
Appleのタブレット・iPadは画面サイズの小さいものから大きいもの、性能が高いもの、価格の安いものと豊富なラインナップとなっています。使用用途に合わせて選べますがどのモデルを選ぶべきか迷うところです。
ということで、使い方に合わせてどのiPadがいいのかおすすめ機種をまとめましたので、iPadを検討している方は参考にしてみてください。
この記事の目次
iPad、おすすめはコレだ
iPadシリーズは2022年現在、8.3インチのiPad mini、10.2インチにiPad、10.9インチのiPad Air、11インチ・12.9インチのiPad Proの5機種から選ぶことができます。

画面サイズだけでなくスペックも異なるのでどれを選ぶか迷ってしまいますが、この中でおすすめなのがiPad、iPad Pro 11インチ、iPad miniの3機種となっています。
無印 iPad

ディスプレイ | 10.2インチ(2,160 × 1,620ピクセル) |
---|---|
SoC | A12 Bionic |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 64GB・256GB |
リアカメラ インカメラ |
800万画素(フルHD30fps動画) 1200万画素(センターフレーム対応) |
生体認証 | 指紋(Touch ID内蔵ホームボタン) |
周辺機器 | Apple Pencil、Smart Keyboard |
外部ポート | Lightning、3.5mmオーディオジャック、Smart Connector |
価格 | 64GB:39,800円 128GB:57,800円 (セルラーモデル +17,000円) |
iPadでもっともスタンダードで買いやすいモデルなのが、10.2インチのディスプレイを搭載したiPad(第9世代)です。端末価格が安いとはいえ性能は高いので多くの方はこのモデルを選べば問題ありません。
- 端末価格が39,800円と安い
- タブレットとして使うのちょうどいい
- 普段使いに十分な性能となっている
- Apple Pencilでノートとして使える
- キーボードを追加しパソコンとしても
iPadの最大のメリットは端末価格が安いところです。安い端末でありながら必要最低限の性能を持っているのでタブレットとして普通にブラウジングしたり、Twitterするくらいなら快適に使えます。
さらに、ちょっとした動画編集もできるのでとにかく費用をかけたくないという方は無印iPadの一択となります。
また、Apple Pencilでお絵描きもできますし、Smart Keyboardを接続すればタイピングで資料を作成したりブログ更新もこなせます。
iPadは廉価なディスプレイを搭載しているため光の反射が他のモデルと比べるとあり、明るいところで使うと画面が見にくいデメリットがあります。
- 画面のパネルが反射しやすい
- 顔認証に対応していない
- 充電速度が少し遅い
- USB-C外付けストレージが使えない
- 内蔵スピーカーが片側のみ
Apple Pencilで文字を書くときも画面と保護パネルに隙間があるのも気になるかも。とはいえ、作業自体はiPadでもiPad Proと同じように作業は可能です。
iPad(第9世代)のストレージ容量はiPad(第8世代)までは32GBと少なかったのが64GBと容量が増えてたくさんのデータを保存して使えるようになりました。
タブレットとしてブラウジング、SNS、動画を見るだけなら32GBの容量でも足りますが、ゲームをしたりブログを更新に使うと足りなくなるので64GBあると心強いですよね。
ただし、動画編集をすると64GBでも足りなくなるので256GBのストレージ容量を選ぶのがおすすめです。
iPad Pro 11インチ

ディスプレイ | 11インチ(2,388 × 1,668ピクセル) |
---|---|
SoC | M1 |
メインメモリ | 8GB(ストレージが1TB以上は16GB) |
ストレージ | 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB |
リアカメラ インカメラ |
広角/超広角1200万画素(4K60fps動画) 1200万画素(1080p動画) |
生体認証 | 顔認証(Face ID) |
周辺機器 | Apple Pencil 2、Smart Keyboard Folio、Magic Keyboard |
外部ポート | USB-C、Smart Connector |
価格 | 128GB:94,800円 256GB:106,800円 512GB:130,800円 1TB:178,800円 2TB:226,800円 (セルラーモデル +18,700円) |
iPad Pro 11インチはFace IDを搭載したベゼルレススタイルのハイエンドモデルで、iPadとiPro Proの間にはiPad Air 5がありますが価格を考慮するとiPad Proの方がおすすめです。
- 高性能なのでとにかく快適に動作する
- 120Hzのディスプレイが滑らかで操作しやすい
- 顔認証で顔を向けて画面ロック解除
- 最小ストレージが128GBと大容量
- Apple Pencil2でイラスト制作も快適に
- キーボードを追加しパソコンとしても
- 外付けSSDを接続できる
iPad ProはMacBook Air、Proにも採用しているM1チップに8GBのメインメモリを搭載しているため、タブレット端末とは思えないくらい処理性能が向上し快適に使うことができます。
ブラウザ、SNSのアプリ起動にしても他のiPadよりも快適に、サクサク動作するようになりました。さらに、Illustratorなどデザインアプリも快適に動作するようになったので、クリエイティブな作業を求める方におすすめの端末です。

