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新型iMac ProとiMac 2017の違いやスペックの比較まとめ!性能から見ると意外と安い?


Appleが2017年12月にiMac 5KのフラグシップモデルとなるiMac Proをリリースすると発表しました!ここでは通常のiMac 5KとiMac Proは何がどう違うのかスペックを中心に比較してみました。価格的にかなり差があるのでiMac 5KをカスタマイズしてiMac Proの仕様に近づけたバージョンで比べてみたいと思います。

(追記:iMac Proが2017年12月14日に発売されました!価格は一番安い標準モデルで558,800円からで税込だと603,504円とかなり高額商品になります!)

 

iMacとiMac Proのスペックを比較

27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルの標準モデルと、iMac Proの仕様に近づけたカスタマイズモデル(Core i7、32GB RAM、1TB SSDにカスタマイズ)とiMac Proのエントリーモデルのスペックです。

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  iMac Retina 5K iMac Retina 5K
CTO上位モデル
iMac Pro
ディスプレイ 27インチ(対角)Retina 5Kディスプレイ
5,120 x 2,880ピクセル、十億色対応
500ニトの輝度 、広色域(P3)
CPU 3.4GHzクアッドコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.8GHz) 4.2GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz) 3.2GHz 8コアIntel Xeonプロセッサ
(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)
CTO:10コア/14コア/18コア
GPU Radeon Pro 570
4GB VRAM
Radeon Pro 580
8GB VRAM
Radeon Pro Vega 56
8GB HBM2メモリ
CTO:Radeon Pro Vega 64(16GB HBM2メモリ)
RAM 8GB 2,400MHz DDR4
(8GB/32GB/64GB)
ユーザーで交換可
32GB 2,400MHz DDR4
(8GB/32GB/64GB)
ユーザーで交換可
32GB 2,666MHz DDR4 ECC
(64GB/128GB)
ユーザーで交換不可
ストレージ 1TB Fusion Drive 1TB SSD 1TB SSD(3GB/sのスループット)
2TB/4TBに変更可能 
FaceTimeカメラ 720p 1080p
外部ディスプレイ 1台:5,120 x 2,880ピクセル 60Hz 十億色対応
2台:3,840 x 2,160ピクセル 60Hz 十億色対応
2台:4,096 x 2,304ピクセル 60Hz 数百万色以上対応
2台:5,120 x 2,880ピクセル 60Hz 十億色対応
4台:3,840 x 2,160ピクセル 60Hz 十億色対応
4台:4,096 x 2,304ピクセル 60Hz 数百万色以上対応
オーディオ ステレオスピーカー、マイクロフォン、3.5mmヘッドフォンジャック 強化されたステレオスピーカー、4つのマイクロフォン、3.5mmヘッドフォンジャック
接続と拡張性 SDXCカードスロット
USB 3(USB-A) x 4
Thunderbolt 3(USB-C)x 2
10/100/1000BASE-TギガビットEthernet
ケーブルロック用セキュリティスロット
SDXCカードスロット(UHS‑IIに対応)
USB 3(USB-A) x 4
Thunderbolt 3(USB-C)x 4
1Gb、10Gb Ethernet(Nbase-T Ethernetは1Gb、2.5Gb、5Gb、10Gb Ethernetに対応)
サイズ 高さ:51.6 cm、幅:65.0 cm、スタンドの奥行き:20.3 cm、重量:9.44 kg 高さ:51.6 cm、幅:65.0 cm、スタンドの奥行き:20.3 cm、重量:9.7 kg
キーボード Magic Keyboard スペースグレイ Magic Keyboard
マウスとトラックパッド Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2 Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2 スペースグレイ Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2
カラー シルバー スペースグレイ
価格 198,800円 420,600円 558,800円

通常モデルの27インチiMac 5KをカスタマイズしてiMac Proに近づけると42万円という驚きの価格になるので、それならCPUやGPUの性能が大幅に強化されている56万円のiMac Proを頑張って買ったほうがいいのかもしれませんね。

iMac Proの特徴

カラーがスペースグレイのみ

iMac Proのカラーはスペースグレイを採用しています。本体だけではなく、Magic Keyboard、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2もスペースグレイ!これはカッコイイ!!

