MacBook Proは15インチが廃止となり画面の大きさと性能を重視したMacBook Pro 16インチと、そこその性能と持ち運びのしやしさを重視したMacBook Pro 13インチの2つのラインナップとなりました。
ここではMacBook Pro 16インチと13インチのサイズ、スペック、使いやすさの違いを徹底比較しているので、どちらのサイズのMacBook Proにしようか迷っている方は参考にしてください。
なお、ここで比較しているのはIntelプロセッサを搭載しているMacBook Proとなっています。
この記事の目次
MacBook Pro 16インチ・13インチの違いを比較
スペック・性能の違い
MacBook Pro 16インチと13インチのスペックを比較してみました。
サイズ | 16インチ | 13.3インチ | |
---|---|---|---|
解像度 | 3,072 × 1,920 (226ppi) |
2,560 × 1,600 (227ppi) |
|
仕様 | Retinaディスプレイ、広色域 P3対応、500ニトの輝度 | ||
CPU | 第9世代 Core i7 2.6GHz 6コア Core i9 2.3GHz 8コア |
第10世代 Core i5 2.0GHz 4コア |
第8世代 Core i5 1.4GHz 4コア |
dGPU | Radeon Pro 5300M/5500M (4/8GB GDDR6) |
– | |
iGPU | UHD Graphics 630 | Iris Plus Graphics | Iris Plus Graphics 645 |
RAM | 16/32/64GB 2,666MHz DDR4 |
16/32GB 3,733MHz LPDDR4X | 8/16GB 2,133MHz LPDDR3 |
SSD | 512GB 1TB 2TB 4TB 8TB |
256GB 512GB 1TB 2TB 4TB |
|
キーボード | Magic keyboard(シザー構造) ストローク:1mm |
||
カメラ | 720p FaceTime HDカメラ | ||
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) | ||
Bluetooth | 5.0 | ||
左ポート | Thunderbolt 3(USB-C)× 2 | ||
右ポート | Thunderbolt 3(USB-C)× 2 3.5mmオーディオジャック |
Thunderbolt 3(USB-C)× 2(2.0GHzモデルのみ) 3.5mmオーディオジャック |
|
スピーカー | 6スピーカーシステム(フォースキャンセリングウーファー内蔵) Dolby Atmos再生 |
ハイダイナミックレンジステレオスピーカー Dolby Atmos再生 |
|
マイク | ビームフォーミングを内蔵したスタジオ品質の3マイクアレイ | 3つのマイクロフォン | |
バッテリー | 100Wh(最大11時間) | 58.0Wh(最大10時間) | 58.2Wh(最大10時間) |
電源アダプタ | 96W USB-C | 61W USB-C | |
本体サイズ | 35.79 × 24.59 × 1.62cm | 30.41 × 21.24 × 1.56cm | |
重量 | 2.0kg | 1.4kg | |
価格 | 6コア:248,800円〜 8コア:288,800円〜 |
188,800円〜 | 1.4GHz:134,800円〜 |
MacBook Pro 16インチ 特徴
MacBook Pro 16インチは15.4インチの後継機種で0.6インチほど画面サイズが大きくなり表示領域が2,880 × 1,800 → 3,072 × 1,920ピクセルに向上しています。
CPUプロセッサは15インチと同じ第9世代のCoreプロセッサ(6/8コア)となっていますが、dGPUがAMD Radeon Pro 5300M/5500Mとなりメインメモリが最大64GBまで増設できるようになりました。
- 16インチディスプレイ(3,072 × 1,920)を搭載
- 6/8コアのCPUプロセッサの高速処理が可能
- Radeon Pro 5300M/5500MのdGPUでグラフィック性能が高い
- 16GBのメインメモリ(最大64GBまでカスタマイズ可能)
- 512GB〜8TBのストレージ容量
- ストローク幅1mmのMagic Keyboardを搭載
- Thunderbolt 3(USB-C)× 4ポートを搭載
- フォースキャンセリングウーファーを搭載した6スピーカーシステム
- 最大11時間のバッテリー駆動時間
- サイズが大きくて2kgの重量級のモバイルノート
キーボードにも大きな変化がありバタフライ構造のキーボードが廃止されてシザー構造のMagic Keyboardを搭載、信頼性が向上しています。
