
この記事では、iPhone 15(2023)を待つべきかどうか書いています。
AppleのiPhone 15(2023)は例年通りのスケジュールでいけば2023年9月に発売することになりますが、iPhone 15を待つべきか、それとも現行モデルのiPhone 14を買ってしまっていいのか迷いますよね。
結論としては、2022年6月頃まではiPhone 15を待つ必要はないです。見た目や性能で14シリーズでいいかなと思ってるならサクッと好きなサイズ、スペックのiPhone 14・14 Proを買うのがベストです。
待つのは時間が勿体ないですしiPhone 15が素晴らしいスペックで登場したとしても売却してしまえば少ない費用でアップデートも可能です。
ということで、「iPhone 15を待つべき理由」と、「待たなくてもいいよ。iPhone 14を買っちゃいましょう。」について書いていくのでiPhone 14にしようか、iPhone 15を待つか迷ってるよーって方は参考にしてみてください。
この記事の目次
iPhoneは毎年9月に新型モデルが登場
iPhoneは毎年9月〜10月の秋に新型モデルが登場していますが、2020年は感染症拡大の影響もあって10〜11月と発売が遅れましたが、iPhone 13、iPhone 14は従来通り9月に発売しています。
歴代のiPhoneの発売をまとめました。
- iPhone 14:2022年9月
- iPhone 13:2021年9月
- iPhone 12:2020年10月〜11月
- iPhone 11:2019年9月
- iPhone XR:2018年10月
- iPhone XS:2018年9月
- iPhone X:2017年11月
- iPhone 8:2017年9月
- iPhone 7:2016年9月
- iPhone 6s:2015年9月
iPhone 6以前のモデルは省いてますが、iPhone 5以降は9月に発売し1年置きに新モデルが登場する流れは今後も続くと思われるので、2023年9月にはiPhone 15が発売されるのは確定事項と言い換えることもできます。
iPhone 14が発売された瞬間にiPhone 15の発売が1年を切ってるのは早いですよね。
製品サイクルは本当に早いというか、そろそろ1年置きに新型を発売しなくてっもいいのではって気もしますが、2023年もしっかりiPhone 15が発売となります。
iPhone 15はこんな端末になる(らしい)
iPhone 15は基本スタイルはiPhone 14のデザインを維持しながらもサイドフレームの角が丸みのあるスタイルに変更となると噂れています。

カメラの出っ張りは相変わらず大きいままですが、無印のiPhone 15もダイナミックアイランドを搭載するなどし、iPhone 14 Proの機能の一部がスタンダードモデルに降りてくることになります。
画面サイズが6.1インチ、6.7インチの2種類になってスタンダードモデルの2機種、プロモデル2機種の合計4機種となります。
- 本体デザインが丸みのあるスタイルに刷新
- Lightning廃止でUSB-Cポートを採用する
- 画面サイズは6.1インチと6.7インチの2種類
- それぞれスタンダードとプロの2モデルが存在する
- Dynamic Islandが全モデルに搭載する
- 15 Pro / 15 Pro MaxはA17 Bionicを採用
- 15 / 15 PlusはA16 Bionicを採用
- Pro Maxは「iPhone 15 Ultra」になる
- 15 Ultraはペリスコープ望遠レンズを搭載
- プロモデルの筐体素材はチタンになる
- Wi-Fi 6Eに対応する
- 2023年9月に予約、発売を開始する
ディスプレイのベゼルの幅はより狭くスタイリッシュになって、iPhone 15 ProはSoCにA17 Bionicになって性能が向上し、iPhone 15はiPhone 14 Proと同じA16 Bionicを搭載しそうですね。
iPhone 15の詳細についてはこちらの記事で随時情報を更新しております。
→ 新型iPhone 15、発売はいつ?スペック新機能など噂・予想まとめ【2023】
iPhone 15を待つべきか?
iPhone 15を待つべき理由は少ない
新型のiPhone 15を待つべき理由をまとめました。
- A17 Bionicの電池持ち改善に期待したい
- USB-Cポートを使いたい
- チタニウムのiPhoneが欲しい(可能性は?)
- iPhone 14が欲しいので費用を抑えたい
といっても、iPhone 15を待つべき理由はほとんどないんですよね…。どう頑張っても現行のiPhone 14 Pro、iPhone 14を買ってしまって問題ない感じとなります。
最新のSoCで電池持ち改善に期待したい

