5〜9.0時間 |
本体サイズ | 91.1 x 208 x 13.9mm | 102 x 239 x 13.9mm |
重量 | 275g | 398g |
カラー | イエロー、ターコイズ、グレー | ネオンブルー、ネオンレッド、グレー |
Nintendo Switch Lite、Nintendo Switchともに本体カラーは3色から選ぶことができますが、Nintendo SwitchはJoy-Conの色が変わるだけで本体部分はグレーのままです。
Nintendo Switch Liteはコントローラー一体型なので本体全体のカラーが違うので印象がかなり異なりますね。

Nintendo Switch Liteの方がスタイリッシュでいいのかも。
Nintendo Switch Lite・Nintendo Switch どっちを選ぶ?
価格の安いNintendo Switch Liteを買いたくなってしまいますが後から後悔する可能性もあるので、しっかり検討することをおすすめします。
- 通勤、通学時にSwitchのゲームを遊びたい
- テレビでSwitchを遊ぶことはない
- 少しでも安くSwitchを買いたい
- すでにSwitchを持っていて2台目に欲しい
まあ、そのままですけど家のテレビを使ってNintendo Switchを遊ぶことがないという方はNintendo Switch Liteを買えば問題はないのかなと思います。
すでに旧型のニンテンドースイッチを所持していて、持ち運び専用端末としてNintendo Switch Liteを購入してしまうのもいいかもしれません。
セーブデータはNintendo Switch Onlineの会員になっていればクラウド上に保存して共有することもできます。(スプラトゥーン2など一部のタイトルは対応していないので注意。)
新作の「ポケットモンスター ソード・シールド」もニンテンドースイッチライトとの相性は良さそうですよね。
- Switchをテレビで遊ぶことが多い
- テーブルモードでみんなで遊びたい
- スプラトゥーン2やスマブラなどを快適に遊ぶたい
- 旧型のニンテンドースイッチのバッテリーが劣化してきた
外でも家でもNintendo Switchを楽しみたい方は無印のNintendo Switchを選ぶのがいいでしょう。Nintendo Switch Liteを購入してあとからテレビに接続したいと思っても叶わぬ夢となってしまいます。
スプラトゥーン2などオンライン対戦が必須となるタイトルを遊ぶ予定があるなら有線LAN接続ができる無印のNintendo Switchがおすすめ。
また、ゼルダなど世界観の広いタイトルを遊ぶ場合も大画面でプレイできるNintendo Switchがいいのかなと思います。
「あつまれ どうぶつの森」もニンテンドースイッチのセットがありますが、なかなか買うことはできないので、スイッチライトとダウンロード版を購入するのがいいかなと思います。
Amazonで買い物をするならAmazonギフト券にお金をチャージをしてから買い物をするとお得です。
1回のチャージ額 | 通常会員 | プライム会員 |
---|---|---|
5,000円〜19,999円 | 0.5% | 1.0% |
20,000円〜39,999円 | 1.0% | 1.5% |
40,000円〜89,999円 | 1.5% | 2.0% |
90,000円〜 | 2.0% | 2.5% |
というのも、Amazonギフト券にお金をチャージするとチャージ金額の最大2.5%のポイントがもらえるんですよね。このポイントは次回買い物をするときに使うことができるので、Amazonで買い物をする前にAmazonギフト券に現金をチャージをして最大2.5%のポイントをもらってお得にAmazonで買い物をしましょう!
ニンテンドースイッチを購入したらmicroSDカードはほぼ必須ですので、合わせて以下の記事を参考にどうぞ!
最後の新型Nintendo Switch がおすすの人のとこの3行目遊ぶたいになってます。