
Appleのタブレット端末となるiPadのプロモデルとなるiPad Proは11インチと12.9インチの2サイズあります。
iPad Pro 11インチはタブレットとして使いやすい大きさで持ち運びしやすく、iPad Pro 12.9インチは画面が大きく作業しやすい端末となっています。
どちらもそれぞれの特徴がありますが、iPad Pro 11インチ・12.9インチどっちのサイズを選ぶべきなのか?迷うところですよね。
この記事では、iPad Pro 11インチとiPad Pro 12.9インチの画面サイズ・スペック・使いやすさの違いからどっちを選ぶべきか徹底比較しています。
iPad Pro 11インチと12.9インチのどっちにしようか迷っている方は参考にしてみてください。
この記事の目次
iPad Pro 11インチと12.9インチ どっちを選ぶ?
どんな作業をするかでiPad Pro 11インチがいいか、iPad Pro 12.9インチにするかを選ぶべきか判断できます。基本スペックはほぼ同じで画面サイズが大きな判断ポイントになるでしょう。
iPad Pro 11インチのメリット

iPad Pro 11インチは11インチディスプレイを搭載し10.9インチのiPad Air 5とほぼ同じ筐体サイズで、タブレットとしてはちょうど使いやすい大きさとなっています。
- タブレットとして使うことが多い
- 荷物をできるだけ軽くして持ち運びを楽にしたい
- 動画編集・イラスト制作・写真現像をしたい
- 電子書籍で小説・ビジネス書を読みたい
- iPadでゲームを楽しみたい
- 少しでも購入費用を安くしたい
基本的にタブレットとして使うならiPad Pro 11インチを選べばOKです。
iPad Pro 11インチは本体サイズが小さくて軽くて片手で余裕で持ち運び可能で作業スペースに困らないですし周辺機器のSmart Keyboard Folio、Magic Keyboardを組み合わせでパソコンとしても使えます。
顔認証のFace IDを搭載しキーをタイピングするだけで画面ロック解除して瞬時に使えて作業マシンとしても優秀なタブレットとして使うことができます。
また、iPad Pro 11インチは12.9インチよりも価格が安いのも魅力の一つで11インチ、12.9インチはほぼ同じスペックなのでiPadのモバイル性と価格の安さを重視するなら11インチを選ぶのがおすすめです。
iPad Pro 12.9インチのメリット
iPad Pro 12.9インチは大きなディスプレイを搭載したモデルとなっており、最新技術のminiLEDバックライトを採用し11インチよりも引き締まった黒を再現可能です。

12.9インチの画面サイズはタブレットとして使うには少し大きいのでタブレットとして使うよりもパソコンとして使うことが多いならiPad Pro 12.9インチを選ぶのがいいでしょう。
- パソコンとして使うことが多い
- 動画編集・イラスト制作・写真現像がしたい
- 電子書籍の漫画を快適に見たい
- 大きな画面で動画を楽しみたい
- 自宅・職場で使うことが多い
画面サイズが大きいのでイラスト制作、デザイン作業にも向いているのでプロが使うような端末です。
作業性は間違いなくiPad Pro 11インチよりも上ですし、映画を見たり、電子書籍の漫画を見たりコンテンツに向いています。
パソコンとして、イラストを描いたりデザイン作業が多いのなら作業効率を優先し画面サイズの大きいiPad Pro 12.9インチを選ぶのがおすすめです。
端末価格が高いですが…。
iPad Pro 11インチ・12.9インチを比較
本体サイズと重量の違い
iPad Pro 12.9インチとiPad Pro 11インチの本体サイズの大きさの違いはあって並べて比べてコレだけの大きさの違いがあるんですよね。11インチがめちゃ小さく見えます。

