iPadの選び方。どのモデルがオススメか徹底比較?

iPadは様々なサイズのモデルがあり「どのiPadを選んだらいいかわからない!」と迷ってる方も多いかと思いますが、iPadは使う目的がしっかりと明確になっていれば意外と簡単にどのiPadが自分に最適なのかを見極めることができます。

この記事では、最新iPadの中からどれを買うべきか、おすすめなのか本体サイズ、スペック、性能、価格を徹底比較しています。

iPadの最新モデルはラインナップが本当に多いので、iPadを購入しようと検討している方は是非参考にしてください。なお、iPad Pro 12.9インチ・11インチ、iPad Air 10.5インチ、iPad(第6世代)、iPad mini(第5世代)の5機種で比較をしています。

iPad 最新モデルの違いを比較!

最新のiPadシリーズはハイエンドモデルのiPad Pro(11インチ・12.9インチ)、スタンダードモデルのiPad Air(10.5インチ)、エントリーモデルの9.7インチのiPad(第6世代)、小型モデルの7.9インチのiPad mini(第5世代)の3モデル全4種類あります。

どんな基準でiPadを選ぶべきか、使用用途に合わせてどの機種がおすすめかまとめました。(写真の表記が一部現行モデルと異なります。)

iPad ProとiPadとiPad mini
左からiPad Pro 12.9 → 11 → 10.5 → iPad 6 → iPad mini 5
iPadのラインナップと特徴
モデルこんな仕様用途におすすめ
iPad Pro 12.9インチ・家や職場で使うことが多い
・大画面でイラストを描きたい
・PCの代わりとして使いたい
・動画を迫力の画面で観たい
・内蔵スピーカーで音楽を聴きたい
・Face IDを使いたい
iPad Pro 11インチ・持ち運んで使うことが多い
・タブレットとしてもPCとして使いたい
・内蔵スピーカーで音楽を聴きたい
・Face IDを使いたい
iPad Air 10.5インチ・最新機能は必要ない
・安くApple PencilとSmart Keyboardを使いたい
・持ち運ぶことが多い
・タブレットとしてもPCとしても使いたい
iPad(第6世代)・購入価格を抑えたい
・Apple Pencilは使うけどSmart Keyboardは使わない
・単純にタブレットとして使いたい
iPad mini(第5世代)・どこにでもiPadを持って出かけたい
・Apple Pencilとの組み合わせでメモ帳として使いたい
・小さいカバンの中に入れて持ち運びたい

タブレットとしての機能を使いたいならiPad(第6世代)があれば十分です。Apple Pencilも使えるので手書きでノートやメモを取ることもできるでしょう。

しかし、もっと快適に作業したいなら高性能プロセッサと大容量のメインメモリを搭載していて、Smart Keyboardにも対応している画面がキレイで見やすいiPad AirかiPad Proを選ぶのがおすすめです。

では、iPad Pro 12.9、iPad Pro 11、iPad Air 10.5、iPad(第6世代)、iPad mini(第5世代)の違いについて詳しく比較していきたいと思います。

画面と本体サイズの違いを比較

どのiPadを選ぶかは基本的に画面サイズの大きさで決めることができるので、最新のiPadの画面サイズ、解像度、本体サイズ、重量を比較してみましょう。

iPadシリーズの画面サイズの違い
モデルiPad ProiPad AiriPad mini 5iPad(第6世代)
ディスプレイ12.91110.57.99.7
解像度2,732 x 2,0482,388 x 1,6682,224 x 1,6682,048 x 1,536
本体サイズ280.6 x 214.9 x 5.9247.6 x 178.5 x 5.9250.6 x 174.1 x 6.1203.2 x 134.8 x 6.1240.0 x 169.5 x 7.5
重量(Wi-Fiモデル)633 g468 g456 g298.8 g469 g

最新のiPadは同じ画面サイズで異なったスペック・性能のモデルがないので画面サイズや本体サイズで選びやすいラインナップになっています。

画面サイズの違いを並べて比較すると分かりやすいでしょう。

iPad ProとiPadとiPad mini
左からiPad Pro 12.9 → 11 → 10.5 → iPad 6 → iPad mini 4

iPad Proは12.9インチ、11インチ、10.5インチ(iPad Air 10.5と同じ)の3モデル、iPadは9.7インチ、iPad miniは7.9インチと全部で5つの画面サイズが存在しています。