iPhone 15 Proは新世代のA17 Bionicを搭載する見込みですが、A17 Bionicの製造プロセスは3nmになってより高性能なSoCとなります。
A16 Bionicは4nmプロセス(5nmのハーフノードで第3世代5nmプロセス)を採用していますが、A17 Binocはさらに配線が微細化しトランジスタ数を増やしながらも電力効率向上が期待できます。
iPhone 15 ProにA17 Bionic、iPhone 15にA16 Bionicを搭載することになりそうですが、A16 Bionicも高性能で省電力なチップなのでスタンダードのiPhone 15に採用される恩恵は大きいです。
少しでも、高性能で省電力なiPhoneが欲しいならiPhone 15シリーズを待つのも選択肢としてありですね。
USB-Cポートを使いたい
iPhoneといえばLightningポートが代名詞となってましたが、ついにiPhone 15シリーズはUSB-Cポートを採用するとみられています。

USB-Cに対応することでiPad(第10世代)やiPad mini(第6世代)で使ってる充電ケーブルを使い回すことができ、ケーブルマネジメントが楽になるメリットがあります。
USB-Cケーブルに統一したいならiPhone 15シリーズを待つのはいいかもしれませんね。
指紋認証搭載の可能性は低い
iPhone 14などのジェスチャータイプのiPhoneは顔認証のFace IDを搭載していてマスクをしながら画面ロック解除ができない仕様でしたが、iOS 15.4よりFace IDがマスクに対応しました。
つまり、指紋認証のTouch IDがなくても全く問題なくなりました。Touch ID内蔵のホームボタンを搭載したiPhone SE(第3世代)ありますが、それも必要ないくらいFace IDが進化をしたのでiPhone 14を今買っても問題ないですよ。
チタニウムのiPhone 15が欲しい
チタニウムといえばApple Watch UltraやApple Watch チタニウムですがプロモデルのiPhone 15 Proはチタニウム素材の筐体になるという情報があります。

従来のプロモデルはいずれもステンレス素材で光沢のあるラグジュアリーな雰囲気のスタイルとなってましたが、iPhoneにチタニウムが採用されるとなれば最高ですよね。
チタニウムモデルが本当に発売されるかどうかはわかりません。
ですが、急いで機種変更する理由もなくてiPhoneのチタニウムモデルに期待したい方はiPhone 15 Proを待つのもいいかもしれません。
iPhone 14が欲しいけど費用を抑えたい
「ほんとはiPhone 15はいらない。iPhone 14が欲しい。でも高くて躊躇している。」という方はiPhone 15を待ってもいいかもです。
iPhoneは最新モデルが出ると1世代前の端末を値下げし継続販売してるので、2022年のiPhone 14は2023年9月に値下げされて継続販売されることになるはずです。
iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro MaxはApple Storeから販売終了になってスタンダードモデルのiPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 13が値下げされる感じになるでしょう。
時期 | 2022年9月〜 | 2023年9月〜(?) |
---|---|---|
iPhone 14 | 119,800円 | 99,800円 |
iPhone 14 Plus | 134,800円 | 119,800円 |
iPhone 13 | 99,800円 | 92,800円 |
2022年はiPhone 14の発売によってiPhone 13、iPhone 13 miniが値下げされました。
2023年も同じようにiPhone 15の発売によってiPhone 14が安くなっておそらく現在のiPhone 13と同じ価格で買うことができるようになるはずです。
正直なところ、iPhone 13でも十分すぎる性能を持ってるのでさらに値下げが期待できるiPhone 13にしてもいいかもしれませんね。
iPhone 15ではなくiPhone 14を買ってもいい理由
iPhone 15を待たずしてiPhone 14を買ってもいい理由についてです。
2023年6月頃までは買ってヨシ
iPhone 14・14 Proは2022年9月に発売されて現時点の最新モデルなので、iPhone 14が欲しいと思った今が買い時となります。
時間が経てば経つほどiPhone 15の発売が近付いて買い時を失ってしまうので、iPhone 14が欲しいなら現時点の今が一番の買い時となります。
ちなみに、4月前後は入学シーズンということもあってキャリア向けのお得なサービスがあるかもしれません。6月頃になってくるとiPhone 15の発売まで3ヶ月を切ってるので情報を集めるのがおすすめです。
世界最高レベルのチップで性能が高い
iPhone 14 Proに採用されているSoCは最新の技術を使って製造されたA16 Bionicチップを搭載しiPhoneシリーズで最も高速で体感速度が快適な端末でiPhone 15を待つ必要性は皆無と言っていいくらいです。

