シンスペース

日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

MacBookとiPad Proどっち買う?できる作業の違いや使い分けを徹底比較!


MacBook vs iPad Pro どっちを選ぶ?

iPad ProでSmart Keyboardを使うことができるようになり、iOS 11のリリースでマルチタスクやファイル管理の強化されるなど、少しずつMacBookで出来ることがiPad Proでも出来るようになってきました。

では、MacBookとiPad Proのどっちを選べばいいのか?迷ってしまいますよね。

どっちを選ぶかはズバッとファーストインプレッションで決めてもいいですが、せっかく高い金額を払って購入するならそれぞれのデバイスの特徴を理解してから買ってみてもいいのではないでしょうか。

それぞれのデバイスで向いている作業、向いていない作業があるので、この辺りを詳しく見てみたいと思います。

 

MacBookとiPad Proの選び方

今回は12インチMacBookと12.9インチiPad Proの2機種をメインに比較してみます。iPad ProはSmart KeyboardとApple Pencilの使用を前提としています。

本体サイズ・重量の違い

意外かもしれませんが本体サイズはSmart Keyboardを装着した12.9インチiPad Proよりも12インチMacBookの方がコンパクトで軽いです。

モデル MacBook iPad Pro
画面サイズ 12インチ 12.9インチ 10.5インチ
縦幅 196.5 mm 220.6 mm 174.1 mm
横幅 280.5 mm 305.7 mm 250.6 mm
厚さ 3.5〜13.1 mm 6.9 mm 6.1 mm
重量 920 g Wi-Fi:677 g
Smart Keyboard:335 g
合計:1,002 g
Wi-Fi:469 g
Smart Keyboard:245 g
合計:714 g

Smart Keyboardを装着した12.9インチiPad Proはズシッと重みがありますが、12インチMacBookはコンパクトにスタイリッシュにまとまっていて軽いので、思っていた以上にどこにでも持ち運んで作業をすることができる最強のモバイルマシンになっているんですよね。

ご覧の通り、12.9インチiPad Proよりも12インチMacBookの方がこんなにもサイズが小さいんです!

MacBookとiPad Proの本体サイズ 比較

なので、携帯性はMacBookの方が良いですしUSB-CポートのMacBookならモバイルバッテリーからの充電も可能なので、iPad並みのモバイル性能を持っていることになります。

デザインはiPad Pro向けのSmart Keyboardは複雑な構造で少し微妙なデザインとなっており、完全な主観ですがパッとみた感じもiPad Proはダサいです。でも、MacBookはとてもカッコイイです。

MacBookとiPad Pro デザイン比較

見た目のスマートさで比較するならiPad ProよりもMacBookの方がカッコイイ。アルミで削り出したユニボディスタイルのMacBookのスタイルは本当にカッコイイです。

iPad ProのSmart KeyboardはスタンドモードにしたりテーブルモードにしてApple Pencilを使いやすいスタイルにするなど自由自在にスタイルを変えることができるのが最大のメリットです。

お絵かきをしたり動画を見るのがメインとするならiPad Proの方が良いのかもしれませんが、キーボードスタイルでは画面角度を調整することができないので、長時間作業はMacBookの方がいいのかもしれません。

画面サイズ・解像度の違い

12インチMacBookよりも12.9インチiPad Proの方が画面が大きく解像度も高くなっています。

モデル MacBook iPad Pro
画面サイズ 12インチ 12.9インチ 10.5インチ
解像度 2,304 x 1,440ピクセル
226ppi
2,732 x 2,048ピクセルル
264ppi
2,224 x 1,668ピクセルル
264ppi
アスペクト比 16:10 4:3
ディスプレイ 数百万色以上対応Retinaディスプレイ 広色域(P3)対応のRetinaディスプレイ
Multi-Touch対応
ProMotion(120Hz)テクノロジー

P3対応Retinaディスプレイを搭載しているので、色合いがとても深く綺麗に表示するので写真を観るのはiPad Proの方が適しています。

何よりもiPad Proなら直感的に写真をプレビューしたり編集することができるので、簡単な写真の編集用途で利用するならMacBookよりもiPad Proの方が扱いやすいのかもしれません。

12インチMacBookよりも12.9インチiPad Proの方が解像度が高いとはいえ、OSが違うので使い勝手は大きく異なり、iPad Proの方が作業領域が広いというわけではありません。

例えば、フルスクリーンでYahoo!Japanのトップページを表示させてみるとよく分かるのですが、解像度の低くて画面が小さいMacBookの方が表示している領域が広くなっているのが分かります。