12.9インチは大画面でクリエイティブ作業に適している

iPad Pro 12.9インチはとにかく画面が大きいのでイラストをApple Pencilで描くことや写真の編集・現像作業をしたりするのに向いています。

周辺機器のスマートキーボードフォリオを使えばiPadをパソコンとして使うこともできるので、イラストを描く、表計算、文章作成などの作業がメインならiPad Pro 12.9インチ(第3世代)はおすすめです。

特に2019年秋に配信されるiPadOS 13はiPadのMac化が実現するバージョンとなっているので、今までMac/PCでしかできなかった作業もiPadでできるようになるので可能性はかなり高まりますね。

11インチは画面の大きさとモバイル性能のバランスに特化

iPad Pro 11インチは2018年11月にはじめて追加された新サイズとなりますが、ベゼルレスデザインを採用することで10.5インチモデルよりも本体が小さいのに画面が大きくなったという革新的なモデルです。

実は11インチモデルはiPadで初めて4:3ではなく4.3:3という少し横長の画面比率になったモデルでもあります。

iPad Proの画面比率の違い
左:iPad Pro 12.9、右:iPad Pro 11

12.9インチよりも11インチの方が2画面にした時にワイドな画面になっているんですよね。

つまり、横画面モードでSplit Viewを使った時に広く画面を使うことができるのです。画面の大きさとモバイル性能を持ち合わせバランス感覚に優れたサイズがiPad Pro 11インチと言っていいでしょう。

11インチと10.5インチの画面サイズ差

iPad Pro 11インチという画面の大きさと横解像度はiPad Air 10.5インチと同じですが、縦の解像度が少しだけ広くなっています。

iPad 11インチと10.5インチのサイズ差を比較
左:iPad Pro 11、右:iPad Air/Pro 10.5

ホームボタンがなくなった分だけ画面が広くなりました。11インチモデルは横のベゼル幅が10.5インチよりも太くて指が被りにくくなったので11インチモデルの方がタブレットしての使い勝手が向上しています。

10.5インチモデルは指が画面に被ってしまうのでタブレットとしては少々使いづらいんですよね。

10.5インチと9.7インチの画面サイズ差

10.5インチのiPad Air 3と9.7インチのiPad(第6世代)は画面サイズが少し異なっており、普通にタブレットとして使うならベゼルが狭くないiPad(第6世代)が持ちやすく使い勝手は良いです。

iPad Pro/Air 10.5とiPad 9.7のサイズ差を比較
左:iPad Air 10.5、右:iPad(第6世代)

横画面(ランドスケープ)モードにしてキーボードでガッツリ作業をするならiPad Air 10.5の方が作業領域が広くて作業はしやすいです。

ちなみに、マイクロソフトのOffice Mobileは10.1インチ以下のタブレットは無料で使えるのでiPad(第6世代)ならOffice Mobileを無料で使えるメリットがあります。(ただし、フル機能を使うには課金が必要。)

7.9インチはモバイル性に特化

iPad mini(第5世代)7.9インチのディスプレイを搭載したモデルで片手で持つことができるコンパクトなiPadです。

iPhoneが大画面化しているのでiPad miniの存在意義が薄れてきてはいますが、基本的にiPadのアプリを動かせるので作業することに特化すればまだまだiPad miniのメリットはあるでしょう。

iPad miniとiPadのサイズ差の比較
左:iPad mini 5、右:iPad(第6世代)

7.9インチのiPad miniはこのサイズ感なので、小さめのカバンの中にも放り込んで持ち歩けるのは旅行先などではかなり便利ですよね。

片手で持つことができるので旅行で片手でiPadで散策することもできるのではないでしょうか。

iPad mini(第5世代)のサイズ感
iPad mini(第5世代)は片手で持てるサイズ感

2019年3月末に発売したiPad mini 5はスタイルを維持してCPUプロセッサの刷新したマイナーアップデートですが、待ちに待った新型モデルということで乗り換えている方も数多くいるのかなぁと思います。

