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iMac 5Kをのメモリを増やして快適に!iMacメモリ増設の方法と注意点について


27インチiMac 5Kのメインメモリ(RAM)を40GBに増設をしました。iMacはカスタマイズなしで購入すると8GBのRAMが標準搭載されており21インチiMac 4Kは最大で32GB27インチiMac 5Kは最大で64GBまで増設することが可能なので、僕が持っているiMacも64GBまで増設することはできますが、極力安く済ませたかったので40GBにしました。

ちなみに、27インチiMac 5Kは自分でRAMを簡単に交換して増設することができるようになっていますが、21インチiMac 4Kは自分でRAMを交換することはできないようになっています。

 

iMac 5Kのメインメモリ(RAM)を増設しよう!

iMacのRAMは自分で増設すると安い

27インチiMac 5Kは背面部分にユーザーがメインメモリ(RAM)を簡単に交換することができる構造となっており、AppleでCTOカスタマイズするよりも自分でメインメモリを増設した方が金額的に安く済みます。

例えば、AppleのオンラインショップでRAMを64GBに増設すると154,000円掛かってしまいますが、AmazonでRAMを購入して自分で増設すると81,600円でできるので、約70,000円ほど安く済む計算になります。

自分でRAMを増設すれば安く済ますことができるとはいえ、16GBのRAMを4枚(64GB)揃えるのは流石に高いですよね。ということで、今回は27インチiMac 5Kの標準モデルには4GBのRAMが2枚(8GB)搭載されている状態なので、これをそのまま生かし、16GBのRAMを2枚(32GB)追加して合計40GBに増設してみました。

対応メモリの種類はモデルによって異なる

2012年以降にリリースされたiMacはSO-DIMMと呼ばれる大きさのメインメモリ(RAM)が採用されています。デスクトップPCで採用されているものよりも長さが短いタイプのメモリでノートPCで広く採用されているタイプです。

Crucial by Micron W4N2400CM-16G

リリースされた時期によりメモリの速度が異なっており、2017年モデルはDDR4-2400と呼ばれる規格のRAMが採用されています。

モデル 規格 転送速度(周波数)
27inch iMac Pro 2017 DDR4-2666(PC4- 21300)
ECC付き
2,666MHz
27inch iMac 5K 2017 DDR4-2400(PC4-19200) 2400MHz
27inch iMac 5K late 2015 DDR3-1867(PC3-14900) 1867MHz
27inch iMac 5K mid 2015
27inch iMac 5K late 2014 DDR3-1600(PC3-12800) 1600MHz
27inch iMac late 2013
27inch iMac late 2012

2017年12月にリリースされたiMac Proはさらに高速で高価なDDR4-2666のECC付きのRAMが採用されていますが、ユーザー側で増設することはできずAppleストアや正規プロバイダでメモリ交換をする形になるようです。

2枚1組でメモリと挿すとパフォーマンスが向上する

iMacは4つのSO-DIMMメモリスロットが搭載されておりデュアルチャネル対応となっています。

デュアルチャネルはメモリを2枚1組で動作させることでマルチタスク処理をすることでパフォーマンスを発揮することができる仕組みのことで16GBのメモリを1枚挿すよりも8GBのメモリを2枚挿して16GBにした方が並行処理することができるためパフォーマンスが向上します。

27インチiMac 5Kの標準モデルは4GB DDR4-2400が最初から2枚搭載されており8GBの容量になっています。

iMac メモリスロット

2つの空きスロットに16GB DDR4-2400を2枚追加することで、4GB+4GB=8GB、16GB+16GB=32GBの合計40GBのメモリ容量に増設することができます。

iMac 5Kのメインメモリを増設する方法

電源を切って本体を寝かせる

メインメモリを交換する前にiMacの電源を必ず切ってから作業をするようにしましょう。というか電源コネクタの部分にボタンが付いているので電源を絶対に切られる状態になります。

