全iPadの違いを比較

AppleのタブレットのiPadは数多くのモデルがラインナップされていて、プロモデルのiPad Proが11インチと12.9インチの2つ、標準モデルのiPad Air、廉価モデルのiPad、小型モデルのiPad miniの5つのiPadがあります。

これだけあると「どのiPadを選んだらいいかわからない!」と迷ってしまいますが使う目的が明確になっていればどのiPadが最適なのか導き出すことができます。

ということで、この記事ではiPadの大きさ・スペック・性能・価格を徹底比較しているのでiPadを買おうと検討してる方は参考にしてください。

追記:iPad mini(第6世代)が発売となります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

iPhone 13(2021)について

iPad Pro・iPad Air・iPad・iPad miniを比較

サイズの違いを比較

どのiPadを選ぶか画面サイズでおおよそ決めることができます。最新のiPadの画面サイズ、解像度、本体サイズ、重量を比較してみました。

iPadシリーズの画面サイズ・解像度の比較

iPadは同じ画面サイズで違うスペックのモデルがないので画面サイズ・本体サイズだけで選ぶことができるラインナップになっています。

iPadシリーズの画面サイズの違い
モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad 8 iPad mini 5
サイズ 12.9 11 10.9 10.2 7.9
解像度 2,732 × 2,048 2,388 × 1,668 2,360 × 1,640 2,160 × 1,620 2,048 × 1,536
280.6mm 247.6mm 247.6mm 250.6m 203.2mm
214.9mm 178.5mm 178.5mm 174.1mm 134.8mm
厚み 6.4mm 5.9mm 6.1mm 7.5mm 6.1mm
重量(Wi-Fiモデル) 682 g 458 g 458 g 490 g 298.8 g

自宅や職場など固定の場所でiPadを使うならiPad Pro 12.9インチのサイズがあれば最高のパフォーマンスを発揮することができますが、持ち運びすることを前提として使うのであればiPad Pro 11インチ、iPad Air 4、iPad(第8世代)を選ぶのがおすすめです。

サイズで選ぶ
  • 自宅や職場で使う:12.9インチ
  • 外に持ち運んで使う:11・10.9・7.9インチ
  • パソコンとして使うことが多い:12.9・11インチ・10.9インチ
  • タブレットとして使うことが多い:11・10.9インチ
  • 小さなバッグに入れる:7.9インチ

パソコンとしてもタブレットとしても使いやすいサイズになっているのがiPad Proの11インチ、iPad Airの10.9インチとなっています。

iPadの10.2インチはどちらかというとタブレットに特化したサイズとなっているので、パソコンとしても使えますがたまに使う程度に留めておくのがいいでしょう。

サイズが近いモデルで違いを比較してみたいと思います。まずは、iPad Pro 12.9インチとiPad Pro 11インチです。

iPad Pro 12.9インチと11インチの画面サイズ比較

iPad Pro 12.9インチはとにかく画面が大きいのでイラストを描いたり、動画編集、写真現像作業するのに向いています。

iPad Pro 12.9インチ
iPad Pro 12.9インチはとにかく画面が大きい

Smart Keyboard FolioやMagic Keyboardを使えばパソコンとして使えるので、イラストを描く、表計算、文章作成などの作業がメインならiPad Pro 12.9インチはおすすめです。

ただ、タブレットとして大きすぎて持ち運んで使うには向いていないので、あくまで自宅や職場で据え置きで使うのがいいでしょう。

iPad Pro 11インチはタブレットとしてちょうど使いやすいサイズなので、調べ物をしたり、TwitterやYouTubeなどSNSをしたりとコンテンツ消費するのに向いている端末になっています。

iPad Pro 11インチ
iPad Pro 11インチはちょうど良いサイズ感

iPad Pro 12.9インチは画面サイズが大きいので各アプリの表示領域が広いので、一度に表示できる情報量がより多くなっています。

iPad Pro 12.9インチと11インチのブラウザ情報量比較
Safariの情報量の違い

見やすいかどうかは別として、12.9インチの画面サイズがとにかく大きいので大人数で情報を共有したいときに使うことができるのかもしれませんね。

iPad ProはMagic Keyboardなどキーボードを接続することで執筆作業やブログの更新をすることができますが、12.9インチと11インチで2画面表示(Split View)による表示領域はこれだけ異なります。

iPad Pro 12.9インチと11インチの2画面表示の比較
2画面表示の情報量の違いを比較

12.9インチはブログエディタの画面が広いので全体を見渡すことができ、より快適に作業することができるでしょう。

ただ、11インチはiPadで初めて4:3ではなく4.3:3という横長の画面比率になったことで横幅の表示領域は意外と広くなっているので作業性が意外と悪くないので、どちらがいいかは難しいところです。

