iPad Pro 10.5インチ レビュー

2017年5月にリリースしたiPad Pro 10.5インチは筐体とディスプレイのベゼル幅を狭くすることで本体サイズを抑えながら画面の大型化にしたモデルとなっています。

iPad Pro 9.7インチの後継機種で性能が強化されたA10Xプロセッサに、画面がスムーズに動くProMotionテクノロジー(120Hzリフレッシュレート)に対応し基本性能も大きく向上しています。

ここではiPad Pro 10.5インチの外観デザイン・スペック・使いやすさのレビューしていきます。

現在はiPad Pro 11インチ(2020・第2世代)iPad Pro 12.9インチ(2020・第4世代)が最新モデルですが、iPad Pro 10.5インチはiPadの整備済製品で64GBモデルが39,800円で買えることがあるので、安くプロのiPadを手に入れるならおすすめです。

iPad Pro 10.5インチ レビュー

iPad Pro 10.5インチの特徴

iPad Pro 10.5インチは最新のiPad Pro 11インチ・12.9インチにも採用されている120HzリフレッシュレートのPro Motionテクノロジーに対応したディスプレイを搭載していて、2020年の今買ってもスペック不足を感じない端末となっています。

iPad Pro 10.5インチの良いところ
  • 本体サイズ以上に画面が大きく作業が快適!
  • 画面のスクロールがヌルヌル動くので病みつきになる!
  • Apple Pencilが使いやすい!
  • カメラに光学式手ぶれ補正を搭載している!
  • 本体が薄くて軽いのでどこにでも持ち運び可能!
  • Smart Keyboardの幅が広くなりタイピングがしやすい!
  • 高性能なA10Xプロセッサで動作が速い!

A10X FusionプロセッサはiPhone 7と同じ世代のプロセッサなので古いですが、グラフィック性能は高くiPad Air 3のA12 Binoicと同等レベルの処理性能を持っているので、まだまだ現役で使うことができるチップとなっています。

iPad Pro 10.5インチの惜しいところ
  • ベゼルが狭いので縦向きで持ちにくい
  • Smart Keyboardがあまりカッコよくない
  • 外付けSSDの接続はアダプタが必要になる

タブレットとして使う時に左右のベゼル幅が狭すぎて持ちにくいという欠点はありますが、 Smart Keyboardを使うことでパソコンモードで作業することが多いなら使いやすい端末といえるでしょう。

また、外付けSSDの接続はLightning – USB 3カメラアダプタを使って電源を供給することで使えますが、ケーブル一本で接続できないところがイマイチなところでもあります。

iPad Proは64GB・セルラーモデルがおすすめ!

今回購入したiPad Pro 10.5インチモデルは256GBのストレージ容量のWi-Fi + セルラーモデルです。

  • ストレージ容量:256GB
  • カラー:シルバー
  • 通信:Wi-Fi + セルラーモデル

512GBのストレージ容量は憧れはありますが、さすがにiPadでそんな容量は必要ないだろうなぁと思って256GBモデルにしてみましたが、実際に使ってみると最低ストレージ容量の64GBで十分だったことに気付かされます…。

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iPad Pro 10.5を1年以上使ってきても20GB以下

本当にiCloudを使うと容量を節約できるので、動画をたくさん撮影するとか、動画編集をしたいという人以外はiPad Proでも64GBで十分でしょう。

ちなみに、動画編集をするなら内蔵SSDの容量を増やすよりも外付けSSDを追加した方がコスパはいいかなと思います。

なお、今回手に入れたiPad Pro 10.5インチはSIMフリーのセルラーモデルなので格安SIMなどのモバイル回線を使ってデータ通信ができます。

Wi-Fiモデル、セルラーモデルから選ぶことができますが、せっかく買うならセルラーモデルがとても便利なのでおすすめです。

iPad Pro 10.5 パッケージと付属品

iPad Pro 10.5インチモデルのパッケージデザインは正面からのイメージ画像がドンと印刷されています。やはりベゼル幅が狭くなったことをウリにしていきたいのでしょうね。パッと見てベゼル部分が狭くなったことがよくわかります。

iPad Pro 10.5 パッケージ

箱を開けるとiPad Pro 10.5がお出迎え。iPhone 7より一番上に「Designed by Apple in California」が配置されるようになりましたが、iPadは本体が一番上に配置するパッケージングとなっています。

iPad Pro 10.5 開封

付属品は説明書が入った薄っぺらい箱(Designed by Apple in California)、Lightning -USBケーブル、充電アダプタとなっています。

