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iPad Pro 11 レビュー!新デザインで何が変わったのか?10.5インチと違いを徹底比較!


iPad Pro 11インチ レビュー

iPad Pro 11インチ(2018)は顔認証のFace IDを搭載してベゼルレスデザインに刷新した従来のiPadとは違う新しいiPad Proとなりましたが、iPad Pro 10.5と何がどう違うのか気になるところです。

ということで、iPad Pro 11インチモデルの実機を購入したのでiPad Pro 10.5インチとの違いと比較も交えて徹底レビューしていきたいと思います!

 

iPad Pro 11インチ レビュー

本体カラーはシルバーとスペースグレイ!

iPad Pro 2018年モデルの筐体はアルミとなっており今までと同じ、100%リサイクルされたアルミが採用されており、もちろん見た目でその違いは分かりません。本体カラーはシルバーとスペースグレイの2色から選ぶことが可能となっています。

iPad Pro 2018 シルバーとスペースグレイ

シルバーの色合いは従来のiPad Proと同じですが、スペースグレイは2017年モデルのiPad Proはかなり薄いグレーでシルバーとの違いがあまり感じることができなかったが、2018年モデルはかなり濃い目のグレーとなっています。

iPad Pro 2017と2018のスペースグレイ

左:iPad Pro 2017、右:iPad Pro 2018 スペースグレイ

個人的にはこれくらい濃いスペースグレイの方が好きなので、どちらかを選べと言われたらスペースグレイを選ぶかなーって思います。画面側のベゼルの色もシルバー・スペースグレイともにブラックで統一されてしまいましたしね。

パッケージと付属品について

iPad Pro 11インチモデルのパッケージはいつも通りの白色ベースにiPad Proを正面から見た画像が印刷されたものとなっており梱包形態は従来と同じです。

iPad Pro 11 パッケージと付属品

iPad Pro 2018は充電コネクタがLightningからUSB-Cに変更され充電アダプタ(18W USB-C電源アダプタ)とケーブルもUSB-Cに対応したものに変更されました。

iPad Pro USB-C電源アダプタ

iPad Pro 11に同梱しているUSB-C対応の充電アダプタは定格5V-3A=15Wとなっており、9V-2A=18Wの急速充電にも対応しているようですね。(公式では18Wとなています。)2017年モデルのiPad Proは12Wの充電アダプタだったので、今までよりも速く充電をすることができるようになりそうです。 

 

iPad Pro 11インチの外観デザイン

今回購入したiPad Pro 11は64GBのストレージ容量、Wi-Fi+セルラーモデルのシルバーです。

iPad Pro 11は外で使うことを想定しているので迷わずセルラーモデルを選びました。Wi-Fiモデルとセルラーモデルのどちらを選ぶべきかはこちらの記事(→ iPadはセルラーモデルを買うべし!Wi-Fiモデルの違い、どっちを選ぶべきか徹底比較!)を参考にしたください!

本体カラーはシルバーですがベゼルの色はブラックとなっています。

iPad Pro 11インチモデル

ベゼルレスデザインとなった新型のiPad Pro 2018は本体カラー関係なしでベゼルの色はブラックに。ホワイトが欲しかったなーと思いつつも従来のiPadよりもベゼルの幅が狭くなっているのでさほど気にならないでしょう。

iPad Pro 11 と iPad Pro 10.5

左:iPad Pro 11、右:iPad Pro 10.5

左右のベゼル幅はiPad Pro 10.5よりもiPad Pro 11の方が少しだけ太くなっています。

iPad Pro 11 vs 10.5 ベゼルの幅

左:iPad Pro 11、右:iPad Pro 10.5 ベゼルの幅

なぜ、新型なのにベゼル幅が太くなるんだと思うかもしれませんが、iPad Pro 10.5はで本体を手で持った時に親指がベゼルをはみ出してしまい画面が隠れてしまうのですが、iPad Pro 11は適度にベゼル幅が確保されていて手で持ったときに画面が指で隠れてしまうことがないようになっています。

iPad Pro 11 vs 10.5 持ちやすさの違い

左:iPad Pro 11、右:iPad Pro 10.5

この部分がiPad Pro 10.5インチの不満点だったのですが、iPad Pro 11インチは見事にこの不満点を改善してきたのは素晴らしいです。

ディスプレイは少しだけ縦長に

ディスプレイは10.5インチから11インチに少しだけ大きくなっています。横の解像度は同じですが、縦の解像度が多くなっており縦に少しだけ長くなった画面に変更しています。

