
iPhone 11、iPhone 11 Proが発売したことでiPhone XSは販売終了、iPhone SE(第2世代)が発売したことでiPhone 8も販売を終了し一部の格安通信キャリアか中古で手に入れることになる端末となっています。
iPhone XSはA12 Bionic、iPhone 8はA11 Bionicチップを搭載していて、まだまだ現役で使うことができる性能となっています。
ということで、iPhone XSとiPhone 8の違いについてスペック・使いやすさ・価格で比較しているのでこれから購入を検討している方は参考にしてみてください。
この記事の目次
iPhone 8を選ぶメリットとは?
iPhone 8は2017年に発売した端末ですが、2018年のiPhone XS・XR、2019年のiPhone 11・11 Proの発売によってiPhone 8は50,800円に値下げしました。iPhone 11の78,800円よりも28,000円も安く買えるようになったんですね。
そして、2020年4月24日にiPhone SE(第2世代)が発売したことでiPhone 8はAppleでの販売は終了となっています。
- 本体サイズが小さくて軽い
- ホームボタンと指紋認証を使える
- 基本性能はそこそこ高い
- 端末価格が11やXSより安い
iPhone 8はホームボタンを搭載しているのでマスクをしていて指で画面ロック解除ができます。また、A11 Bionicを搭載しているので動作も快適でまだまだ現役で使うことができる性能を持っています。
- 最先端の機能を使える
- ジェスチャー操作ができる
- 顔認証のFace IDを使える
- スペックがiPhoneの中で最高峰
- カメラの画質が綺麗
iPhone XSは端末価格が高いですが、それに見合った性能を持っていて最先端のスペックを体感することができます。iPhone XSのジェスチャー操作は慣れるとiPhone 8に戻ることができないくらい快適な操作性を実現しています。
2018年モデルのiPhoneは5.8インチのiPhone XS、6.1インチのiPhone XR、6.5インチのiPhone XS Maxの3つありますが、iPhone XRは価格は安いですがサイズが大きく比較対象から外れてしまう方が多いのです。

そもそもiPhone XSは端末価格が高いのでiPhone 8と比較するのもおかしいだろうと思う方もいるかもしれません。価格で比較するとiPhone 8とiPhone XRを比較することになります。
iPhone 8は価格が安い
Apple Storeの端末価格
iPhone 8はiPhone XSと比べて安いので、価格の安さがiPhone 8を選ぶ最大のメリットといっていいでしょう。iPhone XSが発売されたときの価格は以下の通りです。
iPhone 8 | iPhone XS | 差額 | |
64GB | 67,800円 | 112,800円 | 45,000円 |
256GB | 84,800円 | 129,800円 | 45,000円 |
512GB | – | 152,800円 | – |
iPhone XSってめちゃくちゃ高いですよね。45,000円も高くなってもスマホとして出来ることに大差ないことを考えるとiPhone 8の価格の安さはとても魅力的です。
なお、現在はiPhone XS、iPhone 8ともにApple Storeでの販売は終了しています。
ドコモのiPhone 8の実質端末価格

ドコモ版のiPhone 8とiPhone XSの端末価格を比較してみました。
iPhone 8 64GB | iPhone XS | |
端末価格 | 73,800円 | 118,800円 |
24回払い | 3,075円 | 4,950円 |
36回払い | 2,050円 | 3,300円 |
スマホおかえしプログラム | 実質49,200円 | 実質79,200円 |