MacBookとiPad Pro 画面の解像度を比較

解像度が高いのに少し残念な仕様ですよね。

iPad Proだと表示される文字が大きいのでタッチ操作はしやすいかもしれませんが、iOSのSafariはモバイル版SafariとmacOS版のデスクトップ版Safariは少し違った挙動をするのが気になるところでもあります。

また、iPad Proはベースがタブレット端末なので縦画面での操作もできますし、キーボードを使わずに画面だけで扱うことができるので、寝ながらでも作業をしようと思えばできてしまうのが素晴らしいところでもあります。

macOSとiOSによる操作方法・使い勝手の違い

操作方法について

操作方法も大きく異なります。

  • MacBook(macOS):マウス or トラックパッド、キーボード
  • iPad Pro(iOS):タッチパネル(指・Apple Pencil)、キーボード

Macはトラックパッドかマウスを使って操作することになりますが、トラックパッドの使い勝手がとにかく素晴らしくタッチ操作に近い操作をする事ができるようになっています。

iPad ProはApple Pencilを使うことができるので手書きで文字やイラストを書くことができます。

Apple Pencil 便利!

MacBookでもペンタブを接続すれば絵を描くことはできますが、iPad Proは画面に直接書き込むことができ、より直感的に作業をすることができるのが良いですよね。メモアプリでも手書き入力ができるのでノート代わりに使用することもできます。

また、手書きで文章を書いてテキストデータに変換することができる素晴らしいアプリもあるので、キーボード入力が苦手という方でも文章作成が簡単にできるのは、凄いの一言です。

マルチタスク操作について

マルチタスク操作も大きく異なります。

MacBookとiPad Pro マルチタスクの違い

iPad ProのiOSは二つの画面を並べることでマルチタスク作業を可能としていますが、MacBookのmacOSはウィンドウを重ねて作業をすることも可能(iOSと同じように画面を並べることもできる)となっているので、自分がやり易いスタイルで作業ができます。

マルチタスク(Appスイッチャー)は、macOSだと1画面にウィンドウが可変サイズで全て表示されるのに対して、iOSだとウィンドウ固定サイズで横に一覧表示される形となっています。

Mission ControlとAppスイッチャー

iPadのAppスイッチャーは少し癖があり、画面下からDockを呼び出してから2画面表示モードに切り替える必要があり、Dockに置いていないアプリは使う前にDockに表示させないといけませんので面倒くさいです。まあ、慣れてしまえば便利ですけど。

iPad マルチタスク操作方法

Macは基本的にウィンドウでの操作がメインなので、トラックパッドでMission Controlを起動させて、簡単に視覚的にウィンドウを切り替えしたり、仮想デスクトップ画面をスワイプで簡単に切り替えしたり、操作性は文句なしで使いやすいです。

Mac マルチタスク操作方法

どちらが使いやすいかは慣れの問題ですが、macOSの方がアプリの切り替え効率は良いでしょう。ただし、ショートカットキー(Command+TAB)でアプリを切り替えをするならiPad、Macでも大差はありません。

キーボードについて

MacBookは標準のキーボードが搭載されており、iPad ProはSmart KeyboardかBluetoothキーボードを接続する事でキーボードを使って文字入力をする事ができます。

MacBookとiPad Pro キーボードの比較

MacBookのキーボードは超薄型のキーが採用されており、2017年以降のモデルから改良されしっかり打鍵感(跳ね返り、打ち心地)を得ることができるようになりました。

キーストロークが浅いので慣れるのに時間がかかりますが慣れるとストロークが浅い分だけあって素早く入力する事ができるようになります。

iPad ProのSmart Keyboardはファブレット素材のカバー一体型のキーボードです。キーもファブレット素材でキーの打ち心地は非常にソフトで静かに入力する事ができます。なので、静かな場所で使用するにはベストツールです。

キーに隙間がないのでコーヒーや飲み物をこぼしてしまっても壊れるという心配はないのも嬉しいですね。

また、iPadの場合は自分の好きなBluetoothキーボードを接続する事ができるのも大きな特徴となっていますね。

 

バックグランド動作について

macOS・iOSどちらもバックグラウンド動作に対応しています。しかし、iOS版のYouTubeはホームボタンを押してホーム画面に戻ってしまうと停止してしまうのです。