さらに、画面の反射を抑制できるフルラミネーションディスプレイを採用し120HzのリフレッシュレートのProMotionテクノロジーによりスクロールした時の残像が低減されてあらゆる操作が快適です。
基本的に「出来ること」はiPad Airと同じですが、120Hzの滑らかなディスプレイなので、タブレットとして使ったりアプリを切り替える時などのストレスが軽減されて気持ちよく操作できるメリットがあります。
滑らかに操作することで体感レベルがワンランク上がると気分が良くなるので個人的にはちょっとした差ですがとても大事なことかなと思ってます。
また、Magic Keyboardを使ってパソコン作業することもありますが、顔認証のFace IDに対応しキーボードのタイピングだけで画面ロック解除可能で作業するには使いやすいスタイルとなっています。
- 指紋認証に対応していない
- 端末価格が少し高い
iPad Proは顔認証なのでマスクをしている環境ではパスコードを毎回入力しないといけません。

ここがiPad Proの最大のデメリットとなるので外に持ち運んでマスクをしている環境下で使うことが多いなら指紋認証に対応しているiPad Air 5を選ぶのがおすすめです。
ただ、自宅や職場などマスクをしなくてもいい環境で使うことが多いのならiPad Proの方が間違いなく快適です。
iPad Pro 11インチは1世代前のiPad Pro 11インチ(2020)を整備済製品で買うと安く買うことができるので、少しでも費用を抑えたいならおすすめです。
iPad mini

ディスプレイ | 8.3インチ(2,266 × 1,488ピクセル) |
---|---|
SoC | A15 Bionic |
メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB・256GB |
リアカメラ インカメラ |
1200万画素(4K/60fps動画撮影) 1200万画素(超広角センターフレーム対応) |
生体認証 | 指紋認証(トップボタン式Touch ID) |
周辺機器 | Apple Pencil(第2世代) |
外部ポート | USB-C |
価格 | 64GB:59,800円 256GB:77,800円 (セルラーモデル +17,000円) |
iPad miniは8.3インチのディスプレイを搭載した小型モデルとなっており、このサイズのiPadは他になく唯一無二の存在。どこにでも気軽にタブレットを持ち運びたいならおすすめです。
- 片手で使える小型タブレット
- どこにでも持ち運びできる
- 性能も高いので快適に使える
- 指紋認証でマスクしてても使える
- Apple Pencilでメモ帳として使える
- 横向きステレオスピーカーに対応
- USB-Cで外付けストレージが使える
iPad mini(第6世代)はiPad mini(第5世代)まであったホームボタンがなくなったフルディスプレイモデルとなっていてコンパクトなのに画面が大きくて見やすい特徴を持っています。
iPad miniは小説や漫画を電子書籍で読むのに適しています。画面サイズがちょうど良くて片手で軽々と持つことができるので長時間読書をしていて手が疲れないというメリットがあります。

iPad mini(第6世代)はiPhone 13 Proと同じ高性能なA15 Bionicを搭載し、ブラウジングしたり、Twitterするくらいなら十分すぎるくらい快適に使える性能を持っています。
動画編集もこなすことができる、画面サイズが小さいからといって侮ることができないスペックで、しかも、画面が小さいのでタッチ操作でスマホ感覚で動画編集できるので外でも気軽に作業したい方におすすめです。
- 顔認証に対応していない
- 3.5mmオーディオジャンクがない
- 価格が高くなった
iPad miniは指紋認証のTouch IDに対応し顔認証が使えません。外でマスクしてる時は多くて使いやすいですが、自宅などマスクしていない時は小さいTouch IDは少し使いにくさを感じてしまいます。

