iPad Air3とiPad(第7世代)の比較レビュー

iPad Airが10.5インチの画面サイズになって価格がiPad Pro 11インチよりも安くなっていてiPad(第7世代)とどっちを買うべきか迷うところです。

ここではiPad Air(第3世代)とiPad(第7世代)のデザイン、スペック・性能・使いやすさの違いを徹底比較しています。どちらも現行モデルですがスペックがかなり違うのでiPadを検討している方は参考にどうぞ!

iPad Air 3・iPad 画面の違いを比較

iPad Air 3はiPad Pro 10.5インチと外観はほとんど同じですが、一部のProな機能が省略されていて、同じ形をしたiPad Proの後継機ではなく廉価版という位置付け。2014年に発売したiPad Air 2の後継機とみてもいいでしょう。

iPad Air(第3世代)とiPad(第7世代)、iPad(第6世代)の大きな違いを簡単にまとめました。

なお、iPad Air 3はiPad Air(第3世代)やiPad Air 10.5インチモデルなど様々な表記方法がありますが、Appleの正式な名称は「iPad Air(第3世代)」となります。

iPad Air、iPad 10.2、iPad 9.7
iPad Air、iPad 10.2、iPad 9.7のサイズ比較
iPad Air(第3世代)とiPad(第7世代)の違い
 iPad Air 3iPad(第7世代)iPad(第6世代)iPad Air 2
サイズ10.5インチ10.2インチ9.7インチ
世代2019年2018年2014年
画面の仕様フルラミネーション・耐指紋性撥油コーティング
(光の反射が少ない)
耐指紋性撥油コーティングフルラミネーション・耐指紋性撥油コーティング
(光の反射が少ない)
高画質技術広色域P3・True Tone
(色鮮やかで目に優しい画面)
CPUA12 BionicA10 FusionA8X
RAM3GB2GB
ストレージ64/256GB32/128GB16/64/128GB
オーディオ2スピーカーのステレオサウンド
Apple Pencil対応
Logicool Crayon対応
Smart Keyboard対応
高さ250.6mm240mm
174.1mm169.5mm
厚み6.1mm7.5mm6.1mm
価格54,800円〜34,800円〜37,800円〜(販売終了)

iPad(第7世代)iPad(第6世代)は2014年のiPad Air 2で搭載していたフルラミネーションディスプレイが省かれて筐体の厚みが6.1mm → 7.5mmと厚く、iPad Air 2からの乗り換えは微妙だったんですよね。

そんな中、2019年3月発売のiPad Air 3はフルラミネーションディスプレイを搭載して筐体の厚みも6.1mmと薄いのでiPad Air 2を使っている方は素直に乗り換えができるiPadとなっています。

iPad Air 3はApple PencilだけではなくSmart Keyboardにも対応しているので、iPad Proと同じ機能がリーズナブルな価格で使うことができるのが最大のメリットといっていいでしょう。

iPad Air3の特徴
  • 10.5インチの大画面ディスプレイを搭載している
  • フルラミネーションディスプレイに対応
  • 広色域(P3)ディスプレイ、True Toneテクノロジーに対応
  • A12 Bionicプロセッサと3GB RAMを搭載している
  • Apple Pencil・Smart Keyboardに対応している
  • 端末価格は54,800円からでiPad Proよりも安い

iPad Air 3とiPad(第7世代)の価格差は20,000円です。

iPad 10.2インチ(第7世代)はApple PencilとSmart Keyboardを使えるようになりどっちがいいか分かりにくいですが、大きくキレイなディスプレイで作業したり、イラスト・メモを取ることが多いならiPad Air 3を選ぶのがおすすめです。

では、iPad Air 3とiPad(第7世代)の違いを詳しく比較をしていきます。一部、旧型のiPad(第6世代)、iPad Air 2との比較もしています。

サイズと画面の大きさの違い

基本的なデザインはiPad Air 3とiPad(第7世代)ともに同じで、筐体サイズの違いだけとなっています。

iPad Air3とiPad(第7世代)のリアパネル
iPad Air3とiPad(第7世代)のリアパネル

筐体デザインはほぼ同じですが、iPad Air 3はディスプレイサイズが9.7インチ → 10.5インチと大きくなりベゼルの幅を狭くすることで筐体サイズの肥大化を抑えディスプレイサイズを大きくした感じですね。

