iPad ProとiPadの違いを比較

Appleが2017年3月に低価格のiPad(第5世代)を発売したことでiPad Proとスペック・性能・価格に差が生まれどっちのiPadを購入するか選びやすくなりました。

この記事ではiPad Proと無印のiPad(第6世代)のデザイン・スペック・使い勝手の違いを徹底比較しています。

具体的に比較しているのはiPad Pro 12.9/11インチ(2018)、iPad Pro 10.5インチ(2017)、iPad(第6世代・2017)なので、iPad ProかiPadで悩んでいる方はぜひ参考にしてください!

iPad ProとiPad(第6世代)どっちがいいのか?違いを徹底比較!

現在、Apple Storeで購入できるiPadシリーズは以下の5機種となっており、2019年3月にiPad Pro 10.5インチの廉価版としてiPad Air 3が発売しています。

iPad 現行モデル
  • iPad Pro 12.9インチ
  • iPad Pro 11インチ
  • iPad Pro 10.5インチ → iPad Air 10.5インチ
  • iPad(第6世代)9.7インチ
  • iPad mini(第5世代)7.9インチ

ここでは現行モデルのiPad Pro 12.9/11インチ、iPad Air 10.5、iPad(第6世代)に加えて旧型で整備済製品で買うことができるiPad Pro 10.5インチも合わせて違いを比較しています。

iPad ProとiPad 外観の違い

左からiPad Pro 11、iPad Pro 10.5、iPad(第6世代)

iPad ProとiPad(第6世代)の大きな違いを簡単にまとめました。

iPad ProとiPad(第6世代)の違い
 iPad ProiPad AiriPad(第6世代)
サイズ12.91110.59.7
画面の仕様フルラミネーションディスプレイ・広色域P3・True Tone・耐指紋性撥油コーティング(光の反射が少なく色鮮やかで目に優しい画面)耐指紋性撥油コーティング
画面のなめらかさ120Hz(ProMotionテクノロジー)60Hz
CPUプロセッサA12X BionicA10X FusionA12 BionicA10 Fusion
ストレージ容量64/256/512/1TB64/256GB64/256/512GB32/128GB
オーディオ4スピーカーのステレオサウンド2スピーカーのステレオサウンド
周辺機器Apple PencilとSmart Keyboardに対応Apple Pencilに対応
価格111,800円〜89,800円〜58,800円〜(整備済)54,800円〜37,800円〜

iPad Pro 10.5はApple Storeでの販売は終了しましたが、たまに整備済み製品で買うことができるので価格差から見てもiPad Air 10.5を買うならiPad Pro 10.5の整備済製品を選んだ方がいいでしょう。

一番安く購入できるのが9.7インチのiPad(第6世代)となっておりApple Pencilを使うこともできるのでタブレットとしてはかなり使いやすい機種です。Smart Keyboardを使うなどこだわりがないのならiPad Pro/Airではない価格の安いiPad(第6世代)がおすすめです。

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AmazonなどでもiPad ProやiPadを購入することができます。

それではiPad ProとiPadの違いについて詳しく比較していきたいと思います。

iPad ProとiPadをスペックの違いで比較

本体サイズの違い

iPadを選ぶにあたって非常に重要となるのが画面サイズです。画面の大きさによって本体サイズが決まってくるので最適なサイズ選びが重要となってきます。iPad Pro 12.9インチ、11インチ、10.5インチ、iPadの9.7インチのサイズを比較していきます。

iPad ProとiPadのサイズを比較
左からiPad Pro 12.9、11、10.5、iPad 9.7インチ

なお、上記画像の10.5インチはiPad Proですが、iPad Air 10.5も同じデザイン・サイズなので同一機種として比較しても問題ないでしょう。

iPad Pro/Air・iPad サイズの違いを比較
モデルiPad ProiPad AiriPad
サイズ12.9インチ11インチ10.5インチ9.7インチ10.5インチ9.7インチ
世代2018201720162019第6世代
画面解像度2,732 x 2,0482,388 x 1,6682,224 x 1,6682,048 x 1,5362,224 x 1,6682,048 x 1,536
高さ280.6247.6250.6240250.6240
横幅214.9178.5174.1169.5174.1169.5
厚み5.95.96.16.16.17.5
重量631g468g469g437g456g469g

iPad Proの12.9インチは画面サイズがとても大きいのでApple Pencilでイラストを描いたりパソコンの代わりとなる作業マシンとして画面の大きさが必要な方にオススメのモデルとなっています。