シザー構造のキーボードでキートップの厚みもありタイプした時の跳ね返しがしっかりある打鍵感になっていて従来のバタフライ構造のペラペラなキーが苦手だった方にとっては、MacBook Pro 16インチキーボードは使いやすいモノとなっています。
また、ESCキーがTouch Barではなく物理キーとして独立し配置されたのでプログラムをしているユーザーさんにとっては嬉しいキー配置になったといえるのかもです。
MacBook Pro 13インチ 特徴
MacBook Pro 13インチは2,560 × 1,600ピクセルのディスプレイを搭載した持ち運びも比較的容易なモバイルノートとなっていて、基本的にどこに持ち込んでも違和感なく作業できる万能なサイズのMacBook Proです。
- 13インチディスプレイ(2,560 × 1,600)を搭載
- 4コアのCPUプロセッサでそこそこ快適に
- 8GBのメインメモリ(上位モデルは16GBで32GBまでカスタマイズ可能)
- 256GB〜4TBのストレージ容量
- ストローク幅1mmのMagic Keyboardを搭載
- Thunderbolt 3(USB-C)× 4ポートを搭載
- 最大10時間のバッテリー駆動時間
- 持ち運び可能なサイズで1.4kgのモバイルノート
MacBook Pro 13インチは4つCPUコアを搭載しているのでよっぽど負荷のかかる作業をしない限り問題はありません。ただ、dGPUを搭載していないので動画編集をガッツリして速攻で書き出ししたいという方にとってはトロいと感じるかも。
とはいえ、通常使いならMacBook Pro 13インチのスペックがあれば十分すぎるので持ち運びのしやすさ、価格の安さを重視するなら16インチではなく13インチを選ぶのがいいでしょう。
画面サイズの違いを比較
サイズ | 16インチ | 13.3インチ |
---|---|---|
解像度 | 3,072 × 1,920 (226ppi) |
2,560 × 1,600 (227ppi) |
仕様 | Retinaディスプレイ、広色域 P3対応、500ニトの輝度 |
MacBook Pro 15インチの画素密度は220ppiだったのに対してMacBook Pro 16インチは画面が大きくなっただけでなく解像度も向上し226ppiとなり13インチとほぼ同じ画素密度となっています。
どうせなら同じ227ppiに揃えて欲しかったところですが…。
旧型となってしまった15インチと13インチでも画面サイズの大きさはかなり違いましたが、16インチになったことで画面サイズの差はさらに広がることになります。
動画編集やデザイン作業など広い表示領域が必要な作業をすることが多いのなら迷わずMacBook Pro 16インチを選ぶべきでしょう。
本体サイズ・重量の違いを比較
サイズ | 16インチ | 13.3インチ |
---|---|---|
本体サイズ | 35.79 × 24.59 × 1.62cm | 30.41 × 21.24 × 1.56cm |
重量 | 2.0kg | 1.4kg |
MacBook Pro 16インチは15インチよりも筐体が大きくなり13インチとのサイズ差はさらに大きいものに。
本体重量も2kgと重量級となってしまったのでリュックの中に入れて長時間歩くと(僕の場合)肩を壊しかねない重さとなっています。
キーボードはどちらもフルサイズなので大きさは同じです。
作業効率を重視したいのなら取り回しの良さよりも画面の大きさを優先した16インチは潔さがあっていいのかも。広い画面で作業するメリットの方が大きいと感じるなら13インチではなくMacBook Pro 16インチを選ぶのがいいでしょう。
CPU性能の違いを比較
MacBook Pro 16インチは第9世代Coreプロセッサ(6コア or 8コア)、MacBook Pro 13インチは上位モデルが第10世代Coreプロセッサ(4コア)、下位モデルが第8世代Coreプロセッサ(4コア)を搭載しています。
Geekbench 5による各プロセッサの性能の違いは以下のとおりです。(標準で選べるプロセッサのみ比較しています。)
サイズ | 16インチ | 13.3インチ | ||
---|---|---|---|---|
CPU | 第9世代 Core i7-9750H 2.6GHz |
第9世代 Core i9-9880H 2.3GHz |
第10世代 Core i5- 2.0GHz |
第8世代 Core i5-8279U 1.4GHz |
コア数 | 6コア | 8コア | 4コア | 4コア |
シングルコアスコア | 1047 | 1107 | 1214 | 966 |
マルチコアスコア | 5166 | 6432 | 4447 | 3980 |
シングルコアの性能に差はほとんどありませんが、物理的なコア数が6コア・8コアと多いMacBook Pro 16インチの方が上なので処理性能も13インチよりも高速ということになります。