  iPad Pro 11 iPad Pro 10.5
画面サイズ 11インチ 10.5インチ
解像度 2,388 x 1,668ピクセル(264ppi) 2,224 x 1,668ピクセル(264ppi)
アスペクト比 4.3:3 4:3

iPadの画面比率はずっと4:3となっていましたが、iPad Pro 11だけが4.3:3と少しだけ画面サイズが違うことになります。なお、新型のiPad Pro 12.9は旧型と同じ解像度なので4:3のアスペクト比となっており、同じ世代のiPadなのに画面比率が違うという少し珍しい状況となっています。

縦に少しだけ画面が長くなったことでiPad Pro 11に対応していないアプリは上下に黒帯が入ることになりますが、あまり気にならないので特に問題はないでしょう。 むしろ、画面が長くなったことで画面分割(Split View)機能を使うと作業エリアが広くなるメリットがあります。

iPad Pro 11 と 10.5の画面サイズ

左:iPad Pro 11、右:iPad Pro 10.5

たった168ピクセルしか違いはありませんが、横モードで2画面で作業するときのこの差はかなり大きいのではないでしょうか。明らかにiPad Pro 10.5よりもiPad Pro 11の方が作業がしやすくなっています。

なお、iPad Pro 11はiPad Pro 10.5と同じように綺麗な色表現が可能となる広色域ディスプレイ(P3)、120Hzのリフレッシュレートに対応したProMotionテクノロジー、周辺光の色合いに自動的に調整してくれるTrue Toneディスプレイに対応しています。

Appleの公式サイトの仕様表に画面反射率が1.8%と詳細な数値が記載されていますが、おそらくiPad Pro 10.5と同じだと思います。11インチと10.5インチを並べて光を反射させてみましたが、色合いが若干違いますがほぼ同じような反射となっています。

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左:iPad Pro 11、右:iPad Pro 10.5 光の反射

iPad ProのディスプレイはiPad(第6世代)と比べると反射がかなり抑えられたディスプレイとなっているので、乱反射が多い外での作業も比較的快適にすることができます。外で使うことが多いならiPadではなくiPad Proを選ぶ理由は大いにあるのかなと思います。

ラウンド型からスクエア型のデザインに

iPad Pro 11は5年ぶりにデザインが大幅に刷新されて背面パネルに向けて滑らかな曲線を描いていたラウンド型からiPhone 4s/4を彷彿とさせる角ばったスクエア型のデザインに変更しました。

iPad Pro 11 vs 10.5 背面パネル

左:iPad Pro 11、右:iPad Pro 10.5 背面パネルのデザイン

どことなく初代のiPad Proにも似ているデザインといってもいいのかもしれません。

iPad Pro 11 スクエア型デザイン

iPad Pro 11の角張ったデザインはちょっとぶつけただけで角が凹んでしまうので取り扱いにはかなり注意をしないといけないかもしれません。実際にiPad Pro 11を買ってすぐに軽くぶつけてしまって小さな凹むができてしまいました...。

なので、出来るだけスマートカバーかスマートキーボードフォリオを装着してiPad Pro 11を使うことをおすすめ。

電源ボタンと音量ボタン、カメラの配置は従来のiPad Proと同じで正面から見て左上の背面に集約されており、マイクの穴は若干配置変えしているのが分かりますね。

iPad Pro 11 vs 10.5 デザインの違い

上:iPad Pro 11、下:iPad Pro 10.5 筐体デザインの違い

ヘッドフォンジャックは廃止へ

iPad Pro 11はついにヘッドフォンジャックが廃止されてしまいました。今まで穴が空いていたところは綺麗に塞がれています。

iPad Pro 11 vs 10.5 ヘッドフォンジャック

上:iPad Pro 11、下:iPad Pro 10.5 ヘッドフォンジャックの有無

3.5mmヘッドフォンジャックを直で接続することはできなくなりましたが、USB-Cとヘッドフォンジャックを変換するアダプタ(USB-C - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ)を使うことで接続は可能です。

ただ、そこまでするならApple純正のワイヤレスイヤホンのAirPodsを使った方がいいのかなぁ...とは思いますね。

今回購入したiPad Pro 11はセルラーモデルなのでSIMカードスロットが正面から見て右下にあります。

iPad Pro 11 SIMカードスロット

SIMフリー版なら格安SIMのSIMカードを入れることで格安でデータ通信をすることができて、テザリング通信もできるので作業効率がめちゃくちゃ上がるので、外でiPad Proを使うことが多いならセルラーモデルがおすすめ。