ドコモは2019年6月より料金プランを値下げする代わりに端末割引を廃止しており、代わりに25ヶ月後に端末を返却することで残債を支払わなくてもいい「スマホおかえしプログラム」をスタートしています。
iPhone 8とiPhone XSの価格差は3万円ほどとなっているのでApple Storeよりも差が少なくなっていますね。通信料金を含めた金額はこんな感じになります。
iPhone 8 | iPhone XS | |
ギガライト(〜3GB) | 3,980円 | 3,980円 |
5分かけ放題 | 700円 | 700円 |
端末価格 | 2,050円 | 3,300円 |
月々の通信料金 | 6,730円 | 7,980円 |
端末割引のあったプランの月々の料金はiPhone XSは月々8,500円、iPhone 8を選ぶことで月々6,400円でしたが、新プランだとiPhone XSは月々7,980円、iPhone 8は月々6,730円となり、iPhone 8の方が月々の通信費用を1,200円ほど抑えることが可能となります。
家族で使う場合は契約回線に合わせて上記料金から割引(2回線で500円、3回線で1,000円の割引)を受けることができます。
さらに、ドコモ光やdカードGOLDを組み合わせるとさらに安くなるので、せっかくならドコモに統一してしまった方がトータルの通信料金を下げることが可能となっています。
https://www.sin-space.com/entry/docomo-iphone8-pricedownドコモ、au、ソフトバンクのiPhone 8の料金
ドコモ、au、ソフトバンクでiPhone 8に乗り換えた場合の月々の料金を試算してみました。国内通話5分かけ放題に4GB〜5GBのデータ通信をしたと仮定しています。
iPhone 8(64GB) | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
基本料金 | 〜5GB :4,980円 | 〜4GB:4,480円 | 〜5GB:5,980円 |
5分かけ放題 | 700円 | 700円 | 2,000円 |
端末価格 | 2,050円(36回払い) | 1,898円(48回払い) | 1,667円(48回払い) |
月々の通信料金 | 〜36ヶ月:7,730円 〜48ヶ月:5,680円 | 〜48ヶ月:7,078円 | 〜12ヶ月:8,647円 〜48ヶ月:9,647円 |
ドコモよりもauの方が月々の料金は安くなりますが、ドコモは端末の支払いが36ヶ月で完了するので37ヶ月目以降はドコモの方が安くすることが可能となります。
iPhone XSにすると単純に端末代金が上乗せとなります。
ドコモ、au、ソフトバンクでiPhone 8に乗り換えた場合の月々の料金を試算してみました。国内通話5分かけ放題に4GB〜5GBのデータ通信をしたと仮定しています。
iPhone XS(64GB) | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
基本料金 | 〜5GB :4,980円 | 〜4GB:4,480円 | 〜5GB:5,980円 |
5分かけ放題 | 700円 | 700円 | 2,000円 |
端末価格 | 3,300円(36回払い) | 2,481円(48回払い) | 2,639円(48回払い) |
月々の通信料金 | 〜36ヶ月:8,980円 〜48ヶ月:5,680円 | 〜48ヶ月:7,661円 | 〜12ヶ月:9,616円 〜48ヶ月:10,616円 |
やはり、iPhone XSにするとどのキャリアも月々の料金が高くなってしまいますね。ドコモで比較するとiPhone 8は月々7,730円なのに対して、iPhone XSは2,200円も高い8,980円になってしまいます。
やはり、iPhone XSよりもiPhone 8を選べばいい?
