
AppleのiPhone 12、iPhone 12 miniは2020年のスタンダードモデルで現在はiPhone 13、iPhone 13 miniが最新モデルとなっています。
iPhone 12シリーズは型落ちモデルとなって価格が値下げして販売してましたが、2022年7月に急激な円安の影響で値上げしています。
機種 | iPhone 12 | iPhone 12 mini |
---|---|---|
2020年9月 | 94,800円 | 82,380円 |
2021年9月 | 86,800円 | 69,800円 |
2022年7月 | 102,800円 | 87,800円 |
2022年現在、iPhone 12は102,800円、iPhone 12 miniは87,800円で、iPhone SE(第3世代)は62,800円なので+25,000円でiPhone 12 miniが変えます。
ということで、iPhone 12を少しでも安く買う方法について紹介しているのでiPhoneに機種変更、乗り換えを検討している方は参考にどうぞ!
この記事の目次
iPhone 12・12 miniを安く買うには
iPhone 12とiPhone 12 miniは2020年のスタンダードモデルです。

スタンダードモデルとはいえ、iPhone 12はハイエンドのiPhone 12 Proと同じSoCのA14 Bionicを搭載し上位のiPhoneと遜色ない動作速度で快適に使えます。
iPhone 12はApple Storeだけでなくドコモ、au、ソフトバンク、さらにワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイルと販路が広いこともあり、以前よりも最新モデルが購入しやすくなっています。
iPhone 12はApple Storeで102,800円で買えます。円安の影響でキャリア版も値上げが実施しています。
新規 | MNP | 機種変更 | |
Apple Store | 102,800円(SIMフリー:回線契約必要なし) | ||
ドコモ | – | – | |
au | 111,855円 | 89,885円 | 111,855円 |
ソフトバンク | 111,600円 | 90,000円 | 111,600円 |
ワイモバイル | 90,000円 | 90,000円 | 111,600円 |
UQモバイル | 99,755円 | 94,255円 | 106,355円 |
楽天モバイル | 107,800円 | 107,800円 | 107,800円 |
au、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイルはMNP乗り換えなら21,600円の割引適用で90,000円前後でiPhone 12を買うことができます。
iPhone 13が117,800円とストレージが128GBと多いとはいえ価格が高いのでが少しでも安く6.1インチのスタンダードiPhoneが欲しいならiPhone 12はおすすめのモデルです。
iPhone 12 miniは99,800円と10万円を切る価格で買えますが、au、ソフトバンクならMNP乗り換えで21,600円の割引を受けることができます。
新規 | MNP | 機種変更 | |
Apple Store | 99,800円(SIMフリー:回線契約必要なし) | ||
ドコモ | – | – | |
au | 94,855円 | 73,255円 | 94,855円 |
ソフトバンク | 96,480円 | 74,880円 | 96,480円 |
ワイモバイル | – | – | – |
楽天モバイル | 92,800円 | 92,800円 | 92,800円 |
iPhone 12 miniはさらに安くなっておりドコモでも新規・乗り換えなら実質76,208円で、ワイモバイルや56,880円、楽天モバイルは楽天ポイントの還元で44,800円でiPhone 12 miniを買えます。
なお、中古市場にもiPhone 12は流通していて6〜8万円前後なので安く買うなら中古で買うのが最もおすすめな方法となっています。
ただし、iPhone 12 miniはバッテリー容量が少ないこともあり劣化している個体があるので注意です。
iPhone 12は値上げからの値下げはある?
iPhone 13・13 Proが発売したことでiPhone 12は94,380円 → 86,800円と8,000円の値下げしましたが、円安の影響で元の価格よりも値上げされてしまい2022年9月に再値下げがあるかどうか。
もし、為替が2022年7月の135円〜140円と同じ水準で推移するならiPhone 14の発売と同時に値下げされる可能性はあります。ちなみに、iPhoneは1万円ずつ値下げとなって2022年7月に値上げしています。
- iPhone 11(2019年9月〜):82,280円
- iPhone 11(2020年9月〜):71,280円
- iPhone 11(2021年9月〜):61,800円
- iPhone 11(2022年7月〜):72,800円
もし、iPhone 14の発売と同時にiPhone 12が米国で100ドルの値下げがあった場合はiPhone 12が94,800円〜、iPhone 12 miniが79,800円〜になるかも?
iPhone 12 | iPhone 12 mini | |
2020年9月〜 | 94,380円〜 | 82,380円〜 |
2021年9月〜 | 86,800円〜 | 69,800円〜 |
2022年7月〜 | 102,800円〜 | 87,800円〜 |
2022年9月〜 | 94,800円〜(?) | 79,800円〜(?) |
なかなか為替相場が予想できない局面に来ているので予想するのは難しいですが、円安がこれ以上進まないのであれば現在よりもiPhone 12、iPhone 12 miniはやすくなる可能性はあります。
中古でiPhone 12を買うと安い
iPhone 12、iPhone 12 miniは中古で手に入れることもできます。中古のイオシス、Amazon 整備済製品などで中古品が販売していて、iPhone 12の中古が80,000円前後、iPhone 12 miniの中古が60,000円前後です。

