MacBook Air 2020 vs 2019

MacBook Air 2020年モデルが2020年3月27日に発売されます。

新型となるMacBook Airはデュアルコアプロセッサだけでなくクアッドコアプロセッサを選べるようになり、MacBook Pro 16インチに採用されたMagic Keyboardを搭載したモバイルノートとなっています。

ここでは、新型のMacBook Air(2020)と(2019)のスペック・価格の違いを比較しています。MacBook Air(2019)は販売終了となりますが、整備済製品で買うこともできると思うので参考にしてください。

MacBook Air 2020・ 2019のスペック比較

MacBook Air(2020)とMacBook Air(2019)のスペックを比較しました。

MacBook Air 2020 vs 2019 スペック比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
ディスプレイ13.3インチ(2,560 x 1,600ピクセル)
CPUCore i3 2コア 1.1GHz
Core i5 4コア 1.1GHz
Core i7 4コア 1.2GHz
Core i5 2コア 1.6GHz
GPUIris Plus GraphicsUHD Graphics 617
メインメモリ8GB 3,733MHz LPDDR4X(16GB変更可能)8GB 2,133MHz LPDDR3(16GB変更可能)
ストレージ256GB、512GB、1TB、2TB128GB、256GB、512GB、1TB
キーボードMagic Keyboardバタフライ構造キーボード
インカメラ720p FaceTime HDカメラ
Wi-Fi802.11ac
Bluetooth5.04.2
充電ポートUSB-C(Thunderbolt 3)×2
Thunderbolt(最大40Gb/s)
USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)
バッテリー容量49.9Wh
バッテリー駆動時間11時間のインターネット閲覧12時間のインターネット閲覧
内蔵スピーカーワイドステレオ、Dolby Atmos再生に対応ステレオ
本体サイズ30.41 × 21.14 × 0.41~1.61cm30.41 × 21.14 × 0.41~1.56cm
重量1.29kg1.25kg
本体カラースペースグレイ、ゴールド、シルバー
価格104,800円〜119,800円〜

MacBook Air(2019)はデュアルコアのCore i5(1.6GHz)しかプロセッサの選択肢がなかったですが、MacBook AirはデュアルコアのCore i3(1.1GHz)からクアッドコアのデュアルコアのCore i5・i7を選択できるようになりました。

しかも、デュアルコア → クアッドコアはプラス1万円でカスタマイズできるので、コストパフォーマンスはかなり良いのが特徴です。

端末価格も全体的に安くなっていて最小ストレージ容量が128GB → 256GBに増えたのに119,800円 → 104,800円に値下げされています。

クアッドコアプロセッサを搭載したMacBook AirもAmazonで買うことができます。

筐体・画面の大きさ

画面サイズは13.3インチと同じ

MacBook Air 13インチ
MacBook Air 13インチ

MacBook Air(2020)の画面サイズは13.3インチと据置となっています。解像度、仕様も全く同じですね。

MacBook Air 2020 vs 2019 サイズ比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
ディスプレイ13.3インチ(2,560 x 1,600ピクセル)
仕様True Toneテクノロジー、227ppi、数百万色以上対応
本体サイズ30.41 × 21.14 × 0.41~1.61cm30.41 × 21.14 × 0.41~1.56cm
重量1.29kg1.25kg

MacBook Pro 16インチMacBook Pro 13インチに採用されているP3対応のディスプレイではないですが十分キレイな色合いを実現していますし、True Toneテクノロジーも2019年モデルで対応しています。

本体サイズはキーボードがバタフライ構造のキーボードからMagic Keyboardになったことで少しだけ厚くなっています。まあ、ほぼ誤差範囲だと思います。

CPU・GPU・RAMのスペック

クアッドコアのCPUプロセッサ

MacBook Air(2020)第10世代Intel Coreプロセッサ(Ice Lake)採用しデュアルコアだけでなくクアッドコアプロセッサにも対応し2019年モデルよりも最大2倍のパフォーマンスを手に入れました。

MacBook Air 2020 vs 2019 スペック比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
CPU第10世代Coreプロセッサ
Core i3-1000G1 2コア 1.1GHz
Core i5-1030G7 4コア 1.1GHz
Core i7-1060G7 4コア 1.2GHz
第8世代Coreプロセッサ
Core i5-8210Y 2コア 1.6GHz
GPUIris Plus GraphicsUHD Graphics 617

CPUの性能は最大2倍、グラフィック性能は最大80%向上しているます。

プロセッサの型式は公開されているIce Lakeプロセッサの数値と照らし合わせて記載していますが、おそらく合ってると思います。

CPUの熱電力設計(TDP)
  • Core i5-8210Y 2コア:7.5W
  • Core i3-1000G1 2コア:9W
  • Core i5-1030G7 4コア:12W
  • Core i7-1060G7 4コア:12W

熱電力設計は従来のモデルよりも高くなっています。Core i5-1030G7は通常は800MHzで駆動するプロセッサですがクロック数を1.1GHzに上げているようでTDPが9W → 12Wに上がっています。