機種 | iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ |
---|---|---|
本体 | 280.6 × 214.9 × 6.4 mm | 247.6 × 178.5 × 5.9 mm |
重量 | 682g | 466g |
iPad Pro 12.9インチの画面サイズが欲しいと勢いで買うと今使っているカバンやリュックに入らない可能性もあるので寸法確認してどちらを選ぶかを判断しましょう。
iPad Proは2018年以降のモデルでホームボタンを廃止し、上下ベゼルを狭くなってiPad Pro 12.9インチ(2017)と比較してもサイズが小型化しています。

今まで持ち運びができなかったカバンやバックにもフルディスプレイのiPad Pro 12.9インチなら持ち歩くこともできるかもしれません。

iPad Pro 11インチは10.5インチと同じくらいのサイズに抑えられてモバイル性能は高くてiPad Pro 12.9インチよりも縦幅3.3センチ、横幅3.6センチ小さいです。
iPad Pro 12.9インチの本体サイズが小型化したとはいえiPad Pro 11インチの取り回しの良さには太刀打ちはできません。
- 持ち運んで使いたい → iPad Pro 11インチ
- 自宅職場で使うことが多い → iPad Pro 12.9インチ
外でiPad Proを使うことが多い、タブレットとして使うことが多いなら11インチ、自宅や職場で使うことが多いなら12.9インチを選んでもいいでしょう。
画面サイズの違い
iPad Pro 11インチ、12.9インチと画面サイズの違いによって解像度が異なっており、11インチが2,388 × 1,668ピクセル、12.9インチが2,732 × 2,048ピクセル、画素密度は264ppiと同じです。
モデル | iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | |
---|---|---|---|
世代 | 2022 2021 |
2020 2018 |
2022/2021 2020/2018 |
サイズ | 12.9インチ | 11インチ | |
パネル | Liquid Retina XDR IPS液晶 ミニLEDバックライト |
Liquid Retina IPS液晶 LEDバックライト |
Liquid Retina IPS液晶 LEDバックライト |
解像度 | 2,732 × 2,048 | 2,388 × 1,668 | |
画素密度 | 264ppi | ||
輝度 | 600〜1600ニト | 600ニト | |
画面比率 | 4:3 | 4.3:3 | |
仕様 | 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーションディスプレイ 反射防止コーティング ProMotionテクノロジー 広色域ディスプレイ(P3) True Toneディスプレイ |
11インチ、12.9インチともに広色域ディスプレイ(P3)、120HzのリフレッシュレートのProMotionテクノロジーに対応し、色鮮やかで滑らかな画面でiPadを使えます。
iPad Pro 12.9インチ(2021)はバックライトにミニLEDを採用したXDRディスプレイで暗い場面は暗く、明るい場面は明るく、くっきりとコントラスト比の高い画質の高い映像を楽しめます。

ミニLEDバックライトは12.9インチのみの特権となっていて11インチはLEDバックライトとなっていて、実際にiPad Pro 12.9インチと11インチで違いを比較してみました。
ミニLED、真っ暗にして画面の明るさを最大にすると黒の違いは出てくる(かなりイレギュラーな使い方 pic.twitter.com/xENAKZaBcA
— かずやシンスペース (@Logkazu) May 21, 2021
11インチは暗い部分もバックライトで明るくしているので黒が白くなっていますが、12.9インチは暗い部分は明るくならず引き締まった黒を再現できています。
また、12.9インチは一般的な色基準のリファレンスカラーも、SDRおよびHDRのビデオフォーマットのリファレンスカラーの表示も可能です。
iPadの画面比率は4:3ですが、11インチモデルのみ4.3:3で横持ちで使う時は画面がよりワイドにで画面を分割するとiPad Pro 10.5インチより広い作業エリアを確保できます。

キーボードを接続して2画面表示で作業をすることが多いのならiPad Pro 11インチは幅広なので情報を見やすいというメリットがあります。
iPad Pro 12.9インチとiPad Pro 11インチの画面サイズ、表示領域はYahoo! JAPANのトップページでiPad Pro 11インチよりも12.9インチの方がより多くの情報を表示できます。