中古なので細かい傷があったりしますが、中古Aならほぼ新品に近い品質の端末で、iPhone 12は2020年9月に発売した新しめ端末で中古で買うのも良い選択肢になるでしょう。
今使っている通信環境のままiPhone 12を使うなら、SIMフリー、ドコモ、au、ソフトバンクのそれぞれのiPhone 12を気軽に選べますし、通信環境を変えることなく気軽にiPhone 12を使うなら中古は気軽でいいですよね。
格安キャリアでiPhone 12を購入する
ワイモバイル + iPhone 12 月々の料金
iPhone 12はワイモバイルで新規・MNPで93,600円、機種変更で104,400円で買えます。Apple StoreでiPhone 12(64GB)は102,800円なのでワイモバイルなら10,000円ほど安いです。
- 3GB:2,178円、15GB:3,278円、28GB:4,158円
- 2回線以降:1,188円 割引 → 990円(3GB)
- 音声通話:22円/30秒(10分かけ放題:770円)
- 契約時の事務手数料は無料
- 回線:ソフトバンク 5G/4G
iPhone 12を36回分割で購入した場合の月々の料金を計算するとこうなります。
シンプルS | 2,178円 |
---|---|
端末費用 | 2,600円(36回払い) |
月々の費用(1〜36ヶ月) | 4,778円 |
月々の費用(37ヶ月〜) | 2,178円 |
トータル費用(2年間) | 114,672円 |
ワイモバイルならiPhone 12を月々4,778円で使うことができ、37ヶ月目以降は端末の支払いが終わるのでシンプルSの2,178円のみとなります。
家族がいて2回線目以降であれば1,188円の家族割引を受けることができるため、シンプルS(3GB)を月々990円となってiPhone 12の端末代金込みでも3,590円となります。なかなか安いですよね。家族で使うならワイモバイルがいいのかもしれません。
UQモバイル + iPhone 12の月々の料金
iPhone 12はUQモバイルでも手に入れることができ、新規で99,755円・のりかえで94,255円、機種変更で106,355円で買うことができます。
- 3GB:1,628円、15GB:2,728円、25GB:3,828円
- データ容量を翌月に繰越ができる
- でんきセット割:638円〜858円 割引
- 音声通話:22円/30秒(60分無料通話:550円)
- 契約時の手数料は3,300円がかかる
- 回線:au 4G(5Gは9月2日より対応)
iPhone 12を36回分割で購入した場合の月々の料金を計算するとこうなります。
くりこしプランS | 1,628円 |
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端末費用 | 2,770円(36回払い) |
月々の費用(1〜36ヶ月) | 4,398円 |
月々の費用(37ヶ月〜) | 1,628円 |
トータル費用(2年間) | 105552円 |
UQモバイルならiPhone 12を月々4,398円で使えて37ヶ月目以降は端末の支払いが終わるのでくりこしプランSの1,628円のみ。ワイモバイルのように家族割がないですが一人で契約ならUQモバイルの方が安い価格設定です。
もし、でんきセット割を組み合わせることができるならくりこしプランSが990円となって3,408円でiPhone 12を買えます。
楽天モバイル + iPhone 12 月々の料金