なぜ、バックグランドでも動いてくれないのか...。

僕はYouTubeで音楽をかけながら作業をすることが多いので、iPad Proを使うときは常にYouTubeの画面をSplit Viewを利用して表示させておく必要があり、これが地味に面倒くさいし作業領域が小さくなるのでかなり微妙だったりします。

MacBookとiPad Pro バックグラウンド

macOSならYouTubeを再生しているウィンドウをDockに片付けたとしても、そのまま動画が再生されるので音楽を楽しみながら、画面いっぱい自由に作業で使うことが可能となります。

なお、Musicなどの音楽アプリならアプリを閉じてしまってもマルチタスクで動作するので問題はありません。

ファイル・フォルダ管理について

iOS 10までは各アプリ内でファイルを操作していましたが、iOS 11でファイル・フォルダ管理機能が搭載されてファイルの操作性もかなり向上しましたが、macOSと比べるとまだまだ扱いにくいのが現状です。

その理由の一つがマルチタスクのしにくさが要因にあるのかなと感じます。

MacBookとiPad Pro ファイル管理

macOSならデスクトップに置かれたファイルをドラッグ&ドロップで簡単にファイルを移動したり、ワードプレスなどのブログエディタに画像をアップロードすることができます。

しかし、iOSだとファイルアプリを起動して一つの画面の中でファイルを操作をする必要があり、マルチタスク機能から2画面表示にした状態でワードプレスなどのブログエディタにドラッグ&ドロップして画像をアップするなど、手間が少し多いのが問題なのかなと感じます。

なお、仕事をする上でzipファイルなどの圧縮ファイルを扱うこともあるかと思いますが、iOSの標準のファイルアプリでは圧縮解答をすることはできませんが、Documents 6というアプリをし利用することでzipファイルなども扱うことができるようになります。

このDocuments 6というアプリは標準のファイルアプリのよりも圧倒的に使い易いので、ビジネスでiPad Proを使う人には是非オススメしたいツールの一つです。

性能の違い

12インチMacBookにはIntelのCore Mプロセッサ、iPad ProはAppleのA10X Fusionチップが採用されています。

どちらもモバイルチップですが、アーキテクチャ(基本設計みたいなもの)がx86とARMと大きく異なり、AプロセッサはAppleが開発しているチップなのでiOSとの親和性が高く性能を余す事なく発揮できているのが特徴です。

各プロセッサの性能の違いは以下の通りです。

モデル MacBook iPad Pro
画面サイズ 12インチ 12.9インチ 10.5インチ
プロセッサ Intel Core m3 Apple A10X Fusion
動作周波数 1.1GHz 2.38GHz
RAM 8GB LPDDR3 4GB LPDDR4
CPU性能
(シングルコア)
3612 3920 3909
CPU性能
(マルチコア)
6797  9248 9356
GPU性能  Metal:17868
OpenCL:16934
 Metal:29171 Metal:29551

ベンチマークスコアでの比較だとiPad Proの方が性能が高くなっていますが、macOSとiOSとOSが違いますし、同じアプリでもOSが違うと内部設計も異なってくるので単純比較はできません。

試しにiMovieで1.5分の動画(1080p)の書き出し作業をMacBookとiPad Proでやってて書き出しに必要な時間を計測してみました。

  • MacBook:約3分
  • iPad Pro:27秒98

...マジか。圧倒的にiPad ProのiMovieの書き出し時間の方が速いですね。

iOS版のiMovieは品質などを細かく設定することができないので、最低品質となっているかもしれませんが、それでも速いですね。

iPad ProのA10XチップはGPUの性能が極端に高いので、動画に関しての取り扱いは標準アプリを利用するならばMacBookよりもiPad Proの方が扱い易いのかもしれません。

ただし、Macだとプロ向けの動画編集アプリがあるので、総合的な使いやすさはMacBookの方がいいかもですが、そもそも12インチMacBookでプロ向けのアプリを快適に動作させるのは難しいでしょう。

