Macのストレージ容量の選び方

MacBook Air、MacBook Pro、iMacを購入するときに避けては通れないのがストレージ(SSD)容量をどうするか…ではないでしょうか。

Macのストレージ容量は256GBから選べて512GB、1TB、2TB…と容量の多いモデルも購入できますが、価格が高くなるので可能な限り少ない容量に収めたいところです。

この記事では、Macを購入するときにどのストレージ容量を選ぶべきかを解説しています。実際に256GBのMacBook Air(M1)を使っていますが空き容量がどうなってるのかも書いています。

Macのストレージ容量の選び方。おすすめSSDはどれ?

選べるストレージ容量

現在販売されているMacのラインナップは8機種あります。

MacBook Air、MacBook Pro 13インチは最小構成で256GB〜、MacBook Pro 14インチ・16インチは512GB〜で最大8TBの大容量モデルもあります。

MacBookシリーズの価格(円)
MacBook Air(M1) Air(M2) Pro 13 Pro 14 Pro 16
256GB 134,800 164,800 178,800
512GB 162,800 192,800 206,800 274,800 338,800
1TB 190,800 220,800 234,800 302,800 366,800
2TB 24,6800 276,800 290,800 358,800 422,800
4TB 442,800 506,800
8TB 610,800 674,800

標準モデルが256GBの場合は512GBにすると+28,000円、1TBは+56,800円、2TBは112,800円となっています。

512GBモデルが1TBにすると+28,800円、2TBは+84,800円、4TBが168,000円、8TBが336,000円がとかなり高価になります。

使い方にもよりますが、動画編集をしないなど普通に使うなら512GBの容量があれば足ります。また、外付けSSDを組み合わせることで256GBでも十分使うこともできます。

メインで使うか、サブで使うか

iMacとMacBook Air
iMacとMacBook Air

すでにiMac 24インチMac miniを所持し、サブとしてMacBook Air、Proを使うなら256GBのストレージでも運用できますが、メインマシンとしてMacを使うなら最低でも512GBのストレージ容量があったほうが安心です。

1台運用か2台運用かで容量を決める
  • メインマシン(1台):最低でも512GBが好ましい
  • サブマシン(2台目):256GBで足りる

もちろん、最低ラインの容量なのでメインマシンで動画編集も考えているなら1TBといったさらに上の容量のMacを選ぶのがおすすめです。

MacBook Air 256GB どれだけ耐えれる?

少し前までは128GBが最小構成だったので容量を機にする必要がありましたが、現在は256GBが最小容量でそこそこ使えます。ただし、外付けストレージやiCloudストレージを併用が条件となります。

一つのデバイスだけだと最低でも512GB、1TBは必要になってくるような気がします。

現在、256GBのMacBook Air(M1)はサブマシンとして使っておあり、メインのMacBook Pro 14インチは512GB、iCloudストレージが200GB、動画の編集データ用のThunderbolt 外付けSSDで運用しています。

こんな感じで使っています
  • MacBook Air:256GB
  • MacBook Pro 14インチ:512GB
  • iCloud Drive:200GB
  • 外付けSSD:2TB

使っているアプリはFinal Cut Pro、Adobe Photoshop、Illustrator、Lightroom、Numbers、Pages、Keynote、iMover、Chrome、Firefoxなどで合計で24GBほどです。

iCloud Driveにも書類があり、一部のデータが自動的にダウンロードされて30GBほどの容量を消費しています。iCloud Driveの容量は200GBをほぼ使い尽くしてる感じ。

なので、実際に使っている容量としては256GB以上ありますが自動的にiCloudのデータを最適化してくれているので結果的に256GB中105GBほどしか消費していません。

つまり、Macのストレージ = 使える容量ではないということです。

iCloud Driveや外付けストレージを使うことで少ない容量でも運用することが可能です。

「使用頻度が低いんじゃないの?」って思うかもしれませんが、1日の半分はMacBook Airで作業していたこともあり動画編集も普通にしています。

実際の作業内容
  • 写真の編集
  • ブログの執筆や更新
  • ホームページ制作
  • 動画編集(4K60P)

このような使い方でストレージ容量が少なくなって困った…ということはないです。iCloudストレージは元データがクラウド上に保管されていて、macOSがストレージの空き容量の状況を判断しながら古いデータをMacから自動削除しています。