11インチと10.5インチ、9.7インチの本体サイズがそんなに差はありませんが、本体サイズに対しての画面占有率が高いのがiPad Pro 11インチとなっているのでコンパクトなiPadで効率よく作業をしたいなら11インチがおすすめです。

普通にタブレットとして使うなら9.7インチのiPad(第6世代)が非常に扱いやすいサイズです。

10.5インチは横のベゼル幅が狭いので手で持ちづらいデメリットもあるので、実際に実機を手にとって使いやすさを確認した方がいいのかなと思います。

iPad ProとiPadのベゼル幅
左:iPad Pro 10.5、右:iPad

自宅や職場以外にも外で使うことが多いなら11インチ、10.5インチ、9.7インチのいずれかのサイズを選ぶのがいいでしょう。

サイズで選ぶポイント
  • 自宅や職場でパソコンの代わりとして使う → 12.9インチ
  • 大画面で作業したりイラストを描きたい → 12.9インチ
  • 外に持ち運んだりどこでも使いたい → 11インチ、10.5インチ、9.7インチ

性能・スペックの違い

iPad Pro 12.9インチ、11インチ、iPad Air 10.5、iPad(第6世代)のスペックを比較します。なお、整備済製品で購入することもできるiPad Pro 10.5インチ・9.7インチも比較対象に入れています。

iPad ProとiPad スペック比較
モデルiPad ProiPad AiriPad ProiPad
サイズ12.9インチ11インチ10.5インチ9.7インチ
世代2018201720192016第6世代
画面解像度2,732 x 2,0482,388 x 1,6682,224 x 1,6682,048 x 1,536
画面フレームレート120Hz
(ProMotion)
60Hz
カラー広色域ディスプレイ(P3)フルRGB
仕様耐指紋性撥油・反射防止コーティング、フルラミネーションディスプレイ耐指紋性撥油コーティング
CPUA12XA10XA12A9XA10
RAM4GB3GB4GB
容量64GB〜1TB64〜512GB64〜256GB32〜512GB32〜128GB
リアカメラ1200万画素・ƒ/1.8800万画素・ƒ/2.41200万画素・ƒ/1.8800万画素・ƒ/2.4
フロントカメラFace ID対応
700万画素
700万画素500万画素120万画素
LTE29バンド 1Gbps25バンド 450Mbps28バンド 1Gbps23バンド 300Mbps
Wi-Fia/b/g/n/ac 同時デュアルバンドa/b/g/n/ac デュアルバンド
Bluetooth5.04.25.04.2
Apple SIM内蔵 + eSIM内蔵内蔵 + eSIM内蔵対応
周辺機器1Apple Pencil 2Apple Pencil
周辺機器2Smart Keyboard FolioSmart Keyboard
生体認証Face IDTouch ID 2Touch ID
スピーカー4つ2つ4つ2つ
バッテリー36.71Wh
10時間
29.37Wh
10時間
30.4Wh
10時間
30.2Wh
10時間
27.5Wh
10時間
32.4Wh
10時間

画面の画質・見やすさの違い

iPad Proは12.9インチと11インチのディスプレイを搭載しています。9.7インチのiPad(第6世代)よりも画面サイズが大きく作業スペースがより大きく確保することができるので作業効率の向上を図ることができます。

また、P3ディスプレイ、ProMotionテクノロジー、フルラミネーションディスプレイや反射防止コーティングが施されているため表示される画面もより色鮮やかで躍動感のある映像を再生することができるようになっています。

画面の性能で選ぶポイント
  • 動画コンテンツを見ることが多いなら → iPad Pro
  • 写真の現像作業をすることが多いなら → iPad Pro
  • 普通にタブレットとしてインターネットやSNSをするなら → iPad

性能の違い

iPad(第6世代)はiPhone 7と同じA10 Fusionプロセッサが採用されているのに対して、iPad Proは専用に開発されている強化バージョンのプロセッサが採用されてるのでパワーはかなり強力なものになっています。

iPad ProとiPad CPUの性能比較
モデルiPad ProiPad AiriPad ProiPad
サイズ12.9インチ11インチ10.5インチ9.7インチ
世代2018201720192016第6世代
CPUA12X
Neural Engine
A10XA12A9XA10
RAM4GB3GB2GB
CPUの性能(マルチコア)179311788993401126849845930
GPUの性能(Metal)424484259029547212561601013115