なお、スコアの低い13インチが全く使えないわけではなくMacBook Pro 13インチは2018年モデルより2コア → 4コアプロセッサになり大幅に性能が上がっていて快適に使うことができます。
MacBook Pro 13インチ 1.4GHzを普段から使っていますが性能不足を感じたことはありません。普通にAdobeのIllustratorやPhotoshopでデザイン作業したりちょっとした動画編集もできています。
GPU性能の違いを比較
MacBook Pro 13インチはCPU内蔵のiGPUでグラフィックス処理をしているのに対して、MacBook Pro 16インチはAMDのRadeon Pro 5000MシリーズのdGPUを搭載しているのでグラフィックスの処理は圧倒的に上となっているはずです。
Geekbench 5にてOpen CLとMetalのスコアを計測してみました。
サイズ | 16インチ | 13.3インチ | |
---|---|---|---|
CPU | Iris Plus Graphics 630 + Radeon Pro 5300M(4GB GDDR6) | 上位:Iris Plus Graphics | 下位:Iris Plus Graphics 645 |
Open CL | iGPU:5051 dGPU:24623 |
8419 | 6166 |
Metal | iGPU:4715 dGPU:22955 |
8526 | 6316 |
プロセッサ内蔵のiGPUの性能はMacBook Pro 13インチの方が上ですが、dGPUに切り替わると圧倒的にMacBook Pro 16インチの方がグラフィック性能が高いです。
GPUのスペックが必要なのはゲームや3Dレンダリング、動画編集です。Photoshopなど写真編集はGPUではなくCPUの性能の方が必要となので写真編集くらいならGPUにこだわる必要はありません。
動画編集やグラフィック処理をすることが多いのならGPUの性能にこだわるのがいいです。また、複数の外部モニターを接続が多いならパワーに余裕があるRadeon Pro 5300M/5500Mを搭載したMacBook Pro 16インチを選ぶのがおすすめです。
13インチのiGPUでもデュアルモニター環境くらいなら構築可能ですが、モニター数が増えてくると負荷がかかってしまい動作が遅くなることもあるので注意です。
なお、2020年モデルのMacBook Pro 13インチの上位モデル(2.0GHz)は下位モデルの1.4GHzよりもGPUの性能が高くなっています。
メインメモリ 容量の違いを比較
MacBook Pro 16インチのメインメモリは標準で16GBの容量となっていますが、13インチは8GBです。
サイズ | 16インチ | 13.3インチ |
---|---|---|
RAM | 16GB:標準 32GB:+40,000円 64GB:+80,000円 2,666MHz DDR4 |
8GB:標準 16GB:+20,000円 2,133MHz LPDDR3 16GB:標準 |
Apple Storeで注文時に増設することができるので13インチモデルを選ぶなら16GBに増設しておきましょう。
8GBでも問題なく使えますが今後のmacOSのアップデートに備えるべく最低でも16GBの容量はあった方が安心です。追加費用20,000円が必要ですが、メインメモリを増設しておくことで製品寿命を伸ばせますよ。
MacBook Pro 16インチは最大で64GBまでのメインメモリを増設することが可能となりました。とはいえ、64GBのメモリが必要となる方はごく一部です。
- ブラウジング、メール、資料作成、SNS、動画閲覧 → 8GB
- デザイン制作、仮想化ソフトによるデュアルブート、動画編集 → 16GB
- 上記作業をさらに快適にしたい → 32GB
- プロ → 64GB
メインマシンのiMac 27インチで64GBのメインメモリを積んでいますが正直なところ64GBの容量を使い切ることはほとんどありません。
32GBの容量があれば十分快適に作業できていますし、16GB → 32GBに増設した時は体感速度が向上したのに対して32GB → 64GBの増設は体感速度が全く変わらなかったんですよね。
おそらく、64GBのメインメモリを積んで恩恵を受ける人はプロだけだと思います。あなたが何かしらのProなら64GBに増設することで効率を上げることができると思います。
ストレージ容量の違いを比較
標準モデルのストレージ容量は13インチが128GB、16インチが512GBとなっていて以下のとおり増設することができます。
サイズ | 16インチ | 13.3インチ |
---|---|---|
SSD | 512GB:標準 1TB:+20,000円 2TB:+60,000円 4TB:+120,000円 8TB:+240,000円 |
256GB:+20,000円 512GB:+40,000円 1TB:+60,000円 2TB:+80,000円 4TB:+120,000円 |