iPad Air 3とiPad(第7世代)
iPad Air 3とiPad(第7世代)

iPad 10.2インチ(第7世代)は筐体サイズはiPad Airと同じですが、画面が10.2インチなので9.7インチよりも大きく、10.5インチよりも小さい中間サイズと言っていいでしょう。

iPad Air 3はベゼル幅が狭すぎて手で持った時に画面が指被りしてしまうのがちょっと気になるポイントではあります。

iPad Air 3の指被り
iPad Air 3は指被りしてしまう

iPadを手で持って操作するのはiPad Air 3よりもiPad 10.2インチ(第7世代)やiPad(第6世代)や旧型のiPad Pro 9.7インチなどの機種の方が使いやすいんですよね。

そう考えると、iPad(第7世代)は10.5インチの筐体サイズに10.2インチのディスプレイを搭載しているのでタブレットとしての操作性はiPad Air 3よりも上かもしれません。

画面とサイズの違い
 iPad Air 3iPad(第7世代)iPad(第6世代)iPad Air 2
サイズ10.5インチ10.2インチ9.7インチ
解像度2,224 × 1,668ピクセル2,160 × 1,620ピクセル2,048 × 1,536ピクセル
高さ250.6mm240mm
174.1mm169.5mm
厚み6.1mm7.5mm6.1mm

もちろん、10.5インチのディスプレイを搭載しているiPad Air 3の方が解像度が高いので広く画面を表示することができます。

iPad Air 3とiPad(第6世代)画面表示領域の違い
左:iPad Air 3、右:iPad(第6世代)

ほんのわずかな差ではありますが、横向きで使ってSplit Viewの画面が広く作業がしやすいのでランドスケープモードで使ったり、キーボードを使って作業をすることが多い方はiPad(第6世代)よりもiPad Air 3を選ぶのがおすすめ。

10.2インチのiPad(第7世代)との比較だと差はあまりないですが、iPad Air 3の方が広い作業領域を確保することが可能となっています。

iPad Air 3とiPad(第7世代)画面表示領域の違い
iPad Air 3とiPad(第7世代)の画面表示領域

また、筐体の厚みがiPad(第7/6世代)は7.5mmあるのに対してiPad Air 3は6.1mmと薄くなっています。

iPad Air3の方が本体の厚みが薄い
iPad Air3の方が本体の厚みが薄い

iPad(第6世代)は2013年発売のiPad Airの本体サイズを継いでいますが、iPad Air 3はiPad Air 2が進化したiPad Pro 10.5の本体サイズを継いだものなっています。

iPad Air 2はまだまだ使っているユーザーも多い端末ですが、iPad(第7世代)に乗り換えると筐体の厚みが増してしまうので、iPad Air 3が発売されたことで乗り換えしやすいですね。

ディスプレイの品質の違い

反射の少ない綺麗な画面

iPad(第7/6世代)はRetinaディスプレイを搭載していますが、iPad Air 3はiPad Proに採用されているフルラミネーションのRetinaディスプレイを搭載し、反射の少ないキレイな画面表示ができます。

フルラミネーションディスプレイは液晶・タッチパネル・保護パネルを一体化し空気層を極限まで薄くすることで綺麗な表示ができる光の反射を抑えたパネルとなっています。

iPad Air 3とiPad(第7/6世代)で比較してみるとiPad Air 3の方が光の反射が抑えられているのが分かります。

フルラミネーションディスプレイの光の反射
左:iPad Air 3、右:iPad(第7/6世代)

iPad Air 3の方が液晶と保護パネルの隙間が狭くなっているので指と画面が近くて直感的な操作感ができるようになっています。

液晶と保護ガラスの隙間
左:iPad Air 3、右:iPad(第7世代)

こうやって比較するとiPad(第7世代)のディスプレイって何年前のタブレット端末なんだよ…と思ってしまうくらい廉価なパネルになっていますよね。ここケチるところではないような気もするので次期iPadにもフルラミネーションディスプレイが採用されることに期待したいところ。

Apple Pencilの描き心地の違い

iPad(第7/6世代)は液晶と保護パネルに隙間があるので少し浮いた状態でペンを走らせることになりますが、iPad Air 3は液晶と保護パネルの隙間が極限まで狭くなっているので本当に紙に書いているかのような感覚でApple Pencilを使うことができるのです。

iPad(第7/6世代)でApple Pencilを使うとペン先と画面に間があるので細かいイラストを描くなど作業をする時に差が出てくるのかなと思います。

フルラミネーションディスプレイとApple Pencil

できることは同じですが、iPad(第6世代)よりもiPad Air 3の方がApple Pencilの描きやすさが上なので描き心地を重視したりイラストを描くことが多い方はiPad Air 3を選ぶのがおすすめです。