iPad Pro 10.5 付属品

iPad Pro 10.5に付属している充電アダプタは10Wタイプではなく12Wタイプにアップグレードされていました。

iPad Pro 10.5 充電アダプタ 12W

これはiPad Pro 12.9インチ(第2世代)の電源アダプタと同じ出力となっています。iPad Proのバッテリー容量は27.91Whから30.4Whに増えてるので強力な電源アダプタを同梱したのでしょう。

iPad Pro 10.5インチ 外観デザイン

iPad Pro 10.5インチの外観デザインをiPad Pro 9.7インチとの違いを交えながら比較してみたいと思います。

画面サイズが大きくなった

iPad Pro 10.5は画面サイズを9.7インチから10.5インチに大型化していますが、ゼベルの幅を狭くすることで本体サイズが大きくなるのを最小限に抑えています。iPad Pro 9.7インチとiPad Pro 10.5の画面と筐体のサイズを比較するとその違いがよくわかります。

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7 正面比較
画面サイズの違い(左:iPad Pro 10.5、右:iPad Pro 9.7)

画面が大きくなり筐体サイズが大きくなりましたが、小さな変更点としてiPadのロゴの書体が変更されて各認証マークが廃止されたので全体的によりスッキリとしました。(認証マークは「設定」→「情報」から確認可能です。)

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7 背面比較
背面パネルの違い(左:iPad Pro 10.5、右:iPad Pro 9.7)

9.7インチから10.5インチに大きくなり解像度も(2,048 x 1,536ピクセル)から(2,224 x 1,668ピクセル)になり作業エリアが従来のモデルよりも広くなったので作業はしやすくなっています。

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7 ベゼルの幅
ベゼル幅の違い(左:iPad Pro 10.5、右:iPad Pro 9.7)

iPad Pro 10.5インチを使うことでどれくらい画面の広さに余裕が出るのかiPad Pro 9.7と比較をしてみました。

どちらもGoogle ChromeとSafariを2画面に分割したものですが、iPad Pro 10.5の方が表示できる領域が広くて多くの情報を表示させることが可能となっています。

iPad Pro 10.5と9.7 ベゼル幅の違い
作業領域の違い(左:iPad Pro 10.5、右:iPad Pro 9.7)

実はこのサイズはiPad miniの縦サイズとほぼ同じとなっています。解像度が違うので何の意味があるのかは分かりませんが、なんとなく気持ちの良いものです。

iPad Pro 10.5とiPad mini

iPad Proのディスプレイは広色域ディスプレイ(P3)に対応しているので、写真などの素材の色合いがとても鮮やかに表現することが可能となっています。

モデルiPad ProiPad(第6世代)
画面サイズ10.5インチ9.7インチ
解像度2,224 x 1,668ピクセル
264ppi
2,048 x 1,536ピクセル
264ppi
カラー規格広色域ディスプレイ(P3)フルRGB
仕様反射防止コーティング、フルラミネーションディスプレイ、True Toneディスプレイ×
画面の滑らかさProMotionテクノロジー(120Hzリフレッシュレート)60Hzリフレッシュレート

広色域(P3)とTrue Toneテクノロジーの対応はiPad Pro 9.7インチからの機能ですが、iPad Pro 10.5インチはより滑らかなスクロール表示ができるPro Motionテクノロジーに対応しました。

最新モデルのiPad Pro 11インチ・12.9インチにも採用されてる技術ですが、iPad Pro 10.5インチが初搭載のモデルとなっています。

より光を反射しないディスプレイに

とても分かりにくいのですが、iPad Pro 10.5は保護ガラスとディスプレイの隙間が従来のモデルよりもさらに狭くなっておりより反射しにくいRetinaディスプレイに進化しています。

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7 ディスプレイの比較
左:iPad Pro 10.5、右:iPad Pro 9.7

実際にiPad Pro 10.5、iPad Pro 9.7、iPad(第5世代)の3モデルで光の反射具合を確かめてみました。

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7とiPad 第5世代 光の反射

一目瞭然ですよね。iPad Pro 10.5のディスプレイは光の写り込みが少なく光の反射をしにくいディスプレイになっているのがわかります。iPad(第5世代)の光の反射は酷いですね…。屋内での使用では特に問題はありませんが外で使うには少し厳しいものがあります。

1世代前のiPad Pro 9.7インチも反射しにくいディスプレイでしたが、iPad Pro 10.5インチはさらに反射しにくいディスプレイになり、外の明るい場所でも快適に使えるようになっています。