サイズが小さくて使いやすい
iPhone 8は4.7インチディスプレイ、iPhone XSは5.8インチディスプレイを搭載しているので、当然ながらiPhone 8の方が本体サイズが小さくて重量も軽くなっています。

iPhone 8 | iPhone XS | |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.8インチ |
本体サイズ | 138.4 x 67.3 x 7.3 | 143.6 x 70.9 x 7.7 |
重量 | 148g | 177g |
縦横の大きさだけでなく本体の厚さもiPhone XSは7.7mmあるのに対してiPhone 8は7.3mmと少しだけ薄くなっていて、重量もiPhone XSよりもiPhone 8の方が30gも軽いので、iPhone 8の方が手で持った時の感覚がかなり良いです。
また、iPhone XSよりもiPhone 8の方がサイズがコンパクトなので片手操作がしやすく全体的に使いやすいといっていいでしょう。
指紋認証のTouch IDを搭載している
iPhone 8はホームボタンを搭載している最後のiPhoneで指紋認証のTouch IDを使ってロック画面を解除したりApple Payの決済処理をすることができます。
最新のiPhoen XSは顔認証のFace IDを搭載しています。Face IDの使い勝手は良好ですがマスクをしていると全く使えない欠点もあり万能ではありません。
- マスクをしていると顔を認証できない
- 寝起きも顔を認証しにくい
- 布団の中でも認証しにくい(布団でカメラが隠れる、顔が近すぎる、顔がたるむなど)
新型コロナでマスクを使うことが増えていますが顔認証のiPhone XSだと顔を認証できずスリープ解除するたびにパスコード入力しないといけないのがとても面倒くさいですよね。
冬は風邪予防でマスク、春は花粉症対策でマスクするという方も多いですが、マスクをよく装着している方はFace IDを搭載しているiPhone XSは使いにくいので指紋認証のTouch IDを使えるiPhone 8を選ぶ価値があるでしょう。
もちろん、指紋認証のTouch IDにも欠点はあります。
- 手汗で指紋を認証できないことがある
- 手袋をしていると指紋を認証できない
- 手荒れしていると指紋を認証できない
なので、どちらの生体認証が自分に合っているかで選ぶのがいいでしょう。
iPhone 8は現役で使える?
iPhone 8はA11 Bionicプロセッサを搭載しています。
A11 BionicはApple初の機械学習ができるニューラルエンジン専用チップを内蔵した高性能プロセッサとなっており、2019年現在も十分すぎるほどの性能を持ったチップとなっています。
参考までにiPhone 7に採用されているA10 Fusionとの違いも比較しています。
iPhone 7 | iPhone 8 | iPhone XR | iPhone XS | |
CPU | A10 Fusion 2コア + 2コア | A11 Bionic 2コア + 4コア | A12 Bionic 2コア + 4コア | |
GPU | PowerVR 7XT GT7600 Plus 6コア | Apple GPU 3コア | Apple GPU 4コア | |
RAM | 2GB LPDDR4 | 2GB LPDDR4X | 3GB LPDDR4X | 4GB LPDDR4X |
Neural Engine | – | 2コア(毎秒6,000億回) | 8コア(毎秒5兆回) | |
プロセスルール | 16nm FinFET | 10nm FinFET | 7nm FinFET |
各プロセッサの性能をGeekbench 4で計測してみました。
A10 Fusion | A11 Bionic | A12 Bionic | |
シングルコアCPU | 3549 | 4241 | 4776 |
マルチコアCPU | 6064 | 10104 | 11448 |
Metal(GPU) | 12858 | 14966 | 14966 |
iPhone XS・XRに搭載しているA12 Bionicの性能が高いのは間違い無いですが、iPhone 8のA11 Bionicのスコアも高性能で、iPhone 7のA10 FusionよりもCPUが70%、GPUは20%ほど性能が高くなっています。
ニューラルエンジンを搭載しているのでスコア以上にA11 Bionicの性能は高いものになっているといっていいでしょう。
参考までにiPhone 8(A11 Bionic)とiPhone XR(A12 Bionic)のSafariでのブラウザの読み込み速度と地図アプリの読み込み速度を動画で比較してみました。左がiPhone 8で右がiPhone XRです。
