
iPhoneはApple Store、大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、格安通信キャリアでも一部のモデルを買うことができますが、どこで買うのが安くてお得なのか、気になるところです。
ということで、この記事ではiPhoneをどこで買うのが安くてお得になるのかを比較しているので、これからiPhoneに機種変更をしようと考えている方は参考にしてみてください。
この記事の目次
iPhoneが買える場所
iPhoneが販売されているところは全部で4つあります。
- 大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)
- 格安通信キャリア(UQモバイル・ワイモバイル…他)
- Apple Store
- 家電量販店
ドコモ・au・ソフトバンクの実店舗に行ってiPhoneを購入するか、家電量販店で各キャリア版のiPhoneを購入するのが一般的な方法になっていますが、他にもApple Storeの実店舗に行ってSIMフリー版のiPhoneを購入するという方法もあります。
キャリアで買うとSIMロックがかかったiPhoneを、Apple Storeで買うとSIMロックがかかっていないiPhoneを手にれることができます。
- キャリア :SIMロック端末
- Apple Store:SIMフリー端末
- 家電量販店:キャリアで買うとSIMロック端末(最近はSIMフリー版を買える量販店もある)
家電量販店は基本的にドコモ・au・ソフトバンクのいずれかの通信キャリアから買うことになりますが、一部の家電量販店ではiPhoneのSIMフリー端末の販売もしています。
Apple Storeが近くにない場合はApple Store公式サイトからSIMフリー版のiPhoneを手に入れることが可能です。
キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入

iPhoneは大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の実店舗、オンラインショップで買うことができ、キャリア版のiPhoneを買うなら実店舗ではなくオンラインショップがおすすめです。
現在は感染症対策によりキャリア側もオンラインでの手続きを推奨していますし、契約手数料が無料になるので実店舗よりもオンラインの方がお得に契約することができます。
オンラインショップと実店舗の違いはこんな感じですね。
オンライン | 実店舗 | |
契約手数料 | 無料 | 1回線につき3,000円 |
キャンペーン | オンライン限定のキャンペーンがある | 店舗独自のキャンペーンがある場合も |
契約できる時間 | 24時間いつでも | 店舗がオープンしてる間 |
手続きできる時間 | 24時間いつでも | 店舗がオープンしてる間 |
難易度 | 難しい(インターネット環境が必要) | 易しい(スタッフとの会話でできる) |
機種代金と料金プランは全く同じですが、オンラインショップなら契約手数料がかからない、いつでも手続きができるというメリットがあります。
契約手数料は回線ごとにかかってきて家族でiPhoneを乗り換えると回線数分だけ3,000円がかかりかなり負担になってしまいます。オンラインショップなら3,000円の契約手数料が必要ないので2人なら6,000円も得することになります。
また、店舗によっては頭金を設けられていることもあるのでオンラインショップで手続きをしたほうが安くなる可能性は高いです。ただし、オンラインから契約することになるので、インターネットができる環境が必要になります。
格安通信キャリア(UQ・ワイモバイル)で購入

実はiPhoneは格安通信キャリアのUQモバイル、ワイモバイルでも買うことができます。ただし、最新のiPhone 12・12 ProなどのハイエンドモデルではなくiPhone SE(第2世代)やiPhone 8といったモデルとなっています。
- iPhone SE(第2世代):UQ mobile、Y!mobile、BIGLOBE
- iPhone 8:UQ mobile(認定中古)
BIGLOBE、mineo、IIJmioもiPhoneの取り扱いをしています。とくに、mineoはラインナップが豊富となっていてiPhone 11、iPhone SE(第2世代)、iPhone XRなども買うことが可能となっています。
また、mineo、IIJmioは中古未使用品のiPhoneが狙い目でApple Storeで定価で買うよりも安く買うことが可能となっています。
Apple Store 実店舗・公式サイトで購入する

