Galaxy FoldとHUAWEI Mate X

HUAWEIがMate Xという折りたたみスマホを、SamsungがGalaxy Foldという折りたたみスマホを発表したことで、これからは折りたたみスマホがトレンドになっていきそうです。

Galaxy FoldとMate Xが使いやすいかどうかは別としても、新しい技術の製品を目の当たりにするとやはりワクワクします。このような新しい製品を発表したのがAppleではなくSamsungやHUAWEIだったことにショックですが…。Appleはどう出るのか。

ここではGalaxy FoldとMate Xがどんな折りたたみスマホなのか、どっちが使いやすそうなのか、デザインやスペックを比較してみたいと思います。

 

Galaxy Fold・HUAWEI Mate X 違いを比較

Mate XとGalaxy Foldはどちらも折りたたみスマホですが、構造が大きく異なっているので使い勝手がかなり違ってくるのかなと思います。

Galaxy Foldのデザインと構造

Galaxy Foldな本体外側に4.6インチ(1,960 x 840ピクセル)のカバーディスプレイを搭載しており、内側に7.3インチ(2,152 x 1,536ピクセル)のInfinity Flexディスプレイを搭載しています。

Galaxy Fold
Galaxy Fold ディスプレイ仕様
状態 大きさ 画面比率 解像度
スマホスタイル(閉じた状態) 4.6インチ 21:9 1,960 x 840ピクセル
タブレットスタイル(開いた状態) 7.3インチ 4.2:3 2,152 x 1,536ピクセル

Galaxy Foldは2種類のディスプレイを搭載しておりスマホスタイルとタブレットスタイルで表示するディスプレイが違うのが特徴となっています。昔の折りたたみ携帯はサブディスプレイとメインディスプレイの2つ搭載していましたが、それに近い雰囲気がありますね。

内蔵カメラもそれぞれのスタイルに対応するために合計6つも搭載しています。

HUAWEI Mate Xのデザインと構造

HUAWEI Mate Xは折り曲げることができる有機ELディスプレイを一つだけ搭載したFalcon Wingメカニカルヒンジを採用し、折りたたんだ状態ではスマホとして、開いた状態でタブレットとして使うことができるようになっています。

Mate X

持ち歩くときは折りたたんだ状態にして6.6インチのスマホをとして使うことができて、開くと8インチのタブレットとして大画面で操作できるようになります。

Mate X 画面サイズ

Mate X ディスプレイ仕様
状態 大きさ 画面比率 解像度
スマホスタイル(閉じた状態・表) 6.6インチ 19.5:9 2,480 x 1,148ピクセル
スマホスタイル(閉じた状態・裏) 6.38インチ 25:9 2,480 x 892ピクセル
タブレットスタイル(開いた状態) 8インチ 8:7.1 2,480 x 2,200ピクセル

Galaxy Foldと違ってMate Xは1枚のディスプレイを折り曲げることでスマホスタイルとタブレットスタイルで操作できるようになっていて、非常に効率的な構造となっています。

ディスプレイ一つだけでスマホスタイル・タブレットスタイルにすることができるのでMate Xの方がよく考えられた構造と言っていいかもしれませんね。

 

本体の厚みの違い

Mate Xは画面が一つしかないので構造がシンプルなので本体の厚みがGalaxy Foldと比べるとかなり薄くなっています。

Mate XとGalaxy Fold 本体の厚み

Galaxy Foldは連動ギアを内蔵したヒンジを採用していて滑らかな折りたたみを実現していますがヒンジ部分が少しだけ盛り上がった構造になっています。

Mate X vs Galaxy Fold 本体の厚み
スマホスタイル(閉じた状態) タブレットスタイル(開いた状態)
Mate X 11mm 11mm〜最薄5mm
Galaxy Fold 17mm

HUAWEI Mate Xをタブレットスタイル(開いた状態)にすると最薄部は5mmとなりiPad Pro 11インチの5.9mmよりも薄くなるので、見た目もかなりスタイリッシュで未来を感じることができるデザインです。