Touch IDは第2世代に進化し指紋認証速度向上

iPad Pro 10.5はホームボタンを搭載したモデルとなっており第2世代のTouch IDが採用しているので指紋認証速度が旧型よりも高速化しています。なので、画面ロック解除のタイムラグが非常に少ないので快適にiPad Proを使うことができるでしょう。

第2世代のTouch ID

iPad Pro 10.5インチのホームボタンは物理式となっていて、iPhone 7から採用されたタッチセンサー式のTouch IDは搭載していません。

ただ、個人的にiPhone 7に採用されたタッチセンサー式のホームボタンよりも物理ボタンの方がApple Pencilのペン先でボタンを押してホーム画面に戻るので使いやすいなと思っています。

もし、タッチセンサー式になるとApple Pencilでホーム画面に戻れないですし…。

(追記:新型のiPad Pro 11インチ、12.9インチはホームボタンが廃止となり、顔認証のFace IDが搭載されてました。)

リアカメラは光学式手ぶれ補正付きに

iPad Pro 10.5 カメラ

iPad Pro 10.5インチのリアカメラは1200万画素のイメージセンサーにf/1.8の明るいレンズを搭載しています。さらに、光学式手ぶれ補正機能を搭載しているので暗いところの撮影にも強くなったカメラになっています。

iPad Pro 10.5インチ リアカメラ
 iPad Pro 10.5インチiPad Pro 9.7インチiPad(第6世代)
画素数1200万画素800万画素
レンズƒ/1.8の開口部、6枚構成のレンズƒ/2.4、5枚構成のレンズ
動画撮影4K30P動画撮影、1080p(120fps)・720p(240fps)スローモーションフルHD動画撮影、720p(240fps)スローモーションビデオ

より明るいレンズを採用したことでiPad Pro 9.7インチよりも少しだけレンズが大きくなってしまったのがちょっと残念ですね。

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7 カメラレンズ比較

iPad Proで光学式手ぶれ補正を搭載しているのは2017年モデルのiPad Pro 10.5とiPad Pro 12.9(第2世代)のみとなっており2018年以降のiPad Pro 11インチiPad Pro 12.9(第3世代)は非搭載となりました。

なので、旧世代となったiPad Pro 10.5の方が手ブレの少ない写真を撮影できるようになっています。

なお、セルラーモデルは筐体上部に白色のアンテナラインが入っています。

iPad Pro 10.5 アンテナライン

iPad Pro 12.9インチ(第1世代)やiPad Air 2などの旧モデルのセルラータイプは樹脂アンテナでしたが、iPad Pro 9.7インチよりアンテナラインに変更されて可愛らしいデザインになりました。

4スピーカーの音質が良くなった

iPad Proの上部と下部にスピーカーが4つ搭載されています。

iPad Pro 10.5 4スピーカー

画面の向きを認識し高音と低音のスピーカーが自動的に入れ替わる仕組みとなっていて、縦横どちらで音楽を聴いてももステレオサウンドで楽しむことができるようになっています。

上部部分のスピーカーグリルの穴が数が7個から8個に増えています。

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7 スピーカー比較1

下部部分のスピーカーグリルは12個から11個に減ってしまいました。

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7 スピーカー比較2

iPad Pro 9.7インチとスピーカーの音質を聴き比べましたところ、iPad Pro 10.5インチの方が音質は良くなっているようですね。

筐体が大きくなったことでスピーカーボックスが大型化されたのでしょう。iPad Proで音楽を聴いたり、動画コンテンツを見ることが多いので嬉しい改善点ですよね。

スマートキーボードが使いやすくなった

iPad Pro本体の左サイドにはSmart Keyboard(スマートキーボード)を接続するためのSmart Connectorが搭載されています。

smart connector

このように10.5インチ向けのスマートキーボードを装着することができます。

iPad Pro 10.5スマートキーボード

iPad Proのスマートキーボードはよく考えられたツールだとは思うのですが、相変わらずデコボコしているスタイルなのでお世辞にも格好良いとはいえないのがツライところ。

iPad Pro 10.5 スマートカバー

この設計はどうにかならないのかな。もう少しスマートにできないのかな。スマートキーボードじゃないよね。

(スマートという意味は「賢い」。2018年11月にリリースされたiPad Pro 11インチと12.9インチはSmart Keyboard Folioという新しい構造のものに刷新されています。)