 

Apple Pencil(第2世代)に対応

ワイヤレス充電に対応

iPad Pro 11はワイヤレス充電に対応して本体にくっ付けて保管することができるApple Pencil(第2世代)に対応しており、正面から見て右サイドにApple Pencil 2をくっ付けて充電・ペアリングするための装置がしています。

iPad Pro 11 Apple Pencil 2

強力な磁石によってApple Pencil 2がガチッと装着されます。振ってもApple Pencilが外れて飛んでいくことはないので、この状態で持ち運びをすることが可能となっています。

Apple Pencil2 装着

Apple Pencil(第2世代)をiPad Proにくっ付けることでペアリングも簡単できるようになっており、装着するたびにバッテリー残量を確認することができるようになりました。

Apple pencil2 ワイヤレス充電

従来のApple Pencilを充電するにはiPadのお尻に接続しなければいけなかったこともあり、しばらく放置しておくと充電が切れてしまうことがありました。

しかし、iPad Pro 11とApple Pencil 2なら置き場所がしっかりと確保されていて、ここに置くことで常に充電できるのでバッテリー切れで使えないシーンはかなり減るのではないでしょうか。

ダブルタップでツールを切り替え可能に

Apple Pencil 2は平らになった部分にタッチセンサーを内蔵していて、人差し指でダブルタップをすることでツールを簡単に切り替えることが可能となりました。

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「設定」からダブルタップの動作を変更することもできます。

  • 現在使用中のツールと消しゴムの切り替え
  • 現在使用中のツールと全開しようしたツールの切り替え
  • カラーパレットを表示

よく使うツール2つを組み合わせることで快適に使うことができそうです。ただ、個人的には普通にパレットから選択した方がやり易いと思ってしまいました。使い方次第なんでしょうが。

Smart Keyboard Folioとの組み合わせが最高すぎる!

iPad Pro 11は新型のSmart Keyboard Folio(スマートキーボードフォリオ)と接続するためにSmart Connectorは背面パネルの下に移動しています。

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上:iPad Pro 11、下:iPad Pro 10.5

なので、iPad Pro 10.5の側面にあったSmart Connectorは消えてしまったのが分かります。

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上:iPad Pro 11、下:iPad Pro 10.5

Smart Keyboard Folioは従来のSmart Keyboardの構造を完全に見直したモデルとなっている、背面パネルを利用することでスマートにキーボードが使えるように進化したものとなっています。Smart Keyboard Folioは完全に今までのスマートキーボード とは別物で真のスマートなキーボードといっていいでしょう。

iPad Pro 11は全体に磁石が仕込まれており、Smart Keyboard Folioを背面パネル全体でくっ付くようになっています。こんな感じでiPad Pro 11とSmart Keyboard Folioが接続されることになります。

Smart Keyboard Folio 取り付け方法

従来のiPad Proは本体のサイド部分のみで接続していたのが、iPad Pro 11で背面パネル全体でSmart Keyboard Folioを接続しているイメージとなります。構造がシンプルなのでキーボードスタイルへの組み立ても非常に簡単です。

もちろん、Smart Keyboard Folioを使用した状態でもApple Pencil 2をiPad Pro 11に装着して充電しながら持ち歩くことが可能です。

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なかなかカッコイイ!コレだけで持ち歩きたくなるデザイン。従来のSmart Keyboardでは考えられないくらい良くなっています。

画面の角度調整ができる

従来のSmart Keyboardは角度調整ができませんしたが、Smart Keyboard Folioは2段階で画面の角度を変えることができるようになっています。

iPad Pro 11 Smart Keyboard Folio 角度調整

ただ、右側の角度が直角すぎるので実用的ではないのが気になるところですよね。この角度で作業するシチュエーションがあまり思い付かないのですが。

あと、左側の角度でもiPad Pro 10.5のスマートキーボードよりも傾斜が急なので、iPad Pro 10.5のスマートキーボードの角度に慣れていたら違和感があるかもです。

iPad Pro 11 vs 10.5 Smart Keyboard Folio 角度の違い

上:iPad Pro 11、下:iPad Pro 10.5 スマートキーボードの角度

iPad Pro 10.5の角度がちょうど良かっただけに、あともう少しだけ斜めになるだけで最高のデバイスになるのに...。

それにしても、Smart Keyboard Folioって本当に使いやすい。パソコンの蓋を開くのと同じような感覚ですぐにキーボードスタイルに持っていくことができます。最高!