バッテリー容量は同じなのでTDPの向上によって電池持ちがどうなのかが気になるところです。

3,733MHz LPDDR4Xの高速メモリ

MacBook Air(2020)の標準メインメモリは8GBとなっていますが2,133MHz LPDDR3 → 3,733MHz LPDDR4Xになってデータ転送の性能が大幅に向上しています。

MacBook Air 2020 vs 2019 メモリ比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
メインメモリ8GB 3,733MHz LPDDR4X(16GB変更可能)8GB 2,133MHz LPDDR3(16GB変更可能)
ストレージ256GB、512GB、1TB、2TB128GB、256GB、512GB、1TB

もちろん、16GBにカスタマイズできるのでクアッドコアプロセッサとの組み合わせならMacBook Pro 13インチに迫る性能を手に入れることができそうです。

ストレージの最小容量は128GB → 256GBとなっています。SSDは容量が多い方が転送速度が速いのでトータルで見て速度が向上しているのは間違いなさそうです。

Amazonなどでは旧型が販売されています。

Magic Keyboardを搭載

MacBook Air(2020)は新しいシザー構造を採用したMagic Keyboardを搭載しています。

Magic Keyboardとバタフライ構造キーボード
Magic Keyboardとバタフライ構造キーボード
MacBook Air 2020 vs 2019 キーボード比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
キーボードMagic Keyboardバタフライ構造キーボード

バタフライ構造キーボードはキーの高さが0.5mmほどの抑えられた超薄型のキーボードでMacBook Air 2019/2018で採用されてました。

個人的にはけっこう好きなキーボードだったんですが、不具合が出るなど問題があってMacBook Air(2020)はシザー構造を採用したMagic Keyboardが搭載されることになります。

ソフトなタイピングを実現しているのでバタフライ構造キーボードの薄さが苦手という方は待望のキーボードといったところでしょう。

ワイヤレス通信

Wi-Fi 6には非対応

同時発表となったiPad Pro 2020年モデルは高速ワイヤレス通信ができるWi-Fi 6に対応していますが、MacBook Air(2020)はWi-Fi 6非対応でWi-Fi 5(802.11ac)までの対応となっています。

MacBook Air 2020 vs 2019 通信比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
Wi-Fi802.11ac
Bluetooth5.04.2

これはちょっと残念..。

Bluetoothは5.0に対応

Bluetoothは5.0に対応したのでAirPods Proなどのワイヤレス機器との接続性能は向上しそうです。

充電ポート・外部接続性能

USB-Cポートを2つ搭載
USB-Cポートを2つ搭載

USB-Cを2ポート搭載

MacBook Air(2020)の充電ポートはUSB-C(Thunderbolt 3)を二つ搭載しています。

MacBook Air 2020 vs 2019 充電ポート比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
充電ポートUSB-C(Thunderbolt 3)×2
Thunderbolt(最大40Gb/s)
USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)

この仕様の変更はありませんね。同じです。3.5mmオーディオジャックも搭載しています。

バッテリー容量・電池持ち

MacBook Air(2020)はより高性能なプロセッサを採用したことで電池持ちが少し悪くなっているようです。

MacBook Air 2020 vs 2019 バッテリー比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
バッテリー容量49.9Wh
バッテリー駆動時間11時間のインターネット閲覧12時間のインターネット閲覧

公式での数値が下がってるということは、体感で感じるくらい電池持ちが悪くなってる可能性がありそう。ここは実機で確認してみたいところですね。

6Kディスプレイへの出力に対応

MacBook Air(2020)は1台の外部5Kディスプレイの出力に加えて1台の外部6Kディスプレイの出力もできるようになりました。

MacBook Air 2020 vs 2019 外部モニター比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
外部モニター6K(6,016 x 3,384)× 1台
5K(5,120 x 2,880)× 1台
4K(4,096 x 2,304)× 2台
5K(5,120 x 2,880)× 1台
4K(4,096 x 2,304)× 2台

なので、MacProと組み合わせるPro Display XDRを接続することが可能に…!誰か、試してみてください…。

内蔵スピーカー

MacBook Air 内蔵スピーカー
MacBook Air 内蔵スピーカー

MacBook Air(2020)の内蔵スピーカーは強化されていてMacBook Air(2019)よりも低音が2倍、音量が25%大きくなりました。

MacBook Air 2020 vs 2019 内蔵スピーカー比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
内蔵スピーカーワイドステレオ、Dolby Atmos再生に対応ステレオ

さらにDolby Atmosの再生にも対応しているので広がりのあるサウンドを楽しむことができるようになります。

端末価格

MacBook Airは最小ストレージが128GB → 256GBになったのに価格が安くなりました。

CPUプロセッサを標準構成にしたときの価格は以下のとおりです。

MacBook Air 2020 vs 2019 価格比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
128GB119,800円
256GB104,800円139,800円
512GB124,800円161,800円

512GBモデルだと37,000円も安くなります。しかし、せっかくMacBook Air(2020)を買うならCPUをクアッドコアにカスタマイズしたいですよね。

CPUをCore i5 4コア 1.1GHzに、メインメモリを16GBにしたカスタマイズした場合の価格はこうなります。

MacBook Air 2020 vs 2019 価格比較
 MacBook Air 2020MacBook Air 2019
CPUCore i5 4コア 1.1GHzCore i5 2コア 1.6GHz
RAM16GB16GB
128GB139,800円
256GB134,800円159,800円
512GB154,800円181,800円