また、iPadOS 16のステージマネージャーを使うと12.9インチは画面が大きくてマルチタスクが捗ります。
シングルタスクで使うには12.9インチほどの大きさになると目線の移動が多く1画面で使うには少し大きいので見やすさは11インチの方が上かもしれません。
YouTubeアプリも11インチモデルよりも12.9インチの方が動画サムネイルを一度にたくさん表示すできますが、ここまで表示させる必要性はないかもです。

もちろん、動画再生時の画面の大きさは12.9インチモデルの方が圧倒的に大きく大きな画面で動画を楽しみたいなら11インチよりも12.9インチの方が見やすいです。
しかも、ミニLEDバックライトを搭載したXRDディスプレイなので映画はとてもキレイな映像で楽しむことができます。
iPad Pro 12.9インチと11インチでSplit View(2画面表示)で表示させてみました。左画面にブラウザ表示させながらWordpressのアプリを右画面に起動させている状態です。

iPad Pro 12.9インチの方が画面が大きいので情報量が多いだけでなくWordPressアプリの項目も同時に表示させてブログの執筆作業もできるので効率はより高くなっているといっていいでしょう。
表計算アプリのNumbersとSafariを2画面表示させてみると一度に表示できる情報量がiPad Pro 12.9インチモデルの方がかなり多くなっています。

ブログや資料作成時に公式サイトを見ながら情報を入力すしたりしますが物理的に大きく解像度も高いiPad Pro 12.9インチの方が作業効率は上となっています。
CPUのスペック・性能の違い
iPad Pro 12.9インチとiPad Pro 11インチの基本性能はほぼ同じです。2020年はA12Z Bionicチップ、2021年はM1 MacのM1チップ、2022年はM2チップを搭載しました。

まさか、MacのチップがiPadに搭載するとは…。たしかに、中身はほぼ同じですし、似たような違うチップを複数製造するよりもM1チップに集約した方が生産効率と製造コストはいいですよね。
どれくらいの性能なのか比較してみましたが、M1チップ、M2チップはMacBook Air、Proでも使われているチップだけあってめちゃくちゃ高性能です。
モデル | iPad Pro 11インチ・12.9インチ | |||
---|---|---|---|---|
世代 | 2022 | 2021 | 2020 | 2018 |
SoC | M2 | M1 | A12Z Bionic | A12X Bionic |
CPU | 8(4+4)コア | |||
GPU | 10コア | 8コア | 7コア | |
Neural Engine | 16コア(毎秒15.8兆回) | 16コア(毎秒11兆回) | 8コア(毎秒5兆回) | |
RAM | 8GB or 16GB | 6GB | 4GB | |
プロセス | 5nm | 7nm FinFET | ||
CPUシングルコア | 1920 | 1735 | 1118 | 1115 |
CPUマルチコア | 8244 | 7572 | 4654 | 4701 |
GPU(Metal) | 27297 | 21819 | 9856 | 9312 |
ここまで性能が向上すると全てにおいて快適に動作できるのでストレスなく作業することができます。
ただ、2020年、2018年モデルのA12Z/A12X Bionicもタブレットとしては高性能なチップなのでタブレットとして使ったり、ノートを取るといった簡単な作業であれば十分快適に使えます。
むしろ、M1やM2のパワーは有り余ってしまうかもしれませんね。
メインメモリの容量は2021年モデルは8GBが標準ですが、ストレージ容量が1TB以上でメモリの容量が16GBに増えます。
もう完全にMacですね。iPadで16GBのRAMは凄すぎです。iPad Proは画面サイズで性能が変わらないのでサイズでどのモデルを選ぶかを決めるのでいいでしょう。
リアカメラの違い

