AppleのiPhone SE(第4世代)はいつ発売しどんなモデルになるのか気になります。
iPhone SE(第4世代)は新筐体になって現在のiPhone 15、iPhone 15 Proと同じジェスチャー操作のiPhoneに生まれ変わると噂されていますが、まあそうですよね。
現在、価格の安いエントリー向けのiPhoneといえばiPhone SE(第3世代)でiPhone 8をベースとした端末なので少し古臭いのでiPhone SE4は端末の刷新は必然ではないでしょうか。
この記事では、iPhone SE(第4世代)のデザイン、サイズ、性能、スペック、いつ発売するのか噂されている情報を元に予想をしていきます。
個人的の予想も含まれてるので「あー、そうかもね。」「いや、それは違うんじゃない?」みたいなノリで楽しんでいただければと思います。
この記事の目次
iPhone SE4 の特徴
iPhone SE4がどのようなスペックになるか定かではないですが、噂や予想をまとめました。個人的にこうなるのでは?という部分も含まれています。
- 筐体デザインが刷新される
- Lightning廃止でUSB-Cポートを採用する
- サイズは6.1インチになる可能性がある
- パネル:有機ELディスプレイ
- SoC:A16 Bionic、メモリ:6GB
- ストレージ:128 / 256 / 512GB
- 生体認証:トップボタン式Touch ID(指紋)
- カメラ:広角 12MP・F/1.8、超広角:12MP・F/2.4
- インカメラ:12MP・F/1.9
- 通信:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、5G / 4G
- 発売日:2024年3〜4月(2025年延期に?)
iPhone SE4は本体デザインが新しくなって画面サイズが現在の4.7インチから大きくなる可能性が高くてフルディスプレイモデルに生まれ変わることになりそうです。
6.1インチの標準的な大きさになると見られていますが少し前まではiPhone XRと同じ筐体という噂で最新情報ではiPhone 13またはiPhone 12と同じフラットになるとのこと。
SoC(システムオンチップ)はiPhone 15のA16 Bionicを搭載しバッテリー容量も増えると考えられるのでiPhone SE(第4世代)はiPhone SE(第3世代)の弱点だったバッテリー持ちが改善するかもしれません。
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iPhone SE4 どうなる?
本体デザインが新しくなる
iPhone SEシリーズは過去のモデルと同じ筐体を使い回すことで端末価格を下げてますがSE4のために新しく設計しなおす可能性は低いです。
iPhone SE4で再利用される可能性のある過去モデルは以下のとおりでしょうか。
- iPhone XR:6.1インチ
- iPhone XS :5.8インチ
- iPhone 11:6.1インチ
- iPhone 12:6.1インチ
- iPhone 13:6.1インチ
- iPhone 14:6.1インチ
- iPhone 12 mini:5.4インチ
- iPhone 13 mini:5.4インチ
選び放題ですね。
さあ、それがiPhone SE4として相応しいモデルとなるか。
少し前まではiPhone XRをベースにすると言われてましたが最新情報によるとiPhone 14と同じ筐体を採用する可能性も出てきました。
ただ、iPhone 14は広角カメラのセンサーサイズが大きくてスペックが高くiPhone SE4にここまでのカメラ性能は求められてないと思うので、もしフラットデザインの筐体になるならiPhone 12をベースになるのではないでしょうか。
SE4に6.1インチってどうなの?
iPhone SE4のディスプレイサイズは色々と噂がありますが、一つはiPhone SE4は6.1インチのディスプレイになるというものです。
でも、6.1インチって戦略的に見て微妙じゃないですか?
