Libero S10はワイモバイルで販売していて、新規・MNPのりかえで5,400円 or 14,400円で買うことができてしまう格安スマホです。
めっちゃ安い。でも安いだけで使えないスマホだったら意味なですよね。ということで、中古でLibero S10を買ってみたのでスペック・使いやすさをレビューしていきたいと思います。
この記事の目次
Libero S10の特徴・評価
Libero S10(901ZT)はZTEのスマホで5.7インチのディスプレイを搭載していて、ワイモバイルで新規・MNPのりかえでプランSで契約すると14,400円、プランM/Rで契約すると5,400円という格安価格で手に入れることができます。
- 5.7インチの液晶ディスプレイを搭載
- 端末価格がとにかく安いので価格を抑えられる
- 背景をぼかすポートレートモードで撮影ができる
- 指紋センサーで画面ロック解除ができる
- 安いのにガラス筐体でチープな感じがしない
価格が安いとはいえフルHD+(2160×1080)解像度のディスプレイを搭載しているし、2018年の低価格スマホに採用されていたプロセッサ・Snapdragon 450を搭載しメインメモリは3GBを確保するなど最低限のスペックはクリアしている端末となっています。
画面 | 5.7インチ液晶ディスプレイ |
---|---|
解像度 | 2,160 × 1,080ピクセル |
CPU | Snapdragon 450(オクタコア)1.8GHz |
GPU | Adreno 506 |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB(microSDXC/最大512GB) |
リアカメラ | 1300万画素 + 200万(ポートレート) |
フロントカメラ | 500万画素 |
生体認証 | 指紋センサー |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
LTE | 下り最大112.5Mbps / 上り最大37.5Mbps |
Bluetooth | 4.2 |
おサイフケータイ | 非対応 |
防水防塵 | IPX7/IP5X(水深1mに30分耐えられる) |
ワンセグ | 非対応 |
バッテリー容量 | 3,100mAh |
OS | Android 9 |
本体サイズ | 152.2 x 73.2 x 8.4mm |
本体重量 | 165g |
リアカメラはデュアルカメラ仕様となっており、メインは1200万画素、サブに200万画素の背景をぼかすためのカメラを搭載しています。
なので、この価格のスマホとは思えないくらいキレイに背景をぼかすことができますよ。
Felicaには対応してないので、iD・QUICPayでの決済、Suicaで改札を通りたいならLibero S10は選ばないように。同じワイモバイルの格安スマホ・Android One S6にしたほうがいいでしょう。
ワイモバイルのおすすめスマホのまとめはこちらです。
https://www.sin-space.com/entry/ymobile-osusumesumaho
端末価格の安さが最大のメリット
Libero S10はワイモバイルで買うことができる格安スマホですが契約するプランによって端末価格が異なります。
- 機種変更:21,600円
- 新規・MNP(ソフトバンクから):23,760円
- 新規・MNP(他社からプランS):14,400円
- 新規・MNP(他社からプランM/R):5,400円
Libero S10の定価は23,760円ですがすワイモバイルを使っていてLibero S10に機種変更すると21,600円となり、新規・MNPのりかえでプランSは14,400円、プランM/Rは5,400円で買うことができます。
5,400円ってめちゃくちゃ安いですよね。とりあえずスマホベーシックプランMで契約してあとからプランSにしてもいいのだろうか?