iPhone 12は楽天モバイルで107,800円で買えます。初めての申し込みで8,000ptの楽天ポイント還元、48回払いで5,000ptの楽天ポイント還元があるので実質93,800円でiPhone 12を手に入れることができます。
楽天モバイルは48回払いに対応し25ヶ月目以降に返却することで残債を支払いが必要ない「iPhoneアップグレードプログラム」に対応しているので少しでも費用を抑えたい方におすすめ。
- 3GB:1,078円、20GB:2,178円
- 20GB〜データ使い放題:3,278円
- iPhoneアップグレードプログラムがある
- Rakuten Linkで国内通話かけ放題
- eSIMでの契約ができる
- 契約時の事務手数料は無料
- 回線:楽天5G/4G(エリア外はau)
iPhone 12を48回分割で購入した場合の月々の料金を計算するとこうなります。
Rakuten UN-LIMIT VII | 1,078円〜2,178円〜3,278円 |
---|---|
端末費用 | 2,245円(48回払い) |
月々の費用(1〜48ヶ月) | 3,323円〜 |
月々の費用(49ヶ月〜) | 1,078円〜 |
トータルの費用(2年間) | 79,752円 |
使うデータ量によって月々の支払いが変わりますが月々3GBに抑えられたとしたら月々の支払いは3,323円2年間で79,752円となります。
自宅や職場にしっかりとWi-Fi環境があるのなら3GB以内のデータ通信に抑えられますし費用を少なくすることはできます。
なお、iPhoneアップグレードプログラムを使うことで48回払いにして25回目以降は端末を返却することで残債を支払わなくてもいいプランとなりお得にiPhone 12を持てます。
25ヶ月後に新しいiPhoneに機種変更すれば同じくらいの価格で継続的に使うこともできまし、何も考えなくてもいいのでいいかも?
OCNモバワン + iPhone 12の月々の料金
iPhone 12はOCNモバイルONEで99,452円から買うことができます。音声通話SIMを契約した場合のみで適用ですがApple公式よりも少しだけ安い価格で手に入れることができます。
- 音声SIM(小):500MB:550円、1GB:770円、3GB:990円
- 音声SIM(大):6GB:1,320円、10GB:1,760円
- データ容量を翌月に繰越ができる
- OCNでんわの通話料:11円/30秒(10分かけ放題:935円)
- 契約時の手数料は3,300円かかる
- SIMカード手配料が433円かかる
- 回線:ドコモ
OCNモバイルONEは24回払いでiPhone 12を買うこともできて64GBなら月々4,143円となります。3GBの音声通話プランだと以下の料金でiPhone 12が使えます。
3GB | 990円 |
---|---|
端末費用(24回払い) | 4,143円 |
月々の費用(1〜48ヶ月) | 5,133円 |
トータル費用(2年間) | 123192円 |
3GBプランで月々の支払いが5,133円なので36回払いができるワイモバイル、UQモバイルより月々の支払いは多くなります。ただ、25ヶ月目以降は端末の支払いが終了し料金プランの990円のみになるのはメリットです。
iPhone 12がおすすめな理由
丁度いいサイズと使いやすさ
iPhone 12は6.1インチのディスプレイを搭載しており、2019年モデルのiPhone 11と同じ画面サイズですがベゼル(黒いところ)の幅を抑えることで同じ画面サイズでもiPhone 12の方がコンパクトな筐体サイズとなっています。