画面サイズでiPadを選ぶなら
  • 自宅や職場でがっつり作業をしたい → iPad Pro 12.9
  • 持ち運びして外でも作業したい、最新機能を使いたい → iPad Pro 11
  • 持ち運びして外でも作業したい → iPad Air 10.5
  • タブレットとして使う、持ち運びもする → iPad(第6世代)
  • 小さなバッグの中に入れて持ち運びたい → iPad mini(第5世代)

ディスプレイの品質の違いを比較

iPad Pro、iPad Air、iPad(第6世代)、iPad mini 5ではディスプレイ品質がそれぞれ違います。

iPad Proは広色域ディスプレイ(P3)、True Toneテクノロジー、120HzのリフレッシュレートでスクロールできるProMotionテクノロジーが搭載されている(iPad Air 10.5は非搭載)のでワンランク上の綺麗な画面表示をできますが、iPad(第6世代)は非搭載となっています。

ディスプレイの仕様の違い
モデルiPad ProiPad AiriPad mini 5iPad(第6世代)
ディスプレイ12.91110.57.99.7
仕様耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、 広色域ディスプレイ(P3)、True Tone
リフレッシュレート120Hz(ProMotionテクノロジー)リフレッシュレート60Hz

フルラミネーションディスプレイと反射防止コーティングが施されているiPad ProとiPad mini 5は保護ガラスと液晶画面の隙間が非常に狭く、反射の少ないディスプレイになっているのも特徴の一つです。

iPad Proの方が光の反射が少なく黒が引き締まったディスプレイとなっています。

フルラミネーションディスプレイと普通のディスプレイ
左:iPad Pro/Air 10.5、右:iPad

夜間に使うことが多いなら光の反射は気にしなくてもいいですが、昼間に使うことが多くて外でiPadを使うことが多いならフルラミネーションディスプレイと反射防止コーティングが施されているiPad Pro、iPad Air 10.5、iPad mini 5を選ぶことをおすすめします。

画面の品質で選ぶなら
  • 写真の現像編集をしたり外で使うことが多い → iPad Pro、iPad Air 10.5、iPad mini 5(ただし画面が小さい)
  • 特に気にしない → iPad(第6世代)

なお、フルラミネーションディスプレイと反射防止コーティングは旧世代のiPad Pro 9.7インチやiPad Air 2も対応しているので、整備済製品を狙ってみるのもいいでしょう。

Face IDとTouch IDの違い

2018年11月に発売したiPad Pro 12.9インチ(第3世代)とiPad Pro 11インチはホームボタンがなくったベゼルレスデザインで、Touch ID(指紋認証)ではなくFace ID(顔認証)で画面ロック解除やApple Payの支払い決済をするスタイルに刷新されています。

iPad Pro 12.9インチ、11インチ、10.5インチの3機種
左からiPad Pro 12.9インチ、11インチ、10.5インチ
生体認証の違い
  • Face ID(顔認証):iPad Pro 11インチ、12.9インチ(第3世代)
  • Touch ID(指紋認証):iPad Air 3、iPad(第6世代)、iPad mini 5

ホームボタンがなくなったことで無駄なスペースがなくなり画面が大きくなったのに本体サイズの小型化に成功しています。

できることはどのモデルも同じですが、ベゼルレススタイルのiPad Pro(2018)は画面サイズを維持、大型化しつつ本体サイズの小さくしているのでモバイル性能が高くなっているのは間違いないでしょう。

本体にホームボタンを搭載しているiPad Air 3、iPad(第6世代)iPad mini(第5世代)は指の指紋を使って画面のロック解除をします。

iPadの指紋認証(Touch ID)による画面ロック解除
iPadの指紋認証(Touch ID)による画面ロック解除

Touch IDはマスクをしていても使えるメリットはありますが、Smart Keyboardなどキーボードを使う時も指を指紋センサーに触れなければ画面ロック解除をすることができません。