本体をディスプレイ側を床に付けて寝かせるのですが、画面が傷付かないように柔らかいタオルか梱包材などを床に敷いておいた方がいいと思います。背面部分にメインメモリにアクセスすることができるソケットカバーが搭載されています。

iMac 5K メモリソケットカバー

ソケットカバーを外す

ソケットカバーを外すには電源ケーブルを差し込み口にカバーを浮き上がらせるためのボタンが付いているので、何か棒状のものでボタンを押し込むことでソケットカバーを開けることができます。

iMac 5K メモリソケットカバーの外し方

僕はUSB-Cケーブルのコネクタ部分を使って開けました。サイズ的にピッタリでした。

iMac 5K メモリソケットカバーを外す

ソケットカバーにメモリの交換方法がイラストで記載されています。

iMac 5K メモリソケットカバー

最初から2枚のメモリが挿さった状態になっていますね。4GBのメモリなのでRAMは片面実装となっているようです。今回はこのメモリは外さずにそのまま使う形になります。

iMac 5K RAMの状態

メモリを増設する

では、メモリを増設していきましょう。メモリスロット両側にあるレバーを外側に広げながらストッパーを解除していきます。

iMac 5K メモリのストッパーを外す

これでメモリを抜いたり挿したりすることができる状態になります。左右にレールがあるので、ここに追加するメモリを入れていきます。なお、デュアルチャネルに対応させるにはメモリを2枚置きに挿す必要があるので注意してください。

メモリを入れる場所 iMac 5K

16GB(DDR4-2600MHz)を2枚追加していきます。

16GB(DDR4-2600MHz)のメモリ

今回購入したメモリーは「Crucial by Micron W4N2400CM-16G」が2枚組になったやつです。41,000円ほどで購入する事ができます。

なかなか高い価格ですが、Appleでカスタマイズすると32GBでもプラス66,000円になってしまうことを考えると安いでしょう。

メモリをソケットに挿す

普通に手で持ってメモリを差し込むことになるのですが、滅多なことがない限り壊れることはありません。(一応、10年間ほど電子機器の基板を製造する仕事をしていましたが、経験上そう簡単に壊れません。)

ただ、普通の家で生活環境の中では静電気が発生しやすいのでメモリ交換中に静電気で壊れてしまうこともあります。

なので、作業前に水で手を洗って体に帯びた静電気を除去してから作業することをお勧めです。もちろん濡れた手は拭いてください。静電気が帯びやすいセーターなどは着ない方がいいでしょう。あと、金メッキされている部分には極力触らないようにしましょう。指紋が付くとその皮脂が時間経過によって金メッキ部分が腐食してしまい接触不良を起こしてしまうことがあります。

また、極小チップコンデンサーは衝撃で剥がれやすいので触れないように角っこを持つようにしましょう。

メモリを手で持つ

というわけでレールに沿ってメモリーをスロットに挿していきます。

メモリを挿していく

交互に同じ種類のメモリが入るように挿していきます。

メモリ 装着

ただ入れるだけでは駄目でメモリの両端を指でしっかりと押し込みます。ザクっという音がしたらOKです。きちんと挿さっていると思います。

メモリを指で押して入れる

最後にレバーを元に戻します。

レバーを戻す

あとはソケットカバーを元に戻してフタをして、電源ケーブルを接続し、寝かせていた本体を起こせば作業完了です。メモリの増設作業、お疲れ様でした。

iMacの電源をONにする

メモリ増設が完了したらそのままiMacの電源をONにしても大丈夫です。macOSが自動的に新しいメモリを認識して最適化してくれるので、いつも通りmacOSが起動します。実際にメモリがきちんと認識しているかどうか確認をすることもできます。

上部メニューの「アップルメニュー」の「このMacについて」の「メモリ」を表示させると、現在認識しているメモリスロットと容量が表示されます。

メモリの認識確認 macOS

今回、16GBのRAMをを2枚追加したので合計のRAM容量が40GBになっていることを確認できましたね。いずれ、4GBのメモリモジュールを16GBに交換することで64GBにすることもできるので拡張の余地が残された状態ですね。必要性を感じたらいずれ増加してもいいのかもしれません。

 