いずれにしても、スマホベーシックプランSでも新規・MNPなら14,400円という安い価格でLibero S10を手に入れることができるのでとにかく安くスマホが欲しいならおすすめです。
Libero S10のパッケージ・付属品
Libero S10はワイモバイルの簡易型のパッケージとなっています。
付属品はSIMカードスロットを開けるためのピン、クイックスタートの説明書のみとシンプルなものとなっています。
充電器は付属していないのでUSB-Cの充電アダプタとケーブルがないなら合わせて購入しておくのがいいでしょう。
Libero S10はUSB-C PDの急速充電にも対応しているので18W以上の充電アダプタがあると充電時間を短縮することができますよ。
筐体デザイン・サイズ
本体カラーは3色から選べる
Libero S10はホワイト、ネイビー、レッドの3色から選ぶことができますが、ホワイトのみベゼルが白色となっていてネイビーとレッドはベゼルは黒色となっています。
今回、手に入れた機種はLibero S10のホワイトモデルなのでベゼルも白色となっています。
筐体のサイズ感と使いやすさ
Libero S10は5.7インチの液晶ディスプレイ(2,160 × 1,080ピクセル)を搭載していて本体サイズは152.2 x 73.2 x 8.4mm、重量は165gとなっています。横幅が73mmあるので片手での操作は少し難しい感じです。
ただ、キーボードだけ片手モードに切り替えできるので片手操作しようと思えばできます。
Libero S10はサイドフレームにアルミ素材、背面パネルにガラス素材を採用していてとてもシンプルな筐体デザインとなっています。
少し驚いたのが14,400円の端末の筐体にガラス素材を採用しているというところ。
この価格帯のスマホになるとプラスチック製の樹脂筐体を採用しているモデルが多いですが、Libero S10はガラスを採用し質感を保っています。
ディスプレイは角丸加工が施されているので今っぽい雰囲気のスマホとなっています。画面上部にインカメラと受話レシーバー、環境光センサーを搭載していますね。
本体右側にサイドボタンと音量ボタンを搭載しています。サイドフレームは持ちやすいように軽く角が付けられているのが分かります。
本体上に動画撮影用のマイクと3.5mmオーディオジャックを搭載しているので有線でヘッドイヤホンを使うことができます。
本体下にUSB-Cポートを搭載しています。USB-C PDに対応しているので12W以上の充電アダプタを使うことで急速充電することもできます。
また、USB-Cの隣にあるのはマイクと内蔵スピーカーですね。スピーカーはモノラルですが意外と音量が大きく聞きやすいサウンドを再生することができます。普通にYouTubeの動画を見るくらいなら十分なスピーカーです。
本体左側にSIMカードスロットがあります。
付属のピンを使ってスロットを開けることができます。
nanoSIMとmicroSDカードが入れることができてストレージを最大512GBまで拡張することが可能となっています。国内の4G LTEの対応バンドは以下のとおりです。
- FDD-LTE:B1/3/8/28
- TD-LTE:B41
- W-CDMA:B1/8
- GSM:1900/1800/900MHz
価格の安いスマホなので対応バンドは少ないですが、ソフトバンク/ワイモバイル回線は問題なく使うことができます。ドコモもB1とB3に対応していますが対応周波数が少なくて田舎で使えなくなる可能性があります。
また、VoLTEに対応していないのでau回線で使うことはできません。Libero S10は基本的にワイモバイルで使う用として手に入れましょう。
背面に指紋センサーを搭載
Libero S10は背面上部に指紋センサーを搭載していて指紋を登録することで、指を使って画面ロック解除をすることができます。
指紋認証から画面ロック解除は十分な速度があるので手で端末を持ったと同時に人差し指を指紋センサーを当てることで素早くホーム画面を表示させることができるでしょう。
背面に指紋センサーがあるのでテーブルの上に置いて使うときは認証できないのは、まあ仕方ないですよね。顔認証に対応していたら解決できますが14,400円のスマホにそこまでは求められない…。
Libero S10のスペック・性能
デュアルカメラの画質
Libero S10のリアカメラはデュアルカメラ仕様となっています。
- リア:1300万画素・F/1.8 + 200万(ポートレート)
- イン:500万画素
デュアルカメラとはいえ通常の写真は標準カメラだけで撮影しているので普通の画質ですね。明るいところであれば問題なくキレイな写真を撮影することができます
ただ、光学式手振れ補正など入っていないので少し暗いシーンになると手ブレしてしまうこともあるので、ちょっと扱いは難しいかも。
被写体が鮮やかだからというのもあると思うけど写真の発色は鮮やかです。多分、どのスマホでもいい感じに撮れちゃいそうな被写体ですね..。
Libero S10のカメラは夜になるとノイジーになります。光学式手ぶれ補正がないので手振れが起きる確率はかなり高いので、写真撮影が一気に難しくなりますね。
良い言葉で言うならレトロな感じに写る…といった感じ?
夜でも明るいところなら撮影はできますが、ホントに暗いところになると撮影は難しくなります。
Libero S10は人物の背景をぼかすことができるポートレートモード、ブツ撮り撮影でも使える背景ぼかし機能を搭載しています。しかも、撮影前にF値の調整もできるという…!