Face IDを搭載しているiPad Proは顔認証により画面のロック解除をします。

iPad Proの顔認証(Face ID)による画面ロック解除
iPad Proの顔認証(Face ID)による画面ロック解除

ジェスチャー操作だけで画面をロック解除できるので、非常にスムーズに使うことができます。

また、Smart Keyboard Folioなどの外部キーボードを使えばエンターキーを押すだけで顔認証でロック解除できるのでとっても使いやすいんですよね。ただし、Face IDを搭載しているiOSデバイスはマスクをしていると顔認証ができないので注意です。

ストレージ容量と価格の違い

iPad最新モデルはストレージ容量によって端末価格が異なります。Wi-Fiモデルの端末価格を比較していました。

iPadシリーズ(Wi-Fi)の価格
Wi-FiモデルiPad ProiPad AiriPad(第6世代)iPad mini(第5世代)
サイズ12.91110.59.77.9
32GB37,800円
64GB111,800円89,800円54,800円45,800円
128GB48,800円
256GB128,800円106,800円71,800円62,800円
512GB150,800円128,800円
1TB194,800円172,800円

iPad ProとiPad Airの64GBモデルと256GBモデルの価格差は17,000円とかなり高いので本当に256GBものストレージ容量が必要なのかをしっかりと見極める必要があります。

個人的にはiPad Proのストレージ容量は64GBもあれば十分かなと思っています。もし容量が足りなくなってきたらiCloudの有料プラン(50GBで130円/月)を組み合わせればいいでしょう。

iPad(第6世代)の32GBと128GBは11,000円の価格差なのでiPad Pro/Airと比べるとリーズナブルですが、32GBのストレージだと将来的に容量不足になる可能性もあるのでiPad(第6世代)の購入は可能なら128GBモデルを選ぶことをおすすめします。

写真と動画を保存するのにこれくらいの容量が必要となります。

写真・動画の保存データ量
  • 写真1枚あたり:2MB
  • 写真1,000枚あたり:2GB
  • 動画(1080p/60fps)1分間:90MB
  • 動画(4K/60fps)1分間:400MB

iPadで写真を1,000枚撮影しても2GBしか容量を使いません。フルHDの動画を10分ほど撮影したとしても1GBの容量があれば大丈夫です。なので、iPadで写真や動画の撮影をしないのなら各モデルの最低容量を選んでも問題はないでしょう。

すでにiPhoneを持っているなら最低容量のストレージがあれば十分です。実際に僕が使っているiPad Pro 10.5は256GBモデルですが256GB中16.3GBしか使っていません…。

iPad Pro ストレージ容量

宝の持ち腐れってやつです。iPhoneで写真や動画をバシバシ撮影していますが、iCloudフォトライブラリを使っているので容量を圧縮した状態で同期されているので、iPad側のストレージ容量はほとんど使っていない状態なんですよね。

完全に64GBモデルで必要十分だったパターンですが、iCloudフォトライブラリについてはこちらの記事を参考にどうぞ!

Wi-Fiモデルとセルラーモデル

iPadシリーズは「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi + セルラーモデル」のどちらから選ぶことができます。セルラーモデルはアンテナラインが筐体に追加されているので見た目でどちらのモデルなのか判別することができます。

iPad Pro Wi-Fiモデルとセルラーモデル
iPad Pro Wi-Fiモデルとセルラーモデル

iPad各モデルのWi-Fiモデルとセルラーモデルの価格差は以下のとおりです。

Wi-Fiモデルとセルラーモデルの価格差
  • iPad Pro 11/12.9:17,000円
  • iPad Air 10.5:15,000円
  • iPad(第6世代):15,000円
  • iPad mini(第5世代):15,000円

意外とセルラーモデルって高いんですよね。なので、少しでも安くiPadを手に入れたいならWi-Fiモデルを選ぶことになります。

ただ、15,000円〜17,000円のお金を多く支払ってセルラーモデルを購入することでSIMカードを入れてモバイル通信回線でインターネットができるようになるので携帯の電波が届く場所ならどこでも自由にiPadを使えるようになります。