とはいえ、iPad(第6世代)に採用されているA10プロセッサも性能の高いプロセッサなので普通に使っていて動作が遅いと感じることはないですし、3Dグラフィックを多用したゲームも普通に遊ぶことができます。

スコアだけではiPad ProとiPad(第6世代)の性能差が分からないので、Safari(ブラウザ)の表示速度を実機で比較してみました。

iPad(第6世代)も十分に速い動作となっていますが、iPad Proはさらに表示速後が高速になっていることがわかります。なので、少しでも快適にiPadを使いたいならiPad(第6世代)よりもiPad Proを選ぶのが良いということになります。

iPad Proの性能の高いCPUプロセッサが有効活用できるのは普段使っているアプリ以外にも動画編集や写真現像などCPUに負荷のかかる作業で差が出てきます。

Appleの動画編集アプリiMovieだと書きだし速度はあまり速くなりません(アプリ側で制御されている?)が、写真の現像を複数枚すると動作速度に差が出てくるので、クリエイティブな作業をする場合にiPad Proに採用しているプロセッサが活きてくることになります。

CPUの性能で選ぶポイント
  • 動画編集や写真現像処理をすることが多いなら → iPad Pro
  • 写真の現像や編集作業をすることが多いなら → iPad Pro
  • インターネットやSNS、動画再生、ゲームをするなら → iPad

ストレージ容量の違い

iPad ProとiPadではストレージ容量にも違いがあり、iPad Proは最大で1TBのストレージ容量を選ぶことができるのに対し、iPad(第6世代)は128GBまでとなっています。

iPad ProとiPad ストレージ容量の比較
モデルiPad ProiPad AiriPad
インチサイズ12.91110.59.710.59.7
世代2018201720162019第6世代
容量64GB
256GB
512GB
1TB
64GB
256GB
512GB
32GB
128GB
512GB
64GB
256GB
32GB
128GB

写真や動画を撮影したり編集することが多いならストレージ容量の多いiPad Proを選ぶことになるのかなと思います。

ストレージ容量で選ぶポイント
  • 動画編集することが多いなら → iPad Pro
  • 写真の現像や編集作業をすることが多いなら → iPad Pro、iPad Air 10.5
  • インターネットやSNS、動画再生、ゲームをするなら → iPad

カメラ性能の違い

iPad Proのリアカメラは1200万画素のイメージセンサーにƒ/1.8の明るめのレンズが採用されていますが、iPad(第6世代)は800万画素にƒ/2.4の少し暗めのものになっているので、写真の画質はiPad Proの方が綺麗です。

また、iPad Proは4K動画撮影ができるのも大きな特徴となっています。

iPad ProとiPad カメラ性能の違い
モデルiPad ProiPad AiriPad
サイズ12.9インチ11インチ10.5インチ9.7インチ
世代2018201720162019第6世代
リアカメラ1200万画素
ƒ/1.8
800万画素
ƒ/2.4
手ぶれ補正光学式手ブレ補正
動画撮影4K 60p4K 30pフルHD
フロントカメラ700万画素120万画素
HDRスマートHDRHDR

また、10.5インチは光学式手ブレ補正機能が搭載されているので手ブレを抑えるには適したモデルとなっていますが、2018年モデルの12.9インチと11インチはスマートHDRという最新のiPhoneにも採用されている写真を綺麗に撮影できる機能が搭載されています。

カメラの性能で選ぶポイント
  • 綺麗な写真を撮影したい → iPad Pro
  • 4K動画を撮影したい → iPad Pro
  • カメラをあまり使わない → iPad、iPad Air 10.5

使える周辺機器の違い

Apple純正のiPadの周辺機器としてApple PencilとSmart Keyboardがあり、現行モデルのiPadは全モデルでApple Pencilを使えて、Smart KeyboardはiPad Proでしか使うことができないという違いがあります。

iPad ProとiPad 使える周辺機器の違い
iPad ProとiPad 使える周辺機器の違い
モデルiPad ProiPad
サイズ12.9インチ11インチ10.5インチ9.7インチ
世代201820172016第6世代
周辺機器Apple Pencil(第2世代)、Smart Keyboard FolioApple Pencil、Smart KeyboardApple Pencil

2018年モデルのiPad Proは新設計されたApple Pencil(第2世代)とSmart Keyboard Folioと組み合わせることが可能となっています。

iPad ProとiPad 周辺機器の違い
iPad ProはApple PencilとSmart Keyboardが使える

Apple Pencilは今まではiPad Proしか使えなかったのが、iPad(第6世代)でApple Pencilが使えるようになりました。

iPad ProにSmart Keyboardを付けてパソコンとして使うことを想定してないのなら、iPad(第6世代)で十分ということになります。

ただし、iPad ProはProMotionテクノロジーを搭載していてペン線の追従性が良く滑らかなので手書きノートを取ったり、イラストを描くことが多いのならiPad Proを選んだ方がいいでしょう。