Adobe Lightroomによる現像はどちらのサイズでもできますが、12.9インチの方が画面が大きく調整ツールバーも広く表示することができます。

iPad Pro 12.9インチと11インチのLightroom
Adobe Lightroomの画面サイズ差

色補正をするくらいなら11インチの画面サイズがあれば十分快適に作業できるので問題はないですが、イラストや文字をApple Pencilを使って書き込み場合は、間違いなく12.9インチの方が作業しやすいのかなと感じますね。

動画編集のLumaFusionの画面も12.9インチの方が大きな画面で作業することができます。

iPad Pro 12.9インチと11インチのLumafusion
LumaFusionの画面サイズ差

動画編集に関しては12.9インチのメリットはとくに感じないかも。ただ画面が大きくてタイムラインが長く表示されるだけ…といった感じです。11インチは情報が詰まってるので全体像を把握しやすいというメリットはあるでしょう。

シングルタスクによる作業が多いならiPad Pro 11インチ、2画面表示にしてマルチタスクの作業をすることが多いならiPad Pro 12.9インチを選ぶのがおすすめです。

iPad Pro 11インチ・12.9インチについて

次にiPad Pro 11インチとiPad Air 4(10.9インチ)との比較です。

iPad Pro 11インチとiPad Air 4の10.9インチの画面サイズの違いは、ほぼ誤差範囲と見ていいくらい同じサイズとなっています。並べて比較すると「少しだけiPad Air 4の方が画面が小さいかな…?」といった感じです。

iPad Airはベゼルの幅が少しだけ太いですよね。これが0.1インチの差です。

この画面サイズ差、解像度の違いによりどれくらい作業効率に影響が出るのか?気になるところですが違いはないでしょう。とくにタブレットとして使ったりシングルタスクでの作業においては10.9インチのiPad Air 4でも問題はありません。同じです。

iPad Pro 11インチとiPad Air(第4世代)

この0.1インチの画面サイズ差は一体なんなのか。疑問すら感じてしまいますが、iPad Air(第4世代)の方がベゼルが太くなっていて一度に表示できる情報量はほぼ同じとなっています。

iPad Air(第4世代)

10.9インチ、11インチのiPadはタブレットとして使うならちょうどいい大きさで、サッとカバンの中に入れて持ち出すことも、外で作業をしたいという時も画面が小さすぎないので使いやすい大きさとなっています。

iPad Air(第4世代)について

次にiPad Air 4(10.9インチ)とiPad(10.2インチ)の比較です。

10.9インチのiPad Air 4と10.2インチもiPad(第8世代)の画面サイズ差はありますが、横幅の解像度はほぼ同じなので縦持ちでタブレットと使うのなら使用感はほとんど変わりはないです。

iPad Air 4のディスプレイはiPad(第8世代)を縦に伸ばした縦長ディスプレイとなっているので、横向きにして使うことでよりワイドな画面で作業ができるようになっています。

iPad Air(第4世代)とiPad(第8世代)

タブレットとして使うことが多いならiPad(第8世代)の10.2インチの大きさがあれば十分ですが、Smart Keyboardを使ってiPadをパソコンとして使うことが多いならよりワイドなディスプレイを搭載しているiPad Air 4の方が表示領域が広く作業はしやすいのかなと感じます。

iPad(第8世代)について

iPad mini(第5世代)は7.9インチのディスプレイを搭載したモデルで片手で持つことができるコンパクトなiPadです。

iPhoneが大画面化しているのでiPad mini 5の存在意義が薄れてはいますが、基本的にiPadのアプリを動かせるので作業することに特化すればまだまだiPad miniのメリットはあります。

iPad mini 5とiPad Air(第4世代) 