モデル | iPad Pro 11・12.9インチ | |||
---|---|---|---|---|
世代 | 2022 | 2021 | 2020 | 2018 |
広角カメラ | 1200万画素・ƒ/1.8 | |||
超広角カメラ | 1000万画素・ƒ/2.4 | – | ||
ToF | LiDARスキャナ | – | ||
手ぶれ補正 | – | |||
その他 | スマートHDR4 4K60p |
スマートHDR3 4K60p |
スマートHDR 4K60p |
リアカメラはiPad Pro 11インチ、12.9インチともに同じ1200万画素のイメージセンサーを搭載しニューラルエンジンを活用したスマートHDRを使ったキレイな写真を撮影でき、4K60pの動画撮影にも対応しています。
LiDARスキャナは被写体との距離を正確に計測できるToFセンサーでARアプリの精度が向上します。ARアプリを使ってないならあまり意味のないセンサーです。
2018年モデル以降のiPad Proは、旧世代のiPad Pro 10.5インチに対応していた光学式手ぶれ補正は非搭載で夜間撮影で手ブレが起きやすいように感じます。
スマートキーボードの使いやすさの違い
iPad Pro 12.9インチ、iPad Pro 11インチにはそれぞれのモデルに適しているカバーを兼ねたSmart Keyboard Folio(スマートキーボードフォリオ)を装着できます。
11インチのSmart Keyboard Folioのキーサイズとキーピッチは小さくて狭くフルサイズのキーボードを普段から使っていると慣れるまで使いにくいと感じるかも。

Smart Keyboard FolioとMacのMagic Keyboardのキーサイズとキーピッチを計測してみました。
モデル | キーサイズ | キーピッチ |
---|---|---|
11インチ Smart Keyboard Folio | 14mm | 18mm |
12.9インチ Smart Keyboard Folio | 15mm | 19mm |
MacのMagic Keyboard | 16mm | 19mm |
ほぼフルサイズキーボードのキーサーズ・キーピッチとなっているので違和感なくタイピングが可能。
11インチ用のSmart Keyboard Folioはコンパクトで手を動かすことなくタイピングができるので慣れれば使いやすくてタイピングしやすいキーボードサイズだったりします。(手の小さい方は11インチの方が使いやすいと思う。)

Smart Keyboard Folioは画面角度を2段階で調整できます。

iPad Air 3、iPad 9のSmart Keyboardは画面の角度調整できなかったので、テキストベースの作業が多いのならiPad ProのSmart Keyboard Folioはとても使いやすいツールになってると感じます。
なお、iPad Air 4、iPad Air 5もSmart Keyboard Folioが使えるようになりました。
Magic Keyboardに対応している
iPad Pro 11インチ、12.9インチはMagic Keyboardに対応し、2018年モデル、2020年モデル、2021年モデル、2022年モデルで使うことができます。

Magic Keyboardは画面が浮いてるので目線を上げることができ、長時間の作業にも耐えられるようになりました。

キーボードもMacBook Airと同じようにシザー構造のキーボードを採用し、タイピングがしやすくなりました。

iPadでトラックパッドが使えるので、アプリの切り替えが高速に可能でiPadの作業が効率化は間違いないでしょう。
Magic Keyboardは11インチ、12.9インチの両モデルで専用サイズが用意されています。
iPad Pro 12.9インチだとサイズ・重量が大きくなるので持ち運びするというよりも据え置きで使うのが基本となるのかなと感じます。
Apple Pencilの使いやすさの違い
iPad Pro 12.9インチ、11インチはApple Pencil(第2世代)に対応し、イラストを描いたり、メモやノートを気軽に取ることができます。
僕はイラストを描くことはほとんどありませんが、メモやノートを取ることにiPad Proを使っています。

どちらも120HzのリフレッシュレートのProMotionテクノロジーに対応したiPad Proでペンの追従性能も高くて書きやすくなっています。
- イラストを描いたりノートを取ることが多い → iPad Pro 12.9インチ
- 落書き、メモを取ることが多い → iPad Pro 11インチ
12.9インチの方が画面サイズが大きくデザイン制作をするのに適しています。メモ、ノートを取るくらいなら11インチがおすすめです。
なお、2022年モデルはApple Pencilをディスプレイから少し浮かせた最大12mm離れたペン先から操作ができるApple Pencilポインティングに対応しています。