ブラウザの読み込み速度はiPhone 8よりもiPhone XRの方が画面が切り替わって表示されるまでの速度が速くなっていますが、場合によってはiPhone 8の方が速いこともあるのでブラウザの表示速度の差はそれほどないのかなーと思います。
地図アプリの表示速度もiPhone XRの方が高速ですが、iPhone 8でもストレスなく表示しているので実用では全く問題ないレベルになっているのではないでしょうか。
iPhone 8とiPhone XSの違いを比較
iPhone 8とiPhone XSのスペックの違いを比較してみましょう。
iPhone 8 | iPhone XS | |
ディスプレイ | 4.7インチ Retina HD 液晶 | 5.8インチ Super Retina HD 有機EL |
解像度 | 1,334 x 750 (326ppi) | 2,436 x 1,125 (458ppi) |
操作方法 | ホームボタン | ジェスチャー |
生体認証 | Touch ID | Face ID |
CPUプロセッサ | A11 Bionic | A12 Bionic |
RAM | 2GB | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB、256GB | 64GB、256GB、512GB |
リアカメラ | 1200万画素(ƒ/1.8)、光学式手ぶれ補正、自動HDR | デュアル1200万画素(広角:ƒ/1.8、望遠:ƒ/2.4)、デュアル光学式手ぶれ補正、スマートHDR |
動画撮影 | 4K/60fpsに対応 | 4K/60fpsに対応、拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)、ステレオ録音 |
フロントカメラ | 700万画素、自動HDR | 700万画素、ポートレートモード、スマートHDR |
LTE通信 | 4G LTE-Advanced | 4×4 MIMOとLAA対応ギガビット級LTE、デュアルSIM |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |
NFC | リーダーモード対応NFC、FeliCa対応 | リーダーモード対応NFC、予備電力機能付きエクスプレスカード、FeliCa対応 |
その他 | ワイヤレス充電(Qi)対応、30分最大50%の高速充電対応 | |
バッテリー | 連続通話時間:14時間 インターネット:12時間 ビデオ再生:13時間 オーディオ再生:40時間 | 20時間 12時間 14時間 60時間 |
耐水防塵性能 | IP68(水深2mに30分間耐えれる) | IP67(水深1mに30分間耐えれる) |
サイズ | 143.6 x 70.9 x 7.7 | 138.4 x 67.3 x 7.3 |
重量 | 148g | 177g |
端末価格 | 67,800円 | 112,800円 |
iPhone 8よりもiPhone XSの方が端末価格が45,000円も高いので間違いなく性能は高くなっています。しかし、その性能が必ずしも必要ということはありません。本当にそれが必要かどうかを見極めてiPhone 8を選ぶかiPhone XSを選ぶかを決めましょう。
iPhone XSの方が優れているところ
画面が大きくて解像度が高い
iPhone 8は4.7インチ(1,334 x 750ピクセル)、iPhone XSは5.8インチ(2,436 x 1,125ピクセル)のディスプレイを搭載しています。iPhone XSの方が一度に表示できる情報量が多くなっています。
- iPhone 8:4.7インチ(1,334 x 750ピクセル、326ppi)
- iPhone XS:5.8インチ(2,436 x 1,125ピクセル、458ppi)

ブラウザ表示やTwitterのタイムライン表示はiPhone 8よりも画面解像度の高いiPhone XSの方が効率よく表示させることができます。
また、iPhone 8は液晶ディスプレイ、iPhone XSは有機ELディスプレイが採用されていますが、一般的に有機ELの方が画質が良いと言われていますが液晶の画質もかなり良いので正直なところ違いがよく分からないのが実情です。
解像度の違いも目を凝らしてみてやっと違いがわかる程度なので、あまり気にしなくてもいいのかな。
顔認証のFace IDが使える
iPhone XSは顔認証のFace IDを使うことができます。

