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iPhone X レビュー!シンプルを追求したデザインで慣れれば使いやすい!


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2017年11月3日にリリースしたiPhone XはiPhoneが初めて登場してからちょうど10年目の記念モデルです。

従来のiPhoneには当たり前のように搭載されていたホームボタンを廃止し、Apple自らがiPhoneの既成概念を壊したそんな意欲的なモデル。

そんなiPhone XはどんなiPhoneなのか徹底レビューしたいと思います!

(追記:2018年9月にiPhone XS/XS MaxがリリースされてiPhone XS Maxを買ってレビューしています。ディスプレイサイズが大きいですが基本スペックはiPhone XSと同じなので是非とも参考にしていただけたらと思います。

 

iPhone X レビュー

iPhone Xのストレージ容量はiPhone 8/8 Plusはと同様に64GB・256GBのどちらから選択でき、カラーはシルバーかスペースグレイから選ぶことができます。

  • カラー:シルバー、スペースグレイ
  • ストレージ容量:64GB、256GB

そして、今回購入したiPhone Xはシルバーの256GBモデルをチョイスしてみました!

パッケージと付属品

パッケージは白ベースにエンボス加工されたPhone Xの画像が印字されています。

iPhone X パッケージ

iPhone 8/8 Plusは背面の画像でしたがiPhone Xは全面ディスプレイを売りとしているので正面の画像が使用されています。

箱を開けると「Designed by Apple in Calfornia」がお出迎えです。

iPhone X「Designed by Apple in Calfornia」

この下のiPhone Xが収められています。ホームボタンがないので今までとはちょっと違う雰囲気がありますね。

iPhone X 開封

ちなみに、今まではシルバーのフロントパネルは白色でしたが、iPhone Xは黒色となっています。

つまり、どちらのカラーを選んでもフロントパネルの色は黒色に統一されているということになります。

もし、フロントパネルが白色になっていたら前面カメラなどが搭載されている部分の切り欠き部分(センサーハウジング)が目立ってしまうのでこのような仕様になったのかもしれません。

付属品は充電アダプタ、Lightningケーブル(USB-A)、EarPods with Lightning Connector、Lightningコネクタと3.5mmヘッドフォンジャックの変換アダプタです。

付属品

「Designed by Apple in Calfornia」の中にはステッカーや説明書など。

説明書一式

iPhone Xは操作方法が今までiPhoneとは若干異なるので最初に使い方は読んでおいた方がいいかもしれませんね。

iPhone Xに貼られている傷防止のフィルムをペリペリっと剥がしていきます。

フィルムを剥がす

次にiPhone Xの本体デザインを見ていきましょう!

iPhone Xの正面デザイン

ホームボタンがない全面ディスプレイ

iPhone Xは従来のiPhoneに搭載されていたホームボタンを廃止したことで、隅々までディスプレイに覆ったベゼルレスディスプレイデザインが採用されています。

iPhone X 角丸ディスプレイ

iPhoneの丸角デザインに合わせて角も丸くなっているので、可愛らしい雰囲気を持ち合わすデバイスになっています。

 

高精細な有機ELディスプレイ

iPhone Xは液晶ディスプレイ(LCD)ではなく、有機ELディスプレイ(OLED)を搭載しています。

iPhone 8/8 Plusのディスプレイ仕様の違いはこんな感じ。

  iPhone 8 iPhone X iPhone 8 Plus
サイズ 4.7インチ 5.8インチ 5.5インチ
解像度 1,334 x 750ピクセル 326ppi 2,436 x 1,125ピクセル 458ppi 1,920 x 1,090ピクセル 401ppi
仕様 IPS-LCD OLED IPS-LCD
コントラスト比(標準) 1,400:1 1,000,000:1 1,300:1
最大輝度 625cd/m2(標準)
その他 True Toneディスプレイ
広色域ディスプレイ(P3)
3D Touch

ピクセル密度がiPhone 8の326ppi、iPhone 8 Plusの401ppiを上回る458ppiという高精細なものとなっており、AppleはiPhone XのディスプレイをSuper Retina HDと呼んでいます。

iPhoneのディスプレイサイズ

パッと見では本当に解像度が向上しているのか分からないですよね。

なので、Canonのマクロレンズ(EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM)を使ってiPhone XとiPhone 8のディプレイをマクロ撮影し、時計アプリを比較をしていました。