MacBook Air(2020)はCPUを2コア → 4コアにしてもプラス1万円しか上がらないのでコストパフォーマンスはかなり良いですね。

2019年モデルのMacBook Pro 13インチ(1.4GHz)と比較するとこうなります。

MacBook Air vs Pro 価格比較
 MacBook Air 2020MacBook Pro 2019
CPUCore i5 4コア 1.1GHzCore i5 4コア 1.4GHz
RAM16GB16GB
128GB159,800円
256GB134,800円179,800円
512GB154,800円199,800円

これさ…。MacBook Pro 13インチじゃなくてMacBook Air(2020)をクアッドコアプロセッサ、16GBにカスタマイズしたモデルにするのが良さそうですね。めっちゃコスパいいよ。

ただし、MacBook Air クアッドコアモデルはたしかに性能は高くなっていますが、動画編集するには厳しいです。排熱性能がProほど高くないので書き出しに時間がかかるので動画編集をするならMacBook Pro 13インチを選んだ方がいいでしょう。


MacBook Air 2020は買いなのか?

MacBook Air(2020)を選ぶメリットはこんな感じです。

MacBook Air(2020)の良いところ
  • クアッドコアCPUを選べるようになった
  • メインメモリの性能が大幅部向上している
  • 信頼性の高いMagic Keyboardを搭載
  • 最小構成なら104,800円で買うことができる

CPUプロセッサがクアッドコアを選べるようになったのは大きな進化です。処理速度が最大2倍も向上していてMacBook Pro 13インチ(2019)の1.4GHzモデルに迫る性能を持っています。

Touch Barもないので純粋なファンクションキーが欲しい方も十分すぎる性能を安価に手に入れることができるので、シンプルなMacBookを選ぶならおすすめのモデルといっていいでしょう。

買うならプラス1万円のクアッドコアモデルを

MacBook Air(2020)の標準モデルはデュアルコアプロセッサを搭載していますが、プラス1万円でクアッドコアにスペックアップすることができます。

2倍とまではいかないけど1.8倍ほどのCPU性能の向上が見込まれるので何も考えずにプラス1万円を出してクアッドコアプロセッサにカスタマイズするのがおすすめ。

サブ機で使うならデュアルコアモデルで十分

MacBook Airをメインマシンで使うなら+10,000円でクアッドコアにカスタマイズしておいた方がいいですが、iMac 27インチなどデスクトップMacを持っていてサブ機でMacBook Airを選ぶならデュアルコアで十分です。

実はMacBook Air クアッドコアモデルはキー配列を間違えて購入したこともあり、返品してデュアルコアモデルを買い直しましたが、普通に快適に使えています。

動画編集は厳しい場面が出てきますが、書き出し速度はクアッドコアモデルよりも高速だったりするので(クアッドコアモデルは熱でクロックダウンしてしまう?)デュアルコアでも意外と快適に動作するんですよね。

旧型のMacBook Air 2017から乗り換え

旧型のMacBook Air 2017よりも以前のモデルを使っているなら間違いなく買い。圧倒的な性能アップによって作業効率が向上します。

とくにディスプレイ解像度が1,440 × 900ピクセル → 2,560 × 1,600ピクセルに向上して画面がキレイになるので画面の見やすさに驚きます。筐体サイズも少し小さく軽くなるので旧型のMacBook Air 2017以前のモデルを使っている方はいいですよ。

MacBook Air 2019/2018からの乗り換え

MacBook Air 2019/2018からの乗り換えは微妙なところですが、パワー不足を感じるならMacBook Air(2020)のクアッドコアにカスタマイズしたモデルがおすすめです。

パワー不足かどうか分からない。という方は今のモデルを大切に使えばOKでしょう。正直なところテキストベースの作業であればMacBook Air 2019/2018の性能があれば問題なく作業することができます。

画像編集も若干遅さを感じますが問題はありません。動画編集になるとちょっとキツい(とくに動画書き出しに時間がかかる)のでMacBook Air(2020)のほうがいいでしょう。

動画編集するならAirではなくProのほうがいいのでは?

…と思うかもしれませんが、たしかにMacBook Pro 16インチを選べるならProの方がいいですが、MacBook Pro 13インチになると新しいAirがクアッドコアに対応したのでとても微妙なんですよね。

クアッドコア・256GB SSD・16GB RAMにしても4万円ほどMacBook Pro 13インチの方が高い。トータルで見たらProのほうが少しだけ性能は上かもですが、4万円の価値はないですよね。

なので、2020年3月末現在ではMacBook Pro 13インチを買うよりもAirのほうがおすすめですよ。

なお、旧型となったMacBook Air(2019)は整備済製品で販売されると思います。8万円を切る価格で手に入る可能性があるので旧型でも良いという方は狙ってみるのもいいかもです。

MacBook Air・Proの比較・おすすめはこちらをどうぞ。

Macのストレージ容量、メインメモリの選び方はこちら。