iPhoneは実店舗のApple Store、オンラインのApple公式サイトから買うことが可能となっています。
どちらも価格は同じなので住んでいる地域のApple Storeがあるなら実機を手に取って確認ができる実店舗で買うのもよし、地方に住んでいるならApple公式サイトから購入するのがいいでしょう。
Apple StoreではSIMフリー版だけでなくキャリア版(ドコモ・au・ソフトバンク)の手続きもできるようになっています。
しかも、Apple Storeでキャリアの契約すると8,000円の割引を受けることができるので少しだけ端末価格が高くなっているキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で手続きをするよりも安くなります。
ただし、Apple Storeの実店舗に行く必要があるので注意です。あくまで実店舗が近くにある人が対象となります。
家電量販店でiPhoneを購入する
iPhoneは家電量販店でも買うことができますが、基本的にキャリア版(ドコモ・au・ソフトバンク)を選ぶことになります。
一部の家電量販店ではSIMフリー版も置いてあるのでApple Storeが近くにないけどビックカメラなどの家電量販店があるならそこから買うのもいいでしょう。
ちなみに、ビックカメラはオンラインでもSIMフリー版の取り扱いをしていて1%のポイント還元も受けることが可能となってます。
iPhoneはどこで買うのが安くてお得か?
基本的に安くなることはない

新品のiPhoneは安くなることはないので基本的に定価で買うことになります。
Apple Storeはトータル金額で一番安い
キャリア版のiPhoneはApple Storeで販売されている価格よりも高い価格で販売されているので、購入費用を抑えようと思ったらApple Storeで買うのが一番安くてお得に買うことができる方法となります。
- もっともiPhoneを安く買うことができる(低価)
- Apple Store経由でキャリア契約すると8,000円割引
- 返品プロセスがわかりやすい
- 通信契約を別途しない時計ない
- ポイント還元が一切ない
SIMフリー版とキャリア版の端末価格はiPhone 12と比較するとこうなります。
Apple Store | ドコモ | au | ソフトバンク | |
iPhone 12 mini(64GB) | 82,280円 | 87,912円 | 90,065円 | 96,480円 |
iPhone 12(64GB) | 94,380円 | 101,376円 | 103,430円 | 110,880円 |
iPhone 12 Pro(128GB) | 117,480円 | 129,096円 | 127,495円 | 137,520円 |
iPhone 12 Pro Max(128GB) | 129,580円 | 142,560円 | 141,900円 | 151,920円 |
SIMフリー版よりもキャリア版は12,000〜20,000円ほど価格が高くなっております。
となると「キャリアで買う意味はないのか?」となりますが、そんなことはありません。2年後の機種変更を繰り返したり、通信契約も一度にすることができるというメリットもあるので一概にキャリアで買うのが損するということはないです。
とにかく安くiPhoneを手に入れたいならApple Storeで買うのが最適解といったところでしょう。
1年に1回、Apple 初売りでギフト券がもらえる