これはMacBookでは出来ないことなのでせっかくならセルラーモデルを使って欲しい。

SIMフリー版のiPadをApple Storeで購入して格安SIMを使えば月々たった1,000円くらいで快適にiPadを使えるので便利ですよ。ドコモなどキャリアを使っている場合もデータプランがあるので通信料金を比較的抑えることもできます。

とはいえ、自宅や職場でしかiPadを使わないのならWi-Fiモデルを購入すればいいと思います。

iPad Wi-Fiモデル vs セルラーモデル
  • Wi-Fiモデル:Wi-Fi環境下でしか使う予定がない方におすすめ
  • Wi-Fi + セルラーモデル:Wi-Fiのない外で使うことが多い方におすすめ

外でiPadを使うことが多い方はWi-Fi + セルラーモデルを選ぶのがおすすめです。どちらのモデルがいいかはこちらの記事を参考にしていただければ幸いです!

CPUプロセッサ 処理性能の違いを比較

iPadの快適性に大きく左右されるのがCPUプロセッサの性能です。現在販売されているiPadシリーズに搭載されているAプロセッサはAppleが開発した64bitプロセッサで発売時期によって世代が異なります。

Geekbench 4によるCPU性能のスコアは以下のとおり。スコア数値が高い方がiPadの性能が高くてより快適に動作するということになります。

CPU 性能の違い
モデルiPad ProiPad AiriPad mini 5iPad(第6世代)
ディスプレイ12.91110.57.99.7
CPUA12X BionicA10X FusionA12 BionicA10 Fusion
RAM4GB
(SSD 1TBのみ6GB)
4GB3GB2GB
CPU
シングルコアスコア
39033903390947973486
CPU
マルチコアスコア
17928179289356112685897
GPU
Metal
4244342582295512125613425
アプリの快適性超高速速い普通

iPad Pro 12.9インチと11インチのA12X Bionicプロセッサはニューラルエンジンを内蔵し機械学習(Ai)による処理も可能となっており、カメラでスマートHDRで綺麗な写真を撮ることができるようになっています。

動作速度もかなり高速となっていてiPad(第6世代)と比較するとその違いが分かります。

iPad Pro 10.5インチとiPad(第6世代)に採用されているチップは同世代のA10 Fusionプロセッサですが、iPad Proはより高性能化させたA10Xチップを採用しメモリの容量も4GBとマルチタスク作業もなんのそののスペックとなっています。

また、2019年3月30日に発売するiPad Air 10.5インチとiPad mini(第5世代)はiPhone XSと同じA12 Bionicプロセッサを搭載していて、iPad Proに迫る高速処理ができるようになっています。

となると「iPad(第6世代)では性能不足なの?」と聞かれればノーです。十分にサクサク、快適に動作してくれるのでインターネットを見たり、動画を見たり、SNSをするくらいならiPad(第6世代)で十分です。

iPadでデザイン作業、動画編集、高度な作業をしたいときはiPad Proの方が快適に動作するのでiPadではなくiPad Pro 11インチ・12.9インチやiPad Air 10.5インチを選ぶのがおすすめです。

性能で選ぶなら
  • iPad Pro、iPad Air、iPad mini 5 → デザイン、写真現像、動画編集、文章作成などの作業
  • iPad(第6世代)→ インターネット、ゲーム、読書、音楽を聴く、動画をみる

なお、2015年に発売されたiPad mini 4はずっとモデルチェンジしておらずスペック的に少し厳しくなっていましたが、2019年3月についに後継機種となるiPad mini(第5世代)が発売しました。

内蔵スピーカーの音質の違い

iPadはスピーカーが内蔵していますが、スピーカーの数がモデルによって異なっているので、動画コンテンツをiPadで観ることが多い方は要チェック項目です。

内蔵スピーカーの違い
モデルiPad ProiPad AiriPad(第6世代)iPad mini(第5世代)
オーディオ4スピーカー2スピーカー

iPad AirとiPad(第6世代)、iPad mini 5は本体下に2つしかスピーカーが搭載されていないので物足りなさを感じてしまいます。iPad Proは上下に計4つのスピーカーが搭載されています。

iPad Proの4スピーカーオーディオは本体に向きに合わせてステレオ再生ができるように左チャンネルと右チャンネルが自動的に切り替わるので、動画コンテンツを常に臨場感あるサウンドを楽しむことができます。

