nasne(ナスネ)レビュー

リビングにある4Kテレビでも録画した地デジ放送を見たいという家族からの要望によりSONYのネットワークレコーダー&メディアストレージ nasne(ナスネ)を購入しました。

この記事ではnasne(ナスネ)の設定方法や使い方、メリットやデメリットについて徹底レビューをしています。iPhoneやiPadでもテレビを見たい方は是非参考にしてください!


 

ネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」とは?

nasne 横本体のデザイン

ソニーのnasne(ナスネ)はネットワークレコーダー&メディアストレージです。

ホームネットワーク(同一のLAN環境)に接続されたPS4/PS4 ProやPS VITA、iPhoneなどのスマホ・タブレット、パソコンでテレビを見ることができるレコーダーとなっています。

最近のテレビはハードディスクを接続すれば録画できる機能が搭載されていますが、nasne(ナスネ)なら簡単にタブレットやスマホからも観れるのはすごくイイですよね。

nasneで録画した番組をiPhoneで観る
nasneで録画した番組をiPhoneで観る

地デジだけでなくBS・CS放送も見ることができるのでテレビがなくてもスマホやタブレットがあればテレビが観れる優れものです。しかも、録画もできる!最高じゃないですか。

nasne(ナスネ)の特徴
  • iPhone・iPadなどでテレビを観ることができる
  • モバイル回線でもテレビを観れる、外でも楽しめる
  • 1TBのハードディスクを内蔵しているので録画もできる
  • 写真や音楽を保存することもできる

nasne(ナスネ)は1TBのハードディスクを内蔵していて地デジやBS/CSの番組を録画をするだけではなく、写真や音楽などのコンテンツを保存するメディアストレージとして使うこともできます。

地デジチューナーでHDDを内蔵しているのはnasne(ナスネ)ならではかも。チューナー、ハードディスクを内蔵して2万円くらいなのはコストパフォーマンスはかなり高い。

また、DLNAに対応したテレビであればSONYのBRAVIAでなくてもテレビ側からnasneにアクセスして番組を録画し閲覧することができます。

これ、知らなかったのですが、プレイステーション4がなくてもnasneを直接テレビに繋いで見ることができるんですね。

てっきりPS4は絶対に必要なものなんだと思っていましたがnasne(ナスネ)は単体でも使うことができる高機能なネットワークレコーダーとなっています。

nasne(ナスネ)の外観デザイン・付属品

では、nasneの外観や付属品などをチェックしていきましょう。

nasne パッケージ

nasne本体の他に電源アダプタ、アンテナコード、ルーターに接続するためのLANケーブルが付属しています。

nasne 付属品

地デジ放送を見るために必要なB-CASカードも入っているので忘れずに取り出しましょう。

nasne(ナスネ)は現行のPS4ではなくどちらかというと1世代前のPS3を彷彿とさせるデザインになっています。

nasne 本体デザイン

nasne(ナスネ)の本体にはPSのロゴマークにHDDの容量が上部に記載されています。

nasne 電源部分

本体に電源ボタンはありませんが電源コードを入れると自動的に電源がONになるようになっています。

電源がONになるとPSマークの下のLEDが光ります。

nasne 操作インジケーター

本体下部に録画中に赤色に点灯するLED、ネットワークに接続状態を示すLED、HDDにアクセスしている状態を示すLEDが搭載されています。

横のデザインはこんな感じ。SONYとnasneのロゴが刻印されていますね。

nasne 横本体のデザイン

B-CASカードは背面部分にカードを入れる箇所があります。

nasne B-CASカード

背面に各接続端子が搭載されています。

nasne 接続端子

下から電源端子、アンテナ出力端子、アンテナ入力端子、LANコネクタ、USBコネクタとなっています。

アンテナの信号を出力することができるので、nasneのためにわざわざアンテナ信号を分配させるアダプタを購入する必要がないのが素晴らしいですね。

nasneを配線する方法

nasne(ナスネ)の接続ですが、有線のLANケーブルを無線LANなどのルーターに接続して家の壁から出ているアンテナ線を接続するだけで接続完了します。

配線に関しては非常にシンプルで簡単にnasneを使うことができるのが優しいですね。

  • 壁からのアンテナ信号 → nasne → テレビ の順で接続する
  • nasneとルーターをLANケーブルで接続する

文字で書いてもどのような配線になるのか分からないと思うので、図解にしてみました。こんな感じでnasneをホームネットワーク内に接続することになります。

nasneと配線

nasneとWi-Fiルーターの間は必ずLANケーブルで接続することになります。

視聴デバイスはテレビを含めて同じホームネットワークの無線LAN内で接続していればどのデバイスからでもnasneにアクセスが可能。テレビがなくてもスマホやタブレットがあれば地デジなどを見れるのはnasne(ナスネ)のメリットですよね。