M2が即座に信号を解析し、Apple Pencilの位置を3次元で特定し高精度に操作ができるのでイラスト制作をする方も液タブのように使うことができます。
Apple Pencilについてはこちら →
ここまでiPad Pro 11インチと12.9インチを比較してきましたが、Apple公式サイトでiPad Proの仕様を詳しく比較できるので合わせて確認しておきましょう。
iPad Pro 11インチがおすすめの人は
タブレットとして使いたい
iPadの本来の使い方であるタブレットとして使うならiPad Pro 11インチがおすすめです。手で持って操作した時の操作感は12.9インチよりも11インチの方が使いやすいです。

12.9インチを手元で使うには画面が大きすぎて目線の移動が多くなって疲れますが、11インチならパッと全体を把握できて視認性が良くて操作もしやすいです。
また、タブレットとして使うなら常に手で持った状態で操作することになりますがiPadをずっと持っていると12.9インチだと重量が重くて手が疲れます。
iPad Pro 11インチなら12.9インチよりも160gも重量が軽くて長時間使っても手の疲れを最低限に抑えられるので長時間タブレットとして使いやすいです。
本来のタブレットとして使うことが多いならiPad Pro 11インチにしておきましょう。
たまにパソコンとして使いたい
基本はタブレットとして使うけどたまに文字入力をキーボードで作業をしたい方はiPad Pro 11インチモデルでもキーボードを接続してパソコンとして使えます。

Appleのオフィスアプリ(Numbers、Pages、Keynote)を無料で使うことができるので資料作成、執筆作業、ブログ更新なども可能となっています。
また、iPadでもトラックパッドに対応しカーソル操作ができるのでiPad Proをデスクトップマシンとして使うこともできます。
荷物をできるだけ軽くして持ち運びを楽にしたい
iPad Pro 11インチは12.9インチよりも小型で重量も軽いので取り回しが非常に良いサイズ感で、外でiPadを使うことが多いのなら11インチの方がいいでしょう。

iPad Pro 12.9インチも旧世代から比べてコンパクトになったのでノートPCよりも楽に持ち運びをすることができます。
とはいえ、それでもサイズが大きいのでカバンに入らない可能性もありますし11インチよりも重いので気軽に持ち歩くのはできないのかなと思います。
ゲームを楽しみたい
iPadでもゲームアプリをインストールすることでゲームを楽しめますが、タッチパネルでプレイするゲームがメインだとiPad Pro 12.9インチは大きすぎて操作性が悪いです。

そんな中で、iPad Pro 11インチならちょうど良い画面サイズですしとゲーム主体で考えるなら11インチサイズがおすすめです。
ちなみに、ステージマネージャでウィンドウ化ができるようになったので12.9インチでも意外と大丈夫になったので使い方次第なのはあります。
少しでも購入費用を安くしたい
iPad Proは12.9インチよりも11インチの方が端末価格が48,000円も安いので少しでも購入費用を抑えたい方はiPad Pro 11インチモデルがおすすめです。
iPad Pro 11インチ | iPad Pro 12.9インチ | |
128GB | 124,800円 | 172,800円 |
256GB | 140,800円 | 188,800円 |
512GB | 172,800円 | 222,800円 |
1TB | 236,800円 | 284,800円 |
2TB | 300,800円 | 348,800円 |
また、1TB以上のモデルはメインメモリの容量が16GBになるため11インチでも236,800円と価格が跳ね上がって12.9インチだと284,800円とMacBook Pro 14インチが買える価格…。高い。
なお、モバイル通信をしたいならiPad セルラーモデルを+24,000円で手に入れることできます。2021年、2022年モデルは5G(Sub-6)の高速通信にも対応しで外で使うことが多いならおすすめです。
→ iPad Pro 11インチについてはこちら
https://www.sin-space.com/entry/ipadpro11-3th-2021
iPad Pro 12.9インチがおすすめの人は
パソコンとして使いたい
iPad Pro 11インチ、12.9インチはキーボードとマウスまたはトラックパッドを接続することでパソコンのように使うこともできます。