また、2018年モデルのiPad Pro 12.9(第3世代)とiPad Pro 11は2017年モデルと比べて音質が格段に良いのでワイヤレススピーカーなしでも迫力あるサウンドで動画や音楽を楽しむことが可能になっています。

Apple PencilとSmart Keyboard

Apple PencilはiPadで手書きノートを取ったり、イラストを描くことができるペンシルですが、それ以外にもiPadの操作に使うこともできる万能デバイスです。

2017年まではApple PencilとSmart KeyboardはiPad Proだけが使えた特権でした。

しかし、2018年3月にiPad(第6世代)でApple Pencilが使えるようになり、2019年3月にiPad Air 10.5はApple PencilとSmart Keyboardが使えるようになりました。

iPad Pro スマートキーボードとApple Pencil
スマートキーボードとApple Pencil

注意をしないといけないのは見た目が全く同じiPad(第5世代)はApple Pencilには対応してないので間違って買わないことでしょうか。

Apple Pencilの違い
モデルiPad ProiPad Air 10.5iPad(第6世代)iPad mini(第5世代)
Apple Pencil
ペンの追従性
Smart Keyboard×

なの、でApple Pencilは使いたいけどSmart Keyboardは必要ない場合はiPad ProではなくiPad(第6世代)を選べば問題ないということになります。

Apple Pencilの性能の違い

Apple PencilはiPad ProとiPad(第6世代)で性能と書き心地が違います。保護ガラスと液晶ディスプレイの隙間が狭いので本当のペンで文字を書いているような感覚でApple Pencilを使うことができるのです。

フルラミネーションとApple Pencilの画面の隙間
左:iPad Pro/Air/mini5、右:iPad

iPad Pro、iPad Air、iPad mini 5がフルラミネーションディスプレイに対応しているので書き心地はiPad(第6世代)よりも上ですが、iPad ProはProMotionテクノロジーを搭載しているためペンの追従性がさらに良くなっています。

より本格的にイラストを描きたい場合はiPad Proの方がおすすめですが、メモ程度に使いたい場合はiPad(第6世代)やiPad mini(第5世代)でもOKだと思います。

Apple Pencilの性能で選ぶ
  • iPad Pro → 本格的なイラスト作業に
  • iPad(第6世代)→ 簡単なイラストやメモ書きに
  • iPad mini(第5世代) → 簡単なイラストやメモ書きに
  • iPad mini 4 → Apple Pencil 使えない

2019年3月発売のiPad mini(第5世代)はついにApple Pencilに対応をしました。片手サイズのiPadなのでサッと取り出してメモ書きするといった使い方ができるのかなと思います。

Apple Pencil 2はワイヤレス充電に対応

2018年モデルのiPad Pro 12.9インチと11インチはApple Pencil(第2世代)に対応しています。

Apple Pencil(第2世代)はiPad Proのサイド部分に装着できるようになり、ワイヤレス充電にも対応、さらに自動ペアリングに対応しているので今までのように充電ポートに接続する必要がなくなりました。

Apple Pencilのワイヤレス充電
自動ペアリングとワイヤレス充電に対応

Apple Pencil(第2世代)は側面にタッチセンサーを内蔵していてタップすることでスリープ解除、ダブルタップで筆の太さなどを簡単に変更できるようになっています。

詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ!

Smart Keyboardの使用有無

Smart Keyboard(スマートキーボード)はiPad ProとiPad Air 10.5で使うことができるApple純正のキーボードです。

iPadでキーボード入力は欠かせないという方はスマートキーボードを使えるiPad ProかiPad Airのどちらかを選ぶことになります。

ただし、スマートキーボードを使えないiPad(第6世代)でもBluetoothキーボードを接続してキーボード入力ができるので、スマートキーボードを使うことできるからiPad Proを選ぶというのはナンセンスのようにも思います。というのも、スマートキーボードは価格が高いからです。

スマートキーボードの価格
  • 12.9インチ用:18,800円
  • 10.5インチ用:17,800円

ワイヤレスキーボードはとっても安い価格で買うことができるものもありますし、自分の使いやすいキーボードを使うことができるというメリットもあります。なので、スマートキーボードの有無についてはさほど気にする必要はないのかなと思います。