また、3.5mmオーディオジャックも非対応なので有線イヤホンを使うならUSB-C to オーディオジャック変換アダプタが必要となります。
バス、電車などの交通機関で電子書籍を読んだり、外で使うことがあるならiPad mini(第6世代)は最強の小型タブレット端末となりますよ。
このiPadは要検討
iPad Air 5

ディスプレイ | 10.9インチ(2,360 × 1,640ピクセル) |
---|---|
SoC | M1 |
メインメモリ | 8GB |
ストレージ | 64GB・256GB |
リアカメラ インカメラ |
1200万画素(4K60fps動画) 1200万画素(1080p動画) |
生体認証 | 指紋認証(トップボタン型Touhc ID) |
周辺機器 | Apple Pencil 2、Smart Keyboard Folio、Magic Keyboard |
外部ポート | USB-C、Smart Connector |
価格 | 64GB:74,800円 256GB:92,800円 (セルラーモデル +18,000円) |
iPad Air 5はベゼルレススタイルのハイエンドモデルで見た目はiPad Proと同じですが顔認証ではなくトップボタンに指紋認証のTouch IDを搭載した端末となっています。
- 見た目はiPad Proと同じ
- M1を搭載しとにかく快適に動作する
- トップボタンに指紋認証を搭載している
- Apple Pencil2でイラスト制作も快適に
- キーボードを追加しパソコンとしても
- 外付けSSDを接続できる
M1を搭載し処理性能が高くて快適に動作しますが120Hzのリフレッシュレートには非対応です。リフレッシュレートの違いがiPad Proとの大きな違いとなっています。

リフレッシュレートが60Hzでも動作が遅いということはなく快適に使えますが、タブレットとして使った時の指と画面の追従性能が明らかにiPad Proの方が上で快適性はiPad AirよりもiPad Proの方が上です。
- 顔認証に対応していない
- 120Hzの滑らかディスプレイ非対応
- ストレージ容量が64GBと少ない
- 端末価格が少し中途半端
iPad Airは指紋認証が使えるのでマスクをすることが多いところで使うのなら便利なのですが、キーボードを接続して作業をするときに画面ロック解除するたびにトップボタンに触れる必要があります。

タブレットとして使うならiPad ProよりもiPad Airの方が使いやすい(手で持った瞬間に指紋認証で画面ロック解除ができる)ですが、作業端末としては少し使いにくいと感じる場面があります。
また、端末価格も中途半端でiPad Airは64GBで74,800円、iPad Pro 11インチは128GBで94,800円と価格差は20,000円です。この金額だけで比較するならiPad Airの方が安くていいですがストレージ容量が64GBと少ないのが残念です。
タブレットとしてなら64GBで十分ですが、作業したり、ゲームをたくさん楽しむなら64GBだと足りないので上の256GBを92,800円を選ぶことになります。
となると、追加で2,000円を支払えばiPad Pro 11インチの128GBの94,800円に手が届きます。容量が128GBと少ないですが120Hzのリフレッシュレートに対応してるので全体的な使いやすさは向上するはずです。
動画編集のために大容量モデルが必要ならiPad ProよりもiPad Airを選ぶのがいいですが256GBまで必要ないならリフレッシュレート120Hzに対応しているiPad Proを選んだ方がいいですよね。
もちろん、リフレッシュレートは60Hzでいい、顔認証よりも指紋認証が使えた方がいいという方はiPad Airを選ぶべきでしょう。
→ iPad Air(第5世代)はこちら
iPad Pro 12.9インチ