SuperRetine HDとRetina HDの解像度の違い-1

左がiPhone X、右がiPhone 8です。

iPhone 8の時計アプリは拡大するとドットがしっかりと見えていますが、iPhone Xの時計アプリの方はドットが全然分からないくらい滑らかに表示されているのが分かります。

iPhone 8とiPhone X ドットの粗さ

同じくマップアプリのアイコンもiPhone Xの方がより繊細に表現できています。

まあ、肉眼ではほぼ同じに見えるのでここまで綺麗に滑らかに表示させる必要はないのかもしれませんが。

もっと拡大して見ると有機ELディスプレイの特徴であるRGBの素子が見えてきました。

iPhone X 有機ELディスプレイ

普通の液晶はバックライトを後ろから当てることで光っていますが、有機ELディスプレイは素子が自己発光し消費電力が低いのが特徴となっています。

こうやって見ると同じようなディスプレイでも全く違う構造になっていることが分かりますね。

縦長(19:9)ディスプレイ

iPhone Xのディスプレイは縦長サイズ(19:9)になったことでiPhone 8やiPhone 8 Plusよりも縦方向に広く表示させることが可能となりました。

iPhoneの表示領域の違い

左からiPhone 8、iPhone X、iPhone 8 Plus

横幅がiPhone 8と近いので意外と持ちやすいです。少なくともiPhone 8 Plusよりも手に馴染みやすい感じです。

ただし、iPhone Xの横幅がiPhone 8 Plusよりも狭いのでYouTubeなどの動画を見るとiPhone 8 Plusよりも画面が小さくなってしまいます。

動画の表示領域の違い

上からiPhone 8、iPhone X、iPhone 8 Plus

なので映画などの動画コンテンツをよく見るのならiPhone XよりiPhone 8 Plusの方がいいかもしれませんね。

 

顔認証・Face IDのためのセンサー

本体上部にはフロントカメラ(FaceTimeカメラ)や各種センサーが搭載されています。

iPhone X センサーハウジング

このセンサーを避けるために切り欠き(ノッチ)デザインになっているのもiPhone Xの特徴といっていいでしょう。

当初はノッチデザインに違和感はありましたが、現在はiPhone Xと同じようなデザインのスマホが登場したのもあり見慣れてきた感じがしますね。

よく見ると色んなセンサーが搭載されているのが分かります。

iPhone Xのカメラとセンサー各種

左から赤外線カメラ、投光イルミネータ、近接センサー、環境光センサー、レシーバー、フロントカメラ、ドットプロジェクタとなっています。

  • TrueDepthカメラ:赤外線カメラ、投光イルミネータ、フロントカメラ、ドットプロジェクタ

iPhone Xの目玉機能である顔認証・Face IDはTrueDepthカメラで実現できているもので、 Androidスマホの顔認証とはセキュリティーレベルが全く異なるものとなっているのが特徴となっています。

例えば、iPhone XはFace IDを使ってApple Payを使用して支払いをすることができますが、格安スマホに搭載されている顔認証機能はあくまでロック画面の解除でしか使うことができない仕様となっています。

iPhone Xの背面 ・サイドのデザイン

iPhone Xの背面パネルはiPhone 8/8 Plusと同じくガラス素材が採用しており、かなりスッキリとしたデザインになっていますね。

iPhone X 背面パネル

iPhone 8/8 Plusと違う点としてiPhone Xはサイドフレームはアルミではなくステンレスが採用されています。

iPhone X ステンレスサイドフレーム

ピッカピッカです。

iPhone X 音量ボタン

鏡面磨き仕上げで話題となったiPod classicを思い出してしまう加工ですよね。なんとなく懐かしさもあり高級感を生み出していると言えるでしょう。

iPhone X スピーカーとLightningコネクタ

iPhone Xでは電源ボタン(サイドボタン)が従来のものと比較して大きくなっています。

iPhone X 電源(サイド)ボタン

上からiPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus

ホームボタンが廃止されたことでサイドボタンでSiriを起動したり役割が今までより大きくなり、使う頻度が上がることを想定しより使いやすいように大型化したのでしょうね。