手で持った印象としては画面が大きなっているのにiPad Pro 9.7とあまり差を感じません。これは素直にすごいなーと思いますね。両手で持ち比べないと大きくなったと分からないと思います。

iPad Pro 10.5 スマートキーボード

iPad Pro 10.5インチのキーボードモードのスタイルです。

iPad pro 10.5 キーボードスタイル

iPadはキーボードがなくてもソフトウェアキーボードで文字を入力することができるのでスマートキーボードは必要なの?と思うかもしれませんが、ソフトウェアキーボードよりもタッチタイピングができる物理キーボードの方が作業効率が高いです。

短時間に入力できる文字数にかなりの差が出てくるので、文字を入力することが仕事ならタイピングできるスマートキーボードを使うメリットは大きいでしょう。

iPad Pro 10.5インチ向けのスマートキーボードは9.7インチ版よりも1cmほど広くなり、キーピッチが17.5 → 18.5mmに広くなりタイピングしやすくなっています。

JIS配列のスマートキーボード

9.7インチ向けのスマートキーボードは窮屈な感じがしましたが、10.5インチ向けのスマートキーボードは普通のキーボードと同じようにタイピングすることができます。

また、9.7インチ向けはUS配列しかなかったので「地球儀キー」から言語切り替えしていましたが、10.5インチ向けはJIS配列が追加されて「スペースキー」の隣にある「英数」「かな」で言語切り替えできるようになって言語切り替えがやりやすくなりました。

個人的にはJIS配列よりもキーの配置がセンターにあるUS配列のキーボードの方が使いやすいのですが、iPad Proのスマートキーボードに関しては言語切り替えの問題からJIS配列の方が使いやすいです。

なので、現在はMacはUS配列、iPad ProはJIS配列のキーボードを使っています。慣れればどちらもイケるようになります。

iPad Pro 10.5にスマートキーボードを装着した状態で背面から見るとこんな感じです。

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iPad Pro 9.7と並べて画面の大きさとスマートキーボードの大きさを比較してみるとこうなります。

iPad Pro 10.5とiPad Pro 9.7 比較

9.7インチ → 10.5インチにディスプレイサイズが大きくなったことでSmart Keyboardのキーピッチが広くなり、余裕が生まれて操作性が向上したので長時間の文字入力も苦になりません。

サードパーティ製のキーボードを使ってもいいのですが、iPad Proとスマートキーボードの組み合わせならiPadをカバンから取り出してからすぐにキーボードを開いて使うことができるので非常に使い勝手が良いです。

BluetoothキーボードだとiPadをカバンから取り出してカバーを開いて、キーボードを取り出してペアリング設定をして…とかなり面倒くさいですよね。スマートキーボードがあれば煩わしいことを一切省くことができるのです。

スマートキーボード はファブリック素材を採用しているので飲み物をこぼしてしまっても問題ありませんし、タイプ音がほぼ無音なのでタイピング時に音がしないのも大きなメリット。会議室など静かなところでもバリバリ使うことができます。

ちなみに10.5インチのスマートキーボードはiPad Pro 9.7にも使えるで、iPad Pro 9.7を使っていてキーピッチの広いキーボードを使いたい場合やJIS配列のキーボードを使いたい時に代用するのもアリだと思います。

Apple Pencilの追従性能が高くなった

Apple PencilはエントリーモデルのiPad(第7世代)iPad(第6世代)で使えるようになったのでiPad Proだけの専用機能ではなくなりましたが、iPad Proなら120Hzディスプレイの相乗効果で滑らかにペンを走らせることができます。

iPad Pro 10.5インチでApple Pencilを使うとiPad(第6世代)よりも線の追従性能が高くなっていることが分かります。

メモを取るくらいならiPadでも十分かもしれませんが、イラストなど繊細さが求められるプロの作業はiPad Proの方が使い勝手はいいでしょう。

また、iPad Proだけでブログの作成と更新ができるかどうかを実際に確かめてみましたが、若干の使いにくさはあるものの、慣れればiPad Proだけでもブログ更新は可能なのかなと感じます。

A10X Fusionの性能が高くなりさらに快適に!

iPad Pro 10.5インチはiPad(第7世代)のA10 Fusionをベースにグラフィック性能を向上させたA10X Fusionプロセッサ、4GBのメインメモリを搭載しています。

Geekbench 4で性能を計測してみました。

A10X Fusion CPUの性能
CPU性能iPad Pro 10.5
A10X Fusion
4GB RAM
iPad Pro 9.7
A9X
2GB RAM
シングルコア39293002
マルチコア92305053

A10X FusionのCPU性能はA9Xと比較して1.8倍ほど高速化しているので性能がかなり向上しているのが分かります。このスコアはMacBook Pro 13インチ(2017)のIntel Core i5プロセッサよりも高いスコアとなっています。