Apple PenciとSmart Keyboard
  • Smart Keyboardを使いたい → iPad Pro、iPad Air 10.5
  • イラストを描くことが多い → iPad Pro
  • Apple Pencilしか使わない → iPad

なお、Apple Pencil(第2世代)とApple Pencil(第1世代)は互換性がないので、iPad Pro 11インチ、12.9インチ(第3世代)でApple Pencil(第1世代)を使おうと思っても反応しないので注意してください。


モバイル通信の速度の違い

iPad(第6世代)のLTE通信は23バンドで300Mbpsの通信速度となっていますが、iPad Pro 10.5インチは450Mbpsの通信速度となり、さらに2018年モデルのiPad Pro 12.9インチと11インチのセルラーモデルはギガビット級(29バンド)のLTE通信に対応しています。

iPad ProとiPad LTEの通信速度の違い
モデルiPad ProiPad AiriPad
インチサイズ12.91110.59.710.59.7
世代2018201720162019第6世代
LTE対応バンド2925232823
最大通信速度1Gbps450Mbps300Mbps1Gbps300Mbps
Apple SIM内蔵+eSIM対応内蔵対応対応+eSIM対応対応

同じSIMカードでもiPad Proの方がモバイル通信の速度が速くなるので、通信速度の速さが必要ならiPadではなくiPad Proを選ぶことになるでしょう。

また、iPad ProはApple SIMを内蔵しているのでSIMカードを別途入れることなくプリペイドの通信契約をすることができます。2018年モデルはeSIMにも対応しているのでQRコードによるプリペイド契約が可能となっています。

iPad(第6世代)はApple SIMに対応していますが内蔵していないのでカードを入れることでApple SIMの機能を使うことができるようになっています。

日本ではdocomo、au、ソフトバンクが対応していますが、それよりも海外に行った時に現地の通信会社のSIMカードを入れることなくプリペイドの契約を簡単にすることができるのが大きなメリットとなります。

モバイル通信の性能で選ぶポイント
  • LTEの通信速度が速い方がいい → iPad Pro
  • Apple SIMやeSIMでプリペイド契約をしたい → iPad Pro
  • 特にこだわりはない → iPad

iPad Proの方が基本性能が高いのに本体サイズがiPadよりも薄くて軽くなっているのが特徴となっています。とにかく性能の高いiPadが欲しいならiPad Proを選ぶことになります。

なお、iPad ProとiPadのスペックはApple公式サイトでも比較することができます。

iPad Pro 11インチと10.5インチの違い

iPad Pro 11インチとiPad Pro 10.5インチはほぼ同じ画面サイズとなっており、出来ることに焦点を当てればさほど差はありません。ということで、何が違うのか比較してみましょう。

iPad Pro 11と10.5
左:iPad Pro 11、iPad Pro/Air 10.5

iPad Pro 11インチとiPad Pro 10.5インチの大きな違いは以下のとおりです。

iPad Pro 11とiPad Pro 10.5 スペック比較
 iPad Pro 11iPad Pro 10.5iPad Air 10.5
CPUA12X BionicA10X FusionA12 Bionic
RAM4GB LPDDR4X3GB LPDDR4X
生体認証Face IDTouch ID
Apple PencilApple Pencil(第2世代)に対応Apple Pencilに対応
Smart KeyboardSmart Keyboard Folioに対応Smart Keyboardに対応
外部ポートUSB-CLightning、ヘッドフォンジャック
サイズ247.6 × 178.5 × 5.9 mm250.6 × 174.1 × 6.1 mm
重量468g469g456g

iPad Pro 11インチはホームボタンが廃止されたことで顔認証のFace IDで画面ロック解除やApple Payの決済をすることになります。

また、上下左右のベゼルの幅が統一されて全面ディスプレイ仕様となり、ディスプレイの角が丸くなり見た目が可愛らしくなりました。一方で本体デザインは丸みを帯びたスタイルから角ばったスタイルに刷新されています。

iPad ProとiPad(第6世代)のデザイン違い
上からiPad Pro 11、iPad Pro 10.5、iPad(第6世代)

iPad Pro 11はUSB-Cに対応したのでMacBook Proと同じ充電ケーブルを使って充電することができ、カメラと直接接続してデータを転送したり、4Kモニターへ画面出力もできるようになりアプリにも依存しますがデュアルディスプレイでiPad Proを使うことができます。