7.9インチのiPad miniはこのサイズ感なので、小さめのカバンの中にも放り込んで持ち歩けるのは旅行先などでとても便利ですし、Kindleアプリを入れておくことで電子書籍端末としても使うことができます。

iPad mini(第5世代)のサイズ感
iPad mini(第5世代)は片手で持てるサイズ感

雑誌を読むには画面が小さいですが、小説や漫画など電子書籍を読むにはiPad miniはちょうど良いサイズなので、移動中に電子書籍で本を読むことが多いならiPad miniが最適なタブレットです。

このサイズ感なのでポンと鞄の中に放り込んでおくことで、いつでもサッと取り出して読書をしたり、情報収集することができ、時間を無駄なく使うことができます。

iPad mini 5(2019)レビュー

ディスプレイの違いを比較

iPad Pro、iPad Air 4、iPad(第8世代)、iPad mini 5ではディスプレイ品質がそれぞれ違います。

ディスプレイの仕様の違い
モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad Air 3 iPad mini 5 iPad 8
世代 2021・2020・2018 2020 2019 2019 2020
サイズ 12.9 11 10.9 10.5 7.9 10.2
仕様 耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、 広色域ディスプレイ(P3)、True Tone
リフレッシュレート120Hz(ProMotionテクノロジー) リフレッシュレート60Hz

iPad Proは広色域ディスプレイ(P3)、True Toneテクノロジー、120HzのリフレッシュレートでスクロールできるProMotionテクノロジーを搭載しているのでスムーズに画面を動かすことができます。

また、12.9インチはバックライトのミニLEDを採用しているため黒をしっかり表現でき、色鮮やかな画面となっています。

無印のiPad以外のモデルは保護ガラス、タッチパネル、液晶ディスプレイを一体化したフルラミネーションディスプレイに反射防止コーティングが施されているため保護ガラスと液晶の間の隙間が少なく画面にダイレクトにタッチしているかのような感覚を得ることができます。

iPad Pro/Air・iPadの画面反射の違い
iPad Pro/Air・iPadの画面反射の違い

Apple Pencilの描き心地もフルラミネーションディスプレイを搭載しているモデルの方が上なので、ノートを取ることが多い、絵を描くことが多いなら搭載しているモデルを選ぶのがいいでしょう。

液晶ディスプレイと保護ガラスの隙間に差があり、iPad(第8世代)よりもiPad ProやiPad Airのパネルの方が狭くなっていて直感的な操作感を得ることができます。

フルラミネーションの有無
フルラミネーションの有無

画面に対して光の反射が抑えられているので外で使うことが多かったり、映画など動画コンテンツを楽しむことが多いならフルラミネーションディスプレイを搭載しているiPad Air、iPad Pro、iPad miniを選ぶのがおすすめです。

iPad Air(第4世代)、iPad(第8世代)の画面のスクロールの滑らかさとなるリフレッシュレートは60Hz(1秒間に60コマ)ですが、iPad ProはProMotionテクノロジーによる120Hz(1秒間に120コマ)の動作に対応しています。

画面のリフレッシュレート
モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad 8 iPad Air 3 iPad mini 5
世代 2021・2020・2018 2017 2020 2019
リフレッシュレート 120Hz
ProMotion
60Hz

iPad Pro以外のモデルは画面のリフレッシュレートが1秒間に60回となっていますが、iPad ProはProMotionテクノロジーに対応し1秒間に120回切り替わっております。

1秒間に120回も画面が切り替わるので画面スクロール時に残像感の少なく滑らかな表示となりあらゆる動きをヌルヌルと快適な操作感となります。

ブラウザ、SNSなどの普通の画面がヌルヌルと動作するだけでなく、Apple Pencilの追従性も向上するので文字を書いたり、イラストを描くことが多いなら間違いなくiPad Proを選ぶのがおすすめです。

生体認証(Face ID・Touch ID)の違い

iPad Pro 11インチ・12.9インチとiPad Air 4はホームボタンがないベゼルレスデザインを採用しています。

iPad Pro 12.9インチ、11インチ、10.5インチの3機種
左からiPad Pro 12.9インチ、11インチ、10.5インチ

iPad Proは顔認証のFace IDを搭載し、iPad Air 4は電源一体型の指紋センサー・Touch ID、iPad(第8世代)とiPad mini 5はホームボタンに内蔵した Touch IDを搭載しています。

