
大手キャリアからワイモバイルに乗り換えることでスマホの料金を大幅に下げることができますが、ワイモバイルに販売されてるのは価格の安いiPhone SE(第2世代)や旧型のiPhone 7しか買うことができません。
でも、安心してください。iPhone 11やiPhone 11 ProなどハイエンドなiPhoneもワイモバイルで使うこともできます。ここでは、iPhone 11をワイモバイルで安く使うための方法を紹介しています。スマホ料金は安く、良い端末を使いたい方は参考にしてみてください!
この記事の目次
ワイモバイルでiPhone 11を使う方法①
Apple StoreでiPhone 11を購入
iPhone 11・iPhone 11 Proをワイモバイルで使うにはSIMフリー版の端末を手に入れる必要がありますが、カンタンにSIMフリーのiPhone 11を手に入れるにはApple StoreやApple公式サイトで購入する方法となります。
Apple Storeの販売価格は以下の通りです。
- 64GB:74,800円(税込 82,280円)
- 128GB:79,800円(税込 87,780円)
- 256GB:90,800円(税込 99,880円)
iPhone 11 Proの64GBモデルは117,480円と10万円オーバーとなってしまいますが、iPhone 11なら税込で82,280円で買うことができます。高いけど安いですよね。
最新のiPhoneを手に入れるということはこういうこと。お金がかかるのです…。新品でiPhone 11を手に入れようと思ったら8万円くらいは必要になると認識しておくのがいいでしょう。
なお、中古のiPhoneでもいいなら少しだけ安く手に入れることもできます。
ワイモバイルのSIMカード単体契約する
ワイモバイルはオンラインショップからSIMカード単体での契約ができるようになっています。つまり、ワイモバイルに乗り換えするときに端末を購入しなくてもSIMカードだけで契約することができるのです。

SIMカード単体で契約しても料金プランは通常契約のプランと同じとなっていてスマホベーシックプランSなら3GB + 国内通話10分かけ放題で2,680円となります。
S | M | R | |
データ通信量 | 3GB → 4GB | 10GB → 13GB | 14GB → 17GB |
音声通話 | 国内通話10分無料 | ||
新規割 | 700円割引 (6ヶ月間) | ||
月々の料金 (6ヶ月間) | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
月々の料金 (7ヶ月以降) | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
以前はSIMカード単体で契約すると特別割引を受けることができましたが、現在は料金プランの変更により廃止されています。
とっても残念…。
最大6,000円相当のPayPayボーナス還元
と思いきや、ちょっと待ってください。実はワイモバイルのSIMカード単体契約をすることで、PayPayボーナスライトによる「SIMカードご契約特典」を受けることができます。
プランS | プランM | プランR | |
SIMカード契約特典 | 3,000円 | 6,000円 | 6,000円 |
合計 | 3,000円相当 | 6,000円相当 | 6,000円相当 |
Yahoo!モバイルのワイモバイルも同じように還元を受けることができるのですが還元金額が大きくなっていてスマホベーシックプランSは合計6,300円、スマホベーシックプランM/Rなら10,700円相当のPayPayポイントの還元を受けることができます。
Yahoo!モバイルで契約すると事務手数料3,300円がかかってくるのでプランSなら実質3,300円、プランM/Rなら実質7,400円の還元となります。
さらに、Yahoo!モバイルのワイモバイルでMNPのりかえなら5のつく日・ゾロ目の日を狙って契約することで「SIMカードMR特典」で4,400円相当がさらに追加されます。