画面の綺麗さ、色鮮やかさの違い

iPad(第7世代)よりもiPad Air 3の方が画面解像度は高いですが画面サイズが大きいからで、画素密度は264ppiと同じ。ただし、iPad Air 3はiPad Proと同じように広色域(P3)の表示に対応し色鮮やかなディスプレイとなっています。

解像度と高画質技術の違い
 iPad Air 3iPad(第7世代)iPad(第6世代)iPad Air 2
サイズ10.5インチ10.2インチ9.7インチ
解像度2,224 x 1,668ピクセル2,160 x 1,620ピクセル2,048 x 1,536ピクセル
画素密度264ppi
カラー表示広色域(P3)フルRGB
色温度自動調整True Toneテクノロジー

iPad Air 3の方が色鮮やかとはいえiPad(第7/6世代)も十分に綺麗に発色してくれるので比較してもよく分からないかも。

iPad Air 3とiPad(第6世代)画面の綺麗さを比較
左:iPad Air 3、右:iPad(第6世代)

少しだけiPad Air 3の方が色鮮やかに見えますが、P3・フルRGBの違いというよりもフルラミネーションディスプレイにより黒色が引き締まって見えるので綺麗な色合いになっています。

iPad Air 3とiPad(第6世代)画質の違い
左:iPad Air 3、右:iPad(第6世代)

いずれにしても、iPad(第7/6世代)よりもiPad Air 3の方が引き締まった画質になっているのは間違いないので、写真を見たり、動画を見るのは間違いなくiPad Air 3の方がキレイな画面で楽しむことができます。

また、iPad Air 3は周囲の照明の色に合わせて画面の色温度を調整してくれるTrue Toneディスプレイに対応しています。

白色の蛍光灯の下だとTrue Toneに対応していないiPad(第7/6世代)でも気にならないですが、スポットライトのような暖色系の照明のあるところだと画面が白くて眩しいと感じることがあります。

True Tone テクノロジー
True Toneディスプレイの色合いの違い

iPad Air 3は周囲の環境光に合わせて適切な色温度に自動調整してくれます。動画を見るときはあまり気になりませんが、白ベースの電子書籍を見ることが多いとTrue Toneディスプレイはかなり重宝しますね。

やっぱり、少しだけ暖色系の色の方が目に優しい感じがしますし、実際に長時間の読書とかになると目の疲れが少ないように感じます。

デザインの違いを比較

iPad Air 3とiPad(第7/6世代)は初代iPad Airから続くスタイルを継承したデザインで見た目はほとんど同じ。どちらの機種もダイヤモンドカットされた部分は非光沢処理されています。

iPad Air 3とiPad(第7世代)ダイヤモンドカットの加工
上:iPad Air 3、下:iPad(第7世代)

筐体下部にLightningポートとステレオスピーカーが搭載しています。スピーカーの配置が少しだけ違いますね。

Lightningポートとスピーカーの違い
上:iPad Air 3、下:iPad(第7世代)

iPad Air 3はiPad Pro 10.5と同じ筐体ですがスピーカーは4つではなく2つしか搭載していないので、上の部分はiPadと同じようにスッキリしています。

本体上部のスタイル比較
上:iPad Air 3、下:iPad(第7世代)

ヘッドフォンジャックはどちらの機種も搭載しているので有線でヘッドフォンを接続したい方は安心して使うことができます。

iPad Air 3とiPad 10.2(第7世代)は本体の左サイドにSmart Connectorを搭載していてSmart Keyboardを装着できるようになっています。

本体サイド デザインの違い
上:iPad Air 3、下:iPad(第7世代)

今まではiPad ProしかSmart Keyboardを装着することができなかったのがiPad AirとiPad 10.2(第7世代)では同じように使うことができるようになりました。