2018年11月に発売されたiPad Pro 2018は背面パネルも傷から守ることができるSmart Keyboard Folio(スマートキーボードフォリオ)を使うことができます。

新型のiPad Proにするのならスマートキーボードフォリオは絶対に使った方がいいキーボードです。スマートキーボードフォリオはデザインがスタイリッシュになっただけでなく画面角度の調整をすることができるようになったのです。

iPad Pro Smart Keyboard

従来のスマートキーボードはカバーモードにした時にデコボコしたスタイルになってしまうのでとても格好悪かったですが、新型のスマートキーボードフォリオはフラットに収納することができるので、とってもスマートデザインとなっています。

カメラの性能の違いを比較

iPadにはリアカメラとフロントカメラが搭載されていますが、それぞれのモデルでスペック・画質が異なります。

iPadシリーズのカメラ性能の違い
モデルiPad ProiPad AiriPad(第6世代)iPad mini 5
サイズ12.91110.59.77.9
背面カメラ画素数1200万画素裏面照射型センサー800万画素裏面照射センサー
レンズƒ/1.8
5枚構成のレンズ
ƒ/1.8
6枚構成のレンズ
ƒ/2.4
5枚構成のレンズ
光学式手ぶれ補正××
HDRスマートHDR×
動画4K(60fps)
1080p(120fps)・720p(240fps)スローモーション
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)
4K(30fps)
1080p(120fps)・720p(240fps)スローモーション
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)
1080pビデオ撮影(60fps
スローモーション(120fps)
ビデオ手ぶれ補正
前面カメラ画素数700万画素裏面照射型センサー120万画素裏面照射センサー
Face ID
レンズƒ/2.2ƒ/2.4
動画1080p HDビデオ撮影720p HDビデオ撮影

iPad Pro 11インチ、iPad Air 3、iPad(第6世代)のリアカメラで画質を比較してみました。

iPadのリアカメラの画質を比較
iPadのリアカメラの画質の違いを比較

最新のiPad Pro 2018はA12X BionicプロセッサによりスマートHDRで撮影ができるため白トビしにくく色鮮やかな写真を撮影できるようになっています。

拡大してみました。

iPadのリアカメラの画質を拡大して比較
iPad Air 3とiPadは同じ800万画素でも画質が違う

iPad Air 3とiPad(第6世代)は800万画素のイメージセンサーを搭載していますが、センサーが違うのとA12 BionicのニューラルエンジンのおかげでiPad Air 3の方が高精細な写真が撮影できるようにですね。

iPad mini(第5世代)も800万画素のリアカメラですがiPad Air 3と同じようにiPad(第6世代)よりも綺麗な写真が撮影できるようになっています。

iPadで写真を撮る機会は少ないのでカメラの画質はあまり気にしなくてもいいですが、iPad Proなら1200万画素の高精細な写真を撮影できます。そのままApple Pencilで画像を加工してブログのアイキャッチに使うこともできます。

iPadはAppleの公式サイトでも比較できるので細かいところも確認したい方はこちらからどうぞ!

最新のiPadはどれがおすすめ?

では、どのiPadを選ぶべきなのかをまとめていきたい思います。

iPad Pro 12.9を選ぶといい人

iPad Pro 12.9インチ(第3世代)

とにかく大画面で作業をしたい人はiPad Pro 12.9を選ぶべきでしょう。画面が大きいのでイラストを書いたり文章作成も非常に捗ること間違いなしです。

iPad Pro 12.9インチ おすすめポイント
  • Apple Pencilでイラストを快適に描きたい
  • Apple Pencilでイラストを描きたい
  • スマートキーボードで表計算・文章作成をしたい
  • 写真の編集をしたい
  • 大画面で動画コンテンツを楽しみたい
  • 自宅や職場など限られた場所で使う

iPad Pro 12.9は2018年11月に第3世代へと進化をしましたが、本体サイズが小さくなってFace IDが搭載されたこと以外は旧型モデルと使い勝手は同じです。

