iPhone X/XSシリーズ Face IDの使い方

2021年現在、販売されているiPhoneは全部で7機種あります。

そのうちの6機種(iPhone 12 miniiPhone 12iPhone 12 ProiPhone 12 Pro Max、iPhone 11iPhone XR)は顔認証・Face IDを搭載した端末となっています。

Face IDは顔を向けるだけで顔を認証してくれて画面ロック解除してくれるので使いやすいのですがFace IDでロック解除しても画面を上にスワイプしないとホーム画面の表示ができないのは使いにくいと感じる場面もありますよね。

そんな中で、アクセシビリティのAssistiveTouchを使うことで上にスワイプしなくてもロック解除することができるので方法・使い方について紹介したいと思います。

スワイプでの画面ロック解除が面倒だと感じる方は是非参考にしてください。

iPhoneのFace IDの使い勝手はどう?

顔認証のFace IDを使って画面ロック解除、Apple Payの支払い決済ができる機種は以下のiPhoneとなっています。

Face ID対応の端末
  • 2017年モデル:iPhone X
  • 2018年モデル:iPhone XS/XS Max/XR
  • 2019年モデル:iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
  • 2020年モデル:iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max

世代によるFace IDの操作方法に違いはなく、どのモデルでもジェスチャー操作で簡単に顔を認証させることが可能となっています。

2020年のiPhone 12・12 ProもFace IDに対応した端末となっています。ただ、近年はマスクが必須の世の中になってきているので指紋認証も見直さられており、iPad Air 4はサイドボタンに指紋認証センサーを搭載しています。

2021年のiPhone 13のサイドボタンにTouch IDを採用するかもしれませんが、現行販売されているモデルは顔認証のFace IDがベースとなった端末となっているので、なんとか使いやすくしたいところですよね。

画面ロック解除の流れ

ホームボタンのないiPhoneの画面ロック解除はスリープ解除をして顔認証をしてから画面下から上にスワイプすることでできます。

iPhone 11/11 Pro/XRのロック画面解除の流れ
Face IDによるロック画面解除の流れ
  1. iPhoneを手前に傾けるか画面タッチでスリープ解除
  2. Face IDで顔認証しロック解除(鍵マークが開く)
  3. 画面下から上にスワイプして開く
  4. ホーム画面が表示

Face IDを使ってのロック画面を解除する基本動作はジェスチャーによる操作によりしています。この動作に慣れればかなり使いやすい画面解除方法なのかなと思います。

画面端下から上にスワイプが辛いことも

フルディスプレイのiPhoneを使って感じるのは、縦長になった画面の端下から上にスワイプするのはiPhoneを持っている場所によっては操作しにくいことがあります。

とくにiPhone 12 Pro Maxなど画面サイズが大きいモデルになると手の位置によっては操作しにくいことがありますよね。

ホーム画面を表示させるには画面下からスワイプして画面を解除する必要があります。本体の下の方を持っていれば画面解除はスムーズですが、真ん中あたりを持ってしまうと顔認証によるロック解除はできているけど画面下からスワイプに苦労してしまうことがあります。

とくに女性など手が小さい方や分厚いケースを装着していると画面ロック解除がしにくいという場面は出てくるでしょう。

そんな中で、スワイプしなくてもソフトウェアのホームボタンを表示させておいてそのボタンを押すだけで画面ロック解除をする方法があります。

このようにFace IDで顔認証と同時にソフトウェアホームボタンを長押しするだけで画面ロック解除が可能となります。ボタンを押す必要はありますが、スワイプスる必要がないので指が届かない場合でも快適に使うことができます。

画面ロック解除をボタンでする方法

AssistiveTouchのカスタムアクションを設定する

ホーム画面を表示させるのにスワイプによるジェスチャー操作ではなく、ソフトウェアホームボタンを押してするには、アクセシビリティのAssistiveTouch(アシスティブタッチ)のカスタムアクションを使うことで可能となります。

カスタムアクションはiOS11.1から追加された新しいアクセシビリティ機能となっており最新のiOS 13にももちろん搭載されている機能となっています。

「AssistiveTouch」の「カスタムアクション」はソフトウェアボタンをカスタマイズできる機能となっていて、シングルタップ、ダブルタップ、長押し、3D Touchに各機能を割り当てできる便利な機能です。

「設定」アプリを起動し「アクセシビリティ」→「タッチ」を選択します。

「AssistiveTouch」がOFFになっているので、これをONにすると画面に丸っぽいボタン(ソフトウェアボタン)を表示させることができます。

さらに、カスタムアクションの項目から「シングルタップ」の「メニューを開く」を「ホーム」に割り当てを変更しましょう。

「ホーム」に割り当てをすることによって、ソフトウェアホームボタンをタップすることで従来のホームボタンを押したときと同じ動作をしてくれるようになるので、ホーム画面に戻ったり、ダブルタップでAppスイッチャーを起動することができます。