機種 | iPhone 14 Pro | iPhone 14 / 13 | iPhone 12 | iPhone 11 | iPhone XR・XS | iPhone X・8 |
---|---|---|---|---|---|---|
SoC | A16 | A15 | A14 | A13 | A12 | A11 |
シングルコアCPU | 1890 | 1720 | 1594 | 1323 | 1106 | 911 |
マルチコアCPU | 5200 | 4551 | 4097 | 3378 | 2531 | 1989 |
GPU | 15000 | 11222 | 9289 | 7717 | 4451 | 3987 |
2017年のiPhone XのA11 Bionic → A16 BionicでCPUの性能が2.5倍、GPUの性能が3.5倍も向上し機械学習のニューラルエンジンの処理速度も大きく速く体感で違いが分かるほど高速化しています。
A16 Bionicは4nm(第3世代 5nm)プロセスで製造されたチップで電力効率も向上し電池の持ちも良いのでiPhone 12 Proからの乗り換えもおすすめです。
ちなみに、iPhone 14はA15 BionicですがGPUが5コアある強化バージョンとなっていて、A16 Bionicではないけど十分すぎる性能を持っています。
画面サイズのラインナップは変わらない
iPhone 14シリーズは6.1インチ、6.7インチの2つの画面サイズから選ぶことができてiPhone 15と同じ構成でプロモデルは120Hzの滑らかディスプレイに対応しています。

iPhone | 14 | 14 Plus | 14 Pro | 14 Pro Max |
---|---|---|---|---|
画面サイズ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.7インチ | |
パネル | 有機EL(Super Retina XDR)、セラミックシールドガラス | |||
解像度 | 2,532 × 1,170 | 2,778 × 1,284 | 2,556 × 1,179 | 2,796 × 1,290 |
画素密度 | 460ppi | 458ppi | 460ppi | |
リフレッシュレート | 60Hz | 10-120Hz | ||
仕様 | HDR、2,000,000:1コントラスト比(標準)、True Tone、広色域ディスプレイ(P3)、最大輝度800ニト(標準) | HDR、2,000,000:1コントラスト比(標準)、True Tone、広色域ディスプレイ(P3)、最大輝度1200ニト(標準) |
iPhone 14シリーズは「mini」が廃止となったこともあり、iPhone 15シリーズも「iPhone 15 mini」は存在しない可能性が高いです。
となると、画面サイズのラインナップは同じです。
性能はiPhone 15の方が上になるのは当然ですが、14シリーズでも十分高性能なのでiPhone 14 Pro、iPhone 14にしても問題ありません。
もし、5.4インチの小型モデルが欲しいならまだ継続販売されてるiPhone 13 miniを選ぶのもおすすめです。
カメラの画質も14シリーズでも十分キレイ
iPhone 14シリーズのリアカメラは十分高性能なスペックを持っていて誰でも簡単にキレイな写真、動画撮影ができるようになっています。

モデル | iPhone 14 | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
広角 | 12MP(1/1.67型)・F/1.5 | 48MP(1/1.28型)・F/1.78 |
超広角 | 12MP(1/3.5型)・F/2.4 | 12MP(1/2.55型)・F/1.9 |
望遠 | – | 光学3倍 12MP(1/3.5型)・F/2.8 デジタルズーム×15 |
3D | – | LiDARスキャナ |
イン | 12MP・F/1.9 | 12MP・F/1.9 |
写真 | Deep Fusion、スマートHDR 5、ナイトモード、フォトグラフスタイル | |
動画 | 4K HDR 60fps、シネマティックモード4K(30fps)、アクションモード | |
フォーマット | HEIF、JPEG、HEVC、H.264 | HEIF、JPEG、DNG(Apple Pro RAW)、HEVC、H.264、HDR(ドルビービジョン、HDR10、HLG)、ProRes |
iPhone 14 Proの広角カメラは4800万画素(1/1.28型)の高画素センサーを搭載してるのでデジタルズーム2倍も解像感の高い写真に仕上げることができます。