生体認証の違い
モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad 8 iPad Air 3 iPad mini 5 iPad Pro
世代 2021・2020・2018 2020 2019 2017・2016
認証方式 顔認証 指紋認証
機能 Face ID トップボタンTouch ID ホームボタンTouch ID

顔認証のFace IDを搭載しているiPad Proは顔認証により画面のロック解除ができます。

ジェスチャー操作だけで画面をロック解除できるので、非常にスムーズに使うことができ、外部キーボードを使えばエンターキーを押すだけで顔認証でロック解除しホーム画面にアクセスすることができます。

ただ、Face IDはマスクをしていると顔認証ができずパスコードを入力が必要となるので外で使うことが多い方には向いていません。それを解決したのが電源ボタン一体型の指紋センサー(Touch ID)を搭載したiPad Air 4です。

画面ロックのたびに筐体に触れる必要はありますが、マスクをしていても指を使って認証することができるので、iPad Air(第4世代)は外で使うことが多い方によっては最強のデバイスになるのではないでしょうか。

ホームボタンを搭載しているiPad Air(第3世代)iPad(第8世代)iPad mini(第5世代)は指をTouch IDに当てることで画面ロック解除できます。

Touch IDはマスクをしていても使えるメリットはありますが、Smart Keyboardなどキーボードを使う時も指を指紋センサーに触れなければ画面ロック解除をすることができません。

充電ポートの違いで比較

iPad Pro、iPad AirはUSB-Cポート、iPad(第8世代)とiPad mini (第5世代)はiPhoneと同じLightningポートを搭載し、それぞれに合った電源アダプタとケーブルが付属してきます。

モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad Air 3 iPad 8 iPad mini 5 iPad Pro
世代 2021・2020・2018 2020 2019 2017/2016
充電ポート USB-C Lightning
Smart Connector 背面 サイド サイド

USB-Cを搭載しているモデルはiPadからiPhoneを充電したり、外付けSSDやミラーレス一眼カメラと直接接続してデータの移動することもできます。

Lightningに対応しているiPadはあくまでMac/PCにiPadのデータを転送することにしか使うことができないので、iPadでデータのやり取りをすることが多いならUSB-Cを搭載しているiPad ProかiPad Airの方が使い勝手はいいでしょう。

対応しているSmart Keyboardの違い

iPadはSmart Connectorと呼ばれる専用のポートを搭載していて、Appleの純正のキーボードカバーを装着してキーボード作業をiPadで可能とします。

キーボードカバーの違い
モデル iPad Pro(2021・2020・2018) iPad Air 4 iPad 8 iPad Air 3 iPad mini 5 iPad Pro
世代 2021・2020・2018 2020 2019 2017・2016
Magic Keyboard ×
Smart Keyboard Folio ×
Smart Keyboard × ×

Magic Keyboard(マジックキーボード)はベゼルレススタイルのiPadで使える専用のキーボードでシザー構造のキーボードを採用することでMacBook Airと同じ感覚で文字をタイピングすることができます。

Magic Keyboard
Magic Keyboard

現在のiPadはトラックパッドが使えるようになりました。iPad向けのMagic Keyboardを使うことで快適な操作もできるのでパソコンとしてiPadを使うこともできます。

ただし、Magic Keyboardは割高なので背面パネルも傷から守ることができる少し価格控えめのSmart Keyboard Folioを使った方がいいかも。費用を抑えることができますし、画面角度の調整を二段階ですることができます。

iPad Pro Smart Keyboard
Smart Keyboard Folio

Smart Keyboard(スマートキーボード)は、iPad Air(第3世代)iPad(第8世代)で使えるApple純正のキーボードとなっています。

iPadのSmart Keyboard
iPadのSmart Keyboard

少し前まではiPad Air、iPad Proだけ使えるキーボードでしたが、エントリーモデルもiPad(第7世代)でSmart Keyboardに対応しました。

Smart Keyboardは画面の角度調整はできませんが、キーボードモードだけでなくスタンドモード、お絵かきモードにすることができるのでシチュエーションに合わせて対応することができる万能なカバーと安っています。