13インチは最大2TBまでしかストレージ容量を増やすことができませんが、16インチは8TBまで増設可能。さすがにここまで増設するのは本物のプロだけだと思いますが…。
ちなみに、MacBook Pro 13インチのメインメモリを16GB、ストレージを512GBに増設すると端末価格はこうなります。
- 16インチ(6コア 2.6GHz・16GB RAM・512GB SSD):248,800円
- 13インチ(4コア 2.0GHz・16GB RAM・512GB SSD):188,800円
- 13インチ(4コア 1.4GHz・16GB RAM・512GB SSD):164,800円
MacBook Pro 13インチ(2020)の登場によって価格が安くなったので16インチとの価格差が開きましたね。大画面の16インチが欲しいなら+60,000円で外部GPUを手に入れることができます。
キーボードの違いを比較
MacBook Pro 13インチ(2019)はストローク幅0.55mmの薄型キートップのバタフライ構造のキーボードを搭載しています。(2020年モデルはバタフライ構造のキーボードが廃止されてMagic Keyboardを搭載しています。)
バタフライ構造のキーボードは改良が重ねられていて初代MacBookのキーボードと比較するとタイピング感が良くなっていてタイピング音も静かになっています。
しかし、信頼性の問題が解決できなかったのかMacBook Pro 16インチ、MacBook Pro 13インチ(2020)はバタフライ構造のキーボードは廃止しシザー構造の新しいMagic Keyboardを搭載しています。
キートップの厚みが0.55mm → 1mmになったことでタイプした時にしっかりとした跳ね返りを得ることができるので、タイピングしやすいキーボードとなっています。
ESCキーがTouch Barから分離して物理キーになっているのでキーボードの使いやすさはMacBook Pro 16インチの方が上と見ていいでしょう。
デスクトップのiMac 21インチ/27インチに付属しているMagic Keyboardと同じ名称となっていますが、キーの高さはMacBook Pro 16インチの方が低くなっていて静音性も良いものになっています。
第2世代のMagic Keyboardとでも言うべきでしょうか。タイピング音を比較してみました。
ただ、個人的にはバタフライ構造のキーボードは軽く流すように高速タイピングできたので好きでしたが、MacBook Pro 13インチ(2020)もMagic Keyboardを採用したことでバタフライ構造のキーボードは完全に消滅しました。
内蔵スピーカーの違いを比較
MacBook Pro 16インチの内蔵スピーカーはデュアルフォースキャンセリングウーファーを含む6スピーカーサウンドシステムを搭載しています。
サイズ | 16インチ | 13.3インチ |
---|---|---|
スピーカー | 6スピーカーシステム(フォースキャンセリングウーファー内蔵) Dolby Atmos再生 |
ハイダイナミックレンジステレオスピーカー Dolby Atmos再生 |
マイク | ビームフォーミングを内蔵したスタジオ品質の3マイクアレイ | 3つのマイクロフォン |
MacBook Pro 16インチの内蔵スピーカーの音質は驚くべきモノとなっていて、とにかくモバイルノートPCのサウンドじゃないです。MacBook Pro 15インチもそこそこ音質は良かったですが、16インチはさらに上をいっています。
低音から高音までキレイに無理なく再生できていてDolby Atmosに対応したので音に立体感がありとても聴きやすいサウンドを楽しむことが可能となっていますよ。
ちなみに、MacBook Pro 13インチは上位・下位モデルでスピーカーの音質が異なります。
下位モデル(1.4GHz)はMacBook Airと近い軽い音質になっているのに対して上位モデル(2.4GHz)は低音もしっかりと再生している引き締まったサウンドを楽しむことができます。
外部ポート・通信
外部ポートは両モデルともにThunderbolt 3(USB-C)を4つ搭載していて、USB-Cは最大10Gbps、Thunderbolt 3は最大40Gbpsの通信速度に対応しています。
サイズ | 16インチ | 13.3インチ |
---|---|---|
左ポート | Thunderbolt 3(USB-C)× 2 | |
右ポート | Thunderbolt 3(USB-C)× 2 3.5mmオーディオジャック |
Thunderbolt 3(USB-C)× 2(2.4GHzモデルのみ) 3.5mmオーディオジャック |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) | |
Bluetooth | 5.0 |