Smart Keyboard Folio 操作性

ただし、Smart Keyboard Folioはキーボードモードしか使うことができないので注意です。従来のSmart Keyboardはスタンドモードやキャンバスモードに変形させることができましたが、Smart Keyboard Folioはキーボードモードオンリーとなっています。

なので、動画コンテンツの方を楽しみたい方は通常のSmart Coverを選ぶことになります。そう考えるとどちらのモードも使うことができるSmart Keyboardの構造ってスゴイのかもしれません。

Smart Keyboard 操作性

見た目さえ格好良ければねぇ...。悪くはないんだけどなぁ。なお、iPad Pro 11のSmart Keyboard FolioのキーボードにキーピッチはiPad Pro 10.5とほぼ同じです。

Smart Keyboard Folio キーピッチ

上:10.5インチ用、下:11インチ用

iPad Pro 11の方が10.5よりも本体サイズが小さいのでキーボードが小さくなるのかなと心配していたのですが、両端の幅をさらに狭くすることで同じキーピッチを維持しているようです。

Wi-Fiモデルとセルラーモデルのアンテナラインの違い

iPad Pro 11はWi-Fiモデルでも背面パネルの上部にアンテナラインが入っていますが、セルラーモデルになる背面パネルの下部にもう一本アンテナラインが入ります。スペースグレイがWi-Fiモデルで、シルバーがセルラーモデルです。

iPad Pro 11 アンテナライン

このアンテナラインはiPhone 7と同じデザインとなっており、そんなに目立つものではないので特に気にする必要はなさそうです。

 

USB-Cに対応した

iPad Pro 11はLightningコネクタが廃止されてMacBookシリーズにも採用されているUSB-Cコネクタが採用されました。USB-PDの急速充電(18W)に対応するので充電速度が従来のiPadよりも速く充電することができます。

iPad Pro 11のUSB-Cポート

MacBookの充電と兼用も可能に

USB-Cに対応したことで充電アダプタとケーブルをMacBookやMacBook Proと兼用することができるというメリットもあります。

とはいえ、今までiPhoneとiPadで同じLightningケーブルを使って充電していたのが、MacBookとiPadで同じUSB-Cケーブルを使って充電することになるだけなので、ケーブルの本数は減らないですけどね。

SDカードリーダーも接続できる

iPad Pro 11はUSB-Cに対応したSDカードリーダーを使ってSDカードのデータを読み出すことも可能となります。Appleの純正のカードリーダーでなくてもサードパーティ製の安いカードリーダーでもちゃんと使うことができました。

iPad Pro 11 SDカードリーダー

僕が使っているUSB-C対応のSDカードリーダーは「iitrust Type-C カードリーダー」です。

MacBook Proでも使っているカードリーダーで使用頻度はかなり高いです。iPad Proでもこのように気軽にデジカメのデータを読み込むことができるようになるので、iPad Proで現像をするときに重宝することになりそう。

iPad Pro 11はUSB-Cに対応したことで、データ通信の速度も向上しているのでパソコンとの同期も高速化が期待できますし、SDカードからのデータ読み取り速度も向上しているはずです。

USB-Cなので最低でもGen1の5Gbpsに、Gen2に対応していれば10Gbpsの転送速度となります。USB 3.1(10Gbps)対応SDカードリーダーで約3GBの写真データを転送してみたところ、USB 3.0対応のSDカードリーダーよりもデータ転送速度が高速になっていました。

  • USB 3.0対応 SDカードリーダー:1分32秒
  • USB 3.1対応 SDカードリーダー:42秒

つまり、iPad Pro 11はUSB 3.1(USB-C Gen2 10Gbps)に対応しているということになるのでしょう。大量の写真データをiPad Proに転送する場合はiPad Pro 11は頼もしいパートナーとなりそうです。