Smart Keyboardのスタイルは3つ

なにげにスタイルを変えることができるのは使いやすくていいですよね。キーボードでの作業だけでなくApple Pencilで作業することも満遍なくあるならiPad Air + Smart Keyboardの組み合わせがいいのかもしれません。

対応しているApple Pencilの違い

Apple Pencilは、iPadで手書きノートを取ったり、イラストを描くことができるペンシルでスクロール操作をするなどポインティングデバイスとしても有能なツールとなっています。

Apple Pencil
Apple Pencil

2018年3月に発売となったiPadから全てのモデルでApple Pencilが使えるようになりましたがモデルによって使えるApple Pencilが異なるので注意してください。

Apple Pencilの違い
モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad 8 iPad Air 3 iPad mini 5 iPad Pro
世代 2021・2020・2018 2020 2019 2017・2016
Apple Pencil 第2世代に対応 第1世代に対応
ペンの追従性

Lightningに対応しているiPad(第8世代)とiPad mini(第5世代)はApple Pencil(第1世代)に対応し、USB-C対応のiPad Pro、iPad AirはApple Pencil(第2世代)に対応しています。

Apple Pencilは端末によって性能・書き心地が違います。

フルラミネーションとApple Pencilの画面の隙間
左:iPad Pro/Air/mini5、右:iPad

iPad Pro、iPad Air、iPad miniはフルラミネーションディスプレイを搭載しているので本当のペンで書いているような感覚で使うことができ、iPad Proは滑らかな表示ができるProMotionテクノロジー(120Hz)に対応しペンの追従性が向上しているのが特徴となっています。

より本格的にイラストを描きたい場合はiPad Proの方がペンの走りが滑らかなので細かい作業にも向いてるのでおすすめですが、ノートを取ったり、メモに使ううならiPad Air 4、iPad 8でも問題はないでしょう。

Apple Pencilで選ぶ
  • 本格的なイラストを描く:iPad Pro + Apple Pencil(第2世代)
  • イラストやノートを取る:iPad Air + Apple Pencil(第2世代)、iPad + Apple Pencil
  • お絵かきや目も書き:iPad mini + Apple Pencil

本格的にイラストを描くならiPad Proがおすすめ。iPad Proの方が画面が滑らかに表示することができるのでより繊細なイラストを描く方におすすめしたいですね。

なお、充電方法ですがApple Pencil(第1世代)はiPadのLightningポートに直挿しする必要がありましたが、Apple Pencil(第2世代)はiPad Proのサイド部分に装着してワイヤレス充電できるようになっています。

Apple Pencilのワイヤレス充電
自動ペアリングとワイヤレス充電に対応
Apple Pencilの充電方式
モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad 8 iPad Air 3 iPad mini 5 iPad Pro
世代 2021・2020・2018 2020 2019 2017・2016
Apple Pencil 第2世代 第1世代
充電方式 ワイヤレス充電 Lightningポートに直挿し

自動ペアリングに対応しているので今までのように充電ポートに接続する必要がなくなったんですね。また、側面にタッチセンサーを内蔵していてタップすることでスリープ解除、ダブルタップで筆の太さなどをカンタンに変更できるようになっています。

CPUのスペック・性能の違いで比較

iPadの快適性に大きく左右されるのがSoC(システム・オン・チップ)の性能となっています。

iPadシリーズに搭載しているAチップはAppleが開発した64bitに対応したプロセッサでCPU、GPU、メモリなどが組み込まれたSoC(システム・オン・チップ)で発売時期によって性能が大きく異なります。

iPad Pro(2021)はMac向けに開発されていたM1チップを搭載し処理性能がかなり向上し完全にオーバースペックですが4K動画編集をするならありがたいスペックアップといっていいでしょう。

Geekbench 5で性能を比較してみました。スコア数値が高い方がiPadの性能が高くてより快適に動作するということになります。

CPU 性能の違い
モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad 8 iPad Air 3 iPad mini 5
世代 2021 2020 2019
ディスプレイ 12.9 11 12.9 11 10.9 10.2 10.5 7.9
CPU M1 A12Z A14 A12
RAM 8GB/16GB 6GB 4GB 3GB
CPU
シングルコアスコア
1706 1123 1115 1572 1109
CPU
マルチコアスコア
7311 4700 4506 4346 2789
GPU
Metal
20370 12094 12280 12607 5327
アプリの快適性 超高速 高速

iPad Air 4のA14 Bionicの性能はA12 BionicよりもCPUの性能が40%向上、GPUの性能が2.5倍も向上し、Neural Engineが8コアから16コアになって機械学習のパフォーマンスが70パーセント向上した次世代チップを搭載しています。