また、Appleは1年に一度だけ初売りを実施します。
端末価格が安くなる割引セールではなく、次回使うことができるApple Storeギフトカードによる還元セールとなります。
2021年の初売り(1月2日〜3日)にiPhone SE(第2世代)、iPhone 11、iPhone XRが対象端末となり6,000円のApple Storeギフトカードの還元を受けることができます。
Rakuten Redates経由で1%楽天ポイント還元
Rakuten Redatesというポイントサイトを経由してApple公式サイトでiPhoneを購入することで1%のポイント還元を受けることができます。
楽天会員である必要がありますが、1%のポイント還元を受けることができるのは大きいですよね。ただし、新しいモデルは対象外となるのでiPhone 11、iPhone XR、iPhone SE(第2世代)といった少し前の端末でポイントバックを受けることができます。
そう、初売りは対象なんですね。iPhone 11は64,800円するわけですし、その1%の648円のポイントを手に入れることができるのは大きい。
大手キャリアで分割で買う
iPhoneは大手キャリアでも取り扱いをしています。
- 通信回線とセットで契約できる手軽さ
- 返却プログラムで安くiPhoneを使える
- 端末価格が割高になる
Applr StoreでもAppleローンを使うことでiPhoneを分割して買うことができますが、分割での購入を考えるならキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の返却プログラムを使うのが賢い買い方となります。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
返却プログラム | スマホおかえしプログラム | かえトクプログラム | トクするサポート+ |
分割回数 | 36回 | 24回〜48回まで | 48回 |
支払い期間 | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 24ヶ月 |
買い替え | しなくていい | 必須 | 必須 |
ドコモの「スマホおかえしプログラム」の場合だと、iPhoneを36回払い分割で購入し24ヶ月後に端末を返却する代わりの残債となる12ヶ月分の端末代金の支払いが免除されます。
iPhone 12 miniで返却プログラムを使うと支払い費用はこうなります。
- ドコモ:2,442円 × 24回 = 58,608円
- au:2,095円 × 23回 = 48,185円
- ソフトバンク:2,310円 × 24回 = 55,440円
- Appleローン:3,474円 × 24回 = 83,380円
Appleローンを使ってiPhone 12 miniを24回払いにすると月々の支払いは3,474円となりますが、キャリアの返却プログラムを使うことで月々の支払いは2,300〜2,400円ほどとなります。
24ヶ月後に端末を返却しないといけないという条件はありますが、2年おきにiPhoneを機種変更するならとくに問題はないでしょう。売却などのやり取りをすることを考えると良いプログラムかなと思います。
格安通信キャリアでとにかく安く
iPhone SE(第2世代)や旧型のiPhone 8などの端末でいいならUQ mobileやY!mobileなどの格安通信キャリアもおすすめです。
- 通信回線とセットで契約できる手軽さ
- Apple Storeよりも端末が安くなる
- 一部のiPhoneしか買うことができない
大手キャリアと違ってApple Storeで買うよりも少しだけ安い価格設定になってるので端末代金、通信費用もダブルで安くすることができます。
iPhone SE(第2世代)はApple Storeだと49,280円ですが、UQモバイル、ワイモバイル、mineoだと少しだけ安く買うことができます。
UQ mobile | Y!moile | mineo | |
iPhone SE(64GB) | 35,640円 | 新規:43,200円 MNP:43,200円 機変:50,400円 | 46,800円 |
iPhone 8(64GB) | 新規:23,760円 MNP:17,424円 機変:23,760円 | – | 29,760円 |
支払い期間 | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 24ヶ月 |
買い替え | しなくていい | 必須 | 必須 |
iPhone 8は中古未使用品、整備済品となっていますが、ほぼ新品の端末を手に入れることができるので安く手にしたいという方にとっては良い選択肢になるでしょう。
中古でiPhoneを買う
iPhoneは各中古ショップで買うこともできます。
中古なので傷があったりバッテリーの劣化進んでいたりする可能性はかなり高いですが、iPhoneのバッテリーはAppleで交換することもできますしトータルで見ても購入費用を抑えることができることがあります。
iPhoneを安くお得に買う方法:まとめ
iPhoneは基本的に定価で買うことになってしまいますが、Apple StoreでSIMフリー版のiPhoneを買うのが一番スタンダードでトータルの費用を抑えることができる方法となります。
- 費用をできるだけ抑えたい → Apple Store
- 毎年iPhoneを買い換える → Apple Store
- 分割でiPhoneを買いたい → 通信キャリア
- 2年ごとにiPhoneを機種変更 → 通信キャリア
- 通信費用を抑えたい → 格安通信キャリア
分割で購入して月々の費用を抑えたいという方は通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で返却プログラムを使って買うのがいいでしょう。2年おきに機種変更することもできます。
年間3万円ほど(2年間で6万円)で最新のiPhone 12を使うことができるので、定期的に新しいiPhoneに乗り換えをするならおすすめです。
もし、少しでも通信費用も含めて安くしたいという方はiPhone SE(第2世代)をUQモバイルかワイモバイルで買うのがいいでしょう。mineo(マイネオ)でも取り扱いをしているので端末だけでなく通信費用全体を抑えることが可能となりますよ。
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