2019年にはフルバージョンのPhotoshopも使うことができるようになるし、どんどん使い方が広がっていきますねぇ。

4K/5Kモニターに画面出力もできる

USB-Cに対応した外部モニターであればiPad Pro 11の画面をUSB-Cケーブルを接続するだけで簡単に表示できます。しかも、4Kや5Kモニターといった高解像度モニターへの出力にも対応しています。

iPad Pro 4kモニター

ただし、ミラーリング表示なので同じ画面が外部モニターに出力する仕様となっているので、あくまで大きなモニターで作業をしたり、みんなで共有するときにしか使う場面はないのかなと。今後、MacBookのようにマルチモニター化することもできるようになるらしいので、今後のアップデートに期待したいところです。

4スピーカーの音質は向上した

従来のiPad Pro 10.5も4つのスピーカーを搭載していましたが、iPad Pro 11も同じように本体の上下に4つのスピーカーが内蔵しています。

iPad Pro 4スピーカー

iPad Pro 11のスピーカーの音質はiPad Pro 10.5よりも確実に良くなっています。低音がよく出るようになったので、ドラムの音などがしっかり再生することができるようになっています。

タブレットに音質を求めるのもおかしな話ですが、安物のワイヤレススピーカーよりも音質はいいと思うのでわざわざ外部スピーカーを買う必要もないです。それだけiPad Pro 11のスピーカーは音質が良くなっています。

A12X Bionicプロセッサの性能はバケモノ級に

iPad Pro 11に搭載しているA12X Bionicプロセッサは高性能コア4つ、高効率コア4つの計8つのCPUコアを内蔵し、 iPad Pro 10.5のA10X Fusionの2倍の性能となった超高性能プロセッサとなっています。

Geekbench 4でA12X Bionicプロセッサの性能を計測してみました。

iPad Pro 11 CPUの性能1

  iPad Pro 11 iPad Pro 10.5
プロセッサ A12X Bionic A10X Fusion
CPU
シングルコアスコア
4997 3948
CPU
マルチコアスコア
17939 9424
GPU(Metal) 43460 29945

A12XはA10XよりもCPUの性能がマルチコアで約2倍、GPUの性能が1.6倍ほど向上しているようです。さらにニューラルエンジン(8コア)も搭載しているので、この数値以上に性能が向上していることは間違いないでしょう。

ちなみに、このスコアはMacBook Pro 13インチのCore i5プロセッサ(6コア)と同等の性能となっています。iOSにここまでの性能を何に使えばいいのだろうか...?

AututuでもA12XとA10Xの性能を比較してみました。

iPad Pro 11 CPUの性能2

  iPad Pro 11 iPad Pro 10.5
プロセッサ A12X Bionic A10X Fusion
CPU 162728 108385
GPU 320773 108353
UX 66849 48169
MEM 14120 8693
TOTAL 564470 273600

トータルで見て2倍の性能アップとなっていますが、GPUだけで見ると3倍も性能が向上しているようですね。ここまでの性能アップ...使いこなせない。

実際にiMovieの動画書き出し速度を300MBほどの動画で試してみました。

  • iPad Pro 11:約42秒
  • iPad Pro 10.5:約43秒
  • iPad(第6世代):約46秒
  • MacBook 2017:約2分16秒

あれ...あまり変わらないんですね。iOS版のiMovieは端末によって性能差があまり出ないように調整されているのかな。となると、プロセッサの性能が高いメリットってなんなんだろう...

とはいえ、MacBookのiMovieの書き出し速度に比べたらiPad Proは高速なので軽く動画編集をするなら恩恵はあるのかもしれません。個人的には2019年リリースされるというPhotoshopのフルバージョンが出たらiPadの使い方が大きく変わるんじゃないかなぁと期待しています。

カメラはスマートHDRを搭載している

iPad Pro 11のカメラはスペック上はiPad Pro 10.5とほぼ同じですが、光学式手ぶれ補正機能は非搭載となりました。

  iPad Pro 11 iPad Pro 10.5
リアカメラ 1200万画素、ƒ/1.8、5枚構成のレンズ、4K60P対応、スマートHDR 1200万画素、ƒ/1.8、6枚構成のレンズ、4K30P対応、光学式手ぶれ補正機能、HDR
フロントカメラ 700万画素、ポートレートモード対応、Face ID 700万画素

今まで搭載していた機能が省かれるってかなり珍しいことですが、本体が薄くなったことでパーツを置くスペースの確保ができなかった...のかもしれませんね。まあ、iPad Proで写真撮影や動画撮影をすることはあまりないので、そこまで気にする必要はないでしょう。