CPUの性能はiPad Pro(2020)のA12Z Bionicプロセッサよりも上ですが、グラフィック性能はA12Z Bionicの方が高いのでクリエティブな作業についてはiPad Proの方が向いています。

ちなみに、A12Z BionicチップはA12X BionicのGPU強化チップとなっています。といっても、GPUのコア数が7コア → 8コアになっただけで大きな性能差はないです。

つまり、iPad Pro(2020)とiPad Pro(2018)の性能はほぼ同じということです。iPad Pro(2021)はM1チップを採用したため、性能が大きく向上しています。体感でわかるくらい高速化されていてアプリの起動速度がまるで違います。

従来のiPad Proでも十分快適な動作となっていましたが、さらに上を目指すのなら最新のM1チップを搭載しているiPad Proはかなり良いですよ。

実際の動作速度を比較

iPad(第8世代)とiPad(第7世代)の動作速度を比較してみました。

A10 Fusionを搭載しているiPad(第7世代)も十分速い動作速度となっていますが、A12 Bionicを採用しているiPad(第8世代)iPad mini(第5世代)は快適な動作を実現しているのが分かりますね。

処理速度・性能でiPadを選ぶ

iPad Pro(2021)に搭載されたM1チップは今までiPhoneやiPadで採用していたAチップをMac向けにカスタマイズしたチップでしたが、ついにiPadにも同じチップを搭載することなり、性能が格段に向上することになります。

正直なところオーバースペックでありタブレットしてブラウジングをしたり、SNSをしたり、動画を見る、イラストを描くとかであればA14 BionicのiPad Air 4でも十分すぎる性能です。

A12 BionicのiPadでも十分すぎる性能といってもいいかもしれませんね。なので、iPad ProとiPad Airのどちらにするか迷ったら120Hzのリフレッシュレートが必要かどうかで判断するのがいいのかもしれません。

性能でiPadを選ぶなら
iPad Pro 4K HDRの動画編集を本格的にする、精度の高いイラスト制作、デザイン制作をする
iPad Air 4 動画編集、デザイン制作や写真の現像も快適に作業ができる
iPad 8
iPad mini 5
ネットサーフィン、動画閲覧、SNSを快適にできる性能を持っている。ちょっとした画像処理もできるのでブログ更新もできる

動画編集はA12 BionicのiPadでも十分作業することができますが、少しでも快適にしたいならiPad Air、さらに4K HDRを取り扱うならM1チップを搭載しているiPad Proがおすすめです。

iPad Pro(2021)は1TB以上のストレージを選ぶことでメインメモリが8GB → 16GBになるので、さらに負荷のかかる作業も超高速でこなすことができます。

また、USB-Cポートを搭載しているiPad Pro、iPad Airがおすすめです。LightningポートのiPadでも編集はできますが外付けSSDの接続がややこしいのとメーカーによって動作しないことがあるので注意です。

LightningのiPadで外付けストレージ接続
LightningのiPadで外付けストレージ接続

iPad Air 3はSamsung T5とRAVPower RP-UM003は動作しましたが、それ以外のメーカーはダメ。iPad(第8世代)も多くのSSDを認識できなかったです。

外付けSSDとの相性
外付けSSD iPad 8 iPad Air 3/iPad 8 iPad Pro/iPad Air 4
Samsung T5 ×
BUFFALO PGMU3 × ×
SanDisk Extreme Portable × ×
VAVA VA-UM003
NVMe.M2 SSD × ×

iPad ProとiPad Air(第4世代)は全ての外付けSSDが動作したので動画でデータが溢れかえっても対処することができます。

USB-CのiPad Proで外付けストレージ接続
USB-CのiPad Proで外付けストレージ接続

なによりもiPad ProならUSB-Cケーブルだけで外付けSSDを使うことができるので接続がシンプルで使いやすいですよね。CPUの性能差というよりも拡張性の問題で動画編集をするならiPad ProかiPad Air(第4世代)がおすすめです。