256GBはiCloudストレージ有料契約は必要

少しでもMacの購入費用を抑えるなら256GBモデルを選ぶことになりますが、iCloudストレージとの併用がおすすめです。

iCloud Driveでクラウド上にデータを保管

iCloudストレージはクラウド上にデータを保管できるサービスで、MacだけでなくiPhone・iPadとも連携でき、写真データも自動的に保存してくれる便利な機能です。

iCloud Drive 料金
  • 5GB:無料
  • 50GB:月々150円
  • 200GB:月々400円
  • 2TB:月々1,300円

iCloudストレージに180GBのデータがあってMacBook Airには30GB分のデータが置いてある状態です。状況に合わせてデータ量を減らすために自動でデータを削除し内蔵ストレージの空きを確保しています。

iCloudストレージは本当に便利なのでMacの2台体制でもデータをスムーズに連携可能で、iPadやiPhoneの組み合わせでもデータを共有可能となっています。

もし、iCloudの有料契約はしたくないなら外部ストレージを使うことで容量問題はある程度解決できますし外付けSSDも安く買えます。

用途によって必要なストレージ容量が違う

Macで何をしたいかによってSSDストレージの容量を選ぶことが可能です。

資料作成、ブログ更新なら256GBでOK

資料を作成したり、ブログの更新をする、ブラウジングなど普通に使う程度であれば最小構成の256GBの容量があれば十分使えます。

iCloudストレージの有料プランがなくても運用可能でしょう。もし、容量が足りなくなりそうになっても外付けSSDを併用することで解決できます。

写真や動画をMacに保存なら512GB以上

iPhoneで撮影した写真や動画をたくさん保存したいなら512GB以上のストレージが必要ですが、iCloudストレージの有料プランを契約するなら256GBでも大丈夫です。

写真はさほど容量は食いませんが動画は4Kになるとそこそこデータ量が多くなります。

写真と動画データの容量
  • 写真:1,000枚で約3GBほど
  • 動画(フルHD 60fps):1分で100MB
  • 動画(4K 60fps):1分で440MB

4K 60fpsはほんとに容量が多くなるので4K 30fps / 24fpsで撮影するのがいいかもですが、容量が多くなってもiCloudストレージがあれば自動でMacのストレージを最適化してくれます。

多くのアプリを使うなら512GB以上

Adobeのクリエイティブアプリはとても便利なのでついついインストールしてしまいがちですが、意外と容量を使うので注意です。

Adobeのクリエイティブアプリの容量
Adobeのクリエイティブアプリの容量

動画編集(Premiere Pro)、画像編集(Photoshop)、デザイン制作(Illustrator)あたりをインストールするだけで10GB近い容量を消費してしまうのでAdobeのソフトウェアをたくさんインストールするなら512GBは必要です。

Illustrator、 Photoshopくらいしか使わないなら256GBあれば十分ですし、僕自身も256GBのMacBook Airでこの二つのアプリをインストールして使っています。

動画編集をするなら512GB以上

動画編集をするなら最低でも256GBのストレージ容量がないと厳しいので、予算に余裕があるなら512GB以上は覚悟した方がいいでしょう。

とくに4Kの動画編集をするなら512GB以上の容量はあった方がいいです。ただ、動画はいくら容量があっても足りないので外付けSSDの併用を前提とすることで256GBでも運用は可能です。

データ転送速度の速い外付けSSDで費用を抑えながらMacのストレージも容量の少ないままでも運用が可能です。

Macの容量は512GBあれば十分でしょう。

用途によるストレージ容量の選び方
  • 資料の作成、ブログの更新にしか使わない:128GBモデル
  • デザイン制作に使う:256GBモデル以上
  • 動画編集に使う:512GBモデル以上

テキストベースの作業しか想定してないなら基本的に128GBモデルでも十分に運用することができますが、iCloud Driveや外付けストレージを使わないのなら256GBモデルを選ぶのがいいでしょう。

SSDの容量によって書き込み速度が異なる

SSDストレージは容量によってデータ転送速度が異なり容量が多いほうがデータ転送速度が速くなるので、パフォーマンスを求めるなら大容量のストレージ容量を選ぶのがおすすめです。