なお、Apple PencilとSmart Keyboardは従来のものは使えず新設計されたApple Pencil(第2世代)とSmart Keyboard Folioを利用することになります。

iPad Pro 11インチとiPad Pro 10.5インチの違いについてはこちらの記事で詳しく書いているので参考にしてください。

ここから性能ではなく使い勝手について、iPad ProとiPad(第6世代)の違いを比較してみたいと思います。

iPad ProとiPadを使いやすさの違いで比較

iPad ProのApple Pencilは書きやすい

従来のiPad Proの最大の特徴はApple Pencilを使えることでした。しかし、2018年3月28日にリリースされたiPad(第6世代)で無印iPadでもApple Pencilを使うことができるようになりました。

Apple PencilはWindowsではスタイラスペンと呼ばれるペン型入力デバイスですが、僕が今まで使ってきたスタイラスペンの中で一番使い勝手の良いスタイラスペンといってもいいくらい使い勝手のいいデバイスになっています。

iPad ProとApple Pencil
iPad(第6世代)でApple Pencilを使う

しかし、Apple Pencilの性能はiPad ProとiPad(第6世代)では異なっており追従性能や滑らかさはiPad Proで使った方が上になっているのです。

iPad ProとiPadのApple Pencilの性能の違い
モデルiPad ProiPad
サイズ12.9インチ11インチ10.5インチ9.7インチ
世代201820172016第6世代
リフレッシュレートProMotionテクノロジー120Hz60Hz
機能傾き検知、筆圧検知
充電方法ワイヤレスLightningコネクタ
クイックツール切り替えダブルタップ

iPad Proは最大120Hzのリフレッシュレートに対応したProMotionテクノロジーを組み合わせで、Apple Pencilのペン先を1秒間に240回もの速さでスキャン、タイムラグはほぼなく、本当に紙に文字を書いているような感覚で文字を書くことができるスゴイ機能になっています。

実際にiPad ProとiPad(第6世代)でApple Pencilの性能を比較してみました。

どうでしょう、かなり違うと思います。この滑らかなペンの追従性能はiPad Proの専用機能となっておりiPad(第6世代)との差別化がしっかりとされているというになりますね。

とはいえ両モデルともApple Pencilは筆圧を感知することができるので力の入れ具合で文字の太さを変えることができますし、ペン先が細くなっているので細かい文字も正確に書くことができます。

字が汚いのはどうにもなりませんが、この大きさの文字を書くことができます。

Apple pencilの使いごごち

Apple Pencilに対応していないiPad(第5世代)でもサードパーティ製のスタイラスペンを使うことはできますが、ペン先が太くて反応も悪いのでこれより小さい文字を書くことは難しいです。

また、Apple Pencilはペン先しか反応せずタッチパネルに手を置いた状態で文字を書けますが、サードパーティ製のスタイラスペンだと手を置いたところが反応してしまうので、まともに文字を書くことができません。

サードパーティ製のタッチペン

スワイプとかiPadを操作するだけならタッチペンでいいと思いますが、手書きしたい場合はiPad Pro・iPad(第6世代)とApple Pencilの組み合わせは最強なのです。

なお、Apple Pencilで手書きした文字はサードパーティアプリを使う事で簡単にテキストデータに変換することができます。

つまり、イラストを描かないという方でもApple Pencilを活用する事ができるのです。こちらの記事で、詳しく書いているのでぜひ参考にしてください。

手書きでブログ更新ができるって新しい使い方ですよね。古そうで新しい使い方です。ちなみに、iPad(第6世代)は価格が安いロジクールクレヨンを使うことができます。筆圧機能がありませんが意外と使いやすいのでiPad(第6世代)を選ぶならこちらの方がいいかも?

iPad ProはSmart Keyboardが使える

iPad Proは本体横にSmart Connectorという専用ポートを搭載しており、iPad ProではApple純正のハードウェアキーボード・Smart Keyboardを使うことができるようになっています。

iPad Proとスマートキーボード

Smart Keyboardはカバーとしても使うことができるので別途キーボードを持ち運びしなくても良いというメリットがあります。しかし、iPad(第6世代)は非対応なのでスマートキーボードを使いたい場合はiPad Proを選択するしかありません。