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通常モデルのiMacにはないカラーで、単体販売も行われないのでこれだけでも価値があるのではないかと思ってしまいます。

CPU:Intel Xeonプロセッサ

iMac ProにはIntelのワークステーション向けのCPUプロセッサで、今では当たり前となりましたが先行してマルチコア化をして性能が高いことからハイエンドマシンに搭載されることが多いCPUとなっており、通常モデルのiMacに採用されているクアッドコアのCore i7よりもはるかに性能の高いものとなっています。

  • Xeon-W 3.2GHz 8コア
  • Xeon-W 3.0Ghz 10コア
  • Xeon-W 2.5GHz 14コア
  • Xeon-W 2.3GHz 18コア

8コア、10コア、14コア、18コアから選ぶことができるiMac ProのXeonプロセッサはiMac Pro専用のカスタムモデルが採用されており、LGA2066ソケットを採用しているコードネーム「Skylake-W」と名付けられたプロセッサを搭載しています。

ベンチマークソフトのGeekbenchのウェブサイトにスコアがあきらktgrgrg、8コアがIntel Xeon W-2140B @3.2GHz、10コアが Intel Xeon W-2150B @3.0 GHzというCPUが採用されています。

  シングルコア マルチコア
iMac 5K 4コア
Intel Core i7-7700K @ 4.2 GHz
5678 19336
iMac Pro 8コア
Intel Xeon W-2140B @3.2GHz
3826 23676
iMac Pro 10コア
Intel Xeon W-2150B @3.0 GHz
5345 35917
iMac Pro 14コア
Intel Xeon W-2170B @2.5 GHz
5108 40188
iMac Pro 18コア
Intel Xeon W-2191B @2.3 GHz
5115 46640

シングルコアの性能は通常版のiMacのCore i7と同等レベルの性能ですが、iMac Pro向けのXeonプロセッサはコア数が多いのでマルチコアの性能は大幅に向上しているのがわかります。

 

2018年6月にリリースされた15インチMacBook Pro 2018はMacBook Proとして初めて6コアを内蔵したCPUプロセッサが採用されました。

4コアから6コアにコア数が増えたことで大幅に性能が高くなりましたが、それでもiMac Proの下位モデルとなる8コアを内蔵しているXeon W-2140Bプロセッサの方が性能が上ということになります。

  シングルコア マルチコア
MacBook Pro 2018 6コア
Core i7-8559U @ 2.7 GHz
5141 21244
MacBook Pro 2018 6コア
Core i9-8950HK @ 2.9 GHz
5335 22432
iMac Pro 8コア
Intel Xeon W-2140B @3.2GHz
3826 23676

つまり、性能重視のMacが欲しいならiMac Proの一択ということになるのです。動画編集やデザイン作業などのプロの作業を必要とする方はiMac Proを選んでおけば間違い無いでしょう。

GPU:AMD Radeon Pro Vega

iMac Proは「AMD Radeon Pro Vega」というグラフィックカードが搭載しています。VegaはGPUのパッケージ内にVRAMの代わりとなるHBM2メモリを搭載しているので最大400GB/sでデータ転送が可能となり、より多くの処理をすることができる優秀なGPUです。

  • Radeon Pro Vega 56(8GB HBM2メモリ搭載)
  • オプション:Radeon Pro Vega 64(16GB HBM2メモリ搭載)

Radeon Pro Vegaの性能は単精度浮動小数点が11TFlops、半精度浮動小数点が22TFLOPSとなっています。ちなみにPS4 Proの単精度浮動小数点は4.2TFlopsなのでPS4 Proよりも3倍も性能が高いGPUを搭載しているということになります。

RAM:32GB DDR4 ECCメモリ

iMac ProのRAMには2,666MHz DDR4 ECCメモリーを搭載しています。通常モデルのiMacも2017年モデルで2,400MHz DDR4のRAMを採用しましたが、iMac Proはさらに上を行く2,666MHz DDR4 ECCメモリーを採用しています。

  • 32GB 2,666MHz DDR4 ECC
  • 64GB 2,666MHz DDR4 ECC
  • 128GB 2,666MHz DDR4 ECC

ECCメモリーはエラーを検出し正しい値に訂正することができるメモリーモジュールでサーバー用途のパソコンで採用されています。

iMac ProでECCメモリを採用したことでサーバーとしての利用も可能となるでしょう。

SSDストレージ:最大4TB、3GB/sの高速スループット

iMac Proは最大3GB/sの読み書きが可能な高性能な高性能なSSDストレージを採用しているので、4K動画などの大きなデータもサクサク読み書きすることができるようになります。

ちなみに、通常モデルのiMacのSSDストレージは2GB/sのスループットとなっているので、より素早い反応、動作を求めるならiMac Proを選ぶことになりそうです。

 

強化されたステレオスピーカー

iMac 5Kのスピーカーはもともと音質は良く個人的にもかなり満足できるレベルでしたが、iMac Proのスピーカーはウーファーとツイーターの2ウェイ構造になっており、音質がさらに良くなっています。