また、モバイル回線からの接続もできるので、外から録画予約をしたりテレビを視聴することもできます。

データ通信を消費してしまいますが、どうしても観たい番組があるときに活躍することになりそうです。画質も調整できるのでデータ量を抑えることもできるので使えるのかなと思います。

nasneで録画できる時間

nasne(ナスネ)は1TBのハードディスクを搭載していて録画できる時間はDRモードと3倍モード(標準)で異なります。(録画に必要なHDD容量と録画可能時間の目安

DRモード3倍モード(標準)
地デジ約103時間約232時間
BS約77時間約186時間
110度CS約77時間約232時間

3倍モードが標準となっていますが画質は地デジよりも落ちるので画質を落としたくなければDRモードでの録画をオススメします。

1TBあればかなりの数の番組を録画できますが、もし容量が足りなくなって番組を削除したくない場合は、背面にのUSBポートに外付けハードディスクを最大2TBまで追加できるので拡張性もしっかり考慮されているようです。

録画しながら裏番組は見れない

nasneは地デジ・BS・110度CSのチューナーが搭載されていますが、各1チューナーしか搭載されていないので同じチューナーの裏番組を録画しながら視聴することはできないので注意です。

1チューナーのみ対応
  • 地上波を録画しながら別の地上波を観ることはできない
  • 地上波を録画しながらBSを観ることはできる

例えば、地上波の8チャンネルを録画しながら地上波の6チャンネルを視聴するといっう録画しながら裏番組を視聴することはできないのです。

とはいえ、リビングのテレビを観るなら、nasne(ナスネ)で8チャンネルを録画して、テレビで6チャンネルを視聴できるので、地デジチューナーを搭載しているテレビなら事実上同時視聴はできるので困ることはないでしょう。

普通のテレビを使わずにスマホやタブレットだけでnasne(ナスネ)を使うとこのような問題が出てくるので、もし2チューナーのレコーダーが欲しいという方は別のレコーダーを選んだ方がいいかもしれません。

個人的にはピクセラのPIX-BR310Wがおすすめです。

実際にこの地デジチューナーを今も使っているのですが、テレビでの視聴を考えておらずスマホやタブレットから視聴をするのなら、録画しながら裏番組を見ることができるのでnasne(ナスネ)よりも使い勝手はいいと思います。


 

nasneで視聴する方法

nasne(ナスネ)でテレビを視聴する方法はたくさんあります。

この1台でこの全てに対応できるということが昔じゃ考えられないことですが、視聴デバイスによって使用アプリが異なり、出来ることも異なりますので何が出来るのかチェックしておいた方がいいでしょう。

各デバイスでの視聴に必要なアプリ

各デバイスの視聴方法とアプリについて一覧でまとめました。

デバイス出来ること使用アプリ料金
DLNA対応テレビ(BRAVIAなど)
  • 番組表からの録画予約
  • 録画した番組の視聴
テレビのアプリ無料
PlayStation 4・PS VITA
  • テレビの視聴
  • nasneで録画した番組の視聴番組表からの録画予約
  • 録画した番組の視聴
torne無料
iPhone・iPad
  • テレビの視聴
  • nasneで録画した番組の視聴番組表からの録画予約
  • 録画した番組の視聴
  • 録画した番組の書き出し
torne mobile
TV SideView
無料
視聴再生機能:600円
Androidスマホ・タブレット
  • テレビの視聴
  • nasneで録画した番組の視聴番組表からの録画予約
  • 録画した番組の視聴
  • 録画した番組の書き出し(TV SideVierのみ)
torne
TV SideVier
無料
視聴再生機能:600円
書き出し機能:840円
Windows PC
  • テレビの視聴
  • nasneで録画した番組の視聴番組表からの録画予約
  • 録画した番組の視聴
  • 録画した番組の書き出し
PC TV Plus1台:3,000円
2台:5,400円
3台:7,200円

nasneをアプリ「torne mobile」で操作

nasne(ナスネ)torne(トルネ)と呼ばれるアプリを使用してテレビの視聴や録画などの操作をすることになります。

(PS3時代にtorneという名称で地デジチューナーが発売されたことがありますが、それとは全くの別物です。)