自分の顔を登録しておくことでiPhoneを持ち上げて画面を見るだけで顔を認証してくれて画面ロック解除やApple Payによる決済をすることが可能です。ただし、Face IDは以下のシチュエーションが苦手でスムーズに画面ロック解除をすることができないことがあります。
- マスクをしていると認識できない
- 寝起きは認識しにくい
- 布団の中に入っていると認識しにくい
- 本体を横にして使うと認識できない
特に風邪引いたり、花粉でマスクをしていると100%顔認証を使うことができないので、毎回パスコード入力をして画面ロック解除をすることになるので、とても不便で仕方ないですね。
なので普段からマスクを装着している方は絶対にiPhone XS、XS Max、XRを選んではいけません。指紋認証のTouch IDを搭載しているiPhone 8/8 Plusを選んだ方が良いと思います。
なお、暗いところでの認証率は個人的には特に問題はありません。使う人によっては暗いところだと顔を認識しないという場合もあるみたいです。布団の中でiPhoneを使っていて顔が近くなると認識しなくなることはありますが、慣れることができればそんなもんです。
ジェスチャー操作ができる
iPhone XSはホームボタンを搭載していないので基本的な操作はジェスチャーですることになります。ロック画面の解除はFace IDを使うことで画面下から上にスライドするだけで簡単にすることができます。

最初は慣れるまで戸惑いを覚えますが、iPhone XSのジェスチャー操作に慣れてしまうと従来のホームボタンを使った操作に戻ることができないくらい使いやすいものになっています。ジェスチャー操作を使いたい方は最新のiPhone XSを選ぶと良いでしょう。
カメラで白とびしにくい
iPhone 8にもHDR機能が搭載されているので逆光写真も比較的綺麗に撮影することができますが、iPhone XSはニューラルエンジンの機械学習を使ったスマートHDRというさらに白とびしにくいカメラに進化しています。

iPhone 8だと白とびしている雲がスマートHDRなら綺麗に表現することが可能となっています。

夜間撮影でも白とびしがちな電光掲示板などもしっかり撮影することができるのが本当にスゴイところ。
また、iPhone XSはデュアルカメラ仕様となっていて背景をぼかすことができるポートレートモードを使うことができ、雰囲気のある写真を撮影することが可能となっています。
とはいえ、iPhone 8のカメラの画質が駄目という訳ではなく、iPhone 8のカメラでもかなり綺麗な写真を撮影できるのであまり写真の画質にこだわらないならiPhone XSを購入する必要はないのかなと思います。
iPhone 8の方が優れているところ
本体サイズが小さくて軽い
iPhone 8は4.7インチのディスプレイを搭載していて本体サイズも大きくなっている最近のスマホと比べると小さな端末となっています。本体の厚みも薄いのでiPhone XSと比べてもかなり持ちやすく使いやすくなっています。

iPhone 8 | iPhone XS | |
ディスプレイ | 4.7インチ | 5.8インチ |
サイズ | 143.6 x 70.9 x 7.7 | 138.4 x 67.3 x 7.3 |
重量 | 148g | 177g |
iPhone XSも片手操作をしようと思えば可能ですが、手が小さい女性の方だとやはり少し端末が大きいと感じてしまうでしょう。
しかし、iPhone 8なら普通に片手操作することができるサイズにまとまっているので、操作性を重視するのならiPhone 8を選ぶメリットは大きいのではないでしょうか。
ホームボタンとTouch IDを搭載している
iPhone 8はホームボタンと指紋認証のTouch IDを搭載しています。おそらく、ホームボタンを搭載する最後のiPhoneになるでしょう。つまり、従来型のiPhoneの完成モデルはiPhone 8ということになります。

Face IDも使いやすくてとても良いのですが、マスクをしていると顔を認証させることができません。普段からマスクをしている方にとってはiPhone XSは最悪に使いにくい端末なんですよね。
しかし、iPhone 8はTouch ID内蔵式のホームボタンを搭載しているのでマスクを装着している方でも快適に画面のロック解除をすることができます。わざわざマスクをずらして解除する必要がないのです。
基本性能をしっかり押さえている
その他の性能もiPhone 8はiPhone XSよりも控えめとなっていますが、基本的なスペックはしっかりと押さえているので普通に使う上で使いにくいと感じること感じることはほぼありません。
iPhone 8 | iPhone XS | |
Wi-Fi | MIMO対応802.11ac Wi-Fi | |