カメラのスペックの違いを比較

iPadにはリアカメラとフロントカメラが搭載されていますが、それぞれのモデルでスペック・画質が異なります。

iPad Pro、iPad Air、iPadのリアカメラ
iPad Pro、iPad Air、iPadのリアカメラ
iPadシリーズのカメラ性能の違い
モデル iPad Pro iPad Air 4 iPad(第8世代) iPad mini 5
世代 2021 2020・2018 2020 2019
背面カメラ 画素数 広角:1200万 + 超広角:1000万 + LiDARスキャナ 1200万画素 800万画素
レンズ ƒ/1.8 + ƒ/2.4 ƒ/1.8 ƒ/2.4
光学式手ぶれ補正 ×
HDR スマートHDR 自動HDR
動画 4K/60fps
1080p/120fps・720p/240fpsスローモーション
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)
4K/30fps
1080p/120fps・720p/240fpsスローモーション
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)
1080pビデオ撮影(60fps
スローモーション(120fps)
ビデオ手ぶれ補正
前面カメラ 画素数 超広角:1200万画素 700万画素 120万画素/td>
Face ID
レンズ ƒ/2.4 ƒ/2.2 ƒ/2.4
動画 1080p HDビデオ撮影 720p HDビデオ撮影

iPad Pro(2021)、iPad Pro(2020)は広角カメラ(1200万画素)+超広角カメラ(1000万画素)+ LiDARスキャナを搭載しています。LiDARスキャナはARに特化しARアプリで恩恵のあるセンサーとなっています。

iPad Pro 11インチ、iPad Air 4、iPad(第8世代)のリアカメラで画質を比較してみました。

iPad Pro、iPad Air 4、iPad 8のリアカメラ画質比較

少し前まではカメラの画質に差があったのですが、2020年の最新モデルのiPadはどのモデルも画質に差はありません。

iPad(第8世代)とiPad mini(第5世代)は800万画素のイメージセンサーとiPad Air 4やiPad Proよりも画素数が低いですが、解像感が高いので問題ない画質で写真撮影できるようになっています。

そんな中で、iPad Proは超広角カメラを搭載しています。

iPad Proの広角カメラと超広角カメラ

iPadで写真を撮る機会は少ないのでカメラの画質はあまり気にしなくてもいいです。

iPad Proなら1200万画素の高精細な写真を撮影したり、超広角カメラで視野の広い写真をかんたんに撮影ができるので、そのままApple Pencilで画像を加工してブログのアイキャッチにしてしまうという技を使うことができますね。

内蔵スピーカーの音質の違い

iPadはスピーカーを内蔵していますが、スピーカー数がモデルによって異なっているので、動画コンテンツをiPadで観ることが多い方は要チェック項目です。

内蔵スピーカーの違い
モデル iPad Pro iPad Air iPad(第8/7世代) iPad mini(第5世代)
オーディオ 4スピーカー 2スピーカー

iPad(第8世代)、iPad mini 5は筐体の下に2つのスピーカーを搭載していてステレオ再生ができるようになっていますが、横持ちだと片方からしか音を聞くことができません。

iPadのスピーカーの配置
iPadのスピーカーの配置

iPad Proは上下に計4つのスピーカーを搭載していて4スピーカーオーディオは本体に向きに合わせてステレオ再生ができるように左・右チャンネルが自動的に切り替わる画期的なシステムとなっています。

iPad Air(第4世代)は横向きにした状態でステレオサウンドになるようにスピーカーの位置がiPad Proと同じとなりました。ただし、2スピーカーなので縦持ちにすると上下で左右のサウンドが再生されるスタイルとなります。

また、iPad ProはiPad Airと比較しても音質が良いのでワイヤレススピーカーなしでも迫力あるサウンドで動画や音楽を楽しむことができるようになっています。

Wi-Fiモデルとセルラーモデル

iPadは「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi + セルラーモデル」から選ぶことができます。セルラーモデルはアンテナラインが筐体に追加されているので見た目でどちらのモデルなのか判別することができます。

iPad Pro Wi-Fiモデルとセルラーモデル
iPad Pro Wi-Fiモデルとセルラーモデル

iPad Wi-FiモデルとiPad セルラーモデルの価格差は以下のとおりです。

Wi-Fiモデルとセルラーモデルの価格差
  • iPad Pro:18,000円
  • iPad Air:16,500円
  • iPad:16,500円
  • iPad mini:16,500円