BluetoothキーボードならiPadでも使える

しかし、しかしです。キーボードに関してはSmart Keyboardに非対応のiPad(第6世代)であってもBluetoothに対応したワイヤレスキーボードを使うことができるので、iPad Proだからという絶対的なメリットにはならないでしょう。

iPad(第6世代)ワイヤレスキーボード

このようにBluetoothに対応したワイヤレスキーボードをiPadに接続して執筆作業ができるのです。文字入力の遅延もほとんどないですし問題なく資料を作成したり執筆作業をすることができます。

また、使い慣れたワイヤレスキーボードを接続してiPadで執筆作業をすることもできます。例えば、MacでMagic Keyboardを使っているという方はペアリング先を変更するだけで同じ環境で作業をすることができます。

なので、できるだけ入力デバイスの環境を変えたくないという方はSmart Keyboardを使うよりも普段から使っているキーボードを使った方がいいのではないでしょうか。

Smart Keyboardはあまり格好いいデザインじゃないのもマイナスポイントですよね。

スマートキーボードとスマートカバー
下:スマートキーボード 上:スマートカバー

スマートカバーという名前なのに全然スマートじゃない。(スマートは賢いという意味なのでそもそも意味合いが違います。)もうちょっといい設計ができなかったのかなー。まあ、物理的に難しそうだけどさ。

…と思っていたら、2018年11月に発売したiPad Pro 12.9インチと11インチのSmart Keyboard Folioは構造が刷新されてデコボコのないスッキリとしたデザインに改良されました。

スマートキーボードフォリオとスマートキーボード
上:Smart Keyboard Folio 下:Smart Keyboard

機能や使用感の違いはありませんが、Smart Keyboardはスタンドモードにスタイルを変更することができところ、Smart Keyboard Folioはカバーモードかキーボードモードのどちらかしか使うことができないので注意です。

iPad Proのカメラは4K動画撮影もできる

iPad Proのリアカメラは1200万画素のイメージセンサーを搭載しており、4K動画撮影にも対応しています。

iPad ProとiPad カメラ性能の違い
  • iPad Pro:1200万画素、4K動画撮影に対応
  • iPad(第6世代):800万画素、フルHD動画撮影に対応

iPad Proは世代を重ねるごとにカメラのレンズが大きくなっていますね。

iPad ProとiPadのリアカメラ 外観の違い
左からiPad(第6世代)、iPad Pro 10.5、iPad Pro 11

iPad ProはFocus Pixels(位相差)オートフォーカスを搭載しているので素早くピントを合わせることができます。2017年モデルの10.5インチと12.9インチのiPad Pro(第2世代)はなら光学式手ぶれ補正機能を搭載してるので暗いところでの撮影も綺麗に撮影できます。

なお、2018年モデルのiPad Pro 12.9インチと11インチは光学式手ぶれ補正は非搭載ですがニューラルエンジンのAIを利用したスマートHDRを搭載しているので夜間撮影に強くなっています。

iPadで写真を撮ることはあまりないかもしれませんが、気軽にiPadで写真を撮影してそのまま編集して資料やブログの素材として使うこともできるので、使い方次第ではとても便利な機能です。

iPad Proの画面は綺麗で見やすい

パッと見では分かりにくいのですが、iPad(第6世代)のRetinaディスプレイよりもiPad ProのRetinaディスプレイの方が色に深みがあり綺麗に表示することができるので写真の現像作業をするときにフル活用することができます。

iPad Pro 10.5とiPad(第6世代)画面色の違い
左:iPad Pro 10.5 右:iPad(第6世代)

まあ、正直なところ並べて比較してもよく分からないんですけどね。

つまり、iPad(第6世代)のRetinaディスプレイも十分に綺麗なんです。それよりもiPad Proのディスプレイは光の反射しにくく見やすくなっているメリットの方が大きいでしょう。

iPad Proのディスプレイは光の反射を抑えるために液晶パネルと保護ガラス(外側のガラス)の隙間が狭くなっているフルラミネーションディスプレイを搭載しており、指と画面の距離が近く操作感はiPad Proの方が良くなっています。

iPad ProとiPad 画面スペックの違い
モデルiPad ProiPad Air 3iPad
サイズ12.9インチ11インチ10.5インチ9.7インチ
世代201820172019第6世代
解像度2,732 x 2,048
Liquid Retina
2,388 x 1,668
Liquid Retina
2,224 x 1,668
Retina
2,048 x 1,536
Retina
コーティング耐指紋性撥油、反射防止コーティング耐指紋性撥油コーティング
仕様フルラミネーション、広色域(P3)、True ToneディスプレイフルRGB