事務手数料を差し引くとプランSは3,300円、プランM/Rは10,700円相当のPayPayボーナスライトを受け取ることができるので、ワイモバイルで契約するよりも還元率は高くなっています。
iPhone 11の月々の料金
Apple StoreでiPhone 11を購入して、Yahoo!モバイルのワイモバイルのSIMカード単体契約をして「SIMカードご契約特典:11,000円」を受け取った場合の月々の料金をシミュレーションしてみました。
iPhone 11はApple StoreでAppleローン(24ヶ月)を組んで支払いをするとします。
S:3GB | M:10GB | R:14GB | |
プラン料金 (6ヶ月間) | 2,178円 | 3,278円 | 4,378円 |
プラン料金 (7ヶ月以降) | 2,948円 | 4,048円 | 5,148円 |
端末価格 | 3,428円 × 24回 (82,280円) | ||
SIMカードご契約特典 | 446円 × 24回として (10,700円) | ||
月々の料金 (6ヶ月間) | 5,160円 | 6,260円 | 7,360円 |
月々の料金 (7ヶ月以降) | 5,930円 | 7,030円 | 8,130円 |
スマホベーシックプランSなら月々5,160円でiPhone 11(64GB)を持つことができる計算となります。どれくらい安いのかドコモでiPhone 11を購入した場合の料金と比較してみました。
ワイモバイル | ギガホ | ギガライト | |
基本料金 | 3GB:2,680円 10GB:3,680円 14GB:4,680円 | 30GB :6,980円 (60GBに増量中) | 1GB:2,980円 3GB:3,980円 5GB:4,980円 7GB:5,980円 |
通話かけ放題 | 無料(10分) | 700円(5分) | |
iPhone 11 端末価格 | 3,428円 × 24回 (82,280円) | 3,630円 × 24回 (87,120円) | |
6ヶ月間 割引 | 3GB:5,408円 9GB:6,408円 14GB:7,408円 | 10,610円 | 1GB:6,610円 3GB:7,610円 5GB:8,610円 7GB:9,610円 |
7ヶ月〜 | 3GB:6,108円 9GB:7,108円 14GB:8,108円 | 11,610円 |
同じ3GBの容量で料金を比較するとドコモは7,610円なのに対してApple Store + ワイモバイルなら6,108円でiPhone 11を持つことが可能となります。
Yahoo!モバイルのワイモバイルからSIMカード単体契約をすると10,700円の還元がもらえるので実質価格はさらに安くなるので、大手キャリアのiPhone 11を買うよりもSIMフリーのiPhone 11を買ってワイモバイルを契約すると料金を抑えることが可能となります。
ワイモバイルでiPhone 11を使う方法②
大手キャリアからの乗り換え
もし、ドコモ・au・ソフトバンクでiPhone 11を買っている場合でもワイモバイルに乗り換えることで料金を抑えることができます。
分割でiPhone 11を購入していても乗り換えはできます。そのまま分割払いのままiPhone 11の残債を支払っていけばOKです。契約を解除したら一括で支払わないといけないと思っていましたがそうではないみたい。
分割で支払っている端末代金はそのままにすることができるようです。
SIMロックを解除する
ドコモ・au・ソフトバンクで買ったiPhone 11はSIMロックがかかっている状態なので解約前にSIMロック解除をしておきましょう。
- ドコモ:支払いにクレジットカードを設定している場合は即日解除可能
- au:購入から100日経過後に解除可能
- ソフトバンク:購入から100日経過後に解除可能
分割払いの場合は基本的に購入してから100日経過しないとSIMロック解除できませんが、ドコモだけは支払いにクレジットカードを設定している場合は100日以内にSIMロック解除ができるようになっています。
SIMロック解除は店舗ですると事務手数料3,300円かかってきますが、オンラインで手続きすると無料ですることができます。
参考にドコモでSIMロック解除をする方法を紹介します。My docomoにアクセスをしてトップページの下の方にある「その他のお手続きはこちら」を選んでください。

「その他」に「SIMロック解除」という項目があるのでここからSIMロック解除の手続きをしていきます。

SIMロック解除した端末の製造番号(IMEI)を入力します。

iPhone 11の製造番号(IMEI)は「設定」→「一般」→「情報」から確認することができます。あとは流れに沿って手続きをしていくだけで無料でSIMロックを解除することができます。
iPhone 11でワイモバイルを使う設定方法
iPhone 11のSIMロックを解除したら他社の回線のSIMカードを入れて通信ができるようになります。
iPhone 11にSIMカードを入れる
iPhone 11は本体右側にSIMカードスロットがあるので、付属のピンを使って開けて契約したワイモバイルのSIMカードを入れます。

2018年モデルのiPhone XS、iPhone XRより以前のモデルはSIMカードを入れるだけで設定なしで使うことができます。
例えば、こちらはiPhone XRにワイモバイルのSIMカードを入れた状態です。

設定なしで大手キャリアのSIMカードと同じように設定されて使うことができるようになります。
ワイモバイルからAPNをインストールする
最新iPhoneとなるiPhone 11、iPhone 11 ProはSIMカードを入れるだけで使うことはできず、ワイモバイルのAPN構成プロファイルをダウンロードする必要があります。
iPhone 11のAPNはこちらからダウンロードしてください。

ダウンロードが完了したら「設定」→「一般」→「プロファイル」にAPNがダウンロードされているので「インストール」をタップします。

「インストール」します。

これでワイモバイルのAPNがインストールされてiPhone 11、iPhone 11 Proでワイモバイルの通信が使えるようになります。

APNをインストールするとアンテナピクトはワイモバイルではなくソフトバンクとなります。
旧型のiPhoneはAPNのインストールなしで使えるので設定が楽ですが、最新iPhoneに関してはAPNの設定が必要となるので一手間かかるので注意をしてください。
なお、2020年秋に発売が噂されている新型iPhone 12/12 Proが発売となればiPhone 11シリーズもAPNなしで使えるようになると思います。
ワイモバイルでiPhone 11を安く使おう

ワイモバイルでもiPhoneを買うことができますが、iPhone 7かiPhone 6sの旧型モデルしか選ぶことができません。なので、Apple StoreでiPhone 11・iPhone 11 Proを買ってワイモバイルのSIMカード単体契約をするのがおすすめです。
Yahoo!モバイルのワイモバイルから契約することで「SIMカードご契約特典」で最大10,700円相当の還元を受けることができます。なので、せっかくならワイモバイルの公式サイトではなくYahoo!モバイルからワイモバイルを契約するのがいいでしょう!
なお、ワイモバイルは2020年8月27日よりiPhone SE(第2世代)の取り扱いを開始します。
iPhone 8ではなく最新のiPhone SE(第2世代)が通信価格の安いワイモバイルで買えるようになるのは新しい良い選択肢になるのではないでしょうか。
大手キャリアとワイモバイルの料金の比較もしています。
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