AssistiveTouchでソフトウェアホームボタン
AssistiveTouchをホームボタンの代わりとして使う

カスタムアクションのおすすめの設定はこんな感じです。

  • シングルタップ:ホーム
  • ダブルタップ:なし
  • 長押し:コントローラセンター

コントローラセンターって画面右上から下にスワイプする必要があるので、地味に起動しにくいですよね。

iPhone 12 miniは本体サイズがまだ小さいので操作しやすいですが、iPhone 12 ProiPhone 12 Pro Maxになると使いにくいのでソフトウェアボタンを長押しすることで簡単にコントローラセンターを起動できるようになりました。

こんな感じでAssistiveTouch(アシスティブタッチ)のカスタムアクションを設定することで一つのボタンで様々な機能をワンタッチで起動させることができます。

カスタムアクションを使ってiPhoneの画面ロック解除をするとこのような手順になります。

AssistiveTouchでロック画面解除
  1. iPhoneを手前に傾けるか画面タッチでスリープ解除
  2. Face IDで顔認証しロック解除(鍵マークが開く)
  3. AssistiveTouchのボタンを押す → ホーム画面が表示

ソフトウェアボタンにホームボタンの機能を割り当てることでボタンを押すだけでホーム画面を表示させることができます。

これでiPhone 12 Pro Maxなど画面サイズの大きいモデルでも無理して画面したから上にスワイプしなくて使うことができるようになります。

Face IDの認識精度について

暗い場所でも問題なく顔認証できる

Face IDを搭載しているiPhoneは普通の使い方ならほぼ問題なくスピーディーに顔を認識してくれるのでTouch IDよりも快適です。

これはiPhoneに搭載されている赤外線センサーや投光イルミネータといったセンサーのおかげで、暗い場所でもしっかりと顔を認証してくれるのでとても快適です。

暗いところだと顔認証できないという声も一定数あるみたいですが、個人的には認証できないことはほぼありません。ただ、顔を近づけすぎると認証できないことがあるのでもし精度が悪いと感じている方はiPhoneが近すぎるのかもしれませんね。

あと、布団の中に入って横になった状態になるとFace IDは全く機能しません。掛け布団を少しどけてiPhoneをしっかり対面させれば認識させることができますが、認識させるのに意識しないといけない感じです。

布団の中でスマホを使うって普通によくあることなので、この辺りの精度を改善して欲しいなといった感じです。

横持ちだと顔認証できない

Face IDはiPhoneを横で持ちランドスケープモードで使っていると顔認証をすることができない仕様となっています。つまり、横持ちでパスワード入力をするためにFace IDを使う場合は縦に持ち直す必要があるのです。

かなり致命的な仕様ですよね。

ただ、タブレットのiPad Pro 11インチ・12.9インチに搭載している顔認証機能は360°どこからでも顔を認証できるFace IDとなっています。これと同じFace IDをiPhoneにも搭載されたら最強なんですけど、iPhone 12になっても実現していません。なぜだ…。

子どもや双子などの認証精度に不安も

あと、不安になってしまった事案として試しに息子の顔を認証させてみたら認証解除できてしまったことが数回あったんですよね…。

家族だから顔は似ているのかもしれないけど子供だぞ?本当にセキュリティ的に安心していいものなのか…。かなり不安になってしまいました。

ちなみに13歳以下の子供については誤認識をすることもあるとAppleの公式文章に書かれています。

無作為に選ばれた他人が iPhone X を見て、Face ID で本体のロックを解除できてしまう確率は、およそ 100 万分の 1 にすぎません (一方の Touch ID は 5 万分の 1)。さらなる安全強化策として、Face ID を試せるのは 5 回までになっています。認証に 5 回失敗したらパスコードの入力が必要です。

双子や似ている兄弟姉妹、または 13 歳未満の子供については顔の特徴も成長途上にあるため、統計的な確率が違ってきます。この点について懸念される場合は、パスコード認証をご利用になることをおすすめします。

先進の Face ID テクノロジーについて – Apple サポート

公式でも子どもの場合は顔認証ではなくパスコードを使ってくれとしているんですね。まあ、これからiOSのアップデートで改善されることに期待したいところですね。

指紋と顔のデュアル認証に期待

Face IDの使い勝手はそんなに悪くはないです。iPhone Xを使っていくうちにFace IDの癖がわかるようになってきて、iPhoneも学習しているのか認証率は上がっていきます。

ただし、マスクをしているとFace IDは顔を認証してくれないのでとても使いにくいです。現在はマスクをしないと外に出れない世の中になってしまったこともあり指紋認証が見直されています。

2021年モデルのiPhone 13シリーズには指紋認証のTouch IDが復活するという情報もありますし、対応は必須と言えるでしょう。

最新のスマホは指紋と顔認証のデュアル生態認証がスタンダードになりつつあるので、iPhoneにも顔と指紋のどちらも使えるようになることに期待したいですね。

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