Mate X 折りたたみ状態

折りたたみスマホって微妙だよなーって思っていましたが、このスタイルならなかなか使い勝手は良いんじゃないのかなと期待できそうじゃないでしょうか。

カメラの違い

Galaxy Foldは6つのカメラを搭載

Galaxy Foldのカメラは全部で6つ搭載しています。つのカメラを同時に使えるわけではなく状態によってトリプルカメラ、デュアルカメラ、シングルカメラで撮影することになるよです。

Galaxy Fold 6つのカメラ

トリプルカメラは超広角から望遠までのレンズを搭載しているので幅の広い撮影をすることができそう。

Galaxy Fold カメラ仕様
状態 カメラの種類
リアカメラ スマホ・タブレットスタイル 超広角 1200万画素(F2.2)
標準 1200万画素(F2.4)
望遠 1200万画素(F2.4)
フロントカメラ タブレットスタイル 1000万画素(F2.2)
800万画素RGB深度カメラ(F1.9)
カバーフロントカメラ スマホスタイル 1000万画素(F2.2)

Galaxy Foldはスマホスタイル、タブレットスタイルの両方の状態でトリプルカメラでの撮影ができるようになっていて、セルフィー撮影はスマホスタイルだと1000万画素のカメラ、タブレットスタイルだと1000万画素+800万画素のカメラになります。(たぶん、構造が複雑すぎてよく分からない…。)

Mate Xは3つのLEICAカメラを搭載

Mate Xは盛り上がっている部分の背面側にHUAWEIのハイエンドスマホと同じようにLEICA製のカメラが3つ搭載していてカメラの画質にもこだわっているようです。

Mate X カメラ スペック
状態 カメラの種類
リアカメラ スマホ・タブレットスタイル 超広角 1600万画素
広角 4000万画素
深度 800万画素

Mate Xは片側にしかカメラを搭載していませんが、スマホスタイル(閉じた状態)で普撮影するスタイルだけではなくて本体を裏返すことで同じカメラを使ってセルフィー撮影もできるようになっています。

Mate X カメラ

Mate Xはメインカメラとフロントカメラ共用なのでメインカメラをそのままフロントカメラとして使うので画質が低下することはないです。この構造はよく考えられていますよね。メインカメラとフロントカメラを共用化できるのでカメラの数を減らすこともできますし。

ただし、タブレットモード(開いた状態)だとセルフィーカメラを使うことができないっぽいので、タブレットとして使っているときは顔認証のよる画面ロック解除ができないということなのかな?

Mate X 指紋認証センサー

Mate Xの本体サイド部分に指紋認証センサーを搭載しているのでタブレットモードの時でも問題なくスリープ解除することはできそうです。

Galaxy FoldとMate X スペックの違い

Galaxy FoldとMate Xのスペックを比較してみます。CPUはどちらもハイエンドプロセッサが採用されていてメインメモリ(RAM)もモバイルPC並みの容量を搭載しています。マルチタスクもサクサク動作することができそうですね。

Galaxy Fold vs Mate X スペック比較
Galaxy Fold Mate X
ディスプレイ 有機ELディスプレイ × 2 有機ELディスプレイ × 1
メイン画面 7.3インチ(4.2:3)2,152 x 1,536ピクセル(414ppi) 8インチ(8:7.1)2,480 x 2,200ピクセル(414ppi) → 折りたたみ時(6.38インチ + 6.6インチ)
サブ画面 4.6インチ(21:9)1,960 x 840ピクセル
CPU Snapdragon 855(8コア) Kirin 980(8コア)
GPU Adreno 640 Mali-G76
RAM 12GB LPDDR4X 8GB LPDDR4X
ストレージ 512GB
メインカメラ 1200万画素F2.4(標準)+ 1200万画素F2.4(望遠)+ 1600万画素F2.2(超広角) Leicaレンズ
4000万画素F1.8(標準)+ 1600万画素F1.8(超広角)+ 800万画素F1.8(望遠)
フロントカメラ 1000万画素F2.2 + 800万画素F1.9(深度)
カバーフロントカメラ 1000万画素F2.2
生体認証 指紋認証・顔認証
モバイル通信 4G LTE 4G LTE、5G対応(Balong 5000チップセット)
バッテリー容量 4380mAh(急速充電対応) 4500mAh(Huawei SuperCharge 55W)
外部ストレージ NM card(最大256GB)
外部ポート Type-C(USB 3.1 Gen1)
サイズ 161.3 x 78.3 x 11mm → 展開時:161.3 x 146.2 x 5.4mm
重量 295g
価格 1,980ドル(約218,000円) 2,299ユーロ(約290,000円)