デュアルレンジカメラの画質

iPhone Xの背面カメラ(iSightカメラ)はデュアルレンジカメラを搭載し見た目がかなり大型化しています。

iPhone X 背面カメラ

iPhone 8 Plusと同じくデュアルカメラレンズですが、iPhone Xの方がカメラ性能が高くなっています。

  iPhone 8 iPhone X iPhone 8 Plus
画素数 1200万画素
レンズ ƒ/1.8 広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.4 広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.8
光学式手ぶれ補正 デュアル
(広角・望遠)

(広角のみ)
ズーム 最大5倍のデジタルズーム 光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム
フラッシュ クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ
ポートレート - ポートレートモード、ポートレートライティング(ベータ版)
動画撮影 ・4K(24fps、30fpsまたは60fps)
・1080p (30fpsまたは60fps)
・ビデオの光学式手ぶれ補正
・1080p(120fps・240fps)スローモーション
・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ

iPhone Xの背面カメラの画質はiPhone 8/8 Plusとほぼ同じです。

ただし、iPhone Xの望遠側レンズに手ぶれ補正機能が付いているので光学ズーム2倍モードにした時でも手ブレしにくくとても撮影しやすい仕様となっています。

なので、iPhone Xの方が結果的に失敗の少ない写真を撮ることができるようになっているのかなと思います。

参考までにサイゼリアで食べたピザを光学2倍ズームで撮影してみました。

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左:iPhone 8 Plus、右:iPhone X

あれ、iPhone 8 Plusの方が美味そうなんだけど。たまたまなのかな。

他の写真だとそんなに差を感じないので画質はiPhone XのカメラはiPhone 8/8 Plusと同等レベルといっていいでしょう。

iPhone XはiPhone 8 Plus同様にポートレートモードにも対応しています。

スプラトゥーン2のアミーボを撮影してみました。

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左:iPhone 8 Plus、右:iPhone X

ほぼ同じ感じで撮影できましたが、iPhone Xの方がレンズが明るく手振れ補正機能に対応していることから精度は高いのかなと思います。

ワイヤレス充電に対応

iPhone 8/8 Plusで対応したワイヤレス充電ですが、iPhone Xにも対応しています。

iPhone X ワイヤレス充電

Lightningケーブルをわざわざ接続しなくていいのでめちゃくちゃ楽です。ワイヤレス最高!

CPU・RAMの性能

iPhone XのCPUやRAMなどの心臓部はiPhone 8 Plusとほぼ同じとなっています。

  iPhone 8 iPhone X iPhone 8 Plus
CPU A11 Bionicチップ
RAM 2GB 3GB
ストレージ容量 64GB/256GB

Geekbench 4でCPUの性能を計測してみました。

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  iPhone 8 iPhone X iPhone 8 Plus
シングルコア 4243 4215 4240
マルチコア 10552 10036 10545
GPU 14925 15219 15229

ほぼ同じ性能になっているのが分かりますが、iPhone 8のRAMの容量は2GBなのでGPUのスコアに若干の影響を与えている可能性はありそうです。

A11 Bionicチップは本当に高性能なプロセッサなので、動作が遅いと感じることは絶対にないと思います。

 

iPhone Xの操作性について

iPhone Xはホームボタンが廃止したことでジェスチャーを使って操作をすることになります。

使い勝手に多少の違和感を覚えるかもしれませんね。僕も最初にiPhone Xを触りホームボタンがないことの気持ち悪さがありました。

しかし、数分使えば慣れます。むしろ、ジェスチャー操作の方が操作性が良いんじゃないのかなと思うほどになります。

iPhone X ジェスチャー操作

ホーム画面に戻ったりマルチタスク画面(Appスイッチャー)、コントロールセンター、通知センターの呼び出しはこのように指一本で操作することができるので、本当にホームボタンの必要性を感じることはないでしょう。

Face IDの使い勝手について

慣れればTouch IDより快適かも?