できることの違いと使い分け

では、MacBookとiPad Proにはそれぞれのデバイスの特性から得意、不得意があります。わかり易いように表にしてみました。

モデル MacBook iPad Pro
タッチパネル操作 ×
キーボード操作
Smart keyboard
Bluetoothキーボード
トラックパッド操作 ×
ウェブブラウザ使いやすさ
はてなブログやWordpressの投稿画面の挙動がおかしい
メールアプリの使いやすさ
地図アプリの使いやすさ Wi-Fiモデル:◯
セルラーモデル:◎
メモアプリの使いやすさ
手書きメモ可能
YouTubeの使いやすさ
電子書籍の見やすさ
文章作成
写真を撮影できる ×
1200万画素の背面カメラ搭載
表計算アプリの使いやすさ
イラストを書く
ペンタブ使用なら問題なし
写真の現像・編集
Adobe Lightroom CC
印刷物のデザイン制作
Adobe Illustrator CC、Indesign CC、Photoshop CC
×
動画編集
FinalCut、Premiere Pro CC、iMovie

iMovie
ホームページの作成
Coda 2、FileZillam、Dreamweaver CC、Photoshop CC

Coda(編集、修正くらいなら普通に可能)
ブログの更新
画像などの準備が少し面倒くさい
アプリの数
App Storeのみ

完全に僕の独断と偏見なので人によって評価は異なるとは思いますが、MacBookの方が出来ることは多いのは間違いないでしょう。

特に僕の場合は仕事でパンフレットやチラシなどのデザイン制作をすることもあり、印刷できるフォーマットを作成しないといけないので、これに対応させようと思ったらiPad Proでは無理ということになります。

とりあえず、キーボード入力で文章作成ができれば良いならiPad Proでも十分に運用することは出来るのかなと思います。

 

価格の違い

12インチMacBookとiPad Pro(12.9インチ・10.5インチ)の価格の違いを比較してみましょう。

モデル MacBook iPad Pro
画面サイズ 12インチ 12.9インチ 10.5インチ
CPU Core M3 1.1GHz A10X Fusion
RAM 8GB 4GB
価格 256GB:142,800円
512GB:175,800円
64GB:86,800円
256GB:103,800円
512GB:125,800円
64GB:69,800円
256GB:86,800円
512GB:108,800円
アクセサリ Apple Pencil:10,800円
Smart Keyboard:18,800円
Apple Pencil:10,800円
Smart Keyboard:17,800円

12.9インチiPad Pro(256GB)にApple PencilとSmart Keyboardを組み合わせると133,400円となり、12インチMacBookの142,800円にかなり近い金額になってしまういます。

とはいえ、12.9インチiPad Proの64GBモデルなら116,400円で購入できるのでMacBookよりも安く購入することは可能ですし、10.5インチモデルならさらに安い金額で購入することができるので、金額だけで判断するのであればiPad Proの方がリーズナブルということになります。

まとめ:MacBookとiPad Pro、どっち買う?

最後にMacBookを買うべき人、iPad Proを買うべき人を簡単にまとめます。

MacBookを選ぶべき人

  • 全ての作業を1台で完結したい(WEB閲覧、動画閲覧、文章作成など)
  • 印刷物などのデータを作成したい(Adobe Illustrator CC、Indesign CCなど)
  • 動画編集をしたい
  • デジタル一眼レフ・ミラーレスの写真を管理したい
  • 家では外部モニターに接続してデスクトップ環境を構築したい

iPad Proだけではどうしても出来ない事があったり、操作性が悪かったりする部分があるので、全ての作業を1台で難なくこなしたいのであればMacBookを選ぶべきでしょう。

ただし、動画編集などのクリエイティブ作業はMacBookの性能では少し厳しいのでMacBook Proを利用することをお勧めします。

iPad Proを選ぶべき人

  • WEB閲覧、動画閲覧がメインの使用用途
  • 電子書籍を見たい
  • たまにキーボードを使って文章作成をしたい
  • Apple Pencilでイラストを描きたい
  • どこでも気軽にモバイル通信をして使用したい(セルラーモデル)
  • 気軽に写真を撮影して管理したい(背面カメラとiCloudフォトライブラリ)
  • すでにMacを所持している

WEBや動画の閲覧がメインでたまーに文章や表計算アプリを利用したいという方はMacBookよりも安くて直感的に使用する事ができるiPad Proを選ぶべきでしょう。

iPad Proでも1台だけで作業を完結させる事は可能ですが、やはり使い勝手が悪い部分があったりするので、すでにMacを所持しているのであれば10.5インチのiPad Proを選ぶのがいいのではないでしょうか。

また、Apple Pencilを使う事ができるようになったiPad(第6世代)を選ぶという選択肢もとてもイイと思います。メイン作業はMacBookでして、イラストを書いたりWEB閲覧、動画閲覧などはiPadでするのも効率的な使い方ではないでしょうか。

MacBookやiPadは整備済製品などでさ安く購入する事ができます。購入を決めたのならチェックして見ましょ!