Smart Keyboardがあればブログ向けの文章を執筆したり資料の作成もできるので作業の幅を広げることができます。

iPad Air 3とスマートキーボード
iPad Air 3とスマートキーボード

iPad 10.2インチ(第7世代)も同じ10.5インチ用のスマートキーボードを装着してキーボードスタイルで作業ができます。

iPad(第7世代)とスマートキーボード
iPad(第7世代)とスマートキーボード

パッと見た感じ、iPad Air 3、iPad 10.2(第7世代)どっちでいいんじゃないかな…って思ってしまいますよね。

なお、iPad(第6世代)はSmart Keyboardを使うことができないのでBluetoothキーボードを接続することでキーボードを使うことができますが、カバーとキーボードが一体化しているSmart Keyboardの使い心地に比べると使用感は劣ってしまいます。

Smart Keyboardのタイピング感も癖があるので合わない人はサードパーティ製のキーボードを使うならどちらの機種でも問題はないです。

iPad Air 3、iPad 10.2(第7世代)は10.5インチ用のスマートキーボードを装着することができます。

iPad Air3・iPad 性能の違いを比較

CPU・メインメモリを比較

iPad Air 3はiPhone XS/XS Max/XRにも採用されているA12 Bionicプロセッサを搭載しています。

CPUのスペック
 iPad Air 3iPad(第7世代)iPad(第6世代)iPad Air 2
世代2019年2018年2014年
CPUA12 Bionic(2+4コア)A10 Fusion(2+2コア)A8X(3コア)
GPUApple GPU 4コアPowerVR GT7600 PlusPowerVR GXA6850
プロセスルール7nm16nm20nm
メインメモリ3GB LPDDR4X3GB LPDDR42GB LPDDR42GB LPDDR3
NPU8コア(毎秒最大5兆回)

A12 BionicはiPhone XSシリーズに採用されているプロセッサで、メインメモリは3GBを搭載しているのでマルチタスクでアプリを使っても快適に使うことが可能となっています。

2GBのメインメモリのiPad(第6世代)はiOS 13にアップデートすることで動作が遅いと感じることがありますが、iPad Air 3ならSplit Viewで2画面でガンガン作業しても快適に使うことができます。

Geekbench 4で各CPUの性能を計測してみました。

iPad Air 3、iPad Air 2、iPadのCPUの性能差
CPUの性能を比較
 iPad Air 3iPad(第7/6世代)iPad Air 2
CPUA12 BionicA10 FusionA8X
CPUシングルコアスコア1113771378
CPUマルチコアスコア292514241050
GPU(Metal)45922883772

さすがに基本設計が古いA8XプロセッサのiPad Air 2のスコアは全体的に低くなっており、A10 Fusionプロセッサを搭載しているiPad(第7/6世代)の方がCPUの性能が高くなっています。

iPad Air 3はiPad(第7/6世代)よりもCPUの性能が約1.9倍ほど、GPUの性能が1.7倍ほど向上していますね。さらに、A12 Bionicプロセッサはニューラルエンジンを搭載しスコアでは計り知ることができない秘めた力を持っています。

AntutuでiPad Air 3とiPad(第7世代)の性能を計測してみました。

iPad(第7世代)・iPad Air 3

iPad(第7世代)よりもiPad Air 3の方が1.9倍ほど性能が高くなっているのが分かります。

iPad(第7世代)とiPad Air 3 性能差
 iPad(第7世代)iPad Air 3
トータル207822388817
CPU89037138954
GPU68709170974
UX4229768224
MEM707910665

CPUだけでなくグラフィック性能も高いので3Dゲームのパフォーマンスにかなり違いが出てくることになります。さrない、iPad Air 3とiPad Air 2のブラウザ(Safari)、App Store、iTunes Storeの動作速度を比較してみました。

iPad Air 2も2014年発売のモデルとは思えないくらい快適に動作していますが、A12 Bionicプロセッサを搭載しているiPad Air 3はかなりサクサク動作しています。

iPad Air 3とiPad 10.2インチ(第7世代)との動作比較です。

iPad Air 3は3GBのメインメモリを搭載していてSplit Viewで作業しても快適に動作するのでマルチタスクで作業したい方は性能が高くて画面の大きいiPad Air 3を選ぶのがおすすめです。