横幅は71.5mmと片手で使うのは少し難しいですが、ケースを装着したりすることで意外と片手で操作できますし、iPhone 12は重量も軽量化されているので、かなり扱いやすい端末に仕上がっています。
同じ6.1インチのiPhone 11はもちろん、iPhone 12 Proよりも軽く扱いやすいスマホとなっています。
iPhone 12は6.1インチのディスプレイを搭載しており、そこそこ大きいな画面サイズでSNSをしたり、動画を見たりすることができます。

画面解像度は2,532 × 1,170ピクセルとiPhone 12 Proと同じで有機ELディスプレイを搭載しているので、画面画質は上位モデルのProと全く同じです。さらに、SoCもA14 Bionicを搭載し動作速度はかなり快適で不満を感じることはほぼほぼないでしょう。
サポート期間について
iPhoneが故障した場合はAppleに修理するのが基本となりますが、生産が終了して5年ほどは修理対応しています。iPhone 12はまだ生産している端末で2023年に生産が終了したとしても2028年前後までは修理対応可能となります。
また、iOSはサポート期間がとても長いので、もう少しで型落ちモデルとなるiPhone 12を買っても問題ありません。
2021年秋に配信されるiOS 15は2015年のiPhone 6sも対応し6年選手です。と考えると、iPhone 12も2025年頃までは最新のOSを使えることになり、故障するか、バッテリーが劣化する方が先になる可能性が高いでしょう。
ちなみに、家族は2018年のiPhone XRを現役で使っていますが、まだまだ余裕で使うことができてますし動作速度が遅いと感じることもありません。
カメラの画質は十分すぎる

iPhone 12は広角、超広角のデュアルカメラを搭載しておりiPhone 11と同じ構成ではありますが、A14 Bionicの画像処理エンジンが進化しているため画質が大きく向上しています。
こちらはiPhone 12の超広角カメラで撮影したもので視野の広い写真を気軽に撮影できます。

iPhone 12とiPhone 11の超広角カメラで画質を比較すると、スペック上は同じでもiPhone 12の方が解像感の高い写真に仕上げることができます。

iPhone 12は望遠カメラを搭載していないのでズーム画角での画質はiPhone 12 Proと比べると劣りますが、広角カメラで普通に写真を撮影するのなら十分キレイな写真撮影ができます。
子どもや家族の写真もとても自然に撮影できますし、カメラの操作性も安いからといって悪いことはなく上位のiPhone 12 Proと同じ感覚で写真を撮影できます。また、動画も4K 60fpsの撮影に対応し幅広いシチュエーションで使えるカメラとなっています。
マスク対応のFace IDを搭載している
iPhone 12はFace ID(顔認証)を使って画面ロック解除、電子決済の認証が可能となっています。
iOS 15.4以降ならマスクをしながらもFace IDが使えるようになったのでどんなシチュエーションでも使えるスマホになりました。Touch ID(指紋認証)がなくても大丈夫なのです。
基本機能は全て搭載している
iPhone 12は一般的なスマホとして欲しい思われる機能はだいたい搭載しています。
- とてもキレイなカメラ
- ステレオスピーカー
- Felica(おサイフケータイ)
- 濡れても使える耐水性能
- ワイヤレス充電
スマホとして使えることは当たり前として、それなりに綺麗な画質で撮影できるカメラを搭載していて、ステレオで音楽、映画を楽しむことができて、おサイフケータイとしても使えて、濡れても大丈夫、ワイヤレスで充電できます。
iPhone 13の登場により、安くなったiPhone 12はかなり狙い目になることは間違いないでしょう。
iPhone 12を安く買うには:まとめ
iPhone 12は2020年9月に発売したモデルで2022年で2年目となります。
新しいモデルの方がいいのは当たり前ですが、スマホの性能は大きく向上していてiPhoneは2〜3年くらい前の端末でも普通に、快適に使える性能を持っています。
iPhone 13が発売してもiPhone 12はまだまだハイエンドで走り続けることができますし多くの方はこの性能があれば十分で、スマホの購入費用を抑えたい、性能が良い、使いやすい端末が欲しいならiPhone 12はおすすめです。
もっと安くiPhoneを買うならiPhone 11という選択肢もあります。
→ iPhone 12・11・XRの比較はこちら
→ iPhone 13(2021)はこちら
→ iPhone 14(2022)はこちら
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