というのも、すでに6.1インチのiPhoneは世の中に溢れています。現行モデルのiPhone 15、iPhone 14、iPhone 13同じ6.1インチで少し前までiPhone 12も販売されてました。
もし、iPhone SE4が6.1インチディスプレイで発売されるとメインとなるiPhone 14が売れなくなってしまうリスクを抱えることのなります。
そりゃそうですよね。同じ画面サイズで性能もそこそこ高いならiPhone 14じゃなくてiPhone SE4を買いますよ。
なので、6.1インチのiPhone SE4は売れるけど安いiPhoneはAppleとしても収益が落ちるので戦略的にないのではないかと考えられるわけです。
そもそも、iPhone SEシリーズは過去のモデルの筐体の使い回しをして価格を抑えて、古いモデルからなかなか乗り換えをしない層を狙っての端末だったはずです。
そんなに売れなくてもいい端末なんです。AppleはSEよりも単価の高いiPhone 14を売りたいはずなんです。
このグラフは2020年から2022年に販売されたiPhoneのモデルの割合です。
2021年で比較すると6.1インチのiPhoneは全体の60%を占めて4.7インチのiPhone SEは10%ほどしかありません。しかも、2021年で旧型だったiPhone 11が25%を占めていかに6.1インチが需要あるのか分かります。
売れる画面サイズでわざわざ安いiPhone SE4を投入するメリットはAppleによっては何一つないと考えるとが自然ではないでしょうか。
5.8インチの可能性もありそう
6.1インチ以外のiPhoneで考慮すると5.8インチのディスプレイを搭載したiPhone XSをベースとしたiPhone SE4の可能性はあり得そうです。
個人的には5.8インチのiPhone SE4だったら6.1インチのiPhone 14よりも持ちやすく機種変更したいくらいで5.8インチのiPhoneがラインナップから消えて3年経ってるので復刻モデルとして復活したらいいですよね。
ただ、日本では5.8インチのiPhoneはかなり売れる気がするので「売れなくてもいいモデル」に相反するかもしれませんが、米国などでは大きい方が売れる傾向があります。
5.8インチのiPhone SE4は戦略的にも絶妙なバランス感覚で現行モデルとの画面サイズの重複も避けられるの問題なさそうです。
5.4インチのminiサイズだったら嬉しい
個人的には5.4インチの画面サイズでiPhone SE4が登場したらめちゃくちゃ嬉しいです。というか、5.4インチでiPhone SE4は出すべきではないかと思ってるほどです。
2022年9月に発売したiPhone 14シリーズは6.7インチのiPhone 14 Plusが投入した代わりにminiを廃止しており現在は5.4インチモデルを買うならiPhone 13 miniを選ぶことになります。
そして、2023年9月発売のiPhone 15によってiPhone 13 miniの販売を終了し、iPhone 15 miniの発売の可能性も低く2023年9月以降は5.4インチのiPhoneを買えなくなります。
この状況は過去のiPhone 5s、iPhone 8と似てます。
- iPhone 5s(4インチ)→ iPhone SE(第1世代)
- iPhone 8(4.7インチ)→ iPhone SE(第2/3世代)
Appleは廃止した画面サイズを「iPhone SE」で復活させてるので、iPhone SE4で廃止となった5.4インチを復活される可能性はあるのではないでしょうか。
タイミング的にもiPhone 13 miniは2023年9月で販売終了してちょうど良いですよね。半年のブランクを経て5.4インチのiPhone SE4が発売となれば日本ではそれなりに売れそうです。
米国では売れないでしょうがお金を持ってる地域で売り上げ単価が落ちるiPhone SEは売れてほしくないのがAppleの本音でしょうし、それで問題ないのではないでしょうか。
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ディスプレイは液晶か、有機ELか?
