
中学生、高校生になるといよいよスマートフォンを持つことになります。
「スマホはiPhoneじゃないと嫌だ!」
そう言ってくる可能性はかなり高いかもです。というのも、中高生の多くはiPhoneを使っている子が多く「iPhoneじゃないとダメ!」ってなるみたいですね。
ただ、嬉しいことに最近はラインナップが豊富で価格の安いiPhoneも選ぶことができます。また、iPhoneにするメリットもたくさんあるのでiPhoneを選ぶのは良い選択肢となります。
この記事では中高生におすすめのiPhoneと、どこで買うのが安くてお得なのかも比較しているので中高生でiPhoneが欲しい方、お子さんがiPhoneが欲しいと言っている親御さんは参考にしてみてください。
この記事の目次
中高生がiPhoneを選ぶメリット
使ってる人が多い
iPhoneは使っている人が多くて、2021年2月に行われたMMDの調査によると「iPhone」は45.8%、「Android」は41%、とくにiPhoneを持っている10代女性は82.7%となっています。すごいですよね。
8割の子がiPhoneを持ってるって…!若年層のiPhoneのシェア率がやばい。
iPhone | Android | |
全体 | 45.8% | 41.0% |
男性10代 | 68.9% | 25.6% |
男性20代 | 58.2% | 34.5% |
男性30代 | 38.9% | 48.4% |
女性10代 | 82.7% | 15.1% |
女性20代 | 71.1% | 23.6% |
女性30代 | 50.7% | 42.2% |
以前に比べるとiPhoneのシェアは減少傾向はあるものの半分以上の方がiPhoneを使っているので何かトラブルがあったときに人に対処法を聞きやすいというメリットがあります。
Androidになると各メーカーによっても操作方法が異なりますしトラブルがあったときに解決に時間がかかってしまうデメリットがあります。みんながiPhoneが使っているからこそ得ることができる安心感はありますよね。
データのやり取りが簡単にできる
iPhoneはAirDropという機能を搭載しているのでiPhoneだけでなくiPad、Macでデータのやり取りがとても簡単にすることができます。

例えば、友達と一緒に写真や動画を撮って共有したいという場面があるかと思いますがAirDropを使うことで簡単に写真や動画を送り合うことができます。
いやいや、LINEならiOS・Androidでもデータ共有できるでしょ?
って思うかもですが、データ通信量がかかってしまいます。AirDropはデータを転送するときにBluetoothを使うためデータ通信量を消費しないので何枚も写真や動画を転送してもお金がかかることはありません。
安くても性能が高くて使いやすい
iPhoneの廉価モデルなら価格が安めでiPhone SE(第3世代)は62,800円です。iPhone 12 miniは87,800円なので25,000円も安い価格設定となっています。
また、UQモバイルやワイモバイルなどの格安キャリアなら5万円以下に割引が適用されて安く手に入れることもできます。
Androidスマホだと2万円以下で買える端末がありますが、性能がいまいちでストレスがあったり、カメラの画質が悪く満足できない…なんてことがあります。
しかし、iPhoneならどのモデルを選んでも高性能ですしカメラの画質もとてもキレイで価格のわりに満足度の高くなります。
製品寿命も長いので3年間は普通に使うことができるので結果的に安上がりになりますよ。
周辺機器・ケースの種類が豊富で楽しい
iPhoneは使っている人が多いこともあり周辺機器やケースが豊富なので自分好みのiPhoneに仕上げることができることもできます。
最新モデルのiPhone 12シリーズならMagSafeに対応したアクセサリを選ぶことでウォレット、スタンド、充電器といった様々な周辺機器を新しいスタイルで楽しむことができます。

また、うっかりiPhoneの充電を忘れてバッテリーが少なくなってもiPhoneを使っている友達から充電器とケーブルを借りて充電できるので安心して使うことができますよね。
iPhoneは意外と安く買える
以前のiPhoneはハイエンドモデルしかなく「iPhoneは高い」というイメージがありますが、現在は価格の安いiPhoneもあるので意外と安く、選び甲斐のあるラインナップとなっています。
現行モデルの端末価格
Apple Storeで販売されているiPhoneは最新モデルのiPhone 13シリーズがありますがこのモデルは高いのでお金が有り余っている方向けの端末といってもいいでしょう。