ディスプレイ | 12.9インチ(2,732 × 2,048ピクセル) |
---|---|
SoC | M1 |
メインメモリ | 8GB(ストレージが1TB以上は16GB) |
ストレージ | 128GB・256GB・512GB・1TB |
リアカメラ インカメラ |
広角/超広角1200万画素(4K60fps動画) 700万画素(1080p動画) |
生体認証 | 顔認証(Face ID) |
周辺機器 | Apple Pencil 2、Smart Keyboard Folio、Magic Keyboard |
外部ポート | USB-C、Smart Connector |
価格 | 128GB:129,800円 256GB:141,800円 512GB:165,800円 1TB:213,800円 2TB:261,800円 (セルラーモデル +18,700円) |
iPad Pro 12.9インチは顔認証のFace IDを搭載したベゼルレススタイルのハイエンドモデルで基本スペックは11インチと同じですが、画面サイズが大きい端末となっています。
- 画面サイズが12.9インチと大きい
- 高性能なのでとにかく快適に動作する
- 120Hzのディスプレイが滑らかで操作しやすい
- 最小ストレージが128GBと大容量
- Apple Pencil2でイラスト制作も快適に
- キーボードを追加しパソコンとしても
- 外付けSSDを接続できる
この画面サイズでないといけない理由があるのなら12.9インチを選ぶのがいいでしょう。このモデルは使う人を選びます。
タブレットとして使うのならこのサイズは少し大きいのでキーボードを接続してパソコンとして使ったり、Apple Pencilを使ってイラストを描くことに適しています。つまり、使う用途が決まっているクリエティブな方におすすめです。
- 指紋認証に対応していない
- タブレットとしては大きすぎる
- 端末価格がとても高い
iPad Pro 12.9インチも顔認証にしか対応していないのでマスクをしていると使いにくいという場面はありますが、自宅で使うのであればあまり気にしなくてもいいのかもしれません。
パソコンとして使うにしてもキーボードを追加で購入する必要があったりと意外と費用が高くなります。なので、パソコンとして使うのであればMacBook Airを選んだ方がいいのでは?となるかもです。
iPadはどれでも出来ることは同じ
安いiPadでも動画編集ができる
iPadは基本的にどのモデルを選んでも出来ることは同じです。

ARの機能を使うアプリを使う場合はLiDARスキャナを搭載しているiPad Proがいい場面もありますがiPadでも動画編集できますし、iPad miniでも画面が小さいというデメリットはあるものの快適に動画編集できます。
これは、iPadに搭載しているSoC(システムオンチップ)がとてつもなく性能が高いおかげとなっています。
たしかにiPad ProのM1は処理性能は高いですが、イラストを描いたり、動画編集するくらいならiPad(第8世代)やiPad mini(第5世代)でも十分快適に動かせる性能を持っています。
指紋認証 or 顔認証
ハイエンドモデルのiPad Proは顔認証のFace ID、iPad、iPad mini、iPad Airは指紋認証のTouch IDを搭載しています。
- iPad(第9世代):Touch ID内蔵ホームボタン
- iPad mini(第6世代):Touch ID内蔵トップボタン
- iPad Air(第5世代):Touch ID内蔵トップボタン
- iPad Pro 11/12.9インチ:Face IDに対応
キーボードを接続してパソコンとして作業することが多いなら顔認証のiPad Proの方が扱いやすいですが、マスクしないといけない環境下だと指紋認証のiPadが使いやすいです。

どのようなシチュエーションでiPadを使うかによってご自分に合ったiPadを選ぶのがおすすめです。
自宅でしか使うことがないのであれば顔認証のiPad Proが適していますし、外で使うことが多いならiPad、iPad mini、iPad Airを選ぶのがおすすめです。
Lightning or USB-C
iPadの充電ポートはモデルのよってまちまちで統一されていません。
- iPad(第9世代):Lightning
- iPad mini(第6世代):USB-C
- iPad Air(第5世代):USB-C
- iPad Pro 11/12.9インチ:USB-C・Thunderbolt 4
Lightningを採用しているiPadならiPhoneと同じ充電ケーブルを使って充電できますが、USB-Cを採用しているiPadだとMacBook Air、Proと同じUSB-Cケーブルを使って充電することができます。
単純に充電ケーブルだけの違いであればあまり問題ではないのですが、Lightningコネクタに対応しているiPadは外付けストレージとの接続はLightning – USB 3カメラアダプタを介さないと使えません。

また、ストレージの相性によって認識できないことも多いので動画編集で動画データを扱うとなったときに困ります。とくに、iPad(第9世代)はほとんどのSSDを認識してくれないので注意です。
そんな中で、USB-Cを搭載しているiPad Air、iPad Proであれば直付で外付けSSDに接続できて相性で使えないことはほとんどありません。