Touch IDの認証速度の違い

iPad Air 3とiPad(第6世代)は指紋認証のTouch IDを内蔵したホームボタンを搭載しています。

Touch IDには第1世代と第2世代が存在し、iPad(第6世代)は第1世代のTouch IDとなっています。iPad Air 3は第2世代のTouch IDを搭載しているので指紋の認証速度はiPad(第6世代)よりも速くなっています。

iPad Air 3とiPad(第6世代)のTouch ID認証速度の違い
左:iPad Air 3、右:iPad(第6世代)

iPad Air 3とiPad(第7世代)の認証速度です。

iPad Air 3とiPad(第7世代)のTouch ID認証速度の違い
左:iPad Air 3、右:iPad(第7世代)

iPad(第7世代)のTouch IDは第6世代よりも認証速度が高速化されているようでほぼ同じ速度となっています。ただし、たまに遅くなることもあるので快適さはiPad Air 3の方が上なのかな。

iPad Air 3とiPad Pro 10.5インチとの比較はほぼ同じ認証速度となっています。

iPad Air 3とiPad Pro 10.5 Touch ID認証速度
左:iPad Air 3、右:iPad Pro 10.5

iPad Air 3は第2世代のTouch IDが搭載されている可能性は高いでしょう。(現在は公式ページに第2世代の文字があります。)

Touch IDが速い理由の仮説
  • 第2世代のTouch IDを搭載している
  • A12 Bionicが高性能すぎて第1世代でも速い

どっちが本当なのか分かりませんが、Appleの公式ページから第2世代のTouch IDの文字が消えたのは事実。

そして、iPad Air 3はiPad(第6世代)よりも指紋の認証速度は速いのも事実。つまり、画面のロック解除はより速く快適だということは間違いないでしょう。

\iPadをキャリアでチェック/

リアカメラの違い

iPad Air 3のリアカメラはiPad(第7/6世代)と同じようなフラットなレンズを採用しているのでテーブルの上にそのまま置いてもガタツキなしでiPadを使うことができます。

iPad Air 3とiPad(第6世代)リアカメラの違い
左:iPad Air 3、右:iPad(第6世代)

iPad ProはLEDフラッシュを搭載していますが、iPad Air 3はiPad(第6世代)と同じくフラッシュは非搭載となってるので暗い室内での記念撮影などは少々厳しいものがあるのかなと思います。

カメラのスペック
 iPad Air 3iPad Air 2iPad(第7/6世代)
リアカメラ800万画素・F/2.4
動画撮影1080p(30fps)、720p(120fps)スローモーションビデオに対応
フロントカメラ700万画素120万画素

同じ800万画素のカメラでも世代の新しいiPadは画質が綺麗で、特に機械学習ができるニューラルエンジンを内蔵しているA12 Bionicプロセッサを搭載しているiPad Air 3は断トツで画質が良くなっています。

実際に各iPadのリアカメラで撮り比べをしてみたところ、iPad Air 3の絵作りが他のiPadとかなり違っているのが分かります。

iPad Air 3、iPad Air 2、iPad カメラの画質を比較1

拡大してみると違いがハッキリしており、2014年発売のiPad Air 2のリアカメラはノイズが非常に多くてぼやけてしまっていますが、2019年発売のiPad Air 3はA12 Bionicの性能のおかげなのかクッキリとした描画できています。

iPad Air 3、iPad Air 2、iPad カメラの画質を比較(拡大1)

ただ、一番自然に見えるのはiPad(第6世代)なのかなぁ…。iPad Air 3は明暗差が平坦で少しだけ不自然さがあるようにも感じます。

iPad Air 3、iPad Air 2、iPad カメラの画質を比較(拡大2)

ただ、同じ画素数とは思えないくらい高精細に描画できているのはスゴイですよね。これがA12 Bionicプロセッサの威力なのでしょうか。動画撮影もフルHD(1080p/30fps)なので、とりあえず動画撮影できる程度のスペックといっていいでしょう。

スピーカーの音質について

iPad Air 3の内蔵スピーカーはiPad(第7世代)と同じように2つのスピーカーを搭載していて、ステレオで音声を再生することができます。音質はiPad(第6世代)やiPad Air 2よりもメリハリのあるサウンドになっています。

おそらくiPad Pro 10.5インチと同じスピーカーを採用してるのでは?iPad Pro 10.5インチは4スピーカーシステムですが2スピーカーだけ残した感じですね。

なので、iPad(第7世代)のスピーカーよりも音質がいいので動画を見たり、音楽をiPadで聞くことが多いならおすすめです。

Microsoft Officeが有料になってしまう

Microsoft Officeは10インチ以下のタブレットであれば無料版を使うことができるので、9.7インチサイズのiPad(第6世代)であればExcel、Word、PowerPointといったMicrosoftのアプリを無料である程度の機能を使うことができます。