税込 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
iPhone 13 mini | 86,800円 | 98,800円 | 122,800円 | – |
iPhone 13 | 98,800円 | 110,800円 | 134,800円 | – |
iPhone 13 Pro | 122,800円 | 134,800円 | 158,800円 | 182,800円 |
iPhone 13 Pro Max | 134,800円 | 146,800円 | 170,800円 | 194,800円 |
iPhone 13 miniの128GBモデルでもかなり高いなぁといった感じですが、Appleは旧型モデルのiPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 11を販売価格を下げて継続販売していて、さらに低価格モデルのiPhone SE(第3世代)もあります。
税込 | 64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
iPhone 12 mini | 69,800円 | 75,800円 | 87,800円 |
iPhone 12 | 86,800円 | 92,800円 | 104,800円 |
iPhone 11 | 61,800円 | 67,800円 | – |
iPhone SE3 | 57,800円 | 63,800円 | 76,800円 |
iPhone 11もかなり安く61,800円〜で買うことができます。iPhone SE(第2世代)は49,800円からとなっていて5万円以下で買うことができる現在新品で販売されているiPhoneの中では最も安いモデルと言っていいですね。
価格だけで選ぶならiPhone SE(第2世代)の一択となります。
このモデルはApple Storeだけでなくドコモ、au、ソフトバンク、UQモバイル、ワイモバイルで取り扱いしていますが、ポイント還元、端末割引もあるので実はこのようなキャリアで手続きをした方が安くiPhoneを買うことができます。
iPhoneを安く持つには
新品で安くiPhoneを手に入れるならiPhone SE(第2世代)の一択となります。

買うところによって端末価格が異なり、学生なのでドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルなら学割を適用することができ月々の料金を抑えることができます。
どのキャリアでもiPhoneの場合は端末割引、またはポイント還元を受けることができますがワイモバイルで買うのが月々の通信費用も安く、学割もあるのでおすすめです。
ドコモ、au、ソフトバンクでiPhone SE(第3世代)を買うと月々の料金はこうなります。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
iPhone SE | 65,230円(1,811円 ×36) | 65,335円(1,845円+ 1,814円 ×35) | 67,680円(1,410円 ×48) |
返却プログラム | 31,920円(1,448円 ×23) | 34,615円(1,442円 ×24) | 33,840円(1,410円 ×24) |
新規契約 MNP 機種変更 |
– -22,000円 – |
-11,000円 -22,000円 – |
-21,600円 -21,600円 -5,040円 |
データ無制限 | 5Gギガホプレミア:7,315円 | 使い放題MAX:7,238円 | メリハリ無制限:7,238円 |
学割1 | 6ヶ月 -3,839円 | 6ヶ月 -3,938円 | 端末から-10,080円 |
学割2 | 30歳まで -500円 | – | – |
家族割 (3人) |
-1,100円 | -1,100円 | -1,210円 |
光セット割 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
月々(〜6ヶ月) | 3,087円 | 2,609円 | 5,678円 |
月々(7ヶ月目以降) | 6,426円 | 6,547円 | 5,678円 |
2年間合計 | 18,522円 + 115,668円 = 134,190円 | 15,654円 + 117,846 = 133,500円 | 136,272円 |
UQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイルだとこんな感じ。
UQモバイル | ワイモバイル | 楽天モバイル | |
iPhone SE(64GB) | 58,735円(2,447円 × 24回) | 58,680円(2,445円×24回) | 57,800円(2,408円×24回) |
15GB | 20GB増量 2,728円 |
3,278円 | 20GB:2,178円 |
学割 | 1年間 1,100円割引 | 1年間 1,100円割引 | – |
家族割 | -638円 | -1,188円 | – |
月々の料金(〜1年) | 3,437円 | 3,435円 | 4,586円 |
月々の料金(1年以降) | 4,075円 | 4,535円 | 4,586円 |
2年間の合計 | 41,244円 + 48,900円 = 90,144円 | 41,220円 + 54,420円 = 95,640円 | 110,064円 |
UQ mobile、ワイモバイルは学割があるので費用をかなり抑えることができます。楽天モバイルは学割はないですがMNP乗り換えなら35,000ptの楽天ポイントの還元があって実質価格はかなり安くなります。
中高生におすすめのiPhoneはコレ
費用を抑えたいならiPhone SEがおすすめ
iPhone SE(第3世代)は端末価格が安い割に高性能で、指紋認証のTouch IDにも対応した使いやすいモデルとなっています。

ディスプレイ | 4.7インチ(1,334 × 750ピクセル) Retina HDディスプレイ |
---|---|
生体認証 | Touch ID(指紋認証) |
SoC | A15 Bionic |
RAM SSD |
GB 64GB・128GB・256GB |
リアカメラ | 広角:1200万画素・F/1.8 |
インカメラ | 700万画素・F/2.2 |
通信性能 | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6 |
バッテリー容量 | 2,018mAh |
ワイヤレス充電 | Qiに対応 |
本体サイズ・重量 | 138.4 × 67.3 × 7.3mm・144g |
iPhone SE(第3世代)はホームボタンを搭載したスタイルとなっていますが、iPhone 13 mini・iPhone 13と同じA15 Bionicチップを搭載しているので性能はハイエンドモデルと同等です。
ゲームもバッチリ動かせる性能を持ったSoCなので快適に遊ぶことができます。ただ、バッテリー持ちがそんなによくはないのでモバイルバッテリーはあった方がいいかもしれません。