動画編集はiPadでも可能ですがデータの移動などを考えるとUSB-Cを搭載しているモデルを選ぶべきでしょう。ちなみに、iPad ProはThunderboltに対応し最大40Gbpsの高速速度でThunderbolt 外付けSSDにデータ転送ができます。
120Hz(ProMotion)の有無
iPad Proは120HzのリフレッシュレートのProMotionテクノロジーに対応しているので、スクロールした時の画面の残像が少なくクッキリとした画質となっています。
- iPad(第9世代):60Hz
- iPad mini(第6世代):60Hz
- iPad Air(第5世代):60Hz
- iPad Pro 11/12.9インチ:120Hz
iPad Proの120HzリフレッシュレートがあることでApple Pencilの追従性が高くて描き心地が自然になることだけでなく、タブレットとして普通に使う時の操作感も向上します。
作業性だけでなく単純に「タブレットを快適に使いたい」のであればProMotionテクノロジーに対応しているiPad Proがおすすめ。テキスト入力などパソコンとして使ったり画面を動かすことが少ないならiPadやiPad Airでもいいのかなと個人的には思います。
使用用途別 iPadの選び方
タブレットとして使う
タブレットとして使うだけであればどのモデルを選んでもOKですが、費用を抑えたいのならiPad、外でも気軽に持ち運んで使うならiPad mini、iPad Airがおすすめです。

ベゼルレススタイルなので画面サイズが大きい割にコンパクトで使いやすい端末となっています。
予算に余裕があるのならiPad Pro 11インチがおすすめです。やはり、120Hzのリフレッシュレートに対応しているだけあって、タッチ操作の滑らかさの体験レベルがワンランク上です。
操作性は満足度にも直結するところでもあるので、予算が許すのであればiPad Pro 11インチを手にして欲しい。ただ、無理して手に入れるものではなく、出来ることはiPad Air、iPadでも同じなのでどこを重視するかが大事になってくるでしょう。
イラスト描いたり、ノートを取る
イラスト制作、ノートを取るをならiPad Air、iPad Pro 11インチ、iPad Pro 12.9インチのいずれかがおすすめです。

iPadでもイラストを描くことはできますが廉価なディスプレイを搭載していることもあり描きにくいと感じる部分があります。
リフレッシュレート60HzのiPad Airか、120HzのiPad Pro 11インチか。描きやすいのは間違いなくiPad Proですが、iPad Airでも普通に使えるので、追従性能が求められるほどの高速書きをしないになら問題ないです。
素早くノートを殴り書きしないといけない、緻密さを求めるのであればiPad Proを選ぶのがいいでしょう。また、イラスト制作をより快適にしたいならiPad Pro 12.9インチを選ぶのもいいかもしれません。
なお、iPad Pro 11インチ、iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)iPad Air(第4世代以降)、iPad mini(第6世代)は、Apple Pencil(第2世代)を使うことができます。
動画編集をする

動画編集をするならUSB-Cに対応しているiPad Air、iPad Proを選ぶのがおすすめです。LightningのiPad、iPad miniでも動画編集できますが、外付けストレージの接続が困難なのでデータのやり取りが大変です。
iPadはどのモデルを選んでも高性能なSoC(システムオンチップ)を採用しているので編集できないことはありません。
ただ、4K動画など重いデータの編集をするのならA12Z BionicのiPad Pro、M1のiPad Air 5、iPad Pro、A15 BionicのiPad miniを選ぶのがいいでしょう。
パソコンとして使う

iPadにキーボードを接続してパソコンとして使うことを想定しているのならiPad Air、iPad Proがおすすめです。
ちょっとしたことなら無印のiPadでも十分快適に作業はできるのでいいですが、iPad Air、iPad Proは画面の角度を二段階に調整できるSmart Keyboard Folio、画面が浮いて目線を上げることができるMagic Keyboardが使えます。

長時間にわたって資料作成をするのなら柔軟性のあるiPad Air、iPad Proを選んだ方がいいでしょう。
ただ、無印のiPadでも別でスタンドを用意してBluetoothのワイヤレスキーボードが使えるので費用を抑えたいならiPadを選ぶのもおすすめです。

サードパーティ製の周辺機器を使った方が自分好みの環境を構築しやすいですし、すでにiMacを使っていてキーボードを持っているならiPadとスタンドだけを買ってこのようにパソコンとして使うのもおすすめです。
iPad おすすめ機種:まとめ
iPadシリーズの端末価格は以下のとおりです。