iPhone Xで一番心配だった部分が顔認証システムのFace IDです。

Face ID

まだまだ改善の余地はあるのかなとは思いますが、普通の使用においてはFace IDは指紋認証のTouch IDよりも快適に使うことができるように思います。

ここで言う普通の使用というのはiPhone Xをしっかりと手で持ってフロントカメラが常に顔を認識することができる状態のこと。

iPhone Xの画面としっかりと対面している状態であればスムーズにロック解除をすることができます。

Face IDのはポケットの中から軽く取り出した状態でもしっかりと顔をiPhone Xに向けていればしっかりと顔認証してくれます。

なので、必ずしもiPhone Xをきちんと持って顔を対面させる必要はないので慣れて使い勝手が分かってくればかなり快適になるのかなと思います。

暗い場所でもFace IDはきちんと顔を認証してくれるのはとても便利です。寝床でも今まで通り認証機能を使ってiPhone Xのロック解除をすることができます。

横向きだと認識しない

ただし、iPhone Xを横向き(ランドスケープ)にした状態だとFace IDで顔を認証することができないので注意です。

iPhoneを横向きで使うことは少ないですが、ゲームや映画を見ている時など横向きにしていることがあるので、Face IDを使う場面が出てくるたびに縦に持ち直す必要があるのは少々面倒くさいですね。

今後のアップデートで改善されることに期待です。

Apple Payの使い勝手が良い

iPhone Xはサイドボタンを二度押しすることでApple Payを起動しFace IDによる顔認証から電子マネーでの支払いが可能となります。

iPhone 8まではホームボタン二度押しでApple Payを起動していましたが、スリープ状態の時でしか呼び出すことができませんでした。

画面が表示している状態だとAppスイッチャーが起動してしまいます。なので、僕はiPhone 8ではAssistiveTouchを使ってソフトウェアボタンにわざわざApple Payの機能を割り当てたくらいです。

しかし、iPhone XではApple Payの起動の操作方法が刷新しており画面が表示された状態でもサイドボタン二度押しをすればApple Payを起動することができるようになっています。

Apple Payの起動と同時にFace IDで顔認証するので、非常にスピーディーに決済処理をすることができるのが素直に使いやすいですね。

 

まとめ:iPhone Xに慣れれば快適なスマホ生活を送れるぞ!

iPhone XはiPhoneのこれまでの常識を壊しデザインを大刷新したこれからの10年を見据えた新世代のiPhoneといっていいでしょう。

ホームボタンを廃止したことでハードウェアとしては非常にシンプルとなりiPhoneが目指している使いやすさのコンセプトには合っているように感じます。

最初はかなり違和感があり使いにくいと感じていましたが、ジェスチャー操作に次第に慣れてきます。Face IDもコツを掴めばかなりの精度で認識してくれるので旧世代のiPhoneに戻れなくなる感覚になるでしょう。

顔認証のFace IDはまだまだ改善の余地はありますが、指紋認証のTouch IDも世代を重ねるに連れて精度も上がり認証速度が高速化されたことを考えると、これからの進化に期待してもいいのかもしれません。

iPhone Xは基本的なデザインは今までのiPhoneですが、ホームボタンをなくして全面ディスプレイ、フレームをステンレス製にしたことで高級感を上手く演出しています。実際に256GBモデルだと14万円という価格なので超高級品といっていいでしょう。

ということで、iPhone Xを大事に使うために背面パネルとディスプレイに保護フィルムを貼りました。

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PDA工房というところの保護フィルムなんですが、とても薄いので目立たないのがお気に入り。センサー部分もしっかりと避けてくれています。

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ケースも考えたのですが、iPhone Xの感覚を直に手にして操作をしたいので保護フィルムにしました。落としたらガラスが割れてしまう可能性は高いですが、とりあえず細かい傷を防ぐことができます。

iPhone 7までは本当に何もつけずに使っていたのですが、ガラス素材になったiPhone 8からはさすがに保護フィルムくらいは貼っておこうかと...。ないで使うよりはマシだと思います。

こちらの記事に背面保護フィルムについてレビュー記事書いているので参考にしてくださいまし。

iPhone XS/XS MaxのレビューやiPhone XRとの違いについても詳しく書いています。

iPhone X/8/8 Plusを徹底比較した記事も書いています。iPhone 8とiPhone 7はiPhone XSがリリースされてから端末価格を値下げして継続販売しています。かなりお得に手に入れることができるようになったので、安くiPhoneを手にしたいという方におすすめです!

どのiPhoneがオススメなのかをまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてください!

(この記事は2017年11月に公開したものを2018年9月に修正・加筆しています。)