生体認証はTouch ID(指紋)に対応していてマスクをしながらも画面ロック解除して使うことができます。昔ながらのスタイルのiPhoneなので顔認証に非対応ですが困ることはないでしょう。
iPhone SE(第3世代)はUQ mobileのM(15GB)で家族割適用で1年間は3,437円、2年目は4,075円で使うことができます。3GBのプランならもっと安くすることもできます。
とにかく費用を抑えたいという方はワイモバイルのiPhone SE(第3世代)はおすすめです。
- 4.7インチの小型軽量モデル
- 余裕で片手で操作ができる
- 指紋認証機能を搭載している
- カメラの画質はそこそこ良い
- ステレオスピーカーに対応
- 画面が少し小さすぎる
- 超広角カメラを搭載していない
- 顔で画面ロック解除ができない
- 電池持ちがそんなに良くはない
バランスの取れたiPhone 12 miniもおすすめ
iPhone 12 miniは2020年のスタンダード小型モデルで2022年現在も販売継続しています。iPhone 12もおすすめですがiPhone 12 miniは端末価格が69,800円と安いのもメリットです。

ディスプレイ | 5.4インチ(2,340 × 1,080ピクセル) Super Retina XDRディスプレイ |
---|---|
生体認証 | Face ID(顔認証) |
SoC | A14 Bionic |
RAM SSD |
4GB 64GB・128GB・256GB |
リアカメラ | 広角:1200万画素・F/1.6 |
インカメラ | 1200万画素・F/2.2 |
通信性能 | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6 |
バッテリー容量 | 2,227mAh |
ワイヤレス充電 | MagSafe、Qiに対応 |
本体サイズ・重量 | 131.5 × 64.2 × 7.4mm・133g |
iPhone 12 miniのスペックはまだまだ現役で使えてゲームも問題なく快適に動作します。1世代前のモデルとはいえおそらく3年は普通に現役なので安心して使うことができます。
ただ、ゲームをプレイすることがあるならストレージ容量は128GBを選ぶのがおすすめです。64GBだと写真と動画だけでもそれなりに消費してしまいます。
iPhone 12 miniはFace ID(顔認証)ですがマスクしていても認証できるので普通に使いやすくなっています。
iPhone 12 miniはApple Storeで69,800円ですが大手キャリアだけでなくUQ mobile、ワイモバイルなども取り扱いをしていてMNPなら56,680円で購入ができます。
- 5.4インチでコンパクトサイズ
- A14 Bionic + 4GB RAMで高性能
- 顔機能を搭載している
- 端末が少し大きい
- 超広角カメラを搭載していない
- 指紋認証が使えない
画面が大きく安いiPhone 11もおすすめ
少し前までドコモのahamoでiPhone 11を取り扱いしてましたが現在は販売終了となっています。ただ、Apple公式サイトで61,800円で販売継続しています。
また、イオシスで中古が4万円前後で販売しているので意外と安く手に入れることができます。

ディスプレイ | 6.1インチ(1,792 × 828ピクセル) Liquid Retina HDディスプレイ |
---|---|
生体認証 | Face ID(顔認証) |
SoC | A13 Bionic |
RAM SSD |
3GB 64GB・128GB・256GB |
リアカメラ | 広角:1200万画素・F/1.8 超広角:1200万画素・F/2.4 |
インカメラ | 700万画素・F/2.2 |
通信性能 | 4G LTE、Wi-Fi 5 |
バッテリー容量 | 2,942mAh |
ワイヤレス充電 | Qiに対応 |
本体サイズ・重量 | 150.9 × 75.7 × 8.3mm・194g |
iPhone 11はA13 Bionicに3GBのメインメモリを搭載していてCPUの性能はハイエンドそのもので超広角カメラも使えます。みんなで写真や動画を撮影するのにも使えるiPhoneとなっています。
- 6.1インチサイズで画面が大きい
- A13 Bionic + 3GB RAMで高性能
- 顔機能を搭載している
- 端末が少し大きい
- 指紋認証が使えない
中高生のおすすめのiPhone:まとめ
iPhoneはApple Store、ドコモ、au、ソフトバンクだけでなくUQモバイル、ワイモバイルでも取り扱いをしています。
現在使っているキャリアに合わせてどこで買うかを決めてもいいですし、安さ優先でUQモバイル、ワイモバイルに乗り換えをするのもいいかもしれません。
iPhoneは新品なら3年間は普通に使うことができるほど製品寿命の長い端末なので、中学1年生で新しいiPhoneを買って、高校1年生になってから機種変更するのがちょうどいいタイミングとなるのではないでしょうか。
iPhone11のRAMは4GBですよー
どうしても最新の12とかがいいなら、分割払いがいいかもしれませんね。