タブレットではなくキーボードを接続してパソコンとして使うことが多いなら11インチよりもiPad Pro 12.9インチのほうが画面が大きく作業効率を上げることができます。
パソコンの代わりにiPad Proを使うことを想定しているなら、 iPad Pro 12.9インチがおすすめです。ステージマネジャを使ってウィンドウ操作することでマルチタスクもしやすくてパソコンとしてしっかり使えるようになりました。
イラストを描いたり写真の現像をしたい
iPad Proは全モデルでApple Pencilでイラストを描けるので11インチでもイラストを描くなら十分ですが、12.9インチなら画面が大きくキャンバスが広くイラストを描く作業に適しています。

iPad ProはUSB-Cポートに対応し一眼カメラと直接接続してデータの転送をすることが可能で気軽にLightroomやPhotoshopを使って写真を現像できます。
写真の現像や編集は画面が大きいほうがやりやすいのば間違いありません。写真の編集をすることが多いなら11インチよりも12.9インチのほうがおすすめです。
電子書籍で漫画を見たい
電子書籍でビジネス書や漫画をiPad Proで見たいなら11インチよりも12.9インチの方が見やすいです。
というのも、iPad Pro 12.9インチを横にした状態にしてビジネス書や漫画を見開く状態で表示させることで、実際の本と同じくらいの大きさで表示が可能なのです。

小説などの文庫本サイズなら12.9インチよりも11インチの方が見開くでちょうど良いサイズになるのでどの電子書籍を見るかでサイズを決めてもいいのかもしれません。
動画を大きくキレイに見たい
YouTubeやAmazonプライムビデオなどの動画コンテンツをiPad Proで楽しむなら12.9インチの方が画面が大きいので迫力あるコンテンツ体験をできます。

iPad Pro 12.9インチはバックライトにミニLEDを採用したLiquid Retina XDRディスプレイを搭載し、コントラスト比が高く表現力が高く、映画を見るに適しています。
スピーカーの音質もiPad Pro 12.9インチの方がいいので映画を見るにしても、音楽を聴くにしても物理的サイズが大きいiPad Pro 12.9インチの方がおすすめです。
外で使うことが少ない、決まった場所で使う
家や職場の中でiPad Proを使うことが多いなら11インチではなく12.9インチを選んでも問題ないでしょう。

また、外に持ち運ぶことが多いにしても大きめのカバンを持っていたり、喫茶店など決まった場所でしか使うことが多いならサイズの大きい12.9インチモデルを選んで作業効率を重視した方がいいでしょう。
→ iPad Pro 12.9インチについてはこちら
iPad Pro 11・12.9インチ 比較:まとめ

最後に。僕のおすすめはiPad Pro 11インチです。
普段はメインマシンのiMac 24インチを使って作業をしており外出先ではMacBook Airを主に使っています。
iPad Proは本当に荷物を減らしたいときに持ち出すか、さっと調べ物をしたいときにタブレットとして使うことが多いのでサイズが大きい12.9インチよりも取り回しの良いiPad Pro 11インチモデルの方が使い勝手が良いんですよね。
なので、すでにメインマシンを持っていてサブ機として利用するなら11インチ、iPad Proをメインとして利用したいなら12.9インチがおすすめです。
なお、定期的にApple公式サイトで販売をしているiPad整備済製品を買うのもおすすめです。通常よりも安い金額でiPad Proを手に入れることができるかもしれませんよ。
→ iPadの比較・選び方はこちら
スマートキーボードではなくiPadにおすすめのワイヤレスキーボードについてはこちらをどうぞ!
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