A10X Fusion GPUの性能
GPUiPad Pro 10.5
A10X Fusion
4GB RAM
iPad Pro 9.7
A9X
2GB RAM
Metal2774914887

GPUの性能も2倍近く向上していて、さらにメインメモリの容量が2GB → 4GBに倍増しているのでiPad Pro 10.5インチの性能アップはかなりのものと見ていいでしょう。

ちなみに、2019年に発売されたiPad Air 3のA12 BionicプロセッサよりもCPUの性能は劣りますが、グラフィック性能はiPad Pro 10.5インチのA10X Fusionプロセッサの方が高性能です。

動画編集などの高負荷な作業をするならiPad Air 3よりもiPad Pro 10.5インチの方が快適かもです。

120Hzリフレッシュレートでヌルヌル動く

iPad Pro 10.5はProMotionテクノロジーより状況に合わせてリフレッシュレートを可変している高効率な新システムを搭載しており、最大120Hzのリフレッシュレートに対応しスクロールやアニメーションがヌルヌルと非常に滑らかに動かすことが可能となっています。

試しにApp Storeの画面をスクロールしているのをスローモションで撮影をしてみました。(左:iPad Pro 10.5、右:iPad Pro 9.7)

iPad Pro 10.5の方はほとんど残像が残っていないのが分かります。応答性も良いのでApple Pencilでより正確に文字を書くこともできます。

120Hzリフレッシュレートは3Dグラフィックスもヌルヌルと動かしてくれます。

動画は60ftpなので実物はもっとヌルヌル動いてくれます。というよりもA10X Fusionチップの性能が高いので相乗効果で滑らかに動作しているのかもしれません。

YouTubeアプリの動画も見やすくなっているのかと期待しましたが、さほど変わっていませんでした。YouTubeなどの動画コンテンツに関しては素材のフレームレートに大きく影響される部分なので差を感じることができないのかもしれませんね。

まとめ:iPad Pro 10.5でマルチタスク作業を快適に

初代iPadはリビングでソファに座りながらリラックスしながら使うことを想定して9.7インチというサイズになったといわれていますが、iPad Pro 10.5インチはその殻を破ってモバイル性を保ちながら作業することを前提に設計されたビジネス用途でも使うことができるサイズです。

iPad Pro 10.5の画面サイズはiPad Pro 9.7よりも縦に16mm、横に13mm大きくなっていますが、本体サイズは縦に10.6mm、横に4.6mmほどしか大きくなっていません。

 画面サイズ本体サイズ
iPad Pro 10.5214 × 161mm250.6 × 174.1mm
iPad Pro 9.7198 × 148mm240 × 169.5mm
16 × 13mm10.6 × 4.6mm

iPad Pro 10.5はiPad Pro 9.7のモバイル性を維持しながら画面が大きくしたのです。10.5インチという画面サイズは本当によく考えられた絶妙なサイズになっています。

現在のiPadのラインナップはエントリーモデルのiPad(第7世代)iPad Air 3iPad Pro 11インチ・12.9インチと幅広いラインナップから選ぶことができます。

動画編集やイラストを描くなどクリエイティブな作業をするならiPad Proを選びたいところですが、最新モデルのiPad Pro 11インチ(第2世代)は84,800円と価格が高いのがネックですよね。

しかし、iPad Pro 10.5インチならiPad整備済製品で39,800円で販売していることがあり、かなり安く手に入れることもできます。

iPad Pro Wi-Fiモデル
 整備済製品通常価格(販売終了)
64GB39,800円〜69,800円〜
256GB53,800円〜80,800円〜
512GB72,800円〜102,800円〜

とにかく安いですよね。整備済製品なので常に買うことができるわけではないですがエントリーモデルのiPad(第7世代)の34,800円よりもiPad Pro 10.5インチを選んだ方がいいです。

iPadOSは進化していて、マルチタスク操作が改善したことでアプリの切り替えがスムーズになり、ファイル管理やドラッグ&ドロップできるのでブログ作成時も感覚的に写真を配置できるようになり作業性がかなり改善されています。

これらのマルチタスク機能はiPad(第6世代)など旧型モデルは一部機能が制限されてるのでiPadOSの機能をフルで使いたいならiPad Pro 10.5インチはおすすめです。

もし、少しでも大画面で作業をしたいという方は同等性能を持っているiPad Pro 12.9インチ(第4/3世代)を選ぶのもアリです。

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