6.1インチのディスプレイならiPhone XRまたはiPhone 11の液晶ディスプレイを搭載しそうですが、5.8インチと5.4インチの液晶はないので有機ELディスプレイになる可能性があります。
ただ、ある程度の数が出ればiPhone SE4のために5.8インチ、または5.8インチの液晶ディスプレイを開発してでもコストダウンするかもしれません。
というのも、iPad(第10世代)はiPad Air(第5世代)と同じ画面サイズでありながらもコストダウンと差別化のためにフルラミネーション非対応の廉価パネルをわざわざ開発しています。
つまり、コストダウンと差別化のために液晶についてはどのサイズでも専用に開発する可能性はあるのです。
カメラはシングルか、デュアルか?
iPhone SE(第3世代)のリアカメラは1200万画素のシングルカメラを搭載していますが、これはiPhone 8と同じカメラをそのまま使い続けています。
となると、iPhone SE(第4世代)のリアカメラも旧iPhoneのカメラシステムをそのまま使えるので、もし、iPhone 13、12をベースとした筐体を採用した場合は広角と超広角のデュアルカメラになりそうです。
iPad(第10世代)は新しく設計し直してるので廉価モデルもテコ入れする可能性はありますが、端末を設計し直すということは開発費も高くなるのでSEにそれはないかなと。
何よりも価格の安い他社のAndroidスマホは普通に超広角カメラを搭載してるので、iPhone SEシリーズもそろそろデュアルカメラを搭載しても良い頃合いですよね。
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SoCはA16 Bionicか、A15 Bionicか?
iPhone SE4のSoC(システムオンチップ)はiPhone 14 Proと同じA16 Bionicを搭載すると見られています。
SEシリーズは廉価版モデルではありますが、SoCは最新の性能の高いチップを採用してるのでiPhone SE4も同じ流れにはなると考えられます。
2024年4月発売ならiPhone 15 ProのA17 Proになるのでは?
…となりますが、iPhone 14はA16 Bionicではなく1世代前のA15 Bionic(5GPU)なので1世代前のA16 Bionicになる可能性が高く、むしろA15 Bionic(5GPU)もあり得そうです。
メモリとストレージ容量
メモリはSoCに組み込まれてるのでA16 Bionicを採用した場合は6GBとなります。A15 Bionicの場合はiPhone 13のA15 Bionic(4GPU)が4GBなので4GBのままになる可能性はあります。
ストレージ容量はiPhone SE(第3世代)は64GB、128GB、256GBとなっていますが、iPhone SE(第4世代)はそろそろ最小容量が128GBになって欲しいですね。
5〜6万円のスマホはAndroidでもすでに128GBが標準となっていますし、最小容量が64GBのままは正直ツラいので「128 / 256 / 512GB」の3つの容量になることに期待です。
生体認証はFace IDか、Touch IDか?
iPhone SE4の生体認証は一部情報によるとiPad Air 5、iPad mini 6で採用しているトップボタン式Touch IDが搭載するとのことです。
iPhone SEは旧型モデルの筐体の使い回しをしてコストダウンを図ってる従来の考え方だと相反することになります。
ボタン式のTouch IDは端末の金型を変更するか、同じ筐体ならTouch IDのボタンの形状をiPhone SE4のものに設計のし直しが入ってしまいます。(iPadのトップボタンは形状が少し大きい)
と考えると普通にFace IDを搭載するのでは?
…となりますが、TrueDepthカメラよりもTouch IDの方がコストを抑えられるそうで大量生産になると作り替えたほうが安くなることもあります。
iPad(第10世代)など低価格モデルもTouch IDを搭載してるのでiPhone SE4の生体認証は設計変更してでもサイドボタン式Touch IDを採用して差別化する可能性はありそうですね。
充電ポートはUSB-Cを採用
iPhone SE4の充電ポートはUSB-Cを採用します。
LightningポートはEUがスマートフォンなどの電子機器におけるUSB Type-Cポートの搭載義務化を承認したことで2024年秋までに切り替えが求められていて、iPhone 15と見られるパーツもUSB-Cに切り替わる可能性が高くなっています。
2024年春に発売ならiPhone SE4はLightningではなくUSB-Cポートになるのは間違いなさそうです。
MagSafe充電はどうなる?