Galaxy FoldもMate Xもどっちもめちゃくちゃ高い価格設定となっており、まさかの20万円オーバーでMate Xは消費税を考慮すると30万円は越えるでしょうね。Galaxy Foldの方が物理的な部品が多いはずなんですがMate Xはかなり強気な価格設定といっていいかも。

まあ、次世代のスマホだから仕方ないのかもしれません。ハイエンドスマホとタブレットを2台買ったと思えば価格相応なのかもしれません。(な訳ない。)

 

どっちが使いやすそうか

どちらも使ったことも触ったこともないので使い勝手はわかりませんが、プロモーションを見る限りはソフトウェアはGalaxy Foldの方が使い勝手が良さそうな感じがしますね。

Galaxy Fold
Galaxy Fold

Galaxy FoldのOSはAndroid 9 Pieですがマルチウィンドウ機能が拡張されていて3つのアプリを同時に起動し操作することができるようになっています。つまり、Galaxy Foldならブラウザでインターネットしながら、YouTube見ながら、Twitterのタイムラインを眺めることができるのです。(贅沢。)

ただ、画面サイズは8インチとiPad miniくらいの大きさのものなので3つのアプリを起動しながらの作業は厳しそうな感じがします。

端末の完成度はMate Xの方が上のように感じます。確かにGalaxy FoldはOLEDディスプレイを2枚使っていてカメラの数も6つあるなど贅沢な感じがしますが、Mate Xは必要最低限の部品で効率的に配置しているのでシンプルで使いやすそうです。

HUAWEI Mate X
HUAWEI Mate X

どっちも良さげなんだけど個人的にはGalaxy FoldよりもMate Xの方がスタイルが格好いいかなと思っています。画面を開いた時の薄さがたまらない。で、手で持ちやすいように盛り上がっている部分があるので持ちやすそうですよね。

Galaxy Foldは画面の折り目が少し目立ってましたが、Mate Xはどうなんだろう。

いいなー。どっちでもいいから使ってみたいな。そもそも日本での発売はどうなるんだろう。Galaxy Foldは日本語サイトが一応開設されているのでそのうち発売することになるでしょうかMate Xはどうなるのかな?

発売日について

Galaxy FoldとMate Xの発売日は以下のとおりです。

  • Galaxy Fold:2019年4月26日(米国)
  • Mate X:2019年中頃

Galaxy Foldは春には世に出ることになりますが、Mate Xは少し遅れて2019年中頃に発売が予定されています。夏以降といった感じでしょうかね。そんな中、ソニーモバイルはXperiaの新型モデルを発表しており、こちらも夏ころに発売されるみたいですね。

折りたたみiPhoneは?

Appleも折りたたみiPhoneを開発していると噂されています。Appleは長らくスマホの世界を引っ張ってきた存在でしたが、折りたたみスマホの分野ではSamsungとHUAWEIに先を越されてしまいました。

とはいえ、Appleもずいぶん前から特許出願していたり開発は進めており2020年に折りたたみiPhoneが発売されるとか。まだまだ先の話ですがAppleが出す折りたたみデバイスは想像もできないようなものが見てみたいですね。

Appleは他のメーカーと違ってハードウェアとソフトウェアを一体で開発しています。これってAppleの独自性でもあり大きな特徴でもなるので他社が真似することができない部分でもあるので、その強みをもっと活かしたデバイスが登場することに期待したいですね。


関連記事

最新記事

画面上へ