外部ディスプレイへの出力はUSB-C to C、USB-C to Display Port、USB-C to HDMIで可能となっており、USB-Cに対応したモニターであればケーブル1本でMacBook Proに給電しながら画面出力が可能。
データ通信もできるのでモニター側のUSBポートを活用することでモニターをハブとして使うことができます。
バッテリー・電池持ち
サイズ | 16インチ | 13.3インチ |
---|---|---|
バッテリー | 100Wh(最大11時間) | 1.4GHz:58.2Wh 2.0GHz:58.0Wh (最大10時間) |
電源アダプタ | 96W USB-C | 61W USB-C |
MacBook Pro 16インチのバッテリー容量は100Wh(27027mAh)となっていて、飛行機の手荷物で持ち込むことができる上限のバッテリー容量となっています。
16インチの大画面ディスプレイと6コアCPU、dGPUを駆動しているので消費電力は13インチよりも高めとなっていますが、100Whの大容量バッテリーを内蔵することで電池持ちは13インチの10時間よりも長い11時間となっています。
実際にMacBoo Pro 16インチとMacBook Pro 13インチ(1.4GHz)でどれくらいバッテリー持ちが違うのか計測してみました。使用環境は画面の明るさ6〜7割程度でブログ記事を書いたりPhotoshopやIllustratorで画像処理をするといった感じです。
モデル | MacBook Pro | |
---|---|---|
サイズ | 16インチ | 13インチ |
0:00 | 100% | 100% |
1:00 | 85% | 91% |
2:00 | 64% | 83% |
3:00 | 44% | 63% |
4:00 | 24% | 49% |
5:00 | 5% | 35% |
6:00 | 0% | 19% |
6:20 | 0% | 0% |
MacBook Pro 13インチは6時間20分くらいでバッテリーが切れましたが、16インチは5時間ちょっとの電池持ちとなっています。やはり、バッテリーの持ちはサイズが小さい13インチの方が上ということになるようです。
なお、2020年モデルのMacBook Pro 13インチの上位モデルも6時間ほどの電池持ちとなっていました。
外で作業することが多く長く使いたいなら16インチよりもMacBook Pro 13インチの方がいいのは間違いないでしょう。
MacBook Pro 16インチ・13インチ どっちを買う?
MacBook Pro 16インチと13インチのスペックはかなり違います。なので、この2機種で比べるなら使用用途によってどっちを選ぶべきかは比較的簡単に選ぶことができるでしょう。
MacBook Pro 16インチを選ぶべき人は
MacBook Pro 16インチはとにかく高性能なマシンなのでデザイン制作、動画編集などクリエイティブな作業をしたい方は迷いなく選びましょう。
- 大画面で効率よく作業をしたい
- クリエイティブ作業をするプロ
- ESCキーを使うことが多い
- メインマシンとして使いたい
- 持ち運びが苦ではない、筋トレしたい
本体サイズは大きいですがモバイルマシンなので持ち運びできますし、一応どこでも作業することができますし、出先で常に最高のパフォーマンスを手に入れいたいのなら最高のマシンになることは間違いないと思います。
MacBook Pro 16インチは一番安いモデルで248,800円となっていて15インチよりも安い価格設定となっています。
MacBook Pro 13インチを選ぶべき人は
MacBook Pro 13インチは性能自体は抑えられたものになっていますが、2018年以降のモデルであれば4コアのCPUプロセッサを搭載しているので普通に快適に使うことができます。
- それなりに快適に作業したい
- 動画編集はあまりしない
- 資料作成、ブログの更新に使いたい
- どこでも気軽に持ち運びしたい
- 移動中(飛行機・新幹線)に作業することが多い
- iMacのサブ機として使いたい
- 購入価格を抑えたい
移動中に作業することが多いなら13インチを選ぶのがいいと思います。16インチは間違いなく端末が大きすぎて作業しにくいと思います。(15インチでも大きいので。)
また、すでにiMacなどメインマシンを使っていて外で使う端末としてMacBook Pro 13インチがあれば使いやすいのかなと思います。13インチの下位モデルなら139,800円で購入できるのでサブ機として手に入れやすいですよね。
ちなみに、僕の現時点の環境はiMac 27インチ + MacBook Pro 13インチとなっていますが、データもiCloudで共有できて快適に使うことができていますよ。
なお、Apple公式サイトのMacBook整備済製品で通常価格よりも安く買うことも可能となっています。1年の保証がしっかりと付くので少しでも安く手に入れたい方におすすめです。
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