気になるのはiPhone SE4がMagSafe充電に対応するかどうかです。
Qiワイヤレス充電はiPhone SE(第3世代)ですでに対応済なので対応するでしょうがMagSafeは通常ラインナップとの差別化で搭載しない可能性はありそうです。
発売日は2024年3〜4月か
iPhone SE4の発売は2024年3〜4月が有力視されています。
- iPhone SE(第1世代):2016年3月31日
- iPhone SE(第2世代):2020年4月24日
- iPhone SE(第3世代):2022年3月18日
SEシリーズはいずれも春に発売していてメインのiPhoneの発売日から半年ズラして販売に影響がないように考慮しており、iPhone SE4も春に発売される可能性が高いようですね。
追記:一部情報では2024年にもiPhone SE(第4世代)は発売しないという噂もありますが…どうでしょうね?さすがに価格の安いiPhoneは必要だと思うので発売すると思うんですけど。
2025年に延期される説
iPhone SE4が2025年まで発売されない噂も出てきてます。
Appleが通信モデムの独自チップを開発してると言われていますが、そのチップをiPhone SE4で初めて搭載するために延期という説があるみたいですね。
メインストリームとなるiPhoneでいきなり独自のモデムチップを搭載するのではなく廉価モデルから搭載して実績を作っていく…ようですが、モデムのために価格の安いiPhoneの発売をずらすことはあるのか少し疑問を感じます。
iPhone SE4の端末価格
iPhone SE(第4世代)は価格を抑えた低価格モデルとなるので手にしやすい端末価格になるはずですが、現行のiPhone SE(第3世代)は米国価格429ドル(税別)で日本価格が62,800円(税込)となっています。
- iPhone SE3:429ドル – 62,800円
- iPhone SE4:499ドル – 72,800円(?)
- iPhone 12:599ドル – 92,800円
- iPhone 13 mini:599ドル – 92,800円
- iPhone 13:699ドル – 107,800円
iPhone SE4の端末価格は米国価格はおそらく据え置きの429ドルか、デザインが新しくなった新型特需で499ドルあたりに値上げされる可能性もありそうなので日本円で72,800円あたりが妥当なところでしょうか。
もう少し安くして欲しいところですがね…
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iPhone SE4 サイズ・スペック(噂・予想):まとめ
iPhone SE(第4世代)が発売されるとするなら2024年3〜4月に登場すると見られていますが、リーク情報も有名リーカーの予想でしかないものばかりでどのような端末になるかは不明です。
ただ、普通に考えて売れ筋の6.1インチのディスプレイを搭載したiPhone SEを発売してAppleの売り上げを落とすようなことはしないはずです。
なので、6.1インチ以外のディスプレイを搭載した価格の安いモデルになる可能性が高くて、個人的には5.8インチのiPhone XSをベースにしたモデルか5.4インチのiPhone 12 miniをベースにしたモデルになるんじゃないかなと思っています。
もし、5.8インチになったらiPhone 11 Pro以来の画面サイズですし、フルディスプレイに切り替わった記念モデルとも言えるiPhone Xとも同じ大きさでなんとなくプレミアム感が出ていいですよね。
参考サイト:MacRumors
→ iPhone 15 Pro・14 Pro、iPhone 15・14の比較はこちら
https://sin-space.jp/iphone15mini-revival
今15 Pro使っていて、SE4出たら買い換えるか悩むくらいですが、他の製品ラインとの兼ね合いが難しそうですね。巷ではアクションボタンが搭載されるとかいう話もありますが、それってAppleに何もメリットないと私は思いますね。願望をそのまま予想ととらえて発信してる人も多そうです。スペック的にはSE3で既に物凄く高いんですよね。13と同じチップで14無印ともかなり近いスペックなので、上位モデルとの差が詰まってきてるのがAppleを悩ませてると思います。この辺りを考慮すると発売するのは先(2025年春以降?)のような気もします。今のタイミングで出すなら、当然USB-Cにするでしょうし、それしたら14の立場がなくなるのでありえないかなと思ってます。14無印はダイナミックアイランドもUSB-Cもないので。