8GBと40GBのメモリ容量の違い

8GBでも意外と使える

iMacの標準モデルのメモリは8GBの容量となっており、これはノート型のMacBookの標準モデルと同じRAM容量となっています。

広大な5K解像度のディスプレイを搭載したiMac 5Kなのにたった8GBのRAMで大丈夫なのかと思ってしまいますが、実際に使ってみて8GBでも十分といえば十分です。おそらくGPUにRadeon Pro 580(8GB GDDDR5)を搭載しているので、グラフィック系の処理はメインメモリが少なくても影響が少ないのかもしれませんね。

今回、iMac 5Kを購入してしばらくの間、8GBのメモリ容量のまま作業をしていましたが苛立ちを覚えるほど遅くなってしまうことはありません。

もちろん、負荷の掛かる動画編集などはしていませんが、AdobeのIllustratorでメニューを作成したり、Photoshopで画像編集などは問題なく行うことができました。さすがに大量の写真を一気に処理しようと思ったらレインボーカーソルが表示されて固まってしまうシーンはありましたが、それ以外は意外と快適に作業をすることができます。

macOSのメモリの使い方が優秀なのかもしれません。

アクティビティモニタでメモリの使用量を確認してみると8GBのメモリだと、ちょっと使うだけであっという間に使用済みメモリとキャッシュされたファイル、圧縮容量が増えていき、スワップ使用領域も増えていきます。

20171222122420j:plain

スワップ使用領域はFusion Drive(たぶんSSD領域)に一時的にファイルを置くことで足りないRAMの代わりをしてくれるので動作は問題はありませんが、たまにレインボーカーソルが出て動作が遅くなってしまうことがあります。

40GBだと快適そのもの

一方で、RAMを40GBに増設後にアクティビティモニタでメモリの使用状況を確認してみると、いろんなアプリを同時に起動しても作業をしてもFusion Driveにスワップ使用領域が作成されません。

20171222122432j:plain

Adobe Photoshop、Illustrator、パラレルデスクトップ でWindows 10、Numbers、Safariなどを同時起動して作業をしていましたが、ファイルが圧縮される容量も少ないので、レインボーカーソルは出ません。40GBのメモリに増設してからはレインボーカーソルをほぼ見かけなくなったかもしれませんね。

これは本当に快適です。今まで15インチのMacBook Pro 2016(16GB RAM)を4Kモニターに接続しメインで使っていましたが、Illustratorで作業をしているとレインボーカーソルが表示されることが多々ありました。しかし、40GBのRAMを搭載したiMac 5Kはほとんどレインボーカーソルが出てこないですし、動作が遅くなることはありません。しかもたくさんのアプリを同時に処理することができるので、作業も捗ってとても良いです。

まとめ:必要なRAM容量からメモリ増設をしよう

今のMacはストレージのデータ転送速度が劇的に向上しています。HDDとSSDのハイブリッドストレージのFusion Driveの転送速度も以前のHDDとは比べ物にならないくらい高速化されています。なのでメインメモリ(RAM)がいっぱいになってストレージ側にデータを一時保存(スワップ)したとしても、たまにレインボーカーソルが出てくるだけで普通に使うことができると思います。

おそらく文章の作成やブログ更新、ちょっとした画像処理くらいなら8GBのままでもなんら問題はないと思います。簡単にRAMの容量別の作業に区分けしてみるとこんな感じでしょうか。

  • 8GB:文章作成、ブログの更新、画像処理
  • 16GB・24GB:文章作成、ブログの更新、画像処理(RAW現像含む)、動画処理
  • 32GB:全ての処理をマルチタスクで処理可能
  • 40GB:全ての処理が快適
  • 64GB:全ての処理が超快適

とはいえ、メモリを増設すること作業が快適になるのは間違いありませんので、予算に余裕があるんであればメモリの増設をお勧めします。僕は40GBに増設していますがAdobe Illustrator、Photoshop、Lightroom、パラレルデスクトップ (Windows 10)を同時に起動して作業をしても、フリーズすることなく使うことができています。

おそらく動画処理をしないのであれば40GBもあれば十分だと思います。(32GBでも十分かも。)

どのMacを買うか迷っている方はこちらの記事を参考にしてください!