SSDは複数のフラッシュメモリを並列接続しているのでSSDの容量が多いほど同時にデータを転送できるため全体的なパフォーマンスが向上するのです。

実際にどれくらいSSDストレージの速度が違うのか比較しました

MBP 14 vs MBP 13 ストレージ速度
MBP 14 vs MBP 13
データ転送速度の違い
モデル MacBook Air / Pro 13 MacBook Pro 14 / 16
SoC M2 M1 M2 M1 M1 Pro
容量 256GB 512GB 256GB 512GB
書込速度(Write) 1481MB/s 1932 MB/s MB/s 2634MB/s 4437MB/s
読込速度(Read) 1357MB/s 2735MB/s MB/s 2634MB/s 5263MB/s

M2チップの256GBモデルはNANDチップ構成が256GB × 1になったことでM1の256GB(128GB × 2)よりも処理性能が低下しています。

512GBなら(256GB × 2)になって速度がM1と同じくらいになります。M1 Proを搭載しているMacBook Pro 14インチはさらに速いのでクリエイティブな仕事も快適にできます。

動画編集するなら必然的に 512GBや1TBといった大容量のSSDを選ぶことになるので合わせてSSDの書き込む速度も速くなるのはよく考えられていますね。

MacのSSD(ストレージ)容量はどれを選ぶ?

資料作成、ブログ更新:128GB

現在、128GBのストレージ容量を搭載したMacはありませんが中古を検討している方は選ぶこともあり得るのかもしれません。

資料の作成、ブログの更新くらいの作業しかしない…のであればMacのSSD容量は128GBもあればなんとかなります。もし、容量が足りなくなってしまっても外付けSSDを接続することで解決できます。

ただし、色んなアプリをインストールするならちょっと不安なので256GBを選んだ方が無難ですし、価格が安いからといって128GBモデルを選ぶと後悔するかもしれません。

128GBでなんとか運用したい場合はiCloudの有料プラン、外付けSSDが必須となります。

デザイン制作、HP制作:256GB以上

デザイン制作、ホームページの制作などもするならMacの容量は256GB以上が好ましいでしょう。

素材集めをするとどうしてもデータ量が増えていきます。今までの経験上、128GBだとストレージ容量がすぐにいっぱいになるので、2021年現在は256GBのストレージはあったほうがいいでしょう。

僕自身、現在はiMac 27インチ(1TB)をメインにしてMacBook Air(256GB)をサブ機としています。

動画編集:512GB以上

動画編集をする人は少なくとも512GBのSSD容量が必要だと思います。できれば1TBあった方がいいでしょう。

動画編集作業は動画の書き出しの速度も重要になってきます。SSDは1TB以上の方が書き込む速度が速いので大容量のSSDを選ぶことで全体的な作業効率を上げることができます。

256GB + 外部ストレージがおすすめ

個人的には512GBのSSDを選んで1TBの外付けSSDを追加する使い方がコストパフォーマンスがいいと思います。

外付けSSDを活用しよう

Macの内蔵ストレージを1TBにカスタマイズしたら40,000円なので高いですが、最近はSSDストレージもかなり安くなっており1TB SSDでも14,000円ほどで購入できてしまいます。

僕はメインマシンのiMacは1TB SSDを積んでおり普段はあまり使わない大容量データは外付けSSD(2TB)に保存をしています。

2TBの外付けSSDに大容量データを保存している

iMacのSSDは160GB/1TBほどしか使っていない状態で256GBでも十分に運用することができます。メインマシンとして使うなら512GB、サブマシンなら256GBでもいいかと思います。

外付けドライブをHDDではなく転送速度の速いSSDなら、データをiMacに移動させずにそのまま快適に作業ができるので、内蔵SSD + 外付けSSDという組み合わせは安いので本当におすすめですよ。

おすすめはNVMe対応の外付けSSDです。転送速度も速いので動画データを外付けSSDに置いたまま編集できます。

コストパフォーマンスを重視するなら通常の外付けSSDがおすすめです。

ストレージが二つに別れていてもTime Machineでバックアップを簡単に残しておくこともできますし。

MacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、iMac、iMac Pro。どのモデルもストレージ容量(SSD)をカスタマイズできます。

容量が多いと使いやすいですが、なんせ価格が高く跳ね上がってしまうので、自分が使う用途をしっかり把握して最適な容量を選びたいところですね。

→ メモリの選び方についてはこちら

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