LTE | 4G LTE-Advanced(受信800Mbps、送信150Mbps) | ギガビット級LTE(受信1Gbps、送信150Mbps) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |
Apple Pay | エクスプレスカード、FeliCa | 予備電力機能付きエクスプレスカード、FeliCa |
ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電(Qi充電器に対応) | |
耐水防塵性能 | 水深1mで最大30分間の耐水性能 | 水深2mで 最大30分間の耐水性能 |
iPhone XSのApple Payは予備電力機能付きのエクスプレスカードに対応しているので、電車にSuicaを使って乗った時にiPhoneのバッテリーがなくなって電源が切れてしまったとしてもSuicaを使うことができる便利な機能が搭載されています。
東京に住んでいて電車に乗りことが多いならiPhone XSの方が安心感がありますが、バッテリーが切れてしまうことって滅多にないですし、不安なら価格の安いiPhone 8を購入してモバイルバッテリーも合わせて購入することで、バッテリー切れで困るということが無くなるのではないでしょうか。
https://www.sin-space.com/entry/2016/10/25/143441
iPhone 8を買うべき人は
iPhone XSではなくてiPhone 8を買うべき人は以下のような人です。
- 少しでも安い価格でiPhoneを購入したい
- 普段からマスクを装着している
- ホームボタンを使って操作したい
- 指紋認証のTouch IDを使いたい
- コンパクトで軽いiPhoneがいい
- 片手でiPhoneを操作をしたい
- カメラの画質は普通でいい
iPhoneは熟成期に入ったため近年発売したiPhoneであれば出来ることはほとんど変わりません。
超高いiPhone XSを購入したとしても安いiPhone 8を購入したとしても生活の質は変わらないでしょう。むしろ、iPhone 8を購入して余った資金でワイヤレスイヤホンのAirPodsやタブレットのiPadなど購入した方が生活が豊かになること間違いなしです。
iPhone XSを買うべき人は
iPhone 8ではなくてiPhone XSを買うべき人は以下のような人です。
- 最先端のiPhoneを使いたい
- 顔認証のFace IDを使いたい
- カメラの画質にこだわりたい
高くてもいいから最先端のiPhoneを使いたいならiPhone XSを選ぶことになります。また、手荒れがスゴイ、手汗が凄くてTouch IDが認識しずらいという方はFace IDを搭載しているiPhone XSを使った方がいいでしょう。
まとめ:iPhone 8は安くて高性能なのでおすすめ!
iPhone 8/8 Plusは2017年9月に発売の端末ですが、まだまだ現役で使うことができるiPhoneで長く使えるモデルになっています。iPhoneの寿命はiOSがサポートされているかどうかで判断することができます。
- iOS 12(2018年9月〜):iPhone 5s以降
- iOS 13(2019年9月〜):iPhone 6s以降
- iOS 14(2020年9月〜):iPhone 6s以降
- iOS 15(2021年9月〜):iPhone 7以降(?)
- iOS 16(2022年9月〜):iPhone 8/X以降(?)
- iOS 17(2023年9月〜):iPhone XS以降(?)
この流れでいけばiPhone 8/8 Plusは2022年9月までiOSのアップデートを受けることができ、今買ったとしても少なくとも2年は使えるので安心して買うことができます。
なお、もっと安くiPhoneを手に入れたいなら2016年9月に発売したiPhone 7でもいいと思います。iPhone 7(32GB)はY!mobileやUQ mobileなどの格安SIMでもセット購入することができます。
iPhone 8とiPhone 7の違いについてはこちらの記事を参考にしてください!
現在販売されている全てのiPhoneの比較はこちらをどうぞ!
2020年秋発売のiPhone 12の情報はこちらです。
iPhoneを買ったら合わせて購入しておきたいiPhoneの周辺機器とアクセサリー、iPhoneの本体カラー、iPhoneのおすすめ容量の選び方などはこちら。
iPhoneにおすすめの格安SIMはこちらです。
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