キレイに咲いている椿を普通の写真モードで撮影するとこんな感じです。
同じように椿を「背景ぼかし」モードのF2.0で撮影するとこんな感じで背景をぼかすことができます。
思ってたよりもキレイに背景をぼかしてくれるので驚きです。ポートレート専用のカメラを内蔵しているだけあります。
Libero S10は14,400円で買うことができる格安スマホです。明るいところなら普通に写真を撮ることができますし、十分なカメラ性能といっていいでしょう。
CPU・GPUの性能
Libero S10のCPUプロセッサはSnapdragon 450を採用しています。スナドラの400番台のプロセッサはエントリースマホに採用していることが多いですね。
Libero S10、Galaxy A20、iPhone 7のCPUの性能をGeekbench 5で比較してみました。
Libero S10 | Galaxy A20 | iPhone 7 | |
CPU | Snapdragon 450 | Exynos 7884B | A9 |
RAM | 3GB | 3GB | 2GB |
シングルコアCPU | 150 | 240 | 714 |
マルチコアCPU | 929 | 904 | 1173 |
GPU | 255(Open CL) | 811(Open CL) | 2815(Metal) |
Libero S10のCPUの性能はiPhone 6sとiPhone 7の間となっていて、Galaxy A20よりも少しだけ高いスコアとなっています。ただ、GPUのスコアが極端に低いのが気になるところではあります。
Antutuで性能の比較をしてみました。
Libero S10 | Galaxy A20 | iPhone 7 | |
CPU | Snapdragon 450 | Exynos 7884B | A9 |
RAM | 3GB | 3GB | 2GB |
総合 | 81804 | 112411 | 143802 |
CPU | 37615 | 46821 | 43579 |
GPU | 5686 | 15950 | 46212 |
MEM | 24354 | 26004 | 29547 |
UX | 14149 | 23636 | 24464 |
かなり厳しいスコアとなっていますね。エントリーモデルのGalaxy A20よりも70%ほどの性能しかありません。
とはいえ、2018年モデルのAQUOS sense2もSnapdragon 450を採用していますし普通にスマホとして使えます。
実際にブラウザでのインターネット、TwitterなどSNS、YouTubeといったコンテンツは問題なく見ることが可能でした。
ただ、動作は基本的にモッサリしています。
最新のハイエンドスマホに慣れてると投げつけたくなります。あくまでケータイから乗り換える方が使うのに良い端末なのかなぁと感じます。
普通のゲームならプレイできる
GPUの性能が低いのでゲームできないんじゃないの?と思うかもしれませんが、一般的なゲームであれば遊ぶことが可能となっています。
3Dグラフィックの荒野行動、DBレジェンド、ドラクエウォークなども起動して普通に遊ぶことができました。
数値上ではグラフィック性能が低いLibero S10でも最近のプロセッサであれば問題はないということなんでしょうね。
ちなみにEpic Gamesのアプリからダウンロード・インストールが必要となるフォートナイトはインストールできないので遊べません。注意です。
Libero S10 レビュー・評価:まとめ
Libero S10はワイモバイルで買うことができる格安スマホです。ドコモ・auからワイモバイルに乗り換えで端末価格がとにかく安いので安くスマホを持ちたい人におすすめのモデルとなっています。
- 端末価格が14,400円ととにかく安い
- 安いのにガラス筐体でチープ感のないスタイル
- 指紋認証で画面ロック解除ができる
- リアカメラが背景ぼかす機能に対応してる
Libero S10はとにかく安く買うことができるのが大きなメリットですが、大手キャリアのスマホのように余計なアプリが一切入っていない素のAndroidを使うことができるのも良いところ。
CPUの性能は低いですがゲームは普通に遊べるし特に問題はなさそうです。
- 基本的に動作はモッサリしている
- Felica(おサイフケータイ)に非対応
- Wi-Fi 5(ac)に非対応(b/g/nに対応)
動作は基本モッサリしているので5万円くらいのスマホから乗り換えたとしたら投げつけたくなると思います。
ケータイから乗り換えをする人、かなり昔の格安スマホを使っている人が乗り換えるのならアリな端末です。
また、Felicaには非対応なのでSuicaなどを登録して決済することはできません。なので、電子マネーを使いたいならLibero S10は使えないのでAndroid One S6を選びましょう。
オンラインショップがお得
事務手数料・頭金がかからない
ドコモ・au・ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは「ワイモバイルオンラインショップ」から手続きする事務手数料が無料になるなどメリットがあります。
- 事務手数料の3,300円が無料になる
- 端末購入の頭金(手数料)がかからない
- アウトレットで限定セールで安くスマホが買える
- 待ち時間がなく送料も無料
頭金は端末購入時にかかってくる手数料みたいなもので実店舗の代理店によっては5,000円〜10,000円ほどかかってくることがあります。そんな中で、ワイモバイルオンラインショップなら頭金は0円なので無駄なお金を支払う必要がなくなります。
家族がいると事務手数料も含めるとかなりの金額になってしまうので、少しでも安くワイモバイルに乗り換えをするならワイモバイルオンラインショップを活用するのがおすすめです。
ワイモバイルの評判・口コミはこちらをどうぞ。
ワイモバイルのメリット・デメリットはこちら。
そのほかのワイモバイルの端末はこちらです。
https://www.sin-space.com/entry/ymobile-osusumesumaho
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