iPad(第6世代)のディスプレイを拡大すると黒い隙間の幅がそれなりにあることが確認できます。

iPad(第5世代)のディスプレイ
iPad(第6世代)のディスプレイ

しかし、iPad Proのフルラミネーションディスプレイは黒い隙間がかなり狭くなっていることが分かると思います。

iPad Proのディスプレイ
iPad Proのフルラミネーションディスプレイ

保護ガラスと液晶の間が狭いことで、より直感的に操作している体験を得ることができます。Apple Pencilでイラストもより正確に描くことができるできるでしょう。また、光の反射もフルラミネーションディスプレイを搭載しているiPad Proの方が抑えられていることも分かります。

iPad ProとiPad(第6世代) 光反射の違い
左:iPad Pro 10.5 右:iPad(第6世代)ディスプレイ 光の反射

家電量販店の展示品で確認すると光の反射率の違いがよく分かります。明らかに光の写り込みの量がiPad(第6世代)よりもiPad Proの方が少なくなっています。もし、映画やドラマをiPadで見ることが多いという人はiPad Proの方がいいのではないでしょうか。

なお、iPad Pro 11とiPad Pro 10.5による違いは特にないようです。

iPad Pro 11とiPad Pro 10.5 光反射の違い
左:iPad Pro 11 右:iPad Pro 10.5

iPad Pro 12.9インチ(第3世代)とiPad Pro 11インチは「Liquid Retinaディスプレイ」と名称が違いますが角が丸くなった全面ディスプレイになっていることからこのような名称が名付けられているだけです。

iPad Pro 11とiPad Pro 10.5のディスプレイ
下:iPad Pro 10.5 上:iPad Pro 11

なので、ディスプレイの画質についてはiPad Pro 12.9インチ、11インチ、10.5インチの3機種はほぼ同じとなっています。

iPad Proはスクロールが滑らか

2017年モデル以降のiPad ProのディスプレイはProMotionテクノロジーに対応していてリフレッシュレートが60Hzから120Hzに向上していてスクロールを含む全ての動作がヌルヌルと動きます。

最新のiPad Pro 11インチとiPad(第6世代)のスクロールの滑らかさをスローモション撮影で比較してみました。

App Storeの画面を操作してみたところですが、iPad(第6世代)はスクロールにカクツキがありますが、ProMotionテクノロジーに対応しているiPad Pro 11インチは非常に滑らかに動作しています。

iPad Pro 10.5インチとiPad(第6世代)でも滑らかさを比較してみました。

iPad Pro 10.5インチの画面は滑らかにスクロールしているのに対していiPad(第6世代)は残像が残ってしまっていますね。このようにiPad ProとiPadでは出来ることは同じですが動作の品質が違うのでより快適にiPadを使いたい方はiPad Proを選ぶのがおすすめです。

iPad Proは4スピーカーで音質が良い

iPad(第6世代)は2つのスピーカーを搭載しステレオで音声再生することができますが、スピーカーが端末下にしか搭載していないので縦持ちした時にしかステレオサウンドを楽しむことができません。

しかし、iPad Proなら上下左右4つのスピーカーを搭載しているので縦方向+横方向を自動検知しユーザーのスタイルに合わせてステレオ音声を再生してくれます。常に上のスピーカーが高音、下のスピーカーから低音が鳴るので音も良くなっています。

iPadで映画を見ることが多い人は横方向にしてもステレオサウンドを体感することができるiPad Proを選ぶのがおすすめです。

iPad(第6世代)は価格が安い!

iPad(第6世代)の最大のメリットは端末価格が安いこと。iPad Proとの価格差は32,000円もあり、この価格差はかなり大きいです。

iPad ProとiPadの端末価格
Wi-FiモデルiPad Pro 11iPad Pro 10.5iPad Pro 9.7
(販売終了)
iPad
第6世代
32GB62,800円37,800円
64GB89,800円69,800円
128GB72,800円48,800円
256GB106,800円97,800円82,800円
512GB128,800円102,800円
1TB178,800円