ちなみに、カメラがめちゃくちゃ大きくなったように見えます。見えますというか確実にデカくなっています。

iPad Pro 11 リアカメラ

でも、Smart Keyboard Folioと組み合わせればこのカメラも格好良くなるので全く問題なしです。(Smart Keyboard Folioを使うことを前提としていますね...w)

Smart Keyboard Folio 背面カメラ

iPad Pro 11のカメラはiPhone XSやXRにも搭載しているスマートHDRには対応しているので、逆光のあるシーンではiPad Pro 10.5よりもiPad Pro 11の方が被写体を明るく綺麗に撮影することができるでしょう。

20181107230008j:plain

スマートHDRが効きすぎて夕日がめちゃくちゃ不自然ですけどね...笑

顔認証・Face IDが360°全方位で対応している

iPhoneのFace IDは横持ちには対応していませんが、iPad Pro 11のFace IDは360°全方位で対応しているので、縦持ちだけではなくスマートキーボードを使っている時でも普通にFace IDで顔認証をすることが可能となっています。

90°・180°といったきっちりとした角度だけではなくどの角度でも顔認証をすることができるのが素晴らしいです。これはiPad Pro 11の斜め上から眺めながらFace IDを使ってロック解除をしているのです。

iPad Pro 11 Face ID 360°全方位認証

このような訳の分からない角度からもiPad Pro 11のFace IDなら快適に顔認証をしてくれるので、この快適さを知ってしまうとTouch IDにはもう戻ることができないですね。iPhoneにも同じ仕様のFace IDを搭載して欲しい。アップデートで対応できると嬉しいんですけどね。

なお、縦でiPad Proを使う場合は画面上にあるTrueDepthカメラを下側手前に来るようにして持った方が顔認証の成功率がぐんと上がります。特にテーブルの上に置いて使う場合はがTrueDepthカメラが上にあると斜めになりすぎるのか認識しないことがあるんですよね。

TrueDepthカメラは上ではなくて横に搭載した方が良かったんじゃないのかな? 

 

iPad Pro 11とiPad Pro 10.5、どっちを選ぶべきか?

iPad Pro 11インチモデルが発売開始しましたが、旧モデルのiPad Pro 10.5インチモデルも継続販売しています。価格差はWi-Fiモデルが20,000円、セルラーモデルが22,000円となっています。

iPad Pro Wi-Fiモデルの端末価格
モデル iPad Pro 11 iPad Pro 10.5
64GB 89,800円 69,800円
256GB 106,800円 86,800円
512GB 128,800円 108,800円
1TB 172,800円 -
iPad Pro セルラーモデルの端末価格
モデル iPad Pro 11 iPad Pro 10.5
64GB 106,800円 84,800円
256GB 123,800円 101,800円
512GB 145,800円 123,800円
1TB 189,800円 -

予算に制限がないのであれば迷いなく新型のiPad Pro 11インチモデルを選べば問題はありませんが、タブレットとしてはiPad Pro 10.5ですでに完成しているので、無理して11インチモデルを選ぶ必要はないと思います。

Apple Pencil 2、Smart Keyboard Folioも値上げしてますし、全部揃えるとなると結構な金額になってしまいます。だからといってiPad Pro 11じゃないと出来ないことは一つもありません。

ただ、iPad Pro 11の方がスタイルが格好良くてちょっと使いやすくなっているだけです。それでも、iPad Pro 11インチモデルが欲しい...と思うのなら迷わずポチりましょう。所有している喜びを味わうことができます。

最後にどのiPadがおすすめなのかまとめます。

おすすめのiPadはコレだ!
  • タブレットが欲しい、インターネットやSNSをしたい → iPad(第6世代)がおすすめ
  • タブレットで作業(文章作成、表計算、写真編集)もしたい → iPad Pro 10.5がおすすめ
  • 所有している喜びを味わいたい → iPad Pro 11がおすすめ!

僕が新しいiPad Proを買い続けているのは単なる自己満足の部分がかなり大きいです。Macの場合は仕事の効率などを考えて新しいモデルを買うことが多いのですが、iPadに関してはちょっと違うんですよね。

なくても困らないけど、あったら便利なデバイス。それがiPad Proなのです。さあ、iPad Pro 11を手にとって新しい世界に行こう。

同時リリースされたiPad Pro 12.9(第3世代)のレビューもあるので、どちらがイイか参考にしていただければ幸いです。

iPad Pro 10.5やiPad(第6世代)のレビューもあります。