Wi-Fi セルラー |
iPad Pro | iPad Air 5 | iPad 9 | iPad mini 6 | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 12.9 | 11 | 10.9 | 10.2 | 8.3 |
64GB | – | – | 74,800円 92,800円 |
39,800円 56,800円 |
59,800円 77,800円 |
128GB | 129,800円 147,800円 |
94,800円 112,800円 |
– | – | – |
256GB | 141,800円 159,800円 |
106,800円 124,800円 |
92,800円 110,800円 |
57,800円 74,800円 |
77,800円 95,800円 |
512GB | 165,800円 183,800円 |
130,800円 148,800円 |
– | – | – |
1TB | 213,800円 231,800円 |
178,800円 196,800円 |
– | – | – |
2TB | 261,800円 279,800円 |
226,800円 244,800円 |
– | – | – |
iPadはどのモデルを選んでも「出来ること」は同じなので、何を重視するのかによって選び方が異なります。
どの基準でiPadを選ぶのがいいか使用用途に合わせてまとめてみました。基本的にできることはどのiPadを選んでも同じですが、iPad → iPad Air → iPad Proになることで使いやすくなるイメージです。
モデル | 価格 | こんな使用用途におすすめ |
---|---|---|
iPad Pro 12.9インチ | 129,800円〜 | ・家や職場でパソコンとして使う ・イラスト、デザインの制作 ・動画編集・写真現像を大画面で ・キーボード作業が多い(顔認証) |
iPad Pro 11インチ | 94,800円〜 | ・タブレットとして使う ・たまにパソコンとして使う ・写真現像・動画編集を快適にしたい ・勉強のノートを取る ・キーボードでの作業が多い(顔認証) |
iPad Air 5 | 74,800円 | ・タブレットとして使う ・たまにパソコンとして使う ・写真現像・動画編集をする ・勉強のノートを取る ・指紋認証で画面ロック解除したい |
iPad 9 | 39,800円 | ・購入価格を抑えたい ・タブレットとして使う ・たまにパソコンとして使う |
iPad mini 6 | 59,800円 | ・どこにでも持ち出したい ・メモ帳として使いたい ・電子書籍で本を読む |
タブレットとしてネットサーフィンをしたり、SNS、動画を見るのならiPad(第9世代)があれば快適ですし、Apple Pencilも使えるので手書きでノート・メモを取ったり絵を描くこともできます。
ただ、iPad(第8世代)はディスプレイが反射し画面が見にくい、Apple Pencilが少し書きにくいという欠点もがあるので、少しでも快適に作業したいならiPad Air(第5世代)を選ぶのがおすすめです。
動画編集などクリエイティブな作業をするならiPad Air 5、iPad Pro 11を選ぶのがおすすめです。
動画を扱うと必然的にデータ量が多くなります。USB-Cを搭載しているiPad Pro、iPad Air 5なら簡単な接続でデータ移動ができるので、動画編集をするなら迷いなく「Pro」か「Air 5」を選ぶのがいいでしょう。
コンパクトにiPadを使いたい、電子書籍を読むことが多いならiPad mini(第6世代)がおすすめです。片手サイズのタブレット端末ですが快適に動作しますしApple Pencilを使ってメモ帳の代わりとして使うこともできます。
Apple公式サイトからストレージ容量をカスタマイズしたり、セルラーモデルにすることができます。学生さんは学割のあるApple公式サイトがおすすめです。
Amazon、楽天、YahooショッピングからもiPadを手に入れることができるのでポイントが溜まってるならこちらがおすすめです。
iPadのサイズ・スペックの比較はこちらです。
なお、定期的にはApple公式サイトで販売をしているiPad整備済製品を買うのもおすすめです。例えば、iPad Pro 10.5インチ(64GB)が38,800円で買うことができますよ。
Amazonで買い物をするならAmazonギフト券にお金をチャージをしてから買い物をするとお得です。
1回のチャージ額 | 通常会員 | プライム会員 |
---|---|---|
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20,000円〜39,999円 | 1.0% | 1.5% |
40,000円〜89,999円 | 1.5% | 2.0% |
90,000円〜 | 2.0% | 2.5% |
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