しかし、iPad Air 3の画面サイズが10インチ以上になってしまうのでOffice 365のサブスクリプション契約により有料となってしまいます。

Office 365 サブスクリプションの違い
左:iPad Air 3、右:iPad(第6世代)

Officeのアプリを起動するとサブスクリプション画面が表示されますが、9.7インチのiPad(第6世代)はMicrosoftのアカウントでサインインすれば一部の機能を除いて編集することができます。

しかし、iPad Air 3はOffice 365の有料アカウントでサインインをしないと編集機能を使えないのです。

個人的にはMicrosoftのOfficeはほとんど使わないので問題はないのですが、学生の方でOfficeを使うことがある方はiPad Air 3だと有料になってしまうので注意をした方が良さそうです。

追記:iPad 10.2インチ(第7世代)も10.2インチに画面が大きくなってしまったのでOfficeを使うなら有料アカウントが必要となってしまいます。

カラーバリエーションは3色から選べる

iPad Air3のカラーバリエーションはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色から選ぶことができます。

iPad Air 3とiPad(第7世代)カラーバリエーション

シルバーとゴールドは同じ色ですが、スペースグレイはiPad Air 3の方が少しだけ濃いグレイになっています。個人的には濃いスペースグレイの方が好きなのです。カッコイイですよね。

ただ、正面のベゼルがブラックになるのが嫌でいつもシルバーを購入していますが。

iPad AirとiPad 端末価格の違い

Apple Store

iPad Air 3の端末価格はWi-Fiモデルの64GBが54,800円となっていて、iPad(第6世代)よりも18,000円高い価格設定となっています。

端末価格と容量の違い
 iPad Air 3iPad(第7世代)iPad(第6世代)
32GB34,800円37,800円(販売終了)
64GB54,800円
128GB44,800円48,800円(販売終了)
256GB71,800円

ストレージ容量が違うので単純比較はできませんが、iPad Pro 11インチは89,800円とかなり高額なので、その間のモデルとしては最適な価格設定といっていいのかもしれません。

なお、iPad(第7世代)の端末価格は4,000円安くなったのでさらに買いやすくなりましたね。

なお、セルラーモデルはプラス15,000円で購入することができます。外で使うことが多いのなら間違いなくセルラーモデルを選んだ方が快適なのでオススメです。詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ!

キャリアの販売価格

iPad Air 3はドコモ、au、ソフトバンクからも購入できます。各キャリアの販売価格をまとめました。

ドコモで販売されるiPad Air 3は64GBモデルが70,200円となっていてApple Storeのセルラーモデルの69,800円とほぼ同じ価格となっています。

ドコモ版iPad Air 3 価格(税別)
 64GB256GB
端末価格70,200円86,400円
24回払い2,925円3,600円
36回払い1,950円2,400円

別途通信料金が必要となりますがドコモでiPhoneなどスマホをすでに契約しているならデータプラスで上手くデータを分け合うことで通信料金を安く抑えることができますよ。

auで販売されるiPad Air 3は64GBモデルが81,667円ですが毎月割を適用することができるので68,556円の割引を受けることができるので実質端末価格は13,111円とドコモよりも安く購入できます。

au版iPad Air 3 価格(税別)
 64GB256GB
端末価格81,667円97,333円
毎月割-2,856円 × 24 = -68,556円
実質端末価格546円 × 24 = 13,111円1,199円 × 24 = 28,777円

なお、auの場合もすでにスマホを使っているのならタブレットプランを契約してデータ量を分け合うことがこと可能となっています。

ソフトバンクで販売されるiPad Air 3は64GBモデルが60,667円で、iPadを単体で使う場合とスマホとセットで使う場合で割引価格が違っています。スマホでセットで使う場合は36回払いとなり57,333円の割引を受けることができ実質価格は4,667円となります。

ソフトバンク版iPad Air 3 価格(税別)
 64GB256GB
端末価格69,333円86,667円
月月割-1,593円 × 36 = -57,333円-1,630円 × 36 = -58,667円
実質端末価格333円 × 36 = 12,000円778円 × 36 = 28,000円