基本的には動作が滑らかなのでtorneを使えばnasne(ナスネ)の全ての機能を網羅することができるます。

他にもTV SideViewというテレビを操作することを目的で開発されたアプリ(iOS・Android)からもnasneを操作することができ、どちらのアプリも無料でインストールすることができます。

視聴再生機能は有料

ただし、nasne(ナスネ)経由のテレビを視聴するには視聴再生機能を別途購入する必要があるので、実質500円から600円が必要になるということになります。

注意しないといけないのはTV SideViewで視聴再生機能を購入してもtorneで再度購入する必要があるので、どちらのアプリを使用するかしっかりと決めてから購入した方がいいでしょう。

パソコン環境に関してはPC TV Plusという3,000円もするアプリを使用する必要があります。残念なことにMacには非対応です。

テレビに接続なら無料で視聴再生できる

DLNAに対応したブルーレイレコーダーやDVDレコーダーを持っているならレコーダー経由でnasneを接続することもでき、DLNAに対応していないテレビでもPS4があれば経由してnasneを使うことができます。

  • DLAN対応テレビ・レコーダー:Wi-Fiルーター経由で接続可能
  • DLAN非対応テレビ:PS4経由でnasneを接続可能

本当に様々な接続方法があるといってもいいでしょう。

テレビに直接接続した場合はテレビの機能を中心に録画機能が追加されることになるので、視聴も含めて無料で利用することができます。(そもそもテレビにHDDを追加するだけで録画機能を使えるモデルが多い)

また、PS4のtorneも無料で全機能を使うことができるのでオススメです。個人的にはtorne(トルネ)を利用するのが良いと思っており、torneとTV SideViewの両アプリの違いについて紹介したいと思います。


 

PS4版torneについて

PS4のtorneはPlayStation Storeからダウンロードしてインストールすることができます。無料で番組の視聴と録画をすることができますがビデオの書き出し機能には対応していません。

nasneをPS4にインストール

torneの最大の魅力はPS4の性能を生かしたサクサク動作する操作性の良さでしょう。

レコーダーは動作が遅いものが多くストレスを感じることがよくありますが、torneは番組の切り替えやスキップなどの動作が非常にスムーズでストレスは全くありません。

nasneとPS4のホーム画面

PS4を持っているのであれば、PS4版のtorneは無料で使うことができるので是非とも活用しましょう。

PS4のリモート機能をうまく活用することで、PS4に接続してあるテレビ以外からもnasneを楽しむこともできるようになると思います。

iOS・Android版torneについて

iOS・Android版のtorneは基本的にPS4版と同じUIデザインが採用されており、動作もPS4版並の快適操作をすることが可能となっています。番組の切り替え、録画番組の再生、スキップなどの動作は待たされることなく本当にストレスフリーですね。

nasneとiOS ホーム画面

使い方はPS4版と同じです。「テレビ(TV)」から現在放送中の番組を閲覧できるようになっていて放送中の画面に番組表を呼び出して簡単にチャンネルを変えることもできます。

nasne 番組予約

放送中の画面からメニューを呼び出して録画ボタンを押すだけで録画をすることができ、番組表から見たい番組を選択して録画予約をすることもできます。

繰り返し録画もできて連続ドラマを最終回まで自動的に録画をしてくれるので便利なんですよね。ただし、この設定は番組が終了しても引き継がれるので最終回を迎えたら設定を解除しておきましょう。

書き出し機能で番組をスマホに保存

torneの最新のアップデートにより840円の買い切りで番組の書き出し機能にも対応をしました。

書き出し機能はスマホやタブレットに録画した番組をダウンロードして保存させることができます。

つまり、モバイル回線を使わずにnasne(ナスネ)で録画した番組をどこでもいつでも楽しむことができます。書き出し機能を使うことで通学・通勤の時間に番組を視聴するという使い方ができるのは便利ですよね。

TV SideViewについて

TV SideViewも動作は軽くなかなか快適な操作性を実現していますが、現在放送している番組のチャンネルの切り替えの操作性はあまりよくありません。

torneの場合は「テレビ(TV)」のアイコンをタップするだけで現在放送中の番組を見ることができ、そこから違うチャンネルに切り替えることができましたが、TV SideViewは番組表から現在放送している番組を選択して…