自宅や職場で使うのであれば本体サイズの大きさはそこまで気にする必要はないと思うので旧型からの新型に乗り換えるほどのものではないのかもしれません。

iPad Pro 11を選ぶといい人

iPad Pro 11インチ

iPad Pro 11は2018年11月発売された新しい画面サイズのモデルでiPad Pro 10.5よりも本体サイズを小型化しつつ画面を大型化させた革新的なiPad ProでこれからのスタンダードiPad Proとなるでしょう。

iPad Pro 11インチ おすすめポイント
  • Apple Pencilでイラストを快適に描きたい
  • スマートキーボードで表計算・文章作成をしたい
  • 写真の編集をしたい
  • 動画コンテンツも楽しみたい
  • 持ち運びをして出先でも作業したい

iPad Air 3(10.5インチ)を選ぶといい人

iPad Air 3

iPad Air 10.5は2019年3月にiPad Pro 10.5の廉価版モデルとして発売されました。

非常にバランス感覚の良いデバイスでApple Pencilを使ってイラストを書くこともできますし、9.7インチよりも少しだけ大きい10.5インチのディスプレイを搭載しているのでスマートキーボードを使っての作業も快適にすることができます。

iPad Air3 おすすめポイント
  • Apple Pencilでイラストを描きたい
  • スマートキーボードで表計算・文章作成をしたい
  • 写真の編集をしたい
  • 動画コンテンツも楽しみたい
  • 持ち運びをして出先でも作業したい

iPad(第6世代)を選ぶといい人

iPad(第6世代)

とにかく安くiPadを手に入れたい人はiPadがおすすめです。2018年3月にリリースした第6世代ならApple Pencilを使うこともできるのでコストパホーマンスは非常に高いものとなっています。

iPad(第6世代)おすすめポイント
  • Apple Pencilでメモを取りたい
  • タブレットとして使うことが多い
  • ブラウジング、メールといった軽作業がメイン
  • PCやMacを持っているのでサブ機として

iPad mini(第5世代)を選ぶといい人

iPad mini(第5世代)

iPad mini(第5世代)は7.9インチの小型ディスプレイを搭載したモデルでA12 Bionicを搭載してApple Pencilにも対応した最強の片手サイズタブレットとなっています。

iPad mini 5 おすすめポイント
  • どこにでもiPadを持ち運んで使いたい
  • とにかく小さくて軽いiPadが欲しい
  • Kindleアプリなどで読書をしたい

このサイズでApple Pencilが使えるのはかなり大きなメリットとなっており大きめなポケットからiPad miniをパッと取り出してサッとメモを取るという使い方が可能となります。

7.9インチサイズなら片手で持つこともできるのでKindleなどの電子書籍アプリを入れて読書をメインで使うということも可能ですし、電子書籍を読みたいがためにKindleを別途買う必要もなくなります。

iPad整備済製品もおすすめ

なお、定期的にはApple公式サイトで販売をしているiPad整備済製品を買うのもおすすめです。例えば、現行モデルのiPad mini 4(128GB)が45,800円 → 38,900円で買うことができたりします。

まとめ:自分の合ったiPadを選ぼう!

iPadは同じサイズで性能が違うということが基本的にないので、本体と画面の大きさから自分にはどのiPadが適しているのかを考えることで、自ずと選ぶべきiPadを導き出すことができます。

おそらく一番迷うところがiPad Air 10.5とiPad(第6世代)のどちらを選ぶべきかというところでしょう。iPad ProとiPad(第6世代)の違いはこちらの記事で詳しく書いているので参考にどうぞ!

iPad mini(第5世代)のレビューはこちらです!

なお、2019年後半にiPad(第7世代)がリリースされるという最新情報があります。10.2インチの画面サイズになるらしいですが、果たしてどんな機種になるのかな?

旧型のiPad ProとiPadの違いについてはこちらをどうぞ。整備済製品やAmazonなどでまだ購入することができるので、最新のiPadではなく型落ちした旧型を検討している方は参考にしていただけたらと思います。

iPad Pro、iPad Air、iPadの個別レビューはこちらにあります。是非参考に!