スマホとセットで使う方の方が多いと思うので36回払いのプランで使うことになるのかなと思いますが、ソフトバンクは50GBのデータ量を使えるウルトラギガモンスターを上手く活用することでデータ量を気にすることなく使うことができます。

iPad Air 3 レビュー・評価:まとめ

iPad Air 3
iPad Air 3

iPad Air 3は10.5インチディスプレイにA12 Bionicを搭載したiPad(第7世代)よりもサクサク動作して画面がキレイなモデルとなっています。

iPad Air 3の良いところ
  • 10.5インチの反射しにくいディスプレイを搭載
  • A12 Bionicプロセッサ + 3GB RAMを搭載
  • 指紋センサーのTouch IDが使える
  • Apple Pencilでイラストを描ける
  • Smart Keyboardでパソコンとして使える

iPad Proに搭載されているProMotuionテクノロジー(120Hzの滑らかな画面)には非対応ですがフルラミネーションディスプレイをで画面品質はiPad Proと同じです。

iPhone XiPhone 8iPhone 8 Plusにも採用されたA12 Bionicプロセッサに3GBのメインメモリを搭載しているので動作もかなり快適。A12 Bionicプロセッサは新しいチップなので長く使うことができるでしょう。

iPad Air 3 惜しいところ
  • スピーカーが2つで横にすると音が違和感
  • 整備済品のiPad Pro 10.5インチの方がいいかも
  • 外部ストレージが使いにくい

スピーカーが4つ → 2つになったので横にして音楽を聞いたり動画を観ると違和感がありますが、コンテンツを観るというよりタブレット、パソコンとして使うならiPad Air 3で十分な性能を持っています。

ただ、USB-Cの外部ストレージとの相性が良くない(認識できないものが多い)ので動画編集をするならiPad AirではなくiPad Proを選ぶのがおすすめです。

iPad Air 3
■ おすすめ度:
4
■ 処理速度:
4
■ 使いやすさ:
4
■ 電池の持ち:
4
■ 価格の安さ:
3.5

iPad Air 3・iPad(第7世代)どっちを選ぶ?

最後にiPad Air 3は10.5インチ、iPad(第7世代)は10.2インチのどっちがいいのかまとめたいと思います。

iPad Air 3がおすすめの人は

iPad Air 3
iPad Air 3

iPad Air 3はA12 Bionicプロセッサに3GBのRAMを搭載したiPadとiPad Proの中間スペックに位置するiPadです。

iPad Air 3を選ぶべき人は
  • 予算に余裕がある
  • パソコンとして使うことが多い
  • Apple Pencilでイラストを書く
  • 外でiPadを使うことが多い(画面が反射しにくい)

フルラミネーションディスプレイを搭載しているので画面も見やすくApple Pencilの書き心地も良いので予算に余裕があるのならiPad(第7世代)ではなくiPad Air 3を選ぶのがいいでしょう。

iPad(第7世代)がおすすめの人は

iPad(第7世代)
iPad(第7世代)

iPad(第7世代)は34,800円という価格で購入できることが最大のメリットです。

少しでも安くiPadを手に入れたいならiPad(第7世代)がおすすめ。Apple PencilとSmart Keyboardを揃えても6万円くらいに費用を抑えることができます。

iPad(第7世代)を選ぶべき人は
  • 少しでも安くiPadを購入したい
  • タブレットとしてしか使わない
  • たまにパソコンとして使う
  • Apple Pencilでメモを取る程度
  • 外でiPadを使うことが多い(画面が反射しにくい)

iPad(第7世代)はiPhone 7のA10 Fusionプロセッサを搭載しスペック的に不安がありますがメインメモリが3GBとiPad(第6世代)よりもマルチタスクに強くなっています。

なので、iPad(第7世代)をタブレットとして普通に使うのであれば十分すぎる性能といっていいでしょう。普通に快適に使うことができますよ。

iPad Pro 10.5インチの整備済み製品を狙うのもアリ

iPad Air(第3世代)が発売されたことでiPad Pro 10.5インチモデルがApple Storeから姿を消すことになりましたが、定期的にiPadの整備済製品にて販売されていることがあります。

iPad Air(第3世代)と同じくらいの端末価格で販売されているので、CPUプロセッサの性能よりもディスプレイ性能、Apple Pencilの書き心地、カメラの性能を重視するならこちらを選ぶ方がいいでしょう。

iPad Air 3とiPad Pro 10.5インチとの違いはこちらどうぞ!

7.9インチのiPad miniのレビューはこちらです。

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