とても色鮮やかに撮影できますし、望遠カメラ(光学3倍)の画質も向上してるのでiPhone 14 Proのカメラシステムで十分満足できるはずです。

とくにiPhone 14シリーズは動画性能が向上していて手ブレを抑えることができるアクションモードや4Kのシネマティックモードでの撮影も可能です。MagSafeアクセサリーに対応している
おそらくiPhone 15も対応するMagSafeアクセサリーですが、iPhone 14・13もちゃんと使うことができます。
MagSafe対応の充電器を使うことで本体をピタッとくっ付けて充電ができるだけでなく様々な対応アクセサリーを便利に使いこなすことができます。

本当にこの仕組みを考えたAppleの人は天才ですよね。
充電スタンドはサードパーティ製のものになり、純正のMagSafe充電器をスタンドにはめ込んで使っていますが、ケーブルなしでバチっとiPhoneを充電器にくっ付けるだけ充電ができてしまう。
しかも、高さを出すことができるので目線が上がって視認性、操作性が他のワイヤレス充電スタンドと比べても快適です。MagSafeアクセサリーを使うことができるのはiPhone 13シリーズのみです。

まだ、使ったことない方で財布を持ち歩きたくないって考えてる方はMagSafeレザーウォレットを使うためにiPhone 14に乗り換えるだけであたらしい世界が待ってますよ。
今使っているiPhoneから考える
iPhone 15ではなくiPhone 14を買うべきかどうかは今現在使っているiPhoneから考慮することができます。
iPhone 14がいい人は

- iPhone 8、7、6sなど旧端末を使ってる
- iPhone X、XS、11を使っている
- iPhone SE(第3世代)を使ってる
iPhone 8、iPhone 7、iPhone 6sなどの旧型モデルはそろそろ機種変更をしてもいい頃合いになってきているのでiPhone 14にすぐにでも乗り換えてもいいでしょう。
動作速度が速すぎてビックリするかもしれません。
また、ジェスチャータイプの初代モデルとなるiPhone XやiPhone XS、iPhone 11 Pro、iPhone 11など少し前のモデルを使っている方もiPhone 14 Proに乗り換えるのもいいでしょう。

SoCの性能が向上して全体的な操作感が向上するだけでなく、原神など重めのゲームも快適に動かすことができますし、バッテリー持ちが良くなってるので1回の充電で長く使えるようになります。
カメラの画質も向上していますし、動画撮影もシネマティックモードで背景をぼかしながら撮影ができるので家族や猫ちゃんワンちゃんをキレイに撮影したいならおすすめです。
iPhone 15を待つべき人は
iPhone 13、iPhone 12を使っている方はiPhone 14にする乗り換える必要性は低いのでiPhone 15を待つのがいいでしょう。(もちろん、欲しいなら買うべきです)
- iPhone 13、iPhone 12を使ってる
- USB-Cポートがどうしても欲しい
とくにiPhone 13を使ってる方は同じSoCを搭載しているiPhone 14に乗り換えるメリットはほとんどありません。メモリの容量が4GBから6GBに増えますが必須ではないですよね。
また、iPhone 13 Proを使っている方もiPhone 14 Proに機種変更するメリットは少なく、たしかに性能とバッテリー持ちが向上しますが大きな進化はなく広角カメラが寄れなくなって使いにくさを感じてしまうかもしれません。
もし、タブレットのiPad(第10世代)やiPad mini(第6世代)を使ってて充電ケーブルをUSB-Cに統一したいならiPhone 15シリーズを待つのがおすすめです。
同じ周辺機器が使えるようになるのは強いですよね。
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