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iMacでもそこそこ綺麗な音を再生することができましたが、iMac Proは内部構造を見直すことで2ウェイスピーカー構造にすることに成功。最近のAppleはスピーカーの音質にこだわっていますね。Beats Musicを買収したことがいい影響を与えているのでしょうか。

UHS‑IIに対応のSDカードスロット

何気に嬉しいのが高速転送ができるUHS‑IIに対応したSDカードスロットを搭載しているところでしょうか。

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右のカードがUHS‑IIのSDカードです。UHS‑IIに対応したカードリーダーを使うことで超高速でデータを読む込むことができるのですが、専用のカードリーダーなしでiMacのデータを読み込むことができるのはとても良いですね。

MacBook Proにも搭載して欲しいな...。

ARMアーキテクチャのコプロセッサT2チップを搭載

iMac ProにはSecure Enclaveが搭載されTouch Barを動作させるためのARMのコプロセッサ・T2チップが搭載されています。

T2チップはMacBook Proに搭載されているT1チップの後継チップとなっており、将来的にオプションで Touch Barを搭載したMagic Keyboardを選択することができるようになるかもしれません。

(追記:2018年8月現在実現していません。Touch ID付きのMagic Keyboardが発売される可能性に期待したいところ。)

さらに追加情報として、iMac ProにはiPhone 7/7 Plusに採用されているA10 Fusionチップが搭載され、電源が切れた状態でもiPhoneやiPadと同じように「Hey Siri!」を起動し、Siriを使うことができるようになるかもしれないようです。

コプロセッサにA10 Fusionチップが採用されることになったとしたら、電源が入っていない状態(スリープ状態?)でも色んなことができるようになるのかもしれませんね。

(追記:iMac ProにはARMベースのコプロセッサ「T2チップ」が搭載していますが、T1チップよりもさらにセキュアなチップに進化を遂げており、ファームウェアパスワードプロテクションという機能により外部HDDやDVD、USBといった外部メディアにパスワードなしでアクセスすることができなくすることができるようです。

やろうと思えばTouch ID付きのMagic Keyboardを動作させることも可能のように思いますが、カスタマイズで登場することはないのかな??)

まとめ:iMacカスタマイズモデルを買うならiMac Proを選ぶべし

27インチiMac 5Kをガチ盛りでカスタマイズしたモデルを買うのであれば、ちょっと頑張ってXeonプロセッサにRadeon Pro Vega 56のGPUを搭載した8コアのiMac Proモデルを購入した方がいいでしょう。

標準仕様のiMac 5KはドライブがFusion DriveなのでSSDにカスタマイズすると、なんだかんだでいい価格帯になってきますし、iMac Proならワンランク上の操作感を手に入れることが可能となります。

僕はiMacよりもMacBook Pro派なのですが、iMac Proを見たら普通にほしくなってしまいました。さすがに56万円は高いですけど。

 

Mac Proと比較するとiMac Proは安い

ただ、Mac Proと比較するとiMac Proは意外と安いようにも感じます。

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Mac ProをiMac Proと同じようなスペックにカスタマイズして見たら普通に50万円を超えてしまいました。Noディスプレイ、Noスピーカー、No SDカードスロット、No Thunderbolt 3なのに。

そう考えるとiMac Proは5Kディスプレイを内蔵してこの価格なら意外とお買い得なのかなと思ってしまいますね。

上位モデルは157万円なり!

Appleが2017年12月14日にiMac Proの発売を開始しました。デザインは今までと同じiMacですがカラーがスペースグレイとなり、それだけでも購買欲を掻き回してくれるカッコイイものとなっており、高性能なCPUプロセッサとGPUを搭載したまさにプロの名に相応しいモデルとなっています。

かなり高額ですがデザインや動画編集を仕事をしている方はかなり気になるモデルになるのではないでしょうか。

それにしても18コアCPUって凄まじい性能ですね...。どんなに思い動画処理でも軽々とこなしてくれること間違いなし!ちなみに18コアCPU、128GBのRAM、4TBのストレージ、Radeon Pro Vega 64のGPUの最強カスタマイズをするとお値段は1,460,800円(税込:157万円)となります!!!!

すげー!こんな高性能マシンをどう活かすのか。

iMac 5Kのに乗り換えました。iMac Proは憧れを感じますが、僕のような用途にはiMac 5Kがちょうど良いのかもしれません。

2018年モデルのMacBook Proがリリースしました。CPUコア数が15インチモデルが4コアから6コアに、13インチモデルが2コアから4コアに増えて過去にないくらい性能アップが図られています。

13インチMacBook Proのタッチバーなしモデルはアップデートされませんでした。こちらの記事で詳しくレビューしているので参考にしていてください。

MacBookシリーズの違いについてはこちらの記事をどうぞ!