今まではApple Pencil(10,800円)を使うためにiPad Proを絶対に購入しないといけませんでしたが、iPad(第6世代)がApple Pencilに対応したことで費用を安く抑えることが可能となります。

iPadとApple Pencilの組み合わせ価格
  • iPad Pro 11 + Apple Pencil 2:104,300円
  • iPad Pro 10.5(整備済) + Apple Pencil:約70,600円
  • iPad Air 10.5 + Apple Pencil:65,600円
  • iPad(第6世代) + Apple Pencil:48,600円

iPad(第6世代)とApple Pencilの組み合わせなら48,600円です。今まではiPad Pro 10.5との組み合わせで80,600円も必要だったので、半額近い価格でApple Pencilを使うことができます。iPad Pro 11だと10万円オーバーですからね…。これは高い。

また、iPad(第6世代)128GBモデルは48,800円で買うことができるのでコストパフォーマンスはとても高いといっていいでしょう。

なお、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアからもiPad ProやiPadのセルラーモデルを購入することで端末割引を受けることができます。スマホと同じキャリアならデータ通信をシェアできるプランを契約できるため、

iPad ProとiPadはWi-FiモデルかWi-Fi+セルラーモデルのどちらかを選ぶことになりますが、こちらの記事でそれそれの違いを書いています。

まとめ:iPad ProとiPad どの機種を選ぶべきか

単純にタブレットが欲しいのであればiPad(第6世代)があれば十分です。Apple Pencilも使うことができますし必要最低限の機能を使うことができるので特に困ることはないでしょう。

むしろ、安いiPad(第6世代)を買って余ったお金でAirPodsや他のデバイスを購入した方がいいのかなと。

もちろん、iPad Proの方がディスプレイやCPUの性能が高いので快適な操作感を得ることができますし、快適な手書き作業とスマートキーボードを使った執筆作業をしたいならiPad Proを選ぶべきです。

最後にiPad Pro、iPadのそれぞれのモデルでどのような作業に向いているのかを簡単にまとめてみました。

iPad Proが向いている人

iPad Pro 11・10.5 共通
  • Apple Pencilを使って快適に手描きで文字入力や絵を描きたい
  • Smart Keyboardを使ってエクセル・ワード作業をしたい
  • 写真の加工、文章作成などクリエイティブ作業をしたい
  • 画面の見やすさ、綺麗さ、写真の画質、音質の良さを最優先したい
  • PC/Macを所持しておらずiPad Proをメイン機にしたい
iPad Pro 11を選ぶといい人
  • 最先端のiPad Proテクノロジーを体験したい
  • Face IDで快適に作業をしたい

iPad Proのディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応しておりスクロールがとても滑らかでApple Pencilの追従性能も高いので、細かい絵を描くのに向いているデバイスです。

よりクリエイティブな作業をしたいあなたはiPad Proを選びましょう。なお、iPad Pro 11ならFace IDに対応しているのでスマートキーボードフォリオを組み合わせることでiPad Proに触れることなく画面ロック解除をすることも可能です。

iPad(第6世代)が向いている人

iPad(第6世代)を選ぶといい人
  • 価格の安さを重視したい
  • Apple Pencilを使って手描きで文字入力や絵を描きたい
  • インターネットやメール、SNSなどの使用がメイン
  • PC/Macを所持していてiPadをサブ機にしたい

Apple Pencilに対応したiPad 第6世代が登場したことで、今までiPad ProでしかできなかったことがiPadでもできるようになりました。Apple Pencilを組み合わせても5万円以下で買うことができるのでコストパフォーマンスは最高です。

iPad(第5世代)が向いている人

iPad(第5世代)を選ぶといい人
  • 価格の安さをより重視(AmazonやApple整備済み品でより安く購入できる)
  • インターネットやメール、SNSなどの使用がメイン
  • PC/Macを所持していてiPadをサブ機にしたい

Apple Storeで販売が終了しているiPad Pro 9.7やiPad(第5世代)も定期的にApple品質認定の整備済製品で通常よりも安く販売されることもあります。iPad整備済製品は通常価格よりも10〜20%ほど安く買うことができるので非常にお買い得です。

iPad Pro 10.5もすでに整備済製品として販売していることがあるのでiPad Proを狙っている方はこちらからチェックしてみてください。

iPad Pro 11インチ、12.9インチ、10.5インチの詳しいレビューはこちらからどうぞ!

iPad Pro 11インチと12.9インチの比較、iPad Pro 11インチと10.5インチの比較レビューもあります。どちらのモデルを選ぶべきか迷っている方はぜひ参考になったら幸いです!

iPad ProとiPadはWi-FiモデルかWi-Fi+セルラーモデルのどちらかを選ぶことになります。こちらの記事でそれそれの違いを解説しています。

iPadの詳しいレビューはこちらをどうぞ!