意外とセルラーモデルって高いんですよね。なので、少しでも安くiPadを手に入れたいならWi-Fiモデルを選びましょう。

ただ、16,500円〜18,000円ほど高いiPadのセルラーモデルを買うことでモバイル通信でインターネットができるので、携帯の電波が届く場所ならどこでも自由にiPadを使うことができます。

モバイル通信はMacBook Air・Proではできないので、外で作業をすることが多いなら接続がかんたんなiPadのセルラーモデルがおすすめとなっています。

SIMフリー版のiPadセルラーモデルをApple Storeで買って格安SIMで運用すれば月々1,000円くらいでどこでもiPadを使えます。ドコモなどキャリアを使っている場合もデータプランがあるので通信料金を比較的抑えることもできますよ。

もし、自宅や職場でしかiPadを使わないのならWi-Fiモデルを購入すればいいです。

iPad Wi-Fiモデル vs セルラーモデル
  • Wi-Fiモデル:Wi-Fi環境下でしか使う予定がない方におすすめ
  • Wi-Fi + セルラーモデル:Wi-Fiのない外で使うことが多い方におすすめ

外で使うことが多いならiPad セルラーモデルを選ぶのがおすすめです。

iPadの容量・価格の違いで比較

iPad最新モデルはストレージ容量によって端末価格が異なります。Wi-Fiモデルの端末価格を比較していました。

iPadシリーズ(Wi-Fi)の価格
Wi-Fi
セルラー
iPad Pro iPad Air 4 iPad 8 iPad mini 5
サイズ 12.9 11 10.9 10.2 7.9
32GB 38,280円
54,780円
64GB 69,080円
85,580円
50,380円
66,880円
128GB 129,800円
147,800円
94,800円
112,800円
49,280円
65,780円
256GB 141,800円
159,800円
106,800円
124,800円
87,780円
104,280円
69,080円
85,580円
512GB 165,800円
183,800円
130,800円
148,800円
1TB 213,800円
231,800円
178,800円
196,800円
2TB 261,800円
279,800円
226,800円
244,800円

iPad Proはストレージ容量が64GB → 128GBに増えたので容量に悩むことはないでしょう。128GBモデルを選んでおけばOKです。

iPad Airは64GBからですがタブレットとして使うなら問題ありません。個人的にはiPadのストレージ容量は64GBもあれば十分です。もし容量が足りなくなってきたらiCloudの有料プラン(50GBで130円/月)を組み合わせることでなんとかなります。

写真と動画を保存するのにこれくらいの容量が必要となります。

写真・動画の保存データ量
  • 写真1枚あたり:2MB
  • 写真1,000枚あたり:2GB
  • 動画(1080p/60fps)1分間:90MB
  • 動画(4K/60fps)1分間:400MB

iPadで写真を1,000枚撮影しても2GBしか容量を使いません。フルHD動画を10分撮影すると1GBほどの容量です。なので、動画撮影しないなら最低容量を選んでも問題ないです。

ただし、iPad(第8世代)の32GBと128GBは10,000円の価格差でiPad Pro/Airと比べるとリーズナブル。32GBだと将来的に容量不足するかもしれないのでiPad(第8世代)は128GBモデルを選ぶのがおすすめです。

iPadのサイズ・スペックの比較:まとめ

iPadは同じ画面サイズでスペックが違うことがないので、本体サイズと画面の大きさからiPadが適しているか考慮することで自ずと選ぶべきiPadを導き出すことができます。

おそらく迷うのが、iPad Air 4にするか、iPad Pro 11インチにするかというところでしょう。画面のサイズ感はほぼ同じでリフレッシュレートの違い、リアカメラの違いがあります。

多くの方はiPad Air 4を選んでおいて問題はないですが、価格差が22,000円ほどしかないのでProMotionテクノロジーに対応したディスプレイ搭載したiPad Proを選ぶのもいいかもしれないですね。

iPadの選び方・おすすめ

なお、定期的にはApple公式サイトで販売をしているiPad整備済製品を買うのもおすすめです。例えば、iPad Pro 10.5インチ(64GB)が38,800円で買うことができますよ。