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詳細情報の右上にある「モバイル視聴」の再生ボタンを押すことで番組を見ることができます。

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TV SideViewは放送中の画面から番組表を呼び出してチャンネルの切り替えができないので違う番組を見たい時はモバイル視聴を終えてから番組表に戻って、再度番組を選択する必要がありtorneに比べると操作性が悪いと言えます。

また、画質もtorneと比べると荒くて悪いです。なので、画質・操作性にこだわるのであればtorneの方を使った方がいいのかなと思います。

ただし、TV SideViewには「おでかけ転送機能」と呼ばれる独自機能が搭載されており、録画した番組をローカルストレージの転送することができるのです。

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外で録画をした番組を視聴する時にデータ通信をすることなく番組を見ることができるので、いつでもどこでも録画した番組を楽しむことができます。

1時間のドラマを書き出すと1GBほどの容量を使用しますが視聴したら削除していけばいいので、特に問題にはならないのかなと思います。

テレビ(SONY BRAVIA)の場合

テレビにnasneを接続して使う場合は単純にテレビに録画機能が追加されるだけになるので、テレビの操作に準じることになります。テレビ側で設定をする必要があるので簡単に説明をしたいと思いますね。

テレビのリモコンの「ホーム」から「設定」を選択し「録画機器設定」をしていきます。

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「サーバー設定」から「サーバーリスト更新」を選択するとnasneを認識するので「使用する」に設定をします。

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するとnasneが登録されます。

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「nasne設定」から様々な設定をすることが可能となります。チャンネルのスキャンもここからすることができます。

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テレビからの録画については番組表から録画予約をすることができます。

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「録画機器」を「nasne LAN」に設定をして「繰り返し設定」や「録画モード」などを設定を捨て「予約確定」で録画予約完了します。

テレビでnasneを利用する時はtorneのような操作感は全くないので本当にnasneを使っているのかと感じてしまいますが、基本的にはテレビのHDDの録画機器が追加された感覚に近いです。

そもそもテレビにHDDを追加することで録画をすることができる機能が最初から搭載されているので、スマホやタブレットから視聴しないのであればnasneを使うのではなく、普通の外部HDDをテレビに追加した方がコストパフォーマンスは良いでしょう。

まとめ:nasne(ナスネ)とスマホでテレビを見よう

ネットワークレコーダー・メディアストレージのnasne(ナスネ)はtorneを使ったサクサク操作をすることができ非常に快適な操作性を実現しているので、スマホやタブレットからテレビを見たいと考えている方にはぜひオススメしたい地デジチューナーです。

iPad Proでnasneで録画した番組を観る
iPad Proでnasneで録画した番組を観る

1TBのHDDを内蔵して22,000円なら破格ではありませんが、チューナー込みの価格なら決して高くはないと思います。

テレビの番組をスマホやタブレットから視聴することができる地デジチューナーはピクセラなどが販売をしていますが普通のテレビに接続をして使うことができないのが残念なところでもあります。

しかし、nasneは既存のテレビに接続することで録画した番組を視聴することができるので、とても使い方に幅を持たせてくれるデバイスとなっています。

また、テレビだけではなくネッットワークサーバーとして写真や音楽なども保存することができるので、汎用性も非常に高いのも魅力の一つです。

ただし、Macで視聴できないのがちょっと痛いところです。なので、我が家ではピクセラPIX-BR310Wとの二台体制になっているという…。

ちょっと考えないといけませんね…。最後にnasneのメリットとデメリットについてまとめます。

nasneのメリット

  • 1TBのHDDを内蔵しているので電源や場所の確保が容易
  • スマホやタブレット、PS4・PS VITAからテレビを視聴できる
  • テレビに接続することでテレビに録画機能を追加できる
  • アプリ「torne」との組み合わせで快適な操作性
  • アプリ「TV SideView」ならローカルで録画した番組を視聴できる
  • リモート視聴で外からもテレビを見たり録画予約をすることができる

nasneのデメリット

  • 録画中は裏番組を視聴することができない(テレビ利用は可能)
  • Macから視聴することができない

こんな感じでしょうか。デメリットを理解していればnasneだけで十分だと思います。何と言っても操作感がサクサク快適なので、操作していてストレスを全く感じることがないのが素晴らしいですね。

(この記事は2017年9月9日に公開した記事を2018年4月に追記・修正をしています。)